第二次新日本海海戦

だいにじしんにほんかいかいせん

日本国及びそれに属する都市に対して戦略爆撃や艦砲射撃を行おうとするグラ・バルカス帝国及びリーム王国と、それを阻止しようとする日本及び各国の軍の戦い。
なお、ブログ版ではこの戦いは日本海海戦*1とされているが、日露戦争の同戦い及び日本とパーパルディア皇国との戦いと区別するため、便宜上、こう命名する。
日付
不明
日本海及びフィルアデス大陸沿岸部
交戦勢力
日本国
パーパルディア皇国
グラ・バルカス帝国
リーム王国
指導者/指揮官
日本国防衛省幹部三津木
パーパルディア皇国国家元首カイオス
帝国軍本部幹部ムルノウ
帝国海軍第44任務部隊司令長官ゼム
帝国陸軍航空隊空将マキナ
超重爆撃連隊作戦部長アーリ・トリガー
リーム王国王下直轄大将軍リバル
戦力
航空自衛隊
F-2 15機+50機
F-15J改 100機
海上自衛隊
BP-3C 40機
パーパルディア皇国軍
ワイバーンロード 430騎
魔導戦列艦 43隻
グラ・バルカス帝国海軍第44任務部隊
旗艦巡洋艦「ダスト・オーシャン」
駆逐艦「ストーン」 他42隻
グラ・バルカス帝国陸軍航空隊
アンタレス型戦闘機ベガ型双発爆撃機 345機
グラ・バルカス帝国超重爆撃連隊
グティマウン型爆撃機 203機
リーム王国海軍
魔導戦列艦・竜母艦隊 82隻
損害
自衛隊はなし
パーパルディア皇国軍は不明
第44任務部隊
全滅
陸軍航空隊
全滅
超重爆撃連隊
全滅
帝国リーム王国前線基地
壊滅
リーム王国海軍艦隊
全滅
結果
日本の勝利
リーム国王バンクス、王下直轄大将軍リバル、リーム王城崩壊の際死亡
リーム王国王都ヒルキガがパーパルディア皇国の報復攻撃により壊滅
グラ・バルカス帝国連合艦隊本隊、攻撃目標を日本本土からナハナート王国へ変更

前史

グラ・バルカス帝国連合艦隊派遣については日・グ大海戦を参照。
400隻を超える先遣隊全滅の衝撃が大きかった本隊は、本国やリーム王国に駐屯する部隊を日本に差し向けることを決める。
  • リーム王国帝国陸軍基地では、爆撃のための戦闘機・爆撃機が集められ、海軍基地では陸上攻撃のために戦闘艦44隻を出撃させる。
  • さらにはリーム王国にも出撃を要請。竜母魔導戦列艦を全力出撃させ、残ったワイバーンデュロの日本領事館と日本国籍の船を焼き払う命令を下す。
  • グ帝本土では、これまでの作戦に使用されなかった秘蔵の超兵器グティマウン型爆撃機200機の出撃を決行する。
    • 途中1機がエンジントラブルで帰還することになるが、問題なくリーム王国に到着。
戦力を集結させた後、航空隊を福井県あらわ市を標的に、超重爆撃連隊は名古屋を目標に、第44任務部隊には敵海軍迎撃とあらわ市艦砲射撃を実施するよう通達。リーム王国軍も同時出撃を命ぜられる。

一方の日本では、リーム王国に集結するグ帝艦隊や飛行部隊に対して、
  • 自衛隊の配置の転換を余儀なくされ、特にロデニウス大陸に派遣中のF-2戦闘機部隊を本土防衛に帰還させることとなった。
  • さらには念を入れて海上保安庁にも西日本に集結させる手はずを整える。
竜母艦隊が厄介だったが、竜母撃沈後、ミサイル艇で対応することになった。

日本本土防衛戦

幾重にも重ねたグ帝の日本本土攻撃であったが、その結果は無残なほど期待を裏切るものであった。

第44任務部隊は、F-2 15機による93式空対艦誘導弾60発によって44隻すべてが沈没
超重爆撃連隊203機と陸軍航空部隊345機は、F-15J改 100機とF-2 50機により、海上に出た直後に全機撃墜される

反撃とばかりにF-2 15機の基地爆撃により、グ帝のリーム基地は大破炎上して使用不能になる。そればかりかリーム王城もグ帝の軍事施設とみなされて、BP-3Cの爆撃によって倒壊。国王バンクスを始めとするリーム王国首脳陣が戦死することになった*2

一方、デュロを狙ったワイバーンによる攻撃はパーパルディア皇国の迎撃でほとんど撃墜されたが、少なくない被害を与えることになる*3
しかし結果はむしろ裏目で、カイオスに報復を決意させてしまい、ワイバーンロード230騎と魔導戦列艦42隻がリーム王国の首都ヒルキガを破壊しつくすこととなった。

ナハナートへ

日本本土を守り切った防衛省だったが、一方のグラ・バルカス帝国連合艦隊が、補給を行わずにまっすぐナハナート王国に向かっているとの報告が入る。
想定外の事態に対し、即座に対処しようとするが、護衛艦隊は第4護衛隊群しか間に合わず、現地の対艦ミサイルの備蓄が足りないため、航空機による反復攻撃が必要なことが判明する*4

一方のカイザルは、グティマウンすら日本に被害を与えられなかった現実を見て、いよいよもって死の覚悟を決めることとなる。
関連項目
歴史日・グ大海戦ナハナート沖大海戦

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過去のコメント
  • 『航空支配が約束されている以上、ある主のマンハント。ボーイスカウトを蹴とばすようなものだ』 - 名無しさん (2020-10-05 21:42:18)
  • 『ではスポーツの時間だ!』 - 名無しさん (2020-10-05 21:42:44)
  • 「実弾演習とはよく言ったものだ」 「敵はカカシ同然。外したら笑いものだな」 - 名無しさん (2020-10-05 21:43:18)
  • ここまで「全滅」だらけだと、どうやって本国へ連絡したのかな? - 名無しさん (2020-10-19 00:15:08)
    • 軍艦が全滅するのと、軍艦に乗っているその尽くが全滅するのとは別なのではないかな。あちこち秘密基地があるようだし、航空機の無線からあちこち経由というのもあり得る。 - 名無しさん (2020-10-19 07:36:54)
      • 全滅したのは「艦隊」だから一部の補助艦艇、内火艇といった小型船舶は生き残って救難信号を発したのかも - 名無しさん (2020-10-20 00:16:40)
    • 搭載してた水上機でどこかの基地に連絡したんじゃない? - 名無しさん (2020-10-20 08:40:47)
    • 艦隊の全滅は定時連絡無くなれば推測できるし、陸上基地も陸上戦力送り込んで皆殺ししてないなら生き残りはでるかと(軍事的意味では全滅だけど) - 名無しさん (2020-11-08 14:40:54)
    • まあ、一隻も一機も残らなくても、生き延びた者はいるでしょう。単行本での加筆もありうるので持ちましょう。 - 名無しさん (2020-11-08 16:50:04)
    • 旧日本陸軍の全滅の定義は損耗率50%とか。一応グ帝國は無線技術があるので、一人でも通信兵が脱出すれば連絡は可能だろう。 - 名無しさん (2021-05-19 11:05:31)
  • なんか第44任務部隊の艦船数がなろうの方も52隻だったり44隻だったりするんだがどっちが正しいんや? - 名無しさん (2020-11-10 15:32:23)
  • 駆逐艦44残り巡洋艦 - 名無しさん (2020-11-10 21:37:51)
  • なんであらわ市が標的になんの?小松でも敦賀でもなくあらわ市? - 名無しさん (2022-04-14 23:02:39)
    • それ小松基地 - 名無しさん (2025-05-07 14:29:19)
      • ミス。あわら市の敦賀市隔てた北西に戦略上重要拠点である航空自衛隊小松基地があるのに、なんでだろうね・・・。 - 名無しさん (2025-05-07 14:34:14)

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〔最終更新日:2022年04月14日〕

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最終更新:2022年04月14日 18:13

*1 ブログ版タイトル「第102話 日本海海戦」より

*2 王城攻撃の名目はグ帝軍のアンテナが設置されていたためだが、これまで敵であっても王城を積極的に攻撃しなかった日本にしてはかなり徹底した攻撃を行っており、日本の激しい怒りをうかがわせている

*3 結果的にこの戦いで唯一与えた成果となってしまった

*4 当初はグ帝艦隊の補給によるタイムラグの間にミサイルの補給を済ませる予定だったため