『赤西蠣太』(あかにしかきた)は、志賀直哉の短編小説。1918年(大正6年)9月に『新小説』に発表。伊達騒動を下敷きにしている。1936年、片岡千恵蔵プロダクションにより同名で映画化された。テレビドラマ化は1961年、1968年、1999年の3度行われている。特に1999年のドラマは、映画版の脚本を用いて市川崑が監督をつとめた。
1936年公開。片岡千恵蔵プロダクション製作、日活配給。伊丹万作監督が撮ったトーキー映画。二枚目専門だった片岡千恵蔵が滑稽な役どころを演じ、時代劇としては珍しい風刺劇になっている。原作者の志賀直哉が見て絶賛したという逸話は有名である。赤西が付文をする腰元が「小波(さざなみ)」、老女が沖の石と改名されているほか、登場人物が主要なものを除き、海産物や海に因んだ名前になっている。
最終更新:2010年08月17日 18:06