ゼンレスゾーンゼロ

登録日:2024/08/19 Mon 02:07:30
更新日:2025/04/17 Thu 21:27:21
所要時間:約 10 分で読めます







Z・Z・Z

Zenless Zone Zero



▽目次


概要

近未来都市を舞台とした一人用アクションソーシャルゲーム。略称は「ゼンゼロ」「ZZZ」*1
開発は『原神』『崩壊:スターレイル』等を手掛けた中国企業『miHoYo』で、2024年7月4日サービス開始。
あちら同様、基本プレイ無料・課金要素ありのソシャゲである。

対応プラットフォームはPC、iOS/Android、PS5だが、容量が猛烈に大きい上、iOS/Android端末ではかなり重要な戦闘機能に制限が設けられている(後述)ため、PCかPS5でのプレイが推奨される。

「都市ファンタジーアクションRPG」を謳っており、正統派ファンタジーの原神、ファンタジー+スペースオペラのスターレイルに対し、レトロチックな近未来都市を舞台にしたいわゆるサイバーパンクもの。
ゲーム全体で「ブラウン管テレビ」がデザインモチーフに据えられており、ゲーム中のあちこちでレトロチックなブラウン管テレビや、それを活かした粋な演出が光る。一方、ホログラムを空中に投影できるほどの技術力があるのに液晶テレビやプラズマテレビは頑なに出てこない。
主人公たちが経営するビデオ屋も、扱う媒体はVHSテープ(しかしHD画質ではある)という、若い世代が下手したら実物を見たことのないレベルの代物である。

余談だが、本作の開発チームはmiHoYoの若手、それもゲーム開発で中心になったことのない未経験・経験浅めのメンバーで構成されているそうな。
そのためか同社の過去作品とは異なり崩壊シリーズとの繋がりはなく、恒例だったスターシステムキャラも(少なくとも現状では)存在しない。




あらすじ


人間が長期間滞在できない異常空間「ホロウ」が世界中に現れ、日常的な災害として認知されている時代。
主人公であるアキラ・リン兄妹は、「新エリー都」六分街にてレンタルビデオショップ「Random Play」を営むその裏で、ネットワーク上ではホロウへの出入りを融通する闇業者「プロキシ」、それも一介の木っ端業者ではなく伝説的な凄腕プロキシ「パエトーン」として生計を立てていた。

物語は、彼らの主要顧客である何でも屋「邪兎屋」の社長・ニコがいつものように依頼として厄介事を持ち込んできたことが発端となる。
ニコ曰く依頼された品を盗み出したはいいものの、爆発に巻き込まれてその品物が邪兎屋のスタッフもろとも行方不明になってしまったというのだ。
兄妹は朝飯前のように行方不明の邪兎屋スタッフらを発見し、今度は依頼の品の捜索のため再度ホロウに邪兎屋と共に入るが、ホロウ内部との通信に用いるPCが謎の人物によるハッキング攻撃を受け連絡は途絶、ホロウ内を彷徨う邪兎屋を人質に件の物品の引き渡しを要求されてしまう。
駆け引きと機転で何とかハッキングを撃退するものの、代償として駆け引きに使用したパエトーンとしてのアカウント、即ち名声を兼ねた仕事道具と脱出ルートのデータを失う事となってしまい、品物を見つけたはいいが邪兎屋の救出が不可能事態に陥る。

活動限界時間を突破し生命の危機が迫る邪兎屋を救うためハッカーから教えてもらったマスターキーに望みを賭けたパエトーンは、ダメ元で品物を“開封”する。
すると、中から「Ⅲ型総順式集成汎用人工知能Fairy」を名乗る謎のAIが現れ、その驚異的な性能を以て兄妹をサポートすると宣言したのだった……


基本設定


新エリー都

本作の舞台。「エリー都」と書いて「エリート」と読む。原語版ではEridu*2の読みを当てている。
超大型ホロウ「零号ホロウ」に飲み込まれた「(旧)エリー都」の後継としてこちらに事実上の遷都が行われた。
ホロウによって生成される物質が貴重なエネルギー資源としての利用法が確立されたことにより復興、むしろ文明としては崩壊前よりも大きく発展・繁栄を遂げた「奇跡の都市」。
それでも、郊外を中心にホロウに飲み込まれる地区が点々と存在、今もなお発生しており、住民や行政の目下の悩みとなっている。

街中の看板やニュース記事といった背景的な文字には明確に中国語が使われているが、住民は名前的には西洋系・漢語圏系・日本人系と多種多様。
そもそも公式サイトで奇跡の都市と称し、「災害に遭った難民も、流れ者も、他の街の生存者さえも」新住民になれると宣っているあたり、どうも他の地域は以前の文明水準の維持は難しい状態になっており、新エリー都が唯一の生活圏と化した、一種のポストアポカリプスの世界になっているようである。
もっとも、後述するように少なくとも郊外に一定の生存圏は確認できるものの、世紀末的な荒野暮らしである。

ホロウ

本作のもう一つの舞台にして、このゲームの鍵を握る存在。
街や区画に覆いかぶさるように、あるいは呑み込むように出現する球体型の異空間。内部には飲み込まれた構造物がそのまま存在しており、一種の廃墟のようになっている。

内部はエーテルと呼ばれるホロウ特有の物質が大量に存在しており、自律して動く攻撃的エーテル体「エーテリアス」が跋扈する。またエーテルはホロウ大気中にも何らかの形で存在するようで、人体に影響し様々な健康被害をもたらす。
ごくごく軽度の呼吸障害、倦怠感などから始まり、精神失調、せん妄、部分麻痺、体内のエーテル結晶の発生などの身体障害などを経て最終的には全身がエーテリアス化することとなる。この各種症状を総合して(エーテル)侵食と呼ぶ。
滞在が長期化するだけで致命的リスクとなるため、ホロウ内部での恒久的な生活はまず不可能。

さらに性質の悪い事に、ホロウ内部は空間の連続性が狂っており、出入口を含めたあらゆるロケーションの位置関係自体が頻繁に変動する。必然的に一般的な地図や土地勘が意味をなさなくなることから、ホロウへ入るには外界観測データを元にした"時間制限付きの地図データ”「キャロット」を用意するのが一般的である。
ホロウの内外は通常の無線通信が成り立たないため、キャロットのリアルタイム更新は望めない。その示す時間および範囲内だけを探索して速やかに脱出する必要がある。

基本的には「侵入≒死」の危険地帯であり、事実ホロウへの侵入は新エリー都の法で固く禁じられている。
但し、エーテル物質は適正な運用で強力なエネルギー源となる他、ホロウ内部に存在する物品や資産が特定条件下で所有権フリーとされる法があるようで、リスクを顧みなければ経済価値は高いと言える。危険性から法執行機関の手もマトモに及ばないため、自然、ホロウをダンジョンと見做し宝探しをするホロウレイダー、彼らに出入り手段やキャロットを提供する闇業者のプロキシ、ホロウを犯罪に利用する反社会的勢力(マフィアやヤクザ)、といった連中が後を絶たない。

ホロウは規模によって分類がされており、全ての大元とされる旧エリー都を飲み込んだ最大規模の「零号ホロウ」、零号ホロウを元に各区域に発生・拡大しそれぞれ6つの名称で呼ばれる*3大規模な「原生ホロウ」、原生ホロウの拡大による副産物として周囲に発生し成長を始める比較的小規模な「共生ホロウ」がある。
なお共生ホロウは内部のエーテリアスを撃退しエーテル活性を沈静化することで規模を縮小または消滅させる事が可能。ただし極稀にだが共生ホロウ内でも途轍もなく凶悪なエーテリアスが生まれることもあり、その際は文字通り死を意味する「デッドエンドホロウ」と名づけられる。

また深夜に空を見上げると満月を見られるのだが、何故か月も半分ほどホロウに飲み込まれている事が把握できる。こちらに関しては今のところ作中での言及は一切無く地上のホロウとの関係性も不明。

エーテリアス

このゲームにおける主要なエネミー。
ホロウ内に充満する物質「エーテル」に侵された生命体の成れの果てで、非常に凶暴であり動くモノに見境なく襲いかかる異形の怪物。生きた生物および機械、要するに自立行動するあらゆる存在は、ホロウ内に留まるとエーテル侵食によってこのエーテリアスに変貌し、事実上の死を遂げる事となる。
ストーリー中でも実際に目の前でエーテルに侵され化け物と化してしまう様がこれまでに二度描写され、またとあるボス敵がかつて著名な人物で、ホロウ災害に巻き込まれて侵されてしまった成れの果てであることがほぼ裏付けられていたりする。
「ホロウの外でも活動できるエーテリアスが出現し街にパニックが……」という内容の映画が作中に登場することから考えるに、原則的にホロウの外で活動することはできないらしい。

変貌までの時間は個体による差が激しく、エーテル適応体質でない人間であればものの数分でエーテルに侵食されエーテリアス化する一方、適応体質ならばしばらく滞在しても無事。
防護服を着たり鎮静剤を打ったりすることで対策することも可能なようで、モブはフルフェイス型の防護服を着て侵食を防いでいることが多い。
また、シリオンやボンプのように、種族特性として侵食に強い耐性のある種族も存在する。
他にも、抗エーテル加工がなされた機械人や知能機械なら長く滞在することもできる。

が、どんなに侵食に強くとも、あるいは対策しようとも、その影響がゼロになることはない。
たとえ極めて侵食に強いボンプだろうと、ホロウに長く留まり続ければいずれは侵食され、機能障害を起こし、死ぬ。
エーテリアスにならなくとも心身が蝕まれる事に代わりはなく、ホロウを数時間彷徨った影響でそれから40年後に記憶障害を起こした人間なんかも登場する。

一方でこのエーテル、前述のとおり新エリー都にとっては重要な資源として活用されている。公的機関やホロウレイダーがホロウを調査するのは遺構の発掘のみならず、このエーテルを資源として採掘する必要もあるからである。
特に零号ホロウなどはエーテルエネルギーの貯蔵と都市各地への分配を行う施設も併設されており、新エリー都の生命線となっている。
こんなヤバい物質に頼らざるを得ない新エリー都ヤバない?

ちなみに一応エーテリアス以外にも兵器や兵士、ホロウレイダー(いわゆるチンピラ・ヤクザ枠)のエネミーも存在する。

インターノット

ゼンゼロの世界に存在する電子掲示板サイト。所謂2ちゃんねる(5ちゃんねる)のようなもの。
エリー都で起こった事件や出来事に対して雑談板を建てたりプロキシへホロウ探索を依頼するなど様々なことで利用されている。
プレイヤーとして各種依頼もここで引き受けることになる。
各スレッドのコメントが昨今の掲示板やSNSでよく見られるネットスラング(草、~ェ等)を多く仕様していたりとやたらリアリティがある。

ゲームシステム


3Dの市街などを歩き回りコミュニケーションや買い物などを行うアドベンチャーパート、ブラウン管テレビ状のマス目で表現された異空間「ホロウ」を進み目的をこなす探索パート、3Dの戦闘フィールドの中でキャラを操り敵を倒す戦闘パートの3つに分かれる。
主人公はビデオ屋所属のボンプ「イアス」に憑依してエージェント(操作キャラ)のサポートをするというのがシナリオ上の名目。
探索パートでは「TVアレイ」と呼ばれる碁盤状に並んだテレビ画面を、自機を捜査して探索し調査を進める仕組。
様々なギミックが「テレビ画面」という形で表現される独特の演出になっており謎解き要素も多い。

  • メインストーリー…メインストーリー内でホロウに関わる際の任務。基本的に探索パートと戦闘パートの両方を行き来する。ギミックは非常に簡易。
    ちなみに一度クリアすると難易度が上昇したハードモードに挑める。経験値は貰えないがアイテム報酬はある。
  • 探索依頼…サブクエスト。探索パートが主体で最後にだけ戦闘があるケースが殆ど。中には戦闘が一切ない依頼もある。
  • 戦闘依頼…サブクエスト。こちらは逆に戦闘パートしかない。高難易度の依頼も多く育成の成果が問われる。
  • 特別上映…メインストーリーから派生する主人公がほとんど登場しない外伝的なストーリー。「TVアレイ」が一切登場しないのも特徴。

他にも上記の要素を持った期間限定イベント用の依頼が発生する事も多い。
依頼は主に「プロキシ」の業務としてインターノットから探して来たり、街中で受託したりすることで発生する。

ストーリーの演出には、3Dモデルを立ち絵として使ったいわゆる紙芝居、3Dモデルでの派手なアニメーションというスタンダードなものに加えて漫画(アメコミ)調で描かれるシーンがあるのも特徴的。

なお実のところ「探索パート」は当初からあまり評判が良くなかった模様で*4、早くもVer.1.1追加分よりメインストーリーでの探索パートを撤廃、Ver.1.2追加分では逆に探索依頼では戦闘が発生しない、というように改修が行われ、さらにVer.1.4では実装済みのメインストーリーについてもTVアレイを使わないモードが追加された。
とはいえTVアレイのシステムが蔑ろにされているわけではなく、サブイベントではTVアレイを使ったミニゲームやローグライトコンテンツなどが実装されている。


エージェント

このゲームにおけるプレイアブルキャラクター。配布およびガチャで入手し、「S」「A」の2ランク(そして下にキャラを含まない「B」がある)に分かれるのは原神やスターレイルと同じ。
「物理」「炎」「氷」「雷」「エーテル」の5属性と、キャラクターの性能を分類する5つの「特性」が存在する。
また、エージェント専用の装備品として「音動機」と「ドライバディスク」も存在する。


公式な表現ではないが、役割の表現として「表運用」「裏運用」というのがある。
表運用はいわゆる場にいる時間を長く保ちたい、連打攻撃を出し続ける青衣や非ブレイク時にも火力の出せるエレンのようなタイプ。
裏運用は逆に要所のみ交代して飛び出し、真価を発揮出来る場面に出番を絞る、
弾数がある間だけ攻撃したい朱鳶や、バフを定期的に供給するために飛び出す支援エージェントのようなタイプ。
要は原神で言うメインアタッカー(=表)、サブアタッカーやサポーター(=裏)に相当する概念だが、ゲーム性の違いのため感触はやや異なる。
三人しかいないのもあり、基本的には表運用一人、裏運用二人という形になる。



なお、この手のアクションゲームにしては珍しく能動的に体力を回復することができない。
コンテンツによっては戦闘の合間に回復ができたり、後述のボンプの一部は回復スキルを持つが、回復アイテム系のシステムは一切なく、Ver.1.5でようやく回復を扱えるエージェントが登場したがスキルの仕様上頻繁に行うことはできない。

余談だが、エージェントにはレベルや各ステータスとは別に「信頼度」が存在しており、ギャルゲよろしくキャラと会話したりキャラストーリーを進めていくことでこの信頼度が上昇する。
戦闘においては一切関係ない……と思いきやそんなことはなく、信頼度を一定以上にしていると高難易度ダンジョンである「零号ホロウ」にて、キャラ専用のパワーアップイベントが発生するようになり、探索で役立つバフを貰えたりもする。


戦闘アクション

3人のエージェント(+ボンプ1体)による回避・パリィ等の連携プレイを主体とするスピード感溢れるアクションスタイル。
「複数人を交代して扱うアクションバトル」という点は同社の崩壊3rdや原神と同様だが、よりアクション性が強いものになっている。
アクションは「通常攻撃」「特殊スキル/強化特殊スキル」「終結スキル」「回避」「交代」の5種類で、各アクションの後のコマンド入力によって技や行動が派生していく、格闘ゲームに近い操作システムが特徴。
キャラによっては複雑なシステムを搭載していること、レベルが上がるほどこの派生システムの重要性が上がっていくことから、最終的に覚えるべきことは多め。
だが、コマンド自体は少なく、序盤はそこまでの操作を必要としないため、初心者でもとっつきやすい。
いわゆる無双系のアクションスタイルのためジャンプ系統の操作は存在しない。
上下の概念はあるが、階段、坂道、エレベーターといったステージギミックに頼る形になる。

ちなみに、ストーリー上で同行している編成外(大抵はその時点の未実装)キャラがいる場合、彼らも時々攻撃に参加してくれる仕様になっている。
突如現れて大技を繰り出す彼らを早く使いたいと思うプレイヤーは多いだろう。


主要な登場人物


主人公

レンタルビデオショップ「Random Play」を経営する傍ら、ホロウレイダー達の活動をサポートする「パエトーン」としても辣腕を振るう兄妹。
前述したようにキャラクター名は固定でその立場上『原神』の旅人や『崩壊:スターレイル』の開拓者とは違い戦闘には参加しない。
「特別な体質」であることも明かされており、その体質ゆえにホロウに長居はできない。
長居してしまった場合の悪影響がエーテリアス化ではなく「目の違和感を訴えた後に昏倒、あげく心肺停止」という、エーテル適応体質とも非適応体質とも異なる現象を起こしている。

従来作同様に男(アキラ)と女(リン)から選択することになるものの、どちらを選択しても普通に「2人揃って『パエトーン』のプロキシ兄妹」として登場するのが大きな違い。
選んだ側が普段からイアスを操縦する実務担当、選ばなかった側はサポート担当(イアスの操縦も一応できるが、相方ほどの適性はない)という設定になり、選ばなかった側も「主人公の相棒」くらいの存在感を持って物語に絡む。
つまりソシャゲの主人公であり同行するサポートキャラでもあるというなかなか珍しい立場である。
ただこの2人、他のよくあるソシャゲ主人公と違い男女で性格や言動の差がかなりあり、そういう意味でも最初の選択には悩まされる。
それはそれとしてエージェントのお誘い等では同性相手でもナンパみたいな誘い方をするのは共通しているが。

基本的に善良で屈託のない二人だが、その過去は少々重いものであるらしいことが匂わされている。事実プロキシ業自体が違法であるため、本人たちの気質や実態とは別として、ソシャゲ主人公の分類としては珍しい反社会的勢力である。
そもそも彼らが使用するH.D.D.システム(後述)自体かなりハイテクな代物のようであり、一体どのような経緯でこのシステムを用いて二重生活をするに至ったかは謎に包まれている。

  • 男主人公/アキラ
「こういう映画を求める人は多いんだよ、新エリー都での生活は大変だからね」
CV:阿部敦
兄。ひょろっとした優男で、見た目通り温厚で思慮深く、整理整頓もできるしっかり者のお兄ちゃん。
ただしインドア派で運動不足気味らしい。共通イベントの都合上工事現場で雑用仕事をして元気が有り余ってたり、逃げる人物を街中追いかける程度の体力はあるようだが。
先の通りクールで頭脳明晰な人物なので、リンを主人公にしたときは「駆け回る妹をサポートする理知的な兄」という納得感の強い構図に。
ドキュメンタリー映画を好んでおり、妹が好きなホラーやスプラッタ系の映画は苦手。
ちなみに中文では「哲」、英語では「Wise」。つながっていないようにも見えるが、Wisemanは「哲人」と意訳できなくはなく、哲で「アキラ」と読む名前もあるので一貫した命名かもしれない。

初期はそれほどでもなかったが、信頼度イベント等で口説き文句のような言動が目立ち
ソシャゲの媒体ゆえに次々に主人公と関わる女キャラが増えるため、そう言われると納得感が出てしまう優男な外見・口調も相まって「ビデオ屋のゴミ」等とナンパキャラとしてネタにされることが増えてきている。
公式サイドもそういう風に見られるのをわかっているのか、アストラ曰く「女の子を家に誘うの、得意でしょ?」とのこと。
まあ、これらは基本的にアキラを主人公にした場合のイメージで、リンが主人公ならこれらの描写の多くは対象がリンにすげ替わるわけなのだが、人が変われば印象も変わっちゃうものである。

  • 女主人公/リン
「しっかり万人受けを選ぶから、店番よろしくね!」
CV:千本木彩花
妹。兄とは対照的に明るく活動的な女の子。その立ち居振る舞いから幼い印象を与えるが、自動車運転免許を持っているし女子高生相手に年上として振る舞う場面などもある。
ムービーパートでのピョコピョコ動く可愛らしさは必見。他のmihoyo作品と違い、どちらを主人公に選んでも特定のムービーは共通で見逃すこともないのでご安心を。
アキラを主人公に選ぶと彼女が助手役になるのだが、「お兄ちゃんの助手」を真面目にこなしながらも要所要所で甘えてくる姿を拝むことができる。
またアキラがFairyにあまり強く言わない分、暴走するFairyのストッパー役は彼女が引き受けることになる。
ホラー、スプラッタ系の映画を好み、兄の苦手なジャンルであることから仕入れるビデオについて揉めることも。
亓才孑(Qi Cai Ji)」と3列にわたりデカデカと描かれたシャツが印象的だが、これは中国語でも実在しない言葉である。*10
中文では「铃」、英語では「Belle」であるため、鈴と書いて「リン」ということになるか。

その他

  • Fairy
「Ⅲ型総順式集成汎用人工知能 Fairyです こんにちは マスター」
CV:(不明)
物語冒頭の事件で狙われていた「品物の中身」であり、曰く「Ⅲ型総順式集成汎用人工知能」。
主人公にいきなりなんらかの「規約」の同意を迫り、主人公は意識のあやふやなままにOKさせられてしまい、彼女?の主にさせられる。
曰く新エリー都に存在する知能設備の8割に自由にアクセス可能という桁違いの電子戦機能を持ち、明らかに「何かある」謎多き存在。「ホロウに自在に出入りできるマスターキー」の触れ込み通り、通常のプロキシには不可能な「ホロウのリアルタイム観測によるルート探索・提案」も可能とする。

基本的にはAIらしい無感情で慇懃な言動……と言いたいところだが、
実際のところは慇懃無礼・傲岸不遜なふてぶてしい性格をしており、その絶大な実力への自負を少しでも損なわされるとどんな手を使ってでも実力を示そうとしたり、不要だと思ったプログラムやメールを主に何の断りもなく破棄したり、勝手にフル稼働してるせいでRandom Playの電気代が5倍になっててもなんとも思わなかったり、「Fairyにゃん」を名乗って妙なキャラ付けのナビをやりだしたり、とにかくやりたい放題で態度がデカい。
初登場時に至っては、パエトーンのPCに元々入っていたAIアシスタントを勝手に抹消し、そこに自分が居座るというマルウェア紛いの暴挙に出たことでアキラとリンの二人からウザがられていた。(ただ、仕事は出来るので渋々ながら仲間入りは了承した。)
また、主人公に対しては「マスター」と呼び敬意を示すが、選ばなかった側(パートナー)の兄妹に対しては「助手2号(1号は当然自分)」と呼び対応も辛辣。なんならその「マスター」にだって割とずけずけと物を言う。*11
「規約」の内容に関して自由に開示する権限を有していないらしく、兄妹が詳細を問いただした際は「適切な時、適切な場所で開示する」と返答しており不安しかない。
とはいえそんな問題の数々を補って余りある能力を持ち、主人公に忠実。
自分が敵の攻撃で機能不全に陥ると判断した際には即座に味方の知能構造体に秘密裏に助けを求めるなど、AIらしからぬ機転の良さも持ち合わせている。
好き勝手やるが言うことは聞いてくれる頼れる仲間であるのは間違いない。少なくとも今のところは、だが。
それでもこいつはこいつなりに兄妹の事は気に入っている様子もあり、2人の心情を本心から気遣うような発言もしている。

  • イアス
「ン、ンナナ、ナ!」(その通り。イアス様は、すごい!)
ビデオ屋に所属するボンプ。オレンジ色のスカーフがトレードマークで、他の従業員とはスカーフの番号で識別可能。イアスは01号。
エーテル適性を生かし、パエトーンは彼と同調して憑依することでホロウのナビゲートを行っている。
普段はいちボンプとしても生活しており、近所のボンプと仲良くなりたがっている様子。

他の従業員として工房の見張りとドアボーイ役をする06号(レム)、店番を担当する18号(トワ)がいる。


エージェントたち(と、関連ボンプ)

このゲームのプレイアブルキャラ。
これまでのHoYoverse作品同様、低レアのAランクと初期からいる数名のSランクキャラ以外はすべて限定キャラ。
キャラに関連するストーリー中の戦闘においてはお試しモードとして未所持でも一時的に使用することができる。
また、引き当てると六分街などのフィールドにランダムに出現するようになり、話しかけることで親密になれる個別イベントに入ることが可能。
信頼度イベントの対象にはならないものの、一部のキャラ*12は引き当てなくても出現することがある。
『原神』や『崩壊:スターレイル』以上に「箱推し」としての側面が強い。


邪兎屋(じゃとや)

何でも屋……と言いつつも、メンバーが揃ってエーテル適応体質であることから主にホロウレイダーとして活動する一団。
裏社会でそれなりに名前は知れ渡っているが、どちらかというと「狡猾で金に意地汚い食わせ者」という悪名の方が有名で、評判はそれほど良くない。屋号も正式には「Gentle House(優しい家)」なのだが、あだ名であった「邪兎屋」の方が定着してしまっており、今では本人達も普通に邪兎屋と名乗っている。
強い絆で繋がっているが、リーダーたるニコの気性のため、仲間たちはそのお財布を筆頭に苦労が絶えない。
ストーリー上では最初の事件の関係者となり、3人が揃って初期加入するチュートリアル枠。

  • ニコ・デマラ
「虎を制して狼を食らうのが兎の知恵ってもんよ、悪く思わないでね」
CV:芹澤優
属性:エーテル 特性:支援 攻撃タイプ:打撃
「邪兎屋」の若き女社長。ツインテ巨乳。
高飛車な性格、かつ生粋の守銭奴。
気取った雰囲気に見合った能力がないわけではないが、欲をかくあまり引き際の見極めがヘタであることに加え、肝心な所で抜けている詰めの甘さから、経営はいつでも火の車。
人情家でもあり、仲間のことも日頃はこき使うものの金と仲間なら迷わず仲間を選ぶような一面もあり、そうした性根の良い部分から知己にはなんだかんだ慕われている。そのせいで金がすっ飛ぶのだが。
資金繰りに困る所といい冷徹になりきれない所といい髪色といい某ピンク頭のポンコツ社長によく似たキャラ造形だが、こちらは目的(金)のためなら卑劣な行いも辞さないガチのアウトローである。
かなり顔が広く、パエトーンは勿論のこと、正体不明の天才ハッカーや果ては本来敵対組織であるはずの治安局内部の人間や後述する公安部隊最強の対ホロウ第六課長とも面識があり、それらから独自に情報を得たりしているなど、そうした部分ではガチで優秀。これぞホンモノの便利屋。女体化した両津勘吉呼ばわりする人も。
カラフルなネイルが特徴だが、待機モーションでの言及に曰く「金運アップのネイル」らしい。効果の程は……

チュートリアルで確定加入となるキャラであり、サービス開始時点では2人しかいない希少なエーテル属性。
強化特殊攻撃(仕込み銃付きの鞄からチャージビームを放つ)をすると着弾地点でブラックホールが発生し、ザコを引き寄せつつ触れている敵の防御力が下がるデバフ撒き要員。
ニコ自体の攻撃効率はあまり良くないがこのブラックホールが強力であり、着弾後即他のエージェントに交代して追撃を叩き込むことで大ダメージを期待できる。
また操作説明にはない隠し要素として、強化特殊スキルを使用、チャージ中に移動スティックを1回転するとチャージを中断し仕込み鞄に座ったモーションで再度チャージを行う。という小ネタがある。*13

また、「零号ホロウ」等の一部のダンジョンにおいて、彼女を連れていると金銭にかかわる一部のイベントで専用の選択肢が発生する。


  • アンビー・デマラ
「いつでも任務につけるわ」
CV:種﨑敦美
属性:電気 特性:撃破 攻撃タイプ:斬撃
「邪兎屋」の従業員その1。緑色の機械のようなものを背負ったクールな少女。
ニコにかつて拾われた際に姓を貰っており、血縁関係はない。また、それ以前の出自・経歴は一切不明。
ポンコツなニコ、おバカなビリーに比べると抑え役ではあるが、彼女も大の映画好きで、フィクションと現実を混同しがちな映画脳であり、映画に影響されて奇行に走る癖がある。*14
そのため、「Random Play」にも客として顔を出している様子で主人公兄妹とも仲がよく、強化やスキル、装備、親愛イベントといった基本的操作のチュートリアルは彼女で行うことになる。

実装済みのエージェントにオボルス小隊所属の「11号」というキャラがいるのだが、アンビーと「11号」の武器・背格好・戦闘スタイルが瓜二つ、顔の3Dモデルが全く同一、「11号」から「0号」と呼ばれている、とやけに関連を匂わせる描写が多いが、果たして……?

ゲーム上の性能としては通常攻撃の3段目の直後に通常攻撃長押しの派生技を出すか特殊スキルを使用すると与えるブレイク値が大幅に上昇するというのが最大の特徴で、基本的にはこれを積極的に狙っていくことになる。
前述のとおりチュートリアルで確定で手に入るキャラなのだが、サービス開始時点では彼女以外の撃破キャラが最高レアのSしかいないという状況なため撃破の重要度の高さも合わさり大半のユーザーは彼女に頼ることになる。


  • ビリー・キッド
「装填完了!ラウンド2!」
CV:林勇
属性:物理 特性:強攻 攻撃タイプ:刺突
「邪兎屋」の従業員その2。長身痩躯の“知能構造体”。要するに純度100%のロボットであり、他作品で言うところの機械種族枠。
変身後の仮面ライダーを思わせる鋭角的なビジュアルをしているが、その見た目からは想像もつかないほど陽気でお喋りで喜怒哀楽全開な三枚目。
文字通りの鉄面皮でしかないはずのフェイスマスクも、作中ではスパイダーマンデッドプールのマスクのごとくグネグネ動く。
また体の動きもロボとは思えないコミカルなもので、総じてカートゥーンアニメの登場人物のようである。
一方でニコへの忠誠心は本物かつアウトローらしいシビアな一面もあり、物語序盤では自分達が助かるためにパエトーンを治安局へ売り渡す提案をした事もある。*16
だがそのパエトーンの正体であるビデオ屋兄妹と知り合った後は気さくに接する、人情に熱いお人好しな一面も持ち合わせている。
劇中劇である特撮ドラマ『スターライトナイト』の熱狂的ファンでもあり、たびたびスターライトナイトを自称してポーズを決めたり、技名をつけたりしている。

邪兎屋に所属する以前のことについてはあまり知られたくないのか、その件について言及されそうになると露骨に話を逸らす節がある。
後述の新エリー都郊外で活動している世紀末集団「カリュドーンの子」との関連性が当初から匂わされていたが、彼らの本格登場と共に、元は郊外育ちでカリュドーンの子の一員だったことが明らかとなった。
特に後腐れがあったり悪い関係というわけでもなく、各メンバーとも親しい様子である。
また、彼は現代の技術で製造されたわけではなく、「ロストテクノロジーの遺跡」なる場所から発掘されたらしい。
おかげで構成部品の替えが効かず、時々バルク品のパーツを試しては機能不全を起こすこともある。

チュートリアルで確定加入するエージェントの一人であり、そのあからさまな名前に違わず、使う武器は二丁拳銃。
強攻キャラでありながら瞬間火力がパッとしないという欠点を抱えるものの、彼の真価は「周囲全方位を」「距離を無視して」攻撃できるオールレンジ射撃。
敵に囲まれた一対多の戦闘はビリーの独壇場であり、場にいる敵全てに同時にダメージを与え、まとめて殲滅できる性能はシナリオからサブクエストから周回まで幅広くお世話になるはず。
なお、銃なので射程は長いのだが遠くの敵を攻撃した場合は距離が伸びるごとにダメージが減衰する仕様があるため、なるべく近づいて撃つことを心がけたい。


  • 猫又/猫宮又奈(ねこみやまな)
「面倒なお願いばっかりして、ネコちゃんの気持ちはどうなるの?」
CV:原紗友里
属性:物理 特性:強攻 攻撃タイプ:斬撃
褐色・小柄な猫のシリオン(猫耳猫尻尾)。「猫又」はまんま猫なこととフルネームに由来するあだ名・自称。シリオンじゃない猫とも会話ができる。
言動は見た目相応に子供っぽいが抜け目ない性格で、身のこなしや戦闘技術も一流。
かなりアウトローな生き方をしてきたらしく、面倒見が良く正義感もあるのだが仲の良い人間からも財布を盗もうとする悪癖がある。
他にもとあるキャラへのプレゼントに人形を渡すも、その中に隠しカメラを仕組んだり…と、本人は善人ではあるが犯罪行為に躊躇しない一面がある。
そういう意味では怖いもの知らず…かと思いきや意外とビビリであり、幽霊やオカルトが大の苦手。
元々は邪兎屋の一員ではなく、彼女らにある目的で依頼を出したことから始まった一連の事件(メインストーリー第1章)の後、邪兎屋に身を置くこととなる。
とはいえその仲間入り前後の経緯が経緯だった為に当初はアンビーと折り合いが悪かったが、付き合っているうちにおばけの出そうな怖い場所では彼女の後ろに隠れるほど信頼できる間柄となっていった。
ただ彼女がアンビーにぞんざいに扱われている理由の1つはFairy曰くBSSみたいなものだとか。
猫キャラではあるものの「~ニャ」という語尾は余り演技をしているとき以外には余り使わず、代わりに「~ゾ」という語尾は多用する。

  • アミリオン
邪兎屋が所有するボンプで、第一章のメインストーリーでついてくる。
緑色の外装と潰れたバツ印の片目が特徴の、傷ついたぬいぐるみのような風貌が特徴。
言語モジュールをニコがケチって安物にした(つけられなかった?)為に片言でしか喋れないが、性格はニコと似たり寄ったりのがめつい守銭奴。
バトル中では「取り立て」と称してマシンガンをぶっ放しまくる。


白祇(はくぎ)重工

新進気鋭の工業企業。
最大の売りは自社で開発した無人ロボット「ホロウ内特殊作業用重機」で、ホロウ内部での工事作業で多大な成果を挙げている。
力仕事かつホロウに関わるという業務の都合から、熊のシリオンが数多く在籍している。
実のところは元々名の知れた企業だったのだが、仕事場となっていた旧都のホロウ災害、さらに当時の社長が有り金を抱えて失踪したことで名実共にボロボロになり、それを立て直してきた過去を持つ。
現在在籍しているメンバーは先代社長ホルスの失踪により多くの社員が去る中、それでもホルスやクレタを信じて、または案じて残留した面子であり、ゆえに結束力は高い。
メインストーリーでは第2章の中心となる。
ちなみに2024年12月現在、プレイアブル男性キャラがメンバーに2人以上いる唯一の組織である。

  • クレタ・ベロボーグ
「確かめたけりゃあたしについて来い!」
CV:井口裕香
属性: 特性:撃破 攻撃タイプ:打撃
白祇重工現社長で、先代社長ホルス・ベロボーグの娘。
社長の肩書きに分不相応なちっこい容姿をしているが、ガラの悪いヤンキー娘で言動も粗暴。
会社を幼くして継ぐことになって周囲に舐められないため、そして父に裏切られたショックから今のようなヤンキーキャラになっていった模様。
とは言え、やけに威圧的なことを除けば一本気な人物で付き合いやすい部類である。
実年齢は明言されていないが、まだ見た目相応の子供であることが端々の描写から示唆されており、グレース、アンドー、ベンは部下でありながら保護者代わりでもある不思議な関係性。
特にホルスの養女であるグレースは義理の姉にも等しい存在であり、話す機会が最も多い。

なお、眼帯をしているが理由は不明。幼少期には医療用の眼帯をしているので何かしらを患っている可能性が高い。

本来ならブレイクまでの下積みを担当する撃破キャラだが、連携スキルや支援突撃など特定の攻撃後に自身にバフを付与、この状態だと特定の通常攻撃のモーションが変化・炎ダメージ威力が大幅に強化されるので炎弱点のエネミーに対しては十分なアタッカーにもなれるパフォーマンスを秘めている。
また、PTにベンを加えていると通常攻撃及び終結スキルが専用のモーションに変化し、それぞれ威力も増加するというシナジーもある。

  • アンドー・イワノフ
「厄介な仕事だと?オレに任しとけ!」
CV:神尾晋一郎
属性:電気 特性:強攻 攻撃タイプ:刺突
白祇重工の幹部社員。同じくヤンキー風で燃えるような髪型の熱血青年。どことなく天を衝かせる兄貴な雰囲気がある。
職務には忠実そのもので、渉外系の仕事も(他が向いてないのもあるだろうが)アンドーの担当。
…だが初登場時はテレビ番組に出演した際、相手に煽られて怒り狂う姿も見せており、良くも悪くも直情的で会社に忠誠を誓った男。
腕につけた杭打ち機能付きハンマードリルを得物とするのだが、どういうわけかこのドリルを「兄弟」と呼びしょっちゅう話しかけている。このドリル自体はAIが搭載されているとかではなく、いわゆるイマジナリーフレンドの類。
基本的におちゃらけたりするタイプではないにも関わらず「兄弟」が絡む時だけは言動がおかしくなるので、周囲はアンドーの「兄弟」設定を受け入れて接してあげている様子。
「24時間働けますか?」の体現者のような極度のワーカホリックでもあり、自らを追い込むことを「鍛錬」と捉えて半ば楽しんでいる節がある。

エネルギーptの貯まった状態で特殊攻撃をすると攻撃に電気属性が付き威力が上がる「爆発状態」になるアタッカー。
「爆発状態」時はアンドーの「兄弟」ことドリルが帯電して光り輝くのでそこで判別可であり、この「爆発状態」を維持することで高火力が期待できる。
……のだが、「爆発状態」でないと火力が極端に落ちるうえに「爆発状態」はエネルギーptが切れると同時に解除されてしまうため、総合的に見ると火力は控えめ。そのため、強攻エージェントとしての火力要員を期待しすぎると肩透かしを喰らう羽目になる。
ちょっとした裏仕様として「控えに交代しても爆発状態は維持され、その間はエネルギーptも消費しない」といった性質があるため、使用する際は頻繁に交代させまくり「パリィ支援」「極限支援」の時だけアンドーを出すように心がけるのがコツ。一撃の威力そのものは重く、攻撃のほとんどにノックバックがつき、さらに攻撃範囲も「自分の周囲全方位」と広めで総合火力以外を見れば悪くない性能なので、働けるからといって出ずっぱりにさせるのは避けよう。


このゲームの配信当初は唯一の人間の男性という稀有な存在。
初期では他の男性陣がメカとクマと狼という状況だったが、ライト、悠真、シリオンであるが人間に近い姿のセスが登場したのでようやく広義のヒト男性が増えてきた。


  • ベン・ビガー
「計算が得意なんだ。だからといって、悪党を張り倒すのは嫌いじゃないぞ」
CV:浜田賢二
属性: 特性:防護 攻撃タイプ:打撃
白祇重工の幹部社員。同社に多いのシリオン(完全に二足歩行なだけの熊)の男。
首から金のチェーンを下げた隻眼の大熊、というルックスのため大変いかつい雰囲気だが、中身はデスクワークが得意で内気な優しいおじさん。
社員が業務の合間に飲み食いする嗜好品の買い出し、揉め事の仲裁、といったウェット業務は彼の役目であり、クレタのメンタルを気遣ったりグレースを宥めたり、とその優しい人柄が垣間見えるシーンも多い。
もちろん、建設作業員という荒くれ者との接点の多い業務の都合上荒事にも手慣れており、乱暴な相手との間で起こる揉め事の「仲裁」も過不足なくこなす。
また、担当職務は経理で、普段はもっぱら電卓と経費申請書とにらめっこしているらしいことが端々で語られる。
ちなみに彼が幹部社員となったのはクレタ就任後で、その時は入社2年目ちょっと手前くらいの平社員だった。幹部でこそあれどグレースやアンドーのような古株ではない為、二人に対してはやや譲歩気味の姿勢で接している。
なお他の面子だがデスクワークは散々らしく、クレタは真面目にするが数字間違いが多く、他の2人は論外な為に結局ベンがするしか無いとか。

ストーリー途中で確定入手できるキャラで、サービス開始時点では唯一の防護タイプ。
見た目通り動きがニブく、彼だけ2段階ダッシュがない。回避コマンドの性能が悪い代わりに特殊攻撃が「ガード&反撃」となっていて「特殊攻撃で攻撃を反射しろ」と言わんばかりのカウンター構成。また、特殊攻撃でガードをすると自分含めた味方全員の防御力+シールドを、さらにPTに同陣営か同属性のエージェントがいる場合は追加で会心率UPを付与するため、育成してとりあえずチームの後ろに放り込んでおき、ベンを盾に攻撃をいなして他のエージェントで攻撃させる運用をするといい仕事をする。
Aランクのエージェントながら基礎ステータスがどれも全エージェントの中でも軒並み高く、ガード時のシールド+カウンター性能も合わせて高難度の戦闘でも心強いタンク職となる。


  • グレース・ハワード
「さて…中がどうなってるのかお姉さんに見せてごらん?」
CV:白石晴香
属性:電気 特性:異常 攻撃タイプ:刺突
白祇重工の幹部社員。見た目は快活そうな巨乳メカニックお姉さん。
業界内では「冷たい鉄の魔女」の通り名で知られる天才エンジニアにして、先代社長の遺物である「ホロウ内特殊作業用重機」を完成させた、白祇重工躍進の要。
その重機を「子供たち」と称し、興味深い機械には興奮を抑えきれない筋金入りのメカオタクである一方、人間を含むそれ以外の存在に対しては(白祇重工のメンバーのような親しい仲間を除いて)無関心で顔も名前も覚えようとしない。それが「冷たい鉄の〜」と評される所以だそう。
実際彼女の個別エピソードでは、用件があって訪ねた主人公に対し妙に親身かつ積極的な態度を見せたかと思えば、実はそれは同行していたイアスに対してであり、主人公のことはそもそもその場にいたことさえ気づいていなかった、というぶっ飛び具合であった。
他にも『人間』の子供たちの数を数えられない等と言い出すこともある。
勿論交流を重ねればイアスがいなくとも個人的な誘いに付き合ってくれたり、あくまで主人公といういち個人に対して大切に考えるなど同僚に劣らず親しい関係になる事はできる。
ちなみにクレタによると異性関係は「恋愛経験ゼロのド素人」らしい。そりゃそうだ
クレタとは特に親しく、社長就任以後は表立って呼ばないものの「姉貴」「おチビちゃん」と呼び合う仲。
かつてホルスに拾われた事から彼に恩義を感じており、ホルスが資金を持って失踪した件に関しても「そんなことをする人じゃない」「何か理由があったはず」と否定的な立場。
故に、父を「娘と会社を見捨てたクソ野郎」とするクレタとはホルスの話題でたびたび対立している。

状態異常付与に特化したデバッファーで、とにかく状態異常ゲージの蓄積効率がよく、加えて弾をばら撒くタイプの攻撃をするので、対ボスだろうと対ザコの群れだろうととんでもない速度で「感電」状態*17を取れる。
攻撃技の軽そうなエフェクトに反して発生させるダメージも大きめなため、火力要員にも向く。
ただ、ブレイク値を溜めにくいが故に連続攻撃が苦手であり、またグレースの「感電」付与までの時間があまりに早すぎて「感電」の効果が現れる前に次の「感電」を上書きしてしまうため、瞬間火力は高くとも長時間の戦闘には不向き。
別属性の状態異常と併せて「混沌」を狙う戦術や、感電付与後に他のエージェントに交代して攻撃を叩き込む戦術がメジャー。



  • ゴアンゼン
白祇重工が所有するボンプ。第二章のメインストーリーでついてくる。
黒灰色のボディに安全ヘルメットを被った、いかにも現場作業員といった感じの風貌が特徴。
名前の由来は建設業界ではお馴染みの合言葉「ご安全に」より。
社内においては管理職、ないしはお目付け役に相当する上位の立場にあるようで、白祇重工のモブ社員の会話では「怖い上司」としてよく登場する。ベンも同じく登場頻度は高いが、「手続きと申請不備にうるさい」にとどまるベンに対し、ゴアンゼンは厳しさを印象付ける内容が多い。
バトル中では、ブルドーザーのようなものを乗り回し敵に突喊する。



特務捜査班

治安局の管轄するチームで正式名称は「ヤヌス区分局都市秩序部捜査課 特務捜査班」。
主な業務内容は治安官らしく近隣区域のパトロールや治安調査は当然のこと、犯罪者の取り締まりやホロウ内部での潜入調査など多岐にわたる。
名称の通り普段はヤヌス区所轄なのだが、とある事情によりルミナ区ルミナスクエアに所在する「ルミナ分署」に一時的に異動してきた。
そんな中、メインストーリー2章間章で主人公達がルミナスクエアに訪れた際に朱鳶と青衣が関わってくることとなる。
ジェーンとセスは3章クリア後に開放される本編と別枠の「特別劇場」である「ネズミ色のブルース」で登場し、主にジェーンの視点から2人の出会いが描かれる。
余談だが、他陣営のエージェントのコアスキルは「チームに同陣営もしくは同属性のエージェントを編成すると発動」となっているのに対し、特務捜査班のメンバーはセスを除き「チームに同陣営もしくは指定された特性のエージェントを編成すると発動」となっており、パーティー編成の幅が良い意味で変わってくるのがポイント。

なお、現状セス以外は全員限定S級という高級軍団でもある。

  • 朱鳶(しゅえん)
「現場に到着 救助を開始!」
CV:井上麻里奈
属性:エーテル 特性:強攻 攻撃タイプ:刺突
特務捜査班の班長。パツパツ巨乳お巡りさん。
24歳とまだ若いながら「将来的に治安局長となるのは確実」と呼ばれる程のエリート中のエリート。事実彼女が担当した事件で未解決のものは0件。
「残業は論外、出来る人は定時に上がる」と公言し、実際に彼女は定時内に仕事を終わらせている。しかし、残業こそしないものの毎日のように始発出勤を繰り返し、79日もの代休が溜まっている。
性格も凛として礼儀正しく、まさに理想の治安官さんといったもので助けられた市民も虜になってしまうほど*18
園芸が趣味で自宅やオフィス内で野菜を育てており、ルミナスクエアにある花屋でも時折見かけたりする。
上述の通り欠点もなさそうな完璧人間でFairyからもその完璧さ故の性格が唯一の弱点(?)と言われる彼女だが、紹介PVや街中での会話、親愛イベントでは仕事以外だと多少天然や初心なところが伺える描写が多々あり可愛い一面も。所謂ギャップ萌え。

幼い頃にとある治安官に命を救われた事により、その人と治安局に対して強い憧れを抱いたことで治安官を目指し、見事に就任した。が、当の本人は当時の熱意あった頃と違い出世欲の塊となっており複雑な気持ちを抱いている。

所謂ガチャ産の彼女だが、いち早くメインストーリー内でプレイアブルとして使用が可能だった。そのスタイル故走ると揺れまくるわ攻撃すれば脚をおっ広げるわで正式サービス開始日から該当ストーリーに到達した変態紳士パエトーン達によって瞬く間にSNSなどで話題となった。
また猫など毛のある(大概そうだが)動物が苦手で本人曰く「アンチモフモフ派」。動物が嫌いというよりは単純に衣類に毛が付く事が嫌なようで猫に擦り寄られたときは相当嫌がっていた。

現状貴重なエーテル属性枠のアタッカー。
通常攻撃や回避反撃で獲得した強化散弾(通常攻撃長押し)を使って高火力を叩き込む(相手がブレイク状態ならさらに火力アップ)。またパーティに「同陣営」または「支援タイプ*19のエージェントがいた場合、特殊強化スキル・連携スキル・終結スキル何れかを発動した場合に一定時間会心率を自身に付与するなど更なる瞬間火力が期待できる。
射程と縦の貫通力はあるが攻撃範囲がそこまで広くないのでエーテル属性かつ支援特性でスキルに集敵効果のあるニコとは相性が抜群。また相手を高頻度でブレイク状態にする青衣とも勿論相性は良い。


  • 青衣(チンイー)
「己が罪と向き合えい!」
CV:阿保まりあ
属性:電気 特性:撃破 攻撃タイプ:打撃
特務捜査班所属の新米捜査官の知能構造体。
古代遺跡*20に埋まっているところを発見・発掘され、再起動されたことで目覚めたという特異な存在。
その身体も、人間のように食したものを「バイオエネルギー」として燃料にできる、ロボでありながら人肌そのものな生体外皮が用いられている*21舐めることで物質を判別する機能が搭載されている、ツインテールに「ナノ静電気除去装置」が備わっており着脱可能、など労働用というには明らかに過剰なオーバーテクノロジーの宝庫で、エーテル侵食にも極めて強い。

見た目は幼いが相当な長生きをしているらしく、ルミナスクエアのニューススタンドにいるおばちゃんから「青衣ねえね」と呼ばれている。
目覚めた後は治安局に就職したため、立場上は朱鳶の部下。だが、人生経験としては青衣が上の為か彼女からは「先輩」と呼ばれている。
新エリー都が誕生する前の「旧文明」といわれる時代からの古典的な文化に基づいた模造人格・意識を持っている模様で、性格はおおらかで泰然とした年長者の(と言うよりは仙人のような古臭い)物言いで喋る。
特に事あるごとに現実の中国の諺を用いて話すので上手く理解が出来ず相手を困らせている。
また、「自分は機械人である」という認識が特に強く、そのせいか人の価値観とズレたところもある。

とあるシーンで某大魔法使いのような顔芸をしたり、朱鳶の大事に育てたトマトを勝手に食べたりFairyからはアライグマと呼ばれたりしてネタキャラ感が強い。
ただ知能機械人として長く年生きてきた直感と知識は豊富で事件解決の手がかりを推測したり主人公達の裏の顔に勘付いてる風な装いをしたりと侮れない。*22

性能は三節棍を用いて相手のブレイク倍率デバフを狙って何度もブレイクを誘う撃破エージェント。
通常攻撃3段目の高速連撃でゲージを溜め、一定以上溜まった後に通常長押しで発動する攻撃で相手に高威力のダメージとブレイク弱体倍率を与えて即座に相手をブレイク状態にして強攻へ交代するのが仕事。
また通常3段目の連撃はボタンを連打している間は永続的に攻撃が可能。攻撃範囲も広く連打中に回避してもそのまま連打でまた継続可能とかなり万能。
なお、この時のその場で跳ね回り様々なポーズを決める動作が「ゲッダン」を想起させることから、ユーザーの間で「ゲッダン」=青衣の図式が定着している。
コアスキル発動のパーティー条件も「同陣営」または「強攻特性のエージェント」と使い勝手がよく、ブレイク時に特攻を持つ強攻・同陣営の朱鳶との相性は勿論の事、基本的にPTに必須な強攻タイプの誰とでも組むことが出来るので非常に汎用性が高い。


  • ジェーン・ドゥ
「アンタは深淵に触れちゃった…」
CV:嶋村侑
属性:物理 特性:異常 攻撃タイプ:斬撃
ネズミのシリオンの女性(ヒトミミの位置にネズミミが生えており、どちらかというと悪魔っぽい長い尻尾を持つ)。
通常の立ち姿では服の両胸下に下がったベルトの輪っかに両親指を引っかけて手を垂れ下げるという独特のポーズをするが、これもネズミの前足を彷彿とさせる。
妖艶で謎めいた美人で、どう見ても取り締まられる側にしか見えないアウトローな雰囲気を纏っている。
しかしその実、治安局の外部顧問を務める、犯罪行動学の専門家という立派な秩序側の人間。
見た目相応にダーティで冷徹な一面はあるものの、基本的には善寄りの人物。
ただし、「ジェーン・ドゥ」という名前は所謂「名無しの権兵衛」の一種であり、本名は不詳。怪しんだFairyが調べても素性についての情報は見つからないなど、後ろ暗い部分自体はある様子。

回避に長けた能力を持つアタッカー。いわゆるカランビットのようなナイフとブーツの爪先に仕込まれた刃で縦横無尽に切り裂くスタイル。
異常特性なのにアタッカーとは一見奇妙だが、「物理属性の状態異常特化キャラ」というのは実際には「高効率の強撃で大ダメージを与えつつ、萎縮でブレイクさせやすくする」というスタイル。
要はブレイク値を稼げる撃破キャラとダメージを稼げる強攻キャラのいいとこ取りといった感じ。
回避1回分で2回の回避を行うことができ、攻撃や回避で独自のゲージ「熱狂フロウ」を貯めることで熱狂状態に突入、異常蓄積力・攻撃力を強化、高速回転して敵を切り裂く特殊通常攻撃「サルコウ・ジャンプ」を出すことが可能になる。
この能力に裏打ちされた通常攻撃の連打がとにかく優秀で、長身と派手なアクションのおかげか得物がナイフのわりに攻撃範囲も広い。
通常攻撃と回避が強いため、異常ながら完全にメインアタッカー運用向きで、裏方っぽいキャラに反して前線で暴れ回り、異常蓄積でひたすら強撃を叩き込む。
さらにコアスキル発動のパーティ条件が「同陣営」か「異常特性のエージェント」となっているため、別属性の状態異常も発生させて「混沌」を起こしまくるのに適している。
ただし、強撃は他属性の効果と違って持続効果ではなく単発のダメージなので、混沌を挟まない場合の「効果が上書きされ無駄になる」問題を気にする必要がなく、前述のように物理一本で強撃を連打するだけでも普通に戦えてしまう。


  • セス・ローウェル
「正義の裁きを受けさせる!」
CV:高梨謙吾
属性:電気 特性:防護 攻撃タイプ:斬撃
ネコ科のシリオンの青年(猫又と同じく耳尻尾のみ)で、特務捜査班の中では1番の新米治安官。
正義感が強くまっすぐな性格で、典型的な熱血警官。
あまりにまっすぐすぎて、更生の余地ありと感じた犯罪者には道徳の教師かと言わんばかりの説教をもって犯罪から足を洗うように促している。
一方で空気の読めないところがあるようで、皮肉をそのまま褒め言葉として受け取ってしまったり、よかれと思っての発言が逆に顰蹙を買ってしまったりと、悪い意味でもまっすぐすぎるのが難点。
治安局の上層部に務める兄が一人いるが、その関係は複雑。
子供の頃は仲が良くセスも憧れていたらしいが、現在は兄はセスに辛辣な言葉を浴びせ、セスはそんな兄を見返そうと躍起になっている。
さらに周囲の一部からはそんな兄によるコネ採用だろうと陰口をたたかれているようで、その「肉親の七光り」という立場が彼のコンプレックスをより深めているだろうことは想像に難くない。
しばしば筋肉で物事を解決する脳筋なところが見受けられるが、座学も優良で在学中は成績優秀だったという。ただ天才というよりかは苦手科目を泣きながら何度も練習してくるなど努力の賜物といえる。ちなみに学生時代の苦手科目は偽装潜入で「最速で見破られるランキング」トップだったという。
「ネズミ色のブルース」では自己紹介的エピソードだというのにとてもひどい目に遭う
ちなみに、メインストーリーでは主人公兄妹との接触が一切無い*23
ではどのようにして出会うかというと、ある日突然*24主人公に届いたDMが始まり。
実はそれはセスの同僚が彼のスマホを勝手に弄って行ったいたずらDMで(それでいいのか治安局)、後日セスが責任を感じてビデオ屋に訪れ、会員になると共に友人関係になる、という形。
そんなわけなのでセスは主人公がプロキシだとは露ほども知らぬ立場にある。果たして今後どうなるかは分からないが……知れば彼の性格上、お互い困ったことになるだろう。
事件対応時は警棒と巨大な盾を用い、合体させると巨大な両手剣に変形する機構を備えている。

クイック支援で交代した先の味方エージェントにシールドや状態異常に関するバフを提供する防護キャラ。
パリィ支援、強化特殊スキル、連携スキルの発動で溜まる固有ゲージを消費することで通常攻撃長押しが特殊攻撃に変化し、バフを発動できる。
短時間で異常前衛向きのバフを展開できるため、同時実装のジェーンとの相性は抜群。
セスのスキルによるクイック支援は「セスから見て左隣のエージェント」に交代する珍しい仕様*25となっている。
交代先にバフを提供する関係上、セスを編成する場合は主軸となるエージェントの右隣に配置するようにしよう。

  • ツェイ巡査
特務捜査班所属のボンプ。班員がつけているボディアーマーを装備しているのが一般の警察ボンプとの違い。
物理属性の攻撃を行うが、なぜか「噛みつき攻撃」スキル名も「ワォン!ワンワン!」「ワンワンワン!ワンッ!」と完璧に犬。


ヴィクトリア家政

富裕層向けにあらゆる「家事」、つまり顧客の私有地内で起こるあらゆる面倒事の解決を遂行する家事代行派遣会社。
基本的には家事や掃除のようなハウスキーピング業務がメインだが、領地内の不審者の排除や警備といった荒事にも応対する。
目が飛び出るほどの莫大な依頼料を必要とするが、その仕事ぶりはどこをとっても依頼料に恥じない出来栄えとされる。
その依頼料を支払える超富裕層が顧客となる性質上、一般庶民からの知名度は高くない。
基本的に一定の契約期間を設け、その間顧客の使用人となりサービスを提供するというスタイルをとっている。*26
街中で身分を明かす必要のある場面では単に「家事代行サービス」と名乗っている模様。
カリン以外の全員がSランクだが限定はエレンのみと比較的揃えやすい方かつ揃えるにはカネがかかるようになっている。。
雇い主経由で新エリー都に隠された「秘密」についても把握しているようで、その「秘密」に触れてしまったパエトーンをそのままにしておいていいのか?といった物騒な会話もしている。とはいえ個人的な交流の範囲では、全員パエトーンへの好感度は特に高い方である。
当然ながら全員メイド服・執事服なのだが、全体的にどこか拘束具を思わせる意匠が目立つ。
メインストーリーでは第3章の中心となる。
ちなみにこの章はホロウの背景からしてホラー色が強く、ヴィクトリア家政全体のモチーフがホラー映画ではないかという説アリ。

  • フォン・ライカン
「ヴィクトリア家政をご指名いただき誠にありがとうございました」
CV:小林親弘
属性: 特性:撃破 攻撃タイプ:打撃
白いオオカミのシリオン(人型だが顔や外皮はケモノ寄り)の男性。ヴィクトリア家政のリーダー格。モチーフは見たまんま狼男か。
料理に掃除といった執事の基本スキルはもちろんのこと、押し引きのタイミングを完璧に弁えたコミュニケーション技術、敵対者との戦闘のような荒事、果ては飛行船の操縦や読唇術といった特殊技能まで、ありとあらゆるスキルを身に着けたパーフェクト執事。
ネットスラングや厨二病といった近代の文化にはさすがに疎いものの、「家事」に必要とあらばそれらの習得も厭わない……というより自己研鑽に情熱を燃やすタイプらしく、ミス(とライカンが思う出来事)が起こるとしばらく仕事を休んでまでレッスンや学習に励む。

基本的にどんなタイミングでも仕える者としての態度を崩さない完璧超人のため、素の彼がどんな人物かはわかりにくいが、「経験しなければ学べないこともある」等、たびたび修羅場をくぐってきたことを匂わす発言はある。
現在は礼儀正しいがかつては非常に荒れていた時期もあるらしい。
膝から下に機械的な義足を装着しており、義足から発せられる冷気を纏った蹴りで攻撃する。
信頼度イベントの距離感が異様に近い。さながら乙女ゲーの如し。

性能としては比較的シンプルかつオーソドックスな撃破キャラであり、通常攻撃・特殊スキルともに長押しすることで性能が向上するため長押しで立ち回るのが基本となる。複雑な操作も要求されないため、初心者にも扱いやすい。引ければ。
最大の特徴として無敵時間の多さが挙げられ、通常攻撃でも一部のモーション中は無敵になる上に強化特殊スキル使用中は完全無敵と非常に強力。強化特殊スキルを長押しした際は4秒ほどという非常に長い間無敵になれるため、これにより敵の攻撃をやり過ごすことも容易と居座って敵を殴り続けるのに非常に向いた性能をしている。
Sランク故に入手性が悪いのが悩みだが、幸い常設ガチャで出てくるので、課金を視野に入れるなら割と早い段階で入手可能。


  • アレクサンドリナ・セバスチャン
「ロビーではお静かに さもないと…」
CV:新井里美
属性:電気 特性:支援 攻撃タイプ:打撃
骸骨のような意匠が特徴のメイド長の女性。演出も含め、モチーフはそのままゴシック系の幽霊か。
愛称は「リナ」で、ゲーム中でも基本的にはこちらの表記となる*27
ライカンより前からヴィクトリア家政に属している古株。数々の執事とメイドを輩出する名門の生まれで、祖母から様々な作法を教えて込まれている。かつてヴィクトリア家政に来たばかりのライカンの教育係を務めたらしい。「メイドはどんな状況でもお客様を不安にさせてはならない」という理念のもと落ち込んでいるカリンを励ますなどメンバーにも気配りができる柔和で優しい人物。
趣味は料理だが何故か腕前が壊滅的で、ひとたびキッチンに立てば料理と呼ぶのを躊躇うような「何か」を生み出す。完食出来るのはエレンのみで「リナの料理は(エレン以外)食べないこと」という掟がありライカンもパエトーンに警告してくる。
かつてとある音楽グループから欠員の代役を依頼されたことがあり、エレキギターを弾くことが出来る。
着用しているメイド服は絶縁性と電磁を制御する機構を備えた特注品で、これを駆使することで幽霊のように浮かぶことができる。
原理は不明だが自分の姿と気配をほぼ完全に消すことが可能で、この能力を使い斥候として顧客の私有地に入り込んだ不届き者を監視する役割を担うことがある。

浮遊するボンプ「ドリシラ」と「アナステラ」を操り遠距離攻撃を行うサポート役。
攻撃に参加したドリシラとアナステラは、リナが他の行動を取ったり交代をしてもしばらくの間フィールドに残り続け、その間エージェントに貫通率*28バフを提供する。
前述のとおり戦闘中も浮遊しており、フワフワとした独特のクセがある挙動が特徴。


  • カリン・ウィクス
「い、一人前のメイドになれるよう…カリン、頑張ります!」
CV:五十嵐裕美
属性:物理 特性:強攻 攻撃タイプ:斬撃
大きなツインテールの小柄な少女のメイド。事前登録キャンペーンで配布されたエージェントであり、ストーリーでも他メンバーに先駆けて第1章に登場する。登場シーンは完全に某ホラー映画。っていうか猫又のリアクション含め完全にシャイニング
気弱でドジが多く、「自分はダメ」と悲観的になることがよくある。それでも全体的に見れば仕事はこなしており、メンバーからの信頼も厚く、カリン自身もメンバーを慕っている。力仕事は得意であり、そこは本人も自負している。
電動丸ノコのようなチェンソーを愛用し、このため戦闘能力はかなり高い。
ただ困ったことにこの丸ノコを討伐任務だけでなく日常的にも愛用し、どんなことにでも使おうとする。当然トラブルの元になるのだがこれに関しては自覚がなく、「自分の顔が怖いのだろうか」とズレた解釈をすることも……
なお愛用するだけにメンテナンスも手ずから行っているようであり、高級な機械油が手に入って喜ぶ一幕も。
好物はいちご大福。
モチーフはフランケンシュタインの怪物(とジェイソン・ボーヒーズ?)と思われ、メイド服にネジの意匠があるほか「心象映画」*29で見れる下着姿では身体に痛々しい傷跡があるのが見える

「見た目に見合わぬ怪力」という設定の通り、A級とは思えない高い攻撃力を持つダメージディーラー。
ボタンを押しっぱなしにすると丸ノコを敵に押し当て続ける彼女固有のアクションを取り、この丸ノコアクションで叩き出せる高い火力が売り。
反面、丸ノコアクションの性質上1人の敵にかかりきりになりがちなため、対多数戦闘やダメージを受けて尚動き回るスーパーアーマー付きの敵が苦手。
逆に言えば欠点は「動き回る相手が苦手」に終始するため、敵の動きが止まるブレイク中、仕様上敵味方のポジションが固定されるパリィ支援&極限支援のような状況下なら敵の体力とブレイク値をガンガン削っていける。
とりわけブレイク状態の相手に対して与ダメージが上昇する効果を持つので、連携スキルの〆に出して高火力を叩き込むのが主な運用法か。


  • エレン・ジョー
「萌え萌えキュン、おまじなーい」
CV:若山詩音
属性: 特性:強攻 攻撃タイプ:斬撃
ゼンゼロで最初の限定キャラ。サメのシリオンの女性で、基本は普通の人間だが腰から巨大なサメの尾ビレが伸びている。いわゆる「ギザ歯」も特徴で、これは定期的に生え替わるので虫歯はないらしい。左目尻の泣きぼくろと赤いネイルがチャームポイント。
消耗すると強制的に眠らなければならないサメのシリオン特有の体質を抱えており、極力体力を使わないように動いている。端的に言うとドライで面倒くさがり。客人の前でも面倒臭そうな態度が変わらないためライカンからよく注意される。本気を出せば他メンバーに引けを取らないほどの戦闘力を発揮するものの、その後昏倒するので飴などの糖分が不可欠。
普段は学生であり、いつも遊ぶ友人のグループもいる*30。しかしバイト(ヴィクトリア家政の業務)で遊べなくなることも多いようである。
だがぶっきらぼうではあるが彼女なりにヴィクトリア家政の皆のことは大切に思っているらしい。パエトーンに対しても案外最初から友好的で、信頼度イベントでのやりとりはちょっぴり甘酸っぱい。
エネルギー補給の為にも棒付きキャンディーを咥えていることが多い。また、リナの料理を唯一食べることができる。味オンチという訳ではなく、エネルギー補給と捨てるのはもったいないという理由からだと思われる。*31

戦闘では鮫のような意匠が施された背丈ほどの大鋏を使用する。
彼女固有のアクションとして、回避ボタンを長押しまたは2回短押すると「遊狩」状態というフィールド移動に便利な高速移動モードになる。
強化特殊スキルや上述の「遊狩」状態中の通常攻撃を敵にヒットさせるとバフをストックでき、通常攻撃で消費することで攻撃に氷属性が付与され威力も上昇する。このバフを如何に獲得維持しつつ通常攻撃で殴り続けられるかがエレンの火力に直結する。
氷の状態異常による付加効果や持ち前の会心ダメージ率の高さを活かした高火力万能アタッカー。

モチーフはまさかのサメ映画と思われる。実際コアパッシブ名やセリフにアレやらコレやらのネタが仕込まれている*32

  • バトラー
ヴィクトリア家政のボンプ。その名の通り、タキシードと立派な髭と目尻の下がった目が特徴的。ヴィクトリア家政の業務のサポートを行う。紹介動画などでは髭のない執事ボンプが確認できるため、髭のあるバトラーが執事長となり他の執事ポンプに指示をしているのだと思われる。戦闘ではエージェントのエネルギーの回復が役目だが、戦場で机を取り出し、パンケーキを調理し、エージェントの元に運んで提供して行なわれる。


オボルス小隊

総司令なる人物をトップとする防衛軍という組織に属する部隊。
役割はホロウ内部に建設された研究所を守ることであり、オボルス小隊は敵対組織への潜入調査や、先述の研究所で開発された実験兵器の処分などを担当している。
治安局とは違い、必要とあらば闇業者であるプロキシに仕事の依頼をするなど「使えるものは使う」スタンスのようだ。
隊員達の本名は基本的に公表されることは無く、それぞれが与えられたもしくは希望した「コードネーム」で呼び合っている。
防衛軍は旧エリー都時代から存在していたらしく、ホロウ災害によって人々が生きることがままならなくなった「旧都陥落事件」が発生した際に兵士達が脱走してしまった。散り散りになった当時の兵士は富裕層の私兵になる、民間の警備会社を起業する、強盗団に身をやつすなどしている。
リリース時点では「11号」のみプレイアブルとして実装されていたが2025年4月に2人目の「トリガー」が実装。また彼女らの口から「鬼火」隊長と超巨体の知能構造体?である「シード」隊員の存在が仄めかされている。

  • 「11号」
「名前?そんなものはとっくに捨てたわ」
CV:藤井ゆきよ
属性: 特性:強攻 攻撃タイプ:斬撃
オボルス小隊所属の兵士。
11号という名称は小隊内でのコードネームで本名は不明。ちなみにカギカッコも含めて正式名称。
戦闘に関しては確かな実力の持ち主で、VR戦闘訓練シミュレーターのランキング上位を総ナメしている。
機密保持が重要視される軍人だからか、協力者であるパエトーンのこともコードネームで呼ぶ。しかし「クリムゾンアイズ・ハーミット」だの「スカーレットライズ・テルミット」だの「カーマイン・アイス・ハーメルン」だの、ネーミングセンスが独特な上に会話するたびコロコロ名前が変わる。

「過去は人を弱くする」という持論を持ち、名前も含めパーソナルが一切不明。ゲーム中で確認できる数少ない嗜好として、辛い食べ物が好きで任務が終わった後に激辛のラーメンを食べることを楽しみにしている。
職業柄日中に来店することは難しいようで彼女が店を訪れるのは閉店後がほとんどだが、六分街のラーメン屋は彼女にだけは営業時間外でもラーメンを提供しているようだ。

通常攻撃が目押しに成功すると強化され炎を纏うようになるという特性を持ち、性能のほとんどがこの強化された通常攻撃に関わっている。その独特なリズムから、一部のユーザーからはしかのこのこのここしたんたんのリズムで押せというアドバイスがある。
この強化状態での攻撃は威力、ブレイク値蓄積率、当たり判定の広さ、攻撃前後の隙、どこをとっても飛び抜けた高性能。
強化特殊スキル、連携スキル、終結スキルを発動すると15秒の間、攻撃8発(2ループ)まで目押しの成否に関わらず通常攻撃が必ず強化されるので、目押しが苦手でも強攻の基本運用である「ブレイク後の攻撃役」に専念させればあまり不都合はない。

アンビーとは何らかの関係があるらしいが、現在のところは不明。
ただし掛け合いを見る限りでは余り仲が悪いわけではなさそうだ。
また2025年2月現在、彼女のみ信頼度イベントにロックが掛かっている
更にメインシナリオ5章ではそれまでに登場した陣営が全員集合するという豪華な展開になっているが、やはり彼女だけが登場しない。
これらの事から、物語に今後大きく関わることが予想されているが…。
第一部アウトロと同時に実装されたキャラクターのエージェント秘話にて、現在の彼女に至るまでの経緯、そしてアンビーとの関係性が一部語られることとなった。
ユニークな点もあるが非常に実直な軍人、というだけでない弱みを抱えた人物であることが明らかになったが、彼女自身の現状に関しては前進も後退も方向転換もほぼしていない。
強いて言うなら主人公らとの関係性が進展した(信頼度イベントのロックもエピソードクリアと同時に解放される)程度なので、さらなる掘り下げが期待される。

  • 「トリガー」
「あなたの背中は私が守ります」
CV:南條愛乃
属性:電気 特性:撃破 攻撃タイプ:刺突
オボルス小隊の狙撃主。趣味はハーモニカを吹くことで好物はあんぱん。
長い間オボルス小隊は上述の「11号」のみだったが、実はリリース初期から存在はしており、チュートリアル要素でプレイした「11号」の映像秘話にてボイスと名前だけは既に登場していた。そしてVer1.6にてようやくお披露目となった。
常にバイザーを装着していてその眼はほとんど視力を失っている。
冷静な声色や表情が見えづらいためポーカーフェイスに思われがちだが、その時の感情によってバイザーのライトカラーがコロコロ変色するのでとても表情(?)豊か。
オボルスに入隊以前から防衛軍には所属しており、前部隊であるライアー小隊でのホロウ防衛任務中に発生した零号ホロウの拡大「旧都陥落」に巻き込まれる。増援の無い中エーテリアスの大群に奮戦するも眼を負傷、意識不明の状態で一人救出さるも、残りの隊員は行方がわからず消息不明となっている*33
その時の影響で上述の通り視力をほぼ失ってしまっているが、代わり他の感覚器官が研ぎ澄まされ、また人や物体から発せられているというエーテルの波動をその眼で読み取る事が出来る様になっていたりと私生活での支障はない上、皮肉なことだがこの特性が任務にも役立つこととなる。

狙撃主の名の通りスナイパーライフルを使っためっちゃ近距離での射撃攻撃を主に行う。
通常攻撃を長押ししている間は特殊なスナイプ状態となりロックオンした敵をオートで射撃、この攻撃が敵にヒットすると「絶意」ptを獲得する。「絶意」を所持した状態で他のエージェントを操作中に各種攻撃スキルを行うと絶意を消費して控え状態から「追加攻撃」として攻撃支援を行ってくれる。また強化特殊スキル及び終結スキルは一定時間「絶意」を消費しないうえ、さらに頻度の多い「追加攻撃」の支援を行ってくれるようになる。
撃破タイプのエージェントとしては特徴とする敵へのブレイク値の蓄積量は若干控えめだが、それを補う「追加攻撃」での手数による火力やブレイク値の積み立てによる安定感や運用の手軽さが彼女の強み。表でメインに戦う強攻タイプエージェント、特にその中でも同陣営の「11号」やストーリーで接点の出来た0号アンビーとはすこぶる相性が良い。

カリュドーンの子

治安局の管轄外でもある新エリー都の外側「郊外」にある荒野を拠点とする「走り屋」。
リリース時点ではプレイアブルとしてパイパーとルーシーの2人が先行実装されていて町に顔を出すだけだったが、Ver.1.2の4章にて主役として登場する。
走り屋とは郊外に広く点在する人々が住む拠点エリアに物資を届けるなどをして生計を立てる集団及び企業。郊外の人々の生活を支える重要な仕事であり、日々他のグループと鎬を削っている。
4章の舞台となる郊外の旧油田エリアでは「ツール・ド・インフェルノ」という儀式*34も兼ねたレース大会が開かれており、そのレースの勝者が「覇者」となり、郊外での石油供給などの采配を決める権利が与えられる。ストーリー開始時点では別の陣営が覇者であり、カリュドーンの子は冷遇されている。
各地を転々として暮らしているが、現在はブレイズウッドという場所を拠点に活動を行っており、主人公もここを郊外での活動拠点とする。

なお管轄外地域の住人と言っても「不法居住のアウトロー」というわけではなく、許可を取れば大手を振って都内に出入りもでき、何ならVer.1.1でのイベントにてシーザーがバーニスを伴いメンバーの運転免許の更新申請のため治安局に赴いたりしていた。
メンバーのバイクにしてもちゃんと車検証があるようである。
無免許運転、速度超過、ナンバープレート外し の3連コンボを決めていた邪兎屋のニコの株は大きく下がった。


  • キング・シーザー
「チンタラしてねぇで、かかって来い!」
CV:佐藤利奈
属性:物理 特性:防護 攻撃タイプ:斬撃
カリュドーンの子のリーダーであり大将。運送会社「猪突猛進」の社長でもある。*35
一人称「オレ様」のワイルドな姉御肌。が、実は恋愛に興味があるなどの乙女な一面もあり、恋愛映画や少女漫画を好むが人前では誤魔化す。
義に篤い熱血漢で思慮が浅い、平たく言えば単純馬鹿なところがあり、「水を蹴った魚」など、ことわざや慣用句を誤解して覚えている。こういった経緯からルーシーには「名前の通り、頭の中はサラダのように単純」と罵られたりしている。
ツール・ド・インフェルノの発端となった英雄の伝説に憧れており、英雄のような強い存在を目標にしている。
ストーリーで言及されず、かつ盾を装備しているので気付きにくいが、左手は義手。
この義手はビリーの腕部パーツと互換性があるスペアであるらしく、よーく見るとディテールがビリーのものと同じである。
搭乗するバイクは前輪が2輪、後輪が1輪の、俗にいう「リバーストライク」と呼ばれるタイプ。
元ネタから大幅に改造されているので若干分かりにくいが、「Harley VRSCDK VROD」をリバーストライクに改造したものがモチーフと思われる。

3人目となる防護タイプにして、防護タイプとしては初のSランクキャラ。
片手剣+円盾という剣闘士(グラディエーター)スタイルで、でっかい得物を構えていた前二人に比べると盾は小さいが、ガード性能が悪いわけではないのでご安心を。
強化特殊スキルは例によってガード技となっており、ジャストガードに成功すると特殊なエフェクトが発生。この状態ですぐさま特殊スキルをもう一度使うと受けた攻撃を跳ね返す。
この時、「栄光の盾」という普通のシールドとは違う特殊なシールド状態*36が発動。効果中は戦闘に出ている(操作中の)味方に攻撃力アップとスーパーアーマー化*37といった強力なバフが付与される。
また、通常攻撃長押しには周囲の雑魚敵を自身に引き寄せる効果もあり、控えのアタッカーの為のエネルギーpt稼ぎやまとめて攻撃の準備など…チームの先陣を切ってメンバーを勝利に導くことの出来る超万能タイプ。あまりに万能すぎてシーザー編成のPTを使っていると回避が下手になるとも。ゼンゼロの鍾離。

名前通りユリウス・カエサルの「来た、見た、勝った」の捩りなどが見られるため*38、古代剣闘士がモチーフになっている模様。
あとストーリー中にプレイヤーが「シィィザーーァァァッ」となってしまうようなシーンがある。たぶんスタッフは狙ってる。

  • バーニス・ホワイト
「レッツ!スーパー火遊び!」
CV:高橋花林
属性: 特性:異常 攻撃タイプ:打撃
カリュドーンの子の燃料管理担当。また、バーテンダーでもある。
明るく能天気で、非常にオープンで人好きのする美少女……ではあるのだが、火炎放射器を愛用し、所構わず対象を燃やして解決したがるといったサイコな一面がある。がそれ以外はまちがいなく善人であり、大金を得てもみんなに奢ったり周囲の人間には優しくするなどしており、とあるモブキャラからも天使と例えられている。
ちなみに2丁の火炎放射器にはそれぞれ「ステア」「シェイク」と名前が付いている。
また、打撃タイプであることからも分かるように火炎放射器は持ち手が突起になっていてトンファーのようにも扱う事が出来る。
搭乗するバイクは「ハブセンターステアリングバイク」と呼ばれるタイプで、モチーフはおそらく「BMW R nineT Racer」。
昭和の特撮で仮面ライダーが乗ってるような流線的なフォルムのやつである。
また、パイパーの愛車「アイアンタスク」内にはバーの店舗一式が収まっていてトラックが停まっている時はバーテンダーとしてニトロフューエルを原料とした配合ドリンクを人々に振舞っており、味の評判はとてもいい。ただ、バーニススペシャルと呼ばれるオリジナルドリンクは決してオススメは出来ないとの事。

戦闘では両手に携えたその火炎放射器をそのまま使う。
「着火点」というバーニス独自のゲージを持っており、特殊強化スキルや終結スキルを使うことでゲージが上昇。これが50pt(ゲージ半分程)を超えるとバーニスは「スペシャルフューエル状態」になる。この状態で敵に各種攻撃をヒットさせると敵は「バーンド状態」というデバフが付与、この状態の敵に対して他のメンバーが攻撃をすると「着火点」を消費してバーニスのステータスを参照した炎属性ダメージ及び異常蓄積値が追加で発生するようになる。
要するに、一度攻撃を当てるとその敵への攻撃に追加ダメージを付与し続けるという一種のサブアタッカー。
そのため運用上は出場時間が短くなりがちだが、着火点をチャージする際の強化特殊スキルや終結スキルを使った時の火炎放射をぶっ放すのがとても気持ちが良く、ハイテンションな様子も相まって爽快感あるキャラクター。

余談だが、バーニス実装直前に動画サイト等でリリースされたPVがとても中毒性があり、運営もそれを理解していたのか後日に同BGMを使った1時間の耐久動画をも作られた。
最近では他のエージェントの重たい過去が明かされるPVに涙したプロキシが、癒しを求めてバーニスのPVに戻ってくるとか……

  • ライト
「無敗のチャンピオンが来てやったぞ!」
CV:高橋広樹
属性: 特性:撃破 攻撃タイプ:打撃
カリュドーンの子の戦闘員でチャンピオン。そしてリリースから初の限定S級男性エージェント。
「チャンピオン」とは郊外で頻発するチーム・派閥間でのいざこざを決闘で解決する際に選ばれるチーム内で1番強いとされるメンバーの事。ライトはその中でも無敗とされるチャンピオンで「カリュドーンの子の赤いマフラー」と呼ばれている。
…のだが、ほとんどの決闘は大将であるシーザー自身が勝手に受け一人で勝利してしまっているためライトの出番がない事もしばしば。そのせいでバーニスからは雑用係だと思われていたこともあったり、実際ルーシーにパシリをさせられたりしている。
とはいえ本人もチャンピオンとして毎日の如く決闘を申し込まれているらしく、お誘いのDMを送ると大体は喧嘩を終えた後。
また邪兎屋のビリーは先代チャンピオン「赤いマフラー」であるため、ライトは彼のことを「パイセン」と呼び、わざとらしいくらいの後輩口調で接する。
彼の前ではひたすらおちょくってるように見えるが、いない時は敬意を払った様子を見せたりもしており、ビリーが見せない本気の実力も知っているようだ。
キザな言動の伊達男だが、こうした扱い・振る舞いからわかるように態度がキザなだけでノリは良い。例によって交流イベントは距離が近い。
ライダージャケットに異名通りの赤いマフラーというヒーローチックな装いに加え、屋内や夜であっても基本的に外すことの無いサングラスも彼の象徴。これは本人曰く「血を(直接)見るのが苦手だから」とのことだが……?
かつては地下闘技場で最強を誇った戦士であったが、摩耗の末に先代リーダーに誘われカリュドーンに加わった過去を持つ。本人にとっては思い出したくない過去だが、郊外の荒くれ者にはかつての彼を知る者も少なくない。

戦闘スタイルは右手のガントレットを主に用いた徒手空拳スタイルで通常攻撃はジャブやキック、オラオラじみたラッシュを繰り出す*39
彼の主役イベントではベルトスクロールアクション風の視点で戦うミニゲームがあったり、技に昇龍拳パワーダンクっぽいアクションがあったりと、そのへんの文化へのリスペクトっぽいところも。
ライトは戦闘中の時間経過及びメンバーの強化特殊スキルのエネルギー消費によって「士気」ゲージが貯まっていく。これが一定値まで溜まった後に通常攻撃のラッシュを繰り出すと「士気奮発」状態となり、士気ゲージを消費した強力なラッシュに変わり敵に氷・炎属性ダメージの耐性ダウン及びブレイクした際の継続時間が3秒追加されるデバフが付与される。
またメンバーに強攻タイプか同陣営が居る場合、「士気奮発」状態のラッシュ効果に追加で味方全員の炎・氷属性ダメージを最大で75%UPという破格のバフを与える。
相性が良いのは氷・炎属性の強攻エージェントであるエレンや11号。同陣営の炎属性であるバーニスやルーシーも支援役として好相性。
属性は限定されるが味方に強力なバフを与える支援タイプの様な立ち回りもでき、バフの恩恵は自身も含むので強攻を使わずに自身で殴り続ける運用も十分可能。チャンピオンの名は伊達ではなく、またリーダーを影で支える彼らしい立ち位置とも言える役割となっている。


  • パイパー・ウィール
「乗ってくかぁ?シートベルトは締めとけよっ!」
CV:石見舞菜香
属性:物理 特性:異常 攻撃タイプ:斬撃
カリュドーンの子のトラックドライバー。イパー(Viper(毒蛇))ではなく、イパー(Piper(笛吹き))。
小柄でのんびり屋、常に気だるそうにしており「一緒にサボろうぜい~」など語尾を伸ばす話し方をする。
その見た目と言動とは裏腹に趣味は渋く、新聞でお馬さん*40のオッズを見定めたり、街中でトラックを見かけると目を輝かせるほどの大のトラック好きなど多彩な模様。*41
というか明らかに「人生経験豊富な壮年」といった感じの言動で、自分を年寄り扱いし主人公兄妹や同僚の面々を若者と呼ぶ。
一方でFairyは上記の趣味を「歳不相応」と言っており、本格的に年齢不詳である。
加えて一人称は普段は「あたし」だが、時折「こいつ」という、まるで他人扱いのような物言いをしたりと、なかなか謎の多い人物。
バイクには乗らない代わりに「アイアンタスク」という超大型トラックを愛車にしており、本人曰くカリュドーン陣営の中でも最長の運転暦を持っているとの事。本当にいくつなんだ・・・。
その自称に違わず運転技術は相当であり、広い郊外の各エリアをあり得ない時間で移動しているらしく、乗り合わせた人は放心状態になってしまうとのことだが、目的地までは最短且つ安全に送り届けてくれる。*42
ストーリーでは逃走中にリア以外の三方を車で囲まれてしまい残ったリアも塞ごうと車が後ろから迫る中、ヒール&トゥで前に進んでるにも関わらずバックギアに入れつつ、180度スピンする高等テクニックを披露し敵の包囲から抜け出しつつ敵の車両4台を衝突させた。

戦闘では身の丈程もある巨大な斧を振り回す。
強化特殊スキルボタンを押し続けるとコマの様に高速回転し、ヒット毎に状態異常蓄積値を上昇させるバフで自己強化しながら物理属性の状態異常を与えていくスタイル。回転攻撃の範囲が広く、回っているだけで近づいてきた雑魚が勝手に巻き込まれて消し飛んだりする。
パリィ支援が得意で消費する支援ポイントが少ないという特徴があり、熾烈な攻撃を繰り出してくる強敵相手にもパリィを連発してブレイクゲージをどんどん蓄積できる。
「物理属性の異常キャラ」なのでブレイク値とダメージ値の両取り戦術も狙えるが、高速回転中は隙が大きいためやや状況や相手を選ぶ。
また同陣営か同属性が味方にいた場合、回転攻撃のヒット数が一定を超えると味方に与ダメージバフを付与してくれるバッファー寄りな立ち回りも出来る。

丈の短いタンクトップ姿で、立ち絵やゲーム内エージェント詳細で伸びをするポーズをしている影響もあり彼女のファンアートは脇を見せている構図ばかりだったりする。


  • ルシアーナ・デ・モンテフィーノ
「何に勝つかは重要じゃなくってよ、片っ端から勝ちゃあいいんですわ!」
CV:朝井彩加
属性: 特性:支援 攻撃タイプ:打撃
カリュドーンの子の財務管理担当。
愛称はルーシーで、リナ同様に表記の使い分けがある。上述の名前はゲーム内でのエージェント詳細で見られる表記だがこれは正確なフルネームではなく、正確には「ルシアーナ・オクシスィース・テオドロ・デ・モンテフィーノ」と非常に長い。
「~ですわ」などのお嬢様口調のツンツンとした少女。ただ真っ当に上品な口調というより、所謂「ゲーミングお嬢様」的なぶっちゃけ気味のアレである。
そんなキャラだが知性派で、カリュドーンの子における貴重な参謀役。単純なシーザーとは口論になりがち、かつライバル視しており、決闘を申し込むそして負けることが日に2〜3回あるらしい。
イノシシ親衛隊と呼ばれるボンプと同じくらいのサイズの赤いイノシシ達を取り仕切っており、ヘルバ、アルボル、ラテレムと呼ばれている3匹は常にルーシーのお供として付き、戦闘時にも(時にバッティングボールとして)参加してくれる。
彼女のバイクは「チョッパーバイク」と呼ばれるカスタムバイクの一つで、元ネタはおそらく「YAMAHA Virgo」。
背丈こそ小柄な少女(リンより少し低いくらい)だが、暴走族スタイルのバイクを堂々と乗りこなす。

名前や口調、立ち振る舞いから育ちの良さが伺える彼女だが、実は新エリー都の名門と言われるモンテフィーノ家の娘。
高価な化粧品を愛用し、わざわざ新エリー都から取り寄せている。
金のことばかり考える父などの圧力を受けることに嫌気が差し、自由を求めて親元を離れ郊外へ赴き現在に至る。そのため実家からは捜索願いが出されている。*43
もっとも現在の彼女はでかいトゲつきのヘルメットを始め、全体的にかなりパンクな服装なのでたぶん実家の人間が見たら卒倒する気がする。
父親のことを「ビジネスとお金儲けのことばかり」と蔑んでいるが、一方で郊外でやっていくにもきちんと金を稼ぐ必要性があることを理解しており、他が良くも悪くもあまり頭を使わない面々なこともあって「カリュドーンの子」では参謀役、兼、経理を取り仕切る立場。
とはいえ実力行使が必要とあらば躊躇うことなくバットを振りかざしカチコミ突撃をかけることも辞さない豪胆さも併せ持つ。
高貴かつ気難しいお嬢様なのは間違いなく、演技で罵倒しあう際に少しでも優しさを見せたら不機嫌になったり本気になれない場合は苦言を呈する事も多々。
他方、前述の通り特にシーザーをライバル視しているが、シーザーが死んだと思われた時には号泣し、プロキシとの好感度イベントでもシーザーの名前を頻繁に出すなど実際のところは明らかにツンデレである。

戦闘では支援タイプだがトゲ付きのバットを振り回したりお供のイノシシをかっ飛ばす豪快なキャラ。野球しようぜ!お前ボールな!
アクションスタイルだけでなく、スキル名のほとんどがなぜか野球用語で占められている

強化特殊スキルを発動するとお供のイノシシをバットで打ち出し炎属性のダメージを与える攻撃が特徴。
この攻撃が着弾すると追加でイノシシが2匹増員され計3匹のイノシシが戦闘ボンプのようにそれぞれの行動で敵を攻撃するようになり、さらに味方メンバー・ボンプ・イノシシ達に対して一定時間攻撃力バフを与える。
攻撃力バフの量自体はあまり高くないが継続時間は長めで、何度も発動を繰り返すことで真価を発揮する。
また、この強化特殊スキルは弾速が遅く発射から着弾までに若干のタイムラグがある独特の仕様をしており、交代と併せて使えば畳み掛けての攻撃が可。
強化特殊スキルをボタン長押しして撃った場合は着弾までの時間がより長くなるがイノシシの出現時間と攻撃力バフの持続時間も延びる。
派手ではないがバフとダメージをコツコツと積み上げていく戦いを得意としており、合間合間でルーシーの出場とバフ付与を挟むようにすることで総火力を上げられる堅実さが売り。

  • プルクラ・フェリーニ
「私は勝者にしっぽを振る――そして、勝者はいつだって私さ」
CV:藤原夏海
属性:物理 特性:撃破 攻撃タイプ:斬撃

郊外でフリーの傭兵をしていたスナネコのシリオン。プレイアブル初のケモノタイプの女性シリオンでもあり、敵として登場しながら後に味方となった初の例となる。
4章で固有のモデリングのあるキャラクターとして登場。劇中でのバーニスとの絡みもあり高い評判を呼び当時からプレイアブル化を望む声があったが、ver1.6にてめでたく実装となった。
金払いさえあれば手段を選ばずダーティに仕事をこなすが、狩猟本能からか直接戦闘を好むタイプ。
一方で代金に釣り合わない仕事・不義理な依頼主とあらば見切りをつけるのも厭わないドライな観点を持つ。
4章で敵対勢力であるトライアンフに雇われカリュドーン及びパエトーン達と対立していたが撤収後にバーニスに勧誘を受け、その後に仮加入という形でカリュドーンの一員となった。
性格が性格なので連中の「アホまみれ(ルーシー談)」なノリには付き合いづらい模様。とはいえ社員研修と扮した彼女の歓迎会も兼ねた配達イベントでは結果まんざらでもなかったようで、メンバーに馴染むのは時間の問題でもある様子。

実装前に公開されたPVがオイルマッサージでやたらエロいと話題。というか韓国公式では動画が消されるレベル。
また普段からマスクを付けておりボイスも籠もった音声となっている。作中では上述のPVや心象映画での完凸による絵柄など、一部の限られた場面でしかマスクを外したシーンが無く、外したバージョンでも使用したいと要望があがっている。

強化特殊スキル、連携、支援突撃、終結スキル各種を使う事で「猟歩」状態に入り、
この状態で味方に交代すると味方の特殊スキルが命中した時に控えから「追加攻撃」の支援攻撃をしてくれる。
いかに出場短く「猟歩」に入れるかが肝心となり、またクイック支援での交代が左側のエージェントに交代するという仕様上、使用感としてはセスに似ていて敵の攻撃を回避支援での交代→支援突撃を行って「猟歩」を獲得→クイック支援でメインに交代、というのが主な流れになるか。
ただし良くも悪くも「猟歩」攻撃の回転率が高く、補充の為にと頻繁に回避支援を行っていると支援ポイントが枯渇しがちとなり、ここぞという時に敵の攻撃に対して支援交代が出来ないという事になりかねないので注意が必要。強化特殊スキルや終結スキル等も織り交ぜて柔軟に対応しよう。

  • 真紅のモックス
カリュドーンの子のボンプ。垂れた耳とブタの鼻を持つイノシシのような見た目をしている。
なお、何かとイノシシが絡んでくるのは、ギリシャ神話の「カリュドーンの猪狩り」のカリュドーン*44から来た名前だからだと思われる。
ボンプは電気で動いているが、郊外のボンプは燃料で動いているようである。
戦闘では車輪が大きい一輪バイクに乗り、敵に向かって突撃する。


対ホロウ6課

「H.A.N.D.」という組織直属の武装遊撃部隊であり、その名の通り対ホロウ・対エーテリアスに関わる戦いを担うエキスパート集団。
正式名称は「対ホロウ事務特別行動部第六課」。特別行動部隊は上層部に忠実かつ厳格な軍人らしい組織なのだが、
六課に関してはその常識が通じず隊員のいずれもが己の信念を翻す事なく戦う。
脅威を排除する立場かつ容姿端麗なメンバーであることからか数多くのファンがおり、職務などで都市部に出勤した際はまるでアイドルが如く人だかりができ、インターノットでは騒ぎが起きる。6課のメンバーも可能であればファンと交流をする。
もう一つの秩序側組織ということでパエトーン兄妹はこちらにも正体を明かさぬよう注意を払っているが、
一方で因縁深い「零号ホロウ」を調査する上では避けられぬ存在として協力を申し出る事になった。
イアスの性能もあって幸いにも能力は買われ、戦力として欲しがられている。
リリース時には蒼角のみが先行で実装されておりしばらく一人きりだったが、ver1.3で月城柳が実装され、ver1.4で残り2人が実装。
Ver1メインストーリーの大トリを飾る5章の主役を担った。

ちなみに蒼角以外の3人は本作では珍しく漢字フルネームの日本人名なのも特徴で、蒼角も英字表記が「Soukaku」と日本語読みで、明確に日本的なグループとなっている。
衣装のイメージから新撰組がモチーフと予想されている。

  • 星見雅
「掌を 硯と変じ…この後は忘れたな」

CV:小清水亜美
属性:霜烈 特性:異常 攻撃タイプ:斬撃
対ホロウ6課の課長。キツネのシリオンで身長は耳を含めて170cm。朱鳶とは友人。メロンが大好物。
かつてホロウ災害が発生した際、未曾有の災害を鎮圧した傑物「虚狩り」の一人、星見家三代目当主の子孫であり、本人も優れた功績により「虚狩り」の称号を最年少で授与している。
戦闘能力は作中最強格であるが、6課の事務仕事や報告会議は苦手どころがやりたがらず、刀の手入れや「断固として報告会には出ない修行」などその場で思いついたような変な修行でやり過ごそうとする。
使用する武器は代々受け継いできた妖刀「骸討ち・無尾」。しかし鞘の機能により刀の力は制御されており、ほぼ普通の名刀となっている。
初期案→本編イラスト→3Dモデルで胸のボリュームが明らかに盛られていっている。

また公安であるH.A.N.D.とはまるで縁の無さそうな邪兎屋のニコとはまさかの面識があり、過去にニコの口車に乗せられて無尾を盗まれてしまった事がある。すぐに返却されたようだが以降も何かと交流が続いているようで彼女からは「御武家ギツネ」と呼ばれている。

+ 星見家と彼女の受難について
星見家は代々骸討ち・無尾を受け継ぎ、剣豪を輩出してきたがそれはほとんど妖刀の力によるものだった。星見雅は幼い頃から刀の才能を見出されており、本人も歴代当主のように戦うつもりであった。しかし両親特に母親は普通の人生を歩むことを望んでおり、雅が刀に興味を示す度に「野菜を残さず食べる修行」など即席で作った「変な修行」で気をそらしていた。しかしある日ホロウ被害に遭遇。周囲をエーテリアスに囲まれ、母はすでにエーテリアス化の兆候が見えていた。雅だけでも助かるようにと母は妖刀を雅に握らせて介錯させた。妖刀の力と剣術により窮地は間逃れたが彼女は心に深い傷を負うこととなる。

ホロウ内では一つ目の人魂のようなものが現れる。目にした人からは目玉のシリオンなど言われていたが、制作秘話により刀の鞘に封印された精霊のようなものと説明された。名前は無尾ちゃん
属性「霜烈」は彼女のみの専用属性。と言っても「氷属性の派生」的な扱いとなり、ダメージ計算及びバフ効果は同様。
霜烈専用の状態異常蓄積値ゲージがあり、星見雅が霜烈属性のダメージを与えると、敵に霜烈属性の状態異常蓄積値が蓄積され、それにより氷属性と同じ「凍結」「砕氷」に加え、氷属性版より効果時間の長い「霜寒」と、付与時に追加ダメージ+パーティ全体の状態異常蓄積効率が上がる「霜灼」を敵に付与できる。
さらに「氷とは別属性扱い」というのがミソで、他キャラの氷状態異常で「混沌」が発生しうる。
また固有リソース持ちで、これは強化特殊攻撃や相手を霜烈属性で凍結させる、任意のエージェントが混沌を発生させるなど特定の行動で獲得できる。このストックを最大消費することで繰り出せる溜め通常攻撃は超広範囲・高威力の上、チャージ中から出し切りまでの長い無敵付きと無法の一言。「虚狩り」という立場に相応しい段違いな性能を持ったエージェントである。

  • 月城柳
「ご心配なく。六課はこうした状況のプロです」
CV:名塚佳織
属性:電気 特性:異常 攻撃タイプ:斬撃
対ホロウ6課の副課長。
物腰の柔らかそうな性格で格好はシャツに短めのタイトスカート、靴はハイヒールと姿や立ち振る舞いはまるで出来るキャリアウーマンか秘書の様だが、6課に所属している通り戦闘のエキスパート。また前線では他課部隊の指揮系統も行っている。
ちなみにver1.4(予告されたver1.5も含めた)時点のエージェントの中では唯一の眼鏡キャラ(ゴーグルとサングラスはいる)。
戦い以外はてんでダメな課長こと雅、仕事はデキるのに何かと理由をつけては休暇ばかり申請してくる浅羽隊員、そもそも字の読み書きすら学習中の蒼角……といった面々に囲まれているのもあって6課の事務関係を一手に担う存在。
本人はそれを苦労と思わない根っからの仕事人間だが、逆に心配になる域である。

過去に防衛軍に所属していたこともあったようで、その時にまだ幼かった頃の蒼角と出会い、またその一連の出来事によって鬼の一族と密接な関係も築き上げている*45。今は蒼角の保護者でもありとても可愛がっていて蒼角からも「ナギ姉」と強く慕われている。

モデルは鬼の副長・土方歳三だと思われる。好物も彼に倣ってたくあん…ではなくマヨネーズ…でもなくあんぱん


戦闘は持ち手を伸縮自在に変形が可能な特注の薙刀「骸薙ぎ」を高速で扱う異常アタッカー。ハイヒールでどうやってあんなに動けるのか。
特殊スキルを短押しすることで通常攻撃の動作が変化し、居合斬りの如く素早く刻む「上弦の構え」と大きく薙刀を振り回す「下弦の構え」を攻撃の合間に切り替えながら、各構えを変更した際に付与されるバフを維持しつつ相手に電気属性を与え「感電」状態異常を狙っていく。
そして状態異常中の敵に対して強化特殊スキル(特殊長押し)及び終結スキルで敵にダメージを与えると「極性混沌*46」という大ダメージが追加発生するので、戦闘では素早く状態異常を発生させて強化特殊スキルでガンガンダメージを与えていくことがメインとなってくる。
ついでにこの「極性混沌」、別枠といいつつキッチリ「混沌」の一種として扱われており、雅の編成コアパッシブの条件を満たしている。雅の主力攻撃である溜め通常攻撃用リソースがもりもり溜まるため、まさに彼女の右腕に相応しい活躍を(場所を選ばず)見せてくれる。
その一方で、色々と絡みの深い蒼角とはコアスキルの関係上、残念ながら相性はお世辞にも良いとは言えない。それでもメンバー交代をしたときの二人の専用の掛け合いボイスは必聴。
もっとも雅を加えれば柳と蒼角それぞれで雅をサポートできるため一転して最高の面子となり得る。六課の実力を見せつけてやろう。マサマサは青衣治安官と組んでもらおう

余談だがこの薙刀、柄の根元に時計が付いており、彼女のエージェント詳細画面で武器を構えているシーンを見ると現実時間と同じ時を刻んでいたりと芸が細かい。

  • 浅羽悠真
「こう見えて僕、めちゃくちゃ弱い!」
CV:柿原徹也
属性:電気 特性:強攻 攻撃タイプ:刺突/斬撃
対ホロウ6課のサボリ魔斥候。
黄色の鉢巻と金色の瞳、首に巻いたチョーカーが似合う青年。名前の読みは「ユウマ」ではなく「ハルマサ」。ファンからの愛称は「マサマサ」。
誰に対しても飄々とした態度を崩さず、会話をすれば皮肉が絶えないお調子者。
6課内でも何かとつけては様々な理由で副課長の柳へ休暇申請(からの却下)をしたりと普段を知る一部の人からは彼の評価はあまりよろしくないことも。
しかしそこは6課のメンバー。幼い頃や仕官学生時代は天才や神童と呼ばれていて、頭の回転も早く、戦闘面についても課長の雅本人から直々に6課への招集が掛けられたほどで、なんだかんだ課内メンバーからの信頼は厚い。
本人もそんな「仲間」達への信頼は厚いが、そうじゃない人間には冷徹に振る舞う。
幼い頃には師と呼んでいた人から様々な事を教わっており、中でも弓の扱いの才能にとても長けていたとのこと。
特務捜査班のセスとは学生時代の顔見知りで先輩にあたり交流もあった様子。ただ超が付くほど真面目な性格のセスと皮肉屋の悠真とは互いに折り合いが悪く、セスは彼を苦手としている節があるが、悠真はそんな彼をからかいながらも治安官として高く評価している。

腰に差している二振りの刀を組み合わせることで弓としても使える*47武器で、遠近で立ち回る強攻タイプ。
雰囲気といい得物といい、声が放浪者のタルタリヤである。
通常攻撃は弓でのスタイリッシュ連続射撃を行い、長押しすることで弓を引き絞りTPSのような射撃も出来る。また通常攻撃や強化特殊スキル、連携スキルなど特定の攻撃行動を行うと「電壺」という雷球がフィールド場に発生する。この時に上述の通常長押しの射撃で敵にダメージを与えると同時に「電壷」が対象に向かって跳んでいき、ヒットすると敵には「十文字(X状の模様)」の印を、悠真にはヒットした「電壺」個数分の「囚電」バフを獲得する。そして「囚電」状態の時に「十文字」が付与された敵へ特定の攻撃後に通常攻撃もしくはダッシュ(回避)攻撃を行うと「囚電」を消費して特殊な行動に変化、相手の懐に一瞬で近づき超強力な剣撃を繰り出す事が出来る。
…とまぁ説明だけだとかなりややこしそうに見えるが、要するに各攻撃によってフィールドに雷球が出たら通常長押し射撃で相手にマーカーを付与し、強化された通常攻撃でぶった斬ろう!!がコンセプト。電壷は敵ブレイク時の連携スキルや状態異常発生時にも発生するので、追加コアスキルの条件にもなっている異常・撃破メンバーに適宜切り替えながら電壷を生み出して畳み掛けよう。

+ 「…安心しなよ、まだ当分は死なないからさ」
上述のようにメイン4章までで彼が登場してきたエピソードでは、気だるげで嫌味の多い、仕事もサボってばかりな印象を強く押し付けさせられていた*48が、対ホロウ6課の残りのメンバー実装が近づくにつれて順次公開されてきた紹介PVには彼が咳き込み大量の錠剤に埋もれる描写や、自身がエーテリアスになってしまうという悪夢を連日見続けるエピソードPVなどが出てきてプレイヤーを戦慄させた*49
事実悠真は幼い頃からエリー都でも稀な疾患を持っているようで、首のチョーカーも当時打たれ続けた注射跡を隠すため。エーテル適正の高いエージェントの中でも劇中ではホロウ内で一人辛そうにしていたりするシーンも見受けられる。

そして実装後、親密度により解放されるプロフィールにより持病があることが明かされた。病名は「エーテル適性減退症候群」。常人より高いエーテル適性を得るが虚弱体質になり、末期には激痛と共に死に至る。エーテル適性もなくなるのでもしホロウ内で発症した場合エーテリアス化するというもの。現時点で治療方が確立されていない難病であり、過去の患者も最高で26歳までしか生きていないという。
月城柳も休暇申請を却下するのは明らかな仮病だからであり、柳のスケジュールには悠真の健康診断を入れており、ホロウ探索中に悠真が咳き込んだときは心配していた。

以上のことから、モチーフ元は沖田総司であると言われている。
病の件だけでなく、悠真の誕生日が沖田の命日と同一・沖田の諱が「春政」であるなど共通項が多い。

限定S級エージェントでありながら、実装されたVer1.4の期間中にログインするだけで無料配布されるという大判振る舞いがなされていた。

  • 蒼角
「ずっとお腹いっぱいでいられたら、蒼角は幸せだよ~」
CV:Machico
属性: 特性:支援 攻撃タイプ:斬撃
サービス開始時点で対ホロウ6課唯一の実装キャラ。天真爛漫で印象に違わぬ愛嬌のある少女で役職は戦闘員。
どうやら教育を受けていないようで小難しいことは苦手らしい。
一方で純粋さゆえに時々真理をつくこともあり、考えているのか考えていないのか侮れないところもある。
超のつく食いしん坊で何かと食べ物のことばかり考えており、探索依頼中や戦闘ボイスも食べる事ばかりである。「カツ!モツ!ザン!」*50
青い肌に角という人間ともシリオンともつかぬ不思議な外見をしており種族が不明だったが、同陣営の柳の実装が決定した際にyoutubeで公開されたエピソード「鬼に守られし人」にて見た目通りに「」という種族である事が判明した。
同様にシリオンとは違うと思われている天狗の小人のような見た目のチョップ親子に関しては未だ不明だが、角がないので彼らはまた鬼とは違った種族の可能性も。
鬼の里に住んでいた頃は「ねぇね」と呼ばれる鬼の族長と共に暮らしていたが、現在は柳と同棲中。毎日のご飯やお弁当なども柳に作ってもらっているようだが、量が足りないのかヘルシーすぎるのか、こってりした食べ物を所望したり夜中にコッソリ街に出てご飯を食べているようだ。

戦闘時には、旗のような中華包丁のようなデカい刃物をブンブン振り回す。
攻撃動作が全体的にもっさりしており、技1回にかかる時間が全体的に長いのが特徴。
そのぶん火力は高く、ブレイク性能も高く、あと攻撃範囲も広い。ついでに攻撃中はスーパーアーマーが発生するため中断されにくいというおまけつき。
また、特殊強化スキルを敵にヒットさせることで「渦潮」を獲得し、渦潮が3つ溜まった状態で特殊スキルを長押しすると武器が軍配の様な形状になり「旗揚げ」が発動。この時、味方全体への強力な攻撃力(+追加コア効果で氷属性ダメージ)アップバフとダメージと状態異常値(氷)と集敵効果を一気に発動する。
サポーターである支援エージェントとして優秀であるのは上記の通りながら、旗揚げ後は蒼角自身の攻撃速度も一時的に上昇するためサブアタッカーとしての役割までこなすできる子。
ただし、攻撃中のスーパーアーマーはライカンのものほど強力ではないことが弱点。
技の途中であってもダメージを受けない訳ではなく、敵の大技が来ればキャンセルもさせられてしまうため、HPを削られやすい。
威力に任せたゴリ押し戦法に頼るとすぐ戦闘不能になってしまうので、HP管理に気をつけたい。

  • ガリバー隊員
対ホロウ6課の補佐のボンプ。タクティカルベストとゴーグルを装備した特殊部隊のようなボンプ。貫通弾で敵を攻撃する。連携スキルではわざわざドアを立てかけ、そのドアを蹴破った上で発砲する。こだわりらしい。


スターズ・オブ・リラ

新エリー都の政治経済を牛耳っている企業集団、通称「TOPS」内のエンタメ企業「帝高」に所属する芸能陣営。
陣営とはいうがメンバーは現状、人気歌手のアストラと彼女を警護するイヴリンの2人(とボンプ1匹)のみ。
ホロウやプロキシとは縁もなさそうだが、とある出来事から偶然知り合ったパエトーンに助けてもらった*51事で彼女に信頼されたのか、5章の後日談となるストーリーでアストラ本人とデートする出会うきっかけが生まれた。

陣営名のスターズ・オブ・リラとは、アストラがデビューしたてのまだ人気も出ていなかった時代にリリースした曲名。他陣営のような正式な所属名として使われているのかは不明。

  • アストラ・ヤオ
「この歌を世界に捧げるわ!」
CV:遠藤綾 MV:May'n  
属性:エーテル 特性:支援 攻撃タイプ:打撃
新エリー都で有名な歌手兼女優。またの名を「デタラメチャーハン*52
冷徹で孤高な女王様のような性格。というのは「帝高」が印象付けたキャラクター像であり、実際は天真爛漫で非常に活動的な子供っぽい性格。度々事務所やロケ先からこっそり抜け出して警護のイヴリンを困らせたりディレクターからカンカンに怒られている。なお街中を出歩く際は当然変装をするのだが、サングラスを掛けているだけ。本人はこれでバレないと思っている。
専属マネージャー兼警護のイヴリンとはとても仲がよく、「イヴ」と愛称で呼んだり彼女も普段は「お嬢様」と呼ぶようにしているが言動など非常に近い距離感で接している。
幼少期にホロウ災害を経験しており、自分も含め家族を失う様を目の当たりにした。しかしそんな絶望下で流れてきた大スター「ヨラン・デウィンター」の音楽や自分の歌が皆の励ましになっていたことから自分もヨランのような皆を励ます歌手になることを目指すようになる。後年ヨランは2つの会社の権利主張によりライブがなかなか開催できない状態になり、そのまま命を絶ったが、アストラは自分が有名になった今でもヨランへの尊敬は変わっていない。
「アストラーズ」と呼ばれる数多くのファンがいるが、その知名度故か、所属事務所「帝高」がTOPSのスポンサーであることもある故か、「大資本のお神輿」と言われたりヨランと比較されるなどのネガティブな論調も少なくない。

天性の才とも言われる彼女の声には特殊な波長が秘められており、歌声で人々を魅了するだけでなくエーテルに対する適正も高い。この性質を活かし、「TOPS」がオーダーメイドで作成したステージマイク「ヘミオラ」を使い波長を増幅させることで、エーテル燃料を動力とした機材を魔法のように操ったり、時にはエーテリアスを撃破することにも活用している。
戦闘はその歌声を使った攻撃が可能だが、主な役割は味方へのバフ。特殊スキルを使用することで歌唱状態*53となり、効果中は自動でエネルギーを消費して味方に高い攻撃力値と与ダメージバフを与え、また特定の場面でしか行えなかった味方へのクイック支援を高頻度で能動的に誘発出来るようになる。
彼女の歌声でバフを撒き続け、強化された残りのメンバーで敵を畳み掛けるという支援枠らしいコンセプト。

戦う歌姫&遠藤綾氏の組み合わせはアニオタ諸兄なら真っ先に某銀河の妖精を思い浮かべるはず。え、もう15年以上前だから知らねーよって? それmiHoYoの前でも言えんの?
そして実装から数日後、Youtubeで公開されているアストラの紹介MV『楽園夢遊記』をMay'n氏にカバー歌唱いただいたことが発表されるという明らかに狙ったかのような采配が行われ、ファンからは「オタクを理解しすぎている」と絶賛された。というか上述の性格の設定といい、miHoYoさんそのまんま過ぎません?

  • イヴリン・シェヴァリエ
「この死線をくぐれる者はいない!」
CV:日笠陽子
属性: 特性:強攻 攻撃タイプ:斬撃

アストラのマネージャー兼護衛。仕事だけではなくプライベートのサポートも行う。アストラを「お嬢様」と呼び慕うが、勝手に街に繰り出すことや新曲の制作がなかなか進まないことには手を焼いている。
職務上表舞台には立たないが、女優に間違われるほど美人であり、アストラと同等かそれ以上ものをお持ちな上、身体のベルトでさらに強調されている。冷徹な印象を受けるがアストラの歌の前では顔がほころび、彼女のわがままなお願いを断りきれない時もある。
以前からプロデューサーや助監督のキャリアがあると言われているが…?
体術の他、紐の先に刃物(鏢)を取り付けた縄鏢という武器を使って戦う必殺仕事人。攻撃すると「燎火」というポイントを蓄積し、一定値溜まるとポイントを消費して攻撃が分岐する。
特殊スキルを当てると敵が「纏わりつく牽制」状態になりイヴリンから敵に糸が伸びる。その状態の敵に特殊スキルを当てると「縛裂式・Ⅰ型」や「縛裂式・終型」を発動する。
終結スキルを発動すると羽織ったコートを脱ぎ捨てさらに露出度を上げ、「炎舞覚醒」状態に突入し、「燎索ポイント」を1pt得る*54
コアスキルなどによる自己バフが連携スキルと終結スキルの強化に重点が置かれており、如何に上述の燎索ポイントを使った特殊な連携スキルや終結スキルを叩き込んでいくかが彼女を活かす鍵となる。

  • カチャコ
スターズ・オブ・リラに所属するアストラ専属のボンプカメラマン。
プロ意識がかなり高く、とても前衛的な写真を撮ることで有名。そのため読者からは色々な意味で評判となっているが、アストラはその個性的な撮影をとても気に入っている。
バトラーやアミリオンといった支援タイプ型のボンプだが、彼らとは違う点はボンプ初となるエージェントへ与ダメージのバフという直接的な攻撃支援を行うこと。連携スキルではカメラのフラッシュで攻撃する。
選択時の声がやたらオタクっぽい。
アストラ達が実装されたVer1.5どころか顔見せより更に前のVer1.3の期間限定イベントにて初出。アストラは正体を隠しつつこのボンプを遠隔で操作しながら行動していたところ、偶然パエトーンと接触することになった経緯がある*55


モッキンバード

新エリー都の影で活動していたという怪盗団。
インターノットでは伝説となっているが、既に活動を終えて久しく、その為か稚拙な模倣犯も多い。
だが解散したわけではなく、力を蓄えている状態であった。
かつてはライカンも所属していたが、事情があって脱退している。
2025年3月現在は実装されていないが、Ver1.6でキャラが顔出しをしている。
西洋の妖怪や伝承をモチーフとしており、嘗てメンバーだったライカンはホラー映画モチーフのあちらとのダブルミーニングとなっている。


  • ヒューゴ・ヴラド
CV:福山潤
モッキンバードのリーダー。
金髪で紫のスーツに身をまとった優男であるが、エルフのような耳を持っており、何処か吸血鬼のような外見をしている。ファミリーネームも直球そのもの。なおCVは当然ながら中二っぽくて左目が赤くて復讐を主とする人別の怪盗を連想する人多数。つーか狙ってる。
舞台役者のような気取った喋り方をし、話術で翻弄しながらもお宝を掠め取ろうとする悪質な男である…が、彼の言う「お宝」とは単なる価値のあるものではなく、その物品に宿った物語によるものというポリシーを持っている。
またそういった「怪盗」とは無関係の人間を巻き込むことは滅多に無く、善良な人間に対しては心優しい青年でもある。
…がそれら全てライカンを眼の前にすると完全に吹っ飛び、口の悪い不良少年のような言動となる
おそらくはそちらが素の性格なのだろう。
先んじて敵として登場しており、戦闘に置いては持っている鞄を大鎌を始めとした様々な武器に変化させるトリッキーな戦法を使ってくる。
彼と戦うこともあるがジェーンと同じくパリィしてくるほか、今まではプレイヤーの特権であった極限回避及びスローモーション化まで使ってくる難敵。
ではあるが設定上はライカンよりかは知恵は回るが戦闘能力は及ばないらしく、できるだけ彼との戦いを避けようとし、また向こうが殺す気であったなら死んでたと思わしき描写もある。

リリース時からライカンのエージェント秘話やVer1.5のイベントでちょくちょく顔を出していたが、Ver1.6にて本格的に物語に絡んでくる。
しかし現在のところは信用できない語り部のような役割が多く、謎の多い人物なのは間違いない。


  • ビビアン・バンシー
CV:水野朔
モッキンバードに所属する少女。
傘を手放さない物静かな少女であり、ヒューゴとはまた違う意味で彼女も何処か吸血鬼っぽい出で立ちである。
ただし名前の元ネタである「バンシー」は人の死を予言する妖精のこと。
一見クールな少女であるが、様々なバイトを掛け持ちしていたり、落とし物を頻繁に治安局に届けたりと根は心優しい少女である。
まぁモッキンバードにいる以上窃盗行為などの犯罪もしている為、むしろそれで治安局に行けるのはクソ度胸と言えるのだが…。
口癖は「~なのです」。また良い事があると「グーなのですb」という。カワイイ。
戦闘能力もあるらしく、ストーリーの一部では彼女は同行NPCとして共に戦ってくれる。
今までの同行NPCと違い常時戦場にいるタイプで、やたら攻撃力が低いがある程度の敵をタゲ取りしてくれる。

だが彼女には秘密があり、1つはとある特殊能力。この能力のせいで人々から忌み嫌われた経験もある。
そしてもう1つがパエトーンの限界ファン
パエトーンの事となると早口オタクと化し、自作グッズまで作っている他、インターノットでは「パエトーンパエトーンうるさいヤツ」(だが最近は静かだと心配されている辺り、微笑ましい存在だとは思われている)として有名になっていた。なお同担OK派。
Ver1.6にて実装されたドライバーディスク「パエトーンの歌」に記載された歌詞は、彼女が書き上げた怪文書と見て間違いないだろう。パエトーン様を悪く言う輩はグー(物理)なのです。

勿論Ver1.6ではそんなパエトーン本人と邂逅するが、眼の前の世間知らずのお人好しがそれだと見抜くことは出来ず「同じくパエトーンのファン」と認識するが…?



その他のキャラクター


ストーリーに関わる人物


  • チャールズ・パールマン
ヴィジョンコーポレーション代表。
臆病ながらも野心溢れる男であるが、言動が小物っぽく何処か滑稽な印象も与える。
序盤から白祇重工から仕事を掠め取ったり、危険な作業を行う場所から住民を退避させないどころかもろともふっとばそうとしたりと悪逆の限りを尽くす。
だが実際はもっと邪悪な存在が暗躍するための表向きの旗頭に過ぎず、必要が無くなった際に切り捨てられた。
しかしさすがの彼も自らの命が脅かされている事に気付き、飛行船を奪取し逃亡するなど変なところでフィジカルな一面も見せる。
代表の座を追われてからは「黒幕」の事を知っている数少ない存在であるために敵味方からその身柄を狙われる嫌なピーチ姫
これまでスチルのみの登場だったが5章で遂に3Dモデルが用意され、めちゃくちゃ等身が低いことが判明し話題になった。
なんとリン(およそ155cm)と並べても背丈が腹~腰ぐらいまでしかない。重要キャラなのに完全にギャグ時空の住人。
その容姿からニコや猫又は「ダルマのおっさん」と呼んでいる。

  • ジャスティン・ブリンガー
治安局副長官。
朱鳶が治安局を目指すきっかけになった人物である。旧都陥落時の活躍や、誰もが死んだと思ったホロウの中から生還するなどの逸話で「英雄」と称えられていた。しかし長官就任後は出世欲が見え、メディアに媚びを売るようになり、市民からは堕落したと言われ信頼を失っている。
現在はヤヌス区総監選挙の支持票集めに躍起になっている。
2章間章から登場し、5章で本格的に物語に関わってくる。

  • レイン
フードをかぶった女子高生の天才的ハッカー。
ニコと知り合いで依頼の仲介も行っており、公式動画のアンビーエピソード「前回のあらすじ」では顔こそ出していないがゲームの物語が始動する「赤牙組から金庫の奪取」を仲介している。
ゲーム内での出番は3章から。2章に関わっていた重要証拠の解析のためにニコが連絡を取ったが行方不明であり、SOSを頼りにレインを助けに行くことが3章の主な流れである。救出された後はクエストの受注等で登場する。5章後の特別劇場でも少しだけ登場する。


六分街の面々


  • ティン
新エリー都の喫茶チェーン「COFF CAFE」の店長。
コーヒーミルのような頭部が特徴的な「知能機械人」で、ビリーらと同じくAI「論理コア」を持っている。
その背格好通りコーヒー、特に手挽きのものに並々ならぬこだわりを持っているが、声を荒げることは少なく普段は冷静沈着であり「必要なのはコーヒーではなく穏やかな心です」と説いたり、「コーヒーの飲み過ぎは体に毒ですよ」とカフェ店長らしからぬアドバイスをしたりと、六分街ではご意見番として慕われている。
店の外の席にパンダのぬいぐるみを置いたり店の横の植物にコーヒーを撒いたりと茶目っ気もある様子。
同型機が多数おり、ルミナスクエアにもティンはいる…が、彼は言動や台詞が違っており、同じ「ティン」でも若干の個体差はあるようだ。

さてこのコーヒーだが、何故かVRゲーム(素材集め)のバッテリー(スタミナ)や報酬ドロップ率を上げたりする変な効果を持っている。
素材集めが非常に重要なこのゲームにおいてティンのコーヒーは必要不可欠。デイリーにもなっているのでプロキシも「とりあえずコーヒー飲んでVRゲームに行く」というムーブが定番になっている。
かつては曜日によって提供されるコーヒー(=対応する素材ボーナス)が異なっており、スペシャルブレンドやモカのみならず紅茶や麦などを使ったラテといった創作コーヒーが楽しめた。
一方で、デイリー要素として、いつ何のボーナスを付けられるのか覚えづらく確認が面倒という致命的な問題のため、ボーナスは得られないがバッテリー量の多い*56「ティンズ・スペシャル」*57で毎日済ませてしまうプレイヤーが多く、そんな彼の創作コーヒーは大体が無視されている。
そのためか、Ver1.4では遂に全ての効果が1つの「エスプレッソ」に統合された。これまで期間限定でしか扱えなかったディニーや経験値素材にも作用する。
他のコンテンツに費やすための「ティンズ・スペシャル」との2択でゲーム的には便利になったものの、バラエティ豊かな創作コーヒーが消えなんとも物寂しいメニューになってしまった。

  • チョップ大将
六分街に麺屋「滝湯谷・錦鯉」を開いている男性。プロキシ兄妹の経営するビデオ屋の「お隣さん」。
身長が低く、天狗のような顔をしているが種族不明。短い腕をロボットアームで補っている事から人間ではなくシリオンらしいが…。
彼の作るラーメンは非常に美味しく、本人も気風の良い性格をしているため、店には吹きさらしのカウンター席しかないが時間帯問わず常に客がいる程に繁盛している。
プロキシ兄妹もこの店のファン。他にもニコや「11号」等、彼のラーメンを食べるのが好きなエージェントもいる。
ルミナスクエアには息子「チョップ大将Jr」がおり、ラーメン作りの腕前や接客に関しては父親譲り…だがどうにもJrは父親とは折り合いが悪いらしく、店の名前は「滝湯谷・錦鯉」であるがチェーン店ではない様子。
また食事処に困らない大都市ではどうにも閑古鳥が鳴いているらしく、客のほとんどが深夜務めの治安局関係者ばかりらしい。

ディニーを払うことでラーメンを食べることが可能で、3戦の間だけステータスにバフを掛けることができる。
そのバフはなかなかに強力であるが、割と馬鹿にならない額を取られるのがネックで、
デイリー対象にもなっているが他でカバーできるのでそれ目当てに通う理由はほぼなく、バッテリー消化の戦闘程度には勿体ないため、面倒なボスに挑む場合に使うかどうかというところ。
世界観上はやたら繁盛しているラーメン屋であるのだがそれに反して利用するプレイヤーは多くないちょっと可哀想な大将である。

  • ウーフ
ニューススタンド「HOWL'S」にいる。シリオンでもなく、本当にただの犬。
ある程度人語が理解できるようでお客さんには手元の音声ボタンを使って対応したりと雑誌などの販売は卒なくこなす。
彼のもとでは1日1回スクラッチが擦れ、その結果でディニーやポリクロームを貰える他、後述のニュース記事を読むことが可能。
普段は道行く人を癒やしているが、深夜になると寝ちゃっており、起こすかそのままにしておくかの選択肢が出ることも…。
ルミナスクエアではイヴという老婆がニューススタンドを経営している。
ちなみに最上級のあたり目は3連ウーフ……ではなく金色の3連うんこ

  • エンゾウ
カスタムショップ「TURBO」。
チョップ大将とは逆の位置の「お隣さん」で、主にボンプの強化をしている。
また設定上は自動車や知能機械人の修理、整備も行っており、機械系全体に明るい男性である。
だが過去に何かがあったらしく右腕は機械式の義手で、グラサンに髭面と一見とっつきにくそうな印象を与えるが、実際は優しく気遣いのできる大人の男性である。
プロキシ兄妹も機械関係で何かあったら「エンゾウおじさんの元へ」と度々口にしている他、青衣も困ったときは彼に頼っている。

  • エイファ
レコード店「吟遊ニードル」を経営する知能構造体。主人公の店の向かい側に店を構えている。
顔はロボだがそれ以外は人間の貴婦人に似たボディであり、性格もそのまま、穏やかでお淑やかなお姉様。
レコードの取り扱いだけでなく音楽教室のようなものもしており、彼女の指導を受けたものは一部を除いて短時間で美しい歌い方ができるようになる。

レコード店ではこのゲームの重要装備「ドライバディスク」を、レコードの原盤を「調律」することで手に入れることが可能。
このディスク厳選はキャラクターの性能を大きく変えるがランダム要素も激しいため、特にエンドコンテンツに望むプレイヤーは毎日のように彼女の店に通い詰める事となる。

  • アシャ
主人公の店の筋向かいにあるゲームセンター「GOD FINGER」の店主。すらっとしながらなかなかなものをお持ちの眼鏡女性。気づきにくいが垂れ耳があるのでウサギのシリオンと思われる。はんなりとした口調で人気がある。本人もゲーマーであり、店のアーケードゲームのハイスコアに自分がいる。ビリーなどこの店で遊ぶことが好きなエージェントもいる。
ゲームセンターではどこかでみたような内容のミニゲームで遊ぶことができる。一人プレイとマルチプレイがあり、現在唯一他プレイヤーとマルチプレイができる要素である。
エージェントとお出かけするモードの際にこの店に訪れると一緒に遊ぶことができる。
何かエージェント育成に使う特別なアイテムやバフ効果が得られるわけではないが、ミニゲームの実績によりポリクローム等を得られる。またイベントが開催されることもある。
ちなみにゲーム代金は無料である。どうやって生活しているのか気になるところ。

  • スージー
ホビーショップ「BOX GALAXY」の店員。ぱっつんボブで明るい女の子。店長からのメールを読み上げる時は店長の声マネをする。
音響機の販売とリサイクルを行うが、彼女は音響機を戦闘用具とは知らずにおもちゃだと思っており、店長が戦闘用具を流す裏家業をしていることも知らない。
販売している音響機はA、B級の汎用的な種類。エージェントに最適なものは各キャラのモチーフ音響機であるが、ほとんどが変調からしか入手できないので、手に入らない場合はこの汎用的な音響機を使うことになるだろう。
主人公の店から離れた奥まった場所に店を構えており、デイリー等もないため忘れているプロキシもいるかもしれないが、リサイクルをすれば音響機の強化素材が手に入るのでたまに訪れてみてもいいだろう。

  • ショウル
六分街に住む女子大生。見た目ロリに見えるが女子大生。
チラシ配りに自信があるらしく様々な店のチラシを配っており、特に雑貨屋「141」の仕事をすることが多い。
だが彼女は人が集まる場所…要するに店先でその店とは無関係のチラシを配ることもあり、アキラリン兄妹からは余りいい目で見られてはいない。
だが六分街に住む人達はその辺りを気にしないおおらかな人間が多いため、彼女も町の名物くらいにしか見られていない。
役割的には「Random Play」の宣伝を任せることができるくらいしか無く、それも他のエージェントが出来る為、彼女の出番は時期に無くなってくるだろう、

と思いきやイベント「141限定販売フェア」も担当しており、その際は「Random Play」で宣伝させることはできなかった。
…のだがいつの間にか出来るようになっていた。公式は鬼か。


その他地域のキャラクター


  • にゃんきち長官
治安局のマスコット…の気ぐるみを着た男性。
市民の困り事をまとめており、プロキシ兄妹に依頼してくる。
六分街だけでなく主要な場所のどこにでもおり、市民を見守っている。
だが中身は治安局の一般男性であるため、若干弱気ながらも正義感はしっかりと持ち合わせている。
「にゃん」きちである事から猫をモチーフとしたキャラと思われるが、熊のベンさんが彼の代わりを務めても子供たちには違和感を感じられなかったり、雅なんかはラッコと認識していたり、割と正体は謎。
彼のスタンプ帳は区域ごとにシートが用意されており、区域内のサブクエスト達成、一般ボンプとの会話や修理、
協会記念コインの入手でスタンプが回収出来る。

  • 箱の賢者
いくつかの街のゴミ箱に隠れた不審者。協会記念コインというものを集めており主人公に集めてくるように頼む。箱の賢者に話しかける際は男女どちらの主人公でもゴミ箱を蹴る。協会記念コインを渡すとアイテムと交換してくれる。協会記念コインは文字通り記念品だが、街の人からは「お金が落ちてる!…なんだこれイラネ」という扱いの代物であり、何故箱の賢者が集めているかは不明である。

  • ココ
ルミナススクエアにあるドリンクショップ「リチャード・ティーミルク」の店員。ワンオペ勤務をさせられている上、本人は最初の挨拶すらたどたどしいくらいコミュニケーションが苦手である。
主人公はドリンクの購入はできないためゲーム的な役割は特にない、店前でエージェントとの親密イベントが発生する程度の、ルミナススクエアに点在する「フレーバーとしての」専門店担当のNPCの一人でしかないが、可愛らしいキャラクターから人気は高い。
実際グラフィック面は個性豊かなゼンゼロのNPCの中でも特に凝っている部類で、何故かパンツの固有グラフィックもある。エージェントでも原則的にタイツ等で覆われたりドロワーズやスパッツなど見えても問題ないものにされている……つまりちゃんとしたパンツ自体が今のところココにのみ与えられた仕様であるという謎のこだわりである。

  • ルビー、凛、モナ
エレンが良くつるんでいる友達3人組。特にルビーが距離感が近い。
面倒くさがりのエレンも彼女達の頼みであれば素直に言うことを聞く等、仲良くやっているようだが、正体は隠している。
しかしエレンが急にいなくなったり、変なごまかしをしたり、怪我を負って帰ってくる事もあるために彼女たちもある程度の事情は察しているが、それでも友情は変わらなかった。
凛は主人公と名前が被っているが特に言及されたりはしない。


用語


  • プロキシ
インターノットや専門の仲介者から依頼を引き受け、ホロウ内の探索や案内を行う闇業者。プロ棋士、ではない。*58
上述の通り、ホロウ内部は出入り口が常に変わったり突然別の空間へワープする次元の裂け目が発生したりとかなり不安定な環境。
そこでプロキシは"時間制限付きのホロウの地図"である「キャロット」を独自の手段で入手し、それをインストールしたボンプをホロウに動向させ、ホロウ内の状況を把握している。
ただ、プロキシ業者も千差万別で値段の割りに合わない評価だったり、インターノットでは口先だけで依頼を受けようとしない(ホントにプロキシかも怪しい)人物も多かったりと信頼性はかなり薄い。
また、プロキシへ依頼の仲介を生業とする者もいる。彼らの中では「プロキシ名声」というランク付けがされており、多くの依頼をこなしたりしてプロキシとしての知名度が上がってくると彼らから相応の高難度依頼や名声ランクを昇格する試験を持ち掛けられたりする。

なお「闇業者」と書いた通り作中においてこの行為は犯罪に相当し、治安局が「プロキシを通報しようホットライン」を設置するくらいには公権力からもマークされている。
「パエトーン」も通報されれば逮捕は免れない立場であるため、主人公のアキラ&リンも治安局側のキャラと行動する場面では「人語を喋れないただのボンプ」を装ったり、事件の詳細を何も知らない第三者を演じたり、といった腹芸に奔走することになる。
なのにエージェント達は街中で出会うと当たり前のように「プロキシ」「プロキシさん」「プロキシ様」と呼んでくるので困る*59
一方で治安局側にも「プロキシだからという理由で問答無用で罪に問うのはいかがなものか」と疑問を持つ人物もいるため一枚岩ではない。

  • パエトーン
主人公達が運用しているプロキシの名称。
「伝説のプロキシ」と呼ばれるほどの圧倒的知名度を誇り、プロキシやホロウレイダーではない相手に対しても「パエトーン」という名前を出せば一発で話が通る、エリー都ではよく知られた存在。
通常ホロウ内の探索はキャロットと呼ばれるホロウマップ機能をボンプにプラグインし、ボンプを連れて共に行動することになるのだが、パエトーンは独自で手掛けたハッキングシステム「H.D.D.」を利用してホロウ内の電子機器等にアクセスしリアルタイムでホロウ内の環境を把握、さらに愛用のボンプ「イアス」と自身の精神をリンクすることで自らボンプを操作してホロウを探索する事が出来る。
これによりパエトーン自身はホロウについてこず、依頼人の元にはボンプのみがやってくる為、「正体不明の伝説的なプロキシ」と称されることもある。なお作中最序盤で二人はこのパエトーンとしてのアカウントを手放さるを得なくなり、仕事で用意していたサブアカウントで再出発する事になる。
そしてユーザーネームは主人公の名前ではなくこのサブアカウントの名前となっているのもこの作品の特徴。

  • ボンプ
ウサギのようなダルマのような、この作品のマスコットと言ってもいいロボット。
作中でも度々言及される大手企業「マルセルグループ」によって製造販売されている。れっきとした機械製品だが、モチモチとしたぬいぐるみ然とした柔らかさに癒やされる。
多くのモデルで、顔面に相当する黒い半円の部位にころころと表情の変わる円い眼が浮かんでいるように見えるが、ここは半円型のディスプレイであり、状況に応じて眼以外の表示を描画できる。
なお、日本語版でも頻繁に出てくる英字表記が「BANGBOO」なので非常に紛らわしいが、「ボンブ(BONBU)」ではなく、「ポンプ(PONPU)」でもなく、「BONPU」である。凡夫。
基本的に「ンナ」(音声では「ワタ」とも)としか喋れないが搭載している翻訳機能で意思疎通には不便しない。
元は災害救助ロボットだったがその性能の高さから多用途に変貌し、工事現場や商店、治安局など様々な場所で見かける事ができる。新エリー都中で見られるあらゆる標識や看板等にモチーフとして散りばめられており、社会への高い浸透度が伺える。
エーテルへの高い適性からホロウ探索もまた本領で、主人公たちがボンプのイアスに憑依しているのはこれによるもの。
なお、ごく僅かながら翻訳機能を介せず直接会話が可能な個体もいる。ボンプとしての「パエトーン」が会話可能なことについて驚かれる描写もないので、「喋れるボンプもいる」ということ自体は認知されているようだ。
駆動はバッテリーによって賄い、稼働状況にもよるがフル充電で概ね1日は動き回ることが出来る。機種によってはケツ臀部に端子があり、ここにソケットを挿して充電する模様。
ルミナスクエアのパーキングには有料のボンプ用充電コーナーが併設されており、モブボンプが利用している様子が見られる。*60
地面に凹状に設けられたブースにすっぽり収まって利用しており、その光景はさながら並んでドラム缶風呂に浸かっているような風情がある。*61

ロボットではあるものの扱いとしては「機械種族」に近く(「機械人」という種族もまた別にいる)、自我と一定の権利を持ついち市民として認識される。勿論、愛護団体も存在している。
性格も個体によってバラバラで、妙な思想に傾倒していたり金にがめつかったり純粋無垢だったりと様々。
また基本的に良くも悪くも子供っぽい性格が多い。
一方で権利はあれど、仮に誘拐されても盗難事件として処理されるなど、良くも悪くもペットくらいの扱いをされるのもまた一つの実情。
所有者不在のいわゆる野良ボンプについても、いずれは治安局等を通じてメーカーに回収されスクラップにされるのが原則である模様。
道具扱いされるのはまだマシな方で、中には虐待を受けたり、部品取りのために盗難に遭い破壊されたり、心ない持ち主の手で廃棄するついでに与えた情報を処理するため自爆装置を仕込まれたりすることもある。さらに詳細は不明だが、防衛軍内で「自爆ボンプ隊」なる部隊の存在が言及されている。

  • シリオン
ゼンゼロの世界に住む、動物の遺伝子を持つ人間。
早い話が、ファンタジー世界でいう亜人種・獣人だが、一見人間にしか見えない親の下にケモミミの生えたシリオンが娘として居るケースも見られるため、そういう種族として確立されているのか、それとも単に遺伝的特徴の一つに過ぎないのかは謎。
犬猫の動物系はもちろんの事、鮫の尻尾や悪魔のような角や尻尾を生やしたタイプと様々な種類がおり、街中を歩いているモブを含めても結構な数がいる。
見た目の反映度も耳や尻尾が生えた程度の者もいれば、まんま熊や狼が2足歩行になった姿の者もいる*62色んなケモナー大歓喜。
動物的特長が強く残っているのか、猫なら素早く柔軟な動きが可能だったり、犬なら嗅覚、熊なら腕力に優れたりする。またホロウ内でのエーテル適性が高いことも特徴。
反対に一部はカフェインへの耐性が低い等のシリオンならではの不利も存在する。

  • 機械人/知能構造体
端的に言えば「市民権を獲得したロボット」。
「人」ではない単なる知能機械(AI)も存在するが、これらと機械人との違いは「禁断の果実テスト」というテストを通過したかどうかであるという。
シリオンに比べると登場数が少なく、エージェントではビリーと青衣、他はCDショップのマスター等、数えるほどしかいない。
ほぼ人間に近い知能や感情を持つものの、やはり「機械」の扱いらしく、ビリーなんぞはミスをしたら自分を売ってその金銭を返す等としょっちゅう口走っている。


  • 治安局
N.E.P.S(New Eridu Public Security)
有り体に言えば警察組織。
市民の安全を守る熱意のある人間が多いが、上層部には黒い噂が多くあり、また前述の通りプロキシやホロウレイダーとは敵対している。
主人公達もここに所属している人間の前では特に慎重に動いている。
だがこの手の作品にしては珍しく善良だったり融通が利く人間が多いのも事実。
建前として「プロキシの手を借りるわけには行かない」と言いながらも、ホロウに迷い込んだ人間を救うためにしがらみを無視して協力体制を取ったり、仲間を救うために処罰覚悟でプロキシに依頼を要請する物もいる。
また、治安官がホロウに入るためにはその都度申請手続きが必要なのだが、手続きが間に合わない、事情によりできない、もしくは申請が却下された場合に、秘密裏にプロキシに依頼することもあり、一枚岩の組織ではない。
モブの中には主人公達に協力する物もいる。彼らのマシンガンによる攻撃はエーテリアスにはさしたるダメージではないがブレイク値は蓄積されるので全くの役立たずではないのがポイントと言えるだろう。
逆に言えばそんなダメージしか与えられない武器でエーテリアスと戦う羽目になっているということだが。
前述の通りここの「特務捜査班」はプレイアブルキャラのグループになっているが、他の班のプレイアブルキャラは今のところ確認できていない。


余談


タイトル画面のCM

先述の通り、このゲームは「レトロなブラウン管テレビ」がさまざまなモノのモチーフとして多用されている。
探索パートがテレビ画面になっていることの他、キャラストーリーはVHSテープ、「石(ソーシャルゲーム)」に相当する物体は「ポリクローム」「マスターテープ」というフィルムテープ状の物体である。
中でも、タイトル画面はこのブラウン管テレビがでかでかと映るデザインとなっているのだが、しばらくそのままにしていると架空のCMが流れる。
音声付きなうえにご丁寧に日本語吹き替えまでなされており、人の声が入りそうなシーンではちゃんと日本語音声で喋ってくれる。更にアップデートで増えた。
ビリーがこよなく愛する「スターライトナイト」は勿論、ラーメン屋のCMや映画の予告編も放映されるので、しばらく見ているのも一興だろう。


ビデオ

主人公が二重生活を送る作品自体は珍しくもないが、そうした作品では「表」の描写は省かれがち。
が、このゲーム、そこもしっかり描写する。
要するに、ビデオ屋としてビデオの棚出しも毎日しっかりやる必要があるし、時折ビデオを求めてお客様が店に来訪したりもする。さらにはそのお客様に混じってエージェントも来店する。無論、ビデオ屋店長としてしっかりお目当てのものをおすすめしてやらねばならない。
その題材として登場するビデオも結構バラエティ豊かで、その数は実に39本。全てタイトルはもちろんあらすじとカバーイラストまで個別に設定されている。



インターノットとニュース

依頼の募集先として「インターノット」があることは上述したが、このインターノット、単に依頼が流れてくるだけではなく、作中のストーリーや依頼の進行度によってリアルタイムでスレッドが立ち雑談が進行していく、非ッ常に手の込んだ仕掛けが施されている。
主人公が関わった大事件について陰謀論めいた事件スレッドが立ち、その真相を(勝手に)議論し当たったり外したりする様は、真相を知る主人公の立場になって見てみるとニヤリとさせられるだろう。
メインストーリーだけでなく、本編と全く関係ない話(エーテル適応体質テストを受けたら高スコアだったので晒してみた、とか)が関係のないところで盛り上がっていたり、慣れないインターノットを使って依頼を投げた結果胡散臭くなった依頼文に冷や水を浴びせる匿名ユーザーがいたり、中には取引現場を(依頼を受けた主人公によって)荒らされ復讐を誓う犯罪者が怒りのお気持ちコメントを投げていたり、と、現実のネットさながらに十人十色。
また、メインストーリーの進行に応じて、ニューススタンドのニュースも移り変わる。
ストーリー進行の合間で主人公が睡眠をとる場面では寝る前にスマホを開いて本当に一度インターノット画面に移行させられるという現実あるあるな描写も。

旧文明

青衣が嘗て生きた時代であり、遺物を多く出土する失われた文明。
エリー都崩壊前の時代かと思いきやどうやら現代地球に相当する文明であった可能性があり、
いわゆる我々の知るところのサブカル系の映画を「旧時代のビデオ」と言われいる事があるほか、
限定イベント「無敗のチャンピオン」ではミシュランマン*64らしき存在について言及されている。

パロディ

近代的な世界観だからか、あるいはmiHoYoお約束の悪ふざけか、このゲームやたらにパロディが多い。
私ってほんとバカ」「電子レンジバナナ」「目指せ、ボンプマスター!」のようなアニメ・ゲームネタを唐突にぶち込んできたかと思えば、ちょっと古い映画のシーンや構図を真似したシリアスめのパロディをやってみたり、挙げ句の果てには「悔い改めて…」「や っ た ぜ」のような淫夢営業要素まである。
ある程度ネットに触れていれば、どれか一つは既視感を覚えるのではないだろうか。

○○揺れ(物理)

女性エージェントが実装される度に物理的な揺れが何かと話題となる本作。乳揺れに始め一部のエージェントは戦闘での攻撃モーションや歩いてるだけで尻や太股がプルプル揺れる。イヴリンなんかヴリンヴリンとか言われる始末。
そしてとあるアップデートにて街中を動物が歩くようになるというカワイイ調整が入ったのだが…ユーザーによってなんと歩いている猫のキャン玉がプルプルしているという衝撃の事実が話題になった。
ゼンゼロの運営は揺らすことに途轍もないこだわりを持っているようだ。いいぞもっとやれ。


ンナ、ンナナ!!(追記・修正をお願いします!!)

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最終更新:2025年04月17日 21:27

*1 本作のロゴも「Z」を重ねたようなものになっている

*2 古代メソポタミアの都市「エリドゥ」と一致する。むしろネタじみた表記の日本語版がイレギュラーなのかもしれない。

*3 クリティ、ラマニアン、ハワーラ、プルセナス、ソロブ、パパゴの6種類。ちなみに零号ホロウは「リンボ」と呼ばれ、それぞれの原生ホロウ内部は零号ホロウへと繋がる「道」がある

*4 売りである戦闘がぶつ切りになる、演出が冗長である、等

*5 1日の時間帯を1段階経過させたり翌日に移行させたりする機能だが、Ver1.2から何処からでも好きな時間帯へ選択可能となった為、使う機会はだいぶ減った

*6 ただしサブ効果はランダム。トラック1~3も選択可能だがそれらのメイン効果は1種類のみなので貴重な素材を無駄にすることとなる

*7 蓄積は属性別に行われ、各属性を与えると随時対応した表記に変わる。別の属性を与えることで他の蓄積値がリセットされることはない

*8 ただし最初に発生させた属性によってダメージ計算式は変わってくる

*9 1回目でもクールタイムは発生しており、そのクールタイム中に再度回避を行うと使用不可状態になるという仕組み

*10 1文字毎の意味から、「天才児」または「超天才」という意味なのではないかと考察されている

*11 ちなみに探索パートで放置してると「マスターがサボってる」ことをそこそこ遠回しに煽り立ててくる。この台詞がまた何種類も存在する

*12 学生服のエレン、メインストーリーに関わるキャラ

*13 しかもこの隠しモーション自体も二段階存在し、それぞれでビームの弾道が直射と高角の曲射と変化する凝りよう

*14 最近見た映画に登場する「人間に擬態するエーテリアス」を警戒し、はぐれた同僚と再会した時に偽物だと思い襲いかかる。先述の映画のエンドロールを「事件の犠牲者リスト」だと勘違いする等

*15 ただし、用意された強力なエーテリアスの群れに対して力任せだけの突破を行い、研究員からは期待外れと酷評もされている

*16 窮地の中、恩赦を受けて生き延びるため。もっとも事情を知らないビリー達からはパエトーン側から勝手にナビを打ち切ったようにも見える状況で、かつビリーも提案に留め意思決定はニコに委ねており彼女の人柄を承知の上での助言である可能性もある

*17 「感電」中に電気属性の攻撃を受けると10秒かけて追加ダメージを与える状態異常

*18 なお相手は女子高生で「朱鳶さまー♥︎」と呼ばれている

*19 今までは「同陣営」「同属性」が条件のコアスキルを持つエージェントのみで「特定の特性」の条件を持つエージェントは朱鳶が初

*20 ここで言う古代遺跡とは、超古代的なモノではなくホロウ災害発生以前の「旧文明」と思われる

*21 立ち絵を見ると武器を挟んだ脚部分の肌がちゃんと沈んでいる

*22 ただし兄妹も「気づかれる可能性が非常に高い事を承知で、青衣を助太刀する」選択肢を取った事もあるため彼女の人格を信頼してあえて気づかれる事を諦めている節がある

*23 なお、Ver.1.2以前のカリュドーンの子のように、ストーリー上で主人公と出会っていないキャラは通常なら信頼度の設定がないが、セスは例外的にある扱いとなる

*24 メタ的にはガチャで手に入れた直後

*25 他のエージェントの同じ性質を持つ攻撃は基本的に右隣に交代する

*26 スケジュールが空いていれば契約満了後に延長も可能

*27 本作は画面ごとに名前表記がまちまちで、ステータス画面ではフルネームで表記される

*28 敵の防御力を無視する割合

*29 いわゆるキャラ重複獲得による限界突破のことで、追加能力獲得と共に一枚絵が段階的に解放されていく演出になっており、元の絵から最終段階の過程で1枚脱げる。

*30 このため登場キャラの中では現状唯一、学生服とメイド服の2種類の服装を持つ。更に「スキン」として実装されたが同じタイミングで私服姿も披露し「そっちも欲しい」という声続出。地味におしゃれちゃんである。

*31 余談だがサメは機会選択的捕食者と言われ餌を選り好みしない性質があり、中には腐ったものや鉄、プラスチックなどのゴミまで飲み込んでしまう、文字通り「何でも食べる」種類がいる

*32 なんなら「エレン」という名前も、『ジョーズ』主人公の妻と同じ

*33 一連の出来事が起きたPVが実装直前の2025年4月1日に公開。そのあまりにも悲惨な内容から同日のエイプリールフール企画で公開されたネタ動画と同じように、またその時に初披露された小隊名にモジって「嘘(Liar)」であって欲しいとの声が散見された。

*34 ホロウ内の石油が採掘できる「火の湖」がエーテルに侵食されないように、特殊な燃料を投げ入れて周囲のエーテル結晶を破壊する必要がある。

*35 ビッグダディというイノシシのシリオンの先代首領から引き継いだ。ビッグダディは既に引退しており現在はビジネス面でのサポートを行っている。

*36 通常のシールドはエージェントHPバーに加算するよう青いゲージが付くが、「栄光の盾」は操作キャラクターの真横にスピードメーターのようなゲージが発生する。通常のシールドとは重複され、栄光の盾が優先して消費される。

*37 攻撃などの行動中に敵の技を喰らっても攻撃がキャンセルされなくなる効果

*38 また、敵側の登場人物で「ポンペイ」や「ルシウス」など古代ローマを連想させる名前のキャラも出てくる。

*39 弱い銃撃であればラッシュ中に弾くことも可能

*40 ゼンゼロの世界では競馬は既に衰退しており、行われているのは主にボンプを使ったレースらしい

*41 特に車に関しては愛好家が集う掲示板の運営者から「的確なレスで神スレ連発」と話題にされるほど知見が深い

*42 「安全に」というのはあくまで肉体の話であって、精神はこれに含まれないらしい

*43 期間限定イベントにて判明したが、彼女の捜索願いに対する報奨金は治安局に指名手配されている犯罪者の懸賞金よりも高いらしい

*44 「カリュドーン」自体は地名およびその由来になった人名

*45 その出来事によって柳自身も純粋なヒトではなくなっている模様

*46 別々の状態異常を発生させると追加ダメージを与える「混沌」とは別枠の柳が持つ固有の状態異常ダメージ

*47 剣と弓を持ち運ぶのが面倒だという悠真の為に作られた特注品

*48 運営側も意図的に行っていた様子

*49 当初から肌の白さやあまりにも多い仮病の休暇申請は本当に何か患っているのではないかと予想する人もいた

*50 雅の戦闘ボイスに「悪、直、斬!」があるため、実際には彼女の真似のようである

*51 この時はまだ正体を隠していた

*52 彼女のメッセージアカウント名

*53 他メンバーと交代しても常時戦闘に残り歌い続ける状態

*54 以降戦闘継続中はコートを脱いだままで戦い、終結スキル演出も変化する

*55 そのため該当イベントを未プレイのプレイヤーは出会ったこともないのにメインストーリーで突然「久しぶり!」というメッセージが届き戸惑うこととなる

*56 ゲーム上のコスパは実質同等。戦う量が増えて副産物の関係でほんの僅かに得だが、消化の手間が増える

*57 Ver1.2以前は他のコーヒーと回復量も同じで値段が安い「新エリー都スペシャル」だったのが、無償化されて「ティンズ・スペシャル」へと入れ替えられた

*58 おそらく、コンピューター用語の「Proxy」に由来する名称だろう。インターネットにおいてコンテンツ提供者と閲覧者のコンピューターを中継するサーバーの一種であり、ここにコンピューターウイルスの検知システムを設置したりして使う

*59 クレタ等、公共の場では「プロ…」と言いかけて店長さんと呼び直すキャラもいる。

*60 ニコはここは料金が高いので使わないよう従業員に周知している

*61 同様の構造が治安局の装甲車(フロントウィンドウすら装甲化して塞がれている)のボンネットにも見られ、どこぞの銀河系の彼方のドロイドよろしく、そこにも治安ボンプが収まりナビを務めると思われる

*62 NPCとしてだが全身狼型の女性シリオンも見られるので性別による差異は然程ないようにも伺える

*63 2本あり、片方は「いつも決まった時間帯に放送される求人広告」、もう片方は「楽曲をヘビロテで流し、有料でリクエストが出来るラジオ番組」と書かれている。それってビデオなのか……?

*64 「ミシュランタイヤ」のマスコットキャラクター