カツラギエース(ウマ娘 プリティーダービー)

登録日:2023/09/11 Mon 22:10:30
更新日:2025/04/09 Wed 10:24:00
所要時間:約 18 分で読めるぜ!






常識も壁も、くだらねぇもの全部超えてやる!

それがあたしの志すエースだ!


カツラギエース(Katsuragi Ace)とは『ウマ娘 プリティーダービー』の登場人物である。
CV:藤原夏海

モチーフ元である競走馬『カツラギエース』は当該項目を参照。

+ 目次

◆プロフィール


キャッチコピー:目指すはウマ娘界のエース! 大望めがけて突っ走る活発娘
誕生日:4月24日
身長:165cm
体重:エース級
スリーサイズ:B81・W54・H77
靴のサイズ:左右ともに24.0cm
学年:高等部
所属寮:栗東寮
得意なこと:土いじり、縄跳び
苦手なこと:パックご飯、電車の乗り換え、動く歩道
耳のこと:着替えの最後はメンコをつけて、気合い入魂
尻尾のこと:ブラッシングは、いつでもウェルカム
家族のこと:昔はわんぱくで手を焼いたと今でも言われる

ヒミツ:①小型特殊免許を持っている/②絶対音感の持ち主
自己紹介:カツラギエースだ、よろしく! 夢があるなら臆するなよ? 狭っ苦しい壁はあたしが壊してやるからさ!

これで生き抜く

あいつらが来る。
唸りをあげて迫る。
もちろんこちらも
無抵抗じゃない。
精根を尽くして
生きのびるとしよう。

さあ見るがいい
これがあたしのやりかただ。
ほら捕まえてみろ
これがあたしの底力だ。

2018年URA「名ウマ娘の肖像」 カツラギエースより

◆概要


画像出典:【ウマ娘 プリティーダービー】CM「Become a Legend 世界」篇
© Cygames・JRA

主役の座を譲らぬ叛逆の走り

三冠馬ミスターシービーと同期で、1984年宝塚記念を制し、またシービーとその年の無敗三冠馬シンボリルドルフをまとめて下して日本馬初のジャパンカップ制覇を為し遂げた競走馬「カツラギエース」がモチーフのウマ娘
アプリリリース2周年で追加されたウマ娘の一人。リリース当初からミスターシービーがいるなら、あるいはシンボリルドルフと交えて1984年ジャパンカップの再現を、という声もあるなど参戦を期待されていた。

黒髪をポニーテールに結び、モチーフ元の額と鼻先の2か所にあった流星の再現で白のメッシュが2つ。
両耳ともに白のメンコをつけており、うち右耳には勝負服の色合いと同じ水色ピンクのストライプ柄に、赤色の飾り紐がついている。

生まれはトゥインクル・シリーズからかけ離れた片田舎の農家。
レース設備も満足にない環境ということもあり、出張レース教室が地元に来た際には経験を積んだウマ娘との差に手も足も出ず、教室に参加したウマ娘や地元の人はそういったウマ娘やトゥインクル・シリーズに圧倒的な実力差を感じ「別世界の存在だ」と諦めていた。
しかしエースはそんな固定観念や閉塞感を嫌い、そうした空気を打破すべく、またトゥインクル・シリーズで自らの実力を証明するべく地元を飛び出し上京、トレセン学園に入学している。

……と、こう書くと反骨精神溢れるギラギラしたとっつきにくいキャラクターをイメージする方も多いかもしれないが、当のエース自身は明るく爽やかで気風のいい性格で、世話焼き気質の姉御肌。
曲がった事は見逃さず、困った人は放っておけない、「竹を割ったよう」という言葉がピッタリなのがエースというウマ娘である。
飛び出した地元の事も嫌うどころかむしろ強い愛着を持っており、だからこそ「田舎だから」と諦めざるを得ない現状に憤っているところもある。
当然地元の家族や仲間達との関係性も極めて良好で、親譲りの手際や知識で農作業に精を出したり、心配して様子を見にやってきた妹になんとか都会らしい景色を見せてやろうと四苦八苦したりする微笑ましい場面も。

そんな彼女の憧れはミスターシービー。
エースの考える天才の象徴であり、そんなシービーを超えてこそ本物の「エース」になれると考え、シービーを想定したトレーニングも行っている。
しかし飄々と、また自由奔放なシービーの動きはエースにも読めないらしく、しばしばツッコミやお守りの役回りを担うこともある。

エースのクラスメイトはシービーのほか、シンボリルドルフマルゼンスキーメジロラモーヌシリウスシンボリという、個々が強烈な個性を持つ一癖も二癖もあるメンツ。教室からオーラが溢れ出てそうである

ぱかチューブ

スペシャルウィークライスシャワーヒシアケボノニシノフラワーの大豊食祭シナリオリンク組とともに「ブーメランヒュー」というゲームに挑戦。
メンバーの中心となってゲームの進行も務め、
  • 他のメンバーから死体蹴りをされる
  • ボムブーメランで自分ごと相手を爆殺する死なば諸共戦法を得意技にする
  • フレンドリーファイア有りのチーム戦で仲間のスぺを思い切り斬る
といった活躍で動画を盛り上げた。

ウマ娘 シンデレラグレイ

本人の登場こそないものの、2回目のジャパンカップ編では「2人しかいないジャパンカップ勝利日本ウマ娘」としてシンボリルドルフと共に名前と後ろ姿が説明内に登場。
18巻ではオグリキャップより1年下のウマ娘「ミルワカバ」が、回想シーンで「カツラギエースの再来」と謳われていた*1

◆アプリでの活躍

性能

バ場 芝:A ダート:G
距離 短距離:E マイル:B 中距離:A 長距離:B
脚質 逃げ:A 先行:A 差し:E 追込:G
2023年7月10日に☆3「登竜之頂」として実装。
先行してミスターシービーの育成シナリオにも勝負服モデル付きで登場していた。
後の2024年12月27日には新衣装として☆3「雅号・墨龍」が追加実装されている。

中距離の逃げ・先行を得意としているが、覚醒スキルや固有スキルのかみ合わせを考慮すると逃げでの育成が定石。
マイルや長距離の適性もBと高めで、因子で容易にフォロー可能。
趣味の領域とはなるが、短距離もEと最低限は持ち合わせてるので、芝の重賞制覇を狙うのもありだろう。

[登竜之頂(とうりゅうのいただき)]

エース参上だ! 気合い入れていくぞ!

画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[登竜之頂]カツラギエース」勝負服
© Cygames・JRA

史実の馬主、野出長一氏*2の勝負服、「水色桃襷桃袖」をベースに、黒のジャケットに同色のショートパンツという出で立ち。シューズのほか、コートの飾りベルトなどに水色桃色の意匠があしらわれている。
コートの内側には金色の龍が刺繍されており、背中にも金色の刺繍で葛城栄主とデカデカと刻まれている。
作戦が逃げということもあり、誰しもが「エースの背中」を見るデザインとなっている。

成長率はスピード・パワー・根性にそれぞれ+10%。

所持スキル
清々しいまでに逃げ向けの強力なスキルが揃っている。
特に序盤加速スキルとして取得が優先される先手必勝を自前で備えているのがありがたい。
ただ、固有スキル及び進化スキルの一つである「逃げっ切りの一人旅」の強化条件や、東京レース場○を持っていることなども踏まえると、
真価を発揮できるのはやはり史実の代表レースでもあるジャパンカップということになるだろう。

また、最大のライバルたるミスターシービーが追込の強力な加速スキルである「迫る影」を持っているのに対し、
カツラギエースは逃げの速度スキルである「踏ませぬ影」を持っているという対比もアツいポイント。

通常スキル:
東京レース場○、先駆け、粘り腰、(覚醒Lv2)押し切り準備、(覚醒Lv4)食い下がり

レアスキル
(覚醒Lv3)先手必勝(スタート時に加速力が上がる/逃げ)
してやったり!(スタート時に加速力がすごく上がる/逃げ)

(覚醒Lv5)踏ませぬ影(最終直線で先頭のとき後ろ1バ身以内にウマ娘がいると速度がすごく上がる/逃げ)
逃げっ切りの一人旅(レース中盤に大きく差をつけて先頭にいたとき、最終直線で先頭だと効果がすごく上がる、東京レース場の中距離レースなら効果が増える/逃げ)


叛逆のため、今!すべてを懸けるっ!


炎よりも熱く、燃えてみせるぜ!


カツラギエースだ!!


画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[登竜之頂]カツラギエース」固有スキル発動」
© Cygames・JRA

固有スキルは『暁の御旗『葛城栄主』!』。
発動条件と効果は「第3コーナーで先頭なら速度を少し上げ持久力を少し回復する、東京の中距離レースなら効果時間が増える」というもの。
追加効果を満たすG1レースが日本ダービー、天皇賞(秋)、ジャパンカップの3つと限定されるが、それでも「逃げ」で出走していればよほどのことがない限り安定した発動が見込めるだろう。

尚、指定されている第3コーナーというのは必ずしも「レース中の3番目のコーナー」を指しているものではないため、「第3コーナーの奥からスタートした上でコースを約1周半」という構成の有馬記念に出走させると、スタート直後に第3コーナーに入ったと見なされて固有スキルが即発動なんてことになったりする。

発動演出で朝焼け眩しい草原を全速力で突っ走り、その先にある燃える旗を手にして「葛城栄主」の印を尽き立てて決めポーズとひたすらに熱い。

壁は越える! 夢は掴む!
さあ、『エース』の背中を見ろ!

[雅号(がごう)墨龍(ぼくりゅう)]

へへっ、いっぱしの書道家になった気分だ!

画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[雅号・墨龍]カツラギエース」勝負服
© Cygames・JRA

ストーリーイベント「画竜、暁風を呼ぶ」に合わせて実装された新衣装。
黒と灰色、金の縁飾りをベースにした和装系の衣装で、髪型も後ろで結い纏めたお団子ヘアーにチェンジ。
その他、赤と黄色のしめ縄飾りに、それに吊り下げられた毛筆、瓢箪、巻物といった小物類も様々な華やかな衣装となっている。

因みに正面からだとそこまででもないように見えて、これまた両肩から背中にかけてはガッツリ開いてるセクシー衣装でもある。
まあ、エースのイメージからだとセクシーというよりは開放的、活発的という印象の方が強いかもしれないが。

成長率はスピード+5%、パワー+10%、根性+15%の配分。

所持スキル
ある程度他の距離にも応用が効いた通常衣装から更に極端になり、完全に逃げ・中距離に特化した性能へと変貌。
覚醒スキルの「勝負はここから!」と「英姿颯爽」は共に同時追加された新スキルであり、発動指定が狭いものの、
その代わりとしてそれぞれ効果量高めの加速と前に出るスキルのため単体でも非常に強力で取得を優先したい。

通常スキル:
逃げ切り体勢、破天荒、追い風に乗って、(覚醒Lv2)イグニッション、(覚醒Lv4)しゃかりき

レアスキル
(覚醒Lv3)勝負はここから!(終盤の最終コーナーで3番手以内にいると加速力が上がる/逃げ・中距離)
伏竜は目覚めて(終盤の最終コーナーで3番手以内にいると加速力が上がり前に出る/逃げ・中距離)

(覚醒Lv5)英姿颯爽(最終コーナー前の第3コーナーで前方にいると前に出る/逃げ・中距離)
暁光背負いて(最終コーナー前の第3コーナーで前方にいるとすごく前に出る/逃げ・中距離)



うおおおっ!


努力も! 熱意も! ありったけ注ぎ込む!


――ついてこい、エースに。へへっ!

画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[雅号・墨龍]カツラギエース」固有スキル発動」
© Cygames・JRA

固有スキルは「決意一筆」。
効果は「中距離レースでレース後半まで前方をキープしていると長時間速度を少し上げ続ける、「大逃げ」が発動していると効果が変わり持久力をすごく回復する」というもの。
発動条件が中距離指定、更に大逃げを取得してるか否かで効果がガラリと変わるというかなり風変わりなスキル。
通常版だと持続時間の長い速度上昇スキルであるが、一転して大逃げ指定だと持久力がすごく回復に変化。
扱いやすい速度上昇を取るか、スタミナを大幅に消費する大逃げの保険となる回復効果を取るか、プレイヤーの育成方針に合わせて好きな方を取ろう。

発動演出ではストイベでも見せてくれた、巨大な筆を豪快に振りかざしての書道パフォーマンスを披露してくれる。

どうだ、魂に刻んだか!
これが、エースの一筆だ!

固有二つ名は「世界制覇の大エース」。
取得条件は「シニア級の天皇賞(秋)、ジャパンカップ、有馬記念を勝利し、うち有馬記念は作戦「大逃げ」で勝利し、ファン数が320000人以上になる」というもの。
育成目標はクラシック三冠から中距離路線を進む王道ものだが、クラシック三冠レースにはライバル補正が強力にかかったミスターシービーが出走しているため勝利はかなり難しく(後述)、ファン数を稼ぐのが難しい。

サポートカード

2022年2月24日にイベントストーリー「Leap into a New World!」の報酬SSR【掲げよ、燃え盛る灯を】が実装されている。

SSR【掲げよ、燃え盛る灯を】

得意練習はスピード。
固有ボーナスは「絆ゲージが80以上の時、スピードボーナス」で、効果を満たした際の効果はスピード+2。
スキルは中距離・逃げのスキルが揃っている。
連続イベントを進めると確定で「勝利への執念(「食い下がり」上位スキル)」を入手可能。
レアスキルの汎用性は乏しいが、無・微課金トレーナーであれば逃げ育成にも組み込める1枚。
また、R版も含めて、ランダムイベントでは逃げに必須の「地固め」のヒントを入手可能。

個別ストーリー

その舞台は、遠い憧れの場所だった。
娯楽の少ない田舎町で見るテレビの中は、
鮮やかで華やいでいて、誰もがそれを『別世界』だと言った。

でも、違うだろ?
あの場所は、空で繋がってる。ただ、今は遠いだけだ。

飛び抜けたスピードを持つわけではない、他と一線を画すような力強さがあるわけでもない、
ただ、それでも見る者を圧倒するかのような、抑えの効かない激情的な走り───。

大きな夢を抱きながらも新人ということでなかなかスカウトが上手くいかないトレーナーは、そんなウマ娘──カツラギエースの姿を目にする。
そんな彼女が併走を挑んでいたのは、同世代においてデビュー前から圧倒的な実力を見せつけるウマ娘、ミスターシービー。

周囲のトレーナーの誰もがシービーの方に注目する中、
唯一人、相手にされずともいつか見返してやると闘志を燃やしているエースの姿にトレーナーは釘付けとなっていた。

後日、早朝の河川敷近くでトレーニングに打ち込むエースとばったり出くわすことに。
スカウトの失敗続きも相まって、悩みが顔にまで出ていたトレーナーであったが、
そんな姿を心配そうに眺めるエースと語らうことで、彼女の内に秘める夢、闘志に触れることになる。

あいつら、あたしのこと眼中にも入れてないんだからなっ。
でもさ、そんな連中の評価に踊らされて、自分の夢を折るなんて、バカらしいだろ?
そのくらいの覚悟はあって、ここにいるわけだし!

決して気にしてないわけではない、それどころか注目されない悔しさすらも真っ直ぐに受け止め呑み込んだ上で、
折れることない自分の夢を叶えるために覚悟を決めているエースの姿は、トレーナーにとっては眩しすぎるくらいのもの。

その上でエースは語る。自身も認めるミスターシービーの才能と、自由で誰にも捕まえられないような走り、
何時かは自分がその走りの先を行き、自分の後ろに立たせることを想像するだけでもワクワクが止まらないこと。
そしてそれすらも過程に過ぎない、ミスターシービーという憧れすらも超えた先、そこに自分の夢の到達点があるのだと。

あたしは、カツラギエース。
常識も壁も超えて、最強のエースになるウマ娘だ!

後日、先輩トレーナーからもっと現実的な目標を持つべきだなどと諭されたりもした中、
それでいて尚、エース自身の夢だけでなく、出会ったばかりの赤の他人でしかない自分の夢すらも応援してくれる姿に益々惹かれていくことに。
そしていつしかその想いは、真っ直ぐに胸を張り夢を追いかけるカツラギエースという1人のウマ娘を全力で支えたいという、トレーナーの新たな夢へとなっていた。

数日後、五日と同じ河川敷において君の夢を支えたいんだと真剣そのものな目つきで思いをぶつけてくるトレーナーの姿に、エースもまた同じ視線で言葉を返す。
いつだって自分の夢は遠すぎるものだと周囲からバカにされる、そんな雑踏を全力で否定し続けている。
しかし先日のシービーへの注目のように、自分への評価は未だ「遠いまま」なのも事実。
真っ直ぐ夢に向かう姿は間違いなく本物だが、それと同じくらいの不安も抱えているということをエースは吐露していた。

それを聞き届けた上でトレーナーも、自身とエースが同じ「覚悟」を持てるか、同じ夢をかけるに値するかを試すために、
次の模擬レースまでの仮契約という形に落ち着くことに。

早朝から夜遅くまで、お互いに息を切らせながら全力を尽くしてトレーニングに臨み、あっという間に模擬レース本番がやってくる。
出走する側以上に緊張でガチガチになっているトレーナーの姿に苦笑しながらも、エースの出番が回ってくることに。

これが、あたしの走りだ……誰にも、追いつかせたりはしない!!
常識も壁も、全部壊して……あたしは多くの……憧れの前に立つ!!
──エースは、あたしだ!!

行け、カツラギエース!!

任せとけ!!!!!

トレーナーの指導の下で鍛え上げた大逃げ戦術、スタート直後から凄まじい勢いで爆走し、
その勢いが衰えることなく見事にエースは勝利を飾って見せる。
清々しいほどの快勝にしてやったりと満足げに笑うカツラギエースとその検討を称えるトレーナー。
その上で2人は改めて誓い合う。エース自身の夢とトレーナー自身の夢、それを叶えるために共に歩んでいくことを。

な、トレーナーさん。あたしは必ずウマ娘界のエースになる。……あんたの夢は?

君をそこへと導くことだ!

よっしゃ! 改めて、よろしくな!
あたしたちの夢が、身の程知らずなものじゃないってこと! みんなに思い知らせてやろうぜ!

育成シナリオ

育成目標はメイクデビューののちファン集めを経てクラシック三冠に挑み、シニア級からは大阪杯と宝塚記念の中距離路線を経て、秋シニア三冠路線に進む王道路線。
菊花賞は史実での惨敗や距離適性を考慮したのか出走のみ。その後クラシック級のジャパンカップはシナリオイベント上レース出走が不可能になる。
またシニア級ジャパンカップでは強制的に作戦が「逃げ」になることも留意されたし。
なお、そのシニア級ジャパンカップまでにシニア級で重賞を5勝以上すると、ジャパンカップ後に「大逃げ」のヒント+1が入手可能。

また、クラシック級の三冠レースには当然ライバルのミスターシービーが参戦するのだが
このシービー、例によって恐ろしく強い
パラメータが皐月賞時点で全てC、レアスキル「迫る影」「天衣無縫」を標準装備。そのほかのスキルも追込バの模範というべきラインナップ*3
ダービーではスピパワが500越えでスピードに至っては600に迫る勢い。
菊花賞時点では直前で夏風邪をひいた事を反映してかスピードが500台前半に落ちているがその分他のステータスが底上げされ、全てC+に。
流石に前に実装されたサクラローレルのシナリオに出てきたナリタブライアンよりは絶望的ではないが、それでもだいぶ強い*4
作戦は「追込」で一貫しているが、その高いステータスのおかげでブロック事故は期待できないと思っていい。
『URAファイナルズ』などの初期シナリオではまず勝ち目の無いステータスであり、後発のシナリオでも最終的には目覚まし時計に頼る事になるのは覚悟した方がいいだろう。

一方で長期休養を挟んだ関係かシニア級での対戦時にはステータスはクラシック級と同レベルで据え置きになっており、対してこちらは当然パワーアップしているため相対的にはかなり弱体化している。
まあ全部1200以上とかで来られてもそれはそれで困るが

特殊実況はシニア級ジャパンカップに勝利すると発生する。
+ 特殊実況 ※ネタバレ注意
カツラギエース堂々と逃げ切りました!
カツラギエースあっと驚かせる逃げ切りで
ジャパンカップを制しました!


◆関連キャラクター

同期にして憧れの対象でもあり、また超えるべきライバルにして友人。
エースの方はウマ娘界の「エース」になるべく超えるべき存在としてレースで勝負を申し込む一方で、シービーの方からは周囲より突出した強さを示し続けたことを理由に勝つことを諦める多数のウマ娘とは異なり、臆することなく挑み続ける姿に「レースをしてくれる」存在としてエースに一目置いている。

自由奔放なシービーにエースが振り回されることは日常茶飯事で、またエースの方も負けん気の塊のようなものであるためシービーに対抗することも多く、ブレーキ役不在の空間が誕生することもある。

威風堂々の"皇帝"。
生徒会長として、また圧倒的な実力者として周囲から距離を置かれがちなルドルフに対し、情熱的なスタイルで多くのウマ娘に慕われるエースに対し羨望を持っている。
また、イベント「画竜、暁風を呼ぶ」では自身に土を付けたエースに密かに、しかし強烈なライバル意識を持っている事も語られており、かなり意識されている模様。

一方エースの方もルドルフを自分が戦うべき壁の一人として意識しており、互いに友人にして良きライバルといった関係性。
また、生徒会長として多忙にも関わらずレースでも強いルドルフに「ルドルフって本当に1人なのかぁ?」と疑惑の目を向けている。

栗東寮のルームメイト。
田舎出身ということもあって都会での暮らしや遊び、ファッション、電車の乗り換えに疎いエースをたびたびサポートしており、受けた恩をきっちり返す機会を窺っているようだ。
加えてパーマーが実家の収穫作業の手伝いに来たり、ドーベルから貰ったアロマの安眠効果に感動したりと関係は良好の様子。

当然対戦経験はないが、「低人気から逃げてGⅠを制した」点は共通している。
また「皇帝を相手に逃げ切った」カツラギエースに対し、「帝王を相手に逃げ切った」メジロパーマーという点もある。

  • シイナフレジュス
クラシック三冠で戦うことになる、もう1人のライバル。
レースに縁のある一族の生まれで、その実力も折り紙付きのクラシック有力候補。

元ネタはエースやシービーの同期で、皐月賞・ダービー2着のメジロモンスニーだろう。
モンスニーの由来はフランス・リヨンとイタリア・ミラノを結んでいた国際列車の名前(Mont Cenis)。その区間にはフレジュス鉄道トンネルが掘られている。
またメジロ牧場の由来となった地名「目白」のある東京都豊島区、そこを通る池袋線の駅の一つに椎名(シイナ)町駅がある。

勝負服イベントなど育成イベントで登場。
なかなかトレーニングで結果の出ない2人に壁を超えることの困難さと、だからこそ超えようとする意志の在り方を自らの走りを以て伝えようとする。
またカワカミとは別にイベントが用意されており、「プリンセス二段(ダブル)ジャンプ」……要は空中ジャンプの特訓に際し物理法則の壁に直面した時に、「それで、諦めるのか?」と発破をかけ、選択肢次第だがエースもトレーニングに付き合うことになる。

史実のホッコータルマエカワカミプリンセスを調教師として手掛けたのがカツラギエースの主戦騎手だった西浦勝一氏という繋がりがある。

シニア期のジャパンカップ勝利後のイベントで音声のみで登場。
カツラギエースが勝利したジャパンカップのレース中継を海外で視聴し、「とんでもないウマ娘がいる」事に気付き来日を決意する。
元ネタはタップダンスシチーの主戦騎手を務めた佐藤哲三氏が少年時代にカツラギエースのジャパンカップを見て騎手を志した事が由来。




高い壁はぶち壊す。それがエースだからな…うん。 受けて立つぜ…追記・修正ッ…!

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  • 夢女子ホイホイ
  • 料理上手
  • 雅号・墨龍
  • 前を向いて逃げ進め
最終更新:2025年04月09日 10:24

*1 ちなみにこの描写のモデルは、史実でミルワカバに相当する馬「オサイチジョージ」がカツラギエースと馬主・調教師を同じくする事からと思われる。

*2 1990年宝塚記念を制したオサイチジョージの馬主。後に息子の一三氏に移譲。

*3 追込コーナー〇、ウマ好み、ロックオン、直線回復〇、前のめり

*4 ローレルの場合は任意出走、エースの場合は育成目標という違いもあるのだろう