どく/もうどく(ポケモン)

登録日:2011/12/11(日) 02:04:21
更新日:2021/01/22 Fri 01:57:49
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ポケットモンスターシリーズの状態異常のひとつ。

変化技や攻撃技の追加効果等によってこの状態になる。
第三世代から第五世代まではどく・もうどく状態のとき、全身が紫がかった色になる。
どく状態になるとターン終了時に最大HPの1/8を失う。もうどく状態のときは失う割合が最大HPの1/16から始まり、居座るターン毎に2/16、3/16と高くなっていく。

相手の耐久力に関係なく一定のHPを削っていくため高い耐久性能を持ったポケモン相手に、
また耐久力に優れたポケモンが攻撃の代わりのダメージ源として活用するなど使用するポケモンは多い。

初代ではどくとやどりぎに対して常に同じパラメータで計算されるというプログラムミスがあり、
「どくどく」と「やどりぎのタネ」を同時に使われるとやどりぎの吸収量もターンごとにガンガン増えていた。

特徴としてどくタイプはがねタイプポケモンはどく・もうどく状態にはならない。
例外としてエンニュート系は特性「ふしょく」の効果で上記の2タイプのポケモンも毒状態にさせることが可能。
また、一時的にタイプを書き換えられた場合も、どく・もうどく状態になる。
どくタイプ、はがねタイプはどくを予防する効果しかないため、一度どく・もうどく状態になるとそのまま放置しても回復はしない。


▼どく・もうどく状態に関連のある主な技
相手をもうどく状態にする汎用性抜群の変化技。
命中率も90%と高い上にほぼすべてのポケモンが使用可能と至れり尽くせり。
XY以降はタイプ一致どくどくが必中になった。
空を飛んでも穴を掘っても命中する、特性「ノーガード」と同じ仕様に。

  • どくのこな/どくガス
相手をどく状態にする。
どくのこなは命中率や効果が「どくどく」の下位互換であるため、シナリオはともかく対戦で使われることはほぼない。
第六世代からは「どくのこな」はくさタイプと特性「ぼうじん」に無効化されるようになった。
どくガスも以前は下位互換だったが、第五世代では命中率が80%と大幅に上昇。
なおかつダブルバトルでは相手全体に当たる仕様になったため、そちらでは採用の余地が出てきた。
第六世代ではさらに命中率が90%に上昇し、同じく命中率が上がった「どくどく」と同じ数値となった。

相手の回りに毒のまきびしを撒き、交代して出てきたポケモンをどく・もうどく状態にする。
1回撒くとどくに、2回撒くともうどくになる。

ただしひこうタイプや特性「ふゆう」のポケモンには基本的に効果がない。
またどくタイプのポケモンには通用しないどころかどくびし自体を回収されてしまう。

  • どくづき/どくばり/ダストシュート/ヘドロこうげき/ヘドロばくだん
30%の確率でどく状態にする。
威力が高めなので主に攻撃のついでに発動を狙っていくことになる。
対戦で使われるのは「どくづき」「ダストシュート」「ヘドロばくだん」の3つに限られる。
「ヘドロこうげき」は初代最強のどく攻撃技だが、マタドガスとベトベトンしか使えなかった。

  • クロスポイズン、ヘドロウェーブ、ポイズンテール
それぞれ10%の確率でどく状態にする。
またクロスポイズンやポイズンテールはどく状態にしやすい他に急所にも入りやすい追加効果がある。

  • ベノムショック
威力65、命中100のどくタイプの技だが、どく状態にする技ではなく相手がどく状態だと威力が2倍になるという変わった技。
すなわち、相手がどく状態ならノーリスクで実質威力130を出せる、かなり強力な技になる。
どくびしやどくどくとのコンボで真価を発揮する技である。

  • どくどくのキバ
50%の確率で相手をもうどく状態にするが、威力は僅か50で攻撃範囲も狭いため、サブウェポンとしても使いづらい。
しかし、特性「がんじょうあご」のメガサメハダーにとっては対フェアリータイプ、特に組に有効。
特性の補正込みでも「どくづき」よりも威力は5劣るが、追加効果の面ではこちらの方が優れている。


▼どうぐを活用したもうどく
  • どくどくだま
持ったポケモンは、ターンの終わりにもうどく状態になる。
単品ではデメリットにしかならないが、コンボに組み込むことで威力を発揮する。
発動までややタイムラグがあり、ターン終了前に別の状態異常にされると発動しない。

どくどくだまを活用したコンボ。
どくどくだまをなげつけるやトリックで相手をもうどく状態にする。
またサイコシフトの場合、こちらがどくどくだまを持ち続ける限りこのコンボが使える。


▼どくに関係のある特性
  • どくのトゲ
接触するタイプの攻撃を受けたときに、相手を30%の確率でどく状態にする。

  • どくしゅ
相手に接触技でダメージを与えると30%の確率でどく状態にする。
どくのトゲに比べると自主性が高く、どくづき等と合わせてどく状態にしやすい。

  • こんじょう
状態異常で攻撃2倍に。
じわじわ弱らせるはずが逆に相手の突破力を上げてしまう…なんてことも。

  • どくぼうそう
どく状態で攻撃2倍。こんじょうの下位互換。
この特性を持つのは隠れ特性ザングースのみ。

  • めんえき
どく・もうどくにならない。
特に耐久性能の高いカビゴンが持つので居座りやすい。
なお、何らかの理由でどく・もうどくになった場合でも、「めんえき」の特性はどく・もうどくを回復することができる。
一時的に特性を無効化した場合でも、再度「めんえき」の特性を取り戻した時点で回復する。

  • ポイズンヒール
どく・もうどくになったときにダメージを受けず、毎ターン最大HPの1/8を回復するようになる。
しかも状態異常は重複しないため、一度どく状態になっておけば回復と実質的な状態異常無効が付くことになる。
状態異常を完全なメリットに変化させるため非常に強力。
キノガッサグライオンなど単体でも強いポケモンでその嫌らしさは抜群に。どくどくだまとの組み合わせもお約束。


▼どく・もうどく対策
  • はがねタイプ、どくタイプのポケモンを使う
どく・もうどくが無効化されるので毒のスリップダメージを主体としたポケモンは手も足も出なくなる。
特にどくタイプのポケモンはどくびしも回収出来るので後続がどくになることを防ぐ。
ただし特性がふゆう、もしくはひこうタイプも持っている場合はどくびしを回収出来ない(ゴーストマタドガスクロバット等が該当)。

  • 特性めんえき、ポイズンヒール、マジックガードのポケモンを使う
どくが効かない、又はメリットに変えてしまうポケモンで対抗しよう。


▼ちなみに
もうどく状態は戦闘終了後に通常のどく状態になる。
もうどく状態の時に引っ込めると第2世代までは通常のどくになり、第3世代以降は経過ターンがリセットされる。


▼フィールド
戦闘後もどく状態のままだと、数歩進むごとにHPが減り続ける。この時画面がピカっと点滅する仕様になっている。
第1世代~第3世代まではHPが0まで減り、ひんしになる。
第4世代ではHPが1になると毒が治癒されるように変更され、
第5世代ではいくら歩いてもHPが減らないように変更された。

違和感を覚える人がいるかもしれないが、デメリットは特にないため割り切って受け入れよう。

ちなみに第1世代の『ピカチュウバージョン』ではHPが減る毎にかかるエフェクトで、ひでん技の「フラッシュ」で照らさないと見えないフィールドを一瞬見ることができる。
これを利用してどく状態のポケモンをキズぐすりなどで回復しつつ、イワヤマトンネルを強引に突破したプレイヤーもいるとか。





追記・修正は2つ重ねたどくびしをどくタイプで消されてからお願いします。

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最終更新:2021年01月22日 01:57