熱海常夏(ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー)

登録日:2025/03/09 Sun 00:00:13
更新日:2025/04/28 Mon 10:09:31NEW!
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5000% 5天津垓 おもしれー男 ウルトラマントレギア←ではない スーパー戦隊シリーズ センタイリング テガソード ドンモモタロウ ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー ハッピーサンシャイン! ユニバース戦士 ライバル 七瀬公 主人公に勝ったキャラ 主人公より先に立った項目 内閣総理大臣 常夏ちゃん 常夏冒険城 心ははぐれ者 折り紙 指輪 政治家 日本キビダンゴ党 暴太郎戦隊ドンブラザーズ 未来戦隊タイムレンジャー 本当は孤独 濃すぎるキャラクター性 熱海常夏 番外戦士 神輿 竹内康博 策略家 総理大臣 腹黒 言ってる事は正論 轟轟戦隊ボウケンジャー 銃刀法違反 霧崎←ではない 首相 鳥人戦隊ジェットマン


※推奨BGM:「ビリビリBe-lie-ving」



NEXT NO.1 BATTLE!


なんだアイツ?

最強総理大臣、ドンモモタロウ!

熱海常夏。指輪の戦士の1人、ドンモモタロウだ!

人気者バトルを制するのは!?

君にもなれる! 人気者ナンバーワンに!!


3

日本のドン!私が総理!


READYYY GOO!!









熱い声援ありがとう!

皆さんの心の太陽が、私のハートに火をつける!
この炎が、私の進むべき道を照らしてくれる!

私は何にも怖がらない。結び続ける!


ハッピ~……サンシャ~イン!!



熱海(あたみ)常夏(とこなつ)とは、スーパー戦隊シリーズ第49作『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』の登場人物である。

演:七瀬公



◎概要◎

劇中日本における史上最年少の総理大臣。
「日本キビダンゴ党」の党首であり、その支持率は驚異の5000%つまるところ、この人の5倍
加えて、巨神テガソードと契約して銀のテガソードとセンタイリングを授けられたユニバース戦士でもあり、ドンモモタロウに変身する。
この事実は一般に公表されており、パフォーマンスの一環として民衆の前で変身してみせるのはお約束となっている模様。


◎人物像◎

常に明るく社交的な性格で、「ハッピーサンシャイン!」が決め台詞にしてキャッチフレーズ。
素顔だろうと変身した姿だろうと、高らかかつ豪快な笑みを絶やさず、周りに人がいれば声援を求め、それに対しての感謝も忘れない事で周囲との一体感やライブ感を作り出す事に余念がない。
総理大臣という立場でありながらフットワークは非常に軽く、常日頃から市民達との触れ合いを欠かさず、どれほど些細な事であろうと困っている人がいれば直々に駆け付け、自分の持てる力の全てを尽くして助けようとするずば抜けた行動力を持つ。

身だしなみにも相応に気を使っており、所々でドンブラザーズのエンブレムが描かれた瓶に入った香水を自身に吹きかけているが、嗅覚が敏感になった遠野吠からは「胡散臭くていけすかねえ桃の匂い」として嫌がられている。

一見すると非の打ちどころがない人格者の好青年だが、その素顔は自分の国内での支持率向上やより強い求心力を得る為に、使えるものは何でも利用する計算高く腹黒い策謀家。
大衆の心理にも熟知し、「相手を差別せず手を伸ばして手助けする振る舞いこそ大衆が最も好むもの」と把握した上で効果的にその心理を利用する打算的な人物でもある。
人気者の秘訣として
  • その1:爽やかな挨拶
  • その2:困っている人を見過ごさない
  • その3:秘めた腹黒さ
を掲げており、裏で謀を画策しつつも、これらの秘訣を徹底して有言実行し、街角での無償のボランティア活動も全く苦にしない。
確かにあくどく打算的な面こそはあるが、支持率5000%というバカみたいな異常支持率は本人の地道過ぎる草の根活動から生じた正真正銘本物の支持率であり、その信頼度はノーワンの洗脳すら無効化するほど。
「洗脳はしょせん洗脳…。心にべったりとこびりついた私への思いは、洗い流す事など不可能!」とは本人の談。

言っている事はかなり露悪的で表面的には悪辣だが、同時に確固とした善性も垣間見える奇妙な人物で、良くも悪くも政治家らしい男。
とはいえ、自分の人気取りの為に甘言を用いて吠を利用したのもまた事実であり、吠を「社会のはぐれ者」と見下す言動と振る舞いが、吠が常夏を指輪バトルの最初の獲物とする事を決意させる原因を作った。


◎劇中での動向◎

■第3話「日本のドン!私が総理!」

物語開始早々街頭演説を行っており、その最中に現れた人気者ノーワンを自ら変身して撃退して見せ、吠にその存在を明かした。

その後、人気者ノーワンや百夜陸王との「人気者バトル」に巻き込まれるも、生来の無愛想さが災いして全く活路を見出せず困り果てていた吠の前に、
某亀型怪獣の如く回転しながらジェット噴射で飛行する神輿に乗って現れ、自分が人気者の何たるかを教えると豪語し、自分なりの人気者になる秘訣を伝授していく。

町行く人々と触れ合い、吠に人気者になる秘訣をしつこく伝授する事で煙たがれながらも信頼を勝ち取っていた。


見ていたよ、君の行い!
何という親切、何という自己犠牲精神! やっぱり君は「できる人間」だった!

大げさだろ。

いえ、助かりました! 本当にありがとうございます!

……え?

彼の生活という名の命は、君の正しい行動によって守られたんだ。

君ならなれる……人気者ナンバー1に!


久々に人に感謝された成功体験に、そんな自分を認めてくれた常夏の言葉……それらに背中を押され、今まで仏頂面だった吠も「なんか…行ける気がしてきた!」と、明るい顔を見せるのだった。

翌日。
人気者バトルの決着が、人の心が具現化した投票用紙によって決められようとしていた。
どうやら各々が心の中で最も慕っている人物の名前がそこに書かれているとの事で、周囲から集まった大量の投票用紙がアーイー達によって集計されていく。
……のだが、なんとその投票用紙の全てに書かれていた名前は「遠野吠」でも「百夜陸王」でも、ましてや「人気者ノーワン」でもない、「熱海常夏」だった。
誰もが呆気にとられ呆然とする中、高笑いと共に得意気に現れる常夏。


この国で、私の他に人気ナンバー1など、許さない!


それまで吠に対してあれこれと指南してきたのも、社会のはぐれ者たる彼を導こうとする姿を市井の人々に見せつけ、自分の人気をより確かなものにする為のパフォーマンスでしかなかった。


「俺が人気者ナンバー1になれる」って言ったじゃねえか!?

なれるさ!

私のいない世界(・・・・・・・)”でなら……ね?*1


他者にまんまと騙され、利用された事に怒り心頭の吠と共に常夏は変身し、そのまま毎話恒例の決着フェーズへ移行する。
怒れるゴジュウウルフの猛攻をものともせず捌き、その他の乱入者も次々に現れて混沌とした戦況が展開される中、人気者ノーワンを倒すという一手こそゴジュウウルフに譲ったものの、人気者バトルは乱入者の立場でありながら常夏が勝利を収めるのだった。

ゴジュウウルフの戦いぶりに「やるじゃないか」と素直に賛辞を送りつつ、改めて戦闘を再開しようとするが、ゴジュウイーグルの乱入や首脳会談の迎えに現れた一河角乃によって戦いを中断し、そのまま車で去っていった。


熱海常夏……。この指輪バトル、あいつが俺の最初の獲物だ!
ぜってえ泣かしてやる!


■第4話「パーリィタイム☆夢見るじじい」

敏腕検事の桜庭に接触するも、変身できず逆にその桜庭が変身したリュウソウレッドに襲われそうになった角乃を助ける形で登場。


検事が剣士とは、なかなか愉快じゃないか。


ザングラソードを武器に激しい鍔迫り合いを展開しつつ、新たに取り出したセンタイリング タイムレンジャーによる圧縮冷凍からの「ドッカン大噴火」による奇襲で勝利。
桜庭のセンタイリング リュウソウジャーを奪った。
どうやら角乃が独自に追っている事件を知っているらしく、戦いの後に「無茶はするな。君まで失ったら、ご家族はどうなる?」と彼女を窘めていた。


■第5話「取り戻せ(ソウル)!スミにおけないお節介」

自身の忠告も聞かず、相変わらず目星を付けた相手に無差別に接触する角乃のやり方に難色を示し、ほとんど股掛けのようなやり方で独自に聞き込みをしていた彼女を再度呼び出し、警告を発した。
しかし、聞き入れられなかった為にこれ以上の口出しは無駄だと悟ると、お詫びとして前話で手に入れたばかりのセンタイリング リュウソウジャーを彼女に渡した。


■第6話「決戦!常夏城の大冒険」


やあ、諸君。

私は理不尽な理由から職を追われた。
ついてはこれまで敵であったノーワンワールドのブライダンと手を組み、この国を支配し、指輪を集める所存だ。

痛い目を見たくないなら、今すぐ5人揃って、指輪を献上しにこの場所へ来られたし。

デ~スサンシャイン!


なんと冒頭からいきなりドンモモタロウの武器が銃刀法違反にあたるのではないかという指摘を受けて、総理を辞任する事となる*2
そしてそのままブライダンと接触し、センタイリング ボウケンジャーの力で「常夏冒険城」を出現させ、吠達に戦いを挑んだ。

第一の試練はアーイー達を捕まえる鬼ごっこ。
吠と猛原禽次郎がそれぞれ変身し、ゴジュウウルフの俊敏さとゴジュウイーグルの飛行能力を活かして難なく突破する。

第二の試練はアーイー達とのドッジボール対決。
こちらは互角の勝負だったが、暴神竜儀「悪いが本気で行かせてもらう」と称してゴジュウティラノに変身すると、怪力を活かした豪速球でアーイー一体を強制リングアウト。
これに恐怖したアーイー達が降参し、突破。

そして最終試練は本気のおままごと。
配役は陸王がお父さん、竜儀がお母さん、禽次郎はやっぱりお爺さん、そして角乃と吠が子供達。
全員羞恥心を捨てて家族になりきっておままごとを進めていくが、吠だけが恥ずかしがって上手くできなかった。

そこにファイヤキャンドル達がセンタイリングを狙って現れるが、おままごとの試練をクリアしていない吠を残らせ、2人でおままごとの補修を継続。
最初はまだ恥ずかしがっていた吠だったが、常夏が演じるお母さんの姿にかつて母がハンバーグを笑顔で渡してくれた事を思い出し、つい「母さん…」と呼ぶ。
それを切っ掛けに、互いの身の上を語り合う事に。
かつてノーワンワールドに迷いこみ、親しい人を失いながらも元の世界へ帰還し、そこでさらに孤独となった事を明かす吠。


わかる! わかるぞ、君の孤独!!


声を上げて咽ぶ常夏の両目からは大粒の涙が溢れていた。
常夏は溢れ出すぎる優秀さから、周囲の人がみな彼の信奉者となってしまう為、友達と呼べる相手がいなかった*3
多くの人に慕われてきた彼もまた、孤独だったのだ。
思い起こせば、「この世のはぐれ者」だった吠が日本の政治事情について知っているわけもなく、故に「支持率5000%の総理大臣」ではなく「ただの熱海常夏」として接してくれる唯一の人物なのだった。
試練の内容である鬼ごっこ、ドッジボール、そしておままごと……いずれも常夏が本当は子供の頃に経験したかったのに、叶わなかった遊びだった。


まさか、君のような人間と通じ合うものがあるとはな……

私達はまだ取り返せる。失ったもの、得られなかったもの……! 命あればいつだって……
そうよね、吠?

……うん、お母さん。


そしてファイヤキャンドルらとの戦いの中で、ゴジュウウルフとなった吠に背中を預けて戦った事で確信する。


この初めての感覚、背中を預ける高揚感…!

ドッカン大噴火! これこそが私の求めていたもの!!


どちらが上でも下でもない、ただの人と人! こんな熱い事があるか!?

そう、私の願いは……たった一人でいい!『本当の友達を作る事』だったんだ!!

それがお前の願い……

フッ、私は強いだろ吠君? 私ならば、君を置いて消えたりはしない! 絶対に!!

……確かに殺しても死なねえタマだ。決めるぜ。


そのままお互いの必殺技で金アーイーのデンジス・パークを撃破し、ファイヤキャンドルを撤退に追い込むと、改めて一騎打ちでケリを着ける事に。
アーイー達とMr.シャイニングナイフ&Mrs.スイートケークを退けたチームメイト達が見守る中、斬り合う2人。

勝負は一瞬の出来事だった。膝をついたのは常夏の方だった。
こうして常夏は吠との一騎打ちに敗れ、吠にセンタイリングを託して指輪争奪戦から脱落することとなった。


これで私は、指輪争奪戦から脱落……

……だが、お前の願いは叶った。そうだろ? 俺がおめぇの…ベストフレンドナンバーワンだ。

吠君……

“失ったものも命あれば取り返せる”。お前に言われてはっとしたよ。いつまでも拗ねてらんねえな……

……これぞ! ハッピーグレイトフルサンシャイン!!
こうしてはいられない、最愛の友ができたのだ! 私はまだ輝ける! 次の選挙戦までもう時間がないぞ!

また会う日まで、サンシャインベストフレンド!

やっぱついていけねえかも……


しかし、彼の願いは吠という「サンシャインベストフレンド」を得る事で叶った。
そして次の選挙選での総理への返り咲きに意欲を見せつつ、彼は去っていった。
なお吠はというと、「ベストフレンドナンバーワン」を宣言したのに、「サンシャインベストフレンド」なんて新語を作り、口を挟む暇すらないまくし立ててそのまま走り去っていく常夏に若干引いていた。
かくして吠は初めて指輪争奪戦に勝利し、一気に4つのセンタイリングを入手したのだった。


◎ドンモモタロウ(ユニバース戦士)◎



エンゲージ!


センタイリング!

♪♪♪(ヘイ! ヘイ!) ♪♪♪(ヘイ! ヘイ!)


ドンブラザーズ!!

よっ、日本一!


清き一票、ありがとう! つまづく石さえ私に投票!

ドンモモタロウ! 人気者の秘訣その3!「秘めた腹黒さ」!


指輪:センタイリング ドンブラザーズ
契約者:熱海常夏
職業:内閣総理大臣→元内閣総理大臣(ブライダンと共謀)→遠野吠の大親友
願い:本当の友達をつくりたい
固有能力:召喚(サモン)
スーツアクター:竹内康博

熱海常夏が銀のテガソードと「センタイリング ドンブラザーズ」で変身した姿。
全体的な姿は原典『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』における本来の変身者である桃井タロウが変身したものとほぼ同じだが、右手には原典にない銀のテガソードが装着されている他、腰に巻かれたベルトはユニバース戦士共通の「ツメガバックル」になっている。
ザングラソードも使用する*4……が、それが仇となって銃刀法違反の疑いで総理大臣を辞する事になった。そ、それを言ってしまったらレジェンド戦隊やセンパイジャーの皆様方も大体銃刀法に引っかかってしまうのでは……*5

固有能力は召喚(サモン)
を模した折り紙に一時的に意思を与え、複数体をどんどんと増やして使役し、自身の戦いをサポートさせる。ハブられた龍虎「……」*6
ただし紙なので火には弱く、ファイヤキャンドルの炎攻撃で焼き払われている。
彼本人の戦闘スタイルは、原典と同じく豪快かつ力強い剣術による接近戦が主であり、角乃曰く「常夏ちゃんの実力は飛び抜けてる」とのこと。
実際、彼が所持していたセンタイリングはドンモモタロウと、別のユニバース戦士から奪ったであろうものも含めて4つ、第4話ではさらにもう1つ入手しており、ゴジュウウルフに敗北して奪われるまで登場キャラクターの中ではトップクラスであった。
これに加えて、ダメ押しとばかりに政治権力を利用して優秀なSPで身を固めているため、下手に近づこうものなら即刻逮捕される。


■保有センタイリング

  • センタイリング ジェットマン

ハッピーサンシャインパワーで、空さえ飛べる!

鳥人戦隊ジェットマンのセンタイリング。第3話で使用。
使用する事でレッドホークの翼を展開し、空中飛行を行う事ができる。

  • センタイリング タイムレンジャー

タイムレンジャー!フィニーッシュ!!

未来戦隊タイムレンジャーのセンタイリング。第4話で使用。
銀のテガソードから冷気のようなものを噴射し、対象を圧縮冷凍して拘束する。
ただし、原典のような永続的なものではなく、大ダメージを与えれば解除される他、リバウンドによる巨大化も発生しない。
圧縮冷凍後は後述の「ドッカン大噴火」による鬼畜コンボも可能。

  • センタイリング リュウソウジャー
騎士竜戦隊リュウソウジャーのセンタイリング。
前述の通り第4話で桜庭を倒して入手したが、使用はせずに第5話冒頭で角乃に譲渡した。

  • センタイリング ボウケンジャー

さあ生まれよ、「常夏冒険城」!

ボウケンジャー!

轟轟戦隊ボウケンジャーのセンタイリング。第6話で使用。
果てなき冒険と厳しい試練」を与えるという能力を持ち、「常夏冒険城」を作り出してゴジュウジャーの面々にに試練という名の子供の遊び(鬼ごっこ・ドッジボール・おままごと)を与えた。
……念の為に言っておくが、『ボウケンジャー』本編及びその関連作品に登場したプレシャスに城を作るといった力を持つものは存在しない。
恐らくはセンタイリング ドンブラザーズに付随する「召喚」同様、指輪に付随する固有能力として発現させたのかもしれない。


■必殺技

  • ドッカン大噴火
相手の足元で火山の噴火のような小規模の爆発を起こし、その衝撃で相手を吹き飛ばす。
第3話と第6話では決め台詞としての登場で、技として使用されたのは第4話。
前述のセンタイリング タイムレンジャーによる圧縮冷凍との合わせ技でリュウソウレッド(桜庭)を撃破した。
原典にはないオリジナルの技だが、相手を打ち上げる技という定義で言うなら「桃代無敵・アバター乱舞」という技がある。

  • 一人桃千(いちにんとうせん)ポジティブシャワー

へい! かもぉん!

必殺奥義・モモタロ斬!

原典の「桃代無敵・アバター乱舞」に相当するオリジナル技。
ザングラソードのギアを回し、七色のオーラを放ちながら相手が目視できないほどの超高速で駆け抜けつつ、肉薄して相手を切り裂く。
劇中ではゴジュウウルフの「ライジングレッドウルフ」との同時攻撃という形で発動した。


◎余談◎

  • 演じる七瀬公氏は東映特撮への参加は今回が初だが、過去には『ウルトラマンタイガ』にてメインヴィランであるウルトラマントレギアの人間態・霧崎を演じていた前歴がある。
    なお、詳しくは個別項目を参照してもらいたいが、光や太陽・絆といったものを忌み嫌う霧崎(トレギア)の次に演じた熱海常夏が、逆のそういった要素の塊のようなキャラであるため、両作を知っているファンからネタにされている。
    そしてその霧崎ことトレギアの元親友だった戦士はウルトラマンタロウであり、タロウの元親友だった戦士を演じた役者がドンモモタロウを演じた事が盛大にネタにされたのは言うまでもない。
    • ちなみに、「ハッピーサンシャイン!」の動きは『タイガ』の主人公である工藤ヒロユキの「バディーゴー!」の動きを参考にしている事が七瀬氏のXにて示唆されている*7

  • ゴジュウジャー以外で初めてセンタイリングを2つ以上使ったキャラクターだが、それがジェットマンのリングだったのは、恐らく『ドンブラザーズ』と『ジェットマン』のメインライターが同じ井上敏樹氏だからと思われる。

  • 本編では吠が主人公である都合上、露悪的に描かれていた常夏の考え方だが、確かに全て打算の内だったのは事実かも知れない。
    しかし、少なくとも劇中で彼自身が行った人助けはやり方、内容共に決して間違ったものではなく、さらに人々も素直に感謝していたため、視聴者の中には彼自身を「有能」「政治家としては狡猾さも必要」「自分から動いてるだけまだ好感が持てる」として、本性を明かして以降でもある程度評価する意見もある。
    ちなみに、常夏がユニバース戦士になって得られた能力は上述の通り「召喚」という完全に戦闘に特化したものであり、若くして総理大臣を務める上に支持率5000%という規格外過ぎる事実は、前述した通り全て常夏自身の才覚と積み重ねによって実現したものである。
    こういった点からも、その手腕を評価する声も見られた。

  • その腹に一物抱えた人物像は嘘をつけないが故に周囲といらぬ衝突を起こしてしまう事もあれど、人助けを率先して行うなど本質的には善良な性格であり、好かれる事を目的にした行動を良しとしない本来のドンモモタロウ=桃井タロウとは対照的と言える。
    人との縁を大切にするという点では同じかも知れないが……

  • 常夏を象徴する台詞である「ハッピーサンシャイン」だが、「第6話にて『サンシャインベストフレンド』が誕生した展開を踏まえると、タロウとソノイのキャラクターソングである「月ノミゾ知ル。」との対比なのでは」と一部で考察されている。

  • 劇中で使っていた香水は、過去にフェアリーテイル株式会社から実際に販売されたものである。ここだけドンフレグランス要素


ハッピーサンシャインパワーで、追記・修正さえできる!


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  • おもしれー男
最終更新:2025年04月28日 10:09

*1 言い方こそ露悪的ではあるものの、裏を返せば「吠は人気者になれる素養が十分ある」と彼なりに認めている証左でもある。

*2 なお、劇中では角乃の口から「今更言われ始めて…」と指摘されている。一部では「かつて倒した桜庭が逆恨みして手を回したのでは」という考察もある。

*3 吠に関しても、第3話で笑みを見せるくらいの励ましをし、今回ゴジュウジャーの面々にすら明かさなかった事を聞きだし、さらに前向きになれる言葉をかけるなど、今までも同じように信奉者が増えていた事がうかがえる。

*4 描写されていないが、恐らくドンブラスターなど他の本家ドンモモタロウが使用するアイテムは一通り使えるものと思われる。

*5 実際『リュウソウVSルパンVSパトレン』ではリュウソウジャーが銃刀法違反(と公務執行妨害?)でパトレンジャーに現行犯逮捕されている。いや前例あるのかよ。

*6 元々『桃太郎』は桃から産まれた主人公の桃太郎が、お供の犬・猿・雉と共に鬼を退治する物語であるため、退治される鬼が出てくる方がおかしい。龍と虎や鮫など論外。

*7 直接名前を出せなかったのか、「彼」とぼかす書き方をしている。