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イクシ

【名前】本名:大江 幾祉(オオエ イクシ)
 通称:一人百鬼夜行、いくしま童子、おっちゃん、ひろし
【疾患名】
 食人偏愛性枯花錯視症(anthropophagic-lemurescopophilia)/アントロポファジック・レムレースコポフィリア


【???】
Arcanum/18・月

体力3
敏捷4
知力3
感受5
器用5

【PL名】

【疾患者カルテ】
 やや長めの栗毛を後ろで乱雑にくくったポニテ男。無精ひげ。眉毛は一家の遺伝形ほむら眉。
 中部地方に本家を置き、疾患能力者を複数持つ一族『大江』の本家長男にして疾患能力者。で、現家長お気に入りの一人。
 長男で本家の後取り候補なのだが現在、家のあれこれは同じく家長に気に入られているもう一人の親戚(通称モモちゃん)に全て任せ、一人暮らしを満喫中。
 職業は私立聖ステラ学院の古典教員で、年齢は二八歳。身長は一七五センチで、やや精悍な体型。
 ただしフケ顔で、よく三十代後半くらいに間違われる。その為生徒からはおっちゃん呼ばわりされることもしばしば。
 カリキュラムも一応すすめはするが、油断するとすぐに脱線して無駄に臨場感たっぷりな怪談をしたり(コトリバコとかのシャレ怖系から恐怖のシュウマイまでネタは様々)、生徒を驚かせるのを趣味とする、ある意味で有名な問題教師。

 彼の疾患は現実的に正しい意味で『他者に幽霊(幻覚)を見せる』能力。ただし、代償として常に『食人衝動』に苛まれる。
 能力を使えば使うほど飢餓感は強まり、自分以外の人間の一部を摂取することで収まる。一部とは骨でもいいし、肉でもいいし、内臓でもいいし、血液でもいい。普段は輸血用の血液パックで衝動を抑えている。
 その能力を詳細に説明するならそれは、彼の存在(足音や声など媒体は様々。ただし、それが幾祉本人のものであると特定できるものでなければならない)を感じ取った他者の意識を一種の軽い混濁状態――『闇の中の枯れ尾花が幽霊に見えてしまうような、勘違いをしやすい状態』にして、勘違いや見間違い、効果が強まればよりはっきりとした幻覚症状を誘発させるというもの。
 疾患名の由来は人肉食嗜好(anthropophagiy)+幽霊(lemures)+盗視症(scopophilia)。まとめると『食人衝動を伴う、幽霊を垣間見る症状』。
 直接的な戦闘能力は一切ないが、他者が彼の存在を克明に感じれば感じるほど、その混濁の度合いは強まり、彼の存在が見えなくなってしまう。ステルス性や暗殺には秀でているが、その真価は間違いなく――怪談の最中、或いは語った後、聞いていた人を滅茶苦茶ビビらせまくることである。あとは賭けでサマ仕掛けるのにも。

【履歴】
 『食人嗜好という精神疾患が遺伝する』という大江一家の本家長男、現在二人いる後取り候補のドラ息子な方。
 古くから中部地方に住まうこの一家は、その異常な精神疾患から周囲に『鬼』と呼ばれて畏れられていたが、時折生まれる特殊な能力の持ち主を用いて時の権力者に取り入り、或いは地元の問題を力技で解決することで周囲との軋轢を抑え栄えてきた。どうみてもヤのつく自営業です本当にありがとうございました。
 また、『鬼』の呼び名を一族も否定はせず、それどころか、家名を古い鬼神の住処であった大江とし、一族の党首と家の疾患能力者に、二つ名として鬼の名を与えているという。
 現在判明している疾患者は三人で、それぞれ『茨木童子』『いくしま童子』『温羅』の名を持つ。
 現当主は『茨木童子』。女性当主に送られる鬼名であるが疾患能力者でもあり、豪放磊落な女傑としても知られている。
 また、大江一族はその特殊性故、精神疾患による能力を珍重してきたウラノツカサとはそれなりに交流がある。
 ウラノツカサは遺伝する精神疾患一族の保護と研究。大江一族はその疾患『食人嗜好』の処理(といっても、食ってもいい人間をよこすとかではなく、輸血パックを安価で大量に流してもらうとかそういう平和なものだが)と、Win-Winでそれなりに良好関係を築いている模様。
 なお、同じ学院に生徒として通うシンディ=マクドナルドとは、彼女の父が大江家に何度か仕事で出入りすることがあり、そのときに親交のあった昔なじみの関係。それ故他の生徒と比べて親しい間柄であるようだ。
 なお、彼女がぺろぺろする原因であり、元々近しい間柄な上、勝手に反社会的な衝動が湧き出る精神体質ゆえに、未だぺろぺろのターゲットであることは想像に難くはない。
 女学生にぺろぺろされる見た目中年教師の図は見られたら社会的危機に陥ること間違いなし。おっちゃんの明日はどっちだ。

某月某日(2/15)雑木林にて:サルクさんを性剛なヤのつく若旦那と誤解し、男を上げるために弟子入りした。

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最終更新:2016年02月23日 00:21