概要

元々は19世紀にスコットランドに建てられた城だったが、1987年に俳優の故・津川雅彦氏が自身が構想していたレジャーランド計画の目玉として購入。解体し日本に移送したが、レジャーランド計画は頓挫してしまい、解体した城は4年もの間塩漬けになってしまっていた。
その後、1992年に群馬県の石材会社「サンポウ」が津川氏から買い取り、建設していた「大理石村」に1年かけて復元された。

テーマパークとしての利用はもちろんのこと、都内から片道2時間で本格的な中世の城を見ることができるという点もあり、多くのテレビドラマ・映画作品やアーティストのPV撮影地としても使われており、特撮作品では
  • 「魔法戦隊マジレンジャー」のエンディングダンス
  • 「海賊戦隊ゴーカイジャー」でのアイムの星の城
  • 「仮面ライダーカブト」での神代剣の居城
ドラマや映画では
  • 「金田一少年の事件簿『蝋人形城殺人事件』」の舞台「蝋人形城」
  • 「相棒」の「閣下」こと北条晴臣が住む「アイアンハート城」
  • 「アタシんちの男子」の大蔵家6兄弟が住む「トリックハート城」
などに使われている。
また、かつての持ち主だった津川氏は「名誉城主」という肩書で携わり、氏が持つ世界各国のサンタクロースの人形が寄贈され「世界のサンタミュージアム」として公開。上記の相棒の際には津川氏の兄である故・長門裕之氏と共に共演した。

アクセス

  • 関越自動車道 沼田インターチェンジから20分
  • JR上越新幹線 上毛高原駅からタクシー
  • JR上越線 沼田駅からタクシー

クロノス概要

登場回

  • 密告中 クロノス ロックハート城
  • 解除中 クロノス ロックハート城
  • 生還中
  • 密告中 ジャンプ!ロックハート城

概要

密告中2回、解除中1回、生還中1回に登場。
広さはクロノス密告中、生還中にて東京ドームおよそ3個分と言及されている。

密告中では基本的に園内全域がエリア。城内全域も立ち入り可能の他、一部の建物内にも入ることができる。
高低差があるため思いもよらぬところからの密告も多くあり、常に気が抜けないまさに密告中にぴったりのステージ。城内から屋外を狙うのもあり、あるいは狭い城内での接近戦を仕掛けるのもありと臨機応変な戦い方もできる。
中央にそびえたつスプリングベルから塔ハンターが狙うも、ジャンプ!では逆に塔を占拠すれば大きく有利になる。また、ロングレッグハンター(ロングレッグマン)も初登場。その大きさと威圧感で高所密告を狙い、多くのプレイヤーが犠牲となった。

解除中では城内のみ使用。既にプレイヤーの前に解除装置があるため捜索は無いが、第1ミッションでは異性と出会い解除コードを切ってもらうため捜索する必要がある。
これまでに行われた廃校超・戦慄迷宮とは違い、ターム制という賞金制度も相まってまた違う緊張感を持つ。

生還中ではエリア構造的にウエディングギャラリーを除外した形で実施。セーフティールームは屋根裏部屋の下の部屋。宝箱は城外が「車(3分)」「ハートバザール(4分)」「ハートチェアー(5分)」「みちの世界(6分)」「テディの家(7分)」、城内が「屋根裏部屋(1分)」「ロビー(1分)」「パーティールーム(3分)」「書斎(3分)」。ゴールとなる「脱出の扉」は「よみがえった石コロたちのミュージアム」隣のつり橋前にあるが、脱出するためには巻物に書かれている「スプリングベル」の一番上まで行き鍵を取らなければならない。
短い時間での捜索が余計に焦りを増し、中盤からは甲冑ハンターの登場でさらに難易度が上がる。速度は速くはないものの5体という規模に対しての多さが大きなプレッシャーとなる。

「チーム戦と個人戦の前後半に分かれ衝撃を生んだ『クロノス密告中』」「ターム制賞金の『解除中』」「クロノス最終回にして新ゲーム、そして怒涛のラストとなった『生還中』」「多くの珍プレーと名シーンが生まれた『ジャンプ!密告中』」といずれもインパクトある回が揃っており、その影響もあって「クロノスの聖地」となっている。

また、クロノス以外ではEテレ「大!天才てれびくん(大!天才クエストⅢ)」、テレ東「ピラメキーノ(ドロP 1stシーズン最終決戦)」、日テレ「CAMERUNAWAY」「変ラボ(神経衰弱脱出ゲーム)」、フジ「KAIDOKU王」など多くのゲーム番組が使用しており、そういった意味でも「ゲーム番組にふさわしい場所を発掘した」という功績も大きい。

タグ一覧
エリア

タグ:

エリア
最終更新:2024年09月23日 23:10
添付ファイル