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ギルテ


※普段は口ひげを蓄えている。



【名前】
ギルテ=モルグン

【疾患名】
《埋葬性愛/タフェフィリア》

【所属組織】
コンビナート

【???】
Арканы/Башня(塔)

体力4
敏捷4
知力5
感受4
器用3

【疾患者カルテ】
犯罪シンジケート「コンビナート」所属の交渉屋。常に不吉な黒一色の服装をしている事から、付いた仇名が「葬儀屋」。
その他にも、彼と交渉決裂した交渉屋は皆、その後自殺へ至ってしまう事からもそう呼ばれる。

不吉な能力は、自殺した妻を見て「美しい」と思ってしまった時に発症した、「自殺を魅力的に語る」能力。
不可避の能力と思われていたが、ある事件で敵対した探偵には一般的なカウンセリングでケア出来る事を見破られている。

【履歴】
四十歳。口ひげを蓄えた黒髪の男。
黒い三つ揃いのスーツに、たいてい黒いネクタイ。
たまに洒落でジャボタイやアスコットタイも身に着ける。
ロシア語、中国語に堪能。モンゴル語も相当。英語はビジネスライクな程度なら。
母語はカルムイク語だが滅多に話さない。

東欧、中国、はたまたモンゴル出身ではないかと言われるが、
ロシアのカルムイク周辺の貧農が故郷である。六人兄弟の末っ子だった。
貧しさから、自ら姉たちの身売りで高値をつけるべく交渉したり、詐欺や犯罪に手を染める。
その縁で、十八歳でチベット仏教から派生した新興宗教の信者となり、才あって幹部補に昇進。
本部のモスクワに渡り、幹部たる東欧の混血の女に見初められ、結婚する。

世紀末、オカルトブームもあり団体は絶頂期を迎える。
モスクワの高級マンションで使用人を侍らせ裕福な暮らしを送り、娘も生まれた。
書籍出版に学校経営から、麻薬や人身売買まで明暗手広く事業を広げるが、
十年前、彼の些細なミスがきっかけで犯罪行為をメディアに大々的に暴かれ、責任をすべて背負わされ妻は自殺。
豪奢なマンションの寝所で死ぬ妻の姿に殉死美を見、発症する。

己も娘と心中しようとするが生への渇望が残り失敗。
娘を追手から離すべく、断腸の思いでロシア正教の修道院に捨て、単身、中東経由で中国まで逃亡する。
乞食よろしく方々の宗教施設に寝泊まりするうちに己の才能に気づき、
救貧院や孤児院の「口減らし」のために珍重されていたが、
コンビナートが中国に勢力を伸ばす際、能力と語学力を買われて雇われる。

“ベツレヘム信徒”をおおむね毛嫌いしており、仏教徒には寛容。
ヒンディーや道教はそこそこ。他は無視。無神論者は目の仇。
戦闘力はザコ中のザコ、拳銃の扱いにも不慣れだが、荒事に対する思い切りの良さと口八丁で切り抜けている。

偽名と見せかけて本名である。
姓はありふれたもの、父姓は入信時に捨てており、
名は入信時の洗礼名である……がこれまたありふれている。
調べれば一発で信教が分かるので時と場合で偽名も名乗るが、組織内ではそれで通っている。

好物はウォッカと葉巻。過去の栄華の象徴である。
娘はロシア正教会の立派な狂信徒に育ちつつある。


ヒゲを剃るとまったく身に覚えのないぐるりんヒゲがボディペインティングされている。
洗ってもこすっても落ちない。犯人はもれなく殺そうと思っている。

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最終更新:2016年01月21日 19:15