KAMEN RIDER memory of heroez

登録日:2020/11/24 Tue 03:03:03
更新日:2021/01/06 Wed 12:58:03
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紡がれる


KAMEN RIDER memory of heroez



KAMEN RIDER memory of heroezとは、バンダイナムコエンターテインメントより2020年10月29日に発売のゲームソフト。
対応ハードはPlayStation 4とNintendo Switch。




◆概要◆


近年の仮面ライダーゲームは『仮面ライダークウガ』から始まる平成ライダー作品全てが参戦していたが、
本作は『仮面ライダーW』、『仮面ライダーオーズ/OOO』、そして最初の令和ライダーである『仮面ライダーゼロワン』の3作のみとなっている。

また、「物語」を1つの大きなポイントに据えて力を入れており、フルボイスで展開されることから、
同じシリーズに登場していたキャストでテレビ版同様のオリジナルキャストとゲーム独自のキャストが混在してしまった場合、大きな違和感が生じてしまう可能性があると考えた制作陣の意向で、
仮面ライダーゼロワン以外のキャラクターは本作オリジナルの声優が担当している*1

タイトルロゴも「M:上下反転したダブルのライダーズクレスト」「D:オースキャナーの意匠」「memory of heroezの中の3つのO」「heroez*2:ゼロワンのZ&zeroのアナグラム」と3作品の要素が込められている。



本作の特徴として、フォームチェンジと同時に攻撃を繰り出すチェインアクション、Wのメモリガジェットやオーズのカンドロイドを使ったガジェットアクションがある。
L1ボタンを押すと時間遅延状態でフォームを選択することができ、瞬時に状況に合わせた形態に変身できる。
チェインアクションを行えばコンボが途切れることなく攻撃を続けられるだけでなく、組み合わせ次第では様々な戦法を編み出すことも可能。
色々なフォームを試してみて自分だけのチェインルートを探してみるのも本作の楽しみ方の1つである。

(例:Wの場合)
ヒートメタルで敵を吹っ飛ばす。

ルナジョーカーで吹っ飛ばした敵を引き寄せる。

ヒートジョーカーで引き寄せた敵を殴りまくる。

他にも、敵の攻撃を見てサイクロンメタルやラトラーターに変身して攻撃を回避する、という芸当も可能。


攻撃には弱攻撃・強攻撃・固有攻撃・必殺技がある。また、キャラによってはジャンプボタン長押しからの飛行や特殊移動アクションなどが使用可能。
弱攻撃以外のアクションはRP(ライダーパワー)ゲージを消費する。回避でも消費するがステップ範囲は広くないため、タイミングを見て使わないと無駄撃ちした挙句に被弾するので注意。
RPゲージはゲージ消費技以外のアクションをしているとすぐに回復する。

必殺技はEXゲージがたまっていると使用可能。必殺技は形態ごとに設定されている。
また、解禁されていれば究極形態への変身も可能。
究極形態ではEXゲージが減少していき、その間であればRPゲージの消費なくアクションが実行できる。必殺技はゲージ残量関係なく使用可能だが、放つとその時点で解除される。
なお、極一部ではあるが、バトライドウォーと違い究極形態が存在しないキャラはそもそも実行不可

また、スキルゲインという成長要素があり、敵を倒していると入手できるエネミーコードを消費することでフォームごとに能力をアンロックできる。解放枠は各4つ。
解放される能力は攻撃力や防御力アップ、RPゲージの最大量増加、チャージ機能の追加、特定アクションの強化などがあり、フォームによって成長の方向性は様々。

アクセラレイターという装備品があり、各キャラ1つずつ装備可能。
設計図を入手し、エネミーコードを消費することで作成できる。
もっぱら何かを少し上げるか大きく上げる代わりに何かが下げる、と言った効果が多い。
バトライドウォーでもおなじみの、EXゲージが常時フルのアクセラレイターもクリア後に入手できる。しかもRPまで常時フルになるので、無限飛行も可能。

イベントではマシンタービュラーやマシンスプラッシャーでテラードラゴンやアノマロカリス・ドーパントを撃破するミニゲームが発生したりする。

また、原作のOP曲やBGM、挿入歌を全60曲収録した『Premium Sound Edition』も発売。
楽曲リストから戦闘時や探索時、フォームチェンジ時に流れるBGMをカスタマイズできる。
フォームチェンジや必殺技で音楽が変わり原作の気分で戦えるのはもちろん、イベントでも原作曲が流れるため価値が高い。(例えばミュージアムの幹部の登場の際に原作通り「華麗な一族」が流れる。)
参戦作品を絞っただけあって収録曲数はかなりのものなので、原作の雰囲気を存分に味わえること請け合いである*3
デザインアートコレクションも収録されており、キービジュアルや設定画、本作に関わった人たちのスペシャルコメントが見られる。

本作のテーマソングは「Over Again」
アーティスト、作詞、作曲編曲は『W』の主題歌「W-B-X ~W-Boiled-Extreme~」と同じ面子が担当している。
また、OPムービーは『W』の夏映画『仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ』の監督を務めた坂本浩一氏が担当しており、これでもかとばかりにWのアクションを魅せまくる。
これもう完全に『W』のゲームじゃね?

新規の怪人はそれぞれ当時のデザイナーである寺田克也氏、出渕裕氏が担当している。

なお、ボスキャラに対しては最後に必殺技を叩き込んで締めるのだが、基本形態に戻ってとどめを刺すのがデフォルト。
例え最強形態で倒しても基本形態に一旦戻る。


◆ストーリー◆


「アイダ博士を探して」
SOUKAKARETAITTUUNOTEGAMIGA
そう書かれた一通のメールが風都の鳴海探偵事務所に届いた。
メールの最後に書かれた数字が地図座標を示していると突き止めた左翔太郎は「セクターシティ」に辿り着く。

セクターシティは正体不明の未知のエネルギー「コアエナジー」が溢れ出す島で、
世界のエネルギー供給を担う重要な島として重宝されると共に、
コアエナジーにより栄え、毎年多くの観光客が訪れる観光島となっていた。

しかし、島に行き着いた彼が目にしたものは、
観光島と呼ぶにはあまりにも無残で、変わり果てた島の姿だった。
さらに、Xの文字が刻印されている戦闘員の姿も……。

セクターシティのナビゲートAIである「アイ」から島の調査の依頼を引き受けた翔太郎は、
やがて合流するオーズやゼロワンと共に事件の真相の解明に立ち向かうことになる。




◆登場キャラクター◆

【仮面ライダー】



【登場フォーム】
サイクロンジョーカー、ヒートジョーカー、ルナジョーカー
サイクロンメタル、ヒートメタル、ルナメタル
サイクロントリガー、ヒートトリガー、ルナトリガー
サイクロンジョーカーエクストリーム

左翔太郎フィリップが変身する2人で1人の仮面ライダー。
OPでの戦いの際にメモリを失ってしまい、最初のうちはサイクロンジョーカーにしかなれない(サイクロンメモリ回収まではWにすらなれない)。
ストーリーを進めることで失ったメモリが見つかり、使えるフォームが増えていくことになる。

素直な挙動で癖が少ない近距離戦法型のジョーカー系、広範囲・高火力の攻撃を繰り出す中距離戦法型のメタル系、遠くからの銃撃が可能な遠距離戦法型のトリガー系と、
各フォームでの役割がしっかりしており、最初に操作するだけあって初心者にも扱いやすいライダー。
また、サイクロンは機動力、ヒートは火力・ガード攻撃力、ルナは攻撃範囲を強化するものが多い。
遠距離攻撃を防ぎながら移動できるサイクロンメタル、素早く高い攻撃力を叩き込めるヒートジョーカー、ガードを破壊することに長けたヒートトリガーなど、亜種形態もなかなか使いどころが多い。


サイクロンジョーカーエクストリームはオールレンジ高火力アタッカーになり、如何なる状況でも平均以上の活躍ができる。
ただし、ルナメモリを取り戻すまではビッカーファイナリュージョンとビッカーチャージブレイクは使用できない。

サイクロンジョーカーゴールドエクストリームは終盤のムービーのみの登場となっている。
全然ゴールドには見えないけれど。



+クリア後の特典
仮面ライダーW ファングジョーカー(声:内山昂輝(フィリップ)、細谷佳正(翔太郎))

Wの形態の中で唯一フィリップの身体をベースにして変身する姿。
フィリップがエクストリームになるけどセクターシティにいないため、ストーリーには登場しない。
2週目以降に使用可能になり、フィリップの戦闘ボイスを存分に聴ける。

残念ながら『風都探偵』に登場したファングトリガーには変身出来ない。



仮面ライダージョーカー(声:細谷佳正)

翔太郎が単独で変身する仮面ライダー。
ジョーカー以外のガイアメモリが無い、もしくはフィリップが不在の時はこの姿に変身する。
別キャラ扱いであり、任意にこの姿で戦うことも可能。

Wのサイクロンジョーカーとヒートジョーカーのモーションを流用しているので癖が少なく扱いやすいが、
当然ながらフォームチェンジが無いので後半になると物足りなさを感じてしまうかも。
格闘能力を強化するメモリだけあって、弱攻撃をほぼ隙なく叩き込める。
必殺技のライダーキックは左手首のスナップといった仕草も含めて原作再現度がかなり高いので必見。



仮面ライダーオーズ(声:鈴木達央)


火野映司が変身する仮面ライダー。
コアメダルを失って変身できなくなっていたが、コアエナジー製*4のタカ、トラ、バッタのコアメダルを偶然拾ったことで変身できるようになった*5
コアエナジー製のコアメダルを使用しているからか、タトバ以外のコンボに変身しても負担は無いらしく、問題なく戦えている*6
その為か、バトライドウォーにあった変身制限は一切なし。
ストーリー上では中盤までオーズしか操作できないというシーンが何度かある(ライダーの使用制限が解除される2週目でも同様)。

ガタキリバコンボはハイジャンプ、ラトラーターコンボは高速移動、サゴーゾコンボはガード、
シャウタコンボは水中移動、タジャドルコンボは飛行と、固有アクションが数多くある。
弱攻撃の締めが上に跳ね飛ばす攻撃であるため、形態によっては追撃を空振ってしまうことがままある。
ちなみに、ラトラーターの高速移動は同等の能力を持つのが他にはアクセルトライアルのみと貴重な能力で、発動中は時間の流れが遅くなる上に素早く動けるという便利なもの。

プトティラコンボは冷気で敵を凍結、テイルディバイダーによる広範囲攻撃、さらには飛行可能と、色々とやりたい放題。
コアエナジー製のコアメダルだからか、暴走したりグリード化したりする様子は特に無いようなので、存分に暴れ回ろう。

ブラカワニコンボはストーリーには登場せず、2周目以降に使用可能になる。

更に、終盤では本作独自フォームとして「COMPLETE SELECTION MODIFICATION オーズドライバー」で新たに設定されたムカチリコンボを使える。
最後に使えるようになるフォームなだけあって、毒や気絶の付与などえぐい能力の持ち主。


仮面ライダーゼロワン(声:高橋文哉)

【登場フォーム】
ライジングホッパー、フライングファルコン、シャイニングアサルトホッパー、メタルクラスタホッパー
仮面ライダーゼロツー

飛電或人が変身する仮面ライダー。
事故のニュースにAIロボットが映っていたことから、その調査のためにセクターシティへやってきた。
元お笑い芸人であることからパーティーのムードメーカー的存在となっており、何気にアンクとの絡みが多い。

Wやオーズと違い、上記のフォーム全てが最初から使用可能で、何とTV本編の終盤に登場した仮面ライダーゼロツーにまで変身出来る。
本作の発売時期的に相当ギリギリになって入れられたと思われる。スタッフGJ。

ところで、上記の変身形態をよく見てほしい。ハイブリッドライズが1回変身してから中盤までプログライズキーを奪われ、漸く再登場したらデータをコピーされて以降変身する機会皆無だったフライングファルコンのみなのだ。
他のハイブリッドライズはなく残るは上位形態という謎采配。まあ、他のフォームが差別化しづらいせいかもしれない。
ゼロワンで唯一飛行能力を持っているなど他の形態に比べて性能が劣っているわけではないため、原作の分まで思う存分使ってあげよう。
高い防御力や継続ダメージ攻撃のメタルクラスタホッパーやワープキックや全方位攻撃、ビット攻撃など特殊な技が多いシャイニングアサルトホッパーなど、フォーム数は少ないながらもなかなか多芸。

もちろん必殺技の演出もしっかり再現されている。
ゲームとの相性はバツグンで、是非ともボス戦でのトドメとして決めたいところ。

なお、『ゼロワン』からのキャラは彼のみであり*7、登場がかなり遅かったり、本作で唯一の本人ボイスであることも相まってほぼゲスト扱い。
また、或人役の高橋氏曰く、本作の声の収録は発売のほぼ1年前(TV本編の撮影がまだ序盤だった頃)に行われたとのことで、そのため演技が今と比べると若干初々しい印象が強い。



仮面ライダーアクセル(声:古川慎)

【登場フォーム】
アクセル、アクセルトライアル、アクセルブースター

照井竜が変身する仮面ライダー。
何と主役ライダーであるゼロワンを差し置いて先に参戦する。
照井さん振り切りすぎです。

通常アクセルにはフルスロットルモードがあり、この状態の時は攻撃技が変化する。使用中はRPゲージが減少し続ける。
バイク形態はフォームチェンジ攻撃でその姿を見ることができる。
アクセルブースターになると飛行能力を得られ、縦横無尽に空を翔けることができる。ブースターへの変身時間制限はなし。

アクセルトライアルの必殺技はボタン連打しないと攻撃が止まって失敗してしまうというやや癖のあるものだが、
最後まで決めると攻撃開始から約10秒でフィニッシュするという芸細。



仮面ライダーバース(声:斉藤壮馬)

【登場フォーム】
バース
バース・デイ

後藤慎太郎が変身する仮面ライダー。
仮面ライダーゲームで後藤さんが変身するバースは何気に珍しかったりする。
照井と行動出来てちょっとテンションが上がったりしている。

CLAWsによる攻撃技が豊富で、カッターウィングで飛行もできるが、攻撃技にやや癖があるので慣れが必要。
後、カッターウィングを投げつけて攻撃したりもする。
バースバスターの性能が割と高めのため、遠距離からチクチク攻めてやろう。
また、フォームチェンジは最強形態であるバース・デイしかない。

バース・デイは全体的に強化されており、固有攻撃のブレストキャノンショットが強力。
半面、ジャンプ力が下がっている上に着地の隙が大きく、飛行もできなくなるのが難点。



+終盤のサプライズ
伊達明が変身する仮面ライダー。
発売前は存在が伏せられており、作中でも終盤に登場というまさかのサプライズ枠だった。
先にデザインアートコレクションを見て盛大にネタバレを食らった『Premium Sound Edition』購入者は泣いていい。

見た目はバースとほぼ同じだが、変身者が異なる上にCLAWsはクレーンアームとブレストキャノンのみなので、使い勝手はかなり異なる。
バースバスターは強攻撃で使用し、空中に跳ね飛ばした相手への追撃に便利。
使えるCLAWsが少ない分、体術が多いので、人によってはバースよりこっちの方が使いやすいかもしれない。
ドロップキックやボディプレスといったプロレス技を駆使する辺り、さすが伊達さんである。
バースデイになれないため、フォームチェンジが全く機能しない。





【仮面ライダーの仲間たち】


アンク(声:吉野裕行
お馴染みオエージの相棒にして鳥系グリード。
コアエナジーの詰まったセルメダルの山を割れたタカコアメダルがとりこんだことによりまさかの復活。
今回は終始怪人態というちょっと珍しい状態。初登場時のみ右腕だけの姿も見せる。
いい人ぞろいのライダー一行の中ではいつもの憎まれ口がいつも以上に目立つ。
ぶっちゃけ、戦闘に参加せず原作のようなメダルの選択もないためにぎやかし担当である、のだが…?

鳴海亜樹子(声:小松未可子
翔太郎たちが所属する鳴海探偵事務所の所長で照井の嫁。姿は映らず声のみだがまさかの登場。
ハイテンションな発言の数々は風都のライダー達を脱力させた。
一方で素直にいじらしいヒロインらしい発言も。




【敵キャラクター】



『仮面ライダーW』より

ナスカ・ドーパント(声:石川英郎
蘇った風都の男。流石に翔太郎も動揺を隠せなかった。
ただし生き返させられ好きなように使われることは本人としてはかなり不本意だったようで最後は自らビルから転落した。
ダブルを待ち受ける最初のボス。ヌルゲーと思って殴りかかったダブルを容赦なく一刀両断する。

◇スミロドン・ドーパント(声:赤羽根健治)
Wを迎え撃つ第2の幹部。
どうもミックのスミロドンとは別の存在らしい。ミック生きてるしね。
因みに幹部にしては珍しく再登場しないボス。

タブー・ドーパント(声:佐藤聡美
今回はタブーのみとなる園咲家の長女。
廃棄物処理セクターのライダーたちを強襲するが復活したゼロワンに返り討ちにされる。
終盤の荒野セクターでもWを待ち構え驚異の戦闘力を発揮したがそこに…?

クレイドール・ドーパント(声:M・A・O)
園咲家の次女にして若菜姫。
フィリップと仲たがいしジョーカーにしかなれない翔太郎を襲ったがアクセルに倒される。しかし、クレイドールの能力で復活。
再びジョーカーを襲ったが翔太郎がフィリップと和解したため再びWに変身されてしまう。最後はエクストリームによって倒された。

テラー・ドーパント(声:宝亀克寿)
かつての園咲家の家長。
蘇生の恩義や園咲家の悲願であるガイアインパクトのために黒幕に協力する。
最後は荒野セクターでWに敗れ来人の名を叫びながら死亡した。

マスカレイド・ドーパント(声:城岡祐介、三野雄大、田邊幸輔)
雑魚戦闘員枠。黒と白の2種類どちらも登場。
湯水のように出てきては倒される。
武装したりエネルギーをまとった個体もおり意外と苦戦することも。

マグマ・ドーパント(声:菅沼久義)

◇バイラス・ドーパント(声:佐藤聡美)

バイオレンス・ドーパント(声:三上哲)

◇ビッグ・トライセラトップス


◇ビッグ・アノマロカリス

◇ケツァルコアトルス・ドーパント

◇テラードラゴン

仮面ライダーエターナル(声:中村悠一
またまた復活した地獄の男。
生き返ったこと自体は不本意だが黒幕の計画を乗っ取り再び人間をNEVERに変える計画を立てていた。
エターナルメモリの効果の少ないオーズと戦いエターナルエッジを奪われてしまい、合流したWに戦うも用済みとなった判断され黒幕に始末されてしまう。
黒幕にコアエナジー研究の器として利用されていたが、大道の存在が計画を大きく狂わせることになる。

『仮面ライダーオーズ』より

ウヴァ(声:橋詰知久)
みんな大好きウヴァさんこと虫系グリード。
森林セクターでオーズを待ち受けるも間違えてWに襲い掛かりカザリと一緒にボコボコにされる。
その後今度こそオーズと戦うもまだタトバコンボしかないオーズに敗北しメダルを奪われる。
再登場した際にはコアエナジーを過剰供給され暴走状態となっており黒幕に使い捨てられる形になっていた。
またこんな扱いである
ちなみに、グリードは全員複製したコアメダルを与えられており、オーズにメダルを奪われても補充可能なため、ずっと完全体である。

カザリ(声:菅沼久義)
変なところで律儀な猫系グリード。
原作でのトリックスターぷりはあまり描写されず。
森林セクターでW、オーズと戦うも敗れメダルを奪われるのはウヴァと同じ。
その後砂漠セクターの虚数空間のまでオーズを迎え撃つが逆に倒された。今作でも最初に敗れたグリード。
遠距離攻撃が多くウヴァより危険なため先に倒すべきである。

ガメル(声:赤羽根健治)
ちょっとお馬鹿で素直な重量系グリード。
浄水セクターでライダー達を足止めしようとするが呑気すぎて逆にオーズに不意打ちを食らってしまい、その後の戦闘でも敗れメダルを奪われる。
湿地セクターでメズールともに再登場しオーズと戦うも敗れ愛するメズールと共に倒された。

メズール(声:日笠陽子
紅一点の水棲生物系グリード。
あえて自身の苦手そうな砂漠セクターでWを誘いだし戦うも返り討ちに合いメダルを奪われる。
その後湿地セクターでアイを誘拐し今度こそオーズを誘いだしガメルと共に戦うも破れる。
それでもアイを人質にし足掻こうとするがバースにアイを奪還され二大ライダーの同時攻撃の前に敗れ去った。
原作での面倒見のいい一面はあまり見られず狡猾な印象を受ける。カザリの面目がない
描写ミスか?と思う所だが、実はそうでもない。
そもそも彼女らグリードは元々完全だったものを不完全にさせられたことで欲望に目覚めた欲望の権化である。
だが、本作においては複製コアメダルにおそらくコアエナジーを使って人格と記憶を再現したもので、完全体グリードという完成品として生成された存在となっている。
挙句に執着対象のコアメダルは無限に補充されるため、その本質を支える欲望の大部分が満たされてしまっている。残っているのはせいぜいオーズへの復讐心くらい。
よって、尽きぬ欲望の代替であったガメルの面倒を見るという行為への興味が消失した結果と言える。
その影響は戦闘力にも響いており、完全体なのにメモリを一部失ったWやタトバコンボしかできないオーズに後れを取る羽目になっている。W戦に至ってはウヴァとカザリで挑んでこの有様である。

恐竜グリード(声:三上哲)
終わりにとりつかれ自らグリードとなった男。
黒幕の目的は彼の「よき終末」とは相反するため隠れて力を蓄え反逆しようとしていた。
セルメダルの保管場所に現れたオーズと戦うも敗れ敗走。
終盤オーズのメダルを狙い再度現れるも、またしても世界より先に終わりを迎えた。

アンク(ロスト)(声:田邊幸輔)
アンク蘇生の際に現れオーズと戦うアンクの半身。
一回しか戦わず地味。

屑ヤミー(声:城岡祐介、三野雄大、田邊幸輔)
おそらく本作最弱の雑魚。やや耐久はあるが動きが遅くコンボの繋ぎにちょうどよい。

◇リクガメヤミー(声:宝亀克寿)

◇カマキリヤミー(声:石川英郎)

◇サメヤミー(声:橋詰知久)

◇ピラニアヤミー
雑魚枠。攻撃スピードが早めなので気を付けたい。

◇クラゲヤミー
雑魚枠。電撃を纏っているため鬱陶しい。

◇オトシブミヤミー


その他

◇Xガーディアン
正確には映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』からだが、
仮面ライダービルド』のガーディアンが財団X繋がりでまさかの主役を差し置いての登場。
本作の中で『W』『OOO』『ゼロワン』以外の作品から登場する唯一のキャラクター。一応メインキャラにオーズがいるが。
雑魚の癖にアーマーを持ち狙撃してくるため鬱陶しいがコンボ稼ぎにも使える。
また、ガーディアン以外にも巨大ロボや忍者ロボなどオリジナルの財団X兵器が登場している。


【オリジナルキャラクター】


◇アイ(声:田村ゆかり
セクターシティのナビゲーターAI。丸っこくてかわいいボディをもつ。
翔太郎を緊急テレポートして救い、島を救うことを翔太郎に依頼する。
以降はライダー達のサポートをしながら行動を共にし島の異変を調査する。
基本的に性格は善良そのものであるが、そのボディには財団Xのマークが刻まれており、その扱いを巡って翔太郎とフィリップの間で軋轢が生まれてしまった。
また、人間の感情にも疎いところがあったが、ライダー達と行動を共にするうちに次第に人間らしくなっていく。

◇アイダ博士
翔太郎に送られたメールに名前がのっていた博士。
AI研究の第一人者であり、セクターシティを訪れていたが、島の事故以降行方不明になっている。
アイの作成者でもあり、博士の行方を探ることが今作の目的のひとつ。

◇ゼウス博士
セクターシティの責任者。
変わり者の類いだったらしいが、コアエナジー研究の権威。
彼も事故以降行方不明になっている。
途轍もないレベルの天才であり、対等なレベルで会話ができるのはアイダ博士だけだったらしい。

◇???(声:子安武人*8
玉座に座り杖を構えた巨大な怪人。
Wやゼロワンでも敵わないほどの強大な戦闘力を誇る。
怪人達を生き返らせたのは彼のようであるが、その目的は…?



◆登場ガジェット◆

メモリガジェット

発売前はかなり推されていた要素だが、イベントのポイントに行くと特定のガジェットを使うように指示されるため探索している感覚は薄く、使わされている感が強い。
ただ、本編以外では無視されがちな小物をきちんと使っているところはファンから評価されている。

◇デンデンセンサー
最初に手に入る…というか壊れているため修理することになるメモリガジェット。
見えないものを発見する。
様々なギミックを見つける他強化アイテムのレシピもこれで入手するため出番が多い。

◇バットショット
高いところのものがとれるようになる。
カメラ機能は言及はされるが今回はあまり使わず。
ソウルサイドのメモリが手に入る度に事務所にいるであろうフィリップと島とを往復していると思われる。エクストリームメモリも多分同じ。

◇フロッグポッド
小さな音を拾ったり録音できる。
敵の行方を探したり、録音した声で音声入力の扉を開いたりと地味に優秀。

◇スタッグフォン
携帯電話。
これでハードボイルダーやリボルギャリーが呼べるようになったり、一部の技が使えるようになる。
あと所長と会話できるようになる。

◇スパイダーショック
ワイヤーで高所に登れるようになるほか、狭いところのものをとってきてくれる。

カンドロイド

戦闘前に時々援護を要請でき、使うと戦闘時に敵を攻撃して援護してくれる。
島にあるライドベンターから購入して使用可能になる。
種類によってサポートの仕方が異なる。

◇電気ウナギカンドロイド
◇ゴリラカンドロイド
◇クジャクカンドロイド
◇タコカンドロイド
◇タカカンドロイド


◆余談◆

発売前は公式プレイ動画では派手さが足りず物凄くテンポが悪そうに見えたり、ゲーム雑誌でも低めの評価とぶっちゃけ見えてる地雷扱いであった。

ところが実際に発売されてみれば
  • かなりイメージにあった声優キャスティング
  • 発売前情報にたがわないスピーディーで緊張感のある戦闘
  • 美麗に表現されたライダーや怪人たち
  • ライダー本編のネタをひろいつつクロスオーバーし謎の解けていく物語。
とよい意味で評判をひっくり返しファンを喜ばせた。
戦闘自体もエフェクトの派手さは控えめなものの再現度はとても高い。戦闘のテンポを考えるとこのくらいがちょうどいいという意見も。
クロスしていく物語やゲスト扱いだがやたら強い新人などから2020年のムービー大戦なんて呼ばれたりも。

一方でゲーム自体はほぼ一本道でややボリューム不足なため、ゲーム的に低評価になる理由もわかる作品と言われている。
またシナリオも所々話の都合を感じさせる展開*11があったり、Wの登場人物以外は人名でなくライダー名で呼ぶなどすこし粗がある(前述した理由もあるとはいえ、一部から「若干原作とキャラが違う」と指摘されているキャラクターもいる)。

とはいえライダー好きならプレイして損のない作品なのは間違いない。
いろんな意味で『仮面ライダー 正義の系譜』に似てる作品である。


これは―― 正義の系譜に刻まれる追記・修正の記憶。
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最終更新:2021年01月06日 12:58

*1 テレビ本編でも声優が担当したスミロドン・ドーパントやメズール(怪人態)、アンク(ロスト)も別の声優に差し替えるという徹底ぶりである。なお、本作のスミロドンは原典と別個体である可能性がある

*2 「英雄たち」を意味する英単語としては「heroes」が正しい

*3 ただし『ゼロワン』はOP曲と挿入歌の2曲だけでBGMは収録されず。

*4 メダルの縁の色が黒になっている。

*5 トラとバッタのメダルはWがグリードを一度撃退した際に飛び散ったもので、タカはゲーム冒頭でゼロワンがビルの屋上で入手し、直後攻撃を食らって吹き飛ばされたものが空から降ってきた。

*6 本人曰く「いつもより調子が良い」らしい。

*7 怪人すらも一切登場しない。一応、イズの名前が出てくる場面が1つだけ存在するが。

*8 子安氏はデビュー当時から現在に至るまで特撮への出演経験がないが、今回ゲームオリジナルキャラの声優として仮面ライダーシリーズへの初出演を果たした。

*9 ただしこのアイダの記憶を受け付ける方法については見当がつかなかった様子。そこが一番大事そうなんだが。

*10 「エターナル」で大道がアイズ・ドーパントに打ち込んだものと全く同じモーションである。メモリブレイクが目的ではないため、技名は叫ばない。

*11 飛べるライダーがいるのに空からの侵入を言い出さない等