登録日:2025/03/16 Sun 14:21:50
更新日:2025/07/17 Thu 20:12:02
所要時間:約 8 分で読めます
ノーワン達も、ブライダンの我が子らも、皆我と同じ…。造られた──生成された存在に過ぎぬ。
我らは模造品だ。しかし、「模造品がオリジナルを超えてはならない」と、誰が決めた?
我は不完全な人間世界を、完全なものに生成し直す。手を貸してくれるな?
クリーチャーデザイン:篠原保、K-SuKe、久正人
◎概要◎
「救世主」を自称し、突如として人間界に現れた謎のウェディング軍団。
彼らもまた「指輪」=センタイリングの収集を目論んでおり、それを巡ってゴジュウジャーや
ユニバース戦士達と対決する。
人間世界をモデルに作られたという
「ノーワンワールド」を本拠地とし、人間界にある正円の模様やオブジェクトをゲートにして出現する。
ノーワンワールドは夜空の下に無数のビルが林立する世界であり、その街の中でも一際大きなダイヤの指輪を模した城(通称
『指輪の小箱城』)が根城となっている。
シンボルマークはウェディングドレスと髑髏の
だまし絵。
モチーフとなっているのは、悪役としては他に類を見ない結婚式関連の物品・用語であり、白をふんだんに使った一見悪役とは思えないような配色が多く用いられている点も目を引く。
また、序盤から戦闘員の死に幹部が怒りと悲しみを露わにするというインパクトもあり、しばらくは「ホワイト企業」と言われる事も多かった。
が、実際のところ幹部間のチームワークは希薄で、ギスギスした諍いのシーンも多く、特攻隊長であるファイヤキャンドルの人望のおかげで現場要員達の雰囲気は割と良好だが、組織自体はむしろブラック企業のそれ。
同陣営で競い合いながらも彼らなりの友情を育み、競争相手であるユニバース戦士とも何度も絆を結んできたゴジュウジャーとはまさに正反対である。
◎構成員◎
■首領
ノーワンワールドに君臨し、ノーワンワールドの住民達の創造主たるブライダンの女王。
普段はブライダン城の大扉の奥に控えており、その姿は花嫁衣裳を着た巨大なロボットのように見える。
センタイリング集めについては幹部達に一任している模様だが、作戦によっては彼女自身が指示を出す場合もある。
……というより、クオン以外とのコミュニケーションを半ば放棄しているも同然であり、劇中で初めて喋った際にはファイヤキャンドルから驚かれている。
流石に毎回その調子ではなく、必要な場合には他の部下に直接指示を出す事もあるが、反論を受けると鋭い眼光で威圧して強引に黙らせるなど、性格は冷酷非情。
その正体はかつてのユニバース大戦の後に人類がテガソードを模して作り上げた、世界すら作り出す究極の生成AIであり、言わば「人工の女神」とでも言うべき存在。
配下であるノーワン怪人達も、彼女の「人間界を完全な形に生成し直す」という目的の為に生み出されたAI達である。
第15話でファイヤキャンドル達が降臨の儀に必要な「三種の神器」を集め、遂に降臨。
クオンを「運命の乗り手」としテガソードを圧倒した後、阻止しようとしたゴジュウジャーを叩きのめす。
テガソードの意思など関係なく無理やり指輪の交換と誓いのキスを強行し、自身の子供である「破滅の王子」テガナグールを創造。
そして吠以外のゴジュウジャーのセンタイリングが消滅、誕生の余波で世界を滅ぼし、自身の思い通りの世界へ再創造した。
テガソードに対するヤバすぎる発言の数々に加えて、嫌がる男に公衆の面前で無理やりキスをするという暴挙に、「そりゃクオン気に入るよなぁ……」と納得した視聴者もいたとかいないとか。
ところが、第16話にてセンタイリングが全て揃っていない状態で「6月でジューンだからイケる」なんてガバガバなオリチャーで儀式を決行した結果、世界を中途半端に改変しただけで終わってしまった事が判明。
その影響はゴジュウジャーの面々にも及んでおり、
- 遠野吠→第1話と同じコンビニバイトに戻る(後に熊手真白の干渉で記憶を取り戻し、テガソード曰く「何者かが命懸けで守った」センタイリング ゴジュウウルフを再度入手)
- なお、堤なつめは影も形もなく、代わりに店長が吠を叱咤する役目に
- 百夜陸王→瓶底メガネをかけ、「落ちる」という言葉が大嫌いなテンプレのような冴えない浪人生に成り下がる
- 暴神竜儀→テガソードへの信仰心はどこへやら、喫茶店がなくなり下宿オンリーとなった「半世紀」で飯島佐織と交際する(加えてペアルックに身を包み、「テガソード讃歌」の替え歌で佐織を讃えていた)
- 猛原禽次郎→譲二の姿に戻り、元々嫌っていたはずの「赤ちゃん言葉で話すヘルパー」と楽しそうに過ごす
- 一河角乃→化粧っ気もなく、野菜などを干して自給自足の生活を送る「オーガニックでエコロジー」な女性となる
といった有り様になっていた。
そしてテガナグールが真白の説得で心を開いてグーデバーンとして反旗を翻し、それに伴い吠以外のゴジュウジャーの面々も記憶を取り戻すと共に無事元に戻った事で、彼らの形勢逆転を許す形になってしまった。
これには流石の彼女も「慈愛のブーケ、お前の言う通りだった」と時期尚早だった事を認め、改めて全てのセンタイリングの回収及びグーデバーン奪還を目指す事に。
スーパー戦隊シリーズで初となる女性型の巨大ロボで、かつそれが敵組織の親玉という存在そのものが色々と型破りなキャラ。
女性的な動作を演出する為か、初出撃の第15話ではスーツではなくフルCGで撮影された。
名前の由来は武器形態の銃から「手が銃」、結婚式モチーフは「6月に結婚する花嫁は幸せになれる」という言い伝え「ジューンブライド(6月の花嫁)」と思われる。
■幹部
現時点でテレビ朝日公式サイトには2つの空枠が存在するが……?
誰が悪魔だ!?
俺はこのくだらねえ世界をオールライトにする為にやって来た……
その、何だっけ……?
あっ、救世主! 救世主ナンバーワンだァ!!
演:三本木大輔
「不敗のファイヤキャンドル」の二つ名を持つブライダンの特攻隊長。
見た目は赤茶色やオレンジ、白で彩られた燕尾服のような衣装を纏った長身で筋肉質の男。笑い声は
「キャッキャッキャッ!」とかなり独特。
アーイー軍団を率いての前線指揮を担当。荒々しく直情的な性格だが頭はあまり良くなく、
大事なシーンで言葉が浮かばずフリーズする事もある。
チームワークが希薄なブライダン幹部の中では珍しく仲間想いで人望に厚く、アーイー達からも慕われている。
初戦で自分に黒星を付け
、第1話早々に「一敗のファイヤキャンドル」にした吠=ゴジュウウルフを目の仇にしている。
名前の由来はキャンドルサービスなどで使われる「キャンドル(蝋燭)」。
初めまして。私はノーワンワールド・ブライダンのテクニカル隊長、慈愛のブーケです。
2つの世界を守るため、どうかそれをお渡し下さい。
演:まるぴ
「慈愛のブーケ」の二つ名を持つブライダンのテクニカル隊長。
白薔薇を散りばめた藤色のドレスと白に桃色のグラデーションが入ったニーハイソックス、ショッキングピンクのロングヘアが目を引く女幹部。
「テクニカル隊長」だけにブライダンにおける技術開発・管理を担当しており、各種ドレスガードを設計したのも彼女。
普段は丁寧で理知的に振舞い、無用な暴力や破壊を嫌うなど悪の組織の幹部にしては穏当な性格。
その一方で非常に惚れっぽくミーハーな一面があり、人間界を訪れた際に陸王のゲリラライブを見た瞬間、一瞬で彼のファン(リクオニスト)に転落。カレンデウスのコックピットを陸王のグッズで飾りまくるまでにドハマりしている。
他方、情緒豊かかつキレやすいところもあり、戦闘中に陸王のブロマイド写真が破れた瞬間にマジ泣きした後、『慈愛』要素を完全に放棄して奇声をあげて凶暴化するほどにブチ切れている。
以降、その時の対戦相手であったテガソードブルーを(操縦者が陸王本人だとは気づかないまま)敵視している。
陸王と直接対面する機会があっても「ただの一般人」を自称しながら一ファンの姿勢を貫くドルオタの鑑。
戦闘時には二丁の拳銃「カレンデショット」を生成して戦い、ゴジュウジャーとも互角に渡り合える実力を持つ。
デザイン担当は久正人。頭の角はスマトラオオコンニャクがモチーフで、カールしたピンクのウィッグがポイントだそう。
名前の由来は花嫁の持つ花束
「ブーケ」。ちなみに白薔薇は片思いの相手に気持ちを伝えるものとされている。
また、「顔出し女幹部」「イメージカラーがピンク」「戦隊ブルーに好感情を抱く」といった共通点から、一部の視聴者の間では「
キャンデリラと同じ道を歩むのでは?」という予想もあったりする。
演じるまるぴ氏はグラビアを中心に活躍しており、端正な顔立ちと抜群のスタイルで男性達を魅了する一方、ファンの間ではバスケットボールをこよなく愛する「バスケ女子」としても知られている。
また、氏の戦隊シリーズへの出演は『
ヨドンナ』シリーズの完結編『ヨドンナ THE FINAL』以来二度目で、TV本編への出演は初となる。
- Mr.シャイニングナイフ&Mrs.スイートケーク
私達「ブライダン」の先兵はみぃーんなぺっぺけぺーだけど、何かしらのナンバーワンだから!
あのノーワンは力を示し、女王に選ばれる事ができるかな……?
CV:
杉田智和(Mr.シャイニングナイフ)、
上田麗奈(Mrs.スイートケーク)
スーツアクター:今井靖彦、竹内康博(第8話)
「知略のシャイニングナイフ」「夢想のスイートケーク」の二つ名を持つブライダンの参謀隊長。
右半身の白髭を蓄えた方が夫のシャイニングナイフで、左半身の扇子を持った方が妻のスイートケーク。
二人で一人の怪人で1つの体に顔が2つ並んだ特異な姿だが、
おしどり夫婦過ぎてこの姿となったらしい。
主に人間界へ出陣するノーワン怪人の選定と作戦立案を担当。参謀だけあって2人とも基本的に知的で冷静だが、ファイヤキャンドルほど部下に情は無い模様。
また、
往歳巡が召喚した
大獣神を見て「伝説の守護獣」と呼んだり、ユニバース大戦で大破した事にも触れている事から、ブライダンの中でも古参の様子。
頭脳労働専門と思いきや戦闘能力も十分に高く、シャイニングナイフは携行する巨大ナイフで鋭い剣捌きを披露し、スイートケークはウェディングケーキのような
「ケーキコロシアム」を作り出す。
さらにたとえ倒されてもドロドロのクリーム状の姿から復活する事も可能。
また夫婦愛が高まると
「ラブビッグウェーブ」を放ち、50m級のサイズに
巨大化する能力を持つ。このため上の2人と異なり、自前のドレスガードは持っていない模様。
また、巨大化した状態からさらにテガソードを踏みつけられるほどの巨体に二段階で巨大化する事も可能となっている。
デザイン担当はK-SuKe。
デーボス軍に混ざってても違和感無いともっぱらの評判。
名前の由来は
「ナイフ」と
「ケーキ」。まさに夫婦の共同作業。
“リングハンター・ガリュード”。お前達に罰を下す……
演:カルマ
第7話ラストから登場した新幹部で、テガジューンの切り札。
テガジューンにとって最も信頼している部下のようで、むしろほとんど彼としか直接会話を行わない。
初登場は第7話ラストからだが、ファイヤキャンドルは彼と初対面だったようなので物語開始時から個別で活動していたと思われ、既に複数のユニバース戦士を倒してセンタイリングを所持している。
テガジューンと吠以外どうでもいいせいで、ファイヤキャンドル達他の幹部との折り合いはあまり良くない。
個人の戦闘能力もティラノレンジャーこと往歳を不意打ちとはいえ射撃の一撃だけで倒すほど高い他、テガジューンにセンタイリングを装填する事で
歴代レッドを召喚して戦わせる事ができる他、
もう一度撃つ事でその戦士に応じた武器に変形させる事もできる。
名前の由来はリングハンターだけに
「狩人」、結婚式モチーフは恐らく
「仲人」。
✕(かける)ならいいけど☓だと結婚モチーフなのに縁起でもない。
【○○】 【○○】
【ナンバー1】
【○○】 【人間】
生成!
それぞれが自分の得意分野を前面に押し出した抽象的な姿をしており、また肩書きとは別に生成ワードからの連想あるいは誤想で何かしらの生物の要素が「混ざっている」のが特徴。
また、腰には「No.1」の文字がバックルにレリーフされたベルトを身に着けている。
詳細は個別項目を参照。
■アーイー
本作の
戦闘員。
結婚式のウェイターのような恰好をし、頭にベル型の兜
「ベルメット」を被っているウェディング兵士。
ベルが銀色の一般兵と金の小隊長が存在し、金アーイーが帯同しない場合は直接ノーワン怪人が銀アーイー達の指揮を執る。
武装はボトルの底に短い柄をつけたような武器「シャンバーン」。直接殴りつける他、シャカシャカ振って構える事で銃弾(コルク弾)を連射できる。
スーツの円模様はブライダンの侵攻ゲートにもなり、1体でもいればそこから続々と援軍を呼び寄せ、いとも簡単に徒党を組んで戦う事ができる。
また、応援団パートではブライダン側の応援団も担当する。
銀アーイーは
「キーン」「コーン」「カーン」と鐘が鳴る時の擬音のような音声を発するのみだが、金アーイーは会話も可能であり、個人名を持っている者もいる為、戦闘員枠の中ではかなり個性豊か。
さらにネームドの金アーイー(後述)は左腕に個別の腕章をつけている。
一応直接の上司になる幹部がそれぞれ分かれているようだが、幹部側も特には「他所属の配下だからといって下に見る」ような事もあまり無さそうな様子。
そういうのは30分前に流れる番組の敵組織がもうしているも多少はあるのかも?
モチーフは結婚式の音楽やベル+勝負のゴング、といったところか。
ネーミングの方はずばり「愛」と「AI」を掛けている模様。「アイアイサー」も含まれるか?
また個体名が明かされる金アーイーは、今のところ原則「戦隊シリーズ第1作~第49作目に登場するチーム」がモチーフとなっているのも特徴。
後述するようにゴレンジャーモチーフが「勇猛性と同じ軍事組織にいる者同士としてのチームの絆」、ファイブマン及びゴーゴーファイブモチーフが「兄弟愛とそれによる連携戦闘」と、同じデザインルールでも対象を皮肉るものだった
ヒトツ鬼に比べると
いい意味でそのまんま。
先述の理由から、恐らくギンガマンモチーフの子はファイヤキャンドル配下として登場する……のかもしれない。
金ベルメット達
ご安心ください! この屈辱、カシオス・ベアーが濯いで参ります!
CV:井之上潤
搭乗機:アイアイザー・クロサンドラ
第2話に登場。
ファイヤキャンドル隊の一番槍。
ファイヤキャンドルから「お前なら任せられる!」と絶大な信頼を置かれており、彼もファイヤキャンドルに永遠の忠誠を誓っている。
プライベートでも仲が良かったらしく、2人で撮ったプリクラをお互い大切にする仲。
クロサンドラに乗って出撃するも、テガソードイエローに敗れ「我が忠誠心は、フォーエバー!!」と最後までファイヤキャンドルへの忠誠を誓った辞世の句を残し爆死。
ファイヤキャンドルも彼の死を嘆き悲しみ、ゴジュウジャーへの復讐を誓った。
紋章の模様などからモチーフは『
秘密戦隊ゴレンジャー』。名前もカシオペアと2代目キレンジャーこと熊野大五郎の「べア」から取られていると思われる。
氷の長男、スター・ファイブ!
炎の次男、ミツタ・ファイブ!
CV:駒田航(スター) / 高岡香(ミツタ)
搭乗機:アイアイザー・オキシペタラム(スター) / アイアイザー・バンクシア(ミツタ)
第4話に登場。
Mr.シャイニングナイフ&Mrs.スイートケークの配下。
2人合わせて「炎熱氷結のファイブ兄弟」の異名を持つ。
ちなみにミツタは女性声優だが、あくまで「次男」のため性別は男性である模様。ショタ?
また、ミツタは銀アーイーが巻き添えになるのもお構いなしにバンキシアボンバーを放つなど残酷な面がある。
ゴジュウジャー達のセンタイリングを奪う為、それぞれ
オキシペタラムと
バンクシアに搭乗し、2人揃って出撃。
ゴジュウイーグルがパーリーピーポーノーワンと交戦している傍ら、
氷と
炎と連携攻撃で他のゴジュウジャー達3人を苦しめた。
だがテガソードブルーとテガソードイエローの代わる代わるの攻撃に次第に翻弄されていき、テガソードレッドの必殺技「テガソード・
合斗狼ブレイカー」に兄弟揃って貫かれ、
「我ら兄弟! 散る時もトゥギャザー!」と辞世の句を残して爆死した。
モチーフはそれぞれ『
地球戦隊ファイブマン』と『
救急戦隊ゴーゴーファイブ』。
名前の由来は「スター」がファイブマンの2号ロボ・スターファイブと
星川という苗字から、「ミツタ」はゴーゴーファイブ5人の苗字・巽の逆さ読みと思われる。
『ファイブマン』と『ゴーゴーファイブ』は共に兄弟戦隊で、名前に「ファイブ」が付く共通点がある。
テガソード! このマジ・ギレー様が掃除してやる…!
CV:竹田雅則
搭乗機:アイアイザー・マンドレイク
第5話に登場。
おせっかいノーワンとゴジュウジャーとの交戦中に現れたネームド。誰の傘下かは不明。上3人の流れからするとブーケ傘下の可能性が高いか。
通称
「潔癖症パイロット」の名の通り、人間界を「埃っぽい」と称し、現場に来るやいないやマスクを付け、おまけに手袋まではめる程の潔癖症。
マンドレイクに搭乗し、禽次郎の乗るテガソードグリーンと交戦を開始するが、
「ここじゃあみんなに迷惑がかかる!」と近くの岩場に無理やり連れて行かれる。
岩場に落とされた際に
「俺は汚れたくないのに~!」と
装備のマンドレイクホーキーで汚れを落とすついでに周りを掃いて埃を巻き上げ煙幕を張るが、禽次郎のナンバーワン視力であっさり見破られて場所を特定されてしまい、テガソードグリーンの「テガソード・キューピッドアロー」で貫かれ
「爆発したらゴミが出る、ゴミはダメー!」と最後まで潔癖にこだわって爆死。
潔癖すぎる事が仇となって相手を掃除するどころかダメージの一つも与えられないまま、自分自身が人間界から「掃除」されてしまった。
モチーフは『
魔法戦隊マジレンジャー』。名前は「マジギレ」と「マジ綺麗」のダブルミーニングと思われる。
マジレンジャーは魔法使いだけあって箒をモチーフにしたマシン「スカイホーキー」を移動手段として使用しており、劇中でも箒を使った修行があるなど切ってもきれない関係にある事から、箒の本来の用途である掃除道具からの発想か。
また、あちらの劇中序盤では「これから司令室にあたる場所として使う部屋をきれいに大掃除する」ところから戦隊業を始めるエピソードも存在する事から、あの回も元ネタにされているのかも。
態度が悪いように見えて戦士としての意識が強いのは
この回の頃の小津翼が、自分のルールが存在するタイプなのは
小津蒔人が、家事好き
でお説教キャラは
小津麗がそれぞれモチーフか?
オイオイ〜! 今日は団長の本気、見られるんですよね〜?
さもないと、俺がジャラジャラ言わせる事になります!
CV:濱健斗
第6話に登場。
ファイヤキャンドル配下で血の気が多く、下克上気質の野心家。
上官であるファイヤキャンドルにも馴れ馴れしく絡んだりとその振る舞いはとても部下とは思えないが、当のファイヤキャンドル本人はというと
「生意気なやつめ」と特に気にしていないどころか、むしろその性格を気に入っている模様。
ゴジュウウルフとのリベンジに燃えるファイヤキャンドルに同行し、
熱海常夏がゴジュウジャーに課した試練を攻略中に乱入。
なかなか現れない吠に痺れを切らし、大剣
「ブライダンソード」を振るって他のメンバー4人を返り討ちにするが、一時共闘したゴジュウウルフとドンモモタロウとの戦いでは大いに苦戦。
最期は「ライジングレッドウルフ」と「
一人桃千・ポジティブシャワー」との合体技で葬られ、残されたブライダンソードも鍔のエンブレムを通じてファイヤキャンドルが撤退した後、役目を終えたかのように消滅した。
なお巨大戦に参加しなかった為、正確な肩書は不明。
モチーフは『
電子戦隊デンジマン』。名前はそのまま変身時の掛け声「デンジスパーク」から。
他のネームドと違って腕章を持っていないが、これは元々の脚本には名前がなかった為。
だが、ファイヤキャンドル役の三本木氏が
「ファイヤキャンドルは部下全員の顔と名前、覚えてると思うのでこの子に名前をつけてもらえないか」とプロデューサーに掛け合った事で命名された。
さあ始まりました! 第1回ときめきナンバーワン対決。司会は私、マイク・ゴセイックが務めます!
CV:塩野潤二
搭乗機:アイアイザー・ディエラマ
第7話に登場。所属は不明だが、銀アーイーの指揮がMr.シャイニングナイフ&Mrs.スイートケークだった事から彼&彼女の配下であると思われる。
通称「司会進行パイロット」で、ゴジュウレオンとときめきノーワンとのときめきナンバーワンバトルの実況を務めた他、自らの戦いにおいても実況しながら戦闘を行うエンターティナー。
ときめきナンバーワンバトルの敗北に納得がいかないときめきノーワンがエクストラステージと称してゴジュウジャーとの戦闘に突入した為、援護の為に愛機ディエラマに搭乗し出動。
テガソードレッドを圧倒するも、助太刀に入った大獣神との連携の前に劣勢となり、合体技「ファイナルゴッドスペシャル」により貫かれて「見事、やられました~! これにて、さようなら…」と辞世の句を残し爆死した。
モチーフは『
天装戦隊ゴセイジャー』。
名前の「マイク」はエンディングにも登場している(というかあっちのエンディング「ガッチャ☆ゴセイジャー」のダンスver映像にしか登場しない)ゴセイジャーのアイテムの一つ「ゴセイマイク」、「ゴセイック」がゴセイジャーの種族名「〇〇イック」が元ネタだと思われる。
なんなら
劇中で使っているマイクが明らかにゴセイマイクの流用だったりする。
また、辞世の句は初代『
ゴジラ』において
ゴジラに破壊される塔の中で死を受け入れながらもアナウンサー魂か死の間際まで実況を担当したアナウンサーのセリフが元ネタか。
CV:武藤真子
搭乗機:アイアイザー・レッドフラッシュ
第13話に登場。
「伝説のヘルパー」の異名を持つネームドで、劇中初となる女性人格。
どこぞの宇宙暴走族にいそうな肩書きである。
通称
「チョウ」。
ヘルパーらしくエプロンを着ており、誰に対しても赤ちゃん言葉で話しかけるのが特徴。
上司のブーケに挨拶した後、マナーノーワンに加勢するべくMr.シャイニングナイフ&Mrs.スイートケークと共に出撃。
巨大戦においてもその口調を崩すことなくテガソードグリーンを追い詰めたが、「赤ちゃん言葉で話してくるヘルパー」が大嫌いな禽次郎の逆鱗に触れてしまい形勢逆転。
最期は「テガソード・キューピッドアロー」を受け、
「ふざけんなぁ! こっちも気ぃ使ってんだよ~!!」と逆ギレしながら爆死した。
モチーフは『
超新星フラッシュマン』。名前も戦隊名の「超新星」をそのまま捩ったものとなっている。
なお彼女自身としては「配慮」のつもりだったようだが、実際のホームヘルプサービスにおいて「老人に赤ちゃん言葉を使う」のは
絶対にやってはいけない行為の一つである。
おまけにそれを(しかも当の老人に)指摘されると逆ギレする辺り、ヘルパーを名乗るにしては人間性(?)もできているとは言い難い。
審判は私、ベストオブ・プロ審判のゴーグ・ルゴーが務めます! それでは!
CV:赤羽根健治
搭乗機:アイアイザー・リボンブッシュ
第17話に登場。ブライダンの「ベストオブ・プロ審判」の肩書を持つネームドで、さしずめ「審判ナンバーワン」と言える存在。
しかし、その肩書とは裏腹に審判としての技量もやる気も皆無で、最初の玉入れ勝負の時はあろうことか試合すら見ずに漫画を読んでいた。
おまけに運動会ノーワンと癒着しており、ゴジュウジャー達に難癖を付けて八百長で運動会ノーワンを優位に導くが、最終対決となる騎馬戦の前に真白に買収されてゴジュウジャー達の勝利を宣言してしまった。
その後は救援に駆け付けるも、あと一歩のところで運動会ノーワンを倒されてしまった事をブーケに咎められ、「この私が運動会ノーワンさんの『運動会ソウル』を受け継ぎます!」と宣言したが、自分は手を下さずにリボンブッシュに搭乗し、カレンデウスとグーデバーンを障害物競争に巻き込んだ。
接戦の末に結果はグーデバーンの勝利となり、審判として称えてお茶を濁そうとしたが、当然ながら見逃してもらえるはずもなく、振り回された挙句に恥をかかされたブーケが怒って帰った事で孤立無援に陥った末、
最期はグーデバーンの「俺様鉄拳!ブリザードクラッシャー」の前に乗機もろとも撃破され、「ブーケ様、運動会ノーワン! ごめんなさ~い!!」と謝罪の言葉を残して爆死した。
モチーフは『
大戦隊ゴーグルファイブ』。同作のオープニングテーマとエンディングテーマの歌詞にある「ゴーグル・ゴー!」というフレーズを捩ったもの。
地味に第17話放送の2週間ほど前に東映特撮YouTube Officialで同作の配信が始まっていたりもする。
『ゴーグルファイブ』はモチーフの一つとして世界的な運動会「オリンピック」が含まれており、個人武器にもオリンピックの種目に関連したアイテムが用いられていたりと、まさに運動会をモチーフにしたこの回にうってつけであった。
あっ、隊長~!!
生きてたのかよ!!
生きてました!
CV:不明
第18話に登場。冒頭にて、テガソードの里で何者かに背後からナイフで刺殺された状態で登場した。
ファイヤキャンドルとはよく飲みに行く親密な仲だったようで、彼の死を惜しんでファイヤキャンドルは仏壇に線香を上げに来ていた。
なお、「線香の1本でもと…」と言いながら片手に掴めるだけ掴んだ束の線香をまとめて上げていた。
ちなみに遺影はダブルピース。……もっとマシな写真はなかったのだろうか?
犯人はベアックマ50であり、真白に認めてもらおうと衝動的に彼を刺殺、次々とゴジュウジャーのメンバーやファイヤキャンドルを殺害していったが、実は全てミステリノーワンが事件解決のシチュエーションを作る為の演技であり、犯人が判明した瞬間にあっさりと蘇生。
ファイヤキャンドルと抱き合うと、「祝い酒」と称して生還した記念に再び一杯やろうと2人揃って帰っていった。
結果として、ネームドの金アーイーでは初めて倒される事なく生還した個体となった。まあ劇中の描写を見る限り、特に何も悪い事はしていない様子だったし、あの推理シーンの後に倒されたら無粋だから仕方ないね。
なお、何の為にテガソードの里に来ていたかは不明のままだった。
モチーフは『
快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』より「警察戦隊パトレンジャー」。名前の由来はパトレンジャーのメインメカである
パトカイザーから。
探偵そのものをモチーフにした戦隊は2025年時点で存在しないものの、犯人を見つけるという共通点からの発想と思われ、実際に映画『
快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film』には、エルロック・ショルメという探偵
を騙ったギャングラー怪人が登場している。
ちなみに東映公式サイトによれば、線香のシーンはスタッフ的には2~3本でいいだろうと思っていたものの、やはり「ファイヤキャンドルならこうするだろう」と考えた三本木氏のアイデアであり(指での線香着火も彼のアイデア)、
裏まで取りに行った挙句スタジオで用意していた線香を全部使い切り、テガソードの里のセットが「婆ちゃん家みたいな匂い」と称されるほど線香臭くなってしまったらしい。
チョリ~ッス! からの~……ヒャッフゥ~!
フッ軽のサーフ・メガ! 登・場! フゥ~!!
CV:狩野翔
登場機:アイアイザー・ハイビスカス
第20話に登場。ギャルノーワンの
かれぴっぴ。
一人称が「俺ちゃん」で、灰色のトップスとジャラジャラネックレスを身に着けたいかにもなチャラ男だが、ギャルノーワンとの仲は良好らしく、彼女からの要請があればいつでもすぐに駆け付ける(本人曰く
「フッ軽」)。
愛機ハイビスカスのハイビスカスライダーでテガソードホワイトバーンの攻撃をことごとく防ぎきるが、
「2代目よ。こういう時はな、懐に突っ込め」という真白のアドバイスを受けた吠により、
メガサイズスナイパーによる射撃をかわされた上に手薄になる胴体まで至近距離で迫られてしまい、そのまま零距離で「テガソード・ハートブレイカー」を受けて
「お前の方がフッ軽かよ〜!? シャバ〜い!!」と無念さを滲ませながら爆死した。
モチーフは『
電磁戦隊メガレンジャー』。メガレンジャーには「サイバースライダー」というサーフボード型メカが登場する他、オープニングテーマ「電磁戦隊メガレンジャー」の歌詞に「サーフィン」という単語が含まれており、サーファーキャラも恐らくそれが元ネタ。
また、チョイスの理由としては「サーファーの彼氏」がギャルと相性が良く、サーファーの彼氏持ちがステータスが高いギャルとされている事からと推察される。
そもそも「ギャル」という単語自体が、サーフィンをしている女性やサーファーと交際している女性を「イケてるギャル」と称した事が切っ掛けという俗説もある。
また、劇中で一河緒乙が「ギャル修行」の座学で解説していたように、昭和の時代からギャルと呼ばれる存在はいたものの、メディアに取り上げられたり一般的に認知され始めたのはちょうどメガレンジャー達が活躍していた1990年代頃からである。
CV:不明
部隊を引き連れてロボの墓場に出現。
センタイリング テガソードレッドを発見し、高笑いと共に得意げに自身の指に嵌めるも、直後に放たれた力の奔流に耐え切れず、センタイリングに吸い込まれるような形で消滅した。
それは災いを呼ぶ“破滅の指輪”! 渡してもらうぞ……!
CV:不明
ファイヤキャンドルの人間界初襲来を援護する為、ファイヤキャンドルのキングキャンデラーと同時に配下の銀アーイー達を率いて出撃。
ベルメットを巨大化させてゴジュウウルフを封じ込め、その内部でゴジュウウルフを銃弾で蜂の巣にしようとするも、逆に脱出された挙句、部隊共々敗れて全滅した。
テガソードとテガジューンの結婚式を執り行う為、部隊を率いて出撃。
空中に浮遊した銀アーイー達を一直線に並ばせ、頭部の鐘を順番に打ち鳴らして結婚式を盛り上げる役目を担った。
◎ドレスガード◎
本作における
巨大戦要員。
中に乗り込んで操縦する巨大ロボであり、ノーワン怪人ではなく隊長達やアーイーが乗り込む。
ワンオフの隊長専用機と、アーイーが搭乗する量産機「アイアイザー」の2種類が存在する。
脱出機能もあり、操縦席の座席の後ろの円模様が展開してパイロットを吸い込み回収するが、脱出装置がまともに機能しているのは現状幹部の専用機のみ。
■専用機
ファイヤキャンドル専用のドレスガード。
詳しくはファイヤキャンドルの項目を参照。
人気者ノーワンさん。慈愛のブーケ、助けに来ました。
その指輪、渡してもらいます! カレンデウス行きます!
全高:48m
重量:2400t
装備:カレンダナイフ、カレンデショット
ブーケ専用のドレスガード。
逆さまにした青い薔薇のブーケを模した外観で、キングキャンデラ―とは対照的に女性的なフォルム。
胸部と背中の薔薇の花状のパーツはバーニアであり、50m近いその巨体からは想像も付かないアクロバティックな機動が可能。
二挺拳銃「カレンデショット」と
二振りのカランビットナイフ「カレンダナイフ」を武器に相手を魅了しながら戦う。
第3話でテガソードブルーと対戦するも、こちらも必殺技「テガソード・キラリ☆ライオン流星群」で大破に追い込まれている。
まだ3話目なのに幹部級メカが2機も大破している……
一度大破するも第8話で修理されたキングキャンデラーに続き、第11話でこちらも修理が完了。特別製であるノーワン・鬼ごっこノーワンを守るため出撃し、今度はテガソードブラックと女性同士の巨大戦となるが、鬼ごっこノーワンが撃破されてしまった為に決着が着かないまま撤退した。
第17話では運動会ノーワンの救援に向かうも一足遅く撃破されてしまった上に、ゴーグ・ルゴーによって訳も分からないままグーデバーンとの運動会ナンバーワンバトル延長戦「障害物競争」に巻き込まれる羽目に。
不服ながらも負けず嫌いなのか熱戦を繰り広げ、ブースターで推進力を増すズルを行いながらも、最後のゴール地点でA、Bを選択するお馴染みの二者択一でAを選択した。
……が、無情にも正解はグーデバーンが選んだBとなり、カレンデウスが水びたしになってしまったブーケは激怒し、ゴーグ・ルゴーを置いて撤退した。
■アイアイザー
金アーイーが搭乗する量産型ドレスガード。
共通仕様としてはベル型の大きな肩当てと、腕の甲に取り付けられた左右各3門の大砲が特徴的。
肩当てには各操縦者の腕章と同じ紋章が施されている。
さらに開発者のブーケの意向により、各機に異なるカスタマイズが施され、花の名前のコードネームが付けられている。
全高:52.5cm
重量:2650t
装備:クロサンドラショベル
カシオス・べアー専用の掘削戦闘型ドレスガード。
トレジャーハントノーワンのトレジャーハントに合わせてか、掘削用の巨大ショベル「クロサンドラショベル」を装備している。
ちなみに、コクピットにはカシオスがファイヤキャンドルと一緒に撮ったプリクラが飾られており、「私に力を……!」とお守りのような扱われ方をされていた。
クロサンドラとはサマーキャンドルとも呼ばれる熱帯植物で、炎のような鮮やかなオレンジ色の花を咲かせる。
花言葉は「友情」「仲良し」など。ファイヤキャンドルとプリクラを取るぐらい良好な関係を築いていたカシオスに相応しいと言えよう。
全高:52.5cm
重量:2600t
装備:オキシペタラムブリザード
全高:52.5cm
重量:2600t
装備:バンクシアボンバー
ファイブ兄弟が乗り込む兄弟機ドレスガード。兄弟で操る事もあってかスペックも機体色も全く同じ。
手持ち武器は存在せず、大砲からオキシペタラムが冷凍ガス
「オキシペタラムブリザード」を、バンクシアが火炎放射
「バンクシアボンバー」を放つ。
氷と炎という真反対でお互い打ち消しあってしまうような関係性ながら、
氷と炎の合体技「MAXファイヤーブリザード」は強力で、また兄弟ならではのコンビネーションの良さで相手を翻弄する。
オキシペタラムは別名「ブルースター」と呼ばれる花で、暑さに耐えて初夏から秋まで花を咲かせる特徴を持ち、花言葉は「幸福な愛」。
バンクシアの方の花言葉は「新たな始まり」「甘い恋」「再生」など複数あり、山火事によって刺激を受けた時のみ裂け種をこぼす特徴があるという、まさに火をモチーフとする当機に相応しい花である。
全高:52.5cm
重量:2630t
装備:マンドレイクホーキー
潔癖症パイロットであるマジ・ギレー専用の蜂起掃討型ドレスガード。
文字通り相手を「掃除」するキレッキレの戦闘スタイルが持ち味で、メイン武装は大剣の切先が自在箒のようになった巨大武器
「マンドレイクホーキー」。
これを使って砂塵を巻き上げる能力を持つが、劇中では
埃を巻き上げただけで攻撃らしい攻撃を全くしなかった。そもそも攻撃手段がないのか出す前に敗北したからかは不明。
マンドレイクは別名「マンドラゴラ」とも呼ばれる
実在するナス科の植物で、茎が人間の顔のような不気味な姿に見える事から、無理に引っこ抜くと叫び声をあげ、その叫びを聴いた者を死に至らしめるという伝承があった。
伝承での効能としては媚薬(
実物は毒です)、ヘブライ語でこの植物を指す「ドゥダイーム」は「愛の植物」を意味する、古代ギリシャでは「愛のリンゴ」と称される……など、結婚モチーフのブライダンに相応しい一品である。
『ハリー・ポッター』シリーズや『
ベルセルク』など著名な作品にも登場している為、割と日本でもよく知られている。
搭乗するマジ・ギレーの元ネタ作品では、「マンドラ坊や」というマンドレイクがモチーフのキャラクターが登場していた。
全高:52.5cm
重量:2700t
装備:ディエラマソード、ディエラマアンテナ
司会進行パイロット・マイク・ゴセイック専用の実況戦闘型ドレスガード。
右手の剣「ディエラマソード」は鉄鋼もみじん切りにする切れ味を持ち、左腕の手先の装備「ディエラマアンテナ」からは相手を拘束する天使の輪を放つ。
ディエラマはアフリカ原産の弓状にしなる細い花茎に、漏斗状の花を咲かせる球根植物。
その独特な形状から「天使の釣り竿」の異名を持つ。「無邪気」「平和」「慰め」などの花言葉がある。
全高:52.5cm
重量:2600t
装備:レッドフラッシュブラスター
伝説のヘルパー・チョウ・シンセー専用の子守戦闘型ドレスガード。……子守要素なくね?
手持ち武器は存在せず、大砲からホーミング機能を持つ無数のミサイル「レッドフラッシュブラスター」を乱れ撃つ事により、遠距離から相手を翻弄し蜂の巣にする。
レッドフラッシュといえば元ネタの戦隊レッドのコードネーム……でもあるのだが、花の名前としても存在しており、アカバセンニチコウという花の別名で、正式名称は「アルテルナンテラ・レッドフラッシュ」。花言葉は「燃え上がった情熱」。
複数の年に渡って花を咲かせる「多年草」の一つであるのだが、寒さに弱い為、飼育する際には寒くなる季節に室内の暖かい場所に移動して育ててあげよう。
全高:52.5cm
重量:2600t
装備:スターター砲
ベストオブ・プロ審判・ゴーグ・ルゴー専用の審判型ドレスガード。
劇中では左腕の大砲「スターター砲」を競技開始の号砲とし、第三者を強制的に競技に巻き込む一方で、自分は主審となり危害が及ばないようにする……という卑怯なスタイルを取っていた。
手持ち武器は存在せず、腕の大砲も直接攻撃には用いられなかった為、素の戦闘能力については不明。
リボンブッシュはカンキチクというアフリカが原産の多年草の別名で、「変わらぬ愛」「友情」「永遠の愛」という花言葉を持つ。
恐らくゴーグ・ルゴーの元ネタになったゴーグルファイブのメイン武器・ゴーグル「リボン」に引っかけたものと思われる。
全高:52.5cm
重量:2750t
装備:ハイビスカスライダー、メガサイズスナイパー
フッ軽のかれぴっぴパイロット・サーフ・メガ専用の軽軟派型ドレスガード。
搭乗者であるサーフ自身の紋章が描かれた、サーフボードを模した赤いシゴデキの盾「ハイビスカスライダー」とライフル銃「メガサイズスナイパー」を武器とし、
特にハイビスカスライダーはテガソードホワイトバーンの「テガソードキャノン」や「フィンガーミサイル」をものともしないほどの強度を誇る、攻守隙のない戦闘スタイルのかなりの強敵。
ハイビスカスは鮮やかな赤い花を咲かせるアフリカ原産のアオイ目アオイ科の植物。花言葉は「新しい恋」「繊細な美」「信頼」「勇気ある行動」など。
平成時代のギャルファッションには、ハイビスカスのデザインの服やアクセサリーが取り入れられる事が多く、サーフの好きピであるギャルノーワンの装飾であるカンガルーにもハイビスカスが取り入れられている。
■その他
青いテガソード……
嗚呼ァァアアアアアッ!! やっぱりアンタだけは許せない!!
出でよ!! ブラック大獣神……!!
スーツアクター:森博嗣
テガジューンに洗脳された往歳が搭乗する漆黒の大獣神。
ブーケとの戦闘に加勢に訪れたテガソードブルーを見て怒りを露わにしたブーケが、彼を倒す為の切り札として召喚した。
詳細は往歳の個別項目を参照。
僕は…分からないんだ。
『破滅の王子』として突然生み出されて、何が正しいか、正しくないのか……!
テガジューンとテガソードの間に生まれた息子で、通称『破滅の王子』。
いわばオリジナル(テガソード)と人工的模造品(テガジューン)のハイブリッドと呼べる存在で、それ故か誕生そのものが世界を破滅→再生成によって改変してしまうほどの影響力を持ち、
その影響でゴジュウジャーの面々は各々のセンタイリングと記憶を喪い、特に吠以外は以前とは全く違う性格・立ち位置で生活していた。
しかし自分の存在に疑問を持った事で家出してテガジューンの元を去ってしまい、人間界に現れて自分の身体を傷つけるなど自暴自棄になって暴走。
連れ戻しに来たブーケの説得にも耳を貸すことなく、永久凍土にも似た極寒の世界に閉じこもっていた。
そこに現れた真白に「俺様がお前の神になってやる!」と説得され、自ら氷の壁を破壊。
その名は捨てた。僕は今日から……『グーデバーン』だ!!
僕は熊手さんといる!
テガナグールの名を捨て、ブライダンに離反して彼に名付けられた「グーデバーン」と名乗るようになり、ゴジュウポーラーの愛機兼相棒となった。
それに伴い書き換えられた世界のコードも修復され、吠以外のゴジュウジャーのメンバーも元に戻った。
名前の由来は武器形態のパンチから「手が殴る」だと思われ、「グーデバーン」の名も「パンチ」からの発想で真白が即席で名付けたもの。
スーツアクター:森博嗣
ガリュードがダークウルフデカリバー
50の力を利用し、ブラック大獣神とロボの墓場で眠っている
ガオキング、
エンジンオー、
シンケンオーを強引に合体させたブラック大獣神の強化形態。
詳細はクオンの項目を参照。
◎余談◎
組織全体のモチーフが「結婚式」なのは上述の通りだが、もう一つのモチーフは今何かと話題の「画像生成AI」。
初期の画像生成AIはその精度の悪さから、「パーツ同士を別々に描き分けられず融合する」「パーツの意図や構造を理解していないが為に構図やポーズ、部位のバランスなどが狂う」「与えられたワードから意味を呑み込むのではなく、ワードそのものに印象を引っ張られて頓珍漢な画像を出してくる」といった奇怪な画像を出力する欠点があったのだが、ブライダンの面々はそれを取り入れた造形となっている。
これは劇中設定とデザインの両方に現れており、生成ワードから誤解釈した動物の意匠が混ざり込んだノーワン怪人達はもちろん、幹部陣も
- ファイヤキャンドル→普通の燕尾服を着ているように見えるが、襟元をよく見ると蝶ネクタイを2つ着けている
- ブーケ→花束を持ったドレス姿の女性……ではなくドレスそのものが花束と一体化したような造形
- Mr.シャイニングナイフ&Mrs.スイートケーク→仲良し夫婦がぴったりと身を寄せ合っている……を通り越して物理的にくっついており、慣用句の「おしどり夫婦」の「おしどり」の部分だけを拾い上げておしどりを組み込んでいる
など、AIイラストで度々起きる不自然かつ、歪な出で立ちとなっている。
しかしデザイン班によれば、そういう現象を狙ってデザインをAIに起こさせたにもかかわらず、当のAIはそういう特徴を思ったように出してはくれなかったらしく、仕方なく人間の手で不自然なパーツを追加したとのこと。
ブーケ嬢! 俺達の項目の追記・修正まだか!?
今陸王様のグッズ注文で忙しいんです! 後にしてください!
そうカッカするな、すぐにWiki篭り達が追記・修正してくれるさ…
ええ、このサイトに来る人達は追記・修正能力においてNO.1だから!
- 1番見た目のインパクトのでかい怪人夫婦が今のところ1番目立たない立ち位置なのが割と珍しい -- 名無しさん (2025-03-16 14:58:23)
- ゴジュウジャーの無茶苦茶ぶりから相対的にマトモに見えちゃう方々。 -- 名無しさん (2025-03-16 15:19:07)
- 露骨に真の敵が別にいるパターンだな -- 名無しさん (2025-03-16 17:05:53)
- 花がキーアイテムとなったファイブマン要素のあるキャラに氷、災害から人々を救うゴーゴーファイブ要素のあるキャラに炎っていうミスマッチ感もいい -- 名無しさん (2025-03-16 20:15:22)
- 今のとこ「悪い奴らではないが、人類を歯牙にもかけずに好き勝手やる連中」というイメージ。くっそ迷惑なんで倒すことに違和感はないんだが、それはそれとして悪にも見えないんだよな。 -- 名無しさん (2025-03-16 21:53:28)
- ↑ヴァーチャルの世界で大暴れするプレイヤー…の逆バージョンみたいな認識なのかもね。 -- 名無しさん (2025-03-16 22:02:46)
- ↑4 キングオージャーみたいに秋頃に出てきそう -- 名無しさん (2025-03-16 23:11:59)
- 絶対悪でもないから、ドンブラの脳人みたいなポジションを目指してるんだろうか? -- 名無しさん (2025-03-17 08:25:36)
- 愛嬌があって大好きなんだけどそれはそれとして人類を傷つけることには何の抵抗もなさそうだからやっぱり全滅するんだろうか… -- 名無しさん (2025-03-17 08:48:19)
- ブーケの中の人は放送開始前から様付け呼びが定着して欲しい様だが、隊長のせいで「ブーケ嬢」の方が定着してる気がする -- 名無しさん (2025-03-17 11:21:08)
- 人を襲う事に躊躇が無い一方、目的自体はあくまで「指輪を集める」事だから、他の敵が -- 名無しさん (2025-03-17 12:12:44)
- 途中送信失礼、他の敵が現れたらゴジュウジャーとの共闘もありそうなんだよな -- 名無しさん (2025-03-17 12:13:33)
- 今後の人気次第でどういう路線にもなるように現段階では曖昧にしてる気がする -- 名無しさん (2025-03-17 16:25:02)
- オレも好きだよギンガマン -- 名無しさん (2025-03-17 23:38:01)
- 俺だって好きだぞギンガマン。ゴウキと言ったら照英やスト2じゃなくてギンガブルーと自動的に口に出る位だ!(と、この後本項目そっちのけでギンガマン愛を語る) -- 名無しさん (2025-03-18 10:56:45)
- 和解するのなら来年のVSブンブンの怪人どうするのかな -- 名無しさん (2025-03-18 11:33:46)
- ジュウレンジャー「ブライ団?」 -- 名無しさん (2025-03-20 16:35:21)
- ↑×8 ゴジュウジャー以前に『ヨドンナ THE FINAL』では女幹部の協力者役も演じてたな -- 名無しさん (2025-03-31 09:30:20)
- アーイーの由来って愛だったんだ…怪人生成時の事もあるから「AI」のローマ字読みかと思ってた -- 名無しさん (2025-04-09 16:26:57)
- 愛とAIと「アイアイサー」のトリプルミーニングじゃないかな -- 名無しさん (2025-04-09 21:03:20)
- 戦闘員の死に幹部が怒りと悲しみを~の部分は(幹部ではいが)野球仮面がいる。他の以前の組織にも探せばありそう。表面上にでてないだけで戦闘員の喪失に怒り悲しんだりしてそうな組織はあったんだろうなと妄想。一応金アーイー相手で一番下っ端の銀アーイーではないが銀アーイーの名前も全員覚えてそうだキャンドルさん、 -- 名無しさん (2025-04-11 06:27:07)
- SNSで出てるとはいえまだ本編出てないキャラは載せない方がいいんじゃ… -- 名無しさん (2025-04-11 09:41:23)
- 人間は使い捨てって言ってたシャイニングナイフ&スイートケイクやガリュード以外とまともなコミュニケーション取ろうとしないテガジューンを見るに、あくまで現場要員の雰囲気がいいだけで組織体制自体は割とブラック企業っぽいね -- 名無しさん (2025-04-13 11:46:10)
- 「ブーケ嬢どっからそんな声出してんだ!?」「心からです」のやり取り好きすぎるから本編でも言って欲しい -- 名無しさん (2025-04-13 23:21:38)
- 今週の内容を追加できるようになり次第「ホワイト企業」タグは消したほうが良さそう。ファイヤキャンドル様が部下思いなだけで幹部同士のチームワークはほぼ皆無、トップはお気に入りのガリュード以外とのコミュニケーションを半ば放棄して、部下から口出しされようものなら恫喝して黙らせるって普通に超ブラック企業だと思うの -- 名無しさん (2025-05-02 08:52:27)
- テガジューンってネクサスのダークザギとギーツの創世の女神を合わせたようなキャラだったのね -- 名無しさん (2025-06-01 22:02:55)
- テガソードへの一方通行な感情を向けながらキャンドルとブーケとケーキをファイヤキャンドルとブーケ嬢とケーキナイフ夫妻の目の前で吸収していくテガジューンがクオンとはまた別ベクトルで気持ち悪くて凄かった -- 名無しさん (2025-06-01 22:25:00)
- 敵組織が完全勝利するのって、オーレンジャー以来?(間違ってたらごめんなさい) -- 名無しさん (2025-06-01 23:08:49)
- DQ11の命の大樹みたいな展開になっちゃったな。何とかして結婚前の時間に戻ることはできないものか。 -- 名無しさん (2025-06-02 07:47:10)
- 人工AIな上に、ロボも兼任してるテガジューンがラスボスとは考え難いし、造ったヤツが黒幕と見て間違いないだろうな(仮にテガジューンがラスボス化するとしたら、ファイバードのオーガニックドライアスみたいに有機的な肉体を得るとか) -- 名無しさん (2025-06-02 07:51:53)
- 反対意見が無い場合、6/9に「ファイヤキャンドル(ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー)」を分割します。なお、キングキャンデラーもそちらに移項する予定です。 -- 名無しさん (2025-06-02 11:45:12)
- 絵面が強烈すぎるけど、内容的に処女懐胎だったり三種の神器揃えたりで神話の再現って感じはするかも。 -- 名無しさん (2025-06-02 16:03:29)
- テガソードを模して造られた存在と明言された以上、やっぱりユニバース大戦で歴代ロボが戦った「災厄」は別っぽいね。そっちがラスボスになりそう -- 名無しさん (2025-06-02 19:03:01)
- テガジューンなだけに6月天下で終わったりして -- 名無しさん (2025-06-02 21:04:34)
- 篠原保曰くブライダンの怪人デザインにはAI生成した画像を資料として用いてるとのこと -- 名無しさん (2025-06-08 01:55:55)
- 女王ってダークザギとかの系譜なんだな。人間の作り出したものが人間に牙を向いてるっていう。 -- 名無しさん (2025-06-08 09:00:46)
- よくよく見ると、幹部陣も「ファイキャン=何故か蝶ネクタイを二つ着けている」「ナイフケーク=おしどり夫婦だから顔に鴛鴦の模様がある」で、やっぱりAI画像っぽい不自然さが散りばめられてるのよなーと -- 名無しさん (2025-06-08 15:42:40)
- AI生成のあの支離滅裂さをこんな形で活かしてくるとは -- 名無しさん (2025-06-09 00:37:57)
- 勝手な予想だけど、女王はエラスみたいな最期になりそう。 -- 名無しさん (2025-06-09 06:11:15)
- 「無頼団」かと思ったら「ブライダルの団」だったんだな -- 名無しさん (2025-06-12 13:07:18)
- 来週、角乃の妹が再登場。これでブーケ=オト説は消滅? -- 名無しさん (2025-06-29 13:36:00)
最終更新:2025年07月17日 20:12