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【名前】
ルフェウス=ワグナー
コードネーム「Leiche/死体」
【疾患名】
《失感情症/アレキシサイミア》
【所属組織】
《
ハーメルン》
【PL】
ネイプ
【Arkanum】
Der Gehängte(吊るされた男)
【疾患者カルテ】
19歳、女性。
「動く死体(リッチーウォーカー)」と畏れられる疾患者であり、何度殺しても絶対に蘇る、史上最強の疾患者。
その能力は「あらゆるダメージの限りなく無効に近い軽減」。
自分に向けられた感情やダメージを「理解」せず「気付かなく」する。
本来感情のある彼女だが、能力の為。ひいては他の能力者より前に立つ為、常に感情を押し殺している。感情が動くと能力が弱体化する。
銀色の髪に、ピーコックブルーの眸。
身長165cm、痩せ型。
血筋は100%G国のためか、肌が抜けるように白い。その風貌がより一層「死体らしさ」を際立たせる。
なお、お世辞にも女性らしい体つきとは言えず、パッと見では少年と言われた方がしっくりくるかもしれない。
『足長おじさん』から下賜されたG国陸軍流出品H&K USP(通称「P8」)を愛用しており、常に来ている白いダウンベストのポケットに入れている。
【履歴】
G国系移民の流れを汲む両親の元に生まれる。
父は、N国に移住して資産を増やすことに成功した実業家。
大好きな両親に愛情をかけてもらいたい、「いい子」「必要な子」と思われたい一心で、幼少期から自分の感情を病的なまでに押さえつけ、何一つわがままを言わずに生きてきた。
しかし、13歳のある日、ひょんなことから真実と両親の本音――即ち、両親と自分には血縁関係が無いこと。自分は家柄の存続のために人工的に作られた試験管ベビーであり、両親は自分をただの道具としてしか見ていないこと。子供らしいわがまま一つ言わずに常に笑顔の自分を両親は気味悪く思っていること――を知ってしまう。
自分の中にあった両親への愛情と、目の前の現実のギャップに気付いた時、それまで頑なに封じ込めてきた膨大な感情が爆発。能力に発症した。
暴発した感情のまま、近くにあった花瓶を手にすると、執拗に振り下ろした。何度も。何度も。
大好きだった両親〝だったもの〟の、骨が砕け、飛び散る血と脳漿をその身に浴びても、尚。
それが終わると、自暴自棄になり自宅に放火。
両親の亡骸が燃えていくのを見届け自分も死ぬつもりだったが、発病した能力により、猛火の中からたった一人、髪の毛一筋も焼けないまま脱出。行方をくらます。(※)
したがって、公安33課が保護に乗り出した時には、すでに所在が知れない状態となっていた。
大都市Tを彷徨う中で、何度かマフィアの抗争やトラブルに巻き込まれるうちに、互助組織『ハーメルン』に拾われた。
『ハーメルン』の中では古株に近いが、それは在籍期間が長いというより、他の能力者が次々に政府に捕われたり、マフィアに殺されたりするからである。
戦闘時には誰よりも最前線に立ち、後続の仲間に攻撃が行かないように盾となる。
ハーメルンに加入した経緯等は、当時を知る者がほとんどいなくなったため、定かにはなっていない。
しかし、ハーメルンを束ねる通称『足長おじさん』のことは『DLL(Daddy-Long-Legs)』と呼び、彼の指令にだけは忠実に従う。
その能力が反社会・反政府組織に渡ることの脅威から、政府指定重要疾患者「第03106号」の番号で指名手配されている。
加えて、犯罪組織やマフィアからもその能力を恐れられ、抹殺対象として認知されている。
好きなものは某
パン屋のレーズンパンを使用した、フレンチトースト。
店で出されているメニューには無いのだが、どこで食べたかは本人があまり語らない。
また、好物とは言うものの、味は感じていない。
とある出来事から、押し殺してきた感情が動き出したため、異能が弱体化することとなった。
本人は「異能が無くなった」と信じているが、実際は異能は無くなってはおらず、感情を殺せば復活する状況にある。
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秘匿情報 |
〔以降、秘匿情報〕
能力としての疾患『失感情症/アレキシサイミア』に加え、『解離性健忘/ディソシエイティブ・ディスオーダー』を併発している可能性が高い。
両親を殺し家を焼いた後、彼女の中で、両親の思い出が捏造された上に、一部の記憶が飛んだ状態となる。
ちょうど、酷い虐待を受けて育った人間が、幼少期の記憶を無意識に改変したり、思い出せなくなったりするように。
彼女の意識下では、『両親はG国に帰国し、現在もG国で生活している』という認識になっている。
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ハーメルン襲撃事件 |
〔コンビナートによるハーメルン襲撃事件について〕
彼女がハーメルンに所属するようになってしばらくした頃、ハーメルンが保護した以下疾患者の護衛任務を任される。
・ベルメリオ
・玲岐 楼雅
・フラウム
・ヴェルトー
比較的年齢が近いうえ、ベルメリオらの快活な性格もあって、彼女も徐々に若者らしい感情を見せるようになり、4人と気の置けない友情関係を築いていた。
そんな折、疾患者の大量奪取を目論むコンビナートの大規模襲撃が発生。
4人とあまりに親しくなりすぎていた彼女は感情が動き、『失感情症/アレキシサイミア』の能力が弱体化してしまう。
結果として、コンビナートによって重傷を負わされ、目の前で4人全員の命を奪われた。
辛うじて別の実働隊員に回収されたものの、ショックは大きく、
以降、彼女は自分の感情を殺し、同組織の仲間からも一線を引くこととなる。
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(※)…焼け跡から見つかった両親の遺体は、ほぼ炭化しており死因を特定することが出来なかった。当局の公式記録としては、失火による焼死となっている。
最終更新:2016年04月06日 23:49