本当の宝は思いやり?ノンノン、金目の物しか興味はなし!
トレジャーハントノーワン!見ていてください…女王様
身長/187cm
体重/206kg
秘技/トレジャーサーチ
生成ワード/トレジャー、オタカラ、一攫千金、人間、ナンバー1
混ざり込んだ生物/鷹
勝負/トレジャーハントナンバーワンバトル
勝者/ゴジュウウルフ・トレジャーハントナンバーワン
CV:松田健一郎
第2話に登場。
半世紀の管理人・飯島佐織の「宝が欲しい」という願望を取り込んで生成されたトレジャーハントナンバーワンを自称するノーワン怪人第1号。
無数の金貨や金塊で構成された上半身の上に古びた宝の地図を思わせるジャケットを羽織り、顔は両目に金貨が嵌った人間の髑髏となっている。
頭には鷹(オタカラ)の顔が表れた山高帽子を被っており、更に両手も鷹の脚を思わせる体表で、金貨にも鷹が刻印されている。
両肩は大量の金貨が溢れ出した宝箱となっており、首には王冠、右肘には水晶、左肘には珊瑚の意匠があしらわれ、総じて「金銀財宝に埋まった人間」のような全体像を持つ。
混じってしまったタカのように空を飛ぶ飛行能力を持ち、ダウジング形式で空から獲物を探す秘技「トレジャーサーチ」でお宝を探し出し、見つけたお宝を鷹の意匠を象った大きな袋の中に収集する。
しかし取り込んだ佐織の願いを最悪な形に捻じ曲げて解釈したためか、金目の物にしか興味がなく、実際にやっていることもトレジャーの名目で価値あるものを次々と奪う強盗に過ぎない。
竜儀の「(トレジャーハントナンバーワン対決に乗るから)それまで街を破壊するな」という条件を受け入れつつ、「強盗してるだけで街は破壊していないい」という暴論で、強盗を繰り返していた。
我こそが人気者ナンバーワン!この世界でも人気を集め、女王様の人気まで射止めて見せる!
身長/193cm
体重/212kg
秘技/人気者フラッシュ、アクシュ剣
生成ワード/ニンキモノ、投票、好感度、人間、ナンバー1
混ざり込んだ生物/
人魚
勝負/人気者ナンバーワンバトル
勝者/ドンモモタロウ・人気者ナンバーワン
CV:田中美央
第3話に登場。
犬飼青果店店主の「人気者になりたい」という願望を取り込んで生成された人気者ナンバーワンを自称するノーワン怪人。
頭部はスポットライトとそれに照らされるステージ上の人影(人気者)を模しており、人影部分が目鼻になっている。
真っ黒な鱗に覆われた上半身はまるで影法師のようにも見え、胸にはSNSの評価アイコンを模したバッジが無数に埋め込まれている。
右肩〜右腕は王冠と襷を身につけ右手を差し出したミスコンの優勝者の彫像、左肩〜左腕は「ニンキモノ」の中に混じった人魚のミイラそのものの姿となっている。
左腕部分を除き、総じて「人気と関係のある要素を詰め込んだデザイン」なのが特徴的。
混じってしまったニンギョのように、頭部から発する魅惑的な
「人気者フラッシュ」で人間を洗脳して自分を崇めさせるという、かなり強引かつ力任せなやり口で自身を人気者に仕立て上げる。
更に専用武器として、握手を求める右手を模した片刃のサーベル
「アクシュ剣」を所持しており、戦闘時は固く握っての手堅い攻撃を得意とする。
しかし、肝心の作中では
熱海常夏のインパクトに終始食われっぱなしで、
全く良い所が無かった。
ちなみに現実における人魚のミイラは客寄せのために作られた真っ赤な偽物であり、「人気者」の怪人のモチーフとしてはこれ以上ない皮肉である。
超超蝶☆イイ感じ!ノレない奴にはグーパンチ!
パーリーピーポーノーワン!ド派手にアゲアゲ~↑↑☆
身長/190cm
体重/253kg
秘技/アゲアゲミラーボール、クラッカーバズーカ
生成ワード/パーリーピーポー、アゲアゲ、バイブス、人間、ナンバー1
混ざり込んだ生物/
アゲハチョウ
勝負/パーリーピーポーバトル
勝者/ゴジュウイーグル・パーリーピーポーナンバーワン
CV:
古川慎
第4話に登場。
猛原譲二もとい猛原禽次郎が転校してきた、南場第一高等学校に通う男子生徒・隂山の
「パーっと遊びたい」という願望を取り込んで
生成された
パーリーピーポーナンバーワンを自称するノーワン怪人。
頭部はなぜか混ざった
アゲハ蝶(アゲアゲ、バイブス)を模した頭部をベースに、「ウェーイ」とカタカナで書かれたサングラスをかけ、首からは
「AGEAGE」と書かれたネックレスを下げてヘッドホンを付けたDJ風の風貌。
胴体の中央はミラーボールを模しており、両肩にはスピーカーと武器である
「クラッカーバズーカ」を装備し、ターンテーブルの付いたラメが入ったジャケットを羽織り、AGEという言葉をあしらったアクセサリーを多数身に着けている。
「パーリーピーポー」が集まる場所ということで「クラブ」に関する小道具が散りばめられているのが特徴であり、イメージは「クラブDJ」か。
混じってしまったアゲハチョウのように舞いアガるテンションを人々にも強制する面倒な陽キャで、「ノレない奴にはグーパンチ!」を標榜しているため地味に暴力的。
上空に巨大な「アゲアゲミラーボール」を出現させ、そこから放たれる光を浴びた者をアゲアゲポーズと派手な服装に変えてしまう。
アイドルだけあって衣装にこだわっている陸王はこの衣装をダサいと酷評したが、金欠で普段満足に服も買えないと思われる吠は興味を示していた。またこの状態では指の形が固定されてしまう為、センタイリングが外せなくなり変身不可能になる意外と厄介な効果もある。
能力こそ厄介だが両肩のクラッカーバズーカ以外は個人武器を装備していないため、アゲアゲミラーボールを無力化させれば戦闘能力はあまり高くない。
ありがた迷惑押し付ける!これぞ生き甲斐、艷めく巻貝!
おせっかいノーワン!嫌よ嫌よも好きのうち!
身長/188cm
体重/207kg
秘技/デッカイランス、おせっかいチェーン、触手攻撃
生成ワード/おせっかい、世話焼き、ハートフル、人間、ナンバー1
混ざり込んだ生物/
オウムガイ
勝負/おせっかいバトル
勝者/ゴジュウユニコーン・おせっかいナンバーワン
CV:
三宅健太
第5話に登場。
角乃が緒乙の情報を聞くためビジネスデートしていたぽっちゃり系の男性の「おせっかいを焼いて欲しい」という願望を取り込んで生成された「おせっかいナンバーワン」を自称するノーワン怪人。
頭部はカラフルなオウムガイ(おせっかいと語感が似ているからか?)そのものだが、それ以外は機械的な外見をしており、西洋の甲冑を着込んでいるようにも見える。
両腕の関節部分に不必要に腕を持ち上げるロボットの腕が組み込まれており、「要らぬ親切=おせっかい」を端的に表している他、よく見ると「肩と二の腕部分を構成している人間が、前腕部を構成する人間に無理やり大きなハートを押し付け困らせる」図になっている。
混じってしまったオウムガイのように堅い殻で身を守る他、ハートフルなありがた迷惑を押し付ける事が得意。
おせっかいについて持論を持っており、「ただ親切をするだけではなく、想定の斜め上を行くことで逆に迷惑になる行為」と称している。
そのためただの親切になる行為を嫌うが、逆に迷惑でしかない行為も認めていないという面倒くさい性格で、他者から見ておせっかいに思える行為も難癖を付けて否定しがち。
武器は左手に持つハートマークがあしらわれた巨大ランス「デッカイランス」と、相手を拘束する「おせっかいチェーン」。
また触手のようなものを出して相手を拘束する能力もあり、ランスで攻撃すると見せかけて触手で奇襲する戦法を得意とする。
ちなみに本物のオウムガイの殻の中には浮力調整用のガスが詰まっており、一見堅牢な見た目ほど頑丈ではない。
この辺りも「中身の無いおせっかい」を振りかざすこいつに相応しいモチーフかも知れない。
心ざわめき人生きらめく!甘いささやき…
ときめきノーワン!退屈な日々にさよならを…
身長/191cm
体重/210kg
秘技/ときめき空間、投げキッスミサイル
生成ワード/ときめき、イケボ、王子様、人間、ナンバー1
混ざり込んだ生物/トキ
勝負/ときめきナンバーワンバトル
勝者/ゴジュウレオン・ときめきナンバーワン
CV:
緑川光
第7話に登場。
「ときめきパニック」なるゲーム(乙女ゲー?)を買ってプレイしようとしていた若い女性の「もっとときめきたい」という欲望を取り込んで生成された「ときめきナンバーワン」を自称するノーワン怪人。
頭部はなぜか混じったトキ(ときめき)の頭部を模した被り物の下に紫色の端正な口元を持つ人面があり、ノーワン怪人の中では比較的人間に近い姿をしている。なお、トキの被り物は上下逆さまになっており、後頭部側がクチバシになっている。
上半身は生成ワードのひとつ「王子様」を思わせる王族のような恰好をしており、右腕はトキの足を彷彿とさせ、左肩はハートマークの右半分を模った手のオブジェとなっている。
恋愛絡みの様々なシチュエーションにおいて「甘いセリフとふるまい」で女性たちをときめかせることが得意で、よりそのセリフが効力を発揮できるよう「ときめき空間」なる異空間を作り出すことができる。
この空間に引きずり込まれると、その女性が持っている「ときめきたいという気持ち」が増長されてときめきノーワンの虜になってしまう効果があり、本編外のところでこの能力を使って多くの女性たちを「もっとときめきたい」とうわ言のように話す依存症のような症状にしてしまう悪行を行っていたようで、角乃に被害者の一人の婚約者から調査依頼が来ていた。
その一方で対決においては、これまで悪役ということもあり勝負をしながらも相手を妨害したり揚げ足を取って相手のナンバーワン要素を否定したりする事が多かったノーワン怪人と異なり正々堂々な対決を望み、対決ではあくまでも自分のやり方で勝負し相手への妨害工作など卑怯な手段は一切行わない。「やはり女性をときめかせるには、紳士的でなければいけない」ということだろうか。
なお最高幹部・Mrs.スイートケークは彼のファンらしく、そのためにMr.シャイニングナイフに嫉妬を向けられているが、審査の際には「同胞の味方」と大人な対応をしている。一方ブーケ嬢は陸王寄りの立場だったのでナイフが一番中立的立場だった。
武装能力は右腕に装着したランチャーから放つ投げキッスといいつつ全然投げキッスじゃない「投げキッスミサイル」及び、トキの能力を活かした飛行能力。
「ときめき」と演じた声優の緑川氏というチョイスから、視聴者からは
ときめきの白眉の
相棒が連想されている。
我こそはノーワンワールド・昭和ナンバーワン!
昭和100年の今こそ、令和の世に昭和の素晴らしさを教えてやる!
身長/182cm
体重/208kg
秘技/ちゃぶ台返し、ベーゴマ
生成ワード/昭和、レトロ、夕陽、人間、ナンバー1
混ざり込んだ生物/ショウガラゴ
勝負/昭和ナンバーワンバトル
勝者/ゴジュウイーグルwith令和女子・昭和ナンバーワン
CV:
島田敏
第10話に登場。
角乃がアルバイトをしていた弁当屋の常連男性の
「昭和レトロを味わいたい」という欲望を取り込んで
生成された
「昭和ナンバーワン」を自称するノーワン怪人。
また東映が元号を私物化してる…
昭和と語感が似たショウガラゴを模した頭部、胸部に蚊取り線香、二の腕には夕日の風景の様な模様、右上腕にブラウン管テレビ、左上腕部に箪笥、右肩には竹簾、左肩には玉簾が垂れ下がり、全体的に昭和でお馴染みの家具が散りばめられたデザインとなっている。
「昭和の素晴らしさ」を教えてやると豪語し、昭和の事を「人情があり、おおらかで暖かい時代」と絶賛しているが、「気に入らないことがあればちゃぶ台をひっくり返す」、「強者が全てとメンコで勝利した子供たちからメンコを巻き上げる」など、弱肉強食、モラハラ上等のどちらかといえば昭和が持っている負のイメージを具現化したような性格。
昔ながらののり弁が好物で、「
快傑ズバット」をこよなく愛している。
戦闘時には巨大サイズのベーゴマを具現化して相手にぶつける能力や、テレビの砂嵐を模したビームを放つ。
なお、この「昭和をフィーチャーした回」というのは脚本の井上亜樹子氏にとってはかなりの無茶ぶりだったらしく、昭和あるあるネタを父・井上敏樹氏に強制させたようなので、ある意味井上親子の合作キャラと言えなくもない。
また「快傑ズバット」が登場した事については、放送当初から類似点があり参考にしているのではとファンの間でSNSなどを通じて話題になっていたため、リスペクト的な意味合いだったとスタッフブログで明らかにされた。
ボクはノーワンワールド・鬼ごっこナンバーワン!
ボクを止めたいなら、鬼ごっこで勝負だ〜!
身長/186cm
体重/204kg
秘技/捕まえ手
生成ワード/鬼、あそび、捕まえる、人間、ナンバー1
混ざりこんだ生物/ラッコ
勝負/鬼ごっこナンバーワンバトル
勝者/ゴジュウウルフ・鬼ごっこナンバーワン
CV:大畑伸太郎
第11話に登場。
「鬼ごっこナンバーワン」を自称するノーワン怪人。
ブーケ曰く「特別製」および「テガジューンの重要な実験素体」で、素体の元になった人物と欲望が明かされていない。
頭部はなぜか混じったラッコ(鬼ごっこ)をベースにしており、頭部の形状が海で貝を割るラッコの肉体を模している他、青味がかった腕にはよく見ると鬼ごっこで逃げ惑う人々の影のようなものが描かれている。
両肩には先端に大きな手が付いた巻き尺「捕まえ手」が備わっており、これを長く伸ばして攻撃を行う他、高層ビルの最上階までひとっ飛びで到達できるほどのジャンプ力を持つ。
大柄な体格に厳つい顔をしているが、見た目とは裏腹に一人称は「ボク」。性格面でも、他のノーワンと比べて精神的に子供っぽく無邪気。
一方で、夕方17時になると鬼ごっこを終わりにして帰宅するという律儀な面もある。
得意とする鬼ごっこでゴジュウジャーに勝負を挑むが、鬼ごっこのルールは彼自身の解釈に委ねられており、勝敗がついても納得いかないと再戦を挑む。
だが、鬼ごっこのルールを個人のわがままで捻じ曲げたツケでゴジュウジャーのメンバーに「言ったもん勝ち」でそれぞれが勝手に考えたルールで攻撃されてしまい、あっけなく爆散……
光と未来を奪われて、突き落とされし奈落の闇!
あなたが憎い…。鬼ノーワン!
身長/192cm(巨大暴走身長:45.2m)
体重/210kg(巨大暴走体重:494.3t)
秘技/三日月刀
生成ワード/鬼、一本角、三日月、人間
混ざりこんだ生物/ウニ
勝負/なし
勝者/ゴジュウレオン・野獣遣いナンバーワン
CV:なし
演:星波(瑠菜の魂)
鬼ごっこノーワンの中に囚われていたノーワン怪人で、ユニバース戦士・
等々力凱亜が追っていた「一本角の野獣」の正体。
「
鬼」の中に何故か混じったウニ(オ
ニ)のトゲで出来た黒いロングコートを羽織り、般若の面の如き顔面のオレンジの部分はウニの中身(生殖巣)のような色と質感をしている。また両肘にはウニの一種であるスカシカシパンの殻が埋め込まれている。
ちなみに鬼ごっこノーワンのモチーフのラッコはウニを主食としている。
戦闘時には鋭い切れ味の刀「三日月刀」を武器として使用し、三日月刀から起爆性のある紫の雷を放つ。
崖から転落しそうになった凱亜を庇って自分が崖から転落し、致命傷を負った凱亜の婚約者・瑠菜の「死にたくない」という欲望を元に生成されるはずだったが、肉体が完成する前に瑠菜が力尽きて息絶えてしまっため、不完全な状態で人間界に生み出されてしまった。
暴走を抑えるためブーケの手により「実験」されることになり、性質が似ていた鬼ごっこノーワンの素体となっていたが、鬼ごっこノーワンが撃破されたため解放される。
不完全な状態で生み出されたため、理性がなく唸り声を発して暴れ回るだけのただの怪物となってしまっており、人語を話さずナンバーワンバトルも行わない。
胸の部分に瑠菜の魂が囚われており、元々の彼女の欲望は「凱亜とともに生きたい」という意味での「死にたくない」というものだったが、
不完全に欲望を取り込んでしまったためか願いが「凱亜のせいで自分は死んだ、凱亜が憎い」と歪んだ形で解釈されてしまっているようで、時折胸の部分が開いて瑠菜の顔が現れ、凱亜に対して「お前が憎い…」と恨み言を発する。
また、他のノーワン怪人と違い恨みのパワーで自力での巨大化「巨大暴走」を起こすことも可能。
彼もノーワンワールドにいた時は何かのナンバーワンだったと思われるが、最後まで明かされることはなかった。
全体的なデザインや持っている三日月刀、さらに指輪の戦士の関係から
狼鬼がモチーフに含まれていると思われる。