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インディ500 - (2016/04/20 (水) 23:32:47) の１つ前との変更点
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*インディ500
【いんでぃふぁいぶはんどれっど】
|ジャンル|レース|~|
|対応機種|アーケード(MODEL2B)|~|
|発売元|セガ・エンタープライゼス|~|
|発売日|1995年7月15日|~|
|プレイ人数|1~8人|~|
|判定|なし|~|
|ポイント|セガ屈指の堅実な挙動&br()インディ500を再現&br()良くも悪くも地味|~|
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**概要
セガがリリースした「インディ500」を題材にした''公認''レースゲーム。~
実際にロゴマークごと「インディアナポリス・モーター・スピードウェイ」が収録されており、使用するマシンもインディカーとなっている。~
基本的に『[[デイトナUSA]]』等をベースにしているが、それとは違って豪快にドリフト出来ず、無茶な走行をしても大袈裟にスピンする事も無い為、セガのレースゲームにしては素直で堅実な出来栄えとなっており、リアル寄りなレースゲームとしてはしっかり楽しめる出来となっている。~
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**ゲームの流れ
-1.まずコインを入れると英文の注意書きが表示され、暫くするとコース選択になる。そこからコースを選択する
-2.最後にシフトタイプを「AT」か「6MT」を選択し、レース開始。ここでの操作次第で小ネタを披露する事が出来、更にある操作をすると…。
-3.完走出来ればそのままリザルトになるが、1位でゴールすればリザルトが終了した後にエンディング。
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**登場コース
-INDY 500
--アメリカに実在する「インディアナポリス・モーター・スピードウェイ」のオーバルをそのまま収録。
-HIGHLAND SPEEDWAY
--山中のサーキット。コースの形状や所々のギミックで「ラグナ・セカ」を意識した要素が散見され、雰囲気は抜群。勿論「コーススクリュー」を意識した「Hard Trance Screw」と言うコーナーも登場する。
-BAYSIDE STREET
--海沿いの市街地の特設サーキット。直角コーナーが多く、見通しも悪い。時にはスリップストリームだけで無く、進路妨害をして前に出ないと上位は狙えないだろう。
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**評価点
-リアル寄りを目指したら基本はマゾゲーになりかねないセガのレースゲームにしては比較的素直な挙動。豪快なドリフトは出来ず、兎に角グリップ走法に徹して走行するスタイルではあるが、大袈裟なスピンが無い等過剰な表現が無い為、その手のゲームで見ても中々リアルを模擬体験出来るレベルで特に問題の無い挙動である。時折クラッシュする車も出る等、その点のリアルも再現。
-グラフィックも「MODEL2」のゲームにしては粗を感じさせず、しっかり作り込まれており及第点。上手く画質を利用しており見栄えも良好。
-味のある音源から奏でられるBGMも場の空気をちゃんと理解出来ており、普通に良曲。
--特に「HIGHLAND SPEEDWAY」のBGMはとてもアツくなれるギターサウンドもさることながら屈指の高評価。
--今作でもピットインの概念がある。更に今回はLONG設定にしている時は、タイヤの磨耗でグリップが落ちる等と言ったリアルもちゃんと再現されており且つ体感出来るレベルな為、どの周回数でピットインするかも考える必要もある。しなくても完走可能だが、操作は難しくなってしまうだろう。
-小ネタも用意されており、更に隠しコマンドも存在する。
--シフト選択画面でブレーキを踏むと、トラックから降ろされようとしているインディカーがまたトラックに収納される。離すとまた降ろされようとするようになる。
--ミラーモードは、クレジット投入後、ズームインボタンを押しながらスタートボタンを押してゲームを始める。
--自車をペースカーにするには、シフト選択画面でブレーキを踏む&ズームアウトボタンを押している状態でスタートボタンで決定。それを次の画面になるまでその状態を維持する。
--他に自車以外別車になる等もあるが詳細不明。
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**問題点
-厳しめの難易度。上位のライバルカーはやはりと言うべきかかなり速く、テクニックを駆使しないと上位はまず無理と言える。特に1位になるには巧みなスリップストリームは必須である。もう少し簡単にしても良かっただろう。制限時間も厳しめ。
--だからこそ1位になった時の達成感も他のゲーム以上に感じ取れると言える。
-最速タイムのランキングがあるのにタイムアタックが無い。その為他車を避けながらタイムアタックするしか無い。
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**総評
ドリフトしてナンボな風潮が激しかった当時のレースゲーム界ではやはり相手にされたかどうかは微妙で、人気と言える程ユーザーに受け入れられる事は無かった。~
それもあるせいか同社の『[[セガツーリングカーチャンピオンシップ]]』にコンバージョンされた筐体が多数出てしまい、市場からはひっそりと消えた格好になってしまった。~
しかもそのコンバージョンされた筐体も更に同社の『ルマン24』にコンバージョンされた個体も発生してしまっている。~
それでもゲームの出来自体は地味ながらもしっかりと作られており、やらないまま放っておくのは勿体無いと言えるだろう。~
家庭用に移植される予定があったが日本では立ち消えになってしまった件もある辺り、色々と不遇なのは間違い無いかもしれない。~
だがそうであっても食わず嫌いせずにリアル寄りの挙動に興味を持っているのならば是非一度触れてみてはいかがだろうか。
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**余談
-筐体はジャレコの『オーバーレブ』『Super GT 24H』にもコンバージョン可能となっている。使用基板も同じく「MODEL2」。
--しかしどちらのゲームもクソゲー寄りの出来とされている。
*インディ500
【いんでぃふぁいぶはんどれっど】
|ジャンル|レース|~|
|対応機種|アーケード(MODEL2B)|~|
|発売元|セガ・エンタープライゼス|~|
|発売日|1995年7月15日|~|
|プレイ人数|1~8人|~|
|判定|なし|~|
|ポイント|セガ屈指の堅実な挙動&br()インディ500を再現&br()良くも悪くも地味|~|
//日本語としておかしい部分の校正、重複している内容の削除、説明が足りない部分の補足など大幅修正。
//ひょっとしなくてもこの記事作ったの「バトルギア」のアレと同じ人？ 記事の内容についてすごいデジャヴを感じる
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**概要
セガがリリースした、アメリカ最大のモータースポーツイベント「インディ500」を題材にした''公認''レースゲーム。~
実際にロゴマークごと「インディアナポリス・モーター・スピードウェイ」が収録されており、使用するマシンもインディカーとなっている。~
基本的に『[[デイトナUSA]]』等をベースにしているが、それとは違って豪快なドリフトはできず、無茶な走行をしても大袈裟にスピンする事もない。~
この為セガのレースゲームにしては素直で堅実な出来栄えとなっており、リアル寄りなレースゲームとしてしっかり楽しめる。~
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**ゲームの流れ
-1.まずコインを入れると英文の注意書きが表示され、暫くするとコース選択になる。そこからコースを選択する
-2.最後にシフトタイプを「AT」か「6MT」を選択しレース開始。ここでの操作次第で小ネタを披露する事ができ、更にある操作をすると…。
-3.完走出来ればそのままリザルトになるが、1位でゴールすればリザルトが終了した後にエンディング。
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**登場コース
-INDY 500
--アメリカに実在する「インディアナポリス・モーター・スピードウェイ」のオーバルをそのまま収録。
-HIGHLAND SPEEDWAY
--山中のサーキット。コースの形状や所々のギミックで「ラグナ・セカ」を意識した要素が散見され、雰囲気は抜群。勿論「コーススクリュー」を意識した「Hard Trance Screw」と言うコーナーも登場する。
-BAYSIDE STREET
--海沿いの市街地の特設サーキット。直角コーナーが多く、見通しも悪い。時にはスリップストリームだけで無く、進路妨害をして前に出ないと上位は狙えないだろう。
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**評価点
-リアル寄りを目指したあまりマゾゲーになってしまいがちであったセガのレースゲームにしては、比較的素直な操作性となっている。
--先述の通りドリフトが使えない為、兎に角グリップ走法に徹して走行するスタイルではあるが、過剰な表現も無くその手のゲームとしてはリアルを十分模擬体験可能。時折クラッシュする車が出る等といったリアリティも再現されている。
-グラフィックも「MODEL2」のゲームにしては粗を感じさせず、しっかり作り込まれており及第点。上手く画質を利用しており見栄えも良好。
-味のある音源から奏でられるBGMも場の空気に合わせた曲調となっており、良曲との評価は多い。
--特に「HIGHLAND SPEEDWAY」のBGMはとてもアツくなれるギターサウンドもさることながら屈指の高評価。
--今作でもピットインの概念がある。タイヤの磨耗でグリップが落ちる等といった現象も体感可能なレベルで再現されており、特にLONG設定にしている場合はどの周回数でピットインするかを戦略に組み込む必要がある。ピットインしなくても完走自体は可能だが、操作は難しくなってしまう。
-小ネタや隠しコマンドも複数用意されている。
--シフト選択画面でブレーキを踏むと、トラックから降ろされようとしているインディカーがまたトラックに収納される。ブレーキを離すとまた降ろされる。
--クレジット投入後、ズームインボタンを押しながらスタートボタンを押してゲームを始めるとミラーモードになる。
--シフト選択画面でブレーキを踏む&ズームアウトボタンを押している状態でスタートボタンで決定し、それを次の画面になるまでその状態を維持すると自車をペースカーにすることも可能。
--他に自車以外が別車になる等もあるが、残念ながら詳細不明。
//知っている方の追記求む。
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**問題点
-厳しめの難易度。
--上位のライバルカーはセガ制レースゲームのお約束とでもいうべきか相当に速く、テクニックを駆使しないと上位を狙うのは無理に近い。特に1位を目指すのであればスリップストリーム((相手車の後方に付くことで、気流の働きによる「車体を引っ張る力」と空気抵抗の軽減を利用する走法。エンジンパワーを抑えて走ることができるため、その分の余力を加速に回せる。))の活用は必須である。もう少し簡単にしても良かったのではないだろうか。
--制限時間も結構厳しめ。
--とはいえ、この難易度ゆえに1位になった時の達成感も他のゲーム以上に感じ取れるという面も無い訳ではないのだが。
-最速タイムのランキングがあるのに、何故かタイムアタックが無い。タイムアタックで遊びたいなら他車を避けつつ好タイムを狙う必要がある。
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**総評
ドリフトしてナンボな風潮が激しかった当時のレースゲーム界ではやはりその肩身は狭かったらしく、人気と言える程ユーザーに受け入れられる事は無かった。~
そのせいか多くの筐体が同社の『[[セガツーリングカーチャンピオンシップ]]』にコンバージョンされてしまい、市場からひっそりと消えてしまった不遇の作品。~
しかもそのコンバージョンされた筐体も、一部は更に同社の『ルマン24』にコンバージョンされてしまう等踏んだり蹴ったりである。~
それでもゲームの出来自体は地味ながらしっかり作られており、やらないまま放っておくのは実に勿体無い。~
リアル寄りの挙動で遊べるレースゲームに興味を持っているのならば、是非一度触れてみてはいかがだろうか。
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**余談
-家庭用に移植される予定があったが、日本では立ち消えになってしまった。色々と不遇なのは間違い無い。
-筐体はジャレコの『オーバーレブ』『Super GT 24H』にもコンバージョン可能となっている。使用基板も同じく「MODEL2」。
--しかしどちらのゲームも、残念ながら評価はクソゲー寄りとなっている。
