登録日:2017/01/25 Wed 17:54:44
更新日:2025/04/05 Sat 18:02:13
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十二獣とは、遊戯王OCGのカードカテゴリの一つ。「じゅうにじゅう」ではない。
英語名は「Zoodiac(=Zoo+Zodiac)」
概要
第9期第11番目のパックである「レイジング・テンペスト」で登場したテーマ。
属するモンスターは全て
地属性・
獣戦士族で統一されており、名前から察しがつくようにモチーフは
十二支。
全身がそれぞれの動物の特徴を持った人間型であり、片腕に巨大な籠手と巨大な武器を持っている。
テーマとしてはX召喚に特化しており、下級を並べてX召喚して効果で攻める、というのが基本の流れ。
しかし、そんなどこかほのぼのとしたイメージからは裏腹に、このカテゴリはかなりの武闘派である。
魔法や罠のイラストからは
竜剣士をはじめ、いわゆる「Pの一族」と関連するバックストーリーが見受けられる。
効果
まず、下級モンスターは次の共通効果を持つ。
(2):このカードを素材として持っている、元々の種族が獣戦士族のXモンスターは以下の効果を得る。
●(固有の効果)
十二獣でなくとも、現状三種類いる他の獣戦士エクシーズにも適用可能である。
そして、Xモンスターは次の効果外テキストと共通効果を持つ。
「十二獣○○」は1ターンに1度、
同名カード以外の自分フィールドの「十二獣」モンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
(1):このカードの攻撃力・守備力は、
このカードがX素材としている「十二獣」モンスターのそれぞれの数値分アップする。
……うん? 何かおかしなものが見えたぞ?
「十二獣○○」は1ターンに1度、
同名カード以外の自分フィールドの「十二獣」モンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
そう。十二獣のXモンスター達は、自分の場の他の十二獣から簡単にエクシーズ・チェンジできるのである。
そういうモンスターならば「希望皇ホープ」シリーズを始め、カテゴリでなければ《ダウナード・マジシャン》とかそれなりにいる。
が、テキストをもう一度よく読んでみよう。
同名カード以外の自分フィールドの「十二獣」モンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
お分かりだろうか?
土台となる十二獣がエクシーズに限定されていないのである。
つまり、下級の十二獣を1枚出せば、そいつ1枚で十二獣のエクシーズを呼び出し、さらにそいつを素材に別の十二獣、さらに別の十二獣、と繋げることができるのだ。
つまり
下級モンスターが大量の効果を持っているのに近い状態になっている。
アニメ
ZEXAL・
ARC-Vでしょっちゅう見られた「1体で2体分のX素材となる」を実際に持ってきたようなもんである。
???「モンスター1枚でエクシーズだと!? インチキ効果もいい加減にしろ!」
また制限されているのは自身の効果でのX召喚のみ、つまり同レベルをそろえての通常のX召喚は制限なく可能という事である。
そのため
「十二獣Aを普通に出す→十二獣Bを効果で出す→十二獣Aを効果で出す(またはその逆)」
とする事で、十二獣Aの効果を2回使う動きが行えるのである。
とはいえ通常の方法で出すのには重かったり、1ターンに2回以上効果を使う意味があまりないカードもあるので現実的なのは素材2体で出せる《十二獣ブルホーン》と《十二獣ライカ》ぐらいか。
もちろん、弱点もある。十二獣のエクシーズは、全て
攻撃力・守備力が?(実質0)である。
それは、素材となっている下級の十二獣の攻撃力・守備力の合計値が、そのまま自身のステータスに加算されることで補われるが、エクシーズ以外のモンスターも基本的に打点が低い。
つまり、何度エクシーズしても攻撃力0のまま上がらない、ということが普通に発生するのだ。
また、十二獣エクシーズはエクシーズの上にエクシーズを重ね続けることで強さを発揮する性質上
かつての汎用ランク4の問題児の比じゃないぐらいエクストラを圧迫する。
少なくともエクストラの半分が十二獣エクシーズに占領されるという事も珍しくはない。
が、そんな弱点を補うさまざまな効果が、十二獣たちには備わっているのである。
下級モンスター
効果モンスター
星4/地属性/獣戦士族/攻 0/守 0
(1):このカードが召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「十二獣」カード1枚を墓地へ送る。
(2):このカードを素材として持っている、元々の種族が獣戦士族のXモンスターは以下の効果を得る。
●1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
手札・デッキから「十二獣モルモラット」1体を特殊召喚する。
子年の十二獣。
十二獣限定の《
おろかな埋葬》を内蔵している。しかも送るのはモンスターに限らないため、《十二獣の方合》を墓地に送り、墓地の十二獣を回収する準備をするなど応用が利く。
素材効果は後続の《十二獣モルモラット》のリクルート。
1ターンに一度の制限が付いているがこれは効果を発動するXモンスターに対するものなので効果発動後別の十二獣にエクシーズ・チェンジしてしまえば再び発動可能という酷い制限詐欺となっている。
つまりこのカードを1枚フィールドに出すだけで十二獣エクシーズ1体と《十二獣モルモラット》2体が並ぶのだ。
十二獣のエクシーズ達は、同名カードのエクシーズ・チェンジがターン1回に限定されているものの素材の縛りはないため、使い方次第ではこいつ1枚を出すだけでランク4を2体並べることもできる。
この性質を持つためあらゆるデッキリクルートを否定する《
灰流うらら》には強かった。
出始めの頃は十二獣エクシーズが4種類だったため1ターンに2回《十二獣モルモラット》を出すのが大体限界だったが、後に2種類増えたため最初のエクシーズで《ダイガスタ・エメラル》を絡め更に出すことが可能になった。
さすがに大暴れしすぎたためか、2017年4月のリミットレギュレーションでの制限入りが決定。これにより素材効果が完全に無意味になってしまった。
それでも墓地送り効果により初動から墓地に十二獣を要求する《十二獣ライカ》などの効果を起動できるようにするため現在でも重要な役割を担う。
名前はモルモット+ラットか。
効果モンスター
星4/地属性/獣戦士族/攻 800/守 800
(1):このカードが戦闘・効果で破壊された場合、「十二獣ラビーナ」以外の自分の墓地の「十二獣」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
(2):このカードを素材として持っている、元々の種族が獣戦士族のXモンスターは以下の効果を得る。
●このカードを対象とする相手の魔法カードの効果が発動した時、このカードのX素材を1枚取り除いて発動できる。
その発動を無効にする。
卯年の十二獣。
十二獣カードのサルベージ効果を持っている。回収先の筆頭候補は、手札からも素材になれる《十二獣ヴァイパー》あたりか。
モンスター限定ではないので《十二獣の会局》も狙える。
素材効果は素材をコストにしての魔法耐性。ただ、対象を取る魔法というのは基本的に自分のモンスターに対して使うものであり、モンスターの除去ならばモンスター効果や罠に頼るのが常道であるため、出番は少ないだろう。
ただ、十二獣メタとして有用な《
禁じられた聖杯》や《
月の書》を回避できるため有用な効果ではある。
効果モンスター
星4/地属性/獣戦士族/攻1200/守 400
(1):自分フィールド上の獣戦士族Xモンスター1体を対象として発動できる。
自分の手札・フィールドのこのカードをそのモンスターの下に重ねてX素材とする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードを素材として持っている、元々の種族が獣戦士族のXモンスターは以下の効果を得る。
●このカードが相手モンスターと戦闘を行ったダメージ計算後に発動する。
その相手モンスターを除外する。
巳年の十二獣。
手札かフィールドからX素材になる固有効果を持つ。《十二獣ライカ》で蘇生したものを次のターン素材にすることも可能。
基本的には攻撃力1200アップの
コンバットトリックとして使うことができる。
ただしこのカード自身にはステータスを上昇させる効果はないためダメージステップには発動できない。
このカードを素材に入れるのを見てから妨害をぶつけられて、無駄に使わされることには注意しなければならない。
素材効果は《
異次元の女戦士》などと同様の、戦闘を行ったモンスターの除外効果付与。こちらが返り討ちになった場合でも発動するため、最低でも1体は確実に除去できるのが強み。
ちなみに、効果がいずれも十二獣を指定しておらずランクも問わないため、獣戦士族のエクシーズの支援としても使える。
効果モンスター
星4/地属性/獣戦士族/攻1600/守 0
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
手札から「十二獣」カード1枚を捨て、自分はデッキから1枚ドローする。
(2):このカードを素材として持っている、元々の種族が獣戦士族のXモンスターは以下の効果を得る。
●このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
午年の十二獣。
固有効果は手札の十二獣をコストにドローする効果。
落とした十二獣がモンスターならば、《十二獣タイグリス》の効果で拾って素材にしたり、《十二獣ライカ》で蘇生してやろう。
素材効果は守備貫通付与。現在の環境では守備表示モンスターが出る機会は減ったが、あって損になるわけではなく、サラブレード自身も攻撃力が下級の十二獣ではトップなので、殴りに行くなら優先的に素材にしてやろう。
《十二獣モルモラット》が1枚制限になった後は手札の十二獣を墓地に送るためにこいつが使われることがある。
《
幽鬼うさぎ》には注意が必要で、手札交換時にぶつけられると次のエクシーズにも繋がらなくなってしまう。
効果モンスター
星4/地属性/獣戦士族/攻 400/守2000
(1):このカードが戦闘・効果で破壊された場合、「十二獣ラム」以外の自分の墓地の「十二獣」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
(2):このカードを素材として持っている、元々の種族が獣戦士族のXモンスターは以下の効果を得る。
●このカードを対象とする相手の罠カードの効果が発動した時、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
その発動を無効にする。
未年の十二獣。
固有効果は墓地の十二獣の蘇生だが、破壊以外の除去も多い現環境では能動的に狙うのは難しい。
炎王や《ドラゴニックD》などの効果で、手札で破壊するのも面白いが、召喚にチェーンして《連鎖破壊》を発動すればデッキ内の2体が破壊され、十二獣を2体蘇生できる。
また、《十二獣ライカ》で蘇生した《十二獣ラム》を《十二獣ドランシア》で自ら破壊することにより《十二獣ライカ》の「蘇生したモンスターをX素材にできなくなる」デメリットを実質的に解除することができる。
素材効果は罠カードへの耐性付与。《
強制脱出装置》や《
無限泡影》など対象を取る罠は多いため、それらに対して回数制限付きながら耐性を得られるのはありがたい。
ただし、《
奈落の落とし穴》などには無力なので過信しないように。下級の十二獣では最強の守備力を持つため、正規の手段でのエクシーズも視野に入れるべし。
効果モンスター
星4/地属性/獣戦士族/攻 800/守1200
(1):このカードが戦闘・効果で破壊された場合、
「十二獣クックル」以外の自分の墓地の「十二獣」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードをデッキに戻す。
(2):このカードを素材として持っている、元々の種族が獣戦士族のXモンスターは以下の効果を得る。
●このカードを対象とする相手モンスターの効果が発動した時、
このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。その発動を無効にする。
酉年の十二獣。
固有効果は《十二獣ラビーナ》や《十二獣ラム》に似ているが、デッキへ回収するのが違い。この効果を使うならば、《十二獣の方合》の方が使いやすいだろう。
《十二獣モルモラット》無制限時代も1枚しか戻せず手間もかかるので《ダイガスタ・エメラル》を使った方が良く、《十二獣モルモラット》制限により戻したいカードがあまりないのが難点。
素材効果は対象を取るモンスター効果への耐性。相手へのけん制としては十分な働きをしてくれるだろう。
エクシーズモンスター
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/地属性/獣戦士族/攻 ?/守 ?
レベル4モンスター×2
「十二獣ブルホーン」は1ターンに1度、同名カード以外の自分フィールドの「十二獣」モンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
(1):このカードの攻撃力・守備力は、このカードがX素材としている「十二獣」モンスターのそれぞれの数値分アップする。
(2):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
デッキから通常召喚可能な獣戦士族モンスター1体を手札に加える。
丑年の十二獣。
固有の効果は素材をコストにしての獣戦士族のサーチ。つまり明確に
アドバンテージを稼げる効果である。通常召喚ができるモンスター限定だが、特殊召喚モンスターの獣戦士族は《
地霊神グランソイル》など少数なので、実質ほぼ全ての獣戦士族をサーチできると考えていい。
ステータス増強を考えなければ獣戦士族デッキに突っ込んでサーチ役として起用するのもいいだろう。
レベル4×2で普通にX召喚してサーチ、他の十二獣エクシーズを重ねた後再び《十二獣ブルホーン》にエクシーズ・チェンジしてサーチすることで2枚サーチできる。
これによりレベル4を2体でスケールを揃えることが可能。
しかし、その幅広いサーチとアド獲得能力がアダとなったか、2017年7月適用のリミットレギュレーションで制限を超えて一気に禁止入り確定。
1枚ではなく敢えて2枚あることで劇的に強くなるこの手のカードは禁止になる前に大抵1枚制限の様子見があるのだが、
その過程をすっ飛ばしたあたり流石に度が過ぎていたと判断されたのであろう。
これにより十二獣の強みはほぼ潰された形になる。
その後の十二獣の規制緩和があったが《十二獣ブルホーン》だけは未だに1枚も許されていない。
そのため現在は昔ほど初動で簡単に十二獣を墓地へ送る事が出来ないことが《十二獣ライカ》などで問題になる事になった。
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/地属性/獣戦士族/攻 ?/守 ?
レベル4モンスター×3
「十二獣タイグリス」は1ターンに1度、
同名カード以外の自分フィールドの「十二獣」モンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
(1):このカードの攻撃力・守備力は、このカードがX素材としている「十二獣」モンスターのそれぞれの数値分アップする。
(2):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、フィールドのXモンスター1体と自分の墓地の「十二獣」モンスター1体を対象として発動できる。
その「十二獣」モンスター1体をそのXモンスターの下に重ねてX素材とする。
寅年の十二獣。
固有の効果は素材をコストに墓地の十二獣をX素材にする効果だが、基本的には自身に使い、墓地の十二獣と自分の素材の十二獣を交換することになる。
《十二獣サラブレード》で攻撃力を上げる、《十二獣モルモラット》でリクルート効果を得るなど使い道は色々あるが、その後は《十二獣タイグリス》のままでいる意味は特にないため、目的の十二獣を回収したらさっさとエクシーズ・チェンジで別の十二獣になってしまいたいところ。
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/地属性/獣戦士族/攻 ?/守 ?
レベル4モンスター×4
「十二獣ドランシア」は1ターンに1度、同名カード以外の自分フィールドの「十二獣」モンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
(1):このカードの攻撃力・守備力は、このカードがX素材としている「十二獣」モンスターのそれぞれの数値分アップする。
(2):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
辰年の十二獣。
固有効果は素材一つをコストとしてのカードの破壊。
十二獣唯一のフリーチェーン効果であり、十二獣の展開で大体終点となるカードで除去役として優秀であるためなるべく早めに出したい。
また、自分のカードも破壊できるので《十二獣ラム》を破壊したり、《影依融合》を発動された時に切腹してデッキ融合を防ぐなど応用が利く。
ただし、出すことを優先するとステータスが貧弱になりがちなので、《十二獣タイグリス》や《十二獣モルモラット》の効果を応用してステータスを上げたいところ。
天敵は《
ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン》であり、迂闊に守備表示にしているとワンショットキルを食らいかねない。
破壊効果は自身にも使える、ということを覚えておこう。
腐り辛い優秀な効果なのだが、極端な話ではメインデッキに十二獣が無くとも《十二獣ブルホーン》や《十二獣ライカ》に重ねることで実質レベル4×2で簡単にフリーチェーン除去を立てられる。
……ん?この流れ、
どこかで見たような……
さすがに暴れすぎたためか、2017年4月のリミットレギュレーションで一気に禁止入りと相成った。
しかし、新マスタールールによる弱体化を考慮された為か、《十二獣の会局》の緩和から3ヶ月経った2020年1月に制限に緩和される。
そしてマスタールール改訂によるEXからの展開緩和に加え相性の良いカードの増加によって再び環境に顔を出す様になった【十二獣】の規制の一環として2020年7月に2度目の禁止指定を受ける。
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/地属性/獣戦士族/攻 ?/守 ?
レベル4モンスター×3体以上
「十二獣ハマーコング」は1ターンに1度、同名カード以外の自分フィールドの「十二獣」モンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
(1):このカードの攻撃力・守備力は、このカードがX素材としている「十二獣」モンスターのそれぞれの数値分アップする。
(2):X素材を持ったこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手はこのカード以外のフィールドの「十二獣」モンスターを効果の対象にできない。
(3):自分・相手のエンドフェイズに発動する。
このカードのX素材を1つ取り除く。
申年の十二獣。申枠なのにゴリラっぽい。
固有の効果は二つあり、片方は他の十二獣に対象耐性を付与するもの、もう片方はお互いのエンドフェイズに素材を一つ消費するデメリット効果。
耐性を付与するのはフィールド全てであるため、ミラーマッチの場合相手は自分の十二獣にも対象を取る効果が使えなくなる。
デメリット効果の方は素材を能動的に取り除けないため、《十二獣タイグリス》などとの連携が厳しいのが難点。耐性が必要なければ早々に《十二獣ドランシア》の素材にしてしまおう。
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/地属性/獣戦士族/攻 ?/守 ?
レベル4モンスター×2体以上
「十二獣ライカ」は1ターンに1度、同名カード以外の自分フィールドの「十二獣」モンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
(1):このカードの攻撃力・守備力は、このカードがX素材としている「十二獣」モンスターのそれぞれの数値分アップする。
(2):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、自分の墓地の「十二獣」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン、効果が無効化され、X召喚の素材にできない。
戌年の十二獣。
固有効果は素材をコストにしての墓地の十二獣の蘇生。
ただし、この効果で蘇生するとそのターンは効果が使えずX召喚にも使えないというデメリットがつく。《ジャンク・シンクロン》や《スキルドレイン》と同じ理由で、《十二獣ラム》《十二獣ラビーナ》《十二獣クックル》の被破壊効果は有効。
相手ターンにフィールドから素材になれる《十二獣ヴァイパー》を蘇生する手もある。
エクシーズ以外には使えるため、儀式やアドバンスのリリースに使う、チューナーを呼んできてシンクロに使う、リンク素材にするなどと言った利用法を用意しておきたい。
また十二獣は地属性しかいないため地属性指定のある《ミセス・レディエント》をL召喚する手もある。
《十二獣タイグリス》にも言えることではあるが、現在《十二獣ブルホーン》と《十二獣ドランシア》が禁止になったためエクシーズの十二獣で能動的に素材を外して十二獣を墓地へ送ることが出来ない。
初動で効果を使うためには《十二獣モルモラット》や《十二獣サラブレード》を頼ることになる。
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/地属性/獣戦士族/攻 ?/守 ?
レベル4モンスター×5
「十二獣ワイルドボウ」は1ターンに1度、同名カード以外の自分フィールドの「十二獣」モンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
(1):このカードの攻撃力・守備力は、このカードがX素材としている「十二獣」モンスターのそれぞれの数値分アップする。
(2):このカードは相手に直接攻撃できる。
(3):持っているX素材の数が12以上のこのカードが相手に戦闘ダメージを与えた時に発動できる。
相手の手札・フィールドのカードを全て墓地へ送り、
その後、このカードは守備表示になる。
外見が若干猿っぽい亥年の十二獣。
固有効果は直接攻撃と、相手に全ハンデス&フィールド一掃を叩きつける豪快なもの。
(2)の効果は十二獣では恩恵が薄いようにも思えるが、《十二獣ヴァイパー》や《十二獣サラブレード》を素材にすれば1000を越えるダメージを与えられる為、引導火力として利用できる。
トドメの一発以外では素材を水増しするために踏み台として一瞬で消えて行くことが多かった。
《
天霆號アーゼウス》の登場後は自爆特攻せずとも「Xモンスターが戦闘を行った」という条件を満たせるカードとして注目を集めている。素材を一気に重ねられる十二獣の性質とも完全に合致している。
(3)の効果を使う前提は「素材12枚」とあまりにも非ィ現実的。十二獣の展開能力をフルに駆使しても素材は11種類で止まるため、これを使いたければ《オーバーレイ・リジェネレート》や《十二獣ヴァイパー》等の効果でもう一つ追加する必要がある。
まあ(3)の効果を狙う事は殆どなくて大体踏み台なんだけど。
魔法カード
永続魔法
「十二獣の会局」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの表側表示のカード1枚を対象としてこの効果を発動できる。
そのカードを破壊し、デッキから「十二獣」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードが効果で破壊され墓地へ送られた場合、自分フィールドの「十二獣」Xモンスター1体を対象として発動できる。
墓地のこのカードをそのXモンスターの下に重ねてX素材とする。
十二獣の展開の要となるカード。
自分のカードを破壊して十二獣を
デッキから直接特殊召喚するリクルート効果と、エクシーズ十二獣の素材になる効果を持つ。
(1)の効果で破壊するカードには制限がない。つまり、永続魔法であるこのカード自体を破壊することで、「デッキから十二獣を特殊召喚する」カードとして扱うことができる。
何?永続魔法・罠はフィールドに存在しなくなった時点で効果を失うのではないのか!?
と言いたいがこの効果による破壊の時は永続効果のデメリットであるフィールドから離れた瞬間からの効果の不発はなぜかなく、破壊と特殊召喚の処理は同時に行うので永続であるこのカードが先に離れても特殊召喚の処理まで行くという理屈。ルールまで強い。
《十二獣モルモラット》、否適当な十二獣さえあれば最低限の展開ができる十二獣に置いてはなくてはならない存在であり、このカードが十二獣の抜群の安定感に寄与している。
このカード1枚さえあれば、1ターンで創星神を呼び出すことができる程のポテンシャルを持つ。
もちろん1枚で発動可能かつ特殊召喚のため万が一にも無効化されても、通常召喚権も残りつつ手札1枚消費で済む。
だからといって
スルーしようものならフリーチェーン破壊のエクシーズやらサーチやらの爆アドを許すことになる。
まるでリスクが存在しない強欲な壺や天使の施しを彷彿とさせる理不尽さ。
…で、そんな無茶苦茶が判明したためか2017年4月のリミットレギュレーションで禁止入りと相成った。
これにより十二獣は展開力に大ブレーキがかけられることに。
その後2019年に十二獣の中核である《十二獣ブルホーン》《十二獣ドランシア》が禁止、《十二獣モルモラット》も制限になったためか制限復帰。
リクルート性能だけ見ればサーチカードとして依然として最強格ではあるものの、サーチカードにとって最も最悪なサーチ先にまともなモンスターが居ない状態になってしまった。
現状アドバンテージをまともに稼ぐカードがない中では数少ない有用カードのため十二獣を活用する場合は
《十二獣モルモラット》と並んで重要な1枚であることに変わりはないが。
フィールド魔法
(1):自分フィールドの「十二獣」モンスターの攻撃力・守備力は300アップする。
(2):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、
自分フィールドの攻撃力が一番高い獣戦士族モンスター以外の自分の獣戦士族モンスターを相手は攻撃対象に選択できない。
(3):1ターンに1度、自分フィールドの「十二獣」モンスターが効果で破壊される場合、
その「十二獣」モンスター1体の代わりに自分の手札・フィールドのモンスター1体を破壊できる。
十二獣専用のフィールド魔法。
バンプアップ効果は微弱だが、このテーマには大きい。
とはいえ展開の都合上、「高い打点のエクシーズがいる」か「《十二獣モルモラット》スタートなので攻守0のまま」のどちらかになっている場合が多く、基本的にはオマケ。
二番目の効果は獣戦士族限定のガリトラップだが、攻守が同じモンスターがいればどちらにも攻撃できるのが違い。《十二獣ヴァイパー》を持った十二獣しか攻撃できないならば、相手も怯むだろう。
三番目は効果破壊の肩代わり。基本的に耐性を持たない十二獣にとってはありがたい効果で、手札の《十二獣ラム》や《十二獣ラビーナ》、変わったところでは炎王獣などを破壊して効果を使うのも面白い。
しかしいずれも受身な能力であり、十二獣の効果でサーチも出来ないため採用枚数はよく検討すべし。
罠カード
永続罠
「十二獣の相剋」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
自分の「十二獣」XモンスターがX素材を取り除いて効果を発動する場合、
取り除くX素材を自分フィールドの他のXモンスターから取り除く事ができる。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの「十二獣」Xモンスター2体を対象として発動できる。
対象のモンスター1体を、もう1体の下に重ねてX素材とする。
永続罠カード。
十二獣の素材消費を別のエクシーズに肩代わりさせる効果と、墓地から除外することで十二獣のエクシーズを別の十二獣エクシーズの素材にする効果を持つ。
肩代わり効果は1ターンに1度しか使えず、他のエクシーズモンスターも自前の効果に素材を使いたい場合が多いため、活用は少々頭を使う。
この手のエクシーズ素材補充や肩代わり効果全般に言えることだがそこまでエクシーズ素材が足りなくなるという事があまりない。
通常罠
(1):自分フィールドの「十二獣」Xモンスター1体を対象として発動できる。
デッキから「十二獣」モンスター1体を選び、そのXモンスターの下に重ねてX素材とする。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「十二獣」カード5枚を対象として発動できる(同名カードは1枚まで)。
そのカード5枚をデッキに加えてシャッフルする。
その後、自分はデッキから1枚ドローする。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
十二獣エクシーズの素材を補充する罠カード。
墓地に落ちた後は十二獣限定の《貪欲な瓶》として機能する。
十二獣はXモンスターの比重が大きいため、EXデッキから十二獣がいなくなると途端に機能停止してしまう。
そのため、それを補える「十二獣カード」のこのカードは詰めの場面で重要な役目を果たしてくれる。
5枚はやや多そうに見えるが《十二獣モルモラット》の効果やエクシーズを重ね続けると枚数はどんどん増えるため案外難しくはなかった。
前半の効果は下級の十二獣の効果を考えれば、「攻撃力アップ」「耐性付与」「コスト補充」という一枚で三度おいしい効果となる。
とはいえ罠カードゆえに即効性がないため、基本的には《十二獣モルモラット》の効果で墓地に落としておくことになるか。
十二獣の強み
ここまで十二獣カードを説明してきたが、このカテゴリの真の力はそこではない。
効果の都合上、《十二獣モルモラット》が3枚と《十二獣ヴァイパー》が1枚、《十二獣の会局》が2~3枚、EXに十二獣数枚。
たったこれだけのスペースを確保しておけば、最低限のギミックが機能するのである。さらに《十二獣モルモラット》と《十二獣の会局》3枚ずつに《炎舞-「天キ」》を加えれば、実質的に「1枚から始動できるカード」が7枚あることになる。
しかも《十二獣モルモラット》からスタートすれば、展開の途中で確実に残りの2枚が出てくるため、一度展開すればあとのドローに十二獣が混ざって腐る心配もない。
さらに十二獣は特殊召喚に関する制限を一切持たない。
- 《十二獣モルモラット》Aを召喚。
- 《十二獣モルモラット》Aに適当な十二獣エクシーズ1を重ねてエクシーズ。(X素材1枚)
- 十二獣X1に十二獣X2を重ねてエクシーズ。(素材2)
- 《十二獣モルモラット》付与効果で、素材の十二獣X1を外して《十二獣モルモラット》Bを手札かデッキから特殊召喚。(素材1)
- 十二獣X2に《十二獣ブルホーン》を重ねてエクシーズ。(素材2)
- 《十二獣モルモラット》付与効果で、素材を外して《十二獣モルモラット》Cを手札かデッキから特殊召喚。(素材1)
- 《十二獣ブルホーン》の効果で素材を外して獣戦士族モンスターをサーチ。(素材0)
- 《十二獣ブルホーン》に《十二獣ドランシア》を重ねてエクシーズ。(素材1)
- 《十二獣モルモラット》B・Cの2体で好きなランク4をエクシーズ召喚。
結果:フリーチェーン破壊効果の《十二獣ドランシア》と、ランク4エクシーズが並び、獣戦士族モンスターをサーチ。
《十二獣モルモラット》がもたらす効果は自身を素材にしてなければ得られないので、
素材として残すため先に他のエクシーズを複数重ねてしまうのである。
エクシーズの固有効果と付加されたサーチは同一ターンに発動できる。
これが制限詐欺と呼ばれる理由である。
この時の《十二獣ドランシア》は攻撃力0だが、
《十二獣ブルホーン》の効果で《十二獣ヴァイパー》をサーチすることにより、
攻撃されても《十二獣ヴァイパー》で攻撃力が1200上がり更に戦闘相手を除外できる。
後攻ターンの場合、《十二獣ドランシア》の前にさらに別の十二獣Xを挟むか、《十二獣ヴァイパー》を素材に使うことで、
自分ターンに破壊効果を使いつつ相手ターン分の素材も維持できる。
《十二獣モルモラット》は最初に手札になくても、《十二獣の会局》《炎舞-「天キ」》《M.X-セイバー インヴォーカー》でサーチかリクルート可能。
デッキリクルートかP召喚なら通常召喚権すら使わないので、さらに別の動きを始動できる。
《SRベイゴマックス》とは万能出張セット同士でタッグを組み召喚権を使わず1枚で《十二獣モルモラット》による展開を行えた。
場合によっては《ダイガスタ・エメラル》と《十二獣タイグリス》を使うことにより、
さらに1枚ドローしつつ、《十二獣モルモラット》をデッキに戻して十二獣による展開をもう1度行うことも。
つまり、十二獣は非常に出張のしやすいテーマであり、出張先のギミックを阻害することなく独自に動いて展開し、場を整えることができるのである。エクシーズありきのテーマゆえ、その分エクストラデッキを圧迫するという問題点こそあれど、逆に言えばそこさえクリアすればほぼあらゆるデッキに組み込み得るのだ。
そして、出張しやすいということは、出張されやすいということでもある。
十二獣はギミックがテーマ内で完結しているため、出張する時ほどではないにしても、ある程度のシナジーを考慮すればほぼ全てのギミックを取り入れることができる。
アーティファクト、
壊獣、
召喚獣などなど、受け入れ先としても十二獣は優秀なのである。
特に【壊獣十二獣】の場合、
手札2枚からのワンキルが可能という速攻っぷりを見せ、【十二獣召喚獣】は
十二獣のメインギミックである《十二獣モルモラット》《十二獣の会局》を使わずに展開可能というシナジーを見せている。
登場後初の制限改訂となった17/1/1のリミットレギュレーションで特に相性の良かった《炎舞-「天キ」》と《SRベイゴマックス》が制限入りしたが、発売時期の関係か直接の規制はされず、一向に勢いが衰える気配がない。
それでいて十二獣はかつての
征竜以上に他テーマとの混合させやすいテーマであるため、大幅な規制を食らわない限り環境から消える事はないだろう。
…だが10期になり最初の2017/04/01改訂で《十二獣ドランシア》と開局の禁止と《十二獣モルモラット》の制限化により大きくパワーを落とす。
それでも《十二獣ブルホーン》と《十二獣ライカ》をメインとし後続を確保しながら女戦士効果持ちの打点で殴る罠を構えたメタビートとして環境として上がった。
その後、環境を
制圧している真竜と手を組み【真竜十二獣】として再び環境のトップクラスのデッキとなる。
その他《十二獣ブルホーン》でスケールを2枚サーチする動きも使われていた。
ここまで規制をかけてもまだ環境トップなのが気に食わなかったのか次の2017/07/01改訂で《十二獣ブルホーン》が禁止という厳しい措置を喰らう。
十二獣の強みは殆ど失われ、デッキとして構築すること自体がほぼ不可能になってしまった。
その後、新マスタールール下における弱体化を考慮された為か《十二獣の会局》と《十二獣ドランシア》が制限へ復帰を始め、
Xモンスター3体を要求するがXモンスター以外に戦闘破壊されず、モンスター効果を受け付けない攻撃力4000のリンクモンスターである《
無限起動要塞メガトンゲイル》や、
ランク4に重ねて出せる貫通効果持ちで、十二獣を重ねまくってからの《ストイック・チャレンジ》でワンショット級のダメージを叩き出せる《旋壊のヴェスペネイト》、
Xモンスターが攻撃したターンにしか重ねられないが、X素材2つで自身以外のカードを全て墓地送りにする効果を回数制限なし・相手ターンにも発動できる《
天霆號アーゼウス》
と相性の良いカードの登場に加え、
ルール改訂でPモンスター以外のEXデッキからの召喚制限が撤廃された事により息を吹き返し、再び環境に乗り込んで来る程の力を身につけている。
中でも
鉄獣戦線との混合デッキは「刺さるメタ範囲が違うので片方のギミックを潰されてももう片方のギミックで動ける」と言う妨害をすり抜けられる安定感から環境上位を走り続けた。
その結果、再び《十二獣ドランシア》が禁止入りしてしまい、先攻での動きが弱体化した【十二獣】は環境から再び追い出される形となった。
弱点
上記で説明したように非常に強力なデッキであるのだが、無視できない弱点も多い。
まず、単独では弱いモンスターを連ねて戦うテーマであるため、モンスター効果メタや特殊召喚メタが刺さる。
十二獣モンスターで相手のターンに除去を行えるのが《十二獣ドランシア》しかおらず、耐性も持たないモンスターばかりであるため、相手のターンの大量展開や除去に対応できないと途端に手詰まりになる。
《
スキルドレイン》を張られると、Xモンスターは効果が使えず、攻守も0の棒立ち状態になる、と欠点が明確。
ダメステで発動できる聖杯なんかは相手を倒すために《十二獣ヴァイパー》を使わされた挙句無駄に終わると言った事も起きる。
《十二獣モルモラット》を展開したり1ターンに何回も重ねてエクシーズを繰り返すため《
増殖するG》を投げられると止まり所が難しくなる。
《
虚無空間》や《
虚無魔人》があると何もできなくなる。
セットカードに干渉する効果がないためセットカードは踏みやすい。
不完全な耐性で並べて盤面を作るデッキのため全体除去には弱い。
ただし、欠点が明確であることは対策すべきポイントも明確ということである。
そして十二獣は上述した通り、出張する・されるのどちらにしても汎用性が高くデッキスペースが空きやすいため、そこに汎用除去を入れておくだけであっさりと対策できる。
裏を返せばそれでも対処できない相手にはとことん弱い。効果モンスターに強い《
始祖竜ワイアーム》や、純粋に高い打点のモンスターがぽんぽん出てくる【
青眼の白龍】辺りは天敵となる。
ちなみに、採用率はあまりないが《王虎ワンフー》が場に出ている場合、そもそもX召喚自体が出来ずに下級十二獣が出てくる端から墓地送りになってしまう。ことに《十二獣モルモラット》軸の場合は顕著。
余談
十二支をモチーフとした「十二獣」が遊戯王OCGに登場したのは2016年であるが、なぜかこの年は
カードファイト!!ヴァンガードや
バトルスピリッツ等、他のTCGにおいても、十二支をモチーフとしたカード群が登場していたことがちょっとした話題となった。
ついでに言うとTCGではないがヘボット!の放送が始まったのも十二獣の登場と同時期である。
ちなみにヴァンガードは「
十二支刻獣」、バトルスピリッツは「
十二神皇」というカテゴリ名となっている。
アニメ「
遊戯王VRAINS」では、第一話で島君が藤木遊作に見せたリンクヴレインズの映像に一部の「十二獣」が登場している。
十二獣について、さらなる情報や意見をお持ちの方に、追記・修正をお願いします。
- モルモラット、海馬いわく「実験ネズミ」に制圧される環境はなんか滑稽だ -- 名無しさん (2017-02-02 20:59:10)
- ↑2ブルホーンとねずみを消して天キを戻そう(提案) -- 名無しさん (2017-02-02 21:01:43)
- 月光使ってると本当に十二獣とのシナジーが凄まじいわ。ブル2連打でスケール揃うから天璣が抜けたけどあまり辛くは感じない。猫や虎をドランシアで割ることで更なるアドを稼げる。ただ、ブルが逝くとだいぶ困ったことになるな・・・会局とネズミはぶっちゃけ枠の無駄だから禁止になろうが別にそこまで困らないんだけど。 -- 名無しさん (2017-02-03 01:21:45)
- モルモ会局禁止ならPデッキか獣戦士にしか入らなくなるだろうか -- 名無しさん (2017-02-03 06:51:51)
- ほんとサンダーボルト解禁でいいと思う -- 名無しさん (2017-02-03 07:03:44)
- モルモは準制限で許す。だが、会局は絶対禁止にしたほうがいい。1枚あれば召喚権さえ使わず、バトル終了後相手を除外するフリチェ破壊持ちが出るとか明らかにおかしい。 -- 名無しさん (2017-02-04 16:30:14)
- 自分のカードを割る効果もどこかで妙な噛み合わせが生まれるかもしれないしね -- 名無しさん (2017-02-04 16:33:47)
- ↑3ブラック・ホールを1番使いこなしている十二獣にさらなる凶器をよこせだと?まるで意味が分からんぞ! -- 名無しさん (2017-02-04 17:36:57)
- 先出しならパワーフィルターで封殺できるけど -- 名無しさん (2017-02-04 23:34:19)
- コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2017-02-06 20:04:11)
- デュエルの低速化を試みたと噂されているリンク召喚だが十二獣には大して影響がないという噂が・・・・・・ -- 名無しさん (2017-02-18 15:29:46)
- ↑十二獣単体は無理だと思うリンクが指定してる素材にもよるが -- 名無しさん (2017-02-18 15:45:32)
- ↑2 他より傷は浅いと思う。ライカとライカでつり上げたヤツでリンク召喚すれば展開できるようになるし・・・ -- 名無しさん (2017-02-18 15:56:24)
- ↑後は場の数が限られる中どう展開するかかな?回したことないからどのくらい場を使うのかわからないがどうなんだろ? -- 名無しさん (2017-02-18 16:37:05)
- とりあえずマスタールール4は対した痛手にならないと思う。そもそも1体いれば1体だけでX連続召喚可能だし、モルモ開局でXを複数並べれなくなったけど。 -- 名無しさん (2017-02-18 16:46:29)
- 問題は十二獣自体がマスタールール4適用タイミングでの規制候補だということだけどね -- 名無しさん (2017-02-18 17:02:40)
- ライカになんであんなデメリットをつけたのか甚だ疑問だったけどリンク素材にさせるつもりだったのか… -- 名無しさん (2017-02-18 17:26:11)
- 律儀に素材を並べなきゃ進化出来ないやり方は虫の息で1体出すだけで手間もリスクもなくポンポン重ねられる連中のが傷が浅いってのがもう・・・ね -- 名無しさん (2017-02-18 22:49:47)
- リンク召喚が流行った環境でもモルモは -- 名無しさん (2017-02-18 22:57:21)
- 生きてたら確実に入るだろうし規制不可避でしょ -- 名無しさん (2017-02-18 22:58:00)
- エクストラゾーンに普通のモンスターが出せるならライカで行けるけど、もし出せなかったらライカの意味が -- 名無しさん (2017-02-19 01:59:17)
- ↑エクシーズ素材の位置と召喚の位置って一致しなくていいんだね、重ねるって何だったのか -- 名無しさん (2017-02-19 19:19:45)
- 禁止2枚に制限1枚か 嘗てないほど様々な勢力と手を組み暴れすぎたな -- 名無しさん (2017-03-17 18:25:15)
- ↑なんというか…学習しないな遊戯王スタッフ -- 名無しさん (2017-03-17 19:34:03)
- モルモ禁止にするだけで充分のような気もするけど仕方ないっちゃ仕方ない -- 名無しさん (2017-03-18 11:00:15)
- 新ルール適応から、うちの近くの公認大会で十二獣のデッキは3週連続ゼロ。規制めっちゃ効いてるな。もっとも手持ちデッキが使い物にならなくなったのか大会参加人数自体が半減してるけど -- 名無しさん (2017-04-11 15:14:36)
- 死んでも別のカードを使ってしぶとく生き残っています。……征竜か? -- 名無しさん (2017-04-17 17:39:08)
- 征竜と違って他のカードを利用してるわけじゃないからなぁ。まだ強いってだけで禁止2枚制限1枚じゃ規制が足りなかっただけかと -- 名無しさん (2017-04-17 17:51:29)
- 構築とプレイングとメタ読みが上手い人が使うとまだ戦えるってだけで昔みたいにお手軽最強デッキではないよ。 -- 名無しさん (2017-04-17 18:50:26)
- また環境トップとかもうホンマホンマ -- 名無しさん (2017-05-06 18:19:09)
- 「十二獣王」はまだ終わっちゃいねぇZE! -- 名無しさん (2017-05-06 18:27:05)
- ヴレインズでモブが使っててワロタ。ハマーコングだったけど…。。 -- 名無しさん (2017-05-10 19:54:26)
- モルモラットも使われてたぞ。相手が電子光虫とかいう重ねてエクシーズテーマ同士の戦いだったようだけど。。。 -- 名無しさん (2017-05-17 22:54:44)
- 1枚エクシーズは強すぎる、リンクモンスターもLINK1だと似たようなことが出来るし調整ミスるとやばいことになるな -- 名無しさん (2017-06-07 13:21:33)
- ブルホーンが逝ってしまった・・・ -- 名無しさん (2017-06-14 21:16:29)
- ↑逝くと思ってた。むしろ遅い方 -- 名無しさん (2017-06-14 21:20:48)
- もうこれじゃあ十獣だな -- 名無しさん (2017-06-15 11:07:52)
- 余程頭に来たんだろうなぁコンマイも…自業自得だってのにさ -- 名無しさん (2017-06-15 11:12:36)
- 自分で作っといて頭に来るってのも変な話だな まあいつもの事だけどさ -- 名無しさん (2017-06-17 04:54:16)
- ネズミが殆ど機能してないから実質九獣? -- 名無しさん (2017-06-17 05:05:06)
- 良く間違われるけど征竜はテーマでは無いので同一テーマで最多の禁止カードを輩出したテーマ。 -- 名無しさん (2017-06-17 12:13:23)
- ブルホーンはせめてサーチ効果を1ターンに1度(このカード名の効果で)だったなら…… -- 名無しさん (2017-07-02 16:15:28)
- 下級1体エクシーズよりエクシーズの上にエクシーズ重ね続けられるのがまずかった。実質的に起点の下敷きが自身の効果に加えて4~6つの効果持ってるようなもんだし。4×2とか×3でも十分ヤバい代物。 -- 名無しさん (2017-07-11 13:46:35)
- アニメでよく出てきた「このカードは2枚分のエクシーズ素材になれる」をリアルに持ち込んだらこうなるっていう好例でしたね・・・・・・ -- 名無しさん (2017-07-11 14:24:01)
- 長いソリティア見せられるデッキは嫌われるのにコンマイはほんと懲りない -- 名無しさん (2018-04-23 20:45:13)
- 折角だからネコのリンクモンスターを出そう(えとたま並の発想) -- 名無しさん (2018-05-22 12:56:57)
- 今解除したらリンク環境をさらに助長するな -- 名無しさん (2019-11-25 22:34:28)
- 下級モンスターを並べるより、下級モンスターからエクシーズチェンジした方がそりゃ話が早い -- 名無しさん (2020-05-28 10:37:20)
- 汎用エクシーズのエースが出て復活の気配 -- 名無しさん (2020-08-20 07:01:59)
- 会局くん、もう一度逝こう!モルモラットくん、ブルホーンくん、永遠にさよならだ! -- 名無しさん (2020-09-28 16:16:11)
- ↑それどころか天キ君も危ないと思う。流石に禁止はないと思うけど再度制限入りはしそう -- 名無しさん (2020-09-28 17:21:29)
- テーマ内の禁止制限が完全解放にされてないのに環境に返る時点で9期でもパワーが突出していたと実感する -- 名無しさん (2021-05-22 20:48:18)
- 使用率が抜けてきたし、会局とドランシアは再び禁止かな アーゼウスはしばらく禁止はないだろうし -- 名無しさん (2021-05-29 17:57:51)
- ドランシアまた禁止に逆戻りか -- 名無しさん (2021-06-13 21:06:41)
- 13期以降まで眠ってな -- 名無しさん (2021-06-13 21:18:27)
- 十二獣→十一獣→十獣→十一獣→十獣(NEW!) 相変わらずなテーマやなぁ -- 名無しさん (2021-06-13 21:49:38)
- とりあえず出せば1妨害入るのは強すぎるよね -- 名無しさん (2022-02-06 08:38:11)
- ここまで出張に特化したテーマって他にないだろうなあ。古くはTG、近年だとアーティファクト、壊獣あたりがそうだけど、 -- 名無しさん (2022-06-05 15:48:23)
- 今の環境でも優勝できるのすごい -- 名無しさん (2022-07-04 22:57:26)
- MDではドランシアと会局が無制限になっても何もしないからブルホーンとモルモラットを緩和してもいいのではという意見が出ている模様 -- 名無しさん (2024-07-12 18:12:52)
最終更新:2025年04月05日 18:02