ローデリヒ

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ローデリヒ - (2020/10/02 (金) 00:01:18) の編集履歴(バックアップ)


初出:第228話(時系列としては書籍第三部IIISS)
名前の初出:283話

声(ドラマCD第3弾/第5弾):遠藤広之

家族構成

父:旧ヴェローニカ派
母:父親の第二夫人

容姿

髪の色:オレンジに近い茶色
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瞳の色:焦げ茶
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オレンジに近い茶色の髪に焦げ茶の瞳。

地位

階級:中級貴族
職種:文官見習いローゼマインの側近・物語作家

年齢と属性関連

  • ローゼマインとの学年差:同学年*1
  • 誕生季:秋*2
  • 洗礼時の属性(適性):風土*3
  • 3年生時に得られた加護:風土*4
  • 467話以降の属性:全属性

ローデリヒ視点の回

SS43話 ローデリヒ視点 貴族院のとある一日
書籍第四部II 特典SS 私の心を救うもの(書籍短編1 ローデリヒ視点 私の心を救うもの)
書籍第四部VI 書下ろしSS 譲れない決意

作中での活躍

エーレンフェストの下級に近い中級貴族の文官見習い。*5
話の収集能力が高く、よく覚えていない話は即興で続きを作ってしまえる能力を持つ。
狩猟大会で父の言葉に乗って、ヴィルフリートを陥れてしまった子供の一人。
第二夫人の子で元々父にあまり大事にされていなかったが、ヴィルフリートと近づく機会が多いのを評価されていた。
ヴィルフリートに遠ざけられると同時に、唆した側の父から失態を責められるようになった。
ローゼマインユレーヴェに眠ってからは、子供部屋で非常に肩身の狭い思いをしていた。
父からは「其方が悪い」と責任を押し付けられては殴られ、殴った傷が残らないように回復薬で癒されるといった虐待を受けるようになり*6、母親はそれに迎合しており*7、同派閥のメンバーからも「ヴィルフリートを陥れた存在」として疎外され、冷たい目で見られ続けていた。*8
ローゼマインが作っていた本に自分が語った物語が載っていて、そこに自分の居場所を見つけて、考えながら文章を作るようになった。
ローゼマインが目覚めてからは、派閥に関係なく評価されて話を買い取られ、仕えたいと強く思うようになる。
旧ヴェローニカ派が強襲の計画をした際、旧ヴェローニカ派の子供達から託されて、フィリーネに情報をもたらした。
側近になれる機会が訪れて、名捧げをして信用を得て、物語を作って捧げることを誓った。
親から離れて、騎士寮に部屋を与えられる。
聖典盗難騒動の際フィリーネと共に孤児院で情報収集をしようとしたが、普段孤児院を訪れず孤児や灰色に距離を取っていたこと、そのため神殿の者に信頼されてない事を理由に孤児院への立ち入りを禁じられた。
ハルトムートからは「神殿の者や平民はローゼマイン様の手足同然」「神殿のあらゆるところに精通しなければお役に立つことはできない」と注意を受け、改めて常識の違いを噛みしめる事となった。*9
長編の続き物の作品としてディッター物語を書き上げたが、領地以外で初めての読者が王族で、初めての挿絵が大領地の領主候補生となってしまった。
ローゼマインの側近になるのが遅かったため出遅れるが、フィリーネと同様に高度な研究の会話についていけるようになる。

15年春 アウブ・ダンケルフェルガーがツェントとなった時のために、ランツェナーベ掃討戦と貴族院防衛戦におけるアウブ・ダンケルフェルガーを主人公にしたディッター物語の作成を命じられ、作成中。

ローゼマインに名捧げした者は魔力(神々の御力)の影響を受けないことから、名捧げした者としてローゼマインを守る盾になったり、機密事項を行う際に付き従ったりする。
ローゼマイン婚約式に向けて、ローゼマインの意向を反映した(?)ローゼマインの地位に相応しい婚約の言葉を考えた。

経歴

01年秋 誕生
08年秋 洗礼式
08年冬 カルタやトランプを借りる為、ローゼマインに物語を話す。途中で話を忘れて即興で取り繕った為、ローゼマインの印象に残る。*10
09年秋 狩猟大会にて、父親に騙されヴィルフリートを陥れる。*11
09~10年 ローゼマインに捧げる為の話を集める。*12
11年冬 貴族院に入学
     冬の子供部屋で記したお話に対する報酬を、ローゼマインから拝受する。*13
     領主一族がアーレンスバッハを警戒する理由を質問する役割を担う。*14
     学生達が集めた神官長伝説をまとめる。*15
12年夏 襲撃計画をフィリーネに伝える役を担う。*16
12年冬 領主候補生と旧ヴェローニカ派の学生達との話し合いで、ローゼマインへの名捧げを希望することを宣言する。*17
     強力な魔獣襲撃の報告と救援願いを領主候補生に請う役目を担う。*18
     ローゼマインから、名捧げ石製作用に、魔獣の素材の取得権を拝領する。*19
     ローゼマイン自作の物語と名を捧げ、側近に就任する。*20
     ローゼマイン式魔力圧縮法を知る為の領地外にも効力のある契約魔術にサインをする。*21
13年冬 旧ヴェローニカ派の学生達の説得役を任じられる*22
     ローゼマインの側近となる旧ヴェローニカ派の学生達に仕える際の注意点の説明をする*23
     貴族院で加護取得の儀式で全属性になる。*24
     ディッター物語が貴族院で広められる。*25
     領地対抗戦で、ダンケルフェルガーとの共同研究で使用したグラフの説明を担当する。*26
14年冬 貴族院にて、中級の奉納式に参加する。
15年春 神殿長室の工房の素材の管理等を任される。*27
     図書館の工房でクラリッサの教育の元、魔紙作りに励む*28
     エーレンフェストとアーレンスバッハの礎争奪戦に臨む。宴の席で他の者達の活躍を取材する。*29
     貴族院防衛戦の戦後処理の結果、5日だった〆切り(ダンケルフェルガーの物語)が延びてホッとした*30
     ローゼマインの婚約の言葉を考える*31
     アレキサンドリアに移籍する。

作者コメント

2015年 03月04日 活動報告
そして、感想欄によると今度はローデリヒが女の子に勘違いされていたようですね。どちらの性別の愛称にも使うフランと違って、ローデリヒはドイツ語圏の典型的な男性名だと思ったのですが。
2015年 10月25日 活動報告
これからあちらこちらでディッター物語が話題になるたびに心臓をバクバク言わせるローデリヒです。ちなみに、ディッター物語の作者はローゼマインの側近しか知りませんし、口止めされています。
2017年 07月08日 Twitter
>ペンネーム
ローデリヒのペンネームはシュボルトです。
2017年 10月11日 Twitter
>ウィンク考察
ローデリヒ:両目閉じてるが、本人はちょっとできているつもり

コメント

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  • 魔力圧縮を教える際の契約魔術でローゼマインに魔力圧縮を教える際の契約魔術でローゼマインに敵対しない条件があるので、名ささげしなくても良かったのでは? (2019-06-10 21:03:05)
    • 順序が逆。そもそも旧ヴェローニカ派の子供は、領主一族に名捧げをしないと、魔力圧縮を教えて貰えない。 (2019-06-10 21:11:20)
      • 逆じゃないやろwとは言え他の他の面子と条件揃えるためには必要だった話やろなw (2019-06-14 21:52:18)
        • 条件揃えるって、何の話? あと契約だけでは敵対のハードルが低いし、名捧げは連座の代わりだから。 (2019-06-14 23:25:26)
        • 12年夏の密告後~13年冬の粛清以前:旧ヴェローニカ派の子供が、ロゼマ式圧縮法を教えて貰える条件は、事前に領主一族に名捧げをすることである(第375話、第376話) (2019-11-12 21:49:12)
        • 13年冬の粛清以降:旧ヴェローニカ派の内、連座対象の子供が連座から外れる条件は、領主一族に名捧げをすることである(第453話、第462話) (2019-11-12 21:49:31)
        • ローデリヒ:時期は12年冬だけど、名捧げ理由は「旧ヴェローニカ派の自分が、ロゼマの側近になることを認めて貰いたい」という特殊例(第386話)。 この前例の結果、名捧げすれば、親の影響を離れて、領主一族の側近になれるという話になった。(第456話) (2019-11-12 21:49:50)
    • 親の派閥から抜け出せるのは成人してから。ライゼガング派のローゼマインにとって旧ヴェローニカ派はすでに敵対派閥なので、契約内容を満たせない。なんの保険もなく契約できないこと、成人まで躊躇させるために名捧げを条件にした。ローデリヒはその条件を利用して、ローゼマインに側近入りした。で、ローゼマインはダールドルフ一族を生かすためにも名捧げを提案。旧ヴェローニカ派にも連座回避で同様の対応をとった。 (2020-06-17 09:36:38)
  • 経歴 15年春 最高級の魔紙作成は上級以上の側近が図書館で行い、中級以下は神殿で回復薬や簡単な魔術具製作でしたよね?引用元は529話ではなく592話です。編集しようと思ったのですが私には出来なかったので編集をお願い申し上げます (2020-03-15 14:34:18)
    • 他と合わせて修正しておきました。 (2020-03-15 18:04:08)
  • 灰色神官や灰色巫女との接し方に戸惑って、孤児院に行くのを敬遠していた。平素はそれで済んだが、聖典事件の際、孤児達に顔が知られていないローデリヒが孤児院に行くことをローゼマインが禁じたので、今は反省している。(書籍第5部ⅠSS) (2020-03-22 00:02:53)
    • ついでに、旧ヴェロ派の中では側近入りが早かったので粛清時にマティアス達にロゼマへの仕え方を指導してた点も (2020-05-28 17:50:57)
  • ハンネローレ5年生時点で出てくるアレキサンドリアで作られた最初の本はローデリヒのダンケル物語の1巻ではないだろうか。ダンケル方面に需要が高いので少部数確実に出るタイプの商品だし、最初の本としてローゼマインが選ぶのはありそうな流れに思えるのだけれど (2020-07-07 10:50:21)
    • それやってペンネームがシュボルト先生のままだと「ローゼマイン様と共に移籍した側近がディッター物語の作者!」とバレ、高確率で「中級文官なのに側近に取り立てられた者が怪しい!」と推測され、ダンケル女子から足払いメッサーの求婚の嵐となってしまうのである。やったね、中級貴族なのに第三夫人どころか愛人まで持てるよ! (2020-07-07 11:03:26)
      • じゃあペンネーム変えればいいんじゃね?ストーカー紛いのファンなら文章の特徴で作者がシュボルト先生と同一と分かるかもしれないけど (2020-07-07 11:07:50)
      • ロゼマが出版権を持って行ったとも考えられるし、逆にあえてエーレンに出版権を残していった可能性もある。ローデリヒがアレキにいるからと言ってディッター物語の続きがアレキから出るとは限らない、すべてはアレキとエーレンの交渉次第でどうにでも転がる話です。 (2020-07-07 20:47:02)
    • 「少部数」どころではないと思うが。中央防衛戦や礎を賭けたディッターでのダンケルの活躍を描いたものだとしたら、世論操作&調査の為に中央及び全領地が手にしたくなるだろうし、ダンケル・アレキ・エーレンの貴族ならば熱烈な読者となるはず。 (2020-07-07 20:58:11)
      • 目指せユルゲン初1万部超えですな 同時に1万部も作れるようになったなら単価も下がるでしょうし それとも回し読みかなー。 (2020-07-26 09:31:13)
    • アレキサンドリアで最初に作られた本って本物のディッター物語なのでは…? (2020-08-01 01:29:51)
  • ローデリヒは名捧げして魔力圧縮を教えてもらえることになったけど魔力圧縮って大金必要じゃなかたっけ (2020-07-09 19:42:14)
    • 階級ごとに値段が違うから収入があって中級のローデリヒは苦労しない方だろう (2020-07-09 20:27:45)
    • ローデリヒはまだ印税入ってない時期でも写本と側近になった給金と名捧げの時に物語を捧げた情報料で魔力圧縮のお金は稼いだんじゃないかな。2年目の貴族院の学費はまだ親持ちだろうし。四段階目派ローゼマインの側近と首脳陣周辺ってところかな? (2020-07-10 02:37:29)
      • 旧ヴェロ派からも疎まれていたローデリヒは図書館でロゼマの紋章付きの課題の写本をしていた。その報酬から払ったと考えるのが自然 (2020-07-10 03:25:27)
  • なんでバッシェンされたんですか?そば仕えの点数がどうのと言うところで、評価が下がるんだと想定されますが、一生使えるなら外からの評価とか関係ないと思ってしまいます。 (2020-09-29 12:53:57)
    • ロゼマが倒れると側仕えが減点されることをロゼマが知ると気に病むから。ただでさえフェルもいなくなった貴族院3年時はロゼマに心労が多いのだからこれ以上負担をかけたくなかった。 (2020-09-29 13:08:14)
    • 学生は貴族院の成績に直結する。 (2024-04-12 07:45:03)
  • ローデリヒの父親はなんでヴィル騙して問題無いと思ったんだろ白の塔の事を知らない訳では無さそうなのに (2020-12-08 01:03:43)
    • 計画したグラオザム周辺の狙いはエーレン領主一族間にヒビを入れること。今回はヴィルが自爆したけど、自爆しなかったら別のタイミングでヴィルが白の塔に立ち入ったことをバラして攻撃材料にしたでしょ。 ローデリヒとその父は計画実行に際してヴィルを白の塔に誘導するために計画も知らされずにグラオザムに使い捨てにされただけ。 (2020-12-08 10:20:07)
  • この人の考えたローゼマインの婚約式の台詞だが、フェルディナンドが添削したんかな?しなかったならこの人の文才をフェルが相当高く評価している事になる。意外とフェルもディッター物語を楽しく読んだのだろうか。 (2021-07-28 05:00:54)
    • アーレンドナドナ出荷が本来の春だったら、婿入り道具の一つとして持たされただろうけど。前倒しの初冬では本は間に合わなかったんじゃないかなあ。原稿として読んだ可能性はあるけど、ローデリヒの初稿は「間違いが多くてイライラした」ってハルハルが評してたから、表現に感銘を受けるほどではないような。婚約式の台詞は当然女性側近がチェックしたはずなので、ロゼマ側近の手腕をフェルが高く評価してたのでは? (2021-07-28 09:22:09)
  • 結婚相手が居ないっぽい。(昨日のツイート) (2022-07-18 05:48:44)
    • アレキやロゼマに近づきたくて狙ってる子は多いんだろうけどね。シュボルト先生ってことがバレればすぐにダンケル女子が足を払いに来るだろうし (2022-07-18 06:21:50)
    • あのツイートの流れだと、実は「交際相手がいない」のではなく、「ロマンチックなやりとりができる相手がいなくて、メッサ―突撃してくるような相手がいる」というオチもありえるかとw (2022-07-20 22:42:17)
    • そもそも結婚自体に興味なさそうだし、実家とも縁切ってるしで普通に結婚無理じゃね。 もちろん主の威光で実家関係はなんとかできるとしても、それに甘えるわけにもいかんでしょ。 名捧側近全員に言えることだけど。 自分の都合で側近に婚姻を強制するようなローゼマインでもないだろうしね (2022-07-21 21:49:50)
      • あの世界の価値観だと、主のローゼマインが父親代わりに結婚を手配する責任があって、結婚させないなんてひどいアウブってことになる。グレーティアはしたくないだろうが、他の面子は結婚すると思うよ。 (2022-07-22 09:22:03)
        • 領主一族の誰に名捧げするかで他領に移動する(と当時は思われていた)シャルについていけば実家ではなくシャルが後ろ盾になるから結婚も可能というのが理由の1つに上がっていたしな。 (2022-07-22 19:04:05)
    • ヘルルーガ(ダンケル中級貴族)はライムントの方を足払メッサーしたのかな? (2022-08-31 19:06:14)
      • 足払いメッサ―は親の決める婚約に抗いたいときにやるもので、普通の求婚や望んでいる政略結婚にそんなことはしない。アウブたちが推奨してるんだから必要ない。 (2022-08-31 19:27:27)
        • クラリッサは特にそういう事情は無かったと思うんだけど (2022-09-02 00:09:57)
          • 元底辺領地で当時は見所もなかったエーレンフェストに、主にしたい人がいるから嫁ぎたいなんて親に言っても間違いなく許されない。親が結婚相手を決める貴族の常識を権利として覆せて、かつハルトムート狙いの他女性に先んじるために性急に足払いメッサーして求婚の課題を得たのがクラリッサ。嫁ぐのに問題がないなら別にする必要はないし、足払いメッサーしても相手が課題を出さなければ嫁げないから相手の状況と気持ち次第な部分もある。まあ面白そうだからローデリヒには押し倒されてほしい気持ちはある、メッサー体験が本に活用される未来もあるかもしれないし (2022-09-02 19:17:22)
  • ブリュンヒルデからヴァッシェンを喰らい、とありますが、シュタープでヴァッシェンをしたのは、リーゼレータでは? (2023-02-28 15:32:05)
    • 別室で、説教?したのは、ブリュンヒルデで合っていると思いますが。 (2023-02-28 15:34:01)
    • リーゼレータがヴァッシェン→ブリュンヒルデが強制退場させてお仕置き(威圧しただけでヴァッシェンはしていない)の順ですね。修正しました。 (2023-02-28 16:24:00)