登録日:2009/11/30(月) 16:09:03
更新日:2024/04/23 Tue 10:17:08
所要時間:約 8 分で読めます
型式番号:MSZ-006
建造:
アナハイム・エレクトロニクス社
所属:反地球連邦組織エゥーゴ(A.E.U.G)
分類:
試作機
全高:19.85m
本体重量:28.7t
全備重量:62.3t
ジェネレーター出力:2,020kw
スラスター推進力:112,600kg
センサー有効半径:14,000m
装甲材質:ガンダリウム合金
60mmバルカン砲×2
ビームライフル
ビームサーベル×2
腕部グレネードランチャー×2
ハイパーメガランチャー
シールド
宇宙世紀0087、エゥーゴと協力関係にあったアナハイム社は
リック・ディアスの完成と同時に次世代超高性能機の開発計画『Ζ計画』を発動する。
非
可変機の
百式、簡易可変機の
メタスの試作後エゥーゴの象徴たる機体として開発に着手したが、可変機構と機体強度の両立のため設計は難航した。
しかし、
ティターンズが開発した
ガンダムMk-Ⅱがある少年によって盗n(ry…持ち込まれたことによって状況は一変する。
ガンダムMk-Ⅱは機能的には第2世代MSに到達していないもの、
ムーバブルフレーム(機体を支える骨格を内包し、装甲の支持なしで機体を支えるフレーム構造)は斬新な技術であり、
可変モビルスーツに要求される機能を十分に備えていた。
また、ガンダムを強d…持ち込んだカミーユ・ビダンによるメモ程度の設計案によって開発が急速に進展。完成を迎えた(
劇場版ではこの設定は無い)。
完成したΖガンダムはウェイブライダーと呼ばれる巡航形態への変形能力を備えており、
宇宙空間から重力下まで連続運用を可能とする破格の汎用性を誇っていた。
また出力対質量比が怪物と呼ばれるレベルであり、
フルバーニアンには劣るものの、それでもUC120年代のMSにも匹敵する代物である。
ウェイブライダー自体は有人・無人問わずSFSとしても利用可能で、MSを乗せたまま大気圏突入・飛行が行える。
なお複雑な可変機能を搭載している関係上、メインジェネレーターは従来の胴体部分ではなく脚部に搭載されているという珍しい構造が採用されている。
これによって片脚が破損しても、もう片方である程度の出力が維持される。技術的にはフルバーニアンのスピンオフとのこと。
背部には「ロングテール・バーニアスタビライザー」を装備し、これ一つでAMBACとスラスターの役割を果たす。
また背部にはMk-Ⅱで試験運用されたフライングアーマーが標準搭載されており、複数のモデルが用意され状況に応じて換装が可能となっている。
非常に高性能なパフォーマンスを有する機体に仕上がったものの、その反面特殊な機体システムや構造により機体コスト高騰化、
メンテナンス性、機体挙動の鋭角的なピーキー特性により操作性の低下を招いてしまった。
操作性緩和のためか後に簡易サイコミュである「バイオセンサー」が搭載され、主に機体制御に使われている。
デザインはMS・WR形態のどちらでもカッコ良さが両立されており(Zの他の可変MSはMA形態が主役な為MS形態は異形のデザインが多く、
以降のシリーズでは逆にMS形態を重視したデザインが多い為MA形態でどこかしらに不格好な所が見られる)、評価も非常に高い。
が……その代償に「頭部が収納される胴体が空洞」という致命的すぎる構造的欠陥を抱えていて、しばしばその事をネタにされる。
因みにそのカッコ良さの両立のためデザインは相当難産だったらしく、
デザインが決定したのは放送開始直前だったため前期OPでは永野護の初期稿を元にしたシルエットが描かれている(そのため実際のΖとはあまり似ていない)。
□武装
左右側頭部に1対2門内蔵する。
Mk-Ⅱではオプション式だったのを、変形の際に頭部を収納するために内装化された。
専用の長銃身高威力のビーム射撃兵器。
銃口にビーム刃を形成し
銃剣ビームサーベルことロングビームサーベルとしても使用可能。
銃身が伸縮する。
EパックはMk-Ⅱと同じものを使用。
WR形態時には背中、MS形態での非使用時にはマウントラッチに接続(大抵シールドの反対側である右腕側に)される。
左右のサイドスカートに収納。変形時には格納部位を開いてビームガンに転用可能。
劇場版では回転させながら投擲したサーベルのビーム刃部にライフルのビームを当てて広範囲にビームを乱反射拡散させる「ビーム・コンフューズ」なる技を披露。
キュベレイのファンネルを叩き落とした。
両前腕部に内蔵された連装擲弾発射機。発射されるグレネードは誘導装置とロケットを内蔵しているため実質小型ミサイル。
普段は一回分しか装填していないが追加マガジンを取り付け発射弾数を増加可能。
代わりに変形時に干渉する為、変形するには使い切ってパージするか残弾を諦めてパージしなければならない。
何気に鬼畜誘導。通常タイプとは異なるワイヤー内蔵型を使用した事も。
WR形態時の機首となる部分。通常左腕のマウントラッチに装着される。
破損すると変形と大気圏突入機能に関わるからか異常に堅牢で、突撃した勢いがあるとはいえ
ジ・Oの装甲さえぶち破る程。
エゥーゴvsティターンズではほぼ壊れない(この作品では盾に耐久力が設定されている)
内部にジェネレーターとスラスターを内蔵した大型ビームランチャー。
ウェイブライダー形態でも下部に取り付けて運用可能。
また、ライフル同様ビームサーベルを発振できる。
ポジション的には
エルガイムと同MkIIが使用していたバスターランチャー…
だが、劇中では然程強力である様な描写はされていないどころか初陣で敵に叩き折られる等不遇。
《劇中の活躍》
カミーユが乗っていたガンダムMk-Ⅱが
ジェリド、マウアーの乗る
ガブスレイにより小破した際、
アポリーの操縦で登場しこれを撃退。以後、カミーユの乗機として活躍する。
キリマンジャロ降下作戦ではウェイブライダー形態で百式を乗せて大気圏を突破するなど、SFSの代わりとしても活躍した。
劇場版では尺の都合によりカットされている。
メールシュトローム作戦では、カミーユのNT能力とバイオセンサーが共鳴して凄まじい戦闘能力を発揮。
ビームを弾く謎のオーラ(通称:バイオフィールド)を展開して
ヤザンの操る
ハンブラビの索敵モニターに干渉してレーダーを混乱させている。
また、
グリプス戦役末期では死者の念(
フォウやロザミィ)を取り込み、謎の力で
シロッコのジ・Oを機能停止に追い込む。
更に謎のオーラを纏ってウェイブライダー形態で突撃(通称:
スイカバー)、ジ・Oを貫きシロッコを圧殺した。
スペックでは説明できない超常現象的な能力を何度も発揮したが、
これは設定ではカミーユの高いNT能力がバイオセンサーと共振し、周辺のミノフスキー粒子に作用。
バリアの展開やビームサーベルが巨大化したとされている。
死念等は精神崩壊の始まっていた彼が見た幻覚との話もあるが、精神崩壊しない
新訳Ζでも描写があるし他のNTも似たようなことをしている。
【
機動戦士ガンダムΖΖ】
戦力の大半を失ったエゥーゴは修理のされていないΖガンダムを乗せてシャングリラに着艦する。
そこでジャンク屋を営んでいたジュドーが成り行きでΖガンダムに搭乗。ヤザンを撃退した。
以降、ジュドーの乗機として幾度となくアクシズの襲撃を退けた。
途中、
ハンマ・ハンマによって頭部を破壊され、応急処置としてザクの頭部を代用し、通称『
Ζザク』が完成。
ザクの頭部のせいで何回か撃たれたが。
後に
ΖΖガンダムが完成。
頭部が修復されたΖガンダムはルーの乗機としてガンダムチームの一角を担った。
ただしΖΖよりも小回りが利くため、以降もジュドーは状況に応じてΖとΖΖを使い分けている。
最後はアクシズ内部での戦闘で
クィン・マンサと相打ちになり大破。Mk-Ⅱ共々放棄された。
その後については不明だが、一説によれば連邦軍によって回収され、他のガンダムタイプMSと同様封印された、とされる。
【バリエーション】
読み方は「ゼッツー」。
Zガンダムの発展機として開発された機体。機体性能の拡張というよりもΖガンダムのハイレベルでまとまった性能を維持しつつ、
ピーキーな性質や難儀な生産性をクリアする方向に重きを置いている。
メタスの変形システムを取り入れた結果、操縦性はΖガンダムより幾分マイルドになり生産性の悪さも改善した
(設定上コストカットの要因となっているものの、MGのΖガンダムとリゼルを作ればわかるように、可変機構の複雑性はZガンダムもメタスもそれほど違いは無かったりする)。
反面MA形態は宙間戦闘特化になり大気圏突入能力や大気圏内飛行能力はオミットされる形になってしまったが、
機体構造上クレイバズーカを二丁懸架可能になり、メガビームライフルのジェネレーター直結システムも実装することにより総体火力はオリジナルを凌駕する結果となった。
ZZガンダムの開発をアナハイムが優先したため建造直前でペーパープランのお蔵入りと化した……ハズだったが近年後付け設定で漫画やゲームに実機が登場する描写がある。
Ζは開発の時点で汎用性を求められていたのでほぼ全ての環境での運用が可能だったが、コストが高く量産には向かなかった。
そこでエゥーゴの地上組織カラバ、そして地球連邦軍はΖの低コスト化をある程度実現したΖプラスを採用した。
ニューディサイズ討伐のためにα任務部隊に配備されたC1型が有名。
その活躍は
ガンダム・センチネルに詳しい。
Ζプラス以上に低コスト化を目指した量産試作機。
オリジナルが持っていた変形機構を外付けのバックウェポンシステム(BWS)を装備した簡易変形で代替する事でコスト軽減を図っている。
しかしBWSの簡易変形は不可逆であり変形の度に投棄しなければならず、結局コストは高いままになってしまう。
その上バイオセンサーは装備しているものの当時最先端のサイコミュシステムであるサイコフレームには及ばずネオ・ジオンのNT専用機には一歩譲らざるを得ない機体になってしまった。
劇中でシャアが言った「情けない機体」とは実は「設計段階でサイコフレームの実装がなされていない
νガンダム」の事を指すが作中の会話の流れもあって色々と誤解されやすい可哀想な機体。
U.C.0093年のシャアの反乱時にアムロ大尉が使用。
量産試作機としては失敗であるリ・ガズィをワンオフレベルのカスタム機として再設計した機体。
BWSを外付けではなく一体型にすることによって簡易変形を可逆のほぼ完全変形に近いものに仕上げ武装もオリジナルのリ・ガズィに加え、
ハイパー・ビーム・サーベルに変更することにより、総体的にはオリジナルを上回っていたリ・ガズィの火力を一層盤石なものにしている。
頭部も準ガンダムタイプといえる見た目のリ・ガズィのエクステリアを完全なガンダムタイプのものに変更している。
Zガンダムタイプのモビルスーツの一つの終着点ともいえる設計で搭載されているかは不明だが、
サイコフレームが搭載されていたならばνガンダムと総合的には比肩できるレベルのスペックに仕上がっている。
アムロ大尉用に開発されたがνガンダムの実戦投入、並びに大尉の消息不明によってお蔵入りに。
その後はロンド・ベルによって運用されたと考えるのが妥当だが、公式作品にそういった描写は未だ描かれておらず、大尉と同様現在消息不明。
同じくΖプラス以上に低コスト化を目指した機体だが、こちらはリ・ガズィの反省を生かしメタス、並びにZⅡの可変機構を参考にし、
さらにアクチュエーターや内装電子機器等の規格を当時の主力量産機であるジェガンと共通規格にすることによって、
リ・ガズィの可変システムの不可逆性とコストの高騰を解決している。
主にリ・ガズィの流れを組むボックスタイプスラスターを装備した一般仕様機(スタンダードタイプ)と、
大気圏内飛行用のウイングバインダーを装備した指揮官機(コマンダータイプ)が存在する。
指揮官機はさまざまな措置や仕様変更を一般機に施すことによって「宇宙世紀90年代相当でのZガンダムのスペック」に近づけている。
なお、小説描写よりコマンダータイプはウェイブライダーではないMA形態にもかかわらず単体での大気圏突入が可能。
量産は一応の成功を治めノーム少佐の指揮官機・リディ少尉の一般機を始め多数の機体が「ガンダムUC」の宇宙世紀90年代に実戦投入されている。
余談だが、ΖΖはΖの後継機という扱いだが、その開発にΖの開発スタッフは関与していない。
Ζの開発スタッフはオプションによる汎用性を追求し
Sガンダムを開発したので本来はこちらのほうが
後継機と言えるだろう。
◇ゲームでの活躍
【vsシリーズ】
エゥーゴvsティターンズにてジ・Oと並ぶ最高コスト機体として登場。
ライフルかハイパーメガランチャーを選択して出撃することになる。
ハイパーメガランチャーは鬼畜武器として敬遠されていた(無印のみ)。
ティターンズ側でミッションを始めた場合、その恐ろしさを体験可能。
攻撃を当てても怯まない+HPが減らない上、攻撃を数回当てられると落ちる。
ガンダムvsガンダムではGP2000の中コスト機体。
ライフルとランチャーが換装式となった他、味方機が撃墜されると「体を通して出る力」が発動。
一定時間スーパーアーマー状態になり、格闘が特大ビームサーベルに変化し、WR突撃の際に現在のHPと引き換えに大ダメージを与えるようになる。
特殊格闘の変形移動で高い回避能力を有していたため、厨機体とされていた。
NEXTからは換装の廃止によるライフルモード統一、射撃チャージがビームコンフューズになった。
『体を通して出る力』が使用しなくても一定時間で解除される、などの変更を受けて火力の無い支援向き玄人機体となってしまった。
ただ弾幕量と与ダウン性能は全機体でも優秀。
EXVSではコスト2500(準高コスト)に変更。
ランチャーのリロード増大やアシスト削除など、支援機としての機能は低下したが、格闘及びグレネードが超強化。
相変わらずの弾幕も相まって、全領域万能機となった。
同コストにクロスボーンや
ケルディム等の尖った人気機体が多い中、じり貧になりやすい万能機にも関わらず一定の評価を受けている地味にスゴイ機体。
続くEXVSFBでは、格闘CSにメタス呼出を貰う。これはVSシリーズでは初の『僚機の弾数を回復する』武装。これにより援護が非常にしやすくなり、他の武装も特殊格闘以外は強くなっている。
EXVSMBでは、特殊格闘が急速変形に変更。メイン射撃からサブ射撃などへのキャンセルルートも追加された他、新システムのオーバードライブと相性もそれなりに良かった。
EXVSMBONでは下格闘のビームライフル投擲が切り抜けに、特殊格闘が百式呼出に変更。更に格闘CSのメタス呼出が自分にも適用されたため、エピオンのように武装ゲージが無い味方の場合は自分の弾数回復に役立てられる。
覚醒中は特殊射撃の弾数が2発になったが、覚醒技のダメージが減少してしまった。
【
機動戦士ガンダム 戦場の絆】
勢力戦のサマーバトル2018の報酬として登場した連邦軍の射撃型。フライトシステム持ちでコストは280
メイン武装は単発よろけでバックブラスト可能なビーム・ライフルと、硬直が重いが高威力のハイパー・メガ・ランチャー。
フライトモード時は双方とも弾数1となり、それぞれロック距離が長い1発ダウンか、貫通性能かつ広範囲高威力の1発ダウン武器となる。
格闘武装は、フライトモード時に連射可能で格闘のカットにも繋がるビーム・ガンとなるビーム・サーベルA
同形態時に高ダウン値で当たり判定の広いビーム・ガンとなるビーム・サーベルBを持つ。
武装によって立ち回りが異なり、機体そのもののクセの強さもあってか支給当時は使用率も低かったが
rev.4.26アップデートの上方修正にてメイン武装の全面的な改善に至った。しかし、今度は逆に修正が災いしてメガランチャー持ちの本機体が猛威を振るい
ただでさえ威力が高い同武装の発射遅延やリロードの短縮、実質的にフルチャージのヘビーガンダムのビーム・キャノンBが手軽に撃てる点がジオン軍側のプレイヤーを悩ませ
2019年12月のrev.4.27にて、主にハイパー・メガ・ランチャーの下方修正が決定した。
ビーム・ライフルの使用率はメガランに比べると低い傾向にあるが、格闘機体とのマンセルを組みつつ長距離の相手にはスナイプも可能なので、ポテンシャルは高い。
【
Gジェネレーションシリーズ】
シールドと変形能力を備え、グレネードランチャーやハイパー・メガ・ランチャーと武装のバランスが良く、扱いやすい。
だが、最大火力では他の主役機よりも見劣りするため、初期の作品では戦力として使い続けるよりも開発ベースとして重宝されることが多かった。
しかし、後にファンネル武器による攻撃を無効化する「ビーム・コンフューズ」の追加で戦力としての価値が上昇。
『ワールド』で惜しくも「ビーム・コンフューズ」が廃止されてしまうが、『オーバーワールド』では「ウェイブライダー突撃」が武装に追加。
長年の弱点であった火力不足が解消、特にビーム耐性のある機体との戦闘で有利になった。
『ジェネシス』ではサイコミュ武装がウェイブライダー突撃から巨大ビームサーベルに変更された。
【
スーパーロボット大戦シリーズ】
シリーズ初期の作品から登場。登場作品ごとに地形適応や主力武器の威力・射程の調整がいろいろあって、基本的に1.5軍ぐらいの立ち位置。
一方でカミーユの能力は大抵上位クラスなので、機体を乗り換えて活躍することも多い。
旧シリーズでは参戦したマップのあたりでは期待に応えられる強さであり、空をはじめとした地形適応に優れている。特に『第四次』で顕著。
しかし主人公機の中では後発に比べて基本性能の低さや武装の使い勝手の悪さが目立ち、中盤までの繋ぎ扱いになるケースも少なくなかった。
特に最強武器の「ハイパー・メガ・ランチャー」が「P武器でない」「防がれやすいビーム攻撃」「火力もさほどでもない」の三重苦。
タイトルによってファンネルと違い切り払われない、ビームコートを貫いてシールド防御されないなどの利点は一応あるのだが、
最大射程や性能や武装の使い勝手で勝る
ガンダムF91や
ビギナ・ギナ、ZⅡ(α)の影に隠れがちだった。
しかし、『α外伝』から計算式まわりの大きな変化もあり、最初から最後まで使いやすくなってきたほか、
原作最終盤で見せた「ウェイブライダー突撃」、『第2次α』からの「ハイパー・ビーム・サーベル」と、ニュータイプ能力による攻撃が武装に追加。
特に『第3次α』では「ハイパー・メガ・ランチャー」に全体攻撃版が追加、火力不足もSPモードの15段階改造なら逆にトップクラスの火力を得る。
魂の力を体現するボスキラー的な性格を得たのであった。
『Z』シリーズ以降は特殊能力「バイオ・センサー」、←と同時に発動する「サイコ・フィールド」、ALL武装「ビーム・コンヒューズ」が追加された。
このあたりからMS系主役機が気力も重要、という流れを生み出している。
破壊力はあるが上位武装に対して、下位武装が弱くなりがちなのがネック。
【
機動戦士ガンダム バトルオペレーション2】
2020年3月に実装された。コストは前人未到にして、6月に入った今でも唯一の600コストスタート。
基本性能は優秀の一言。耐久力が高くスピードもトップクラス。格闘威力こそ
ガンダムMk-Ⅱには劣るもののあっちがコスト不相応に高いだけなので…。それに汎用機としては珍しくビームサーベルの他にロングビームサーベルも装備できる。威力はサーベルと変わらないが独特のモーションとリーチに優れ、奇襲に使っても刺さる事が多い。格闘武器2種はコンボや回避狩り等できることをかなり増やしてくれ、単に火力が高いだけよりも評価する熟練者は多い。
射撃も優秀でEパック式専用ビームライフルの弾数が6発と多く射程が長い、当然当たれば即「よろけ」を取れる。副兵装のグレネードは蓄積「よろけ」が取れ、的確に当てれば強襲機の持つマニューバアーマーを貫通して止めることができるだろう。ただしクールタイムが長いため射撃"だけ"で完結するほどの性能はない。一部を除いた他の汎用機同様、射撃でよろけを取って格闘で削る運用が前提となる。
何よりの特徴は「変形」機能。多少の隙があるのとブーストゲージを大量消費するため多用こそ難しいが、緊急時の離脱や死角からの奇襲等運用の幅が非常に広い。またスキル「バイセンサー」を搭載し、HPが30%を割ると自動で発動。機体にオーラを纏い攻撃力、防御力、スピードが全てアップする。この時の性能は凄まじいの一言ではあるが、これが発動する=HP30%未満というのが問題で、一度捕まれば一瞬で蒸発するHPしか残っていない。これを前提に運用するのは辞めたほうが良く、あくまでオマケと捉えるのが良い。これらも含めて、コスト600に相応しい高性能な機体となっている。惜しむらくはカウンターモーションがMk-Ⅱのような専用(のカッコイイ)モーションを与えられず、しかも発動後の追撃がし辛いモーションにされたことか。
また、ほぼ宇宙で戦っていた原作と異なり「宇宙適正」を持っていない。勿論出撃できないわけではないがこのゲームは地形適正の恩恵が凄まじく、殊更宇宙では適正を持っていない機体は余程のことがない限り選択肢から外れる。Ζガンダムも例外ではなく、同じく高コストの宇宙環境機体であるジオングやフルバーニアンにはかなり不利が付く。(あちらはコスト550なのに…)特にこれらは機動性で勝り射撃兵装が極めて優秀なため、Ζの得意な格闘レンジに持ち込む事にも苦労するだろう。一方で2020年5月に実装された新ステージ「廃墟コロニー」に限っては、狭い地形がこの格闘レンジに持ち込みやすく、同時期に入った非宇宙適正の底上げバランス調整も相まってフルバーニアンとは互角、ジオングに至っては有利が付く。
総じて、地上戦に限れば極めて高いバランスで纏まった万能機である。ただし"できることが多い"、"なにをやってもそこそこできる"代償として"絶対的に有利"な状況がなく、相手に有利を押し付けるような戦い方は不向き。臨機応変にその時できることを熟す事を要求されるという意味で熟練者向けの機体に仕上がっている。
【
ガンプラ】
1/144、1/100、1/60、HG、HGUC2種、RG、PG、MG2種と様々なスケールで発売。
人気作品の主役機ともあって人気自体は非常に高いのだが、問題はデザイン時点で完全変形を考慮されておらず、ウェイブライダー形態はあくまで"それっぽい"説得力を与えられたに過ぎない。
故にパーツ差し替えが前提になったり、プロポーションが犠牲になったり、耐久性に難を抱えていたり等…バンダイ立体化部門の苦労の程が見て取れる。
近年では技術の進歩でそれらのデメリットが徐々に緩和されており、人気の機体故かはたまたバンダイのプライドか、
最新技術を惜しみなく投入されてはバージョンアップを繰り返し、結果としてバンダイの技術進歩が良く分かるプラモデルとなっている。
MGのVer2.0は数量限定、RGではプレミアムバンダイ限定でアムロ専用3号機も販売されていた。
1/144と1/60は変形しないがプロポーションは良好。
1/100は差し替え無しの完全変形を実現した代物だが、その代償として全体的にずんぐりしておりプロポーションは非常に悪い。
それでも当時としては驚異的な代物ではあった。
HGはウェイブシューターと呼ばれる形態に変形。
HGUCでは初期、Ver2.0共に差し替え式の変形により劇中のイメージに近い薄さを実現。
MGでは初期、Ver2.0共に差し替え無しのほぼ完璧な変形を実現しているものの、
初期のキットは合わせ目が目立ちまくりな上に可動範囲も狭く、
変形の際にロック機構を有していないので保持力が非常に弱い。正直お勧め出来る代物ではない。
後にカミーユのフィギュアが付いたメッキコーティングVerも発売された。
ただしアンダーゲートになっていない為、ゲート跡が目立ちまくりなのが残念。
Ver2.0では大幅に改善され、合わせ目がほとんど目立たない構造になっているだけでなく、
変形の際にロック機構が搭載されたので抜群の保持力を誇る。今買うなら断然こちらをお勧めする。
RGは数多くの良キットを有する同シリーズの中でも、数少ない地雷キットの1つ。
史上初となる1/144での完全変形を実現したのだが、その代償として関節部が非常に脆くなってしまっており、
ちょっと手足を動かすだけでも常に破損の恐怖が付きまとう程。
プロポーションは悪くないので普通に飾って置いておく分には問題無いのだが、
ガシャガシャ動かして遊ぶのには全く向いていない。
幻の機体
【フルアーマーΖガンダム】
SD仮面が悪いんだよ!
追記は力なんだ…修正は、このwikiを支えているものなんだ!
- ガンダム無双のムービーではゴッドフィンガーを体当たりで相殺してたけど、実際はZが吹っ飛ぶと思う・・・・・ -- 名無しさん (2013-08-08 23:30:23)
- 謎バリアがあるからわからんぞー -- 名無しさん (2013-08-08 23:34:24)
- エマのストーリーだとカミーユに今は敵だと言うエマ→仕方ないと構えるカミーユのZだが例のハイパー化の時のオーラ出して、ちょっと待て!?と慌てた記憶がある。 -- 名無し (2013-08-12 10:46:45)
- ルーが搭乗した時も武者ガンダム戦で例のオーラが出ていた。撃破後にZZをぶら下げたまま飛行できたのもこれの影響かな? -- 名無しさん (2013-08-12 12:37:37)
- 設定やパワーがどれ位なのか作品自体がニュータイプ描写や会話の為の抱きつきシーンとかで微妙になってる感じ、一番苦戦してたヤザンのハンブラビはハイパー化したら瞬殺だったが劇場版ではその直前に背後にとりついて銃床の突起でガツン、ガツンと殴り付けてたのが地味に印象に残った。 -- 名無し (2013-08-12 15:20:32)
- カミーユ種死世界転位ネタのSS見たがゼータが途中で結果的にサイコ・フレーム搭載して宇宙に出たらコロニーをHBSで切り刻むわ、敵エース級をものともしない、カミーユのとんでも能力で戦闘続ける連中が死者にすら出会えてやり直しを決意するわでゲストらしく一歩引きながらも大暴れだった。 -- 名無し (2013-10-08 04:57:59)
- 戦術ユニットでありながら戦略的な役割もこなせる傑作機。特に大気圏突入時自由に行動できるので七面鳥撃ちができる -- 名無しさん (2013-10-25 12:35:46)
- ↑Zの試作機に当たるフライングアーマー使ったマークⅡで大気圏降下中にカミーユがやったな、「こんな一方的な戦闘は卑怯だ」とかで作中確認された限り二機で止めにしてた。 -- 名無し (2013-10-25 23:20:44)
- なにげに長いことVSシリーズに出てるのに弱かった時代がないめずらしいやつ -- 名無しさん (2013-10-26 05:40:15)
- 初代「安定してるし(震え声)」 -- 名無しさん (2013-10-26 06:29:39)
- ホントに初可変ガンダムだからか新作ガンプラ出すたびに変態技術が惜しげもなく投入されてるよな
-- 名無しさん (2013-10-26 09:03:25)
- 単機で大気圏突入・大気圏内飛行が可能 増設ブースターさえあれば突破も可能
デッドウェイトにならないようにMS、WR時問わず使用可能なビームライフル・サーベル兼用のビームガン・ハイメガ
変態企業アナハイムのお家芸であるスラスターはテールバインダーとなってMS、WR時共に高い機動性と機体各所のアポジモーターの削減に成功
変形時ほぼ全てのスラスターが機体後方に集まるために生まれる圧倒的な推力
どうみても反則だよなこいつ…
弱点ったら
機体がピーキーすぎるから操縦できる奴がそうは居ない
シールドが無くなると大気圏突入不可
メカニック泣かせの複雑な機構かな? -- 名無しさん (2014-01-04 03:23:30)
- ↑弱点についてはシールド無しでの大気圏突入不可能な弱点はフライングアーマーを多少改良すれば良いだけと思うし元々一部エース級専用で操縦性はそうなるのが当然、アーガマのメカニックはアストナージだから整備については心配無いと……弱点あって無きが如しだ……。 -- 名無し (2014-01-12 11:47:43)
- ランチャーの威力がそれっぽく描写されたのって、34話でマラサイに撃ったビームがMS1機を軽く飲み込むくらい太く、消滅や溶解の表現で消した威力だったくらいだ。 -- 名無し (2014-02-09 23:50:31)
- 小説版で詳しく明記されてないが、コロニーレーザーの発射場面で片腕無くした状態で少なくとも余波は喰らってたのに無傷は何気にユニコーンガンダムびっくりだった。 -- 名無し (2014-02-17 13:28:08)
- そういえば疑問なんだけど、なんでZだけがビームコンフューズを使えるの? -- 名無しさん (2014-05-07 17:28:39)
- Ζだけが使えるわけではないだろう。サーベルやライフルの基本原理は同じはずだから、やろうと思えばネモでもディアスでもマラサイでも使えるのではないか?ただ、飛んでくるファンネルを感知し、それに対して冷静にサーベルを回転させながら投げ、しかもその刀身を正確にライフルで撃ち、メガ粒子を拡散させて迎撃する、という一連の流れを思いついて、さらに完璧に実行したのがカミーユだけだった、というのが正しいんだろうと思うぞ -- 名無しさん (2014-05-07 18:05:03)
- ↑テレビ版で見えてはいたが、あせり過ぎなカミーユは試しにライフル撃って外れたが、反撃はしっかりシールドで防いでた。ラスボスがハマーンだったらカミーユが徐々に慣れるかエマの魂に焦り過ぎと言われて普通にライフルでファンネル落とす展開あったかもで見たかったが、バイオフィールド出たらファンネルじゃ歯が立たんから省略されるかも -- 名無し (2014-05-15 21:10:35)
- 試作機故に頻繁に部品が更新され、無数のバージョン違いがあるとされる。大きく分けて初期型、中期型、後期型に分かれ、後半になるほど整備性が向上している。 -- 名無しさん (2014-05-28 19:21:28)
- こいつ最大の弱点ってパーツの生産費用じゃないかな。量産機じゃないからパーツが高いのに被弾損傷しやすいし -- 名無しさん (2014-06-24 10:26:39)
- 素晴らしいデザインだよなぁ。種とか00のガンダムしか興味ないうちの子だけど、Zはかっこいいって言うくらいだもん。 -- 名無しさん (2014-06-25 20:39:00)
- ↑2主に操縦のピーキーさと整備性の極悪さは弱点だろう。あとグリプス戦役後期ぐらいから火力不足も見え始めたな -- 名無しさん (2014-07-18 18:55:57)
- 正直、機体がピーキー過ぎるってのは主人公機である以上しょうがないだろうな。整備性の悪さとコストパフォーマンス、そしてオカルトパワー使っちまうことじゃない(パイロットが制御できないって兵器としての信頼性は最悪じゃ・・・)? -- 名無しさん (2014-07-18 19:59:30)
- 未だにあの変形機構が慣れん。複雑すぐるでしょう。 -- 名無しさん (2014-07-18 20:22:00)
- ファーストのデザインは流石に古い、とアレンジを繰り返しているのに対し、ほぼ当時のスタイルのままでも現代でもカッコいいデザインと後発作品の変形機体の多くが殆どこの子と同じというオーパーツなデザイン。 -- 名無しさん (2014-08-11 14:39:13)
- ↑当時ムーバブルフレームとガンダリウムγが無かったら実現出来なかったであろう機体という意味じゃ確かにオーパーツだわな。 そしてその設計の素性の良さから後の世にもZ系機体として長く愛される事に。 -- 名無しさん (2014-08-11 15:13:38)
- 少なくともリゼルまで開発されるあたり傑作機だよな -- 名無しさん (2014-08-11 15:40:54)
- ↑2 Z系列の機体のパイロットをZ乗りと呼んでエースのように扱われるくらいだしな・・・ -- 名無しさん (2014-08-11 20:03:55)
- 主人公機の中でも一番カッコいいかも。あのフェイスとカラーリングにシャープさと可変がいい。 -- 名無しさん (2015-02-15 14:20:15)
- いまだに色褪せぬイケメン顔 -- 名無しさん (2015-02-15 17:28:53)
- Z乗りで編成されたエース部隊ってのは凄いロマンを感じる -- 名無しさん (2015-03-04 00:42:01)
- コンパチヒーローと相性がいいのに意外とメインで登場してない -- 名無しさん (2015-03-27 17:30:23)
- 30年前のデザインとは思えない斬新さ。 -- 名無しさん (2015-06-17 20:55:17)
- ZガンダムはGジェネでも活躍できるけど、同世代のキュベレイやジ・Oは他の機体の劣化になってしまう。武装の差が大きいのか。 -- 名無しさん (2015-06-21 00:46:11)
- HGUC組んだが出来が凄かった。今のキットに劣ってないんじゃあないの -- 名無しさん (2015-09-05 15:55:47)
- Zザクは頭部の動力パイプが干渉して変形は不可能だが、頭部がジムならZジムとしてまだマジだったかも。ジムⅡの頭部なら全天周囲モニターに対応可能だし。 -- 名無しさん (2015-12-05 18:06:59)
- ↑それはもはやリゼルではないの? -- 名無しさん (2015-12-16 23:45:29)
- Ζ系が操縦難度高いのはMSと戦闘機両方の操縦技術を高レベルで持っていなければいけないからなんだよな。ユウ・カジマ等一年戦争前からのベテランなら逆にあっているかも -- 名無しさん (2016-08-08 21:14:38)
- 疑問に思ったけどなんでΖってマクロスのバルキリーみたいにシールド無しで機体本体のみで可変できるようにしなかったのかな? -- 名無しさん (2016-08-08 21:18:27)
- ↑1それはおれも思ったw同じように盾なしだと変形できないのちのいろんなガンダムにも。ウイングガンダムなんて基本一人でゲリラ用だからなおのこと盾なしでは変形できないってやばいような -- 名無しさん (2016-08-08 21:51:34)
- ↑2大気圏突入という機能を優先した結果ああなったんじゃない? -- 名無しさん (2016-10-11 11:35:59)
- デスティニーガンダムと色合いが似てるよね これも何かの運命なのか? -- 名無しさん (2016-10-22 00:40:18)
- ↑ディスティニーがZのカラーリングを参考にした説。というかバックバインダーが赤い縁取りの黒で、肩が青いトリコロールのガンダムならなんだかんだZっぽい印象は感じると思うよGP01fb然り -- 名無しさん (2016-10-22 00:46:50)
- メガランチャーサーベルモードをハイパーでやれば劣化イデオンソードクラス(正式には「頭頂高18mの世界」版イデオンソードポジション) -- 名無しさん (2016-11-29 17:39:52)
- ガンダムバーサスでコスト500(従来通りだと3000相当)に上がってるな。まさかZZも追い抜くとは。 -- 名無しさん (2017-01-21 23:47:12)
- GP01Fbより推力低いと言われてるけど、実は数字のは足と腰メインスラスターだけで、テールバインダーとフライングアーマーとかの数字が含んでないものだったりする -- 名無しさん (2017-05-04 13:20:27)
- スパロボVのZは真価を発揮できるようになるまでが長過ぎる…。35話でカミーユ加入、その次の36話でやっとバイオセンサーとウェイブライダー突撃が追加だし -- 名無しさん (2018-06-05 23:09:59)
- 「可変機構の複雑性はZガンダムもメタスもそれほど違いは無かったりする」の部分、メタスはかなり簡易的(腰の部分を詰めるが手足はそのまま曲げてくっつけるだけ)だったのに、ZIIで何故かZの胸部変形と腕の収納を取り入れちゃったせいで一気に複雑化したんだと思います。 -- 名無しさん (2018-09-03 00:19:57)
- プレバンで0088版ゼータが出るが、通常版との違いが間違い探しレベル。 -- 名無しさん (2018-09-03 13:37:16)
- こいつの後継機って装備的に攻撃力重視なのが多いけど(スペリオルとか)プルトニウスは逆に防御力重視の装備になっているね。 -- 名無しさん (2018-09-22 19:52:18)
- 手軽に可変できてブンドドできる完成品が欲しいな。可変戦士はずいぶん前出し -- 名無しさん (2020-01-27 22:23:12)
- ヒーロー戦記だとメガバズーカランチャーが必殺技にあった。百式のアレだけど全体攻撃技で拡散メガ粒子砲系グラだが演出がビームの射線がぐるんぐるんしてるというとんでもないもの -- 名無しさん (2020-04-20 09:27:52)
- あんまりバルカン使った印象がない -- 名無しさん (2020-04-21 00:59:50)
- プロモーションて。プロモーションて。。。 -- 名無しさん (2020-04-21 01:10:32)
- 劇場版の決戦で、グレネードを発射しながら接近、回し蹴りでジ・Oのサーベルを蹴り飛ばす→スイカバーの流れはとてもよかったな。 -- 名無しさん (2020-06-03 10:58:58)