バラージ (Barrage)

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詳細

データ

種類 メーカー 和名 日本語訳 ドア 乗車定員 駆動 ギア
軍事 HVY バラージ 弾幕 2ドア 4人 FAWD
モデル ラジオ 主な選局 洗車
Storm Search and Rescue Tactical Vehicle
プラットフォーム 価格 割引時*1
オンライン専用
PS4 / Xbox One / PC限定 $2,121,350 $1,595,000
プラットフォーム ガレージ保管
オンライン専用
PS4 / Xbox One / PC限定 通常ガレージ

解説

2017年12月12日の『強盗:ドゥームズ・デイ』アップデートにより追加された軍事車両。
第三幕の「ドゥームズ・デイ・シナリオ:バラージ」で、エイボン・ハーツの私兵集団から空輸中の本車両を強奪しに行く事になり、そのミッションをホストとしてクリアすることで割引価格で購入可能となる。
購入後は機動作戦センターアベンジャーの乗り物ワークショップにて改造可能。

元ネタは2013年に米軍で開発された兵員回収車両「Storm Search and Rescue Tactical Vehicle」。
Search and Rescue Tactical Vehicle(SRTV)とはその名の通り、戦闘区域の負傷した作戦要員を捜索・そのまま救出する用途で使用される車両であり、低空飛行のヘリや輸送機からの空中投下に耐えられる程の頑丈なサスペンションと、輸送機に収容可能な車体のサイズでありながら救出対象を安静に乗せておける車内の広さ、各種爆発物に耐えられるような爆破耐性を備えている。
本車両もそれを反映してか、頑丈でしなやかなサスペンションと爆破耐性を備えている。

走行性能

軍事カテゴリだけあって車体が重く立ち上がりが若干鈍いものの、速度にさえ乗ればグングン加速していくタイプの物であり、フルチューンすればオンロードでのトップスピードは105mph前後、坂道を用いて加速すれば125mph前後にまで上昇し、軍事カテゴリの車両の中ではぶっちぎりの速さを誇る。また、サスペンションも大変柔らかくしなやかで、4WDの恩恵もありオフロードの走行性能も抜群。
さらに軍事車両ゆえにアーマーを改造すればボディはかなり頑丈であり、連続して爆発にでも曝されない限りは激しい衝突でもボディはほとんど変形せず、衝突でライトが割れることはまずないので夜間のドライブも安心である。
だが、車体が重い割には突進の突破力がそこまででもないので、インサージェントのように道行く車両を押しのけて爆走といった走りは難しい。

対爆性能

元ネタと同じく、それなりに戦火を生き延びることができる程度の物爆破耐性が備わっている。
具体的には、アーマー100%・乗員無しの状態でロケット・ランチャーの直撃には2発、ホーミングランチャーの直撃には6発、バザード等のロックオンミサイルの直撃には5発、粘着爆弾には2発まで耐えることができる。
超火力のハイドラやレーザーの榴弾キャノン相手には流石に一瞬で消し炭になるが、それでも1.7秒ほどの直撃には耐えられる。
その上この数値は乗員がいない時のものであり、本車両にはナイトシャークやインサージェントトラックカスタムと同じく、プレイヤーが搭乗している間は爆破耐性が2倍になるという特性があるため、事実上この数値の2倍の爆発攻撃を耐え抜く事ができるので、インサージェントトラックカスタムには及ばないものの、ミサイルや爆弾の飛び交う激戦区でもそこそこ安心してドライブを楽しめる。
しかし後述のカスタムで防弾性を上げていようと、真横と真正面からの銃撃に対しては無防備なので注意が必要。加えて車体が重いとはいえ、インサージェントのような重量級には流石に及ばないので、いくら爆破耐性があれどまともに直撃すれば車体はバランスを崩し、最悪ひっくり返ってそのままハメ殺される可能性もあるので油断は禁物。

武装

最大の特徴として2挺の銃座が前後に搭載されており、前部は360°、後部は後方150°ほどを狙って射撃することができる。
特性上、車体の背面を向けると火力が大きく上昇するため、走行中にサイドターンで背面を向けてバック走行することで、即座に全ての銃座で前方を狙うことができ、最大限の火力を投射できる。
射手を2人乗せている際に役立つ戦術なので、是非とも頭の片隅に置いておくと良い。

欠点として、火力をフルに発揮するには運転手に加えて2人の射手、それら合わせて最低3名の乗員が必要になるという点。ミッションでは最低でもメンバーを3人以上集める必要があるうえ、野良のメンバーではDD強盗3幕の準備ミッションおよびフィナーレを除いて、必ずしも皆が乗ってくれるとは限らない。
気の利くフレンドやクルーメンバーを是非とも用意したいところである。まさしくボッチお断り仕様。

とはいえ射手が1人のみでも一応、『装甲を削って機動力を上げたインサージェントトラック』として運用できる。
野良では基本的に3人以上乗ってくれたらラッキーと思っておこう。
銃座に乗る際は、なるべく前部の銃座へ最優先に乗ることをおすすめする。(360°全ての方向へ照準出来るため)
他人が運転するバラージの射手を務めるのが自分1人だけの場合で、もし後部の銃座に乗ってしまった場合は、可能な限り一旦降りて前部の銃座へ乗り直そう。

カスタムにより.50口径ミニガンに、後部はそれに加えグレネードランチャー(弾数30発)に換装することも可能。性能はどれも一長一短なので、プレイスタイルに合わせて選択すると良い。
ただし運転席や助手席から直に銃座に移動することができず、一人でこれらを使用したい場合は車体の上から乗り込む必要がある。更にワルキューレとは違いボタン長押しで反対方向の銃座へ移動する事もできないので、別の銃座へ移動するには一旦降りてから乗りたい銃座の近くで再度乗車ボタンを押す必要がある。

■.50口径マシンガン
初期搭載のマシンガン。モデルはインサージェントトラックと同じくM2重機関銃だが、こちらはやや明るめのシルバーカラーでより元ネタに近いデザインとなっている。
連射速度はあちらと同等だが、威力はこちらのほうがAPピストル1発分高い(150→175)。そのためDPSはテクニカルの重機関銃をも上回り、対人対車両問わず非常に高い火力を発揮する。特に対人では胴体狙いでもミニガンより素早く倒せるうえ、車両に対してもエンジンを狙えば2秒足らずで火を吹かせられるので、敢えてこちらのままにしておくのも悪くない。

■.50口径ミニガン
カスタムによって搭載可能な3バレル式のガトリング銃。基本性能はインサージェントトラックカスタムに搭載されるものと同等だが、こちらは射程距離が300mと短くなっている。
それでも手持ちの銃火器からアウトレンジ攻撃するには十分なうえ、そもそも連射時の反動による照準のブレを考慮すると大して気にするほどではないだろう。
車両に対してはマシンガンよりも滅法に強いが、対人では胴撃ちだと倒すまで些か時間がかかる。
とはいえ対NPCであれば1発当てた時点で怯んで倒れるうえ、手持ちの銃よりも段違いにDPSが高く、単純にレートが高い分狙った標的に当てやすくもなるのでさほど大きな問題にはならないだろう。無論ヘッドショットが決まればマシンガンよりも素早く倒せる。

前後ともミニガンに換装し、かつ射手を2名用意できれば無慈悲な弾幕で敵を一網打尽にできる、まさしくバラージ(弾幕)という名に相応しい様相を見せつけられるだろう。

■40mmグレネードランチャー
後部座席にのみ搭載可能な自動擲弾銃。モデルはMk.19だが、残念ながら元ネタのようなフルオート射撃はできず*2、性能はデューンFAVハンジャールに搭載されるものと同じ。爆発物故に火力自体は圧倒的だが、携行式同様に人や車両に直撃させなければ即爆発しないうえ弾道にも癖があり、扱いは難しい。例にもよって弾数も30発なので弾切れになると実質使える銃座は1挺のみとなり、戦闘力は大きく低下する(とはいえ前部の1挺だけでも十分戦えるが)。

各種戦闘用車両でおなじみの近接地雷は搭載することができないが、地雷の用途(接近してドライブバイでこちらを殺害しようとする敵への牽制、反撃)を考えると、ドライブバイが可能で投擲武器も使えるので大して問題はない。

カスタムTips

デフォルトの状態だと風通しの良い見た目をしているが、カスタムのボディワーク項目にかなり多様なカスタムが用意されており、各種防御板を随所に装着できるため乗員とガンナーの安全性が大幅に上昇する。
カスタムによっては後方からの銃撃は完全に遮断でき、フロントウィンドウ(ガラスはないが)の中央にも鉄板を配置することができるので、斜め前からの銃撃に対しても耐性を得られる。

サイドウィンドウにもプレートを装着できる(項目名はドア)のだがこれが中々困ったもので、デフォルトの状態とカスタム・フレーム以外を付けてしまうと、ドライブバイが一切不可能になる。イメージ的にはインサージェント・カスタム等の重量アーマープレートが近い。メッシュや格子などで見た目こそよくなるが一切の防弾性能が無い飾りという点もそちらと同様。
他の項目と異なり防御板オプションも存在しないため、デフォルトのまま触らないか、付けるにしてもカスタム・フレームに留めておくことを推奨。

誰もが知っている通り、恐怖で狂乱状態になった敵は、きわめて攻撃しにくい場所に逃げ込むものです。
普段なら頼りになる50口径のタレットも、狭い隙間の向こうにある隠れ家には役立ちません。
そんな時こそバラージに乗り込みましょう。
世界トップクラスの万能性としなやかなオフロード性能を誇るこの車両は、
前部と後部にアップグレード可能な砲塔が搭載されています。
この車から逃げ隠れるのは、至難の業となるでしょう。
Warstock Cache & Carryサイト内の解説より)

余談

  • 本車両には乗り込んだ時のメーカー表示が存在しないが、ガレージ内ではHVYと表示される。

  • アクションメニューからボンネットを開くとそこはトランクになっているが、中には消火器が設置されている。

  • アリーナワークショップで改造した場合のみ、強盗:ドゥームズ・デイの第三幕「ドゥームズ・デイ・シナリオ」で登場するものと同様のエンブレムを付けることができる。

  • 実装当初、各種ボディワークのカスタム項目のカーボンパーツ以外のほとんどの項目(メインカラーやサブカラーが反映されるもの)において、本来カラーが適用されるべき場所に黒地に謎のテクスチャ(何らかのデバイスのようなものであったり粘着爆弾の起爆部のようなテクスチャ)が貼られてとてつもなく不格好になるというバグが存在した。
    • このバグは『ナイトライフ』アップデートにより修正された。

改造費用

 は地下基地での研究を進め解除することで改造可能となる。

アーマー

アーマー 【6種】 費用
オンライン専用
なし $1,000
アーマー強化20% $7,500
アーマー強化40% $12,000
アーマー強化60% $20,000
アーマー強化80% $35,000
アーマー強化100% $50,000

ブレーキ

ブレーキ 【4種】 費用
オンライン専用
ブレーキ(標準装備) $1,000
ストリート・ブレーキ $20,000
スポーツ・ブレーキ $27,000
レース・ブレーキ $35,000

エンジン

エンジン 【4種】 費用
オンライン専用
EMSアップグレード:レベル1 $9,000
EMSアップグレード:レベル2 $12,500
EMSアップグレード:レベル3 $18,000
EMSアップグレード:レベル4 $33,500

ライト

ライト 【2種】 費用
オンライン専用
ライト(標準装備) $600
HIDライト $7,500

ボディーペイント

ボディーペイント 【21種】 費用
オンライン
なし $11,400
ベーシック迷彩 $18,240
ザンクード迷彩 $19,380
スプレー迷彩 $20,520
3カラーアウトライン $21,660
90sサンドボックス $22,800
モダン5カラー $23,370
不毛の戦域 $23,939
冬季迷彩 $24,510
アーバンウォリアー $25,080
自然保護区 $25,650
海戦戦術 $26,220
アーバンジオメトリック $26,789
コヨーテジオメトリック $27,360
大柄ジオメトリック $27,930
海戦ジオメトリック $28,500
デザートフラクタル $29,070
アーバンフラクタル $29,639
大柄デジタル $30,210
中柄デジタル $30,780
小柄デジタル $31,350
スカル 無料
ナックルダスター 無料
コンベア 無料
星々 無料
ロイヤルスチュワート 無料
ギャラクシー 無料
ツリー迷彩 無料
キャンディケイン 無料
スノーフレーク 無料
ヒイラギかざろう 無料

トランスミッション

トランスミッション 【4種】 費用
オンライン専用
トランスミッション(標準装備) $1,000
ストリート・トランスミッション $29,500
スポーツ・トランスミッション $32,500
レース・トランスミッション $40,000

ターボ

ターボ 【2種】 費用
オンライン専用
なし $5,000
ターボチューニング $50,000

武器

武器 【2種】 費用
オンライン
武器(標準装備) $
前方ミニガン $

武器(後部)

武器【3種】 費用
オンライン
武器(標準装備) $
後部ミニガン $
後部グレネードランチャー $

入手場所 出現場所

オフライン

出現しない。

オンライン

  • オンラインショップ「Warstock Cache & Carry」にて購入。購入に施設は不要。
  • ドゥームズ・デイ・シナリオ:バラージにて、カーゴボブに吊り下げられている本車を奪取することとなる。
    • フィナーレにおいてはハンジャールかこの車両のどちらかを選んで使用する。このバラージに付いている後部グレネードランチャーは弾数が無限になっている。
  • 『ナイトライフ』アップデートで追加された「ビジネスバトル」にて、強奪対象として登場。
    • 走り屋を乗せて街中で暴れ回っているパターンと、メリーウェザー本部で多数の警備兵に守られているパターンが存在する。
  • 『ロスサントス・チューナー』アップデートで追加されたオートショップで受けられる強盗ミッションに登場。
    • 「データミッション」の準備ミッションでは、メリーウェザーの地下基地から出てくる本車を強奪してオートショップへ届けることになる。
    • 「スーパーノート取引」のフィナーレでは、軍のトランスポーターに一定のダメージを与えることで後部から兵士を乗せた本車が排出される。

参考

モデル

動画

最終更新:2025年04月19日 19:03

*1 強盗:ドゥームズ・デイの準備ミッションをクリアする事により割引された後の価格

*2 元ネタとなったMk.19は毎分325~375発となっており、本ゲームで例えるとインサージェントトラックの重機関銃よりやや遅い程度の発射レートでグレネード弾を連射できる兵器である