【くらっしゅちーむらんぶる】
ジャンル | アクション | ![]() ![]() |
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対応機種 |
PlayStation 4 PlayStation 5 Xbox One Xbox Series X/S |
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発売元 | Activision | ||
開発元 | Toys for Bob | ||
発売日 | 2023年6月20日 | ||
定価 |
通常版3,990 円 デラックス版4,990円 |
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プレイ人数 | 1人(オンライン限定で最大8人) | ||
レーティング | IARC:7+ 暴力(軽度) | ||
備考 |
ゲーム内課金あり(現在は課金不可) パッケージ版は海外限定(日本はダウンロード専売) |
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判定 | クソゲー | ||
シリーズファンから不評 | |||
ポイント |
クラッシュシリーズ初のオンライン対戦ゲーム キャラゲーとしても対戦ゲームとしてもクオリティが低い 1年経たずにアップデート打ち切り |
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クラッシュ・バンディクーシリーズ |
初代プレイステーション時代から人気のあるクラッシュ・バンディクーシリーズ。
かつては長らく暗黒期が続いたが、近年は『ブッとび3段もり!』や『とんでもマルチバース』の成功により再び盛り上がりを見せている。
従来作品はステージクリア式のアクションゲームが主だったが、今作は4vs4で行われるシーズン制オンライン対戦ゲームとして発売された。
『カーニバル』のようなお祭りゲーとして本作に期待するファンも多かったが…。
以下はプレイステーション4・5版を基準に解説を行う。
シーズン2で追加されたコンテンツ「パーティモード」。
4対4の対戦形式ではなく、4人で一つのお題をこなすco-opモードである。
複数のWaveからなっており、時間制限以内にお題をこなすことで次のWaveへ移行。
それらとは別に1Waveごとにタイムが計測され、Waveクリアにかかった時間を星5の評価で採点する。
全てのWaveをクリアするか、時間切れになると終了。その時点でのXPを集計する。
最終Waveのみステージ各所に「ボストークン」が散りばめられており、全て集めてお題をこなすと高難易度のボスWaveに突入する。
果たして本作がクラッシュ・バンディクーである必要があったのか?
という根本的な疑問を抱かずにはいられない、令和にあるまじき問題作。
クラッシュ・バンディクーという25年以上続くコンテンツを扱っていながら、キャラゲーとしてダメ、対戦ゲームとしてもダメと褒められる点を探す方が難しい惨憺たる出来である。
結果的に本作は1年もたずにアップデートの追加を打ち切った。現在でも引き続きゲームの購入とプレイすることはできるが、ただでさえマッチングに不備を抱えていることに加え、いつサービス終了するかわからない現状、他のゲームを遊んだ方が遥かに有意義なのは言うまでもないだろう。
今作の大失敗が原因でクラッシュ・バンディクーというコンテンツが再び冬の時代に突入しないことを願うばかりである。
*1 前作のレディ・トロピーというのは従来のエヌ・トロピーと区別するための呼称であり、本名はどちらもエヌ・トロピーである。
*2 海外版の設定。日本語版ではこのセリフが差し替えられている。
*3 本作は完全オンラインゲームなので、プレイするには各プラットフォームに応じたオンラインサービスを別途購入する必要があり、実際はもう少し高くなる
*4 「みしらぬビーチ」ステージのみ、エピックのレリックステーションで得点が倍になるボーナスバンクが使用可能
*5 厳密には十字キーは全て同じエモートボタンなのだが、十字キー全てを同じにする必要はない
*6 魚のグラフィックは名前と全然違う見た目
*7 最後のバトルパス報酬の中には、本来シーズン4をやる名残だったのであろう4の数字のエンブレムがあり、哀愁を漂わせている。