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電車でGO!新幹線 山陽新幹線編 - (2021/03/23 (火) 23:11:17) の1つ前との変更点

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無印・EXともに「[[要強化記事>要強化記事一覧]]」に修正依頼が出ています。加筆できる方は修正をお願いします。~ 依頼内容は具体的なゲームシステムの追記、改善/廉価版のスルメゲー判定の根拠の増強、『EX』での変更点の記述です。~ &color(red){''2021年3月27日までに改善されない場合は削除対応します。''} ---- ''本項では『電車でGO!新幹線 山陽新幹線編』と『電車でGO!新幹線EX 山陽新幹線編』を併せて紹介します。'' ---- *電車でGO!新幹線 山陽新幹線編 【でんしゃでごー しんかんせん さんようしんかんせんへん】 |>|ジャンル|電車運転ゲーム|&amazon(B00005OUS7)|&amazon(B00007GRIB)| |>|対応機種|プレイステーション2&br;Windows|~|~| |発売元|PS2|タイトー|~|~| |~|Win|アンバランス|~|~| |>|開発元|タイトー|~|~| |発売日|PS2|2001年9月20日|~|~| |~|Win|2002年10月13日|~|~| |定価|PS2|7,140円|~|~| |~|Win|5,980円|~|~| |廉価版|PS2|PlayStation2 the Best&br;2002年10月3日/3,150円|~|~| |~|~|エターナルヒッツ&br;2007年6月28日/2,500円|~|~| |~|Win|本格的シリーズ&br;2005年11月4日/1,980円|~|~| |判定|PS2初期版|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~|~| |~|PS2修正版|BGCOLOR(paleturquoise):''改善''|~|~| |~|~|BGCOLOR(lightsteelblue):''スルメゲー''|~|~| |~|PS2廉価版/Win|BGCOLOR(lightsteelblue):''スルメゲー''|~|~| |>|ポイント|唯一無二の新幹線主体作&br()雰囲気の徹底再現&br()処理落ちとの闘い|~|~| |>|>|>|>|CENTER:''[[電車でGO!シリーズリンク>電車でGO!シリーズ]]''| *電車でGO!新幹線EX 山陽新幹線編 【でんしゃでごー しんかんせんいーえっくす さんようしんかんせんへん】 |ジャンル|電車運転ゲーム|&amazon(B000FSDDME)| |対応機種|Wii|~| |発売元|タイトー|~| |開発元|トーセ|~| |発売日|2007年3月1日|~| |定価|5,800円 (税別)|~| |プレイ人数|1人|~| |レーティング|CERO:A (全年齢対象)|~| |判定|なし|~| |ポイント|不具合は完全に消滅&brキッズモード実装|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 シリーズ初の新幹線のみを取り扱った作品。~ WindowsとWiiの移植版は、廉価版同様に不具合が改善されている。~ Wii版のみ、レールスター仕様で無い700系が追加されている。~ 発売前年のゲームショーでは''東海道新幹線を収録したうえで出展されていたが''、大人の事情で収録されなかった。~ 時速300km/hの世界を体感できることがセールスポイントだったのだが…。 ---- **問題点 ''PS2初期版までの問題点'' -このゲームを語るうえで欠かせないのは''処理落ち''である。具体的に言うと… --''大きな駅(新大阪 岡山 広島 博多)では特に処理落ちが酷く、停車直前まで確実に処理落ち'' --そうでなくても''対向車のすれ違いで不規則に処理落ちする箇所あり'' -処理落ちは完全にプレイに支障を来たすレベルと言っていいもので、しかも''いつ起こるのか分からない処理落ちもある''ので一筋縄ではいかない。 --各駅停車のこだまの運転は、間違い無く苦行の領域…。 ''Win修正版・Win版までの問題点'' -かなり先のトンネルの出口の表現がおかしく、白く霞んだような表現になっている。~ 体験版や過去作では長いトンネルはきちんと先が暗く描画されていたのだが… -悪天候なのにワイパーが動かない(電GO!シリーズは悪天候になるとワイパーが動く仕様)。 -''午後8時''なのに空が夕焼け。一体どこの国を走ってんだ? -実際の距離より大幅に短縮されているとはいえ、ダイヤによっては1~2時間を要するにもかかわらず中断セーブなどといった機能は無いため、ぶっ通しでプレイしなくてはならない。 --Wii版はプレイ途中で中断した場合、続きから再開できるようになり、この点は改善された。 -鉄ちゃんの顔がおかしい --''どう見ても人間の顔色ではない。''色指定をミスしたのだろうか… ---ちなみにWii版では%%ロリ%%可愛いちゃんとしたグラフィックになっている。 ''最後まで残った問題点'' -初期解放ダイヤとその難易度 --初期解放されているダイヤに上級・特級・超特級(最大難易度)が多く、苦労の末に完走して開放する隠しダイヤが初級や中級である。メーカーの名に恥じない"アンバランス"な難易度。なお、ただ単にクリアするだけであればコンティニューは不問。 --ただしひかり47号100系V編成グランドひかりは''総走行距離8000km達成''しなければ解禁されないため途轍もない時間がかかる。なお、走行距離はフリーランモードでも加算されるが、全区間走破するには最低でも約1時間かかる。 ---- **評価点 -ギャラリーモードは健在 --もちろん3Dモデル鑑賞やムービー閲覧、音声視聴、画像閲覧といった要素も完備。 -ATC制限の切り替え --2種類あって、電GO!モード(ATC予告があり、そこまでに減速する必要がある)、リアルモード(ATCを通過しても減点されないが、ATC確認が必要)が出来る。 -減点・評価を気にせず自由に運転できるフリーランモードがある。 --しかし車両関連の制限があるのに注意。 -乗客の仕草。音量もそれほど問題なく、うるさくはなっていない。 --天候や、発車前に警笛を鳴らしたり、停車時のブレーキ具合によっては…。 ---ちなみに、フリーランではこのような光景は見られない。 -全駅で停止位置30cm以内に停車出来れば、その駅の到着アナウンスが流れる。 --しかし、『[[FINAL>電車でGO! FINAL]]』にもある(こちらは無条件で)ので、それを知っていると…。 -発車アナウンスが細かい。列車によっては…。 --しかし、発車時間は省略されている。 -運転手のボイスも豊富。 -従来と違い、''停車後の運転評価で結果が決まる''ので、確実に次の停車駅まで運転が出来る。 -電GO!シリーズ初の回復運転ダイヤ --岡山行きひかり151号がそれに該当し、1度クリアすると新大阪を5分遅れで発車し、岡山に定着するようなダイヤになる(この場合はダイヤの正確さが無視される)。上記の採点基準だからこそ出来たのだろう。 -一部ダイヤのみだが博多南も収録されている上、更に条件を満たせば''博多総合車両所の車庫にも行ける''。 --博多南行きこだま579号を博多南までノーコンティニューでクリアすると、継続してそこまで行ける。また、博多南発新大阪行こだま656号を新大阪までノーコンティニューでクリアするとそれ以降のプレイからは博多総合車両所から出発となる。 -雰囲気は従来以上に充実している。 wii版では、リモコンを振り、クッキングママなどのTAITOのキャラクターを探しながら運転し、正しいキャラクターを見つけると得点が高くなる ---- **総評 PS2オリジナル版は処理落ちに悩まされるクソゲーとして非常に悪名高く、シリーズでも一二を争う大騒動を巻き起こしてしまった。~ だが、まもなく修正版が発表され、騒動は無事鎮静化。移植版も安定してまともな出来となった。~ 新幹線を全面的に推している作品である為、なんだかんだ言って熱心なファンからの支持は厚い一本である。 ---- **余談 ''ゲームジャンル'' -''本作の廉価版以降、公式のジャンル表記から「シミュレーター」や「シミュレーション」といった単語が一切無くなっている。'' --現実との違いが無視できなくなった結果だろう。 ''PS2修正版・廉価版について'' -一応、タイトーに問い合わせれば処理落ちを改善した修正版に無償で取り換えてくれるようになっている。''しかし公式ではその旨が無い''。 --この件に関して明確なソースはない。(記述を確認できたのはWikipediaのみ)。 ---修理と称して交換を行っていたとの報告は複数ある [[参考1>http://alf-s-room.main.jp/staff/200201-06.htm]] [[参考2>http://www.kt.rim.or.jp/~mitsu-ya/ps2.htm#shinkan]] [[参考3>http://tebamaru.com/ps2/PS2SOFT.html]] ---修正版かどうか判断する手がかりは、ゲームディスクをPCにセットした時に確認できるデータの日付が2001年11月、SYSTEM.CNFをメモ帳で開いた時に確認できるバージョンが2.01であれば修正版だと思われる。((2002年発売のBest版で確認。)) --因みにPS2初期版との違いは''在来線の架線などのオブジェクトが削られてしまっている''点とその他フォントの一部変更がある。~ これはWindows版も同様である。~ なおWii版では修正版で削られたオブジェクトが復活している他、PS2版よりも遠くまで描画されるように改良されている。 ''その他'' -現在でもAmazonでは(電車でGO!シリーズ共通だが)プレミアがついており、入手が非常に困難。PS2版は通常版よりむしろ廉価版の方が値段が高くなっており、Wii版は中古でも定価に近い値段が付いている。 -[[500系新幹線の運転台を模した専用コントローラが同時発売>https://www.amazon.co.jp/dp/B00005Q2VP]]されたが、こちらは戸閉めランプや計器類が限られたスペースで可能な限り再現されているなど、完成度が非常に高いが、こちらもかなりのプレミアがついている。 --[[Wii版>https://www.amazon.co.jp/dp/B000MWW8RO]]もあるが、こちらはPS2版以上にプレミアが付いている。しかし''戸閉めランプ以外の計器類はシールで済まされている''。
無印・EXともに「[[要強化記事>要強化記事一覧]]」に修正依頼が出ています。加筆できる方は修正をお願いします。~ 依頼内容は具体的なゲームシステムの追記、改善/廉価版のスルメゲー判定の根拠の増強、『EX』での変更点の記述です。~ &color(red){''2021年3月27日までに改善されない場合は削除対応します。''} //とりあえずゲームシステム諸々を追記しましたが、スルメゲー判定の根拠を増強出来たかと言うと微妙です。またEXは未所持なので手を付けてません。 ---- ''本項では『電車でGO!新幹線 山陽新幹線編』と『電車でGO!新幹線EX 山陽新幹線編』を併せて紹介します。'' ---- *電車でGO!新幹線 山陽新幹線編 【でんしゃでごー しんかんせん さんようしんかんせんへん】 |>|ジャンル|電車運転ゲーム|&amazon(B00005OUS7)|&amazon(B00007GRIB)| |>|対応機種|プレイステーション2&br;Windows|~|~| |発売元|PS2|タイトー|~|~| |~|Win|アンバランス|~|~| |>|開発元|タイトー|~|~| |発売日|PS2|2001年9月20日|~|~| |~|Win|2002年10月13日|~|~| |定価|PS2|7,140円|~|~| |~|Win|5,980円|~|~| |廉価版|PS2|PlayStation2 the Best&br;2002年10月3日/3,150円|~|~| |~|~|エターナルヒッツ&br;2007年6月28日/2,500円|~|~| |~|Win|本格的シリーズ&br;2005年11月4日/1,980円|~|~| |判定|PS2初期版|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~|~| |~|PS2修正版|BGCOLOR(paleturquoise):''改善''|~|~| |~|~|BGCOLOR(lightsteelblue):''スルメゲー''|~|~| |~|PS2廉価版/Win|BGCOLOR(lightsteelblue):''スルメゲー''|~|~| |>|ポイント|唯一無二の新幹線主体作&br()雰囲気の徹底再現&br()処理落ちとの闘い|~|~| |>|>|>|>|CENTER:''[[電車でGO!シリーズリンク>電車でGO!シリーズ]]''| *電車でGO!新幹線EX 山陽新幹線編 【でんしゃでごー しんかんせんいーえっくす さんようしんかんせんへん】 |ジャンル|電車運転ゲーム|&amazon(B000FSDDME)| |対応機種|Wii|~| |発売元|タイトー|~| |開発元|トーセ|~| |発売日|2007年3月1日|~| |定価|5,800円 (税別)|~| |プレイ人数|1人|~| |レーティング|CERO:A (全年齢対象)|~| |判定|なし|~| |ポイント|不具合は完全に消滅&brキッズモード実装|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 シリーズ初の新幹線のみを取り扱った作品。~ 発売前年のゲームショーでは東海道新幹線を収録したうえで出展されていたが、東海道新幹線管轄のJR東海による事情で収録されなかった。ただし厳密に言うと新大阪駅構内の管轄はJR東海である。~ セールスポイントは「300km/hの超高速運転を体験!」 //WindowsとWiiの移植版は、廉価版同様に不具合が改善されている。~ //Wii版のみ、レールスター仕様で無い700系が追加されている。~ ---- **ゲームシステム 基本的には[[電車でGO!3 通勤編]]を踏襲しているが、本作独自のシステムもある。 -従来の持ち時間制から変わって本作は運転評価制となり、停車駅到着後にその都度運転評価がされる。 --合格点に届かなければゲームオーバー。初級は60点以上でいいが、最大難易度である超特級では90点以上取る必要がある。 ---右上に乗客を模した運転評価が表示されており、現在の大まかな点数を把握できる。 -本作は新幹線なので保安装置はATCだが、リアルモードのON・OFFが可能。 --リアルモードではATCが下位現示になった時にATCブレーキが作動しても減点されない、当時のアナログATCを再現した仕様。また停車時の30km/h信号ではATC確認が必要。ATC確認の説明はリアルモード入門にて受けられる。 --リアルモードをOFFにすると高速編やプロ仕様と同様、ATCブレーキが作動すると減点される仕様になる。 -シリーズで初めて「定通・定速ポイント」が実装された。駅間に存在するポイントを指定時刻・速度にピッタリで通過すると運転評価の点数が少し上がる。 --定通ポイントは数秒程度ずれても加点対象となる。また駅間距離が長い為、運転の目安として使うことも出来る。 -システムとは少し違うが、運転中にBGMを流すことが出来るようになった。車内アナウンスや駅放送が流れている間はBGMが切れる。 -「乗客・乗員の反応」として、車内で寛いだり景色を楽しんだりする乗客のカットインが表示されるようになった。発生頻度や音量等も特に問題なく、運転の臨場感を高める演出として一役買っている。また非表示設定も可能。 ---- **収録路線 ''山陽新幹線 新大阪~博多''~ ''博多南線 博多~博多南'' -路線数は過去作より大幅に減ったが、シリーズ初の上り・下りと両方運転できるようになった。 --一部のこだまダイヤでは条件を満たすことで''博多南~博多総合車両所の回送列車も運転できる''。 ---- **評価点 -再現度の高さ --本作も駅間距離が短縮されており、全体的に実際の1/4程度になっている。ただし山陽新幹線は元々線形が極めて良い路線のため、従来のような急カーブ、分岐は殆ど無い。 --運転士の喚呼音声も当時の山陽新幹線に沿った喚呼となっている。 ---更に博多総合車両所への入出庫では、輸送指令からの無線を聞いてから発車する。この無線は流石に実際のやり取りより大幅にデフォルメされているものの、従来作以上に雰囲気を再現しようとした労力は伝わってくる。 -本作はシリーズ初のコックピットビュー(運転台視点)、アウタービューが追加された。 -停止位置±30cm以内(難易度超特級のみ、±10cm以内)に停車出来れば、その駅の到着アナウンスが流れる。 --ただし『[[FINAL>電車でGO! FINAL]]』では無条件で駅到着アナウンスが流れる。 -本作は運転評価の点数が一定以上なら次の区間に進める仕様なので、次の停車駅までは確実に運転が出来る。 -電GO!シリーズ唯一の回復運転ダイヤ --岡山行きひかり151号がそれに該当し、1度クリアすると新大阪を5分遅れで発車し、岡山までに定刻に戻すようなダイヤになる(この場合、定刻に回復するまではダイヤの正確さは一切減点されない)。上記の採点基準だからこそ出来たのだろう。 ---電車でGO!!のロケテストでも回復運転ミッションが存在したが、製品版には同様のミッションが存在しないため、シリーズ中で唯一の要素となっている。 //-wii版では、リモコンを振り、クッキングママなどのTAITOのキャラクターを探しながら運転し、正しいキャラクターを見つけると得点が高くなる ---- **賛否両論点 -単調な運転 --山陽新幹線は300km/h走行が出来る超高速路線だが、言い換えれば急カーブも非常に少なく、運転に変化が付きにくいとも言える。また路線の半分はトンネルとなっている為、景色の変化も乏しい。 ---更に駅間距離が1/4程度になっているとは言え、それでも長いと10km以上離れている。定通・定速ポイントやBGMの導入によって抑揚をつける工夫も見られるが、それでも単調になりがちである。 -停車寸前にブレーキが4以上に入っていると減点となる。 --新幹線は特急列車であり、乗り心地も採点対象となっているためである。 -難易度超特級では停止位置の合格範囲が±30cm以内であり、31cm以上はオーバーランとなる。 --そしてgreatボーナスが入るのは到着時刻±0秒、停止位置誤差±10cm以内と、シリーズ中どころか電車運転ゲーム全般で見ても最も厳しい判定となっている。 -フリーランモードの制限 --運転区間・時間帯・天候を自由に選べるが、車両毎に種別が決まっている((例えば0系を選ぶと各駅停車のこだましか運転出来ないため、通過運転を楽しめない))他、車両の営業最高速度以上へ加速は出来ないという制限がある。 -入換信号機 --ほぼ全ての駅に入換信号機((駅や車両基地で列車を「移動」させる為に使う信号機))が設置されているが、ただの飾りとなっており、ゲーム中でこれを使った運転は出来ない。 ---それだけならいいが、この入換信号機は全て''進行信号''となっている。「入換信号の停止信号」というテクスチャが用意されておらず、ゲーム中で配置されている入換信号、本線や待避線等の全てが進行信号というありえない事が発生してしまっている。 ---因みに前述した博多総合車両所へ入庫の際、実際は入換信号を用いて入庫するのだが、本作ではそもそも博多南~車両所間に入換信号機が1機も設置されていない。 ---- **問題点 ''PS2初期版までの問題点'' -PS2初期版は''処理落ち''が激しかった。 --''大きな駅(新大阪 岡山 広島 博多)では特に処理落ちが酷く、停車直前まで確実に処理落ち''。そうでなくても''対向車のすれ違いで不規則に処理落ちする箇所あり'' ---AC版の電車でGO!でも処理落ちが発生することはあったが、本作の処理落ちは''ゲーム速度が半分以下になる''という完全にプレイに支障を来たすレベルであり、おまけに''いつ起こるのか分からない処理落ちもある''ので一筋縄ではいかない。 ''Win修正版・Win版までの問題点'' -トンネルの出口の描写がおかしく、トンネル出口は1km以上先なのに、出口が2~300mくらい先にあるような描かれ方をしている。~ 体験版や過去作での長いトンネルは先の方を暗くして、出口が近づいたら明るくするなど工夫されていたのだが。 -悪天候なのにワイパーが動かない。 --本シリーズでは「3~FINAL」では、悪天候時のワイパーが動くギミックが削除されている。ただ本作は運転台からの視点も存在している為不満の声が有る。 -''午後8時''なのに空が夕焼け。夜の描写自体は前作通勤編でも出来たのだが。 -実際の距離より大幅に短縮されているとはいえ、ダイヤによっては1~2時間を要するにもかかわらず中断セーブなどといった機能は無いため、ぶっ通しでプレイしなくてはならない。 --Wii版はプレイ途中で中断した場合、続きから再開できるようになり、この点は改善された。 -鉄ちゃんの顔がおかしい --''どう見ても人間の顔色ではない。''色指定をミスしたのだろうか… ---ちなみにWii版では%%ロリ%%可愛いちゃんとしたグラフィックになっている。 ''最後まで残った問題点'' -初期解放ダイヤとその難易度 --初期解放されているダイヤに上級・特級・超特級(最大難易度)が多く、苦労の末に完走して開放する隠しダイヤが初級や中級である。なお、ただ単にクリアするだけであればコンティニューは不問。 //--ただしひかり47号100系V編成グランドひかりは''総走行距離8000km達成''しなければ解禁されないため途轍もない時間がかかる。なお、走行距離はフリーランモードでも加算されるが、全区間走破するには最低でも約1時間かかる。 //8000kmは一見途方も無い距離だが、ゲーム内距離で新大阪~博多間が200km程度なので「途方も無い」はやや誇張かと。 ---- **総評 PS2オリジナル版は処理落ちに悩まされるクソゲーとして非常に悪名高く、シリーズでも一二を争う大騒動を巻き起こしてしまった。~ だが、まもなく修正版が発表され、騒動は無事鎮静化。移植版も安定してまともな出来となった。~ 新幹線を全面的に推している作品である為、なんだかんだ言って熱心なファンからの支持は厚い一本である。 ---- **余談 ''ゲームジャンル'' -''本作の廉価版以降、公式のジャンル表記から「シミュレーター」や「シミュレーション」といった単語が一切無くなっている。'' --現実との違いが無視できなくなった結果だろう。 ''PS2修正版・廉価版について'' -PS2版の処理落ちについてタイトーは、処理落ちしない改良版へ無償交換という対応を取った。 --ただしユーザーからタイトーに問い合わせをした人に対してのみであり、''公式HP上で無償交換という旨の案内は一切無かった''。 //---修理と称して交換を行っていたとの報告は複数ある [[参考1>http://alf-s-room.main.jp/staff/200201-06.htm]] [[参考2>http://www.kt.rim.or.jp/~mitsu-ya/ps2.htm#shinkan]] [[参考3>http://tebamaru.com/ps2/PS2SOFT.html]] ---修正版かどうか判断する手がかりは、ゲームディスクをPCにセットした時に確認できるデータの日付が2001年11月、SYSTEM.CNFをメモ帳で開いた時に確認できるバージョンが2.01であれば修正版だと思われる。((2002年発売のBest版で確認。)) --因みにPS2初期版との違いは''在来線の架線などのオブジェクトが削られてしまっている''点とその他フォントの一部変更がある。~ これはWindows版も同様である。~ なおWii版では修正版で削られたオブジェクトが復活している他、PS2版よりも遠くまで描画されるように改良されている。 ''その他'' -現在でもAmazonでは(電車でGO!シリーズ共通だが)プレミアがついており、入手が非常に困難。PS2版は通常版よりむしろ廉価版の方が値段が高くなっており、Wii版は中古でも定価に近い値段が付いている。 -[[500系新幹線の運転台を模した専用コントローラが同時発売>https://www.amazon.co.jp/dp/B00005Q2VP]]されたが、こちらは戸閉めランプや計器類が限られたスペースで可能な限り再現されているなど、完成度が非常に高いが、こちらもかなりのプレミアがついている。 --[[Wii版>https://www.amazon.co.jp/dp/B000MWW8RO]]もあるが、こちらはPS2版以上にプレミアが付いている。しかし''戸閉めランプ以外の計器類はシールで済まされている''。 -ギャラリーモードには、何故かJR東日本の仙台総合車両所(現在の新幹線総合車両センター)の紹介ムービーも収録されている。 --またWindows版の音声ファイルには「東北新幹線・上越新幹線の車内チャイム」「上野~仙台のふるさとチャイム」「郡山・仙台の発車メロディ」が残っている。

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