機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト

登録日:2012/05/31(木) 02:44:44
更新日:2019/08/30 Fri 00:38:03
所要時間:約 18 分で読めます





宇宙世紀0153年――
これはおれがうさぎを抱いたアリスと
“蛇の足”に出会ったことからはじまる
“銀色の幽霊”にまつわる記録だ…
そしてその幽霊の名は――

ガンダムエース誌にて連載されていた漫画。全12巻。
機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人』の続編であり、『機動戦士Vガンダム』の外伝に当たる作品。

クロスボーン・ガンダムシリーズは『鋼鉄の7人』で(作者も含めて)完結したと思われていたため、この新連載は多くの読者を驚かせた。
一方、鋼鉄の7人が完結した時点で、既に宇宙世紀の時系列にはザンスカール戦争という一大イベントが組み込まれており、
カーティスとテテニスの未来が明るくないことは完結当時から想定していたようで、
本作の連載を持ちかけられた際には『せっかくだから二人の未来を描いてやろう』という心行きだったという。
そうして連載を開始し、描いていくうちに筆がノリノリになったためか、無印(6巻)+スカルハート(1巻)+鋼鉄の7人(3巻)よりも話数が多く、
登場キャラクターや登場MSもTVシリーズに劣らぬ顔ぶれとなっている。

物語の舞台は前作から17年後のU.C.0153年。『機動戦士Vガンダム』と同じ時代であり、ザンスカール戦争の真っ最中である。
技術も相応に進歩しており、これまでのガンダムシリーズでは描かれにくかった規格外のギミックを持つMSも多数登場する。
(尚、ギミックを満載したロボットが縦横無尽に活躍する作風は、作者の長谷川裕一の得意とするところである。)


次作『機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST』が2018年現在連載中。
時代設定は本作から16年後の宇宙世紀0169年であるが、この時代は数あるガンダムシリーズの外伝作品の中でも、未だ言及されたことのない新境地となっている。
『DUST』の登場人物の中には、本作に登場した人物も何人かが続投し、中には主要キャラクターを務める者もいる。


あらすじ

宇宙世紀0153年、サイド3に暮らす少年フォント・ボーが興味本位で開いたネット上のデータは、ザンスカール帝国から盗み出された軍事機密だった。
帝国に狙われる身となった彼は褐色の青年カーティスと可憐な少女ベルに出会い、“エンジェル・コール”を巡る争いに巻き込まれる。


登場人物


フォント・ボー
本作の主人公。サイド3に住む学生で、重度のMSオタク。
連日連夜ネット漬けの生活を送り、GPシリーズハーフゼータなど様々なMSの情報を集めては、まとめてホームページに掲載していた。
だがある日、偶然にもザンスカールの新兵器“エンジェル・ハイロゥ”の情報を入手してしまい、命を狙われる事になってしまう。
フォントの前に現れた謎の青年カーティスの誘いに乗り、自身と家族の安全と引き換えに「蛇の足」へと参加する。
ただのミリオタという訳ではなく、エンジェル・ハイロゥの欠点に気付いたり、MSのサイズの誤認を利用した戦法を取るなど頭もよく回る。
そして凄腕のハッカーでもある(本人に自覚はないが)。

名前の由来は同じ時代のもう一人の主人公ウッソ()なのでフォント(本当)
ウッソのようでフォントの話である。

●ハロロ
フォントが作った、彼をサポートする自律思考型女性AI。ケモノ耳(ウサミミ?)美少女の様なキャラクター。
普段は彼が持ち歩くタブレットの中に搭載されており、彼のホームページの管理など様々な情報を収集・管理している。
AIなのに反応がとても人間的で、多彩な表情を見せ、時折フォントと主従漫才(?)をすることも。フォントの努力の賜物らしい。
自作AIとは思えないくらいのチートっぷりを見せてくれる。
元々は学校のクラブ活動で作った物で、造形と言動はフォントの趣味によるもの。(友人の理解は得られていないようである)
尚、ハロロのデザイン及び作画のみ榊蒼十郎が担当している。


◆諜報機関"蛇の足(セルピエンテ・タコーン)"/新生宇宙海賊(クロスボーン・バンガード)

木星ハト派の特殊部隊。
カーティスが言うには、名前の由来は“存在しないもの”という洒落らしい。
表向きは木星との関係を無いように見せるため、あえて『クロスボーン・バンガード』を名乗って行動している*1

カーティス・ロスコ
フォントの前に突如現れた褐色の肌とサングラスが特徴の青年。蛇の足のリーダー。
普段は非常に気さくで感情豊かな人物であり、よく冗談を言ったり、軽口を叩いたりする。
視力を失っているものの、周辺の音で状況を正確に把握する訓練を積んでおり、健常者に劣らない行動が可能である他、
MSのセンサー情報を立体音響で把握することによってMSでの戦闘をも行う一流のパイロットである。
しかし、乗りこなせる機体は視覚に依存せず操作できる程に習熟したバタラ系列機とクロスボーン・ガンダムの2機種に限られ、
戦場のMSの識別は一意の音とMSの情報とを紐付けたデータベースでの学習に頼っている為に、未知の機体*2に対してはイメージが遅れ対処が追いつかないという弱点がある。
ベルとは彼女が幼い頃からの知り合いであり、ベルのことを溺愛しているが度重なる密航には悩まされている。

●ベル
カーティスと共にフォントの前に現れた、ウサギのぬいぐるみを抱えた美少女。本作のヒロイン。
木星ハト派の筆頭であるテテニス・ドゥガチの娘だが、父親は不明。
周囲から父親は死んだと伝えられているが、本人はカーティスが実父ではないかと疑っている。
生まれてからずっと外惑星探査艦の中で育ったため、非常に天真爛漫な性格をしている。
『はじめての子供の仲間』としてフォントになつく。
とある一件以降フォントに対して抱きつくなどのスキンシップが増え、より仲良くなったが、恋愛関係に発展しやしないかとカーティスは気が気でない様子。
盲目のカーティスを導く為か、両足にベルを着けているのが特徴。
特技は母親譲りの密航。
父親からは「自分が一番大切だと思うものを守るために他のすべてを犠牲にする覚悟」を受け継いでいる。

ちなみにフルネームは、母テテニスが過去に名乗っていた偽名を使った ベルナデット・ドゥガチ
自身のペンネームを娘の名前にした実在の作家から得たアイデアだとか。


◆サーカス

木星タカ派の特殊部隊。
【天使の呼び声(エンジェル・コール)】 を捜し求めている。
構成員のうち、パイロット達はそれぞれが犯罪者の烙印を押された者であり、仮面を着用している。

●ジャック・フライデイ
フォントを狙って現れた仮面の青年。搭乗機はデスフィズ
“めんどくさい”という理由からその場にいたザンスカール軍を全滅させるなどやや好戦的なきらいがあるが、
木から落ちそうになった鳥の巣を目標よりも優先して助けたりと、心優しい一面も覗かせている。
子供に対して非常に優しく、子供だけは殺さないという信条を持っている。

●ゴードン・ヌーブラ
大柄で粗暴な男性。搭乗機はガラハド。
ジャックとはサーカス以前からの知り合いである。

●ラーザブ
太った褐色肌の男性。搭乗機はバンゾ。
いつもニヤニヤ笑いを浮かべている。

●ロナルド
小柄で嫌らしいタイプの男性。搭乗機はラロ。
ジャックとはソリが合わないようで対立している。

●コーシャ
戦いにも美しさを求める女性。搭乗機はバイラリナ。美しくない行為を嫌っている。
サーカスの団員として以上に、団長に多大な信頼を寄せている。

●クォ・グレー
サーカスの団長を務める小柄な老人。搭乗機はグレゴ。
金のために動いており、そのためならサーカスを貸し与えたもの同士で戦う事も辞さない考えを持っている。
キゾ中将の下で小遣い稼ぎをしつつも、虎視眈々と裏切る機会を探している。
実はあのカラスの教え子であり、一筋縄ではいかない狡猾な人物。

●マーメイド・ヌーブラ
ゴードンの妹でありジャックの元カノ。搭乗機は地上侵攻用MS、カルメロ。
ジャックを恨んでおり、復讐もあってジャックと対峙する。


◆リア・シュラク隊

リガ・ミリティアの戦闘部隊の一つ。
キゾ中将の流した情報に釣られて四面楚歌に陥るが、新生宇宙海賊と共同戦線を張った後に保護される。
オリジナルのシュラク隊と同じくメンバーは全員女性であり、黒いヴィクトリーガンダムに搭乗している。

●トレス・マレス
リーダーを務める褐色の肌とウェーブがかった長い髪の女性。
パイロットスーツの前を大きく開け、グラマラスな胸元を惜しげもなく晒している。
勝気な性格をしており、パイロットとしての腕前もかなりのもの。
当初はフォントを色香で惑わそうと(冗談半分に)していたが、彼が修羅場を経験し、成長したことを感じて以降は割と本気で惹かれている。

●イー・ライチ
ツインテールに細い目が特徴的。
メンバーの中で一番小柄であり、一番子供っぽい性格をしている。

●ドゥー・ナルガ・フルス
ショートボブの黒髪にカチューシャを付けている。
気弱な表情が多く、トレスやイーに比べると大人しくて儚げな印象を受ける。


◆ゴールデンエッグス

元々はザンスカール帝国内の一部隊だったが、キゾの考えからザンスカールを離反。
キゾの野望である『エル・ザンスカール』の建国を目指して、狂信的に行動している。

●キゾ中将
常にインド風の刀剣を携行しているザンスカールの中将。
徹底的な成果主義と冷徹なまでの実力重視の思考の持ち主で、使えるモノは評価するが、使えないと判断するとあっさりと切り捨てる。
為政者であるが平民のために動くという考えは皆無に等しく、ギロチンを使っての恐怖政治すら厭わない。
独自の目的でサーカスを雇用し、“エンジェル・コール”を狙っている。
その正体はザンスカール帝国の宰相フォンセ・カガチの義理の息子であり、クラックス・ドゥガチが内縁の妻との間に儲けた子供。
つまり、テテニス・ドゥガチの異母兄弟に当たる人物である。歪んだ性格は実父譲りだろうか。
搭乗機は黄金の機体ミダス。

●マリア・エル・トモエ
キゾにとってのマリアであり、彼の妻。
ザンスカール帝国のマリア候補に選ばれたものの、
マリア・ピア・アーモニアが正式にマリアとして選ばれてからは冷たく扱われたようで、彼女を恨んでいる。
搭乗機は黄金の巨大MAカオスレル。


◆その他

●エリン・シュナイダー
『林檎の花』の元船長。
カーティスとは学生時代からの付き合いであり、戦死したと思われていたカーティスが帰ってきたときは大層喜んだが、
"記憶を失った"カーティスに違和感を覚え、彼に不信感を抱く。
後にエンジェル・コールを奪って逃走、ザンスカール帝国にエンジェル・コールを売り込もうとする。

●テテニス・ドゥガチ
かつてのベルナデット・ブリエットにして、かつての木星指導者クラックス・ドゥガチの娘であり、現在は木星ユピテル財団の当主。
貧困にあえぐ木星の現状を変えるべく、父親から受け継いだ財産を人々の役に立てようと、
外部惑星探査船、ミノフスキードライブ搭載艦【林檎の花】、巨大移民船エンジェル・ハイロゥ(ザンスカールと共同)を建造するなど、
木星の将来を考えたプランを組み立てていた。
外部惑星探査船に自らも搭乗し、その最中に娘のベルナデット・ドゥガチを出産、さらにエンジェル・コールの発見に喜ぶも、
エンジェル・コールが強い毒性を持っていたこと、
そして【エンジェル・コール】がエリンによって奪われたことから、計画を切り上げ木星へと戻った。
その後、志を共にする『蛇の足』部隊をクロスボーン・バンガードと命名し、エンジェル・コール捜索任務に就かせる。

見た目の若さにはフォントも驚いており、とても一児の母親には見えない。(ちなみに年齢は35歳)
しかし、相変わらずの絶壁である。

●ローズマリー・スズキ
かつて“鋼鉄の7人”作戦で生き残った元木星軍のパイロット、旧姓はラズベリー。
同じく生き残ったミノル・スズキと結婚したが、それから5年目に彼と死別している。
その後は、フリーのライターとして新たに“ザンスカール帝国の興亡”なる出版本の取材の為に反ザンスカールのレジスタンスと接触しているものの、気が付いたころにはレジスタンスのリーダー格として活動していたらしい。
南米マチュピチュでの戦いではVガンダムヘキサを駆ってバイラリナと互角の戦いを繰り広げるが、戦いに割って入ったザンスカール軍が投入したザンネックの超長距離狙撃を受けて撃墜され、戦死したと思われる。

シーブック・アノー
かつては宇宙海賊でキンケドゥ・ナウと名乗っていた鋼鉄のパン屋。
トビアが“鋼鉄の7人作戦"に自分を巻き込まなかった真意を理解してパン屋を続けている。
妻のセシリーも健在であるが、子供達はリガ・ミリティアに参戦しているとのこと。
ベルの頼みで彼女にパン作りを教えることになる。

●ハリソン・マディン
リガ・ミリティアの「青い閃光」隊の指揮官。かつての戦友を助けるため、再び彼の作戦に協力する。

トゥインク・ステラ・ラベラドゥ
リガ・ミリティアの「青い閃光」隊に所属する女性。ハリソンと共に海賊軍に協力している。
どこかのお姫様と違い、色んな意味で成長している。特に、服装が大胆になっている。

●ウモン・サモン
自称ニュータイプの元海賊軍パイロット。
かなりの高齢ながらも存命であり、カーティスの作戦に力を貸す。


登場兵器


◆諜報機関"蛇の足"

クロスボーン・ガンダム ゴースト
17年前の“鋼鉄の7人”作戦によって失われた“存在しないはず”のクロスボーン・ガンダム。
かつては木星戦役を皮切りに猛威を奮った機体であるが、20年の間に長足の進歩を遂げたMS技術の前に性能面での優位は失われ、
最新鋭機のビームシールドには出力負けするなど苦戦を強いられる事も多い。
しかし、カーティスの技量により引き出される高い機動性は、現代の機体にも引けをとらない。
詳しくは項目参照。

ザクⅡ
サイド3から脱出する際、博物館に飾られていたMSの中で唯一動く機体としてフォントが搭乗、そのまま彼の機体となった。
ロールアウトから約80年、やられ役からまさかの主人公機に抜擢という快挙を成し遂げた。
前作のペズ・バタラにあたるポジション。

ファントムゴーストガンダム
木星タカ派によって造られたサウザンド・カスタムの1機。
緑のボディと銀色の簡素なエングレーブが特徴的で、シルエットや頭部の放熱機構等、クロスボーン・ガンダムと似通った部分もある。
木星から地球を駆け抜ける光速の“足”を欲した木星によって、どこかから盗用してきた技術を木星ガンダムと掛け合わせた、ミノフスキードライブ搭載の木星MS。
諸事情から木星系OSと盗用元のOSを積んでいるが、双方のかみ合わせの悪さから、起動もままならないままにサーカスの母艦に放置されていたが、いろいろあってフォントが奪取する。
終盤で改装を受け、クロスボーン・ガンダムX-0と同じ銀色のボディのゴーストガンダムとして生まれ変わる。
詳細は項目参照。

●ドク・オック
聞き覚えの無い名前をしているが、その実態はバタラを民間用に転用したもの。
民間用なのでビーム出力は落ちているが、技術の進歩により機動力は上がっている。

林檎の花(マンサーナ・フロール)
新生宇宙海賊の母艦となる、巨大な花にも見える外観が特徴の戦艦。
本来は運用実験艦であり、サナリィの研究者を一部引き抜いて*3製造され、開発には10年以上を費やした。
ミノフスキードライブや高い防御性能など、マザー・バンガード譲りの要素が散見される。


◆サーカス

サウザンド・カスタム
一騎当千(サウザンド)の言葉を体現するように、百対一、千対一でも戦える事をコンセプトに設計された7種の特務機の総称。
本来はユピテル財団のタカ派への、一種のガス抜きとして許可された計画の元に開発されたという経緯があり、開発を難航させるためにわざと要求性能を極めて高くされている。
…しかし困った事に一定の成果を上げてしまい、開発者は使う機会を執拗に狙っている。
詳しくは項目参照。

ディビニダド
かつて木星戦役の終盤で使われた木星総統用巨大MA。全てが破壊されたかに思われたが、何処かに残されていた機体がサーカスによって回収されていた。
詳しくは項目参照。


◆リガ・ミリティア


ヴィクトリーガンダム
機動戦士Vガンダム』の前期主役機。リア・シュラク隊の三人が搭乗する。トレス機のみヘキサ仕様となっている。
黒いカラーリングが特徴的な以外はウッソ達が登場していた白いヴィクトリーガンダムと同じスペック。
これまでのMSになかったパーツの分離・再合体による戦力の低下を防ぐ仕組みは『知らないものには対応できない』カーティスを翻弄し、
後にヴィクトリーガンダムを詳しく調べたフォントは、
この機構の有用性を絶賛し、『こんなMSこそが戦争を終わらせる鍵になる』と評した。


◆ゴールデンエッグス

ミダス
キゾ中将の専用MS。EZM-S01
一見するとザンスカール製MSと同じカメラアイを有するが、その下には木星MSのサウザンド・カスタムと同様のフェイスオープンが存在する。
特徴的な頭部ユニットはMSの機能を停止させる特殊な装備を持ち、頭部から放つ光によって多くのMSの動きを封じる事が出来る。
詳しくは項目参照。

カオスレル
“キゾ中将のマリア”であるトモエの専用MA。EZMA-S01
本機はトモエの持つ特殊な力と配下のサイキッカーによって機能する。
ビット兵器「ギムレット・ビット」を有するが、従来のものとは異なり貫通機能を重視している。
詳しくは項目参照


◆その他

天使の呼び声(エンジェル・コール)
ザンスカール、ゴールデンエッグス、サーカスなど様々な組織が独占しようと目論む兵器。
その正体は隕石に付着していた宇宙細菌。
宇宙世紀で人類が初めて遭遇した 生きている地球外生命体 であり、死病をもたらす病原菌でもある。
エンジェル・ハイロゥのサイコウェーブで全人類を幼児化した後、地上を制圧する為の生物兵器としての運用が想定されていた。
感染力は非常に強く、感染から発症するまでの時間も短い、極めて危険な生物兵器である。

天使の光輪(エンジェル・ハイロゥ)
ザンスカール帝国が作り上げた巨大兵器。Vガンダム本編にも登場したが、本作では新たに設定が付け加えられている。
建造したのはザンスカールと木星の共同になっており、テテニスもその計画に携わっていた。
テテニスは多くの移住者を木星へ運ぶ輸送船として使うことを想定しており、
サイクロトロンウェーブによる強制睡眠も、元々は安全な暴徒鎮圧用に作られた装置であり、最初から軍事目的で作られたのではなかった。
しかし、エンジェル・コールの情報を入手したフォンセ・カガチによって、地球浄化兵器として使用される。

●ソーラ・システム
かつて旧大戦で使用された原始的でありながら強力な威力を持つ兵器。
本作ではミラーパネル代わりに「地球圏全体のコロニーのミラー」を少しずつ調整する事で利用した。
このミラーの調整はキゾが行動を起こすまでの2週間の間にありとあらゆる手段で交渉し、実現させる事にこぎつけたとの事。





追記・修正よろしくお願いします。

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