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ハコボーイ!&ハコガール!」を以下のとおり復元します。
*ハコボーイ!&ハコガール!
【はこぼーい あんど はこがーる】
|ジャンル|パズルアクション|&amazon(B07NQH4D4V)|
|対応機種|Nintendo Switch|~|
|発売元|任天堂|~|
|開発元|HAL研究所|~|
|発売日|2019年4月26日|~|
|定価|1,111円(税別)|~|
|プレイ人数|1~2人|~|
|判定|なし|~|
|>|>|CENTER:ハコボーイ!シリーズ&br()3DS: [[初代 / もうひとハコ>ハコボーイ!]] / さよなら&br()Switch: ''ハコボーイ!&ハコガール!''|
#contents(fromhere)
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**概要
3DSで展開されてきた[[「ハコボーイ!」シリーズ>ハコボーイ!]]がSwitchで登場。~
ハコガールことキューシィとの協力プレーもあり、さらには……

**特徴
''ストーリーが2つに……?''
-本作ではキュービィとキューシィの協力プレーとなる「ふたり旅編」が登場。
--2人同時プレーも、操作キャラを切り替えての1人プレーも可能。
--相方を頭上に乗せて運ぶなんてことも可能。
-もちろん以前と同様の「ひとり旅編」もある。
--こちらも操作キャラ切り替え可能。

#region(更に……)
-「ひとり旅編」をクリアすると、第3のストーリー「たてなが編」が登場。
--のっぽのキューディを操作して進めるストーリーなのだが、彼の身長は2ブロック分。ジャンプ力は1キャラ分しかないので平坦なところに階段を作りたければ体を倒さなければならず結果として横幅が2ブロック分になるなど、窮屈さで難易度が上がっている。
#endregion

''さらに多彩になったアクション''
-本作で新登場のアクションは以下の通り。なお、登場した後はそれ以前のワールドでも使用可能。
--ハコホップ - 足元を浮かせる形でハコを出すと、接地しているハコを基準にしてジャンプできる。これを使ってトゲを飛び越えるなんてことも可能。
--ハコストレート - 出したハコを前方に飛ばす。「ふたり旅編」では相方を乗せて飛ばすことも可能。
--ハコドロップ - 置いたハコの上空でヒップドロップ、落下の勢いでハコ全体を1ブロック下に移動させる。地面に埋めることも可能。

**評価点
王冠とハコ数のミッションの分離
-3DSの各作品ではハコ数の制限が王冠の入手可否にもつながっていたが、本作では王冠の入手とハコ数は別々のミッションとなっている。
--また、ハコ数のミッションは3段階用意されている。
--両ミッションを別々に達成してでもいいので、ワールドごとに全ステージで双方を達成すると各ステージのクリアスコアが開示されるようになる。勿論双方を同時に達成するほうがスコアは高くなる。
-L+Rで最近のチェックポイントからのリトライとなる「クイックリトライ」においてハコ数も巻き戻る点も地味に嬉しい。

おたすけアイテム
-どうしても詰まるような場合には4種類の「おたすけアイテム」が使用可能。
--内容は「ジャンプ力アップ」「移動速度アップ」「出せるハコの数が+1」「無敵」の4つで、前2つは3DSでは特定のコスチューム限定で用意された特殊能力だったもの。組み合わせも可能。
//今作は未プレイですが、「出せるハコが1つ増える」の能力はハコ仙人、「無敵」の能力はゾンビのコスチュームで存在しているため、いずれも過去作で既に存在しています。
--設定するタイミングはステージ開始時なので注意。
--なお使用するとスコアは記録されないが、ミッションの達成自体は可能。

**賛否両論点
キャラクターのカスタマイズ性
-本作では3DS版のようなコスチュームではなく、頭・目・口・胴体のアクセサリを組み合わせる形となっている。
--そのため、一部コスチュームにあった特殊能力もなくなっている(厳密には先述のおたすけアイテムに移行されている)。
--入手方法は「ミッション達成で得られる丸メダルによるガチャ」であり、つまり入手順はランダム。~
その他に一定条件で入手できるアクセサリも。
--組み合わせによって称号が変化する。中には……(後述)

**問題点
なにかと漂うバッドエンド感
-初期状態でプレー可能な2つのストーリーのエンディングがどちらもバッドエンド感漂うものとなっている。

#region(ネタバレ)
-ひとり旅編では、最後のエリアの先に設置されたドリルを起動できず隕石が落着してしまうというものになっている。
--このドリルだけくぼみが2キャラ分あり2人で起動するものになっているのだが、キューシィはその手前のドリルを起動するために力を使い果たしてしまったという形になっている。
-ふたり旅編では、隕石の瘴気に汚染されてしまったハコシップを浄化しハコビトを脱出させるために2人とも力を使い果たしてしまうというもの。
--ふたり旅編後半のマップBGM(ショップでは「ワールドマップ その3」)の説明から察するに、上述のひとり旅編エンディングから直接つながっており、彼らがいた星はハコビトが脱出した後破壊されてしまったものと思われる。
-たてなが編は他2つとは違い、何らかの力を使って隕石の発生源となっている星を破壊し彼らの星を救うことはできている。
--キューディ自身はそれによって発生したブラックホールに飲み込まれず脱出、宇宙空間に放り出されはするもののハコシップに回収される形になっている。

#region(真のエンディングの条件)

-最初から選べる両ストーリー及び「たてなが編」をクリアすると「かけら」を入手できるのだが、3つともクリアして全4個をそろえ、「ひとり旅編」において4つともキュービィに装備させるとアクセサリの組み合わせによる称号が「きせきのハコボーイ!」となる。~
この状態では「ひとり旅編」のエンディングが変化し、4つのかけらを組み合わせて最後のドリルを起動するための相方を召喚、無事起動し隕石の破壊に成功する。
--だが、彼らはそのまま宇宙に投げ出されてしまう(「たてなが編」のようにキューディに回収されているわけでもない)という、手放しでは喜べないものだったりもする。

#endregion

#endregion

''それまでの作品にあったおまけワールドがない''
-本作ではどのストーリーにおいてもラストワールドをクリアしてエンディングになった先におまけワールドがない。
--このため、恒例のHAL部屋もない。

アクション以外のハコ技は説明で網羅されていない
-ハコの出し方によるハコ技も存在しているがこちらは一切の説明がない。
--例えば、壁際にある幅1ブロックの足場の上に立っている状態から階段状の足場を作る「クイックステップ」や、足場が2ブロック以上あればクイックステップの後さらに下方向に伸ばすことで結果的に上へ上がることができる「ハコベーター」、5ブロックを半回転させるルートで出すことで前後双方からのレーザーから身を守る「ハコアフロ」といったものがある(技名は初代の「ハコ技の書」より)。~
王冠を取るときやハコ数を節約したいときにこれらのハコ技が使われることもある。

「ふたり旅編」の2人プレーにおけるコントローラー切り替えの煩雑さ
-「ふたり旅編」の2人プレーに限り、Joy-Con2つをそれぞれのプレイヤーが持つ「おすそわけプレー」に対応している。~
それに伴う仕様の関係上、「ふたり旅編」の2人プレーを始める際や、その後他のプレーに切り替える際にコントローラーを切り替える手間がかかる。
--もちろん2組以上あったりなどの環境であれば切り替える手間は軽減できる。

**総評
「ハコ漫画」のノリなどはしっかりと3DSから継承されており、2人協力プレーなどの新要素も評価できる。~
その一方でクリア後に関するボリュームの少なさは残念であり、そこで若干評価を落としている感がある。

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