初出:第219話
名前の初出:第220話
声(ドラマCD第3弾/第5弾/第8弾/第10弾):石見 舞菜香
家族構成
継母:
ヨナサーラ(父の第二夫人・父方の親戚。カッシークとの続柄は不明)
異母弟:ヨナサーラの長男
父方の親戚
大叔母:父方の祖母の妹。洗礼式で付き添いをした。
容姿
髪の色:蜂蜜色
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瞳の色:若葉のような黄緑
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蜂蜜色の髪に若葉のような黄緑の瞳。
おっとりとしていて、おとなしい子。
地位
階級:下級貴族
職種:文官
見習い・
ローゼマインの側近→ローゼマインの側近 兼 青色巫女見習い(14年夏から) 兼 孤児院長(14年冬から)
年齢と属性関連
- 洗礼時の属性(適性):土
- 三年生時に得られた加護:土・英知
- 第467話以降の属性:土風
フィリーネ視点の回
SS第10話 わたくしの主はローゼマイン様です(書籍版短編集Ⅰにも同題で収録)
ふぁんぶっく3 書き下ろしSS 主に内緒の図書館見学
SS第44話 フィリーネ視点 貴族院からの帰宅(書籍版短編集Ⅰにも同題で収録)
書籍版第四部Ⅲ 特典SS フィリーネ視点 わたくしの騎士様(書籍版短編集Ⅰにも同題で収録)
第367話 閑話 城でのお留守番
書籍版第五部Ⅷ エーレンフェスト防衛戦(前半) フィリーネ視点 避難訓練通りに
作中での活躍
下級貴族の文官見習い。
フルネームは「フィリーネ・トータ・メルビウス」(メルビウス家の娘、フィリーネ)と推測される。
絵本の読み聞かせになると一番前に座り、最後まで絵本を見ていた。
一番下の下級貴族になるので、冬の
子供部屋では、言動には気を付け粗相をしないように、下級の子供同士で遊び、上級、中級貴族には決して逆らわないようにと、親や親族に繰り返し諭されていたが、
ローゼマインが作り上げた子供部屋が、聞かされていたものと全く異なっていたことと、ローゼマインの振る舞いが、エーレンフェストの聖女と言われても、何の違和感も抱かないものであること、更に、絵本に強い魅力を感じ、母親のお話を絵本に残したいと思ったことから、思い切ってローゼマインに声をかけ、「絵本を作ってみたい」と告げた。
母親の話を喜んで聞いてくれたこと、書き留めて残してくれたことで母親を自分に残してくれたことがとても嬉しく、側近になれないとしても、ローゼマインを自分の主とし、仕えたいと思うようになった。
ローゼマインは新しい話をすると、とても喜ぶことから、ローゼマインの為に沢山お話を集めようと考え、ローゼマインに捧げる為の話を書き溜めながら、ローゼマインの目覚めを待った。
更に目覚めて再会した際に、ローゼマインのために各地のお話を集めてくる約束をしている。
ローゼマインの作った子供部屋の状態を維持したいと考え、ローゼマインが眠りについている間の冬の子供部屋では、
ヴィルフリートや
シャルロッテの手伝いをしていた。
ローゼマインから
成績向上委員会の構想を聞いた際にも、ローゼマインがいた冬の子供部屋にあった、個別最適化された課題と共通の目的の元、年齢も派閥も関係なく皆で努力していた雰囲気が好きだったことを告げ、派閥に関係なく、皆で成績を上げられるのが一番だと積極的な賛意を示した。
11年冬、入寮後ローゼマインの側近に抜擢される。
ローゼマインを始めとした一年生チーム(ローゼマイン、ヴィルフリート、
グレゴール、
カティンカ、
エリーアス、
ローデリヒ、
ベルノルト)で一緒に試験対策をしたが、合格はしたものの歴史の試験が合格点ギリギリだった為、歴史の受講を先生から許可された。共通の実技はベルノルト、一年生の歴史と地理の授業はローデリヒと共に受講していた。
12年春、ローゼマインの側近(文官見習い)として神殿に出入りするようになり、
神官長の教育を受けるようになった。
テレージアが語ってくれたお話をローゼマインが書き留めてくれたものをお手本にして文字の練習を続けていたため元々手跡は綺麗な方であり、神殿でのスパルタ教育の結果計算や実務能力も
ハルトムートから素直に褒められるほど上達している。
12年冬の段階では、「成人後に婿を取ってメルビウス家の正式な当主になるつもり」と語っている。
貴族院に入ってからは、写本をしたり、他領の子に紹介料を取って写本の仕事を融通したりしている。
フェルディナンドやローゼマインに鍛えられた結果、激務にやりがいを感じるようになってしまい、城ではやることが少ないため、落ち着かない。
ダームエルに好意を持っていて、側近達には周知されているが、ダームエルとローゼマインは気づいていない。
ローゼマインと一緒に勉強をしていたため、高度な研究の会話についていけるが、自分では気づかず魔力の高い者を羨望の眼差しで見ている。
同母の弟の
コンラートが孤児院に引き取られたこともあり、孤児院によく通っている。
その結果、孤児院の灰色や洗礼前の子供達に、自分の話を聞いてくれる相手と認識されており、聞き込みで灰色達から情報を引き出すことができる。
同様に、ローゼマインの側仕え達からも信頼されており、孤児院長就任が決定した際に、安堵と共に受け入れられた。
フィリーネが神殿関係者に受け入れられる一方で、フィリーネ自身も神殿に染まっており、貴族院の加護取得の儀式で属性が増えた際に、流れるように喜びの祈りを捧げた。
ローゼマインの中央行きを知り、自身と弟の身の振り方で焦燥し、側近として相応しくない行動に走った際に、ダームエルに諫められた。同時にダームエルとの婚約案をダームエル自身より提示されたが、ここで甘えては駄目だと選択肢から外した。
コンラートの望みを聞き、成人するまで
エーレンフェストに残留した後、ローゼマインを追って中央へ行くことを決断する。
その際の振る舞いを褒めたローゼマインには、自立した女性になった暁に、クラリッサに倣って自らダームエルに求婚をする予定と打ち明けた。ローゼマインはダームエルに「足払いを受けてメッサーで脅されるような求婚を受ける可能性がある」と脅しているが、フィリーネ本人はそこまでするとは言っていない。
孤児院長室を賜ったものの、ローゼマインがエーレンフェストから正式に出るまでは、側仕えや専属料理人が神殿長室に所属している為、通いの青色巫女見習いのような立場で、孤児院長を務めている。
エーレンフェストとアーレンスバッハの礎争奪戦で、ローゼマインがアーレンスバッハに赴いている間、側近部屋での報告会、孤児達の避難訓練、工房と孤児院の収支確認等に励んでいたが、昼頃に、エーレンフェストでの戦闘が開始する見込みだとの連絡を受け、孤児や巫女、神官達を避難させた後、ローデリヒと二人がかりで、魔術具を用いて、神殿長室に結界をはった。
礎争奪戦決着後、ダームエルを護衛に青色巫女見習いとして農村での祈念式に赴いた。その期間にダームエルに求婚した模様。
ローゼマインが領主会議までの期間を再びエーレンフェストで過ごす機会に元アーレンスバッハ貴族から選ばれた新しいローゼマインの側近と顔合わせをし、アレキサンドリア寮と城への一時立ち入り許可を与えられる。計算に強い文官として、アーレンスバッハ貴族が犯した不正の証拠を固めようとするフェルディナンドに呼ばれた。
文官として社交に差し障りがないよう、
エルヴィーラの配慮で
カルステッド邸にも部屋が用意されている。
主がユルゲンシュミット初の未成年アウブとなったことにより、15年冬の貴族院では、エーレンフェストの下級貴族かつ、アウブ・アレキサンドリアの側近という、おそらくは前代未聞の状態になっている。
成人後は生家(メルビウス家)の当主を正式に引き継ぎ、メルビウス家当主の身分でアレキサンドリアに移籍する予定。
カッシークは当主権限でテレージアと離婚させ、父の生家(グライスト家)に出戻らせることになる。
領地を移動する予定だが、下級貴族として洗礼を受け、下級貴族家当主として移籍するため、移籍先のアレキサンドリアでも当然下級貴族のままである。
経歴
(年代はマインの誕生を0年とする)
01年冬 誕生
07年秋 母テレージアが死亡する。
08年冬 洗礼式
ローゼマインに絵本を作りたいと告げ、記録用の植物紙を拝領する。
09~10年 ローゼマインに捧げる為の話を集めると共に、冬の子供部屋の運営を助ける。
11年冬 ローゼマインに各地の話を捧げることを誓う。
貴族院に入学する。
ローゼマインの側近に就任する。
貴族院における、領地外の物語収集の窓口を担う。以降、毎年実施。
ダームエルへの恋が芽生える。
実家と絶縁する。
12年春
ローゼマイン式魔力圧縮法を知る為に、エーレンフェスト内限定の契約魔術にサインをする。
文官見習いとして神殿に通うようになり、スパルタ教育を受け始める。
12年冬 ローゼマイン式魔力圧縮法講習の為に、領地外にも効力のある契約魔術にサインをする。
13年冬 貴族院で加護取得の儀式で英知の加護を得て、属性を増やす。
領地対抗戦で、
ダンケルフェルガーとの共同研究の説明を担当する。
14年春 成人するまでエーレンフェストに残留することを表明する。
この結果、残留期間中、エルヴィーラの庇護を受けることが決定。
ローゼマインから次期孤児院長の打診を受け、これを拝命する。
14年夏 神殿で誓いの儀式を行って青の衣を賜り、正式に青色巫女見習いの身分となる。
ローゼマインの紋章入り魔石を拝領する。
15年春 孤児院長に就任
エーレンフェスト攻防戦で孤児院の避難誘導を担当する。
祈念式に赴く。計算要員としてアレキサンドリアのフェルディナンドを手伝う。
16年冬 貴族院卒業予定。
孤児院長を辞し、ローゼマインの側近としてダームエルと共にアレキサンドリアに移籍予定。
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最終更新:2025年04月19日 17:15