ライヒレーヌ

存在の初出:第582話
名前の初出:ハンネローレの貴族院五年生 第27話

家族構成


容姿

瞳の色:濃い紫*1
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地位

階級:領主一族
職種:領主夫人(第二夫人)


作中での活躍

アウブ・ダンケルフェルガーの第二夫人。ラオフェレーグルングターゼの母。
「武器を交える戦いは得意ではございませんの」と言いながら攻撃用魔術具を投げてくるタイプ*2。「派閥調整で娶った」という作者コメントから*3、ダンケルフェルガー出身と思われる。
第一夫人・ジークリンデとは派閥が違い、第一夫人に強いライバル心を抱いている為、仲が良くない。その事から、城での夕食は第一夫人とその子/第二夫人とその子に別の食堂が用意されており、夫であるアウブが二箇所の食堂を交互に移動して食事を摂っている。子供達にも「ジークリンデ様やその子に媚びるのではありません」と言い聞かせている*4

旧ベルケシュトックの管理を任せられていた為、派閥には旧ベルケシュトック貴族が多い。
第一夫人の子供達(レスティラウトハンネローレ)に13年冬のエーレンフェストとの嫁盗りディッターでの敗北という瑕疵が付いたことで、周囲の同派閥の貴族に自分の子供達を次期領主候補にしてはどうかと言われ、妙な野心を抱いてしまった。

15年春の騒動貴族院防衛戦を経てレスティラウトが次期アウブに内定した後も一縷の望みを捨てきれず、貴族院入学前に領主候補生の素質無しと判断され上級貴族と養子縁組されそうになったラオフェレーグを庇い、レスティラウトやハンネローレのように汚名を雪ぐ機会を与えて欲しいとアウブに願い出た。
領主候補生は(なるべく)公平に扱う主義のアウブ・ダンケルフェルガーがこの願いを聞き入れてしまった為、ラオフェレーグは領主候補生として貴族院に入学している。
15年冬、ラオフェレーグの領主候補生としての将来がかかった貴族院での寮内統一ディッターでは「負ければ諦める」としつつも、ルングターゼの側近にラオフェレーグを何としてでも勝たせるよう命じるなど、アウブの意思に反する行動を取り続けた*5
男子であるラオフェレーグにはやたら甘い対応をし過度な期待をかける一方、女子のルングターゼには希望を聞き届けようとしたりせず、自身の迂闊な行動によって娘の将来が閉ざされる可能性を考慮しないところがある。

コメント

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  • ベルケの取りまとめを任されているだけで、この人自身はベルケ出身ではないのだろうか。 (2024-05-12 15:10:07)
    • 違う可能性が高い。アーレンスバッハ第二夫人(ベルケ領主一族)が処刑されているので。それより上位領地のダンケルフェルガーがベルケから第二夫人に迎える場合、連座しない程度の身分では釣り合わない(下位領地のフェルディナンドは領主候補生にも関わらず難色を示されている)。ラオフェローグの血筋に瑕疵があれば外伝中でも語られるはず。 (2024-05-12 16:08:43)
      • たしかヴェルデさんが第一夫人(ダンケルフェルガーの領主としては二人目の妻に当たる)を娶る時期に政変中で世情が安定していなかったので、他領の妻を娶るの禁じられたって書いてた。ダンケルフェルガーでは領地の独自ルールが多い(意訳)から、第一夫人を他領の者にするみたいだし、どこだったか忘れたけど、他の妻は派閥調整の為に娶ったって作者様の文章を見た気がするし、第三夫人まで皆ダンケ出身だろうね。 (2024-05-12 20:14:17)
  • 礎を継承「した」ならすでにアウブになっていますがそういう話は知りません。レスが礎の継承準備を終えて次期アウブが確定した(ふぁんぶ7)の意でいいのでしょうか? (2024-05-17 17:31:30)
    • その解釈で問題ありません。ハンネローレ五年生(15冬)にはヴェルデクラフがまだアウブなので、あくまでも次期アウブです。どのみちアウブになるなら普通は修行(下積み)期間があるので、今すぐアウブを継がなければいけない状況ならともかく、平和になった現状でレスティラウトがすぐアウブになる必然性がありません(領主のページ参照)。 (2024-05-17 20:08:13)
      • 私は自分が知らない物や読み落とし記憶違いなどの可能性もあるので根拠があるなら提示を求め、そうでないならそう確認できたところで修正する話だと考えて書きこんだのですが、なぜ編集された方以外からこの書き込みはそういう意図であるとお返事が来たり別の編集者に書き換えられたりしているのでしょうか? (2024-05-17 21:30:10)
        • 別に編集した人以外回答出来ないなんてルールは何処のwikiにもありませんよ(何処からその解釈が出て来たのか本人に聞かないとどうしようもない案件ならともかく)?ソースの確認が容易であり、かつ明らかに間違っている部分であれば一々コメント欄等で合意を取らずに随時修正しても大丈夫です。大幅な内容変更だったり、限られた人しか確認出来ないソースだったり、ソースそのものは大勢が確認出来るけれどその解釈がかなり分かれる場合なんかは下書きを用意して議論した方がよいかもしれません。先にコメント欄で間違いを指摘し、裏付けを取った後で編集(修正)するのはより慎重な行動ですが絶対のルールではありません。 (2024-05-17 22:14:25)
        • 「なぜ」って、なぜではない。あなたが木を立てる際に、きちんと意図(編集した人からの回答が欲しい)を明確にしてないからだろう。 (2024-05-18 07:43:24)
  • 他ページのキャラの髪と瞳は作中の文章やふぁんぶ、コミックのカバー裏のキャラ設定を出典元としているので、ライヒレーヌの髪色は口絵でしか出てないので今は削除します。 (2025-08-11 22:03:06)
    • 誕生季も同様の理由で削除しました。 (2025-08-11 22:09:31)
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  • タグ:
  • 人物
  • 貴族
  • ダンケルフェルガー
  • 領主一族
最終更新:2025年08月11日 22:31

*1 SS第56話

*2 2025/07/31 TOブックス公式Twitter 作者コメント https://x.com/tobooks/status/1950754038368420231?s=46

*3 2022/11/22 作者Twitter

*4 SS第56話 ルングターゼ視点「保身のための根回し」 、書籍ハンネローレの貴族院五年生Ⅰ プロローグ

*5 ハンネローレの貴族院五年生 第34話 第二夫人の娘 、SS第56話 ルングターゼ視点「保身のための根回し」