長谷川裕一

登録日:2012/01/25 (水) 22:43:07
更新日:2019/12/18 Wed 07:03:21
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長谷川裕一は日本の漫画家である。
1961年、千葉県佐原市に生まれる。プロデビューは1983年「魔夏の戦士」。
上記のようにプロになったのは20代前半だが、それ以前から自主制作アニメや同人等で創作活動は行っていた。

作品としてはSF・ファンタジー・ヒーロー・ロボット等を盛り込んだ作品が多く、
その他アニメのコミカライズや往年のロボットアニメの漫画による続編を描くことも多い。

オタクがそのまま創作する側になったような人物で、オタクとしては特撮やロボットアニメ、SFやファンタジーに精通している。
SF大会の常連だったり、今は亡きテレビ番組「TVチャンピオン」の特撮関係の企画に挑戦者として参加し、
見事に特撮怪獣チャンピオンになっている。

ちょww先生ナニやってんすかwwW



【作風】
壮大な舞台や設定、ストーリーを用意しつつ、物語をしっかりと描くストーリーテラーとしての腕前に定評がある。
また「逆襲のギガンティス」のように、見事なクロスオーバーも見せてくれる。

執筆速度が早く、月刊誌の連載を二本抱えつつ月一のペースで描き下ろしコミックスを発行するというハイペースな仕事をこなしたこともある。

反面絵に癖があり(線が粗めで、「古い絵柄」と言われることもある)、人によっては絵だけで拒否されることも。
また、何故か女性の登場人物を脱がしたがる。本人曰くいつの間にか脱げているそうな。
とはいえ、その絵のせいであまりエロく感じない人も多いのでは。



【主な作品】

マップス
初期の代表作。宇宙を舞台にした壮大なスペースオペラで冒険劇。女性を象った宇宙船や多種多様な登場人物が魅力的。外伝や続編も存在する。
読み切りのつもりで描いたら「次の話は?」と言われてなし崩しに連載開始。それがああも見事に傑作となるんだからパネぇっす。


機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス
機動戦士ガンダム』シリーズ(1st~ΖΖ)と『伝説巨神イデオン』のクロスオーバー作品。詳しくは項目参照。
両作品を知っていると目を疑う組み合わせではあるがそこは長谷川先生、内容は非常にシリアスで、かつ、ΖΖから逆シャアまでの空白期間を埋めるストーリーになっている。
なお、後述の『クロスボーン・ガンダム』と異なり、流石にサンライズから公式扱いはされていない(無断使用というわけではない)。


◆童羅
唯一のアダルト作品。触手物だと。同人誌で続編が展開されたが未完。


◆轟世剣ダイ・ソード
魔法とロボットと学校のファンタジー。掲載誌が休刊、移籍先では打ち切られ、完結させるためにコミックスを描き下ろした激動の作品。


機動戦士クロスボーン・ガンダムシリーズ
アニメ映画『機動戦士ガンダムF91』のその後を描く(おそらく)公式外伝作品群。詳しくは項目参照。
アニメ化はされていないがガンダムゲームやスーパーロボット大戦シリーズに登場しており、氏の作品の中では最メジャーと言える。
また、『F91』以外にも『機動戦士Vガンダム』の外伝作品として『プロジェクト・エクソダス』を描いている。


飛べ!イサミ
アニメに合わせた漫画版。コミックス描き下ろしなのに一月に一冊のペースで執筆していた。


超獣機神ダンクーガBURN
超獣機神ダンクーガ』リメイク企画のコミックだが、アニメの方が没になったため結果的には漫画単独となった。
パイロット構成は男一人に女三人と、原作、及びノヴァとは異なった組み合わせである。
シャピロも出るよ!


◆クロノアイズ
◆クロノアイズ・グランサー
時間犯罪を取り締まるクロノアイズの活躍を描いたSF作品と、その続編。
『クロノアイズ』では後半でタイムトラベル物のジャンルとしては大胆な設定が明かされた。アニメ化企画もあったようだが、結局ポシャった模様。
星雲賞受賞作品でもある。


◆スーパーロボット大戦α THE STORY 竜が滅ぶ日
ゲーム『スーパーロボット大戦α』の公式前日談であり、後の『α外伝』にも繋がる、αシリーズ全体の序章としての側面を持つ作品。
マジンガーZ&ゲッターロボ恐竜帝国の決戦を描く。


◆聖戦士ダンバイン 狩りの日
スーパーロボット大戦D 不思議の国のマーズ
聖戦士ダンバイン』、並びに『スーパーロボット大戦D』のアンソロジーコミックに収録された読切作品。
前者は本編ではすぐ戦死したキャラに「実は生きていた」という設定のもとスポットを当てた外伝、
後者はスパロボという舞台を使い、『六神合体ゴッドマーズ』におけるある種の「ご都合主義」に対するアンサーを描いた内容となっている。
中々公式の再録が難しい版権モノという事もあってか、2017年頃に同人誌に纏められている。


◆長谷川裕一ひとりスーパーロボット大戦 大外伝
同人作品*1ではあるが、氏の作品に出てきたロボットやメカを総動員したまさにひとりスーパーロボット大戦。
漫画本編で使用されなかった没設定を拾ったり、またこの本作初出の設定が後年の本編続編に反映されたりと、同人作品でありながら長谷川氏の漫画のファンなら見逃せない一本。


超電磁大戦ビクトリーファイブ
『超電磁ロボ コン・バトラーV』、『超電磁マシーン ボルテスV』、『闘将ダイモス』のクロスオーバー作品。
単行本第2巻では『未来ロボ ダルタニアス』も混ざっている。


機動戦士ゼータガンダム1/2
劇場版Ζガンダム公開時に発表された作品。
グリプス戦役で活躍していた謎の機体「ハーフゼータ」にまつわる物語。


機動戦士ガンダム MSV戦記 ジョニー・ライデン
ガンダムシリーズの企画「MSV」の登場人物「ジョニー・ライデン」に焦点を当てた作品。
各所で示される設定と全く異なるジョニー像が描かれる。


◆ゴッドバード
『ビクトリーファイブ』の作品世界を下敷きに、更に『勇者ライディーン』を加えて同作の続編として描かれた作品。
同作で回収されず終いだった要素の回収、さらにかの「三輪長官」登場など長浜ファンなら見どころ多数。


【漫画以外】
東映特撮の考察本である『すごい科学で守ります!』シリーズを執筆、SF大会で星雲賞に輝いたこともある。
SF大会では常連の1人であり、上記のすごかがネタによる講演も行っている。

また、アニメ関係のデザインや漫画の原作の仕事もこなしている。

その他、山本弘による『空想科学読本』の批判本『こんなにヘンだぞ!空想科学読本』のイラスト監修も務めている。
……が、この本、『読本』の些細な粗探しに終始するのみならず、著者の柳田氏に対する誹謗中傷を主目的とした
正真正銘の「俗悪本」と評しても過言でない内容だったことから、実質製作に協力する形となった長谷川氏の姿勢についても少々賛否が分かれている。



【余談】
ロリコンである(本人は胸が小さい娘が好きなだけと弁明している)。
また、知人に日本で3番目にスケベな漫画家と言われた(1番目は宮崎駿、2番目は藤子・F・不二雄)。

富野由悠季とは女の趣味が違う。クロスボーンガンダムでは、富野監督との打ち合わせ風景が想像出来るセリフが所々にある。

弟の長谷川勝己は氏のアシスタント出身で、作家で脚本家でスーツアクターである。
また、弟の長谷川裕二という設定で関わった作品がある。




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