エネミー(Fate/Grand Order)

登録日:2018/02/10 Sat 01:22:04
更新日:2025/10/18 Sat 01:48:42
所要時間:約 14 分で読めます








特異点攻略を進めるプレイヤー達の前に幾度となく立ちはだかり、イベント等の周回では何百匹も素材目当てに乱獲されるエネミー達。
ここは長くこのゲームをプレイしている人にはすっかりおなじみとなったであろう、
Fate/Grand Orderに登場するエネミー達を紹介する項目である。

現時点でのエネミーは通常のものに加え自身を含め基本的に二体までしか登場しない中エネミー、
基本的に一体しか登場しない代わりに常に全体攻撃を放つ巨大エネミーの三種が存在している。
エネミーによって落とす素材が違い、多くはメインストーリーが追加されるごとに再臨素材とともにエネミーも新種族が追加されていく。


【第1部から登場】

スケルトン系

全てのマスターが最初に出会う事になる骸骨のエネミー。落とす素材は「凶骨」など。
脅威になる事は少ないが持つ武器によりクラスがセイバー・アーチャー・ランサーと変化する事があり、
勘の良いマスターはこの時点で奴らから混合編成への対策を学ぶ。
また、「スケルトンキング」と呼ばれる上位種も存在する。こちらは見るからに強そうな装備を持ってて魔術回路のような模様が浮かぶ黒い体色が特徴。
奏章Ⅱイドでは亜種として「クヌムの土」が登場。目が光っており、古代の兵士のような武装が特徴。ランサーのみで登場する。
派生エネミーに竜牙で作られた「竜牙兵」などがおり、こちらは読んで字の如く「竜の牙」あたりを落とす。
竜牙兵はメディアが召喚していた由緒あるモブキャラ

素材の骨と牙は初期からスキル育成に凄まじい数を要求されることもしばしばあるため、イベントのない暇では冬木でスケルトンを蹂躙する日々を送る熟練マスターも。


人間兵系

フランスやらローマやらケルトやら、各地の特異点に登場する人間たち。落とす素材は「英雄の証」など。
当然サーヴァントからすれば脅威ですらないはずなのだが、これはゲームなので当然軽んじれば落とされる事もある。
ケルト兵のようにただの人間ではない兵士もいることだしね。
海のステージでは兵士ではなく海賊が登場したりする。
羅生門イベントでは「京人」が登場する。
修練場・強化クエストでは、種類関係なく一括して「兵士」の名称で登場する。


ゾンビ系

魔力で「生ける屍」として蘇った死体。フランス兵、ローマ兵、海賊の三種類が存在する。
人間兵の派生だが、毒状態を付与したりHPを消費してバフを付与するタイプ。
とはいえ大した脅威にはならない。
銅レアモブの中でも結構即死耐性が低いので、クラスを問わずニトクリスの宝具で一網打尽にできる。
修練場・強化クエストでは、種類関係なく一括して「ゾンビ」の名称で登場する。


ワイバーン系

記事冒頭のアレでおなじみ、オルレアンでアサシン(というかクラス相性)の重要さを教えてくれる飛竜。落とす素材は「竜の牙」など。
後述の上位種が多く、その場合はチャージ増加や回避付与など無視出来ないスキルを使用する。
また、通常種も含めクリティカル発生率がアサシンの敵と比べても明らかに高く設定されているようで、地味にこちらのサーヴァントを脅かしてくるため、
戦力に乏しい序盤は特に躓かされやすいタイプでもある。
こいつらを朝飯前扱いできるようになればヒヨッコは卒業といった所だろう。
上位種には、赤い体色のワイバーンドレッド、黒い体色のワイバーンエビル、
赤い眼と青灰色を持つ体色のワイバーンオリジン、虹色の体色を持つレインボーワイバーン、
金色に近い黄土色の体色を持つワイバーンクラシック、
凶悪な姿に進化した変異種、ワイバーンテンペストが存在する。


ドラゴン系

ドラゴンの巨大エネミー。恐らく最初に出会う中ボス/巨大エネミー。落とす素材は「竜の逆鱗」。
巨大エネミーの多くに共通する事だが、 通常攻撃が全体攻撃 なので編成に注意。
基本的にはライダークラスで、宝具威力上昇のバフを重ねてくる。


獣人系

ウェアウルフ、ウェアジャガー、ゴブリン、牙の氏族、ピクト人(王の氏族)、クリスマスイベントのトナカイマン辺りが含まれる。落とす素材は「世界樹の種」など。
武器によりクラスがセイバー(メイス)、ランサー(槍)、斧(アサシン)と変化する。
ただし、牙の氏族はセイバーのみ、ピクト人(王の氏族)はランサーのみで登場する。
ワイバーン系と同じく、この系統のモブもやけにクリティカル率が高くなっているので速攻で片をつけるべし。
特にアサシンで登場している場合はかなり高確率でクリティカルが飛んでくるため危険。

22年のぐだぐだイベントでは、ようやくウェアウルフの専用立ち絵が追加。しかも表情差分が豊富。
敵の配下として多数登場するが、身体から黒い泥のような物が漏れている個体が混ざっており、
戦闘で登場するのは、全て前述の個体であり、こちらの攻撃を受けるとNPが減少してしまう。


ゴースト系

半透明の骸骨の姿をした幽霊型のエネミー。基本的にアサシンが多い。落とす素材は「ゴーストランタン」など。
こちらのNPを減らしたり、スタンさせたりと、かなりいやらしいスキルを持つ無課金泣かせのエネミー。
現在は高速化したが、以前は攻撃モーションが長いという嫌らしさも持っていた。

またサーヴァントでない人間などの亡霊としてたびたび登場する事がある。
理不尽なまでのHPで語り草となった、デオンの幕間に登場するヤツもその一人。

「レディ・ライネスの事件簿」では、舞踏会の仮面を着けた「マスクゴースト」、
亡霊と蒸気の概念が合わさって発生した「スチームゴースト」が登場。
顔や形状が大きく異なっており、崩れたような外観に変化している。

ただでさえ普通のモブとしてもめんどくさいが、巨大エネミー化すると攻撃も妨害(=NP減少)もほとんどが全体対象化する。
六章の序盤や七章の中盤に出てくるヒュージゴーストに泣きを見たマスターも多いはず。

二部7章開始と共にヒュージゴーストがまさかのモーション改修。エネミーのモーション改修は初であり、
派手で強力な攻撃モーションに変化した。

また、1.5部では、リンボが召喚した大怨霊が登場。こちらは、リンボと同じ着物を着けており、頭部が二つあるのが特徴。モーションも固有の物となっている。
2部でも彼が分身として召喚し、再戦する事になる。

徳川廻転迷宮大奥では、女中の髪型と着物を着けたヒュージゴーストが登場。
正しいルートに立ち塞がっている事が多く、当イベントで重要なアイテムを隠し持っている。


ゴーレム系

土人形のエネミー。落とす素材は「八連双晶」など。
HPを回復したり防御力を上げてくるスキルを使用してくる上に、スノーマン以外は基本的にバーサーカーなのでできれば全体宝具等でまとめて始末したい。
石製のストーンゴーレム、鉄製のアイアンゴーレム、紅玉製のルビーゴーレム、水晶製のクリスタルゴーレムと、材質が異なる亜種が存在する。
アイアンゴーレムの変異種として、一回り大柄な体躯と刺々しい外観に、頭部が二つになったツインスチールゴーレムも存在する。
クリスマスイベントでは、雪だるまを直接人型にしたような形のスノーマン、
プリヤコラボでは、クッキーマンを直接人型にしたような形のクッキーゴーレム、
20年のぐだぐだイベントのおまけストーリーでは、収穫した米をついて固めて作った、お米ゴーレムが登場した。 

「風雲からくりイリヤ城」では、新たな亜種として「絡繰羅漢」が登場。
白い体色に、間接や肩などが木製のような茶色に変化している。
アタックモーションも完全新規となっている。

また、イベントではこれらとは別に、アヴィケブロン製のゴーレムがエネミーとして登場する事がある。見た目が違うので普通のゴーレムとは簡単に区別できる。


キメラ系

獅子や蛇などが合成された魔獣。落とす素材は「混沌の爪」。
これまでのエネミーに比べ上位の種族で、バーサーカークラスの上にクリティカル率をアサシン敵以上に上げてくるため、油断しているとこちらのサーヴァントが呆気なく即死か瀕死になる。
亜種として「ホワイトキメラ」、新宿では「スーパーキメラくん」が存在する。
後者は、魔術によって人工的に作られ強化された魔獣であり、富裕層ではこれをペットとして飼っている事が語られており、それを専門に作る業者も幾つか存在する模様。
初戦で戦うのはチンピラが引き連れた、名前に「プロトタイプ」が付く個体であり、
業者から格安で譲り受けた試作品らしい。
アトランティスとオリュンポスでは、「テオス・クリロノミア」の効果で鋼体化した、「オリジン・キメラ」が登場する。


ラミア系

半人半蛇のエネミー。クラスは総じてキャスター。落とす素材は需要が微妙な「蛇の宝玉」。
上位種に「ナーガ」、灰色の体色を持つ「ナーガラージャ」が存在する。
こちらの弱体耐性を下げてチャージ攻撃で魅了状態にしてくるという戦法を取る。
ライダークラスのサーヴァントでさっさと倒してしまうのが吉。
アトランティス及びオリュンポスでは、「テオス・クリロノミア」の効果で鋼体化した「オリジン・ラミア」が登場する。


アマゾネス系

女戦士のエネミー。落とす素材は地味に需要が多い「世界樹の種」「鳳凰の羽根」など。
大抵は羽根目当てで狩られることが多いが、基本的には人間兵系と変わらない。
上位種は「麗しい視線」なるスキルを使用してくる。……麗しい?
当初唯一の狩場であった「オケアノス:豊かな海」の貧しいドロップ率は語り草で、終章後の亜種特異点フリークエストに上位互換が追加された今では死にコンテンツと化した。


デーモン系

キメラと同じく上位の悪魔系エネミー。
高いHPを持っている事が多く、上位種は高速神言でチャージ加速もしてくるため
ライダークラスの単体宝具を持つサーヴァントが頼りになる。
それこそ初期から需要の多い「蛮神の心臓」を唯一落とすエネミーながら、確定登場するフリークエストが終章クリア後に出現する最初の亜種特異点をクリアしなければ出現しない鬼畜仕様。
その為、イベントクエストでデーモンが登場するたびにマスターがこぞって周回に明け暮れるなんてのは日常茶飯事だった。

余談だが、fakeに登場するバーサーカーは宝具『悪霧は倫敦の暁と共に滅び逝きて(フロム・ヘル)』を発動することで、条件次第だがこのデーモンに酷似した姿を取る。
さらにもう一つの宝具『其は惨劇の終焉に値せず(ナチュラルボーンキラーズ)』を併用することでマスターの魔力量に応じて分身が可能。作中では200体まで分身を作れるとされた。
そのため、FGOで心臓不足に悩まされるマスターからはコラボ開催して一狩りさせて欲しいと言われているとか……

2021年ハロウィンイベントでは、モレーの黒魔術によって召喚された「暗黒の仔山羊」が登場。
ストーリーの最後に登場したボスエネミーであり、
デーモンと同系統だが、2倍大きい体躯を持ち、上半身は白い毛と下半身は黒い毛に覆われており、頭部はヤギの頭蓋骨のように変化している。
前述の毛の配色が、カルデア制服とよく似ているのだが、その真相は...?


ホムンクルス系

人型の異形姿のエネミー。落とす素材は「ホムンクルスベビー」。
ランサーあるいはバーサーカーで登場し、HP回復系のスキルを多用する。
2025年CBCイベントにモーション改修。より強力なアタックに変化した。

ケンタウロス系

馬人系のエネミー。青銅の兜と緑の装飾が着いた武器を装備している。落とす素材は「隕蹄鉄」。
上位種として、銀色の兜と赤の装飾を持つ「ケンタウロスナイト」、金色の兜と緑の装飾を持つ「ケンタウロスパラディン」が存在する。
こちらのバスター・クイック・アーツのいずれかの性能をダウンするスキルを使用するが余り気にならない。
ちなみにさり気なくギリシャ神話男性属性なので、CEOことエルドラドのバーサーカーの特攻対象になる数少ないモブ。


魔本系

動く本のエネミー。落とす素材はキャスターがよく使う「禁断の頁」。
キャスタークラスで、本の色ごとにさまざまなスキルを持っている。特に白いものはガッツ付与を使うため、生き残らせると厄介。
とはいえ全体宝具が多いライダーにまとめて轢き潰されるのが常。


オートマタ系

どっかで見たことあるような殺人人形のエネミー。落とす素材は「無間の歯車」。
後述の対人殲滅装置は「神脈霊子」を落とす。
回避付与スキルを持っている事があり、アサシンのクラス特性としてクリティカル別名グルグルパンチ率もそこそこ高いので非常にウザい。

1.5部の「悪性 隔絶魔境新宿」ではとある人物がこの系統のエネミーで登場する。
クリア後は絶好の狩場がバレルタワーで待っているぞ!

前述の「悪性 隔絶魔境新宿」では「コロラトゥーラ」、
「レディ・ライネスの事件簿」では、外観が異なり、機械部品が追加された「アンティークマタ」と、
舞踏会の仮面を着けたアンティークマタである「マスクオートマタ」、
中国異聞帯では敵が製作した、兵馬俑の土人形のような外観の「傀儡兵」(ただし、張角が使用する方は外観が異なる)、
オリュンポスでは「対人殲滅装置」など、亜種が多い。

「風雲からくりイリヤ城」では、新たな亜種として「絡繰兵」が登場。
白い体色に、胴体が日本鎧のような形状に変化しており、頭部には侍のマゲが追加されている。
外観だけでなく、アタックモーションも完全新規となっている。


機械兵系

ロボット系のエネミー。落とす素材は「無間の歯車」など。
バベッジにそっくりな見た目をしているが、これは元々ストーリー上で彼の宝具によって生み出された量産型のエネミーとして登場していたため。
セイバー、あるいはアーチャークラスで登場する事が多い。
三種類存在しており、銅色の小型、緑色の中型、灰色の大型、というようにサイズによって色が異なる。
ハロウィンイベントでは、オレンジ色のカラーリングになった「パンプキンスケルター」が登場する。

星条旗カラーのアーチャー版個体はエジソンが製作したもので、機関銃を装備している。通常攻撃が多段ヒットなので、NPが貯まりやすいのが少し有難い。
サイズ違いも登場するが、サイズによるカラーリングの変化は無し。
EXTRAコラボでは、桜色のカラーリングになった「サクラボット」が登場した。


ソウルイーター系

異形の魔獣型の上位エネミー。落とす素材は「黒獣脂」。
第1部の上位モブエネミーの中ではトップクラスの脅威度で評判。宝具封印のスキルを持つ上に、チャージ攻撃を打たせた時点で三回の回避を付与されてしまう。
しかもアサシンクラスなのでバンバンクリティカル出してくる上にチャージ自体早い……という厄介の塊。
それ以上に弱点のキャスタークラスは単体宝具持ちが飛んでもなく少ないせいでワンパンが絶望的なため、バーサーカーかアルターエゴクラスと言った打たれ弱いアタッカーに頼らざるを得ないため、
マスターによっては後述のスプリガンと並んでこいつを最強の中堅モブに推す人も少なくない。

プロトニキの猛獣特攻が通る。
なお、「黒獣脂」はレア素材の中でも需要が少なく持て余されがちな素材の一つとして悪名高いのも、ウザさに拍車を掛けている。

亜種として、赤い体色と前脚に炎を纏った「ウシュムガル」、
淡い水色の体色に煙を纏った「アストラルクリッター」が存在する。


ゲイザー系

一つ目の巨大な目玉エネミー。落とす素材は「血の涙石」。
必中付与、あるいは回避解除のスキルを使用するため回避スキルによるその場凌ぎが通じない。
珍しくチャージ攻撃が全体攻撃となる上に、基本的にアーチャークラスでチャージが早い。
中ボスの中では比較的打たれ弱い方なのが救い、集中砲火で一気に攻め落とそう。


バイコーン系

ユニ(一本角)ではなくてバイ(双角)。落とす素材は「戦馬の幼角」。基本はランサークラス。
クイック性能やスター発生率を妨害してくるので沖田さんなどクイック主体のセイバーを使う時は注意。
中ボス格のため攻撃力が高め。時間は余りかけられない。
上位種に赤みを帯びた体色の「エンペラーコーン」も存在する。
冠位載冠戦(ライダー)開始にモーション改修。より強力なアタックとなり、雄叫びも上げるようになった。

スプリガン系

多くのマスターに嫌な顔をされる石の巨人。落とす素材は「精霊根」。
二足歩行の人型エネミーでは最大級のサイズ。
クリティカル(倍率と確率両方)強化を重ねがけしてとんでもないダメージをぶちかましてくる危険なエネミー。多くのサーヴァントがそのスタンプの犠牲になった。
セイバークラスだからといってアーチャーをぶつけても安心は出来ないばかりか、通用する特攻もやたらと少ない。単体宝具の使用も視野に入れるべし。
「精霊根」が足りなくなってきたらあなたは立派な上級者。
亜種として、青銅の身体を持つブロンズスプリガン、
新宿ではシェイクスピアの魔力を利用して生み出された、リア王が登場する。

21年ハロウィンイベントでは「グリーンマン」が登場。こちらは樹木の巨人という外観であり、武器は巨大な木の棍棒に変化している。


翅刃虫系

雁夜おじさんが使役していたものが初出の飛べる蟲の群れ。落とす素材は「鳳凰の羽根」。蟲なのに……
ライダークラスで登場する以外にぱっとしたところは無い。あとZeroコラボイベント初出だが別に火に弱かったりはしない。
攻撃力が多段ヒットなので、NP上げの絶好のカモ。必中スキルを使ってくるが、苦もなく倒せるはず。


海魔系

ギョロ目の方のジルが使役していたイソギンチャク海魔。落とす素材は「蛇の宝玉」。
スキルが「まとわりつく」「覆いかぶさる」となんだかいけない想像をしたくなるマスターがいる……らしい。
こんな見た目だが基本はアーチャークラスである。さらにスキルの効果は「スター発生率&NP獲得率ダウン」。嬉しくない。


騎士系

鎧を纏った騎士のエネミー。落とす素材は「大騎士勲章」。
人間兵の中では一番の脅威度で、恐らく最初に出会う「粛清騎士」の個体はHP7~10万超えという堂々の中ボス扱いで、六章のトラウマエネミーの一つ。
人間兵に輪をかけてクラス混合(セイバー、アーチャー、ランサーにバーサーカーの固体までいる)で登場する事も多いので、編成にはより注意を払わねばならないという有様であった。
ただし、性別が男性なので、男性特攻が通る。

ハロウィンイベントでも第2回のみストーリーに登場。子持ちだったり、有給休暇を申請したりと意外とお茶目な一面を見せてくれる。
ステージ上では派生系である「パンプキンナイト」系が参加条件の兼ね合いでそこまでHPや厄介スキルを持ってこないため、それなりに楽に倒せる。

奏章Ⅱでは亜種として「死霊騎士」が登場。こちらは、目が赤く光るガスマスクのような兜に、ボロボロに欠けた刃の剣が特徴。セイバークラスのみで登場する。

『螺旋証明世界 リリムハーロット ~喝采なき薔薇~』の開始に合わせ、まさかのモーション改修。
トラオムで登場した名無しのサーヴァントをベースにした、強力な攻撃モーションに変化した。


スフィンクス系

謎掛けを行う神獣のエネミー。落とす素材は「智慧のスカラベ」。
1部6章で初めて登場し、やはり高い耐久力と攻撃力で上記の「粛正騎士」ともども全国のぐだ男、ぐだ子に初っ端から辛酸を舐めさせた強敵。
キャスタークラスでチャージ攻撃が全体となる。神獣なので神性持ち。
頭部を見るとよく分かるが基本の男性タイプに加え、上位種として女性のマリカスフィンクスも存在する。
通常タイプは男性特攻、「マリカ~」は女性特攻が効く。
また、さらに上位種であるカフラースフィンクスも存在する。プラチナのマスクとなり、体色は紺色で、毛は白色。
奏章Ⅱイドでは、新たな上位種「ワッフスフィンクス」が登場。ツタンカーメンの黄金のマスクのような形状の金のマスクに、漆黒の体色を持つ。
通常タイプと同様に男性特攻が効く。

奏章Ⅱ開始と同時にまさかのモーション改修。とても強力な攻撃モーションに変化しており、スキル使用で目が光ると同時に雄叫びを上げるようになった。


イフリータ系

火の精霊のエネミー。落とす素材は「封魔のランプ」。
キャスタークラスで、宝具強化を重ねてくるタイプ。
種類も登場頻度も少なめだが、存外にHPは高めな傾向にある中ボス扱い。
スキル名がかわいい。
亜種に「アルラウネ」が存在する。こちらは緑色で植物の精霊とも呼べる姿に変化している。
眼が不気味に赤く光り、黒い裂け目な模様があり不気味。
チャージMAX時の攻撃は、竜巻に変化している。


難民系

「心を失った~」とつくタイプのエネミー。落とす素材はこの頃から消耗と供給が極度に偏るようになってきた「愚者の鎖」。
渇いた叫びなるスキルを使用するが別に闇のゲームは挑まれない。
我々も彼らのようにならないように適度に周回しよう。
亜種として、インド異聞体では「亡者」が登場。こちらは生ける屍であり、仮面は着けておらず、武器も曲剣に変化している。
とあるサーヴァントの力で、アンデッド系エネミーと共に襲い掛かる。

20年水着イベでは「殺人鬼」が登場。仮面の形状が異なっている。

イベント「ミステリーハウス・クラフターズ」で、まさかのモーション改修。強力なアタックに変化した。

ハサン系

百貌のハサンの人格の一つであるハサンたち。
落とす素材はシャドウサーヴァントと同じく「虚影の塵」。
各人あんまり性能が変わらないが、「怪腕のゴズール」がやや強めの傾向にある。
なお、百貌の一部であるのでサーヴァント特性あり。
倒せばウィークリーミッションの「サーヴァントを○体倒す」にもカウントされる。


防衛装置系

Xの字に石が並んだ姿のエネミー。落とす素材は「無間の歯車」など。
基本的にアーチャークラスでゲイザーの下位互換といったところ。

石部分がコインになった、カジノ系イベントステージ限定の派生種が存在する。
こちらの主なドロップは言うまでもなくQPなので絶好の狩り対象となる。


魔猪(まちょ)

ディルムッドトラウマ。落とす素材は小型種が「世界樹の種」、巨大種が「呪獣胆石」。
バーサーカークラスの上にチャージ増加を行ってくるので速攻が推奨される。
特に巨大種は全体に高火力の攻撃を立て続けに放ってくるため多くのマスターの壁となる。
こいつとキメラ対策にプロトニキを育てたという人も少なくないだろう。
亜種として、機械化した巨大種が存在しており、放電攻撃やミサイル発射を使用してくる。


魔獣系

バビロニアで登場する魔獣エネミー。落とす素材はウリディンムが「世界樹の種」、ウガルが「原初の産毛」。
キメラと似ているがこちらはライダークラス。アサシンをぶつけてさっさと沈めればあまり脅威ではない。
亜種として、北欧異聞体ではイースウルグルとイースガルムが登場する。
両者とも体色は水色で、氷のような質感に変化しており、「氷の魔獣」と呼ばれている。


毒竜系

同じくバビロニアで登場した魔獣エネミー。落とす素材は「万死の毒針」。
頭が槍のようになった見た目通り、ランサークラスで登場する上に竜種なのですまないさんのカモ。
通常攻撃に毒を付与することがあるが、(低レアが極端に少ないとはいえ)セイバー陣が充実してれば大した脅威ではない。


ラフム

1部7章終盤で多くのマスターのトラウマとなった異形の怪物。登場が1部7章のストーリークエスト+あるサーヴァントの幕間クエストのみで周回クエストには登場しない。
そのためか、「虚影の塵」をほぼ確定でドロップする。
最終盤にはビーストクラスの(=クラス相性を一切持たない)ベル・ラフムが登場するが、上位レアのアイコンであるにも関わらず即死耐性が極端に低いという弱点を持っている。



【1.5部から登場】

チンピラ系

ネオンの街を闊歩するマフィア梶田モヒカンのチンピラと白スーツのヤクザ。落とす素材は「魔術髄液」。
こんななりでも一応は魔術師・魔術使いに分類される人たち。
サーヴァント相手にメンチを切ってガンを飛ばし、油断しきった間抜けを殴り倒してしまう逸般人である。
また、白スーツのヤクザは、チンピラとセットで登場する事が多く、
特にイベントのフリークエストでは、兄貴分と弟分の関係で登場するケースが多い。


雀蜂系

スーツを装着し銃を構えた近代兵士のエネミー。落とす素材は「魔術髄液」。恐らく装備に魔術絡みの仕込みがあると思われる。
イベントストーリーのフリクエでは「励振火薬」を落とす場合もある。
黄色い装備の個体は倒すと他のエネミーに宝具強化のバフをばらまくので、全体宝具威力が足りない場合はなるべく最後に倒したい。


酷吏系

とあるサーヴァントの部下に当たるモブキャラ。落とす素材は「愚者の鎖」。

間違えやすいが『酷使(こくし)』ではなく『酷吏(こくり)』である。
最終的に酷吏を酷使するのはそのとあるサーヴァントを操作するこのゲームのプレイヤーだが。

2022水着イベでは、亜種として「酷使殭屍(こくりキョンシー)」が登場。
服装が異なり、顔を隠す布の上に札が貼られている。


ヒュドラ系

多頭の蛇のエネミー。落とす素材は「奇奇神酒」。
クリティカルでだけ全体攻撃となる特性を持っているうえ、スキルで強化無効(1回だけだがターン制限なし)を付与してくるという厄介な中ボスなので、バフスキルは前もって使用しておくこと。
アーチャークラスの上に猛獣系なので、プロトニキの絶好のカモ。
アトランティス及びオリュンポスでは、「テオス・クリロノミア」の効果で鋼体化した「オリジン・ヒュドラ」が登場する。

ギリシャ系英霊たちにとって因縁の猛毒持ちとして有名だが、ストーリーでは何故か某大英雄とすら全く絡まないので度々ネタにされる。

1.5部シナリオ『屍山血河舞台 下総国 英霊剣豪七番勝負』では亜種として、「おろち」が登場。こちらは外観が異なり、日本の蛇という質感に変化している。
また、ヤマタノオロチとは同一の存在として認識されており、あるサーヴァントの攻撃や宝具にも登場する。
『非霊長生存圏 ツングースカ・サンクチュアリ』では伊吹童子経由で、なんと味方としてレイド戦で登場。
しかも、通常よりも二・三倍巨大な体躯を持つ。
「ワンジナ・ワールドツアー! ~大精霊と巡る世界一周~」では、ガラガラヘビのような体表と模様になった「ガラガラオロチ」が登場。


武者系

ボスの非課金殺しっぷりで知られる1.5部シナリオ「英霊剣豪七番勝負」で登場した鎧武者。落とす素材は「枯淡勾玉」。
魔性属性を持っているため、人間ではなく妖怪の類。
大柄で男(ぶっちゃけ鬼系)っぽい見た目だが、男性属性は持っていないのでもしかしたら鎧の中身は空洞なのかもしれない。
20年ぐだぐだイベントでは新撰組バリエーションとして登場したこともある。
23年のぐだぐだイベントでは、今川義元の配下である「今魔川兵」が登場。
紫色の鎧に、兜の鍬形が今川の家紋になっているのが特徴。刀の形状も異なる。

狼系

獣人じゃない方の狼。落とす素材は「世界樹の種」。
最近ご無沙汰というかありそうでなかった、ただの獣タイプのエネミーである。
亜種として、2部6章では「ブラックドッグ」が登場する。外観は狼のシャドウ版。


グール系

ゾンビ兵よりもアンデッドなエネミー。落とす素材は「宵哭きの鉄杭」。
基本的にバーサーカークラスで、攻撃時のSEがやたらエグい。
クリティカル攻撃が結構えげつないので、耐性の低い即死宝具などでさっさと倒したい所である。

元々が一般市民の死体の為、細身の男性、太った男性、女性の三種類存在している。
男性はほぼ全裸だが女性はちゃんとエプロンドレスのような服を着ている。
しかしイベント時も服装は変わらずハワイなどに登場した際にもエプロンドレス。こだわりなのだろうか?

なお、上位種として「エルダーグール」も登場するが、こちらはクトゥルフ系作品に出てくるようなおぞましい見た目で、とても人間には見えない。


シャンタク系

クトゥルフ神話に登場する例の怪鳥。落とす素材は「鳳凰の羽根」。
待望のフリークエストに登場する羽根のみを落とすエネミーということで、暇を持て余したマスターたちに公会堂で乱獲されている。
あれら」とどの程度関連がある生物なのかは不明。



【第2部から登場】

殺戮猟兵(オプリチニキ)

2部序章で登場した最初の敵。オプリチニキ。ロシアの恐怖の象徴。落とす素材は「永遠結氷」。ここから素材割り当てが事実上の固有になっていく。
とあるサーヴァントの宝具効果により、異聞帯ロシアで無限湧きしている。


ヤガ系

2部1章アナスタシアで登場した異聞帯ロシアにおける獣の姿をした人間。落とす素材は「励振火薬」。
過酷な環境で生き延びるために人間と魔獣を合成した種族であり、他の獣人ともまた別の存在。
様々な理由で、一部のヤガが敵対しエネミーとして登場する。

ストーリー上のガイド役キャラクターであるパツシィもヤガの一人。なので一応逸般人と言えなくもない。


巨人系

2部2章ゲッテルデメルングで登場した神代の象徴である進撃の北欧神話の巨人。落とす素材は「巨人の指輪」。
スプリガン系と同様、二足歩行の人型エネミーでは最大級のサイズ。
霜の巨人、山の巨人、火の巨人の三種類が存在する。
そこからさらに、仮面を着けている個体と、着けていない個体が存在し、
後者の方が手強い傾向があり、ストーリーを進めるとある理由で出現するようになる。
「神性」持ちを優先して狙うという特徴があるためフォーリナーを置いておくとたいてい良い囮になる。
「超巨大」特性を持つが普通に複数体登場するうえ、全体攻撃も持たない。
ボスエネミー並に体力があり、一撃がえげつないが、バーサーカークラスなのに加え、男性特攻や超巨大特攻、人型特攻が通ったりと弱点が多めなのが救い。
ちなみに、霜の巨人は「ヨトゥン種」、火の巨人は「ムスペル種」と呼称されている。


ワルキューレ系

2部2章ゲッテルデメルングで登場した北欧異聞帯におけるサーヴァントのワルキューレの部下(量産型?)。落とす素材は「オーロラ鋼」。
即死耐性が意外と低め。クラスはライダーなのでフレーバー的にも実用的にも両儀式が刺さる。


空想樹の種子

異聞帯に存在するあるモノから生まれる物体。ストーリーのみ出現する中ボス。ドロップは「虚影の塵」。
発生源共々未だに謎の多い敵。初見で正体に気づけたプレイヤーはどれほどいたのだろうか…
ボスとしては目立って凶悪でもないがそこそこ嫌らしいスキルと高いステータスを誇り、
今後難敵となる個体の出現が予想される。
「地獄界曼荼羅 平安京」では亜種空想樹の種子が登場。上記の高いステータスに加えてクラスは弱点を突きにくいアルターエゴを引っ下げて、意外な難敵と化した。


多多益善(ドゥオドゥオイーシャン)号系

2部3章シンで登場した異聞帯の敵が、強奪したシャドウボーダーを元に量産した装甲車。名前は中国語で「多ければ多いほどよい」という意味だそうな。
ドロップは「暁光炉心」。
頑丈で高性能なシャドウボーダーのコピー品と言われると強そうだが、完全に「質より量」タイプの乱造品であり、オリジナルの風上にも置けないほど脆い*1
何故か前方に虎の頭がついたそのダサい独創的な虎戦車デザインは、カルデア一行に大不評*2、特にオリジナル製作者のダ・ヴィンチちゃんは「私の美意識に懸けてスクラップにしてやらなきゃ気が済まない!」「対界宝具持ってきて!」と完全にお冠である。異聞帯側の陣営である秦良玉にすら「ぜんっぜんダメです!」と言われる始末。
他のエネミーと違い倒すと消滅せず、爆散する。爆発オチなんてサイテー!
曲がりなりにもシリアスな本編初出の敵モブなのに、初戦闘時のBGMがなぜか初回の夏イベントのものを使ってるなど、完全なネタエネミー扱いされている。
コヤンスカヤはなんだかんだ言いつつも気に入ったらしく、南米異聞帯にも持ち込んでいたようだが、そこでは「悪魔のトチトリ」の名前で登場しており、ピンク色に塗装されている上にある人物によって虎の頭がジャガーの頭に改造されている。トチトリは「兎」の意味。


近衛兵系

2部3章シンで登場した生身の兵士達。ドロップは「閑古鈴」。
見た目は普通の武闘家だが、無敵貫通を使ったりチャージ攻撃で強化解除をしてくる。数多のサーヴァントを葬る逸般人その2。
特にストーリー終盤で強力なバフのかかった近衛兵達との戦いでは、とある全体宝具持ちアルターエゴがいないプレイヤーはまずかなりの苦戦を免れなかったはずである。


カリ系

2部4章ユガ・クシェートラで登場したユガの周期が進むにつれて増加し、町の人々を襲う怪物。見た目は六本足のワニ。ドロップは「禍罪の矢尻」。
戦闘ではこちらのサーヴァントにターゲット集中と呪いを付与してくる。
カリ・サンガと呼ばれるカリの融合体も存在し、どちらもクラスはバーサーカーのみとなる。
神の空岩跡のフリクエはカリしかでないので、矢尻が欲しいならここで周回すると良い。


マハーナーガ系

2部4章ユガ・クシェートラで登場した翼を持った巨大な白い竜。外観は東洋の龍を思わせる。ドロップはレア枠の「真理の卵」。
一度撃ち漏らすとクリティカル発生アップと強化解除が超厄介な強豪中ボス
通常攻撃が全体攻撃でクリティカル攻撃が単体攻撃、使用スキルが強化解除とヒュドラ系のエネミーと対になる行動が多い。
例によって需要と脅威度に対してフリクエのドロップ率が相当低いため、イベントでのドロップや交換に卵があったら真っ先に取るべきと言われる。


アトランティス防衛兵

2部5章前編アトランティスで登場した屈強な身体つきの兵士達。ドロップは「光銀の冠」。
クラスはセイバー・アサシン・バーサーカーに該当し、劇中で登場したアイテム「テオス・クリロノミア」の効果でパッシブ扱いの防御アップがかかっている。これはフリクエでも例外ではない。
また、彼らは頭部に直接クリロノミアを埋め込まれており、「神に奉仕できる事は素晴らしいものである」という価値観が根付いているだけでなく人間性まで失っているそうな。


ケルべロス系

2部5章前編アトランティスで登場した鎖で繋がれた3匹の犬の首。制御部と思われる赤い部品も確認できる。ドロップはレア枠の「煌星のカケラ」。
ストーリー中に中ボスのような形で何度も送り込まれ、こちらの宝具やスキルを封じながら追い詰めてくる嫌らしい戦法の持ち主。
ストーリー序盤では鋼体化した個体がおり、こちらは「プロトタイプ」の名前で登場する。


殲滅兵器系

2部5章アトランティスで登場した兵器群。オリュンポスにも出現する。球体型でランサー中ボスの広域殲滅兵器と、
オートマタ型でアサシンモブの対人殲滅装置が存在し、ドロップは前者が「暁光炉心」で後者が「神脈霊子」。
特にスキルで強化無効、チャージ攻撃で強化解除とこちらのバフをあの手この手で妨害してくる広域殲滅兵器はまっさきに潰すべし。
2023聖杯戦線イベントでは、広域殲滅兵器の亜種として「不死殺しの円環(ハルぺー)」が登場。
装甲は赤色、コアは黄色、さらに「権能:不死殺し」のパッシブによりこいつに殺されるとHPストックをすっ飛ばして即消滅させられる厄介者(おまけに最終戦では無限湧きする)。


オリュンポス兵系

2部5章後編オリュンポスで登場した全身を鎧(神々の鋼)に包んだ兵士。ドロップは「悠久の実」。クラスはランサー。
サーベルとして使えるビームライフルで華麗なコンボを決めてくる。
更に厄介なのが、こいつらが出てくる異聞帯では「一般人が英霊並みの魔力と戦闘力を持つ」「成人男性はいつでもこの状態になることが出来る上、死んでも再生する」状況のためストーリー上ではウジャウジャ出てくる
特に最初に登場したブレイクゲージ持ちのこいつはストーリー上の台詞もあって名も無き修羅のあだ名を与えられている。*3
ターン終了時にHPが1000回復するという特性も、戦力がギリギリであればあるほど厄介である。


土蜘蛛系

2部5.5章平安京で登場した蜘蛛と呼ぶには余りにも異形な姿の何か。ドロップは「虹の糸玉」。クラスはランサーのみ。
戦闘では攻撃してきたサーヴァントに攻撃力ダウンを付与したりチャージ攻撃で毒を付与してくる嫌らしい戦法を駆使してくる。
頭部に髪の様な物が生えた大型の個体もいる。
鎌の様な腕に口だけの顔、黒味がかった紫色の体色、エネミーでありながらストーリー中に専用の立ち絵が出てくるなどの共通点からコイツらとの関係が考えられるが、現時点では不明。

「風雲からくりイリヤ城」では、亜種として「絡繰蜘蛛」が登場。
こちらは正反対の白い体色に、髪の様な物と胴体が木製のような茶色に変化している。

大翁鬼

2部5.5章平安京で登場したこれまで登場していた鬼以上の巨体を持つ鬼のエネミー。ドロップは「鬼炎鬼灯」。クラスはバーサーカーのみ。
戦闘では自身にクリティカル率アップのバフを使用してくる。
実はモーションやデザインなど、ONILANDに出てきたレイドボス「鬼王朱裸」を流用している。


モース系

2部6章アヴァロン・ル・フェで登場した名前や目的を失った異聞帯の妖精が、原初の呪いによって姿も失った成れの果て。ドロップは「赦免の小鐘」。
クラスはノーマルサイズがバーサーカー。後述の大型サイズがアヴェンジャー。
通常攻撃に呪い付与と妖精特効を持ち、スキルやチャージ攻撃で呪厄を付与してくる嫌らしい戦法で攻めてくる。
ストーリー中では1度に4~6体も同時出現してきた最初の敵モブ。また中ボス扱いとして巨大な個体もいる。
また、ある理由で出現するようになった人型の個体も登場する他、とある場所で発生した巨大なドラゴン型の個体も存在する。
見た目はドドロに見えなくもない。

魔法使いの夜コラボでは、亜種として「怪異・一つ星」が登場。こちらは暗い赤色の体色と、大きな一つ目を持つ、不気味な姿となっている。

女王兵系

2部6章アヴァロン・ル・フェで登場したモルガンの部下である馬頭の兜を被った妖精騎士のモブ。ドロップは「夢幻の鱗粉」。
騎士ではあるが、攻撃は妖精の扱う神秘による遠距離攻撃がメイン。そのためか、クラスはキャスター。
派手なエフェクトの攻撃が多いが、意外にもチャージ攻撃含め単体攻撃しか使ってこない。
体躯もかなり長身であり、身長3m前後はある。
ストーリー中盤では名有りの中ボスとしても登場する。


無名のサーヴァント

2部6.5章トラオムで登場した無名のサーヴァント達。落とす素材は「黄昏の儀式剣」「忘れじの灰」だが、ピースかモニュメントを落とす事もある。
その姿は、各クラスのセイントグラフの裏に描かれていたり、各ピースやモニュメントの元になった人物その物。
ただし、アーチャーは兜で顔を隠しているなど、幾つか前述と異なる点もある。
男とも女とも付かない姿をしている者が多いが、ゲーム的にも性別判定は両方持ち合わせている。
生前、歴史的に有名な大戦に参加していた兵士が大半であり、神話に登場する騎士団の一人だったり、伝説に登場する錬金術師の弟子の一人だったりなど、
歴史に名を遺したり、神話や伝説に登場する有名な英雄などではない、名も無い人物達。
基本的な7種類のクラスが存在し、どのクラスも完全固有かつ強力な攻撃モーションになっている。
また、所属する領域によって肩に付いているエンブレムが異なる。
名無しといえどもサーヴァントなので、どれも高いステータスを持つ。また、上述のハサンたちと同様に倒せばウィークリーミッションの「サーヴァントを○体倒す」の対象となる。

セイバー:騎士。チャージでは鋭い突きを繰り出しビームを放出する。
アーチャー:弓兵。性別が特にわかりにくい。チャージでは痛烈な一矢を放つ。
ランサー:槍兵。チャージでは槍を頭上で回転させながら飛び込んでくる。
ライダー:騎兵。二頭の騎馬が引く戦車に乗っており、後部に装備された矢を発射する。チャージは戦車による突進攻撃。
キャスター:魔術師。火炎や竜巻、チャージで雷撃の魔術で攻撃するが、どれも強力。
アサシン:暗殺者。暗殺教団の人っぽい。両手に持つ短剣で素早く斬りつける。チャージでは目に見えない速さで瞬時に突き刺す。
バーサーカー:狂戦士。例外的に明らかに男っぽい容姿をしているが性別判定は両方。両手に持つ巨大な剣で重い斬撃を繰り出す。チャージでは地面を抉る強力な衝撃波。


オセロトル系

2部7章ナウイ・ミクトランで登場した豹の仮面を着けて近代の銃火器で武装した人型生物。落とす素材は「黒曜鋭刃」。
彼ら特有の言語で会話しており、セリフも象形文字やアステカ文明のマヤ文字で構成されている。
瘦せ型でライフルを持ったアーチャークラス、ナイフと拳銃を持ったセイバークラス、
大柄な体格でガトリングを装備したバーサーカークラスの三種類が存在する。
本編クリア後のフリークエストでは「豹面の凶賊」の名前で登場する。
余談だが、前述のアーチャークラスが持つライフルは「AN94」、
セイバークラスが持つ銃は「グロック」と思われる。

ディノス系

2部7章ナウイ・ミクトランで登場した姿は恐竜その物だが、南米異聞帯の「人間」に相当する存在。落とす素材は「太陽皮」。
知性が非常に高く殆どが穏やかな性格で、人間と同じ会話が可能という、恐竜の印象を覆しているが、
何らかの理由で知性を失い凶暴化した「無知性ディノス」という個体が、エネミーとして登場する。
クラスはバーサーカー。

様々な種類が存在するが、エネミーとして登場するのは、ティラノサウルス型の大型ディノス(+闘士職の個体)と、デイノニクス型の小型ディノスの三種類。
大型ディノスは巨体を生かしたタックルと噛みつきで攻撃する。また、闘士職の個体は無知性化していないが一段と強力。撃破すると緑色の靄に分散して消滅する。
小型ディノスは俊敏な動きを活かした攻撃を使用する。マシュ曰く「デイノニクスは、敵に回すと厄介な種族」。


カラベラ系

2部7章ナウイ・ミクトランで登場した不気味な骸骨を模した巨大な仮面の中ボス。カラベラとはスペイン語で「頭蓋骨」を意味する。落とす素材は「凶骨」。
クラスはキャスター。
空中に浮遊しており、眼光と共に紫色の炎による爆発を起こしたり、突進しながら嚙み砕いてくる。
撃破すると、不気味な叫びと共に消滅する。
緑色と青色の個体が存在しており、本編に登場するのは緑色の個体一体のみで、
青色の個体は、本編クリア後のフリークエストでのみ登場する。

【奏章から登場】

蠢魔

奏章Ⅰペーパームーンで登場した、ジルドレ(?)が使役する、海魔に似たエネミー。
海魔と比べると、巨大な口や長い触手と、こちらは軟体生物のような外観をしている。青色の個体と赤色の個体も存在する。
また、これとは別に超巨大な個体がボスとして登場した。
落とす素材は「狂気の残滓」。

変異データ・エラーデータ

奏章Ⅰペーパームーンで登場した、虚数羅針盤ペーパームーンの概念世界に出現する悪性プログラム。変異データは牛のような姿を、エラーデータはシェイプシフターのような姿をしている。
落とす素材は「エーテル収光体」。

恩讐の残火

奏章Ⅱイドで登場した、とあるサーヴァントの炎に似た青黒い炎の手。「燃え盛る昏き炎」とも表記されている。落とす素材は「終の花」。
中ボスとして、巨大な個体も存在する。

雷の翼

奏章Ⅱイドで登場した、雷光で構成された巨大な鳥型エネミー。落とす素材は「黄金釜」。
あるサーヴァントによって召喚され、サンダーバードが元だが、オリジナルと比較すると劣るようだ。
雷光を放出したり、雷光を纏って突進してくる。
亜種として「ロック鳥」が存在する。こちらは巨大な鷲その物という外観であり、雷光は強風に変化している。
ロック鳥は本編クリア後のフリークエストでのみ登場する。

ケージマン

奏章Ⅲアーキタイプ・インセプションで登場した『FGO』世界とは異なる並行世界の遠未来で人類が進化したAI。落とす素材は「ユニバーサルキューブ」。
レーザーガンやトンファーを使った攻撃をする。
また、BBドバイによるアタックにも登場し、アタックの一部は彼らが代行、
ダメージ受けた時も、彼らがガードする。

サンドワーム

奏章Ⅲアーキタイプ・インセプションで登場した全身が機械で作られた超巨大な芋虫型エネミー。落とす素材は「月光核」。

天使系

奏章Ⅳトリニティ・メタトロニオスで登場した呼んで字の如くの天使達。
ただし姿は聖書に登場する異形の存在と我々が想像する人型を混ぜたような感じで、機械特性を持っているのでオートマタに近い存在なのかもしれない。
第9階梯〜第1階梯*4の9種類が存在し、数字が小さい程権能や戦闘能力が高くなり厄介さが増していく。
9~7階梯は3枚の翼と光輪だけで構成され、6~4階梯では人型となり、3~1階梯は大型化して全体攻撃を行うようになる。
落とす素材は9~7階梯が「神彩のレンズ」、6~1階梯が「天命の聖水」。


【イベントを中心に登場】

ノブ系

主にぐだぐだイベントに登場。ちびキャラ化した織田信長……っていうか経験値氏がデフォルメしたノッブそのもの。落とす素材は「虚影の塵」など。
なんと、一般エネミーには珍しいボイス持ち(cv:釘宮理恵)でノブノブと可愛く鳴きまくる。
派生種も多く、金色になったり銀色になったりするだけでは飽き足らず、
戦車になったり新撰組や勤王党についたりメカ化したりUFOと合体したり埴輪になったり、茶器に入っていたり、
挙げ句の果てに中の人(CV)がSNサーヴァントと化したりするクソコラ生物と化している。
以降も同シリーズの新イベントが開催される度に順当に新種が増加しその度にくぎゅうにギャラが発生している。

CBCイベント2023のあるフリクエでは「あまり似てない大英雄のフィギュア」の名義で、前述の「ボイスがバーサーカーのでかノブ」がまさかの再登場を果たした。


バンシー系

下半身のない少女の幽霊。落とす素材は「ゴーストランタン」。
エネミーの中では可愛いと評判。髪型のバリエーションが何気に豊富。
ただし空の境界とあるキャラがデザインの元ネタ*5となっているためか、登場回数はかなり少ない。
奏章Ⅱでは亜種として「イシスの涙」が登場。


屍人系

こちらも空の境界が元ネタのアンデッド系エネミー。グール系とは別物。
落とす素材は「虚影の塵」。


小鬼系

鬼ヶ島イベントで初出した小鬼タイプのエネミー。落とす素材は「狂骨」。
バーサーカークラスで登場するが、それ以上にHPが低いのでよく前座に据えられる。


鬼系

鬼ヶ島イベントで登場した金棒を構えたメタボ巨大な鬼。
オーソドックスな外観の赤鬼、仏像を金棒代わりにする青鬼、牛のような獣の頭を持つ緑鬼が存在する。
いわゆる中ボスポジションで、初出時は体色に応じたコマンドカードの耐性を持って来ていた。
1.5部では赤鬼の亜種として、黒い身体の「穢鬼」も登場する。
ハロウィンイベントでは、「青かぼMARU」が登場。外観はカボチャをかぶった青鬼であり、腰の縄もオレンジ色になっており、仏像の顔にもカボチャがかぶせてある。


ケガレカミ

巨大な漆黒の体躯を持つ異形のエネミー。
爪で引き裂いたり、不気味な呪術を使って攻撃してくる。
最も厄介なのは、「3ターン防御強化無効」をスキルで付与してくる点。回避や無敵、対粛正防御が塞がれてしまうため、使われる前に防御を固めるか速攻で片づけることが推奨される。
落とす素材は「九十九鏡」。


雷石系

鬼ヶ島イベントのボスの取り巻き+同キャラに関連する一部クエストに登場する、浮遊する要石。
周回クエストにほぼ出番がない超レアなモブ敵。


ヤドカリ系

夏イベント初出の巨大なヤドカリ。落とす素材は「追憶の貝殻」。
第2部以降に追加した派生種「ラズルシャーチ」も存在する。
ハサミを持っているためかセイバークラスで登場するのだが、
チャージ攻撃では水やら毒やらを飛ばしてくる。
何故か「魔性」属性も持っている。魔性のヤドカリ……


ステッキ系

プリヤコラボで登場したマジカルステッキ(量産型?)。落とす素材は「鳳凰の羽」。
名前の後ろについている記号によってクラスが違う。


ミニクーちゃん

プリヤコラボで登場したちびキャラ化したオルタニキ。落とす素材は「血の涙石」。
本物と同名のスキルを使ってくる。
ノブと違い喋らず大量登場もしないが、ちゃんと本人であり呼び出したメイヴには辛辣。


シェイプシフター系、イーター系

Fate/EXTRA CCCのコラボにおける期間限定のイベント周回でのみ登場した、それぞれBBまたはムーンセルが生み出したエネミー。
人型(?)の「シフター」と、巨大な口を持つ獣型の「イーター」の二種類が存在する。
落とす素材はそれぞれ「蛇の宝玉」と「万死の毒針」。
奏章Ⅰに登場する個体は「エーテル収光体」を落とす。
CCCコラボイベントがもとより高難易度の位置づけだっただけに、こいつらも普通のザコよりも地味にウザくて強い。
しかもイベントの都合上BBスロットがある上に礼装で増やしてわんさと相手にしなければならない為、更にイライラに拍車を掛けていた。


オリオン?系

17年水着イベントに出てきた、オリオンっぽいような微妙にパチモンっぽいような何か。
ワイバーンに乗ったり魔猪に乗ったりしており、基本仕様は乗ったエネミーに準じてるが、乗ってるのが一体一体違ってたり、変なアクションしたりしている。
他、名前が「オリオン…だと…!?」だったり「オリオンッ!!」だったり「三つ星竜オリオーン」だったりとネタ満載。わけがわからないよ

なお、もれなくギリシャ神話男性特攻(通常の男性特攻も含む)が刺さる。


アルトリウム系

セイバーウォーズイベントに登場した、頭部からアルトリウム(セイバーのアレに似た形状の物体)が生えている既存のエネミー達。


チョコ系

バレンタインイベントに登場する、チョコレート色の外観になっている既存のエネミー達。


サーペント系

緑色の毒蛇その物のエネミーだが、外観はコブラに近い。
上位種に赤色の「デスサーペント」、青色の「ヘルサーペント」が存在する。
目と舌は赤色だが、デスサーペントは緑、ヘルサーペントは紫色に変化している。


メカエリチャン系

姫路城イベントで登場したメカエリチャンの量産型。落とす素材は「英雄の証」。
ボディカラーはII号と同じだが、よく見ると目の部分がライトのようなパチモンっぽいパーツになっている。
見た目はふざけてるが、かなり強い。
ライダー・アサシン・バーサーカーの複合クラスなのでアルターエゴで攻めたいところだが、アルターエゴの打たれ弱さに対しこいつらはクリティカル率が微妙に高いので、盾役は必須。
戦力に不安が残るなら、エネミー増加礼装は敢えて使わない方がいい。


英霊兵系

18年のぐだぐだイベントで登場した重装備の兵士。落とす素材は「虚影の塵」。
Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚で登場した「甲型英霊拘束具」と「人造英霊兵団ヘルト・クリーガー」が元ネタ。

21年のぐだぐだイベントでは、高杉重工の社員兼兵士の「奇兵隊」が登場。
外観は英霊兵と同じだが、色の他にも胴に「奇」の一文字が書かれているのが特徴。
これは、高杉晋作の宝具でバーサーカーの甲型英霊拘束具を一瞬で解析、強化スーツとして製作し社員に瞬時で装着させた物。
フリクエでは「試作型スーツ」の名前で登場していた。


チキン系

2018水着イベに登場したまんまニワトリ。落とす素材は「鳳凰の羽根」。
劇中の発言を見るに野生のニワトリで普通に食べられるが、意外とでかい&基本はバーサーカーでクリティカル率を上げるスキルを持つなどかなり獰猛で、油断すると逆に狩られる。ニワトリに倒されるサーヴァントっていったい……
初出時はフリークエスト中に偶に混ざるレア敵扱いで、その際に出てくる個体は必ず羽根をドロップする。


魔猿系

2019年正月イベントに登場した猿のエネミー。閻魔亭の各所でいたずらを繰り返す。落とす素材は基本は「励振火薬」。
名前とドロップ素材は物騒だが、見た目はとってもかわいいおさるさん。時折正月らしい装いのおさるさんも出てくる。
だが、バフデバフを同時に出す(防御力や回避を奪う)スキルを出したり、クリティカル率もそこそこだったりと意外と強敵。
クラスは基本はアサシン・バーサーカーだが、時々違うクラスでも出てくるので注意が必要。

わらわらと出てきた理由は同イベント終盤で明かされる。
そのため、(イベント外でも)倒しても消滅(死亡)演出がなく、逃げ出すだけ。
倒しまくったのがちょっとだけ可哀そうに思えるかも。


女中系

徳川廻転迷宮大奥に登場したエネミー。
絡繰人形ではあるが、舞台が舞台なのでやたらと妖艶な女性の姿をしている。でも腕が4本ある異形。
右上に矢、右下に弓、左上に薙刀、左下が煙管という装備。


不可視の敵意

イマジナリースクランブルに登場した、鋭い爪を持つ人型の黒い靄。クラスはバーサーカー。
グールと同系統のエネミーだが、虚数空間に登場するエネミーの殆どはこの姿で正体を隠しており、
攻撃を加える事で正体が判明する。


化け鯨系

イマジナリースクランブルに登場した超巨大ボスエネミー。
虚数空間を泳ぐ、所々が発光する非常に巨大なクジラのような姿であり、
体の発光部からレーザーを発射したりしてくる。


採掘人形

2020水着イベに登場した、ライト付きヘルメットとツルハシを装備した大型の人形。
徐福のアタックにも登場する。


烏天狗

鎌倉イベントに登場した烏天狗。落とす素材は基本は「閑古鈴」。
長い棒を武器に、身軽な動きで襲ってくる他、一定確率で回避するスキルも使うので厄介。


サメ兵士

21年水着イベに登場した鮫人間。「サメメメメ」と喋る(鳴く)。
見た目は二足歩行になった鮫その物。海賊のような武装をしており、武器はサーベルと銃。
サーベルで斬りつけたり、鮫らしく勢いを付けて噛みつく攻撃をする。
チャージ攻撃は銃から高水圧の水を噴射。
某サメ女はたぶん関係ない。

25年夏イベでは「サメ騎士」が登場。こちらは騎士の鎧と剣を装備している。
ストーリーでは「アーサメ」など、円卓の騎士達をオマージュした名前の個体が登場する。
水着クリームヒルトのアタックにも登場する。

コロンブスの卵

21年水着イベに登場したナマモノ。
見た目は巨大な卵にレジライの顔芸が載せられているという、とてつもなくシュールなもの。
リンボのミスによってコロンブスくん(レジライリリィ)に大量の量産型レジライが融合させられた結果こうなった。
攻撃方法は目から大量の卵で攻撃してくる。スキルでは「ハッハァー」と笑う。
そのギャグ適正と汎用性の高さから、後のギャグイベで異なるバリエーションのコロンブスの卵が登場することも。


戦闘獣系

コヤンスカヤの眷属である身体にガトリング砲が搭載された異形の怪物。
クラスはバーサーカーだが大型の個体はルーラーになり、通常攻撃が全体攻撃となる。
コヤンスカヤが異聞帯で吸収していた敵性存在6種を混ぜ合わせたと、ストーリーで説明されており、
外観やシルエットには、それらの特徴が練り込まれている。


呪毒蟲

2022年CBCイベントで初登場した、異形の蟲型エネミー。
爬虫類の骨格と百足を合わせたような姿であり、
巨大な口と、とぐろを巻いた長い身体、そこから無数の手足が生えており、巨大な爪を持つ獣のような一対の前脚を持つ。
時間差でスタン&スキル使用不可状態にするスキルが厄介。
イベントでは「蠱毒の怪物」の名称で初登場。複数のソウルイーターと海魔とシャンタクが共食いを行い、食った獲物の能力を獲得、さらには交戦したサーヴァントの能力もコピーし、
共食いを繰り返した末、最後に残った一体がこのエネミーと化した…という生い立ちのため、前述の三体のエネミーの形状が一部が姿に反映されている。
後にトラオムや南米異聞帯でも登場した。
2022年ハロウィンイベントでは、「四奸六賊」がこの姿で登場する。体色は金色で、炎の色は紫。
奏章Ⅱイドでは亜種として「怒りの凝集」が登場。こちらは赤色であり、立ち絵の質感も生物の内臓のようでエグい。
また、巨大な個体である「溢れ出る怒りの凝集」も存在する。


半魚人系

今までありそうでなかった半魚人。「水怪クライシス」で遂に登場した。上のサメ兵士とは別物な。夏イベなので、落とす素材は基本は「追憶の貝殻」。
グール系と同じ骨格であり、噛みつきや爪での引っかきで攻撃するが、水のエフェクトが激しい。
上位種に「屈強な半魚人」が登場する。
名前通り、強面の顔と3m前後はある巨大な体躯を持ち、トライデントを武器に強力な攻撃を繰り出してくる。


ケルピー

「水怪クライシス」で登場した、水でできた身体を持ち、背中にヒレが生えた馬型のエネミー。落とす素材は「戦馬の幼角」。
馬型なので骨格はバイコーン系。
実はある外伝作品に登場していた魔獣で、外観も全く同じ。


大百足

「南溟弓張八犬伝」で登場。スペースが二つ分もある長大な体躯を持つ赤い百足。落とす素材は「禍罪の矢尻」。
バーサーカーで登場する。
俵藤太の幕間でも大百足について語られている。


化け猫

「南溟弓張八犬伝」で登場した化け猫。落とす素材は「ゴーストランタン」。
青い炎の角提灯が近く浮いており、何故か黒い上着を羽織っている。キャスターで登場する。
「お化け」「猫」「キャスター」の三拍子揃って、ふーやーちゃんの天敵。
攻撃は角提灯から青い火の玉が飛んだり、大柄な体躯を活かしたジャンプアタックを繰り出す。
チャージ攻撃はサーヴァントの背後に瞬間移動し、そこで噛み千切る。
毛並みは三毛であり、猫故に可愛らしさも感じる。何気に表情差分付きの立ち絵がある好待遇エネミー。


アークティックフィッシュ系

2022水着イベに登場した、スカサハ=スカディが作り出した氷でできた魚。ライダーで登場する。
4匹で一つの群れとして構成されており、空中を泳ぐように移動する。
チャージ攻撃では大型の個体が現れ、攻撃してくる。
また上位種には伊吹童子が使役する、肉食魚と金魚を合わせたような個体も存在する。

ストーリーでは度々登場し、スカサハ=スカディが妨害で送り込んだと思われていたが、
その正体は伊吹童子が氷の膜で包んで擬態させた前述の肉食魚であり、
終盤ストーリーで登場する個体はゲージブレイクすると、氷の膜が壊れて本来の金魚のような姿を現す。


バビロン兵

鈍い金色の鎧に身を纏い、剣と盾を装備した兵士。落とす素材は「悠久の実」。
元々はAC版7章「臨界繁栄都市 バビロン」で初登場したエネミーだが、AC版とのコラボイベントでも登場。セイバークラスで登場する。
何かと類似点の多いオリュンポス兵と似た、強力な攻撃を行ってくる。


暴れカンガルー

2023水着イベ及び第二回サバフェスに登場した、棘付きのボクシンググローブを嵌めたカンガルー。バーサーカーで登場する。
殴りかかって攻撃してくる。


ドレッドノート

2023聖杯戦線イベントに登場した、ずんぐりとした体躯に翼の生えた四足歩行の巨大な魔獣(竜)の中ボスエネミー。
暗い赤色の体色に、頭部の側面には左右に四本の角、鼻先には短い一本の角が生えている。
踏みつけや、巨体を使った突進攻撃を使ってくる。チャージ攻撃では赤黒い炎を吐いてくる。


綺羅々星

魔法使いの夜コラボに登場した、光り輝く星の集合体。


ダイダロスメカ

「ミステリーハウス・クラフターズ」に登場した、ダイダロスが作り出した機械兵。クラスはバーサーカー
四角い本体に手足を取り付けたような形状であり、一つ目のようなアイカメラを持つ。


バイアクヘー

24年クリスマスイベントに登場した、鳥のような頭部と、鋭い爪を持つ手足を備えた有翼のエネミー。
名前とデザインから察するに、元ネタはクトゥルフ系の神話生物


蛇竜人

「育て! マイ・リトル・ドラゴン ~鱗ある者たちの見る幻想~」に登場した、蛇に手足が生えたような、トカゲのような爬虫類人間。落とす素材は「竜の牙」。
好意的な性格だが、ストーリーでは、ある理由でやむなく盗賊行為をするようになった個体が、エネミーとして登場する。
クラスはアサシン。

ディノス同様様々な種類が存在するが、エネミーとして登場するのは緑色(青緑色?)の個体のみ。
左手にサーベル、右手に鱗を加工した緑色の盾を持ち、飛び掛かって斬りつけるように攻撃してくる。
時々、口から炎や毒を吐いてくる攻撃もする。

キレーちゃん

2025年の夏イベで登場した言峰綺礼を模した機械人形。
ご丁寧に中田譲治ボイスで喋る。温めますか?宝箱?
中田譲治と型月の悪ふざけ、ここに極まれり
Uサマーアイランドに多数存在しており島内のマスコット、セキュリティ、アトラクションスタッフ、ホテルスタッフ等多くのジャンルで活動している。

イベントシナリオで登場する際のクラスはアサシンでマシンガンで銃撃したりチャージアタックでは本人さながらの高速移動から抉る攻撃を繰り出す。



【その他】

手系

火源を掲げた腕。落とす素材は基本的にサーヴァント経験値カード。
毎日のようにサーヴァントのレベリングを求めるマスターに狩られまくっている通称「手」、あるいは「種火」。

なぜ火と腕なのかはサービス開始以来長らく語られてこなかったし、幕間で示唆したあるサーヴァントも含め誰も気にしなかったが、
第2部5章後半で正式に正体が明かされた。


扉系

扉のエネミー。落とす素材はQPが主。
灰色で骸骨の錠前を持つ「亡者の扉」、銅色で獅子の錠前を持つ「勇者の扉」、
銀色で女神の錠前を持つ「聖者の扉」、金色で竜の錠前を持つ「覇者の扉」の4種類が存在する。
資金を目当てに宝物庫に押し入ったマスター達にQPを強奪され続けるかわいそうな連中。
以前は消滅演出がちょっと長かったが、2017年後半のアップデートにて短縮可能に。

ありがたい像

倒すと大量のQPをドロップするとてもありがたい像。
何故かCVがある似たやつがプレイアブルキャラクターとして使用できるらしいが、宝物庫にいつもいるのでやっぱりただの像である。

シャドウサーヴァント

霊基を模した偽物、なり損ない、召喚の失敗等が理由で発生したサーヴァントの影。落とす素材は「虚影の塵」。
曜日クエストではピースかモニュメントも落とすが、モニュメント目当てで狩ったらアイテムが塵、あるいはその逆パターンでキレる…というのは誰もが通る道。

サーヴァントがシルエット化した姿をしており、本物と同じボイスを喋りスキルを使用するが、周回クエストではたいてい宝具の代わりにエクストラアタックを使用する。
ただし16年夏イベの「黒髭の怨念」や「冥界のメリークリスマス」における「悪しきガルラ霊」や「セイバーウォーズⅡ」の「ダークラウンズシャドウ」など、ボスとして登場した場合は本物と同じ性能の宝具を使用してくる場合もあるので信用ならない。
シナリオ上では上記のガルラ霊のように、サーヴァントでない他の人物の代理として登場する事も多い。

フリークエストでは、たいてい同じ章のストーリーに登場したサーヴァントのシャドウが縁の地に配置されている。


余談

意外にもスライム系のエネミーは存在していない*6


追記・修正は再臨素材を集めながらお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2025年10月18日 01:48

*1 特に、初戦闘時のものは「急造品」として防御デバフがかかっている。

*2 マシュだけは「前衛的」「ロシアでカイトに描いたデザインと同格」とそこそこ好意的。

*3 理由は「オリュンポスに来て最初に登場する」「『戦闘訓練なんて、ずっと昔にしたきり』『予備役』等の理由で他の兵士より弱いとかぬかしつつ実際は以降に出てくる他の兵士より遥かにHPが強い個体」など。

*4 ただし本物では無いのかそれぞれの階梯名であるセラフィム等は一切記載されない。

*5 特にボス格で登場する「ラプンツェル」はその容姿に加えて、チャージ技の名前が「俯瞰風景」だったり、復刻版で追加された高難易度クエストで「キリエ」名義で両儀式とコンビを組んだりと、ほぼまんま。

*6 一番近いものを上げるならモース系か