登録日:2011/09/21 Wed 20:51:14
更新日:2026/08/20 Thu 23:56:48
所要時間:約 25 分で読める!
「赤心少林拳の極意は、心を大気と一体とする事にある」
沖一也/
仮面ライダースーパー1は、『
仮面ライダースーパー1』に登場する主人公でありヒーロー。
演:高杉俊价(現:高杉俊介)
【概要】
アメリカ国際宇宙開発研究所・改造プロジェクトチームの研究員だったが、惑星開発用改造人間に自ら志願しコードネーム「スーパー1」となった青年。
現状では唯一の「平和の為に自ら志願して改造人間となった」「悪の組織が改造したのではない」仮面ライダーである。
幼少の頃に科学者だった両親を亡くし、研究所でヘンリー博士に育てられる。
限界を迎える地球と人類の未来と未だ見ぬ世界への夢を宇宙に託した父に憧れ、その意思を継ぐために惑星開発用改造人間に志願した。
改造直後にドグマの襲撃を受け研究所と仲間たちを失い、赤心少林拳の修行で変身の呼吸を体得。
研究所を襲った怪人ファイヤーコングを倒すことで仇は取るが、なおも人類を脅かそうとするドグマの魔手に対し、本来は平和目的であったはずのファイブハンドの機能と赤心少林拳で戦う事を決意する。
(と、いう意味では夢を置き去りに正義や人々のために戦う仮面ライダーのお約束を踏襲している)
性格は生真面目でストイックだがユーモアも解し、他者には笑顔でにこやかに接する優しい男。
拳法を通じて己を高める事・宇宙へ託す夢に邁進しており名誉欲や功名心とは無縁で、劇中では町の師範代として名声を得てみないか?という武術家大石秀人の申し出やテラーマクロの世界の半分をやろう的な交渉を一蹴している。
劇中ではハルミや良に穏やかに拳法の指導をする様子が度々描かれ、自身の拳法の経験や宇宙という自身の出自を引き合いに出したアドバイスを贈っている。
だが時に悪を倒すための力を求めるあまり他者の気遣いを跳ね除け修行に没頭する事もあり、己にはとても厳しい。
他者に対しては総じて寛容で悟りを開いたような視点を持つ事もあり、大石秀人の悪人への私刑行為を「ただ正義感が強すぎるだけなんだ」と無辜の人々を巻き込む一線を越えるまでは静観していた。
ストイックかつ人間の正の部分の塊のような性分であるためか他者の負の感情にはやや疎いきらいがあり、親友である小針=ライオンサンダーの心の闇を見抜く事はできず、純粋な友情を信じていた。
ハルミとの仲も良好で劇中では2人で出掛けるシーンなどもよく描かれた。
一也にほのかな思いを寄せており、改造人間だと知ってもハルミの気持ちは変わらなかったが
最後は夢を叶えるべく宇宙へと旅立った一也を涙ながらに見送っている。(一也の方にも、生身ではない自分といても幸せにはなれないという思いがあったのだと思われる)
前作の筑波洋ほどではないのだが一時期は視聴者に語りかけるメタな
次回予告も行っており
テレビの前の子供達にお腹に力を入れる拳法の呼吸法を毎週レクチャーしていた。これをやるととても体に良いらしい。
変装をして敵地に潜入する作戦を頻繁に行うが、何故か爺さんの扮装が異様に多い。
子供の頃に崖からの滑落事故で左足首を捻挫したことがある。(バクロンガーの調査より)
国際宇宙開発研究所という出自からか、アブラダ公国の皇子イスマエルと知己であったりその人脈はワールドワイド。
本来は外部のコンピューターからの指令で変身するが、第1話でドグマ怪人ファイヤーコングの襲撃を受けて研究所とヘンリー博士を失い変身不可能となる。
しかし、その半年後に赤心寺にて百人組手を行いその中で赤心少林拳の極意を会得し、「変身の呼吸」によって自らの意志で変身できるようになった。
番組後半からは一也自身の成長により、より短い構えでの変身も可能になっている。
谷源次郎から「
仮面ライダースーパー1」と名付けられ、人類の平和の為に悪の組織との戦いを誓う。
玄界老師・弁慶をはじめとする赤心少林拳の厳しい修行を経てドグマを倒し、外宇宙からの刺客であるジンドグマ打倒後は本来の惑星開発用改造人間としての務めを果たすべく、プロジェクト・ジュピタースーパー1で
木星へ向かうシャトルに乗り地球を去る。
【仮面ライダースーパー1】
沖一也が変身した姿で、モチーフは
スズメバチ。
本来の目的は『惑星開発用改造人間』であり、宇宙空間での活動を最初から想定されていたため、体内などに重力制御装置や循環型酸素ボンベなどを設計・装備されている。
ボディカラーは銀と黒で、複眼とマフラーは赤になっている。
当初は変身の際に巨大なコンピューターや外部からの補助を必要としたが、後に修行によって「変身の呼吸」を体得。ポーズによる変身が可能となった。
拳法を取り入れた変身ポーズはまるで演武のようでかなり長い。ジンドグマ編からは戦闘経験により呼吸法が研ぎ澄まされたという設定で変身ポーズが短縮される。
東京某所にある秘密基地にあるチェックマシーンでメンテナンスを行い、ダメージを受けても完全回復が可能。
赤心少林拳と専用ツールで悪と戦う。
ベルトの風車サイクロード又はサイクロイドは風力の他、宇宙プラズマをエネルギーとして吸収することも可能。
【ファイブハンド】
スーパー1の特殊ツールで、5種類の腕を換装することで様々な能力を発揮することができる。「チェーンジ・○○ハンド!」の掛け声で交換する。(初期は「チェーンジ・ハンド〇〇!」〇〇は対応する腕の色)
企画段階では「シルバーハンド」「レッドハンド」など、各々の腕のカラーがそのまま名前になっており、1話のヘンリー博士の説明や挿入歌の「ファイブハンドロック」に名残がある。
戦況に応じて多種多様な能力を使い分けるフォームチェンジの雛形のような存在であり、「
バトライド・ウォー創生」や「ガンバレジェンズ」などの一部
ゲームでは正式にフォームチェンジとして扱われている。
基本形態となる銀の腕(シルバーハンド)
宇宙怪物との遭遇を想定して作られ、破壊力300トンのスーパーパンチを繰り出す。
エルヴィス・プレスリーや90年代以降の錦野旦の衣装を彷彿とさせるフリンジが付いているが飾りではなく、設定上は打撃の反動から身を守る衝撃吸収装置の役割を果たす。
他の4ハンドに比べ特殊能力はないが格闘戦に秀で、赤心少林拳の正確無比な技術にはスーパーハンドが欠かせない…といった塩梅でこの手の切り替え能力では微妙な立場になりがちな通常形態として面子を保っている。
パンチ力300トンという凄まじい数値は1話の説明による物だがいくらなんでもベラボウであり、挿入歌のファイブハンドロックでは30トンと歌われているので「300トンはミスなんじゃね?」と後者を採用する場合もある。
50トンの物体を受け止める赤い腕。(レッドハンド)
名前の通りパワフルで鉄球や岩石程度ならたやすくリフトアップしてブン投げる。
基地建設などの際の重量物の運搬を想定して作られた。
握力も強力で、怪人の武器をへし折り捻じ曲げ、戦闘員程度なら頭を握り潰す。
打撃面では両腕パンチが特徴的で、ジンドグマ編からは「パワーパンチ」という名前の
必殺技になった。ハサミンブラッド戦では岩石をバレーのオーバーサーブのようにぶつける「スーパーサーブ」を披露している。
同じく徒手空拳のスーパーハンドとは「あちらより精密さに欠けるが単純な腕力はパワーハンドが上」みたいな感じで棲み分けされており、とある事情からファイブハンド同士の戦いになった話ではスーパーハンドの攻撃を苦もなく弾き返している…が、華麗な拳法アクションを売りとしているのでやや影が薄くなりがち。
そのかわりブルドーザーを振り回すなど要所要所で印象的な場面が用意され、最終回では大暴れした。
上記したスーパーハンドの300トンのパンチの貰い事故で「パワー自慢の筈なのに受け止められる重量がスーパーハンドの破壊力に負けている」という謎の状態となっており、パワーハンドさん不遇伝説に更なる箔をつけている。
これによるフォローとして後年の資料ではスーパーハンドを30トンに落とすか、逆にパワーハンドを500トンにインフレさせるかでバランス調整する事が多い。
500トンまで行くと小柄の巡視船くらいまで持ち上げるレベルになり、まさに看板に偽りなしである。
最大3億ボルトの電流を発生させる青の腕(ブルーハンド)
非常時の電力供給を目的として開発された。
戦闘では電流をそのまま発射する「エレキ光線」として応用され、連続での発射や、上空に掲げる事で放射状に拡散して周囲を攻撃する事も可能。
基本は右手1本で能力を行使するがたまに左手から発射したり、両腕での同時発射も可能。
単純な飛び道具としての利用のほか、第19話ではカセットゴウモルの胸のカセットを高速回転させたり、第47話ではチェックマシンとの連携で黄金病に対抗するための浄化光線を発射できるようになるなど汎用性に富んでおり、ファイブハンド内での換装率はダントツ。
困った時のエレキハンド。
光線にせずとも腕で対象を握ればそのまま直に通電させる事ができ、まさしく腕の形をした発電装置。
1つの腕に実質2能力というお得な形態で、物理攻撃が通用しない相手への有効打を数多く生み出した頼りになる緑。
メドローアにはならないが同時発射も可能である。
SDのスーパー1は拳法の修行に際して
中華料理も学んだという設定があり、用意周到が強調されたボンボン版では調理に冷熱ハンドが使われた。
両腕に付いている小型ロケット『レーダーアイ』を上空に射出し、半径10キロ四方の探査する事ができる金の腕。(ゴールドハンド)
手の甲はディスプレイになっており、レーダーアイで得た情報はここに表示される他、音声指示によって指定対象の追尾も可能。(付近の木こり小屋を捜索せよ、くらいの命令でもちゃんと理解して実行してくれる)
ドローンをかなり先取りしており、そのまま未知の惑星の地形調査を想定して作られた。
探索がメインのためジュニアライダー隊が登場したジンドグマ編では出番が激減するも
裏技的な使用法としてレーダーアイをロケット弾として敵に発射する直接攻撃があり、出番こそ少ないものの要所要所で活躍する最後の切り札。
基本は着弾と同時に爆発するのだがまるで魚雷のように相手に突き刺さる場合もある。
探査という目的の装備に何故こんな破壊力があるかは謎だが、岩地の発破のために破壊力があるのかもしれない。
左右の腕に一対なので、1戦闘に2発まで発射可能。(リロードについては明確に描写されていないが、おそらくチェックマシーンで補充と思われる)
右のレーダーアイに耐えた怪人を左手の2発目で倒すという
二丁拳銃的な使い方で危機を脱した事もある。
【必殺技】
赤心少林拳の技を駆使した多くの必殺技を編み出した。
主に前についているものは同じく谷源次郎に命名された愛称「スーパーライダー」から。
【怪人を倒したキック技】
キックの前に少林拳の構えを取るカットインが特徴的。
初の必殺キックでまだ仮面ライダーの名を授かる前だった。
お馴染みの拳法の型もまだ簡易的。
全てのキック技の基本様式であり、前半の代表的な必殺技。
拳法の構えを取り、閃光のように素早く駆け抜ける必殺の一撃。
ジンドグマ編で「稲妻閃光キック」という名前が一度だけ登場したが、ぶっちゃけあまり違いが分からない。
閃光キックと同じ構えを取ってから更に後方への宙返りを繰り返して威力を倍増させるスーパー1最大の必殺技。
上の閃光キックと合わせて大体この2つが代表的なキック技となる。
初期は「月面宙返りキック」とも呼ばれていた。
上の「旋風スーパーキック」の仮面ライダーを拝命してから版。
3回くらい使われるのだが、ぶっちゃけ閃光キックとの違いが分からない。
ラジゴーンとの戦いではスーパー1のキック技ではあまり使わない前宙動作が挟まれるのでこのあたりでなんとか差別化を見出す場合もある。
一度だけ「スーパーライダー稲妻旋風キック」という名前が登場した。
基本的に閃光や旋風と同じだが、万華鏡のようにスーパー1の体が幾重にもブレる右足蹴り。
アリギサンダーに使用。
下から三度蹴り上げて反転し、止めの右足蹴り。
修行により「梅花の型」を習得してから披露した技。
梅の花のように体を丸め、不意をついて体を開いてから左足で2度蹴り上げる。
1発技だが、印象的なエピソードなため上記の主要技にも負けず劣らずの存在感があり、ゲームなんかでも採用される。
終盤では下位技っぽい「スーパーライダー二段蹴り」が出てきた。
前方宙返りから左足で5回蹴り上げる。
日輪キックから始まる下段蹴り上げ系では蹴る回数が一番回数が多い。
体を大の字に開きながら連続で前方に宙返りするキック。
ある意味で月面キックの前方版だが、これも一発技。
両足で一段目を叩き込んでから左足で二度蹴り上げる三段階キック。
バックに水平線を背負いながら左右の敵を同時に攻撃。
月面キックのように後方宙返りを挟みつつ5度の両足蹴りからラストの右足蹴りでトドメを刺すスーパー1最後のキック技。
【それ以外の技】
両手両足を広げて開脚蹴り。体を広げた形が「W」
でんぐり返し(前方回転)で相手に接近し下から蹴る
空中で素早く敵を蹴る四段攻撃。
体を高速回転させてハリケーンを起こす。
後ろから相手を羽交い締めにして上空に投げ飛ばし、落下してきた相手をライダー返しっぽい背負い投げで叩きつける二段返し。
上から思いっきり振り下ろす
手刀。紛らわしいのだがスーパーハンドの技である。
技というか武器。
ジンドグマの首魁・悪魔元帥より奪い取り、最終回で大暴れした。
【赤心少林拳の技】
修行により体得。両手を
梅の花を包む様に構え(
かめはめ波を顔の前で横向きにしたポーズ)
その腕で相手の攻撃を柔らかく受けて跳ね返す。使用時にやたら梅の花っぽいSEがなる。
一回限りの登場かつ人間体でしか使用していないのだが印象的な前後編のエピソードなため梅花二段蹴りと併せてスーパー1の代表的な必殺技として暫しピックアップされる。
老師と弁慶の協力により習得。敵の刃をミリ単位で見極める願力と集中力を要する。
最終回ではパワーハンドの状態で行使し、50トンの物体をも受け止める怪力で稲妻電光剣を防いだ。
拝む様に両手のシワとシワを合わせ、大気と一体化するほどに心を気に沈める事で幻術や分身を見破る。
劇場版で使用。
両手(諸手)の手刀で首を挟む(モンゴリアンチョップ)
その後、文字通り諸手を上げて相手をカチ上げる。
TVシリーズでは「スーパーライダー諸手頸動脈打ち」というやたら長い名前で使った。
空中でモンゴリアンチョップ。
十字、つまり四方を囲む敵を軸足を動かさず右の蹴りと拳で蹴散らす。
【専用マシン】
《Vマシーン/Vジェット》
惑星開発用にヘンリー博士が開発したマシン。オープニングでトンネルから出てくる方。
カラフルなライトや青いパトランプを備えたド派手な
バイクで、ソーラーシステムで走る科学の結晶。
索敵や通信機能を備えており、整地でのパトロールや追跡に利用される。
平常時はカウルやウィングが収納されたVマシーンだが変形するとジェット推進装置や翼が展開されVジェットとなり、最高時速1340㎞というとんでもないスピードでかっ飛ばす。
市販バイクへの偽装などはなく、変身の前後を問わず日常の足として活用している。
徹底して統一されている訳ではないが、大まかに一也の時はVマシーン、変身するとVジェットといった感じで、
初代サイクロン号の関係を想像すると分かりやすい。
こんな目立つバイク(しかも後部に「KAMEN RIDER SUPER-1 KAZUYA.OKI」と書いてある)を普段から乗り回しているのに正体がバレないことは突っ込んではいけない。
アメリカ帰りのライダーの代名詞として外車のハーレーダビットソンを採用した大型のオンロードバイク。
設定上は歴代ライダーにも設定上チラホラあるバイクの変形機能を初めて実物に組み込んだのが最大の特徴で、車載バッテリーによる電動変形で実際にVジェットになるという意欲作である。
ただしそのせいで元より大型のハーレーに変形ギミックを組み込む事になり、最終的に総重量450kg近くで取り扱いが大変なわがままボディのグラマー。
企画当初ではこれ1本で行く予定だったが、当然こんな大型ではバイクアクションなどできないので下のブルーバージョンによる2台使い分けとなった。
《ブルーバージョン》
もう一つの専用マシン。エンディングで水飛沫を上げたり爆発を背負って大ジャンプしてる方。
設定上はVマシーンと同じくヘンリー博士の設計だが、1話ラストの状況では当然用意できないので設計図を託された一也が日本で製作したという事になっている。
大型で多機能のVマシーンに対して、飾り気も控えめに運動性に特化したシンプルなオフロードバイク。
最高速度も(整地での)Vマシーンには譲る形となるが、背部からブースターを噴射することで地形を問わず800kmまで加速する。
荒れ地や水辺も走破でき、敵組織がオートバイ部隊などを差し向けてきた時などのバイク戦で活躍した。
ブルーバージョン、ジャンプ!(ウィリー)の掛け声で機敏に動き回り、必殺技は空高く飛び上がり体当たりする「スーパーライダーブレイク」
お決まりの脳波指令を受けた無人走行もでき、劇中ではVマシーンで道路上の敵を追跡→荒地に逃げ込んだのでブルーバージョンを召喚し乗り換えるシーンがある。
上記の通り大型のVマシーンでは不可能なバイクアクション用に作られたスレンダーボディのセカンドバイク。
…といってもハーレーダビットソンがデカすぎるだけで、総重量は300kg。歴代のライダーマシンに比べると全然ゴツい。
アクション用という事でレース用のモトクロッサーをベースにした本格派で、劇中ではジャンプやウィリーはノルマのようにこなし、果ては歩道橋を登り切るなどの危険シーンが数多く撮影された。
スーパー1の象徴的なバイクは豪奢なVマシーンなのだが、ライダーの華であるバイクアクションは質実剛健なブルーバージョンの独断場なため、両者の力関係は微妙なバランス。
ファンの間で繰り広げられるどっちが好き論争は定番の議題である。
【その後の沖一也】
『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』(
ZX)
現状、沖一也としては唯一のゲスト出演。人質にされた海堂博士とルミを救出するなど前作主人公として活躍。仮面ライダー10号となったZXを祝福する。
ZXを後進の城谷さんに譲ったため中の人は中屋敷さんが続投。変わらずのキレッキレアクションで視聴者を魅了する。
何気に現役時代では唯一怪人を倒すことがなかった冷熱ハンド(超高温火炎)で再生カマギリガンを倒している。(エレキハンドは
バチンガル、レーダーハンドはショオカキング、パワーハンドは稲妻電光剣による突き刺しでマジョリンガを倒している)
【平成以降の活躍】
基本的にパラレル、かつオリジナルキャストの本人出演は無い。
ので、画面の隅っこでたまにアクションシーンで活躍したり、手酷くやられ役になる以上の存在感はない。
代役の声は根本幸多が担当することが多く、世代によってはこちらの方が聞き馴染みのあるファンもいるかもしれない。
宇宙ライダーの元ネタという事でフォーゼやメテオとの共演がそれなりにあり、仮面ライダー部が
都市伝説のビデオとして出回るスーパー1の戦いを動画サイトで目撃するという場面もあった。
ファイブハンドはエレキハンドのみ実物が確認されておりたまに換装するが、なぜかエレキ光線を撃たずに直接殴るという謎技ばかり使う。
【ゲーム作品】
『
ライダージェネレーション』
エレキハンドと冷熱ハンドが登場するが、後者は冷ハンドと熱ハンドで別個に分けられており片手ずつ装備する。
ストーリーパートでは真面目な拳法家気質と、夢のために前向きに改造されたという麺が強調されたキャラクター造形。
『
ガンバライド』
9弾(ダブル放映期の3弾)からLR参戦。必殺技はスーパーライダー稲妻閃光キック。
5つの腕らしく攻撃・防御・必殺・体力・AP(先攻後攻決めに使うポイント)の5つをバランスよく上げるアビリティの高レアなどが出た。
その後、ウィザード期のシャバドゥビ2弾でエレキハンド→梅花二弾蹴りという粋な新技でSRに。
アビリティも梅花の型らしく防御性能を高めるものだった。
フォームチェンジを想定していたのか『仮面ライダースーパー1 スーパーハンド』と後ろにハンド名がついていたのだが、エレキハンド登場後もそれ名義のカードは登場せず、どうにもフォームチェンジ認定は降りなかったようである。
『ガンバライジング』
最初期の3弾から登場したが専用演出がない前作のモデル流用の外側だけ参戦。
そのあとは汎用モーションでパンチを連打する拳法家っぽいCPが登場した後、5年目くらいにバインダーでLR昇格し専用技もついたのだが、エレキハンドを撃ってからブルーバージョンで突撃するというえらくマニアックな技だった(スーパーライダーブレイク)
その後、更に4年程経った稼働終了間際に50thレアという形で新技が追加されたのだが、これが「旋風スーパーキック」という1話の技。
やけにマイナーな技ばかり追加され、スーパーライダー閃光キックなどの馴染みある技は実装されなかった。
『ガンバレジェンズ』
最初期の4弾から登場。変身演出は流石に長すぎたのかジンドグマ編の短縮版。今作よりハンド名が省略され、『仮面ライダースーパー1』名義。
代表的な必殺技である閃光キックが実装された他、ついにファイブハンドがフォームチェンジとして認定され、パワーハンドになるとスーパーライダー月面キックにパワーアップするという中々リッチな仕様で参戦した。
本編のグラサンキッド戦を再現し両腕のパワーパンチから月面キックに移行する。
そして数年経ったバーサスロード2弾では第3のハンドとして冷熱ハンドがシリーズ初登場し、更にガンバライド以来の古いままだったCGモデルが刷新。
残念ながら右腕の火炎放射は使わず左腕の冷凍ガスのみだが、水滴がしたたる様子などムカデリヤ戦を再現した月面キックが新たに作られた。
ファイブハンドが並列フォームチェンジの原型であることは上でも述べたが、本作では明確に別形態として認識され、ハンド違いのスーパー1を同時出しという夢のような光景が可能となった。
しかし、名義は『仮面ライダースーパー1』のままで変わらず、立ち絵もスーパーハンドの状態になっている点から微妙に扱いを決めあぐねている節がある。
『
バトライド・ウォー創生』
ファイブハンド完全武装で登場。エレキ光線、冷熱同時発射、レーダーアイのミサイル、パワーハンドの岩石投げなどかなり幅広く再現されている。
拳法技もかなり搭載されており、四段旋風蹴り、閃光キック、蟷螂拳稲妻落とし、合掌→諸手打ちなどなど。
4つの必殺技を順番に繰り出すことで最後の4つ目がパワーアップするという特徴があり、4ハンドはそれぞれの能力が強化されるが、スーパーハンドの場合は梅花の型による掌で相手を弾き飛ばす。
最強技はもちろん月面キック。
アクションゲームという都合なのか、バイクはブルーバージョンである。
『シティウォーズ』
閃光キックが決め技として搭載された他、小技として梅花の型や冷熱ハンドが登場。
超高温火炎だけ発射するという珍しいチョイスだが、換装からいちいち始めるため発射まで物凄く時間がかかる。
後期には宇宙拳法の後輩であるメテオとタッグを組むシステムも登場した。
【その他】
- 拳法を取り入れたアクション最高峰のライダーであり、撮影に際しては沖一也の高杉俊介、スーパー1の中の人の中屋敷哲也は共に拳法のレクチャーを受けたとされている。
- 役作りに際して双方ともに綿密に打ち合わせを行い、より沖一也とスーパー1の動きを近づける用に努力した。その成果が前期エンディングの『火を噴けライダー拳』でシンクロした動きで敵を蹴散らす沖一也とスーパー1が交互に切り替わる映像である。
- ただし、自他共に全盛期と言われる中屋敷さんのスーパー1はかなり動きが早いのだが、まぁこれは比べるのが酷な話だろう。
- 前身は『仮面ライダーV9』というキャラクターで、前作スカイライダーのテコ入れ策の一つとして劇場版に先行登場する2号ライダー枠を想定されていた。しかしスカイライダーが持ち直したため、次回作の主役として練り直されたのがスーパー1という事になる。スーパー1がやけに『V』をシンボルマークとしているのはこの辺の名残。
- 一也役の高杉氏は自衛官から俳優に転職した経歴の持ち主で、番組では遠い日に抱いた歌手への憧れから主題歌をも担当していた。
- また自衛隊での経験を買われての抜擢ながら俳優デビューが遅めだった事もあり、番組側の要請で沖一也の年齢と合わせて4つほどサバを呼んでいた(27歳)が、ライダー主演時は31歳(神敬介こと速水亮氏と同じ1949年生まれ)と、歴代ライダー担当では初の30代俳優でもあった。
- 2011年に発売されたクレヨンしんちゃんのゲームでニンテンドー3DS用ソフト『クレヨンしんちゃん 宇宙DEアチョー!? 友情のおバカラテ!!』に登場する「師範」というゲストキャラクターは、
「宇宙カラテ」の達人、しんのすけにファイブハンドのような不思議な手袋をたくす、おまけに声優は沖一也役の高杉俊介氏、
とスーパー1へのパロディとオマージュを詰め込んだキャラクターになっている。
- 2012年にはS.H.Figuartsでもラインナップされ、ファイフハンド全てに稲妻電光剣までついた豪華セットとなっている。
- 2016年にはVマシーンが発売されているが、ブルーバージョンは参考展示までこぎつけたものの商品化には至っていない。
- なお、現在では全ライダーに固有紋章ライダーズクレストが設定されており、ライダー45周年ベストアルバム等で確認できるが、彼のクレストは「V」。
- 愛車のVマシンとブルーバージョンのカウルや、スーパーハンドにも堂々と刻印された由緒あるマークであり、チョイスとしては妥当だろう。
- 『仮面ライダーフォーゼ』は宇宙ライダーの先輩という事でリスペクトされた要素が多く、主人公のフォーゼはファイブハンドのようなマルチツールのアストロスイッチを使い、メテオは星心大林拳という名前の拳法を使うなど、スーパー1の宇宙要素と拳法要素を分け合っている。
- 『仮面ライダードライブ』に登場する詩島剛が仮面ライダーマッハに変身する際のポーズはスーパー1のものと似ている他、『スーパー1』本編でヘンリー博士を演じた大月ウルフ氏も『ドライブ』本編にハーレー・ヘンドリクソン役でゲスト出演している。
「ヘンリー博士。改造人間手術第1号には、僕が志願します」
「僕が志願したのは、父の意思を継ぎたいからです。父は人類の未来を宇宙に懸けていました」
(流れ星だ…遠い宇宙から父が僕を呼んでいる遣いの星だ)
「お前は権力が欲しくないのか?人間の世に君臨する絶対的な権力がな」
「断る!人間を支配しようとするものは、俺がこの”手"で打ち倒す!」
「地球上の多くの人々は、心安く平和な日々を…祈りながら生きているんだ」
「心やすく生きたければ、大人しくジンドグマの支配下に入れば善い」
「恐怖で人間を支配するものの下に、平和などない!」
「正義を愛し、悪を憎むJr.ライダー隊の心を、地球の上に広げるんだ」
「さらば地球よ。我が故郷。いつの日か再び、俺は帰ってくる」
「また会う日まで…さらばだ」
一也
「項目を支配しようとする者は…俺がこの”手”で追記・修正する!」
画像出典:仮面ライダースーパー1
© 1980 石森プロ・東映
- コメントが長くなったのでリセットしました。 -- 名無しさん (2016-06-04 00:32:55)
- 流石に生身であっさり合体ラスボス倒したのはなあ……せめて戦闘シーンが長いか変身してれば最高に熱いスーパー1編のラストだったろうに。 -- 名無しさん (2016-06-29 10:51:06)
- スピリットによると、ZXを除けば最もハイスペックだが、元々が戦闘用でないためかチェックマシンの整備に依存せざるを得ないとか。 -- 名無しさん (2016-07-08 23:51:01)
- ジンドグマのサタンドールなんだが、もし平成ライダーの映画でリメイクしたらエグゼイドのポッピーピポパポみたいなキャラに改変してほしい -- 名無しさん (2017-04-15 22:13:32)
- スーパー1、直訳すると超一号。戦闘用ではないのに戦闘用に聞こえるのは何故だ。アメリカ製だからか。スーパーハンドの能力ってそうだったのか。冷熱ハンド、同時発射でメドローアだな。義経は嫁と言うより姉だと思う。車田作品に登場する姉キャラのように弟である主人公をいたぶる、もとい、鍛える存在に見える。 -- 名無しさん (2017-05-07 09:03:24)
- こんなにハイスペックとはウルトラマンの敵宇宙人でも倒しにいくのか -- 名無しさん (2017-05-23 09:44:00)
- ↑元が宇宙開発用だから…てかスーパーハンドの時点で対宇宙怪物用の想定らしいし… -- 名無しさん (2017-05-23 10:05:21)
- ↑ジンドグマが宇宙人だったことでその想定が計らずも大当たりしたわけね -- 名無しさん (2017-05-23 10:40:17)
- パワーハンドってパンチ力500tだっけ -- 名無しさん (2017-05-23 21:42:03)
- おのれT杉!!これ以降は蟷螂拳の『瀬戸伸介氏』がスーパー1の中の人ってことでいいでしょ。 -- 名無しさん (2017-05-30 11:57:51)
- 作品の方のスーパー1の項目はまだ無いのか -- 名無しさん (2017-05-30 12:01:33)
- ↑中の人の方の借金問題の項目もまだ無いな -- 名無しさん (2017-07-01 11:53:56)
- ↑注意喚起のためにも借金騒動の項目は欲しいわな。またファンに無心してるみたいだし -- 名無しさん (2017-07-01 12:52:41)
- 某掲示板で「無心ライダースーパー1」というOPの替え歌が作られたのがワロタw -- 名無しさん (2017-07-01 13:03:56)
- 変身が完了した時のロボ声(ヴォコーダーボイス)が印象的だけど、あれは「スーパーライダー、スーパーワン」って言っているという認識で合ってるのかな? -- 名無しさん (2020-01-03 17:39:15)
- ライダー界のガンバスター -- 名無しさん (2020-04-21 19:07:04)
- V3とかの他の昭和ライダー変身者の記事でも言われていそうだけど、記事から作品概要を切り離して作品自体の個別記事を作った方が良いね。記事名は「仮面ライダースーパー1」にするなりして。 -- 名無しさん (2020-06-13 22:35:52)
- スーパー1のライダーズクレストがVなことに突っ込まれてるけど、ファイブハンドの基本に当たるスーパーハンドや、ブルーバージョンのカウルにもデカデカとVの文字が刻まれてるし、スーパー1のマークとしてはそこまで不自然なものでもないと思う。ファイブハンドの「5」もローマ数字で表記すると「Ⅴ」になるし。 -- 名無しさん (2021-01-06 16:33:47)
- 仮面ライダー大戦、仮面ライダー3号で仮面ライダーアマゾン、仮面ライダーストロンガーと共に代役声優は草尾毅さんがよかった -- 名無しさん (2021-01-31 18:28:24)
- Wikipediaから丸写しの箇所を削除・整理 -- 名無しさん (2021-08-09 20:04:44)
- 終盤でジンドグマが処刑(生きてたけど)した一也を宇宙に放り出そうとしたけど、後年の視聴者の中には「そんなことしたらスーパー1RXになって戻ってくるだろ!」って思った人も多いはず() -- 名無しさん (2022-04-16 11:44:54)
- 最終話でスーパー1を窒息死させようとした悪魔元帥に言った「悪魔元帥、俺が宇宙開発用に改造されたことを忘れたのか」ってセリフが煽りじゃなく素で頭を心配してるようなトーンで言ってて笑った -- 名無しさん (2023-05-20 14:59:41)
- 令和ライダーであるゼインがスーパー1の力を借りて月面キックを披露したのが草w -- 名無しさん (2024-04-28 14:34:14)
- ↑2 ライダーに限らず昭和のドラマってその話限りの設定で終わることが多いから、原点回帰とはいえ新鮮だった。 -- 名無しさん (2024-05-15 11:27:28)
- ↑×2 昭和ライダーのゼインカードは1号からストロンガーまで判明していたが、スーパー1もある事からスカイライダー、ZX、BLACK・・・元号が変わったRX、真、ZO、Jも当然所持しているとされる。 -- 名無しさん (2024-05-21 20:25:55)
- 「仮面ライダーは武器など使ってはいけない」って考えが支配的だった(実際は戦闘員から奪った武器使いまくってたダブルライダーや自前の武器持ちのXが既にいたけど)当時の視聴者が、放電装置、火炎放射器、冷凍ガス、ロケットランチャーと重火器でガチガチに武装したスーパー1を見てどう思ったのかは正直気になる -- 名無しさん (2025-05-07 08:29:39)
- 画像出典ってこれでいいの?書籍か映像のキャプチャかもわからん表記に見えるが -- 名無しさん (2025-10-17 21:48:45)
- BLACK/RXに隠れがちだけど、スーパー1も遠近共に全く隙がないし、頭がいいから搦手も通じて1回と結構無法な強さ -- 名無しさん (2025-10-18 14:00:06)
- tierra2の2026/07/24 (金) 17:33:45でのコメント無断削除を荒らし報告ページに通報しました -- 名無しさん (2026-08-02 18:57:40)
- バチンガルの回でファイブハンド飛ばしてたけど、やろうと思えばロケットパンチも出来そう -- 名無しさん (2026-08-17 08:26:56)
最終更新:2026年08月20日 23:56