E・HERO フェニックスガイ(遊戯王OCG)

登録日:2021/08/02 Mon 14:39:20
更新日:2021/09/24 Fri 15:53:35
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E・HERO フェニックスガイは遊戯王GX及び遊戯王OCGに登場したモンスター。

【テキスト】

《E・HERO フェニックスガイ》
融合・効果モンスター
星6/炎属性/戦士族/攻2100/守1200
「E・HERO フェザーマン」+「E・HERO バーストレディ」
このモンスターは融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカードは戦闘によっては破壊されない。

【概要】

風属性のE・HERO フレイム・ウィングマンと対になる融合HERO。
GXには「E・HEROは複数の融合モンスターに融合出来る」と言う設定があり、ある意味では属性融合の先駆けとも言える存在。

しかし効果は戦闘破壊耐性だけと、OCG的には使い所に困るカード。
サイバー・ドラゴンに戦闘破壊されないのでこちらの方がマシ」と言われたこともあるが、場持ちを気にするならそれこそ高い攻撃力と強力な効果を持つHEROを優先した方が良い。そもそも今の環境じゃサイバー・ドラゴンは専ら融合素材にされてるし。
後に登場したAi打ちとのコンボで高打点モンスターを一方的に撃ち倒してバーンを放てる様にはなったが、同じ戦闘破壊耐性だけでなく戦闘勝利時に1ドローの効果を持ち、より少ない消費で出せるM・HERO カミカゼの方が相性が良いので差別化とするには微妙なライン。
戦闘破壊以外の耐性が一切無いことは、この時期のカードにはよくあることなので気にしてはいけない。

【関連カード】

《E・HERO シャイニング・フェニックスガイ》
融合・効果モンスター
星8/炎属性/戦士族/攻2500/守2100
「E・HERO フェニックスガイ」+「E・HERO スパークマン」
このモンスターは融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカードの攻撃力は、自分の墓地の「E・HERO」と名のついた
カード1枚につき300ポイントアップする。
このカードは戦闘によっては破壊されない。

フェニックスガイとスパークマンの融合モンスター。
素材的にはシャイニング・フレア・ウィングマンの対となる存在か。
フェニックスガイの戦闘破壊耐性に加えて、シャイニング・フレアと同じ、墓地のE・HEROの数だけ攻撃力アップの効果を追加したモンスター。

…とてもじゃないが召喚難易度に見合った効果とは言えず、OCG的にはほぼシャイニング・フレアの下位互換扱い。
そもそも攻撃力アップと戦闘破壊耐性が致命的に噛み合っていない。
まだ融合素材の方が使いやすいじゃないか…。
勿論、沼地マンこと沼地の魔神王で楽々と出せるがシャイニング・フレア(ry

正直枚数制限のない「融合デッキ」時代でも「あってもなくてもどっちでも良い」程度の扱いだった。
ちなみに進化前と違って攻撃力の固定化で折角の自己強化を無視するAi打ちとの相性は最悪。

【アニメでの活躍】

エド・フェニックスが使用。
初登場はまだカイザーだった頃の丸藤亮戦。
同じ攻撃力を持つサイバー・ドラゴンを戦闘耐性で一方的に破壊し、サイバーツイン+パワーボンドの5600の2回攻撃も伏せカードでライフを足しつつ凌いでみせた。
その後はシャイニング・フェニックスガイを融合召喚しサイバーツインを戦闘破壊。
勝利を確信した亮のサイバーエンドの攻撃も伏せカード「デステニー・デストロイ(アニメ版)」で墓地にE・HEROを足して強化し返り討ちにしてフィニッシャーとなった。

E・HERO対決となるエドVS遊城十代戦(2戦目)でも使用。
またしても同じ攻撃力であるフレイムウィングマンを耐性で戦闘破壊し、テンペスターの攻撃も凌ぐ。
シャイニング・フェニックスガイでテンペスターを倒すも、シャイニング・フレア・ウィングマンに装備された「ライトイレイザー」の効果で戦闘後に除外されてしまった。
しかしこの除外をトリガーとしてエドは「D-タイム」を発動し…

と、フェニックスガイ及びシャイニング・フェニックスガイの活躍はここまで。
「D-タイム」でD-HEROを呼び出して以降、エドはその後のデュエルでも始めからD-HEROを使うようになり出番が無くなってしまった。
フレイムウィングマンもネオス登場以降は使われなくなったが、終盤のダークネス編でも攻撃には失敗するもののシャイニングフレアが登場した場面がある他、
十代の卒業目前に第一話と重ねる演出が行われた恩返しデュエルにてフィニッシャーとなったので扱いは雲泥の差。

さらに、その後のメディアミックスやOCGで、エド=D-HEROまたは漫画版で使用したV・HEROのイメージが付いてしまった為、ファンデッキでも中々採用されないという憂き目に…。
フレイムウィングマンは「フェイバリット・ヒーロー」等のイラストに描かれているのに。

【余談】

実はフェニックスガイにとって鬼畜モグラことN・グラン・モールキメラテックオーバーは天敵。
前者は戦闘耐性に関係なく双方をバウンス、後者は高攻撃力のサンドバッグにされてしまう。
キメラオーバーの詳しい入手時期は不明だが、仮に再戦する機会があっても2人ともフェニックスガイの対抗策は増えていた。

名称が「〇〇マン」ではなく「〇〇ガイ」となる唯一の融合E・HERO。


追記・修正は不死鳥の如く攻撃を耐えられる方がお願いします。



























時は流れること2021年…

そいつは突如やって来た

D-HERO デストロイフェニックスガイ
融合・効果モンスター
星8/闇属性/戦士族/攻2500/守2100
レベル6以上の「HERO」モンスター+「D-HERO」モンスター
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手フィールドのモンスターの攻撃力は、
自分の墓地の「HERO」カードの数×200ダウンする。
(2):自分・相手ターンに発動できる。
自分フィールドのカード1枚とフィールドのカード1枚を選んで破壊する。
(3):このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
次のターンのスタンバイフェイズに、自分の墓地から「D-HERO」モンスター1体を選んで特殊召喚する。

第11期になって登場したOCGオリジナルの融合D-HERO。
E・HERO フェニックスガイとBloo-Dが融合した様な外見をしており、ステータスやエフェクトと合わせてD-HERO版E・HERO シャイニング・フェニックスガイとも言える。*1

(1)のエフェクトはセメタリーのHEROの数を参照とした敵全体の弱体化。
このエフェクトは永続な上にこのモンスターの融合召喚に成功すれば最低でもセメタリーには2体のHEROがいるので青眼ライン未満のモンスターなら楽々討ち取れる。
勿論、【D-HERO】ならセメタリーにHEROが溜まりやすいので更に弱体化が可能。

(2)のエフェクトはフリーチェーンで自分のフィールドのカードとフィールドのカードを1枚ずつ破壊。
基本は自分と相手の1:1交換がメインになるだろうが、自分の場の2枚を破壊する事も可能。
カウンターの貯まった幽獄の時計塔を破壊するトリガーにもなるし、自身を選べば相手の除去を躱しつつ(3)のエフェクトに繋げられる。

(3)のエフェクトは被破壊時の次ターンスタンバイフェイズにセメタリーからD-HEROを蘇生。
自身も対象に出来るので不死鳥の如く自己再生も可能。
またこの効果は破壊直後に発動処理が入るので、破壊後にデストロイフェニックスガイを墓地から移動されても他に蘇生できるD-HEROがいれば不発にならない。

セメタリーにHEROを溜めて戦闘破壊を困難にしつつ、破壊以外の除去を躱しながら相手のカードを破壊し自己再生、と非常に場持ちの良い妨害モンスターとして機能する。
特に融合素材に使えるディアボリックガイ・ディナイアルガイと併用する事でBloo-Dと同時に並べてモンスター効果も封殺すると言うかなり嫌らしい布陣を敷く事も可能。

エフェクトが単体で完結しているため、【D-HERO】以外でもフュージョン・デステニーとディアボリックガイ&ディナイアルガイかダッシュガイ&ディバインガイの組み合わせ辺りで他のデッキに出張出来る程の高スペックを持つ融合D-HERO。
アナコンダを引き連れた大会環境における流行っぷりからDragoonを差し置いて「令和のドラグーン*2、「調整版ドラグーン」と揶揄される事も。
流石に本体性能ではドラグーンには劣るが、
融合素材の組み合わせが豊富で素材に使った後も役目がある、
融合カードであるフュージョン・デステニーの本来のデメリットがアナコンダでコピーした時より軽いので素引きしても困るどころか出来れば素引きして使いたい、
と言った具合にドラグーンより使い勝手が良い面もあるので、それらを含めた総合評価ではドラグーンを上回るとの意見すらある。
勿論エドのファンデッキでも無理なく採用できる性能で、ファンからの評価も高い。まぁ、Eの方のフェニックスガイが弱いのは変わらんが


追記・修正お願いします。

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最終更新:2021年09月24日 15:53

*1 「墓地の「HERO」を参照にした自己強化」に対して「墓地の「HERO」を参照にした敵の弱体化」、「戦闘破壊耐性」に対して「効果破壊と被破壊時に自己再生が可能」と似たコンセプトながらも見事に対になっている。オマケに素材指定も「レベル6以上の「HERO」モンスター」とE・HERO フェニックス・ガイも融合素材に出来る指定となっている。

*2 超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズが出たのも令和だが