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*保留記事 ---- #center{&size(20){''このページでは、マイナーなゲーム作品を取り扱っています。&br;詳しい情報の加筆は大歓迎です。''}} ---- このページでは、内容が極めて薄く[[要強化>要強化記事一覧]]相当ではあるが、マイナーであるため補強を望みにくい小規模の記事を保管している。~ 加筆によって情報が充実し次第、独立して正式なページとなる。 -このページの掲載情報は、成立した「ゲーム記事」とみなされる(下書きではない)。 //単独ページでも合同ページでもないため、「正式な記事である」という表現は避けました。ただし、「(下書きでも執筆依頼でもない、認められた)ゲーム記事である」と表現します。 --基本情報表に表示された判定は有効。よって判定変更の際は、所定の手続きを必要とする。 --他の正式なゲーム記事と同等に扱い、各ゲーム一覧・新着記事にリンクを掲載する。 --加筆・修正は自由。 -このページを利用する条件は、以下の通り。 --判定を確定させる事。 --最低限、ゲームの特徴と総評の分かる文章である事。 --判定に対応する各種意見箱や「記事作成相談スレ」で、''事前に確認を取る事''((知名度やプレイ環境を考慮し、今後ガイドラインに沿った記事作りが期待できるかどうかを検討する。))。 -上の条件を満たし、情報価値とやむを得ない事情が認められた場合のみ、掲載可能となる。 --記事の掲載後は、必ず「新着記事一覧・年代順一覧・判定別一覧」に、通常と同じ形でリンクを作成しなければならない。 //--掲載記事を個別ページに独立させる際は、「記事作成相談スレ」での事前相談を行う。 --掲載記事を個別ページに独立させる際は、「運営議論スレ」にて管理人の承認を得る事。 //管理人判断で独立許可が出されたので記述を差し替え。2017/3/27 ---- #contents_line(level=1,sep= / ,fromhere) ---- #areaedit *Death Race 【です れーす】 |ジャンル|ドットイート|&image(https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/2/2e/Mus%C3%A9e_M%C3%A9canique_221.JPG,height=160)|&image(http://upload.wikimedia.org/wikipedia/en/d/d9/DeathRace_arcadeflyer.png,height=160)| |対応機種|アーケード|~|~| |発売元|Exidy|~|~| |稼動開始日|1976年|~|~| |判定|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~|~| |ポイント|無差別に人(グレムリン)を轢き殺す&br''恐らくゲーム史上初のグロゲー''&br全米(と日本)で話題になった問題作|~|~| ---- #center{&size(35){''WARNING!!!!!!!''}&br;&size(20){''グロ要素のあるゲームです。''}} ---- **概要 -映画『デスレース2000年』をモチーフにしたゲーム。販売元メーカーは『[[Chiller]]』や『[[Circus]]』で有名なExidy。 --題材となった『デスレース2000年』は俳優「シルヴェスター・スタローン」下積み時代の出演作として有名。内容は割愛する。 --ただし、タイトルとコンセプトからモチーフにしているであろうと想定できるだけであり、ライセンスを取った痕跡は無い。 //-ドットイート式のゲームだが流石に「人を相手に」では問題があると判断されたのか、本作の取得対象は全て''グレムリン''。 //--その努力も虚しく、問題作として悪評を広げてしまった。 //後で言い訳の為にグレムリンとしたと言う話が出ている。 ---- **特徴・ゲームシステム -入力デバイスはハンドルコントローラーとペダル。操作は見ただけで分かるだろう。 //ハンドル型コントローラーで左右旋回、ペダルで前進、だろうか。3D主観視点構成でないので、今の時代でも「感覚的に分かる」とは言い切れないかも。 -画面の上に表示される数字は左が1Pの得点、真ん中が制限時間、右が2Pの得点。 -''制限時間以内に多くの「人」(※これについては、余談項にて後述する)を轢き殺す事''がゲームの目的。 --轢いた際にはビープ音(悲鳴だろうか?)が鳴り響き、ボーナスとして制限時間がわずかに延長される。 --筐体のインストに得点ごとのランクが書かれているが、あくまで目安。 -人(※)を轢いた跡には墓ができる。墓は車の通行を阻害する効果がある。 --また、墓は低速で抜けることができる。 -画面両脇には車両が進入できないエリアがあり、人(※)がそこに入ると轢き殺せなくなる。 ---- **問題点 -ゲーム史最初期という早さで登場した、悪趣味なゲームデザイン。 --人(※)は轢けば轢くほど、後に残る墓で行動を制限される。 --そのため逃げ惑う人(※)をある程度誘導しながら、作為的・計画的に轢き殺す必要がある。 --グラフィックはモノクロ、白い1P車と灰色の2P車にさまよう白い棒人間…と見た目の印象はあっさりとしたもの。 -逃げ惑う人(※)は高速で接近してくる車からは逃げ、停止中の車には近寄る傾向にある。 --そのため、稀なケースだが停車していると次々と人(※)が停車中の車に突撃して死んで行き、身動きが取れなくなることがある。 -人(※)の動きが予測しづらい。 --人(※)が壁に触れると反射するような動きをするが、それに加えランダムに曲がったような動きをするため、若干予測しづらい。 //---- //**評価点 ---- **総評 グロテスク表現に比較的おおらかなイメージのあるアメリカでも、本作は議論の的になった。全米安全協会(NSC)からは「病的なゲーム」と言われる事に。~ その上、飛び火する形で日本でも悪い意味で話題になってしまった。 ---- **余談 -本作は多くの州で販売禁止となる。結局市場に出回った台数は4桁に到達していないとされており、伝説的なレアアーケードゲームとなっている。 --ちなみに日本国内でも極少数ではあるが出回っていた記録が残っており、高島商会という企業が現在でも稼働する純正筐体を保有している。 -轢き殺す対象は当初は特に何とも言っておらず、本稿では「人」と表記している。 --しかし、ゲーム内容的に問題となったからか、後付けで「グレムリン」と言い出したという話もある。 ---- **参考リンク [[当時の記事>http://www.retrogamenetwork.com/wp-content/uploads/2014/07/death-race-video-game-outrages-us-safety-counsil.png]] #region(プレイ動画) &youtube(http://www.youtube.com/watch?v=aBBtt72aJLA) #endregion #areaedit(end)