レイダー(仮面ライダーゼロワン)

登録日:2020/04/05 Sun 22:23:29
更新日:2025/04/01 Tue 18:29:55
所要時間:約 10 分で読めます






何だ、お前?

あなたの心が壊れかけている……

何だこれ

勝負に負けたくなければ、“これ”を使いなさい。


レイダーとは、特撮テレビドラマ『仮面ライダーゼロワン』に登場するマギアに続く新たなる怪人である。



【概要】

黒いフードの人物から専用ベルト「レイドライザー」を与えられた人間が、これを装着してプログライズキーを装填した後、起動スイッチ「レイドローダー」を押し込む事で変身した姿。

ヒューマギアではなく人間が変身する点が特徴で、変身者の殆どは負の感情や悪意を持った人間が多い。
さらにそれらの心がレイドライザーに備わった「レイドレギュレダー」の機能によって増幅されて破壊衝動が起こり、
プログライズキーに内包されたライダモデルの能力を使って暴れまくる。
これらの点は第二期平成ライダーシリーズの怪人であるドーパントゾディアーツと共通している。
ただし、これらとは異なり、レイダーは仮面ライダーの変身に用いられるアイテムと同じ規格のものである。

なお、初期の頃のレイダーの変身者はZAIAエンタープライズの商品であるZAIAスペックを装着している人物が多かったが、
後にZAIAスペックを持たずに変身している者もいる為、別にレイドライザーを扱うのにZAIAスペックが必要というわけではない。
ただ、飛電或人が第1話で通信衛星ゼアとリンクして数秒以内に変身のイロハをラーニングしたように、少なくとも人工知能並みの能力を得られるZAIAスペックは何かしらの補助にはなっているものと思われる。

レイダー時の外見は装填したプログライズキーのモデルになった動物の姿に沿ったビジュアルで、パイプのような器官や鎧のような装甲を装備している他、
使用する武器もグレネードランチャーやレーザー砲など、マギアが使用する武器よりも攻撃的なものが多い。

戦闘力はマギアよりも非常に高く、個体によっては仮面ライダーゼロワン シャイニングホッパーすらも圧倒するものが存在する。
さらに「レイドローダー」を再度押し込む事により、プログライズキーの能力にちなんだ必殺技「○○ボライド」を繰り出せる(「○○」内には本作における仮面ライダー同様、プログライズキーの前半の単語が入る)。
また、ハッキングによって「人間を絶滅させる」のみしか思考しないマギアとは異なり、自我を保ったまま変身しているのも特徴であり、それ故に頭脳的な戦法を取ったり、必要に応じて正体を隠匿したりする点も厄介。

マギアと並ぶ怪人ではあるものの、マギアがシンギュラリティによって心を得た事で変身させられたヒューマギアに対して、
レイダーは元々あった心を捨てる事によって変身した人間であるなど、様々な意味で対になっている。

しかし、素体部分が何故かZAIA製のエイムズショットライザーで変身する仮面ライダーバルカン及び仮面ライダーバルキリーに酷似しており、変身プロセスもそっくりであるが……?



【登場レイダー】

クラッシングバッファローレイダー



私は…勝たなければならない……


ブロウ!

バッファロープログライズキー!?

勝たなければならないッ!!


レイドライズ!


クラッシングバッファロー!

This charge attack will send you flying.


対象者 / 職業:立花蓮太郎 / 華道家
身長:206.8cm
体重:163.1kg
特色 / 力:角 / 蹄 / 突進力

華道家・立花蓮太郎が「クラッシングバッファロープログライズキー」によって変身した姿。

赤い角を生やしたバッファローのような姿をしており、頭部に赤熱化と共に破壊力を増大させる角「レッドブルーザー」、両腕に蹄型の打突武器「バッファブロウ」を装備している。
背中のブースターが生み出す爆発的な推進力を乗せた突進は、あらゆるものを粉砕する威力を持つ。

初戦でのルール違反が発覚して勝負が一から仕切り直しになり、自分より完璧な生け花を作った一輪サクヨへの焦りと彼女の「醜くておぞましい」という発言、天津からの「ZAIAが訴訟を起こせばあなたの華道家生命は終わる」というプレッシャーによって心が壊れてしまった立花。
そこを黒フードの人物に目を付けられ、レイドライザーを与えられた事で半ば暴走状態で変身してしまう。
ゼロワンを自慢の突進力で圧倒するも、ZAIAスペックのイメージを下げた事で天津から「醜い(けだもの)呼ばわりされた挙句、
仮面ライダーサウザーに一方的に叩きのめされ、そのままライトニングホーネットプログライズキーを使用した「サウザンドブレイク」で倒され、正気に戻った。


スプラッシングホエールレイダー



俺は負けてない……。ヒューマギアなんかには負けない!!

ウェーブ!


レイドライズ!


スプラッシングホエール!

An aqua current that encompasses everything around it.


対象者 / 職業:新屋敷達巳 / 不動産仲介業
身長:197cm
体重:127.9kg
特色 / 力:扇

王波不動産の営業担当・新屋敷達己が「スプラッシングホエールプログライズキー」によって変身した姿。

クジラを正面から見たような形の頭部をしており、肩にはクジラのヒレを思わせる青いマントを身に付けている。
クジラの尾びれを模した扇形の武器「オウギガント」を用いた槍術を得意とし、オウギガントの先端からは一振りで建造物を吹き飛ばす威力を持つビッグウェーブや水流弾を放つ事ができる。
必殺技はオウギガントに水を纏わせつつ、先端部を模した巨大なエネルギーを発生させて相手に叩き付ける「スプラッシングボライド」

新屋敷はその力を使って住田スマイルが紹介する家を破壊したり、スマイルや最強匠親方を甚振ってアークマギア(スマイルはネオヒタイプ、親方はマンモスタイプ)化させた挙句、彼がリフォームしていた物件を破壊するなどの悪質な妨害行為に及んでいた。
最終的にスマイルに負けてしまったショックで変身して襲いかかるが、ゼロワン シャイニングアサルトホッパーに圧倒され、最後は「シャイニングストームインパクト」で倒された。


ダイナマイティングライオンレイダー



別に誰だって良かった…。俺の検挙率さえ上げられれば……

バースト!


レイドライズ!


ダイナマイティングライオン!

A beautiful explosive force like fireworks.


対象者 / 職業:鳴沢益治 / 警察官
身長:201cm
体重:157.5kg
特色 / 力:強化ダイナマイト / 複合武器

警視庁サイバー犯罪対策課の警察官・鳴沢益治が「ダイナマイティングライオンプログライズキー」によって変身した姿。

鬣のような赤紫色のパイプと牙を模したゴーグルを備えたライオンに似た頭部を持ち、下半身にはコート状のローブを纏っている。
左腕はクローガトリングガンを組み合わせたような複合武器「シューティングスターマイト」と一体化しており、接近戦には強力な一撃を与えるクロー、遠距離戦にはガトリングガンの銃撃で対応する。
それ以外にも全身に装着された強化ダイナマイトを投げつけて広範囲の敵にダメージを与えたり、目眩ましに使う事もできる。
必殺技は左腕に巨大なガトリングガンを作り出し、そこからより強力な連射攻撃を繰り出す「ダイナマイティングボライド」

自身の検挙率を上げる為に榊遊人に結婚詐欺罪の濡れ衣を着せ*1、彼を弁護する弁護士ビンゴと或人達をレイダーに変身した状態で襲撃。
その後、検察官の市森直人から盗んだZAIAスペックを落として今度は市森にも今回の襲撃の濡れ衣を着せようとしたが、最終審議当日に不破の尋問とビンゴの分析によって正体が発覚。
不破の手で法廷に突き出されるも、上記のように自身の目的を語ったその隙を突いてプログライズキーを奪い返し、外へ逃げて変身。
バルカン アサルトウルフと交戦するも、サウザーの手でメタルクラスタホッパーに変身させられたゼロワンが放った無数のバッタの大群に飲み込まれ、食い荒らされたかのような悲惨な姿にされて倒された。
重傷だったものの命に別状はなく、後日真犯人として逮捕された。

劇中で初めてZAIAスペックを持たずに変身した人物である他、サクヨと和解した立花や、撃破された後に自分から負けを認めた新屋敷と異なり、鳴沢はレイダーの変身者としては初の「根っからの悪人」である。

『てれびくん』2020年7月号にて、付録のダイナマイティングライオンプログライズキーとの連動で掲載された『特別描きおろしマンガ』ではサウザーの配下として登場。
こちらではZAIAの社員と思しき眼鏡の男が変身しており、メタルクラスタホッパーに襲いかかるも、ドッキングライズ状態のプログライズホッパーブレードの斬撃で瞬殺されてしまった。
変身解除時にレイドライザーから排出されたプログライズキーはゼロワンの手に渡り、そのままダイナマイティングライオンへの変身に使用された。


ストーミングペンギンレイダー



ハリケーン!


レイドライズ!


ストーミングペンギン!

The winds are at his command.


千春、大丈夫か…?


対象者:二階堂輝男
身長:194cm
体重:122.6kg
特色 / 力:ハリケーン / 突撃

海老井千春の幼なじみ・二階堂輝男が「ストーミングペンギンプログライズキー」によって変身した姿で、
お仕事5番勝負とは無関係な人物が初めて変身した個体でもある。

シュレーターペンギン、もしくはコウテイペンギンのような姿をしており、周囲の気圧を操作して最大風速140ノット以上の局地的なハリケーンを発生させる事が可能。
戦闘時には発生させたハリケーンに指向性を加える事で攻撃手段として使っている。
また、全身にハリケーンを纏って破壊力を増大させた突撃攻撃「トボガンダイブ」が得意技で、使用時はモチーフ元よろしく腹で地面を滑るように高速で移動する。

好意を抱いていた千春が縁結びマッチに一目惚れしている事を知り、マッチを破壊しようとお見合いを襲撃するが、バルキリーとメタルクラスタホッパーの攻撃に押されて逃亡。
その後、マッチと千春の模擬結婚式を見た事で再びレイダーに変身して襲撃するも、偶然にもマッチが暴走してアークマギア(ガエルマギア)化してしまった為に成り行きで千春を守るべく交戦。
最後はメタルクラスタホッパーの「メタルライジングインパクト」でガエルマギア共々倒されてしまう。
しかし、メタルライジングインパクトを受けた瞬間、マッチが庇ってくれたおかげで重傷には至らず、変身解除で済んだ。
騒動の後、二階堂は海辺で千春にプロポーズし、見事結ばれるのであった。
なお、レイドライザーは破壊されていない可能性が高いが、そのまま放置されている。

ちなみに二階堂本人は映画『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』における別の未来を辿った『ゼロワン』の世界ではレジスタンスの一員になっている。


スカウティングパンダレイダー



サーチ!


レイドライズ!


スカウティングパンダ!

There is nothing unknown to his eyes.


それは困ります~。あなたには勝ってもらわないと……!


対象者 / 職業:京極大毅 / ZAIAエンタープライズジャパン開発部主任
身長:197.4cm
体重:109.8kg
特色 / 力:情報収集能力 / レーザー砲

ZAIAエンタープライズジャパンの開発部主任・京極大毅が「スカウティングパンダプログライズキー」によって変身した姿で、『仮面ライダーOOO』のシャチパンダヤミー以来約9年ぶり、単独としては初となるパンダモチーフの怪人でもある。
こちらは黒いフードの人物から与えられたのではなく、ZAIA関係者が会社から持ち出したレイドライザーで変身した個体である。

SWAT隊員よろしく暗視ゴーグルや白黒の無彩色装甲を装備し、装甲には高いステルス効果を持つ特殊コーティングが施されている他、
内部に搭載された数々の高精度な情報収集機器による索敵能力に長けており、周囲のあらゆる情報を収集・分析して戦況を優位に運ぶ事ができる。
パンダの好物である笹に似た長射程レーザー砲「デッドモノクローム」を武器とし、膨大な観測データによる補正と有利なポイントの選定によって長距離精密射撃が可能となっている。
また、射撃以外にも逆向きで撃ってレーザー発射時の反動を逆に利用する事で空中も飛べる。
一方で狙撃手スタイルの宿命か、直接的な戦闘力自体は低く、接近戦に持ち込まれると圧倒的に不利になる。
必殺技はデッドモノクロームから強力な赤色のレーザー光線を放つ「スカウティングボライド」

天津の役に立とうと、119之助がお仕事対決に負けるように訓練所を襲撃して本物の火災を引き起こした後、デッドモノクロームを使って空中に飛び、追ってきた或人から逃れている。
その後も追ってきたゼロワンをビルの屋上から遠距離射撃するも、位置を把握されてしまった事でメタルクラスタホッパーとの接近戦を強いられた末、
デッドモノクロームもクラスターセルの群れによって破壊された挙句、「プログライジングストラッシュ」の一撃で止めを刺された。
変身解除された後は爆風に紛れて何とか逃げ出せたものの、その際に落としていたたZAIAスペックを回収された事で身元を特定され、不破に捕らえられてしまった。

なお、会社に貢献しようと今回の事件を引き起こした点から見ると、ZAIAの関係者の中では最も彼に忠義を尽くそうとした人物だった模様。
が、当の天津本人にとっては取るに足らない存在だったのか、自分が進めてきたプロジェクトの中核を担う人物なのに名前どころか存在すらも知らなかった模様。


ファイティングジャッカルレイダー



レイドライザー!


対象を破壊する。

ハント!

実装!


レイドライズ!


ファイティングジャッカル!

Deciding the fate of a battle like a Valkyrie.


対象者 / 職業:刃唯阿 / ZAIAエンタープライズジャパン社長直轄開発担当
身長:202.4cm
体重:104.6kg
特色 / 力:格闘 / 大鎌
生物モチーフ:ジャッカル

ZAIAエンタープライズジャパンの社長直轄開発担当・刃唯阿が「ファイティングジャッカルプログライズキー」で変身した姿。
女性型怪人の為か、これまでのレイダー達と比べると若干細身でバストが膨らんでいる*2
初変身した回で唯阿は他のプログライズキーを天津に渡していた為、第33話でZAIAを退職するまではバルキリーではなく、こちらを戦闘形態としていた。
詳しくは該当項目を参照。


インベイディングホースシュークラブレイダー/バトルレイダー



ハード!

実装!


レイドライズ!


インベイディングホースシュークラブ!

Heavily produced battle armor equipped with extra battle specifications.


身長:対象となる人間により異なる
体重:対象となる人間により異なる
特色 / 力:強固な装甲 / 捕縛力

天津の手でヒューマギアを強制的に廃棄処分する組織として新生されたA.I.M.S.の隊員が「インベイディングホースシュークラブプログライズキー」で変身する量産型レイダー。
ちなみにホースシュークラブとは「カブトガニ」の英訳であり、胸部装甲をよく見てみるとカブトガニの意匠が施されている。
プログライズキー及びレイダーとしての名前の長さ故か、正式名称とは別に「バトルレイダー」という通称が設定されている。

名称や姿、装備が映画『令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』に登場したバトルマギアにそっくりな点が特徴。
もっとも、バトルマギアが人類を絶滅寸前に追い込んだ滅亡迅雷.netの戦闘員だったのに対し、バトルレイダーはヒューマギア撲滅を目論むZAIAの戦力となっている点で異なるが。

分厚く強固なモノコック構造の装甲で身を固めており、その高い防御力を活かして損傷率を低く抑える事で、多人数での戦闘において攻撃と防衛の双方で相手の優位に立つ事ができる。
また、使用する弾丸が大口径かつ高威力であるが故に生身での取り扱いが困難な短機関銃「トリデンタ」や、捕縛力が高い拘束具「ハーケンストリンガー」、特殊ネットといった多数の装備を駆使し、
暴走したヒューマギアなどの拘束や鎮圧、破壊といった各種任務を遂行する。
必殺技はトリデンタにエネルギーをチャージして紫色のエネルギー弾を放つ「インベイディングボライド」
腕部装甲から赤色のエネルギーシールドを発生させるパターンもあり、メタルクラスタホッパーのプログライズホッパーブレードの斬撃も通さない程の防御力を誇る。

バトルレイダーに変身するA.I.M.S.隊員の栄田、尾野は唯阿直属の部下であるが、同時に天津の護衛も兼ねており、「社長命令は絶対だ!」という発言から彼らもまた唯阿と同じく天津の道具と化している節が見られる。
しかし、放った銃弾が生身の或人に当たってしまった時に動揺していた所を見るに、根っからの悪人というわけではない模様。
また、第32話及び第33話では栄田、尾野と同じA.I.M.S.隊員の志田、出川が、第33話では井東、永福がバトルレイダーに変身している。

第35話ではZAIAスペックの暴走を引き起こした滅亡迅雷.netの殲滅作戦において、大勢のA.I.M.S.隊員達がバトルレイダーに変身し、トリロバイトマギアの大軍と交戦。
ギーガーの投入もあって当初はZAIA側が優勢に立っていたが、過去に天津の道具としてZAIAのシステムを知り尽くしていた亡がバトルレイダーとギーガーのプログラムをハッキング。
その結果、全てのバトルレイダーが亡に操られ、大勢のトリロバイトマギアと共にサウザーに一斉に襲い掛かるという事態に陥ってしまった。

なお、出川役の岡田和也氏は仮面ライダーグリドン仮面ライダーパラドクスなど、スーツアクターとしての出演経験があり、
永福役の永徳氏も『ゼロワン』本編で仮面ライダー迅やサウザーのスーツアクターを担当している他、志田役の榮男樹氏も『ゼロワン』本編で多くのマギアのスーツアクターを担当している。
井東の演者は唯一ジャパンアクションエンタープライズ外の潮見勇輝氏で、映画『令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』ではレジスタンス隊員を演じていた。
また、各変身者の名前は栄田(えいだ)、尾野(の).志田(だ)、出川(がわ)、井東(とう)、永福(く)……といったように、
アルファベットの「A」「B」「C」「D」「E」「F」が隠されたものとなっている。


【余談】

  • 発表当初はレイダーではなく、「レイド」と表記されていた(一部では「レイダー」の表記もある)。

  • レイダーの変身に使用されたプログライズキーは、ゼロワンのフォームチェンジ形態にも含まれており、全て劇中未登場ではあるが、仮面ライダー公式ポータルサイト『仮面ライダーWeb』で設定画が公開されている。


  • レイダーのモチーフとなっている動物は、ほぼ全て絶滅危惧種・準絶滅危惧種に指定されている動物である*3
    「人間が保護している」動物をモチーフにしたレイダーが「絶滅した」動物モチーフのマギアに牙を向き、果てはヒューマギアを絶滅に追いやろうとしているのだから何とも皮肉な構図である。
    さらにエイムズショットライザーのライダーの各形態も絶滅危惧種モチーフ*4であり、ウルフ、つまり狼はニホンオオカミなどが絶滅している他、海外でも狼は少しずつ数を減らしつつある。狼という種全体で見ればまだまだ安定はしているのだが……

  • 「レイダー(Raider)」の由来は「侵略者」「襲撃者」を意味する。「ライダー(Rider)」のスペルに「A」のひと文字を加えただけで、全く違う意味になるのだから興味深い。
    しかもローマ字読みにすれば『レイダー』のスペルも『ライダー』と読めてしまうのがさらに皮肉である
    • 一部ではこの「A」は人間(天津(Amatsu)&「ZAIA」)とアーク(Ark)の「悪意(Arkui)」を表しているのでは、という声もある。
      「悪意」を持ったライダー(騎士)はレイダー(侵略者)となる……そう考えると、明確な「悪意」を持ってライダーとなっている天津/サウザーや、歴代のダークライダー達も、ある意味では「レイダー」の一種と言えるのかもしれない……
    • よくできた皮肉ではあるが、名前が一文字違いのためデザインチームが「ライダー」を「レイダー」と聞き間違えるという実害が発生していたりする(幸いモチーフがイナゴだったので全く違和感のないデザインとなり、事なきを得たが)。



対象を追記・修正する。

エディット!

実装!


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最終更新:2025年04月01日 18:29

*1 榊を選んだのは、彼がSNSにアップしていた恋人の海老井千春との写真を偶然目にした事が切っ掛け。

*2 ちなみに女性が変身したレイダーは彼女が最初である。

*3 クラッシングバッファローレイダーはアメリカバイソン(準絶滅危惧種)、スプラッシングホエールレイダーはシロナガスクジラ(絶滅危惧ⅠB)、ストーミングペンギンレイダーはシュレーターペンギン(絶滅危惧ⅠB)、ファイティングジャッカルレイダーはアビシニアジャッカル(絶滅危惧ⅠB)に当たる。またライオン、ジャイアントパンダは絶滅危惧Ⅱ類に、カブトガニは絶滅危惧ⅠB類に入っている。

*4 マウンテンゴリラやチーター、モンスズメバチが絶滅危惧種。