【名前】
桃樹(とうき)
実験番号名:109番
【疾患名】
《食人偏愛/カニバリズム》
【???】
Arcanum/Strength(力)
体力6
敏捷5
知力5
感受3
器用1
【疾患者カルテ】
犯罪シンジケート『コンビナート』の実験体 兼 戦闘、処理係。
10代~20代ぐらいの青年。服装はだいたい拘束できる服ばかり。
正確な年齢は不明。中華系の生まれで貧街(スラム)育ち。母親と二人暮らしで労働や盗みを働きつつなんとか暮らしてきた。
しかし二人とも生きていけないような飢餓期に会い、病弱であった母親が床にふせるようになり、最期に残した遺言に従い、母親を食べたことによって発症。
その能力を使いながら青年と呼べるぐらいに成長した頃、コンビナートに捕まり、そのまま実験体となる。
能力は「食べたモノの能力をランダムに引き継ぐ」こと。無機物は対象にならず、有機物であっても生きたままでは効果はない。
きちんと死んでいて、なおかつ新鮮(調理不可、リミットは死後12時間)でなければ能力の効果が現れない。
そして食べたとして必ずその「食べ物」から欲しい能力を引き継げるわけではない。
異能者を食べた場合、異能を引き継ぐ可能性があるが、まだ成功例はない。
運が良ければ、身体の一部分がなくなっても、食べて、なくなった部分を再生することができる。
なお、引き継いだものは蓄積する。身体能力が向上したら向上したままである。
しかしこの能力の欠点は食べたとしても吐いてしまえば意味がなくなったり、彼の胃にも限度があることである。
【履歴】
スラム育ちであり、片親である母親と共に暮らしていたが、働けど盗めど食えぬ時期が来て、二人共々飢えて死にそうになるも、
病弱であった母親が最期に「私を食べなさい。食べて、生きなさい。食べたモノはあなたの中で生きる。
私はあなたの中で生きながらえるのだから、安心して食べなさい」と言葉を残し、そのまま目を閉じ再び開くことはなかった。
彼はその言葉に迷いながらも、本能から来る飢えに従って、母親を食べて発症。
母親の生きるための知識を受け継いだ…、が、まだ発症したばかりで不安定だったせいか、母親の性格や口調まで引き継いでしまう。
その後は死んだ人間だろうなんだろうと食べて生き延び、青年と呼べるぐらいに成長した頃、能力を人に見られてコンビナートに捕まり、実験体となる。
最初は精神を命令に従順するように操り、能力を強化させようとしたが、彼の能力と精神が密接に繋がっており、
下手にいじると能力が「治って」しまう可能性があったため、あまりひどい洗脳はされていない。そのせいで性格自体は普通の青年…(どちらかというとオネエ)である。
しかしある指示をすれば飢餓の本能に襲われ、正気をなくし、「獲物」に襲いかかるように催眠がかけられている。
この頃は「肉」を食べ飽きており、しばし仲間に「野菜が食べたい」「パンが食べたい」「甘い物が食べたい」などとわがままを言って困らせているもよう。
※彼の腹の中には、寝返った時用に爆弾が仕込まれている。そのことを彼は知っているのだが、特に気にしていない。反抗したら死ぬ。それでも彼はこの生活に満足しているようだった。
最終更新:2016年01月08日 23:43