スナノケガワ

登録日:2022/12/15 (木曜日) 16:42:32
更新日:2024/06/10 Mon 07:52:44
所要時間:約 3 分で読めます





※『ポケモンSV』終盤のネタバレを含むため、未プレイの方は注意!※






























『じじじてっこー!』



捕獲例は ゼロ。 データ不足。 ある 探検記に 記された 生物と 特徴が 一致する。

オカルト雑誌の 記事にあった 1万年 生きた レアコイルの 姿に やや 似ている。


スナノケガワとは「ポケットモンスター」シリーズに登場するポケモンの1匹である。


■データ

分類:パラドックスポケモン
英語名:Sandy Shocks
高さ:2.3m
重さ:60.0kg
タマゴグループ:タマゴ未発見
性別比率:性別不明

タイプ:でんき/じめん

特性:こだいかっせい(ブーストエナジーを持っているか、場がにほんばれ状態のとき、自分の最も高い能力が上がる)

種族値
HP:85
攻撃:81
防御:97
特攻:121
特防:85
素早さ:101

合計:570

努力値:特攻+3


■概要

ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」にて初登場したポケモン。
パラドックスポケモンの1体で、初代から登場しているじしゃくポケモン・レアコイルに似た姿をしており、彼等の古代の姿とされている。
見た目はほぼレアコイルと同じだが、下2匹のコイルの磁石がまるで4つ足のように地面に接しており、まるで4足歩行の生物にようになっている異質な姿。この世代はどいつこいつも立ちすぎである

この下2匹のコイルの磁石は形が自在に変わり、これで歩行することができる。その姿は全体の統制があまり取れていないような、ぎこちない印象を受ける。
ちなみに残りの磁石は背中に配置され、まるで背ビレのようになっている。更にネジがまるで尻尾のように6本連なっている。

上側のコイルは目の周りに刺青のような模様があり、頭頂部のネジには髪の毛のように砂鉄がくっついており、一定のリズムで回転している。
全身にも砂鉄が毛のようにくっついており、元々機械的なコイル一族とは裏腹に原始人のような姿をしている。砂鉄がくっついてイライラしているのかポケモンホームでは目つきが怖い。サケブシッポほどではないが。

「月刊オーカルチャー」によると1万年もの長い月日を生きており、パルデア地方の乾燥地帯に生息しているが、性格は攻撃的で目撃者に襲い掛かるため、捕獲されたことはないらしい。


■ゲームでのスナノケガワ


スカーレット限定で3つのシナリオクリア後に行けるようになる「パルデアの大穴」に生息している。
しかし出現ポイントが第1観測ユニット付近の岩場と第2観測ユニット付近の岩場の2か所のみと非常に狭い。
そのレアコイルみたいな見た目でノッシノッシと歩いている様に面食らったプレイヤーも多い事だろう。

捕獲する際にはレアコイルみたいに特性「がんじょう」ではないので一撃で倒されるので注意。
勿論「じりょく」でもないのではがねタイプ逃げることができる。


■対戦でのスナノケガワ

コイル一族とは違いはがねタイプはなく、マッギョ以来となるでんきとじめんの複合
そのため毒状態になり、コイル一族よりも弱点は多いので注意。何気に彼等には相性で有利である。

合計種族値はレアコイルどころかジバコイルよりも高く、特攻や防御面こそジバコイルには及ばないが特攻は十分高く、素早さは完全に勝っている。

複合タイプの関係で攻撃範囲は広い。
メインウェポンはおなじみでんき技「10まんボルト」「かみなり」「ほうでん」「でんじほう」「チャージビーム」「ボルトチェンジ」。
じめん複合になった事により「マッドショット」「だいちのちから」も習得可能に。物理だが「じしん」も使える。

サブウェポンはレアコイル譲りの「ラスターカノン」「トライアタック」、ジバコイル譲りの「ミラーコート」。
そして「パワージェム」まで覚えるが、残りはノーマル技のみ。

一致技のみだとくさタイプになす術もないが、抵抗できる技もこれまた少なく攻防一体で不利。
そのためテラスタイプは対くさを意識したこおりが基本。素のタイプで弱点を牽制できるフェアリーも多め。
ダブルバトルにおいては「いかりのこな」対策のくさが主。

変化技も豊富で「にほんばれ」「すなあらし」「エレキフィールド」「リフレクター」「ひかりのかべ」のようなサポートから
「でんじは」「いやなおと」「きんぞくおん」「まきびし」「ステルスロック」のような妨害まで様々。
積み技はジバコイル同様「てっぺき」のみ。一応「ボディプレス」も覚えるが攻撃範囲的にあまり必要ないか。
また教え技から無くなって以降習得ポケモンがごっそり減ってしまった「じゅうりょく」の貴重な使い手であり、ひこうタイプを墜落させて「だいちのちから」を当てる、「かみなり」や「でんじほう」の命中率を上げるといった自身の攻撃技とのシナジーが光る。


弱点は物理耐久が下がった(特殊耐久はジバコイルより上)上に「がんじょう」を失った点。
一応弱点4耐性5なので酷い耐性と言うわけではないが、割とメジャーなタイプも多い為あっさり落とされやすい。
その分「こだいかっせい」でパワーアップできるようになったので一長一短ではあるが。
持ち物も「ブーストエナジー」や「こだわりメガネ」「たつじんのおび」等火力を上げるものがオススメ。


■余談

  • 名前の由来はそのまま「砂の毛皮」から。

  • 英語名の「Sandy Shocks」は一見すると毛皮要素がないように見えるかも知れないが、shockには衝撃・電撃以外に「もじゃもじゃの毛」という意味もある。電撃とのダブルミーニングなのかも知れない。

  • 初代ではコイル一族ははがねタイプはなかったので、普通に毒状態になっていた。そのため昔のコイルであるスナノケガワが毒状態になるのはある意味必然かもしれない。



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最終更新:2024年06月10日 07:52