登録日:2018/08/04 (土) 03:10:13
更新日:2025/01/18 Sat 10:34:04
所要時間:約 14 分で読めます
これはあなたの物語。あなたの体内(からだ)の物語――
『はたらく細胞』とは『月刊少年シリウス』で2015年3月号から2021年3月号まで連載された細胞
擬人化漫画。全6巻。
著者は清水茜。
概要
第27回少年シリウス新人賞大賞を受賞した『細胞の話』の連載版である。
元々細胞の擬人化というのは清水先生のアイディアではなく、妹のアイディア。
当時漫画の
専門学校に通っていた作者は卒業課題で悩んでいた時、
妹が細胞を覚えたいから擬人化して
読み切り漫画を描いてと、高校の生物の授業中に描いた擬人化イラストを持ってきたらしい。
そしてそれを面白いと思い、そのネタを貰ったという。
また赤血球がショートヘア、白血球は片目が隠れているといったキャラの原案も妹が考えている。
そんなこんなで描いた漫画を専門学校の卒業時に来ていた編集に『細胞の話』を見せたら好評価を貰い、編集にこのまま新人賞に出そうと勧められ、そこから現在に至る。
現在受賞作『細胞の話』は公式ガイドブックに収録されている。
スピンオフ作品がいくつもあり、
- 体内の細菌にスポットライトを当て、腸内環境を描いた少女漫画チックな『はたらく細菌』
- 赤血球の分化前に当たる「赤芽球」を主軸とした『はたらかない細胞』
- 劣悪極まりない生活環境の不健康な成人男性の肉体を描いた『はたらく細胞BLACK』
- 「昼夜はたらく細胞たちも、オフになったらあそびたい!」コミュ障のキラーT細胞を中心に本家とよく似た細胞たちのドタバタ活劇を描く『はたらく細胞フレンド』
- 人気キャラの血小板にスポットを当てた『はたらく血小板ちゃん』
- 新生児の体内の細胞の働きを描く『はたらく細胞BABY』
- 女性特有の病気、体調不良に細胞たちが立ち向かう『はたらく細胞LADY』
- 「白血球さん」とズッ友メンバーの好中球にスポットを当てた『はたらく細胞WHITE』
- 薬物乱用等イリーガルな事態に体内では…。シリーズ史上最も仁義なきスピンオフ『はたらく細胞イリーガル』
- 筋肉に関する細胞が躍動する暑苦しさが特徴の『はたらく細胞マッスル』
- いつもの細胞も猫耳を装着、猫の細胞について描く『はたらく細胞 猫』
- 人間が薬を飲むと体内で何が起きるかを解説する『はたらく細胞 おくすり』
の12個である。スピンオフ増えすぎだろ。
このうち『はたらく細胞BLACK』『はたらく細胞イリーガル』は本家のようなほのぼの系ではなくタバコや薬物乱用の害等が細胞達に容赦なく襲いかかるハードな作風となっている。
ちなみに『細菌』に関しては悪玉菌が主役として描かれているエピソードも多く、当然その場合は善玉菌や免疫細胞達が悪役扱いになるため、どっちが悪者か分からなくなることも多い。
本作は医学博士の原田知幸が監修しており、それ以外のスピンオフ作品も専門医の監修がついている。
とはいえ、本作はあくまで「体内組織を擬人化した娯楽作品」であり、教科書や専門書、学習漫画の類ではない。
即ち読者及び視聴者に正確な知識を与えることを目的として作られたものではないことは注意が必要。
この点は公式からも度々アナウンスされている。
例えば血漿の存在や細胞の寿命・細胞の死の概念などは娯楽性の観点や作劇上の都合で省略されており、
逆に細胞の役割が誇張される(各種白血球が細菌、ウイルス感染細胞等と満遍なく戦うなど)といった「嘘」も意図的に加えられている。
医療関係者や教育関係者も絶賛している作品ではあるが、
この作品の知識を鵜呑みにしてそのまま解説したり、逆に事実と異なる点をドヤ顔で指摘したりすることはどっちも恥をかくだけの結果になるため慎もう。
メディア展開
連載初回から話題になり、小説化や
アニメ化・舞台化、公式ガイドブック、
スピンオフなど、多数のメディアミックスを行っている。
2018年7月からアニメが放送し、21年1月から2期「はたらく細胞!!」が放送。
アニメーション制作は「
ジョジョの奇妙な冒険」シリーズのdavid production。
ナレーションは
能登麻美子。
舞台化もなされ、2018年11月16日~25日まで東京・シアター1010にて上演された。
あらすじ
白血球、赤血球、血小板、マクロファージ、記憶細胞、キラーT細胞、NK細胞、B細胞、マスト細胞……etc。
人間の細胞の数、およそ60兆個! 彼らは皆、体の中で休むことなく働いている!
体内に入ってきた細菌・ウィルス・異物には徹底抗戦! そこには細胞たちの知られざるドラマがあった!
シリウス新人賞出身の清水茜が描く、細胞擬人化ファンタジー!
(公式より引用)
登場人物
演者は舞台版/映画版の順で記述。
血液の40パーセントを占める細胞。ヘモグロビンを多く含むため赤い。
酸素と二酸化炭素を体中に運ぶのが仕事であり、そのため本作では配達員の姿で表現されている。
詳しくは個別へ。
本作の主人公。
主にメインとして登場する新米赤血球の女性。赤髪ショート。
元気だが並外れた方向音痴故にやたらと迷子になりやすく、その上細菌と出会いやすい巻き込まれ体質。よく白血球の1146番と出会う。
誕生して間もないらしく、知らない事が多い。
何かと間の抜けたところの多い印象だが、「如何なる状況でも任務を遂行する」という赤血球としての使命感は強い。
・AA5100
AE3803の先輩。通称「先輩赤血球」。
迷子になりやすい3803番と一緒に配達や指導をしてくれたりする。
ロングヘア、帽子、何より声からどうにも某
シェリルっぽい。
実写映画ではBL5989の先輩(演:加藤諒)、AA2153の新米(演:板垣李光人)が登場する。
CV:江越彬紀(2001)、佐藤健輔(2048)、柳田淳一(2626)
外部から侵入した細菌やウイルスと戦うのが仕事。
『BLACK』には女性型が登場したが、本編に登場する好中球は全て男性型。
詳しくは個別へ。
CV:
前野智昭、村中知(骨髄球)
演:和田雅成/佐藤健
メインで登場する白血球にしてもう一人の主人公。
外見はクールな怖い人と言った感じだが、実は天然で優しく仕事熱心な人。
名前の由来は
良い白
の語呂合わせと思われる。
赤血球AE3803とよく遭遇し、新米故によく迷子になったり知らない事の多い彼女によく道案内や先生役をしている。
「血液循環」(原作10話、アニメ8話)回では彼女を心配する余り全身のパトロールと称して彼女を尾行しあわやストーカーとなりかけた。
ちなみに寿命なんか忘れたかのように長生きしている(抗原を殺そうが捕食しようがぴんぴんしている)が、
元となった読み切り『細胞の話』(この頃は識別番号が『1116』である)では寿命が20日と定められており、お亡くなりになった。その後、『1117』番に生まれ変わって赤血球と再会する。
・4989番
CV:熊谷健太郎
度々登場する白血球の一人。
1146番と仲が良く、過去編以外にはだいたい登場している。
擦り傷で表皮にできた大穴から体外に吸い出されかかったり遊走中に壁に挟まったりなど、何かと苦労が多い。
何かと災難に遭う役回りから、名前の由来は
四苦八苦
と思われる。
リンパ球の一種。
上下黒(トップスのみ半袖)の繋ぎと、
KILL
と書かれたキャップを被っている。
好中球と同等、或いはそれ以上に荒々しく好戦的な益荒男の集団。
詳しくは項目を参照。
CV:
小野大輔、東内マリ子(未熟胸腺細胞)
演:君沢ユウキ/山本耕史
キラーT細胞としてはメインで登場する個体。「班長」と呼ばれる事もある。
短い金髪と筋骨隆々の肉体を持つ男性。
非常に荒っぽく粗野な性格だが義理堅い面もあり、礼節も全く弁えないという訳でもない。
「身体の平和の為に細菌を撃滅する」「必要とあれば元は身体の一部だった細胞とて迷わず殺す」と己の職務には真面目。
また前述の「場合によっては一般細胞をも手にかける必要がある」という事もあって他の血球や一般細胞とは自ら距離を取っているが、
内心では彼らと仲良くなりたいと思っている模様。
昔は劣等生であり、努力してキラーT細胞になった。
実はヘルパーT細胞や制御性T細胞とは胸腺学校時代の同期。
・ナイーブT細胞(「インフルエンザ」回に登場した個体)
CV:田村睦心
一度も抗原を倒したことが無い未熟なキラーT細胞。帽子の前から飛び出した金髪が特徴。
キラーT細胞にしては珍しく気弱で臆病な性格。体格も貧相。
先輩キラーT細胞の体育会系のノリを前に委縮してしまっており、彼らから毎日の様にドヤされる事を苦にしている。
インフルエンザに感染した細胞達との戦いに際し、恐怖に負け敵前逃亡してしまうが……。
・エフェクターT細胞
CV:乃村健次
上記ナイーブT細胞が、樹状細胞によって活性化させられた姿。つまりはナイーブT細胞と同一人物なのだが、
髪型自体は変わっていないものの髪が大きく伸びており、それ以上に体格も凄まじく屈強になっている。身長で言えば比較的大柄なはずのキラーT細胞を更に上回る。
青臭い少年だった顔立ちも大人っぽく……というかとんでもなく濃くなっており、
劇画風のタッチと体格とが相俟って一人だけ(アニメの製作繋がりか)ジョジョの世界に生きるキャラとなってしまった。
更に分裂・増殖を完了させていたため、濃い大男の大集団(しかも全員同じ顔)を引き連れた状態で登場した。
屈強な身体に見合い、キラーT細胞に相応しい極めて高い攻撃力も身に付けている。
しかし調子に乗っていた所をA型インフルエンザに返り討ちにされ、元に戻ってしまった。
・ヘルパーT細胞
外部からの侵入者がどんな敵で、どんな戦略が有効かを考え、指示を出す司令塔。
キラーT細胞に出動要請を出せる。
おやつのクッキーの粉が頬についたままで司令を出すなど、おっちょこちょいな一面もあるが、
実は胸腺時代から「ヘルパーにも制御にもキラーにも道が開ける天才」と称されたエリート。ただの愉快な眼鏡男子ではない。
・制御性T細胞
T細胞や免疫系が暴走しないように制御するのが仕事。
普段はヘルパーT細胞の傍にいて彼の制御が必要か見極めているが、時には単独で細胞を守るために戦場に出る事もある。
白血球の一種。
スタイル抜群であらあらうふふ系のおっとりとしたお姉様。
赤血球や好中球などと同様に複数人存在するが、いずれも似た雰囲気・容姿の女性で男性のマクロファージは登場していない。
純白のナイトキャップにロングドレス、レースで縁取られたエプロンという服装だが、
戦闘時には巨大なナタを軽々振り回して敵細菌を斬殺し、ステゴロで豪快に敵を殴り殺す。
主に登場する個体の武器も、
スレッジハマー、メイス、大斧
、果ては
釘バット
と、どういう訳か
揃いも揃って得物が物騒
。
見つけた細菌やウイルスを殺し、その情報を解析し抗原や免疫情報を見つけ樹状細胞に連絡するのが仕事。
また死んだ細胞や細菌を片付ける掃除屋でもある。
骨髄内においては赤芽球たちの心優しき保育士であり、本編のAE3803の幼少期にも慕われているが、
スピンオフ「はたらかない細胞」ではニートの赤芽球どもに手を焼いている。
CV:
長縄まりあ、春野杏、赤尾ひかる、森永千才、石見舞菜香、立花芽恵夢
演:マイカ・ピュ
血管が損傷した時、集まって傷口を防ぐ役割を持つ。ようはカサブタを作る。
実物の血小板は自身の身体を使ってカサブタを作るが、今作中では
血小板の手による道路工事
として描かれている。
他の細胞より小さいので本作では幼児の姿をしている。アニメでは声・動作共にロリロリしい。
その愛くるしさに多くのロリコ……もとい視聴者たちが魅了され、
二次創作絵の比率は純粋に可愛らしいものから、色々危ないいけない絵まで作中屈指の多さとなっている。
白血球の一種。全白血球の中で僅か1%未満しか存在しない。
同じ白血球である好中球と好酸球を問題個所に誘導する物質を作る役割を持つ。
免疫にかかわる役割もあるのではないかと考えられているが、いまだに全容が分かっていない謎の細胞。
そのため本作では顔をマスクで半分ほど隠し、謎めいた雰囲気の……
というか中二キャラと化した。
どこぞの飼育委員のように難解で中二病臭い言い回しが特徴。
CV:M・A・O
白血球の一種。全白血球数の数%程度といわれている。
ピンクの繋ぎとキャップを被った女性の個体のみが登場している。武器は二又の槍。
1146とは同じ骨髄で育った
幼なじみであり、好塩基球の言葉を理解できる数少ない存在。
本来の仕事は
アレルギーや寄生虫への対応だが、細菌やウイルスの駆除もしてくれる正義感の強い女性。
が、他の白血球より貪食作用が非常に弱く、ぶっちゃけ足手まとい。
さらにほかの細胞は好酸球の事をよく知らないため、あまりの弱さに悪口を言われ放題になってしまった。
一方でメインの仕事である寄生虫に対しては特効とも言える高い戦闘力を保持しており、非常に極端な性能。
帽子を被ったクールキャラでプラチナブロンドの髪を
ツインテールにしているが
某空母ではない。
・樹状細胞
周囲に突起を伸ばした大樹の中で、受付のような場所にいる男性。
体内に侵入してきた細菌や、ウイルス感染細胞などの断片を抗原として提示し、他の免疫系の細胞に伝えたり、緊急時に細胞を活性化させる役割を持つ。
温厚そうで爽やかな見た目とは裏腹に本性はかなりどす黒い。
因みに活性化の手段は隠し撮りされたその細胞の過去の黒歴史の暴露。
・B細胞
CV:千葉翔也
明るく熱血的な性格の青年。見た目は
ゴーストバスターズのような武器に青いツナギ、髪型は短髪。
外敵(抗原)に対し武器(抗体)を発明し、背中に背負った放水銃で砲撃することで駆除する「体液性免疫」による高い殺傷力を有する。
殲滅力は全細胞中随一だが、
作った抗体が適合しない場合役立たずと化すためその際は基本スタコラ逃げ出す。
・NK細胞
CV:行成とあ
演:茉莉邑薫/仲里依紗
全身をパトロールし、がん細胞やウイルス感染細胞を見つけ次第攻撃するリンパ球。武装はサーベル。
よく出てくるのは黒タンクトップにショートパンツという軽装に身を包んだ攻撃的な筋肉質の女性で、性格は短気で荒っぽい。
ちなみに癌細胞の
回想シーンで男性型NK細胞も出ている。
キラーT細胞と仲が悪く、互いに挑発しては子供じみた喧嘩をよく繰り広げる。
戦闘面は非常に強いが
見かけによらず豆腐メンタルで、落ち込むと戦闘力が激減する。逆に笑うと戦闘力が強化される。
抗原の免疫の記憶が仕事の白血球。
思い込みが激しく、好塩基球ほどではないが言い回しが厨二臭くめんどくさい。
過去の情報を「古くから伝わる言い伝え」「未来予知」に例える傾向にあるが、肝心の過去の記憶がメモ頼りなため忘れっぽく対処が遅れやすいのが欠点。
ビビり症なのかトラブルに見舞われると冷静さを完全に失うのも短所。
白衣に
黒髪ロングの理系美女で、抗体の刺激を緩和するためのヒスタミンの制御がメインの仕事。
テキパキとした仕事が売りだが仕事はマニュアル頼りなため融通が利かない。
その融通の利かなさから他の細胞に責められることがあるが、
ストレスがピークに達するとヒステリーを起こし逆ギレする欠点を持つ。
特に
肥満とは関係ないし、
肥満体のキャラデザでもない。
では何故「肥満」細胞と呼ばれるかと言えば、(実物の細胞の)大きく膨れ上がった形状が
肥満体
を連想させるためというあんまりなもの。
・単球
黄色い防護服を着た免疫細胞。マクロファージと同じく高い殺傷性を持つエリート白血球。
ハンドシグナルでコミュニケーションを取り、言葉もなく淡々と仕事を処理している。白血球曰く「とても頼りになる人」。
実は中身はマクロファージ。
・M細胞
腸内の平和を守るパイエル板の管理者。
バーテンダーみたいなダンディな紳士風の外見をしており、腸で暴れる病原体を保護するふりをして免疫細胞に引き渡すのが主な仕事。
・汗腺細胞隊長
CV:江越彬紀
汗腺をコントロールする細胞達のリーダー。発汗機能を司っている。
制服はオレンジのジャケットと制帽。
隊長は長いもみあげが特徴の熱血漢。
熱中症でどうにもならなくなった際には
雨乞いし始めた。
・一般細胞
数多くいる一般市民である細胞の一人。 団地風の集合住宅に住んでいる。
黒髪に質素な格好(細胞とかかれた白Tシャツに
ジーンズ、スニーカー)というラフな姿をしている。
何かとウィルスや菌と縁があり騒動の中心にあり、真っ先にウイルス感染の犠牲になったりと被害も大きい。一応
発熱というウイルスや細菌に対抗する手段も持つが、ヤカンから熱湯をブッかけるだけというシロモノである。
赤血球から酸素を受け取れなくなると酸欠で死亡してしまうため、出血性ショックの回では大ピンチに陥った。
乳酸菌編では赤血球に代わり主人公を務めた。
CV:
石田彰、
諏訪彩花(子供時代)(メイン)、坂泰斗、竹田海渡、前田弘喜(モブ)
細胞が突然変異を起こした姿。
一般細胞が自身を分裂する際に遺伝子のコピーミスをすることで遺伝子がおかしくなって誕生する。
外見は一般細胞が白髪になり血管が浮き出て、右腕がおかしくなっているというバグった姿に。
がん細胞は健康な人でも毎日数千個は生まれて来るが、それらは増殖する前にキラーT細胞やNK細胞に駆除されている。
本編に登場したのは生まれただけで何もしていないのに免疫系細胞に殺される事に怒っており、多対1で殺される恐怖を免疫細胞に味合わせてやろうと考えている。
・ステロイド
身体の外の世界から投与される薬剤の一種。
作中で薬剤は「細胞達にとっては未知の存在」
「なんか変なヤツ」として扱われ、結果ビジュアルは
ターミネーターみたいなロボットと化した。
そんな中でもステロイドの主な効果は炎症反応の抑制。
描写としては
炎症の抑制=大騒ぎしている細胞達を武力で鎮圧することなので行動すると大惨事になる。
スギ花粉アレルギー対処のため服用され、眼からビームを発して攻撃することでアレルギーが収まるまでの間炎症に関わったもの全てを殲滅し続けた。
アニメでは両腕が
ガトリング砲に置換され戦闘力が増した。
・人間/世界
この世界そのものである人間。
作者インタビューによると「読者に「自分の体内のことかもしれない」と思ってほしい」という考えから、
性別や年齢が分かるような症状は極力避けているとの事なので、年齢・性別は不明。
作品の都合上とにかく様々な細菌やウイルスが体内に入り込んでいる苦労人。
しかしアニサキスでさえ薬を使わずに完治するという極めて驚異的な自己回復力の持ち主。つまりすこぶる健康体のようだ。
実写映画ではそういうわけにはゆかなかったのか、ジャンクフード浸りの父親として漆崎茂(演:阿部サダヲ)、その娘で健康で真面目な高校生の漆崎日胡(演:芦田愛菜)がそれぞれ登場している。
☆り患した疾病一例
etc...
■アニメ主題歌
- オープニングテーマ「ミッション!健・康・第・イチ」
歌 - 赤血球(CV:花澤香菜)・白血球(CV:前野智昭)・キラーT細胞(CV:小野大輔)・マクロファージ(CV:井上喜久子)
アニメ版のOPテーマ。「健康第一」ではなく「健康第イチ」なのがミソ。
本編に登場する登場細胞ほぼ全員が登場している、賑やか映像となっている。
1番は赤血球と白血球が、2番はキラーT細胞とマクロファージが歌っている。
第9話では、キラーT細胞がメインだったためか、2番の歌詞が用いられた。
ちなみに、イントロでは赤血球と白血球が「We are cells at work!」と歌っているが、これは言うまでもなく「はたらく細胞」の英訳である。
歌 - ClariS
アニメ版のEDテーマ。しっとりとした曲調で、映像は赤血球と血小板がメイン。
歌詞に「昨日がくれた今を未来へ 君らしいペースで届けてよ」とある事から、赤血球をイメージした歌だと思われる。
ちなみに、"cheer"は「声援」という意味だが、"CheerS"だと「じゃあね」という意味になる。そのためかサビの歌詞には「笑って じゃあね また明日」とある。
追記・修正は健康に気を遣いながらお願いします。
- 擦り傷、にきび、鼻血、たんこぶ、いたって健康体・・・未成年の規則正しい生活ができるお年頃の可能性が高い。 -- 名無しさん (2018-09-10 12:40:37)
- B細胞の体液性免疫を水鉄砲で表すのは面白いなぁと思った。 -- 名無しさん (2018-09-12 09:09:53)
- ちょくちょくキャラの見出しを大きくするとその度に小さく修正されるけど何で? こっちの方が見やすくないか -- 名無しさん (2018-09-14 08:15:25)
- ↑返信が遅くなってすみません。見出しが大きいとクドくなるので小さくしているのです。あとあのプラグインはスマホ表示では線が出るので見栄えが悪いかなと。 -- 名無しさん (2018-09-14 21:19:21)
- 仮に出てきたとしてiPS細胞とかどんな描写されるんだろうなあ。体外培養の血小板も臨床研究が始まるらしいし -- 名無しさん (2018-09-23 01:15:52)
- ずっと赤血球が主役だと思ってたけどコミックの表紙見たら白血球が主役だった -- 名無しさん (2018-10-01 10:19:45)
- 今回のノーベル賞がこの作品で取り上げてもいいタイムリーな話題だったね -- 名無しさん (2018-10-04 22:11:29)
- 中尾 隆聖出るかと思ってた・・・・2期を期待して・・・・ばいばい菌! -- 名無しさん (2018-10-04 23:05:26)
- ステロイドがデストロイ・・・といわんばかりだったな5話は。 -- 名無しさん (2018-10-16 09:59:18)
- なんだかんだ人間体(生きてる細胞)そのものは撃たず、看板やら無人の部屋やらにぶっ放しまくってたステロイド。盛り上がって天変地異になってた鼻粘膜も押し下げていったし -- 名無しさん (2018-10-16 10:11:13)
- 出血性ショックの話で何で体がこんなことに? 1:事故にあった2:やくざに刺された3:自殺。 -- 名無しさん (2018-10-23 09:36:01)
- ↑4てっきり「熱中症」の話で出てきた菌が中尾さんかと思っていたけど違っていた(白血球さんを翻弄していたやつ) -- 名無しさん (2018-10-30 09:44:19)
- ↑2交通事故説が多いけど、頭以外打ってないので多分高い所から足滑らせたんだろうって考察があったな。 -- 名無しさん (2018-10-30 12:49:13)
- ベースはやはりNHKの「驚異の小宇宙:人体」かな -- 名無しさん (2019-05-07 02:29:09)
- 体の中のことなので小さな切り傷でも大騒ぎってことを忘れて「体の持ち主病気ばっかり」「毎回死にかけて、とうとう癌まで発症して不健康すぎる!」と言っている人の多さにはこう・・・ -- 名無しさん (2019-05-07 10:11:44)
- これと同時期にやっていたPhantom in the Twilightが音響監督同じでキャストが被りまくっていた -- 名無しさん (2019-07-13 01:47:09)
- 好中球がビョーゲンズに対して「死ね!この雑菌野郎!」ってやっているのを思い浮かべてしまった -- 名無しさん (2020-02-02 20:58:29)
- ログ化を提案します -- 名無しさん (2020-02-02 21:53:18)
- しました -- (名無しさん) 2020-02-07 00:18:29
- 原作が次号で終わる -- (名無しさん) 2020-12-26 13:18:12
- 赤血球ちゃんのメインが1期で終わってしまったため、2期アニメで苦労してオリジナルで出している。 -- (名無しさん) 2021-02-09 13:10:08
- まさかの8話で終わりかよ -- (名無しさん) 2021-02-25 19:28:50
- アニメ化もされた細胞擬人化モノといえば個人的にはアメリカ産のOsmosis Jonesを思い出す。一応あっちも映画化とかするぐらいではあったがはたらく細胞ほどの人気はついぞ出なかったな -- (名無しさん) 2021-03-10 04:14:47
- blackと違って自分の免疫でなんとかなる話が大半なのが健康な証拠。なのだが「薬も飲まないなんてこの体blackより危ないじゃん」という意見がちらほらあったりするのだから恐ろしい -- (名無しさん) 2021-03-14 09:13:31
- 猫、おくすりを追加 -- (名無しさん) 2023-10-08 00:19:59
- 実写やるのか…今の所佐藤健の白血球は好み -- (名無しさん) 2024-07-11 19:25:01
- 失明仕掛けたり、ステージ4に進みかけた癌を自己治癒させたり強いんだか弱いんだかわからん身体の持ち主さん -- (名無しさん) 2024-09-17 18:26:48
- 原作の最終巻では新型コロナウイルスを取り上げていたが、仮に現実世界で新型コロナが無かったらどういう展開になってたのだろうか。更に漫画が続いていたか、違う題材が最終章になっていたとか? -- (名無しさん) 2024-11-24 13:51:27
- 2025年1月1日(水)に『はたらく細胞』の実写映画を見ました。滅茶苦茶面白かったです。とても見応えのある映画でした。 -- (実写映画観賞者) 2025-01-03 13:24:02
- 昔カートゥーンネットワークで、「オジー&ドリックス」と言う似たような内容のアニメがあったなぁ -- (名無しさん) 2025-01-09 19:07:40
最終更新:2025年01月18日 10:34