イリマ(ポケモン)

登録日: 2016/01/22 (日) 10:25:00
更新日:2025/08/14 Thu 10:37:23
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はい! キャプテンの イリマです




◆概要

アローラ地方メレメレ島のハウオリシティに住む少年。かつノーマルタイプを専門とするキャプテン。ストーリー中の初めての試練も彼が担当する。一人称は「ボク」。
左利きで、Zリングを右手首に装着しており、左の手のひらにはボール投げ用のサポーターをしている。
褐色にピンク髪と派手な見た目ではあるが内面はいたって真面目である。爽やかでクールな性格。家政婦の話によると「マニア気質」でもあるらしいが。
名前の由来は植物「イリマ」から。現実のハワイではオアフ島の花であり、またレイに使われる花の中で最も高貴なものとされている。

ハウオリシティ郊外にあるトレーナーズスクールの卒業生であり、生徒たちからも憧れの的となっている。一部からは「プリンス」と呼ばれるほど。「キャプテンのあかし」を髪に付けており、白いズボンに襟付きシャツにベストという出で立ちから、ラフな格好のキャプテンが多い分キャプテンの中では一番オシャレでお坊ちゃまに見える。
使用人を抱える大豪邸(プール付き)に住んでおり、彼の部屋にはトロフィーと大量の本が確認できる。
ベッドは「程よい硬さと真っ白なシーツが心地よい」。
女優である母親は息子である彼のことを誇りに思っているようだ。ちなみにハウオリシティの町中の柵はイリマが管理している。


ゲームでのイリマ

初めて彼と出会うのはトレーナーズスクール。スクールの生徒及び先生を全員倒した後に、試練についての話を持ち掛けてくる。その後はハウオリシティで試練に挑める実力があるかのチェックとして一度戦うことになる。その前にスカル団に絡まれるけど。
試練前にキャプテンと戦う例はこれが最初で最後だったりする。
その後は「茂みの洞窟」にて行われる「イリマの試練」の案内役となり、主人公に対して試練の説明を行う。
試練中にもスカル団に絡まれるが、彼はまるで何も見えてないかのような対応をとる。
イリマさんのスルースキルまじぱねぇっす。

試練後はイリマの自宅に行くとイベントが発生し、トレーナーズスクールにて再戦を行える。
再戦後は性格厳選に役立つ「かわらずのいし」を貰える。スルーしがちなので必要な場合は必ず再戦する事。
今作はかわらずのいしに「隠し効果」があることも曖昧ではあるが教えてくれる。むしろ「隠し効果」の方がメインだし。
また、再戦イベントをこなすとイリマのボール投げモーション「ひだりなスタイル」を獲得できる。サウスポーの人も安心。
このスタイルをもらって初めてイリマが左利きであることに気付いたり、もらってもなお左利きであることに気付かなかったりする人がいる。

その後はハウの特訓に付き合っていることがハウ自身から聞くことが出来る。ハウの方が強そう。
EDではトレーナーズスクールで誰かと戦っている写真があるのだが、イリマの顔が少年らしくて実にかわいい


◆使用ポケモン


●SM

  • ハウオリシティ(1戦目)
ヤングース♂ Lv.9
ドーブル♂ Lv.10

  • トレーナーズスクール(再戦)
デカグース♂ Lv.15
ドーブル♂ Lv.14

●USM

  • ハウオリシティ(1戦目)
ヤングース♂ Lv.10
ドーブル♂ Lv.11

  • ハウオリ霊園(2戦目)
デカグース♂ Lv.51
ドーブル♂ Lv.51
ネッコアラ♂ Lv.51

  • トレーナーズスクール(3戦目)
デカグース♂ Lv.60
ドーブル♂ Lv.60
ネッコアラ♂ Lv.60


序盤のノーマルタイプ使いなので楽勝…ではなかった。ノーマルタイプの使い手におけるトラウマは今作も健在。
1戦目のヤングースはそこまで苦労しないが、問題はドーブルであり主人公が選んだ御三家に有利な技を覚えている*2。しかも特性はテクニシャンなので種族値の割に火力もある。
要するにどの御三家を出しても弱点を突かれてしまうため、御三家だけを育てていた場合それなりの苦戦を強いられる。アカネセンリほどではないが序盤の強敵として評されている。
ちなみに戦闘前に近くにいるNPCからプラスパワーをもらえるためゴリ押しは可能。

2戦目ではデカグースがエースとなる。それなりに固く、その上ノーマルZを持たせているので結構強い。
ある程度育ててからの再戦をお勧めする。


アニメでのイリマ

CV:千葉雄大

9話目のサトシが挑んだノーマルZの試練ではハラが立会人という形になったので未登場だった。
アニポケではキャプテンという役割そのものが存在しない*3ので仕方ないといえばそうだが、話の都合上とはいえ全国のイリマファンはこの扱いに涙した。

が…1年以上経て、ついに65話にてトレーナーズスクールの卒業生として遂に登場を果たした。

口癖は名前と掛けた「参ります」「恐れ入ります」。
手持ちポケモンはイーブイ、ドーブル、ガルーラ
「ポケモンスクールのプリンス」という異名をもち、マオ達の話では 飛び級で卒業 校長室に飾られていたトロフィーの半分が彼が獲得したもの 誕生日プレゼントを渡す行列ができる程のファン と数々の伝説を残した。
本編では黄色い声援をおくる女性陣がたびたび登場しており、無印初期のシゲルの取り巻きを彷彿とさせる。
卒業後はカロス地方に留学し、カロスリーグにも参加したことがある。……その割には カロスリーグ準優勝 のサトシ本人を目の前に何も言わなかったが。

バトルの授業中だったサトシ達と出会い、サトシからバトルを申し込まれ、手持ちのイーブイでピカチュウと対決しようとしたがそこに一方的な恨みをもったスカル団のタッパとその仲間たちが乱入。
一緒に戦おうとするサトシ達に「彼らの目的はこの僕です」と1人でスカル軍団との戦いに挑む。
イーブイの機動力でスカル軍団の手持ちを終始圧倒させ、とどめのZワザ「ナインエボルブースト」で強化した とっておき で勝利。ちなみにZワザのときは島中からブイズが駆け寄って来る。

66話では授業でポケピンポンのコーチとしてサトシたちにレクチャー。
自身は後日の大会に参加し、ロケット団ムサシ&ソーナンス、前回に敗北したイカリ&コジョンドに勝利し、優勝した。
優勝後はサトシ達とは 「一旦おわかれです」 と言い、近くの島にクルージングしてからカロス地方に戻った。

その後、129話ではアローラリーグに参加。予選ではプルメリとスカル団のしたっぱ達を撃破したが、その最中にイーブイが負傷。
続く130話の決勝トーナメントではグズマと対戦し、ガルーラをメガシンカさせてハッサムを圧倒したが、グズマに2対1のアドバンテージを逆手に取られた*4ことで敗退した。


◆『Pokémon Trading Card Game Pocket』でのイリマ

サン・ムーンをテーマにした拡張パック『双天の守護者』にて、アローラのキャプテン一同がマツリカを除いてサポートのトレーナーズとして実装された。

イリマ使用時の効果は『ダメージを受けている無色タイプのポケモン1匹を手札に戻す』という非常に強力なもの。

手札に戻すということは、ノーペナルティでダメージをリセットすることができるということである。
また、疑似的な逃げるとしても使えるので、手負いのポケモンを一番の安全地帯である手札まで呼び戻した上で、ベンチのポケモンにつなぐといった使い方も可能。

使用条件はダメージを受けている無色ポケモンということだけ。無色であれば進化でもexでもOK
逃げると違って逃げエネがついていなくとも良いし、ねむりやマヒやその他いかなるバインドを受けていても即時離脱できる。

少し細かい仕様の説明をすると
  • ベンチにいるポケモンに対しても使用できる。
  • つけているエネルギーやポケモンのどうぐはトラッシュされる。
  • 当たり前だが「進化した結果、無色タイプでなくなったポケモン」には使えない。
  • 進化ポケモンの場合は、それまでに重ねた進化前のポケモンもすべてまとめて手札に呼び戻すことができる。
    • ただしふしぎなアメで進化させた場合はふしぎなアメは回収できない。進化にふしぎなアメを使っている場合、回収して再度繰り出そうとしても進化できなくなることがある。
ざっとこんな感じだが、正しい仕様を理解していれば非常に大きなメリットをもたらすサポートになっている。

そもそもポケポケでは、いちど場に出したポケモンをノーペナルティで回収する手段が非常に限定されている。
これと同じ効果を持つサポートは『キョウ』(マタドガスベトベトン)と『かけだし調査員』(ミュウex)。
これらカードがサポートありきで強力なカードとして認知されていたことを顧ると、イリマがどれほど無色ポケたちに光明をもたらしたかは語るまでもないだろう。
特に無色であればexポケモンにも使えるということでHPを削るのも一苦労なルギアexアルセウスexでもおかまいなしで呼び戻せてしまうあたりはかなり壊れ気味な性能である。
この力を見たジラルダンギシンはどんな顔をするのだろうか

イリマが実装されるまでは無色ポケモンは「どんな色のデッキにも組める」「弱点はつけないけど汎用性が高い」程度のやや地味な立ち位置であった。
イリマの存在自体がそんな無色ポケモンの立ち位置を大きく押し上げてしまったといっても過言ではないだろう。

余談だが、イリマ以外のキャプテン達は全員、対象が特定のポケモンのみという限定的なサポートになっている。
そのどれもが強力な効果ではあるが、逆に言えば対象ポケモンを場に出した時点でそれらキャプテンもデッキにいることがほぼ間違いなくバレてしまい、存在・戦略が固定される、かつそれらが相手に読まれるという弱点を抱えている。
それに比べるとイリマだけは無色タイプ全てが効果対象ということで限定的な戦略やデッキに縛られない柔軟な活用が可能、という長所を獲得している。


◆余談

出会う度に自分の名前を言ってきたり戦闘時の謎のがに股、更にスカル団の「イリマのポケモンなんかいりませーん!」という台詞など、カキほどではないがよくプレイヤーにネタにされている。





追記・修正はイリマの試練を達成してからお願いします。


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最終更新:2025年08月14日 10:37

*1 後者は恐らくスカル団の下っ端が盗んで持ち帰ったものだろうが

*2 最初に選んだポケモンがモクロー=ひのこ、ニャビー=みずでっぽう、アシマリ=このは

*3 アニポケではスクールの同級生となったカキ、マオ、スイレン、マーマネも、後に登場するアセロラやマツリカもキャプテンではなう

*4 ハッサムと親ガルの間に子ガルが来るようなポジションを取ったため、親ガルは子ガルを庇いながらの戦いを余儀なくされた