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ジェットセットラジオ - (2017/05/22 (月) 11:08:52) の1つ前との変更点

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*ジェットセットラジオ 【じぇっとせっとらじお】 |ジャンル|ストリートアクション|&amazon(B000069TAC)| |対応機種|ドリームキャスト|~| |発売元|セガ・エンタープライゼス|~| |開発元|スマイルビット|~| |発売日|2000年6月29日|~| |定価|5,800円(税別)|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| #contents(fromhere) ---- **概要  架空の都市「トーキョート」を舞台に、電動モーター付きのインラインスケートで駆け巡り、ケーサツやジエータイの妨害から逃れながらスプレー缶を回収して特定のポイントでグラフティ(ストリートアート)を描き込むゲームである。 **評価点 -トゥーンレンダリングによる世界観 -縦横無尽に動き回れること。ガードレールの上を滑り、壁を走り、派手なジャンプアクションを決めることも出来る。特にストレスも無く、非常に自由度が高い。 -プレイすればするほど上達していく操作感覚 --スケートシューズによる独特な挙動によって、最初は難しいと思うかもしれないが、コツさえ掴めばかなりハマる。 --経験値なども無いので、単純にテクニックによって決まる。タイムアタックもテクニック次第。 -「グラフティソウル」と呼ばれるアイテムが至るところに有り、それらを手に入れると描ける絵が増える。 --一部の「グラフティソウル」は、うまくトリックを決めなければ辿りつけない場所もあるので、初心者も上級者も程よい配置となっている。 --また、描ける絵はダウンロードしてくることも可能なので、インターネットを介してオリジナリティ溢れる物が多く出回った。 -愛すべき敵キャラ --「ケーサツ」などは、様々な手を使って主人公達を逮捕しようとする。子供相手に戦車、戦闘機、軍隊を配備するほど。 -長沼英樹らによるサウンド --ノリが良い物が多く、ゲームとマッチしている。気が付けば口ずさんでいるほど。主題歌「Let Mom Sleep」はテレビ番組にも使われているので、一度は耳にしたことがあるはず。 --架空の海賊ラジオ『ジェットセットラジオ』を聞いている設定なので、BGMが切り替わってもぶつ切りではなく、DJがスクラッチしていたりと自然な流れになっている。 --余談だが、長沼英樹はこの作品を機に自分のスタイルが確立し、「長沼サウンド」と呼ばれるようになる。 **問題点 -グラフティの位置がわかりづらい。 --グラフティポイントを見落とした場合、地図を見なければよくわからなくなってしまう。地図もメニューから開かなければ見られないのでテンポが悪くなっている。 -敵キャラに対抗できない。 --評価点でも述べたが「ケーサツ」などは様々な手段を使って妨害してくるのに対し、主人公らは一切攻撃手段が無いために一定の距離まで逃げるか、ゴリ押しでグラフティを書き続けるしか無い。 **総評 最初はうまく操作できなかったプレイヤーも、しばらくするといつの間にか様々なトリックを使っていた・・・という風に、誰もが簡単にアクションが行える。~ 格好いいトリックとノリの良いBGM、「セガはクール」のイメージをそのままゲームにしたような雰囲気となっている。今でも根強いファンが居るのはこのお陰かも知れない。~ **その後の展開 -Electronic Entertainment Expo(E3)「2000 ゲーム・クリティック・アワードベスト・オブ・コンソール部門」において''最優秀賞を受賞した''。 -2002年には続編『ジェットセットラジオ フューチャー』が発売、今作の反省を踏まえてこちらも良い作品となっているが、発売されたハードが日本では普及していなかったXbox。その為に流通数が少なく、プレミア化している。 -その他、海外ではGBA版が発売している。 ---- **余談 -本作の魅力の根幹を成すグラフティ行為であるが、現実に行った場合、「''刑法第260条 建造物等損壊罪・第261条 器物損壊罪''」によって処罰される。 --本作の世界観や設定に憧れたからといって、絶対に真似しないに。((ゲーム起動時にも犯罪である事が表示される。))。 ---- *デ・ラ・ジェットセットラジオ 【で・ら・じぇっとせっとらじお】 |ジャンル|ストリートアクション|&amazon(B000092PH1)| |対応機種|ドリームキャスト|~| |発売元|セガ|~| |開発元|スマイルビット|~| |発売日|ドリームキャストダイレクト版:2001年1月1日&br()通常版:2001年10月18日|~| |定価|ドリームキャストダイレクト版:5,800円&br()通常版:4,800円(共に税別)|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| **概要  2001年、『ジェットセットラジオ』の海外版をもとに、BGM・ステージ・ミッション・キャラを追加したバージョンアップ版『デ・ラ・ジェットセットラジオ』が発売された。 -''主な変更点'' --2ステージ・8ミッションの追加。 ---追加された2ステージは海外が舞台となる。 --エネミー・グラフィティソウル・BGMの追加。キャラクターの声の一部変更。 --また、ゲーム中のBGMを聞くRADIOモードやプラクティスモードの追加。 --エンディングの変更。 **HD移植 ''ジェットセットラジオ (HD)''~ 【じぇっとせっとらじお】 |ジャンル|ストリートアクション|#image(http://download.xbox.com/content/images/66acd000-77fe-1000-9115-d80258411247/1041/boxartlg.jpg)| |対応機種|Playstation 3,Vita&br()Xbox 360|~| |発売元|セガ|~| |開発元|スマイルビット|~| |発売日|2013年2月20日|~| |定価|952円(税別)|~| |CERO|B(12歳以上対象)|~| ||[[公式サイト>http://dc.sega.jp/game_jsr.html]]|~| 『デ・ラ・ジェットセットラジオ』をベースとして2012年12月にiOS向けアプリに、2013年2月にPS3/PSV/Xb360に移植されダウンロード販売されている。~ 日本で配信されたバージョンは、半年ほど先行して配信された北米版より、プレイしやすいようにステージの細部などにかなり手直しが入っているらしい。~ なお、海外向けのPCダウンロード版も存在するが、セガにより日本からの購入ができないようになっている。 ~ 参考:[[インタビュー>http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20130220_588217.html]] -主な特徴 --1080p,ワイド対応。 --楽曲はほぼすべてオリジナル版のまま収録。 --右スティック操作に対応し、視点を自由に変化させられるようになった。 --オリジナル版開発者たちのインタビューを集めたショートフィルムを新たに収録。 --トロフィー&実績、オンラインランキングに対応。 --PlayStation Vita版では、背面カメラを使って自分の撮影した画像をグラフィティとしてゲーム内に使用することが可能。また、タッチスクリーン対応でグラフィティのアクションを行ったり、背面タッチパッドで、移動中にプレイヤーのカメラを自由に動かすこともできます。&br()また、PS3版とのセーブデータを連動させることができる。オンラインに接続した状態で双方をプレイすることで、データを共有できる。Vitaで撮影したオリジナルのグラフィティをPS3で使うことが可能。&br()(公式サイトより)
*ジェットセットラジオ 【じぇっとせっとらじお】 |ジャンル|ストリートアクション|&amazon(B000069TAC)| |対応機種|ドリームキャスト|~| |発売元|セガ・エンタープライゼス|~| |開発元|スマイルビット|~| |発売日|2000年6月29日|~| |定価|5,800円(税別)|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| #contents(fromhere) ---- **概要  架空の都市「トーキョート」を舞台に、電動モーター付きのインラインスケートで駆け巡り、ケーサツやジエータイの妨害から逃れながらスプレー缶を回収して特定のポイントでグラフティ(ストリートアート)を描き込むゲームである。 **評価点 -トゥーンレンダリングによる世界観 -縦横無尽に動き回れること。ガードレールの上を滑り、壁を走り、派手なジャンプアクションを決めることも出来る。特にストレスも無く、非常に自由度が高い。 -プレイすればするほど上達していく操作感覚 --スケートシューズによる独特な挙動によって、最初は難しいと思うかもしれないが、コツさえ掴めばかなりハマる。 --経験値なども無いので、単純にテクニックによって決まる。タイムアタックもテクニック次第。 -「グラフティソウル」と呼ばれるアイテムが至るところに有り、それらを手に入れると描ける絵が増える。 --一部の「グラフティソウル」は、うまくトリックを決めなければ辿りつけない場所もあるので、初心者も上級者も程よい配置となっている。 --また、描ける絵はダウンロードしてくることも可能なので、インターネットを介してオリジナリティ溢れる物が多く出回った。 -愛すべき敵キャラ --「ケーサツ」などは、様々な手を使って主人公達を逮捕しようとする。子供相手に戦車、戦闘機、軍隊を配備するほど。 -長沼英樹らによるサウンド --ノリが良い物が多く、ゲームとマッチしている。気が付けば口ずさんでいるほど。主題歌「Let Mom Sleep」はテレビ番組にも使われているので、一度は耳にしたことがあるはず。 --架空の海賊ラジオ『ジェットセットラジオ』を聞いている設定なので、BGMが切り替わってもぶつ切りではなく、DJがスクラッチしていたりと自然な流れになっている。 --余談だが、長沼英樹はこの作品を機に自分のスタイルが確立し、「長沼サウンド」と呼ばれるようになる。 **問題点 -グラフティの位置がわかりづらい。 --グラフティポイントを見落とした場合、地図を見なければよくわからなくなってしまう。地図もメニューから開かなければ見られないのでテンポが悪くなっている。 -敵キャラに対抗できない。 --評価点でも述べたが「ケーサツ」などは様々な手段を使って妨害してくるのに対し、主人公らは一切攻撃手段が無いために一定の距離まで逃げるか、ゴリ押しでグラフティを書き続けるしか無い。 **総評 最初はうまく操作できなかったプレイヤーも、しばらくするといつの間にか様々なトリックを使っていた・・・という風に、誰もが簡単にアクションが行える。~ 格好いいトリックとノリの良いBGM、「セガはクール」のイメージをそのままゲームにしたような雰囲気となっている。今でも根強いファンが居るのはこのお陰かも知れない。~ **その後の展開 -Electronic Entertainment Expo(E3)「2000 ゲーム・クリティック・アワードベスト・オブ・コンソール部門」において''最優秀賞を受賞した''。 -2002年には続編『ジェットセットラジオ フューチャー』が発売、今作の反省を踏まえてこちらも良い作品となっているが、発売されたハードが日本では普及していなかったXbox。その為に流通数が少なく、プレミア化している。 -その他、海外ではGBA版が発売している。 ---- **余談 -本作の魅力の根幹を成すグラフティ行為であるが、現実に行った場合、「''刑法第260条 建造物等損壊罪・第261条 器物損壊罪''」によって処罰される。 --本作の世界観や設定に憧れたからといって、絶対に真似しないように。((ゲーム起動時にも犯罪である事が表示される。))。 ---- *デ・ラ・ジェットセットラジオ 【で・ら・じぇっとせっとらじお】 |ジャンル|ストリートアクション|&amazon(B000092PH1)| |対応機種|ドリームキャスト|~| |発売元|セガ|~| |開発元|スマイルビット|~| |発売日|ドリームキャストダイレクト版:2001年1月1日&br()通常版:2001年10月18日|~| |定価|ドリームキャストダイレクト版:5,800円&br()通常版:4,800円(共に税別)|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| **概要  2001年、『ジェットセットラジオ』の海外版をもとに、BGM・ステージ・ミッション・キャラを追加したバージョンアップ版『デ・ラ・ジェットセットラジオ』が発売された。 -''主な変更点'' --2ステージ・8ミッションの追加。 ---追加された2ステージは海外が舞台となる。 --エネミー・グラフィティソウル・BGMの追加。キャラクターの声の一部変更。 --また、ゲーム中のBGMを聞くRADIOモードやプラクティスモードの追加。 --エンディングの変更。 **HD移植 ''ジェットセットラジオ (HD)''~ 【じぇっとせっとらじお】 |ジャンル|ストリートアクション|#image(http://download.xbox.com/content/images/66acd000-77fe-1000-9115-d80258411247/1041/boxartlg.jpg)| |対応機種|Playstation 3,Vita&br()Xbox 360|~| |発売元|セガ|~| |開発元|スマイルビット|~| |発売日|2013年2月20日|~| |定価|952円(税別)|~| |CERO|B(12歳以上対象)|~| ||[[公式サイト>http://dc.sega.jp/game_jsr.html]]|~| 『デ・ラ・ジェットセットラジオ』をベースとして2012年12月にiOS向けアプリに、2013年2月にPS3/PSV/Xb360に移植されダウンロード販売されている。~ 日本で配信されたバージョンは、半年ほど先行して配信された北米版より、プレイしやすいようにステージの細部などにかなり手直しが入っているらしい。~ なお、海外向けのPCダウンロード版も存在するが、セガにより日本からの購入ができないようになっている。 ~ 参考:[[インタビュー>http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20130220_588217.html]] -主な特徴 --1080p,ワイド対応。 --楽曲はほぼすべてオリジナル版のまま収録。 --右スティック操作に対応し、視点を自由に変化させられるようになった。 --オリジナル版開発者たちのインタビューを集めたショートフィルムを新たに収録。 --トロフィー&実績、オンラインランキングに対応。 --PlayStation Vita版では、背面カメラを使って自分の撮影した画像をグラフィティとしてゲーム内に使用することが可能。また、タッチスクリーン対応でグラフィティのアクションを行ったり、背面タッチパッドで、移動中にプレイヤーのカメラを自由に動かすこともできます。&br()また、PS3版とのセーブデータを連動させることができる。オンラインに接続した状態で双方をプレイすることで、データを共有できる。Vitaで撮影したオリジナルのグラフィティをPS3で使うことが可能。&br()(公式サイトより)

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