【名前】
透伊
<コードネーム:小青(シャオチン)、他偽名多数>
【疾患名】
《罵詈偏愛/コプロラリア》
【所属組織】
華僑/蛇頭
【疾患者カルテ】
相手に精神負荷をかける言葉がわかる、表面意識をなぞる能力。
199x年頃から台頭した華僑の自警組織を発端とするマフィア組織「蛇頭」の長女。跡継ぎとなるべく恋人と射殺されかけ覚醒。真実を知りたい思いが、他者の「嫌な記憶」のみを掬いとる能力へと萌芽した。
相手を自殺に誘い込む程殺害に向いている訳ではないが、相手によっては効果絶大。「妻 死」や「家族 心中」などのキーワードや、朧げなトラウマの記憶を感じ取れる能力。
【履歴】
16歳、高校2年生。
昔負った怪我が原因で右目が斜視になっており、表立って歩く際は金属フレームの眼鏡をかけて誤魔化している。
中国系マフィア「蛇頭」の首領の長女。「蛇頭」は代々長子相続のため、女でありながら正当な後継者である。
見た目、性格、仕草、どれをとってもどちらかというと男のようであり、部下からは専ら「若」と呼ばれている。今はあまり気にしていないが、昔は良い気がしなかったらしい。
現在はN国での活動を一任されており、表向きは高校生として一般人になりすまして生活している。行きつけのパン屋のメロンパンが好物。
マフィアとしての活動では自身の能力を最大限に利用し、相手の精神に揺さぶりをかけて物事を有利に進め着々とN国内での活動範囲を大きくしている。
能力は組織内でも活用され、ヘマをやらかした部下は罰としてとことん精神的に追い詰める。また、能力で得た言葉や記憶から逆算し「相手が欲しがる言葉、或いは相手を元気づける言葉」を使い士気を高め、部下達の人心を着実に掌握しつつある。
一応マフィアの一員なので各種武術は一通り会得。特に鎖分銅の扱いに長け、身体能力も高い。雑技団よろしくアクロバティックな動きもそれなりに出来る。
とまあ、今でこそマフィアの跡取り娘だが、一時期は普通の家庭に憧れたこともあり、家督を継がないと宣言したことすらあった。
それからは普通に学校に通い、普通に友達も出来て、普通に恋人も出来たりして、普通に過ごしていた。が、ある日、恋人と一緒に帰っていた際突如謎の集団から襲撃を受ける。恋人は殺害され、透伊自身も銃で撃たれ瀕死の重傷を負う。
「どれだけ逃げようと、お前には『蛇頭』の血が流れている」
「平和に蕩けた牙で何が守れるというのか」
「お前の大切なものはお前の所為で壊れていくのだ」
朦朧とする意識の中、吐き捨てられた言葉が透伊の精神を蝕み、疾患者として能力が覚醒。
その後、なんとか一命を取り留める。透伊は二度と同じことを繰り返さない為に、「蛇頭」の後継者として裏社会に生きることを決めた。
彼女はまだ真実には気付いていない。
最終更新:2015年12月23日 01:04