アットウィキロゴ

短文集

  • SS考えたけど、ページ立ち上げる程長くないですしツイッターで良いですとか言ってるそこのあなた!こちらに置いてみませんか!!
  • 区切り線から区切り線までで1作品とします。作品内末尾に著者署名をお願いします。
  • 書き始めたら意外と長くなっちゃった?改めてページ作ったらいいよ!(きらきら)


新規投稿は一番下ではなくこの次へどうぞ!


しんとしずかなむら

にげたくても

たいせつなひとも

いきすらこおる

「――っ!」

最近、ヘルは夢を見て飛び起きることが多いと感じている。
夢の内容はよく覚えていない。
ただ残る焦燥感に、胸が悪くなる。

徐々に頭が冴えてくれば、空腹を感じて食堂に赴く。
人間だって所詮は動物で、飢えや渇きを覚えれば、食事をとらずにはいられない。
ただ一人取り残された大寒波の時期から、その考えは変わらず。

朝食を取り、山積する難問に頭を悩ませていれば、自然と夢のことなど忘れてしまう――

いつまで

きたいして

ただただ、むかえにきてと

いのりはとどくだろうか

【ボーダーライン】(著者:はちょ)




【慟哭】



……また、同じ夢を見ている。
いつも通り、目が覚めた瞬間に忘れてしまう夢。

自分の周りには焔しかなくて
その激しさとは裏腹に、水を打ったような静寂の
その真ん中に、ひとり

蹲って、目を閉じて、耳を塞いでいる
今よりも幼い自分

どれだけそうしていたのか
ゆっくりと首を擡げ、
何もない場所に向かって手を伸ばす


自分以外には誰もいないのに
自分にだって聞こえはしないのに
誰にも届かない聲を吐き出している




―――― 殺して((愛して))    殺して((愛して))




けれど、
目に映る、伸ばした自分の手は
真っ赤に濡れているから
こんな汚い手じゃ、きっと、汚してしまうから

そもそもそんな〝誰か〟も、そこにはいないのに

伸ばしていた手を下して、
再び目を伏せ、耳を塞いだ
銀色の髪が、べたべたと赤に濡れる

自分以外のすべてが、赤いセカイの、夢
目が覚めた時には、何もかも忘れていられる、夢……………



(著者:ネイプ)




「…すごい。100均って色々売ってるのね」
「今日び、大きめの店に行けば凡そ何でも揃うと言っていいな。ただし…
 ――おい諏訪森、そのウエハースは駅前のワンマートなら見切り品が59円だ。
 近日中に食べるつもりであれば向こうで買え」
「んー」

「…とまあ、物によっては割高な場合もある。見極めが肝心だ」
「主婦かアンタは」

「それにしても、なんでまたハンガーなんぞを? お前の家なら、それこそ山程あるだろうに」
「あたしが使うわけじゃないわ。 …ちょっと色々あって、人に…」
「もしかして、電車事件の時のやつ…? こないだ返しに行くって言ってなかったっけ…」
「そう、行ったんだけど…なんていうか」
「「?」」

「……爆発しちゃって……」
「ハンガーがか!?」
「C国製だったの…?」

(著者:のっか)



忘れたかったわけじゃ、ない。ただ、意識してしまうのが怖かっただけで。
それを逃げというのだろうが、だからこそずっと違和感すら感じていなかったのだろうとなんとなく思う。


『――お父さん』


小さな手を伸ばして、『彼』を抱きしめようとする。
しかしその姿は赤く霞んで、表情も、同じように手を伸ばしてくれようとしたのかもわからなくなる。
少しずつ、少しずつ、赤黒い波に沈んでいく、幸せだった頃の記憶。

待って、行かないで。腕から、手の隙間から零れ落ちていく『彼』を必死で繋ぎ止めようとしても、それを嘲笑うようにまた新たな記憶がすり抜けて、そして忘れていく。


そうして、いつしかその記憶を追いかけていたことすら、意識の外へと追いやられていった。


* * * *



「……まずいわね」

そっと、汗ばんだ額に触れていた手を離して、零す言葉は苦い。

「記憶の浸食が進んでるわ。かろうじて『あった』という感覚は残ってるでしょうけど、その内ほんとに忘れるわよ、この子」

舌打ちでもしたいような気分で眉を寄せる姿に、後ろに控えていた姿は少しだけ目を細めて。

「……では、どうなさるつもりで?このまま放っておく貴方ではありますまい」
「よくわかってるじゃない」

ひょい、と肩をすくめて。しかし浮かべる笑みは、どこかうっすらと楽しそうですら見える。

「お姫様を起こすなら、方法は一つしかないでしょ。準備して頂戴な?」

そんな会話をする横で、淡々とベッドで眠る女は、動くことはなく。
ただその口元が微かに――誰かの名前を呼んだように見えた。


(著者:結崎七日)



(2月2日はくちびるの日、からの連想のはずがどうしてこうなった)


 血の気の失せた唇が僅かに震え、何事かを言ったように思う。感じ取れたのはそこまでで、意識はゆっくりと闇に沈み込んでいった。
 寒い、と。ただそれだけを思う。妹に熱を分け与える度に冷えていく身体は、徐々に自らの意に従わなくなっていく。そうして、いつか本当に溶け合って消えてしまうのだろうと、それが最後なのだと思っていた。

 は、と。喘鳴に似た吐息が唇を震わせる。
 痛い。苦しい。息が出来ない。息をしているはずなのに、欠片も楽にならない。かさつく唇がただ空気を求め震えて、脈打つ力を失くしつつある心臓が悲鳴を上げる。酸素飽和度(サチュレーション)は危険域、心拍数(ハートレート)が落ち込み、血圧(ブラッドプレッシャー)が下がって。
 それでも……生きている。
 酸素を取り込まぬ唇はそれでも懸命に吸気を求め、力ない鼓動もまだ途絶えることはなく。 数値が、検査結果が、如何に死に近しい数値を示そうとも、未だここにある命は潰えていない。

 ……ゆっくりと、手が離れていく。名残惜しそうな動きからするに、強引に引き離されたか。そうして、感じる事務的な手。僅かに感じた感触からするに、点滴針でも刺されたのだろう。

「………――――― 」

僅かに唇を震わせて、零した言葉。誰にも届くことなく散ったそれを、届けたかったのは誰に対してだったろうか?
散り落ちた意識の欠片は確かにそれを覚えていたはずなのに、繋ぎとめることは出来ぬまま…… 意識は、完全に闇に沈んだ。


(著者:千颯)




互いが互いの組織を意識している以上、その行動範囲を読む、というのはさほど難しくなかったりする。
先回りをした先、少し奥まった、人の耳の入りにくい路地で二人は向かい合っていた。

「ひとまず他に聞きたいことは?」
「いや…あとは直接当たってみて、それからだな」

ふむ、と頷いて、組んでいた腕をもう一度組み直す。
ロビンカルディア。元は敵対する関係のはずだが、察しがいい上に実は結構根本が似寄っている二人である。
緊張感のある雰囲気が漂ったのは最初だけで、少し話しただけでなんとなくお互いを理解して、スムーズに関係は落ち着き始めていた。

「――確かに、アイツが太鼓判を押すわけだ」

独り言のような声に僅かにまざる、どこか羨望めいたものを感じ取って、ロビンはおや、と瞬く。

「何、嫉妬?」
「はあ!?」

何こいつ、と言いたげな顔をされるが、若干赤い顔を見れば怖くもなんともない。
そのままぶつぶつと「違う、そういうことじゃない」などと言っていたが、やがて不機嫌そうな上目遣いで、

「……つか、今更だけどお前ほんとにオレが嫌じゃないわけ?」
「ん?」

ほんとに今更な問いかけをされて少し面食らった後……ふ、と楽しそうに笑う。

「……私、同年代の同姓の仲間が周囲に少ないから」
「………は?」

虚を突かれたようななんとも間抜けな表情がおかしくて、ロビンは思わず声を上げて笑ってしまった。

(著者:結崎七日)



嘘予告《探偵の生まれた日》でもしかしたらこんなことがあったかもという妄想)


ここを抜ければ、目的地はすぐ。
だが、その前に立ちはだかるであろう、ある意味最大の障害が、今、そこに立っていた。

「……やっぱ、いたか」
「………。」

いざ、前にしてみれば、出てくるのは苦笑のみ。
木にもたれかかって腕を組み、静かにこちらを見据える、かつて背中を預けた人。
今、こうして別々の目的で相対することになるのは、少々―-

「――こんなところで油売ってていいのか?職務怠慢なんて真面目なあんたらしくない」

浮かんだ思考を心の奥に沈めて、あくまで常の調子で声をかける。
しかし、ロビンはそれに常の様子を返すことはせず、ただただ静かにミラビリスを見る。

「……〝彼女〟を『捕えろ』、と命令が来た」

とつ、と感情の読めぬ声。僅かにぎり、と奥歯を噛む。
『捕えろ』、という表現を使ったのは、優しい彼女なりの気遣いなのだとよくわかっていたから。

「……ロビン女史、俺は――」
「この先を抜けるつもりならそれは当たりだ。ただ、そうだな、そこから先へ行くなら――」
「え…?」

つらつらと、口から零れていくのは公安の動き。他の組織への対策、そして、その先にいるであろう〝彼女〟のこと。
なぜ、どうして、と言葉にできぬまま問うミラビリスに、ロビンはふ、と困ったように笑って見せた。

「……どうせ、止めても無駄なのだろう?君の頑固具合はよーっく知ってるから」
「……俺、は」

勢いをそがれてしまったようなその様子にも、くつくつとただ笑うだけで。

「……一応、自分も妹だからね。妹が兄を慕うのも、兄が妹を想うのも…それなりに、わかってるつもりだよ」

そうして、彼の前に立つ。悲しそうな、それでいて諦めがついてしまったような、複雑な瞳が揺れて――どん、と。少しだけ強い力で、その腹を殴った。
うえ、と思わず変な声が漏れて、それにまた思わずといったように笑う。

「任務遂行の妨害は排除。自分の仕事はこなした。 ―――――行って」
「………」

ただ交差するように前だけを見ている自分には、彼の表情をうかがい知ることはできない。
それでも、なんとなく苦笑したような気配は感じて――

「―――――…」

ぽつ、と小さな声が落ちると同時に、足音は駆けていく。立ち止まることもなく、まっすぐに。
そうして、その気配も完全に消えて、それでもしばし立ち尽くして。

「………っ…」

ぐしゃ、と。悔しくて、悲しくて、歯を食いしばりながら、乱暴に片手で顔を覆う。


「……無茶をするのは肉体労働の私の役目だって、ずっと言ってるじゃない、この、バカ紫苑…」


もう戻ることはないのだろう相棒の背中を想って、ロビンは少しだけ、声を押し殺して、泣いた。

(著者:結崎七日)


俺・・・サルクは憂鬱に思いながら椅子に腰かけた。

これからベンキョウをしなければならない。正直つまらない、どうせ覚えてもすぐ忘れるってのに・・・
だが、俺が憂鬱に感じているのはベンキョウのことではない。これは命令だ。つまらなくても命令ならばやらなければならない。それはいつものことだ。
俺が今気にしていること、それは・・・

「サル、最近の調子はどうだ?・・・その顔を見る限り順調みたいだな。いや~サルはホントよく働くなぁ」
「サル、次の仕事なんだが、ちょいと手伝ってくれないか?」
「ほら、これが今日の課題だ。それにしてもこれ一体なんなんだ?『歩く死体』だの『異能』だの、まるで都市伝説みたいな内容ばっかりだが・・・まあいいか、頑張れよ。サル!」
「おう、サル。今日はベンキョウか?ご苦労なこった」

――すれ違ったり会話を交わした奴らからなぜか『サル』と呼ばれていることだ。

「こんな変な呼び名誰が広めたんだ・・・。そもそも俺はここの一員じゃないんだが・・・」

ぼやきながらも【疾患者カルテ】と書かれた資料に目を通す。資料を読んで初めて知ったことだが、俺のほかにも特別な能力を持った奴らがいるらしい。
……確かに、こんな能力を持った奴らが他組織に居るなら、それ相応の覚悟と準備が必要かもしれない。気が付くと俺はこの資料をかなり真剣に読んでいた。

「サ~ル!どうしたんだ?人が近づいてきてるのに気付かないなんてサルにしては珍しいな」

そんな声にはっとする。横にいたのは何回か話したことがある呑気そうな男だった。

「ちょっと集中してたんだ。ところで、なんなんだその呼び名は・・・?」

「いや~この方が呼びやすいじゃん?皆そう呼んでるみたいだし俺もそう呼ぼうかなって」

「はぁ?そんな理由かよ・・・秀吉じゃねーぞ俺は」

くだらない。能力でなかったことにしておこう。

――なんだこれは!?
思わず立ち上がる。予想以上にあだ名は広範囲に広がっていたらしい。完全には消し切れない・・・!!

「うお!?どうしたんだ猿駆!?って、もうこんな時間か!すまんが話はまた今度な!」

彼奴は忙しいのか、時計を見て慌てて去って行った。呼び名はとりあえずは元の猿駆に戻ったようだが・・・。この広がりようだ、どうせすぐに元通りになってしまうだろう・・・

いつか俺の命を脅かすであろう他の異能者の存在、それにあだ名が広がることすら止めきれない能力の限界。まったくもって・・・

「救われねーなぁ・・・」

(著者:アリバフ)


(1月17日 ジゼルの雑記)
L:15~13 D:5.3~4.7 (平常時)

ハコラはしまっていたけど、焼き芋は美味しかった。チョビさんはどこかの組織の人間なのだろうか。
フレッドさんやギルテさんに言えば叱られるかもしれないけれど、黙っていれば叱られない。

(文責:さい)


とあるマフィア(コンビナート)の研究施設での出来事。
ガリガリ、ゴリゴリと何かを削り、飲み込む音が長時間響いていたが、その音は止み、ごくりと飲み込む音を最後に途絶える。
その場には実験体番号109番… 桃樹の姿と、白衣を着た黒髪ツインテールの見た目は少し幼い女性の姿があった。
周りは赤い液体に塗れ汚れており、何かしらの肉片などが散らばっていた。

けぷ、と桃樹は『食事』が終わったことを告げ、黒髪ツインテールの女性の方を見た。

「… 終わりました。」
「遅い。もっと早く食いやがれ… です。 … それで? 成果は。」

白衣を着た… おそらく研究員だろうその女性は手元に持ってるカルテに何かを書きつつ、ちらりと桃樹を見た。
自分の方をやっと見たことに桃樹は少し笑いつつも、少し考えて不思議そうに頭を傾げた。

「… ええと、なんて言えばいいのかしら。この知識。」
「今度は知識の受け継ぎですか…。 何の知識ですか? それは。 早く言いやがれ、です。」

ううむううむと悩む様子の彼に、研究員である女性は緑色の目を細めて睨む。
その様子に彼は少し慌てつつも考えて、ひらめいたっ!という顔で彼女を見た。

「あ、わかったっ!! この知識ってベッドテクニ… っぐ!!?」
「またてめぇは変な知識を受け継ぎやがったですかこの馬鹿モルモットがぁぁ!!」

桃樹が言い終わる前に研究員の怒りのこもったキックは彼の腹にめり込む。
いろんな力を受け継ぎ、洗脳が多くされない分投薬や人体改造などをされている彼は弱いというわけではないが、食後に腹を強く蹴られればうめき声ぐらいは出す。

「… 全く、ランダムで受け継ぐというのはめんどくさいものですね! いいものが当たりにくいっ! この前なんて、「うまい箸の扱い方」でしたよね確かっ!!」

うがーっ!と怒り心頭に叫ぶ研究員。その様子をしみじみと見る彼。
… そう、食べて受け継ぐ能力というのは、一見強そうに見えるが、あまりそうではない。
食べた「モノ」がいかにどれがうまくて、どんな知識があって、どんな力が使えるか、までが範囲で、その中から「ランダム」に受け継ぐのである。
筋力や速度、銃の使い方や乗り物の使い方などはまだいい方である。
むしろ、どうでもいいような能力を極めている「モノ」を食べれば、よくこんなことが起きるのであった。

そして怒りのまま次の『餌』を呼ぶ研究員を尻目に、彼はまだ肉を食べるのか…と軽くため息をつくのであった。

(著者:鈴黒)



(〝探偵〟と〝死体〟。 夜の雑木林での邂逅後、数日経った後のこと)


さて、唐突にではあるが。某月某日某所にて、『足長おじさん』との通称を持つ者は、少々困っていた。
原因は目の前の小包、そして同封されていた一通の手紙である。

『お宅の〝死体〟、能力上難しいかもしれねーが、せめて多少は空気読めるよう教えてやるべきだと思う。
 あと、「逢瀬」の意味ぐらい悟って欲しい。』

〝探偵〟から届いたそれの中には、そんな短い手紙と共に、対人関係ハウツー本と国語辞典。
つまりは〝死体〟に渡せということなのだろうが……

そもそも、対立関係にないとはいえ、何故わざわざ他組織の、しかもあまり良い印象を持っていないだろう相手に対して、こんなものを送り付けてくるのか。


……ふと思った「母親か」との突っ込みが、今後頻繁に繰り返されることを、『足長おじさん』はまだ知らない。
ついでに言うなれば、彼の〝探偵〟が裏で「おかん」呼ばわりされていることも……  正直、知らずにいたかったと、後に『足長おじさん』はしみじみ語ることになるのだが、それもまた未来の話である。


(著者:千颯)



赤い、赤い、赤い、赤い。
赤い景色。
足元に転がる、2つの肉塊。
赤に染まる。お父さんとお母さん、だったもの。


「―――っ!!」

はっと目を開けば、あまり高くない天井の模様が飛び込んできた。
…また、嫌な夢を見た。
いつもと同じ。起きた時にはもうどんな夢だったか思い出せないのに、鼓動だけが激しく内部から身体の芯を叩く。

ベッドから起き上がり、ハンガーにかけておいた白いダウンベストに袖を通す。
これもまた、いつもと同じ。
嫌な夢を見た夜は、深夜の街へ繰り出し、朝日が昇るまで適当にぶらつくのだ。
…夢の続きから逃れるように。

どうせこんな能力が手に入ったのなら、夢など見なくなってしまえればいいのに。
自分で自分にかけた呪縛は、誰かに「助けて」と縋り付くことすら許してはくれない。
だって、

「……〝死体〟が夢を見る…なんて、おかしいだろう…」

扉を閉める瞬間に、ぽつりと呟いた。

(著者:ネイプ)



「ちょっと聞きたいんだけど」
「ん」

「諏訪森はあたしのこと、どう思ってる? その、…い、異性として」
「んーと」
「………(そわそわ)」

「…もしかしてこれって、シナリオ分岐系の質問?
 おれの答え如何では衣ヶ谷ルートに入っちゃうやつじゃない? 大丈夫…?」
「どういう心配してんの…? 100パー入らないやつだから、安心して忌憚なき意見を述べなさいよ」

「うーん」
「難しく考えなくていいってば、率直に。端的に。
 100字以内… いや50字… …この際もう30字ぐらいでも」

「――ないちち」
「4文字ッ!?」

(著者:のっか)


(1月7日東都探偵倶楽部での会話後の設定)

「もし、私が捕まったら…、忘れてください」

我ながらひどいことを言ったと思う。優しいあの人にそんなこと出来るわけないのに。
それでも、私はミラビリスさん自身を大切にしてほしいと思う。

レグルスくんだっているし、週一度必ず会いに行く人だっている。
私の他にもきっと、彼を待ってる人がいる。
…だから私を助けないなんて、理由にならないって言われそうだけど。

色々理由は浮かぶけど、最終的にはやっぱり、私の為に傷ついてほしくないんだ。

(著者:はちょ)


タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2016年05月27日 18:43