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ヴァン

【名前】
ヴァン
(本名:「風巻 陣 (かざまき じん)」)
【疾患名】
《心因性失声症》
【所属組織】
ネイバーフット
 

【疾患者カルテ】
19歳。茶色の髪を後ろで長く三つ編みに結っている。エメラルドグリーンの瞳。
身長は170cm前後。大体が無表情で、童顔だからか年齢より年下の少年に見られることが多い。
 
疾患者でありながらネイバーフットに所属する異色の存在。
能力はいわゆるテレパシー。対象を思い浮かべることで、その人に言葉を届けることができる。
ただし伝達距離には限りがある上、届けられるのは「自分の名前を呼んだ声を聞いたことがある」のが条件。
この能力を使って伝達役として重宝されている。
本人は所属の際、「もしも自分に完全に不信感を持つようになったら殺してもいい」と周囲に誓約してある。
 
やや言葉が不自由で、長い会話はほぼ筆跡。口を開いても単語を組み合わせたような妙にカタコトな調子になってしまう。
普段の無表情具合と相まって何を考えているのか内面が読み辛いが、本人はいたって礼儀正しい性格。
ちょっと天然が入っているが、年の割に落ち着いており、冷静。
 


 

【履歴】
父が研究員のいたって普通の家庭に育つ。母は生まれてすぐに他界している。
が、彼は実は裏で違法な実験に関わっており、偶然にも父の会話を聞いてしまったことから運命が狂い始める。
きつく口止めを命じられた上、バレるのを恐れて行動を監視、少しでも疑えば暴力を振るわれるようになる。その重圧の中で一時的に言葉を話せなくなった。
のちに会社が事故が起こり、父はそれで死亡。自分がもっと早く話せていれば、という罪悪感からのストレスによって発症。
「疾患者」が関わっていたらしいという僅かな手がかりをもとに、事故の真相を知りたいという思いから、疾患者排除組織であるネイバーフットなら必然的に関わりが強い分、何か情報が得られるかもという希望を持ってここへと飛び込んだ。
 
その陰には、事故を境に行方をくらませた、かつて慕っていた会社の社長の娘を探すという目的も含まれているのだが…
彼女がコンビナートの工作員として暗躍するようになっていることは、まだ知らない。
 
 

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最終更新:2015年12月29日 20:30