オメガレッド

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オメガレッド - (2014/05/24 (土) 20:13:26) の編集履歴(バックアップ)



「なぜ俺を封印した。
  このオメガレッドが居れば、ソ連は滅びずに済んだのだ!!」

マーベルコミック『X-MEN』シリーズに登場するヴィラン(悪役)。
「真紅の超人兵士」「赤い死」などの異名を持つ。本名はアルケイディ・ロッソビッチ。
ただし現在のマーベル公式ホームページでは別名の項目の方に載っており、本名はアルケイディ・グレゴリヴィッチとある。
冷戦時代に、ウルヴァリンキャプテンアメリカといった西側諸国の超人兵士に対抗して作られたソビエト連邦の超人兵士。
両手首に埋め込まれた超金属の鞭「カーボナディウム・コイル」を触手のように操り、エナジードレインで相手の生命力を吸い取る。
周囲の人間の生命力を吸い取るフェロモン「デス・ファクター」を発することができるが、
それを安定させるために不可欠な装置「カーボナディウム・シンセサイザー」をウルヴァリンセイバートゥース、マーヴェリックの
「チームX」の3人に奪われて制御不能となり、その後30年以上の間封印されることになる。
その後、日本の忍者集団ザ・ハンドの首領マツオ・ツラヤバによって封印を解かれる。
アニメではソ連復活を目論む指導者たちによって復活させられ、ソ連から独立した国を襲っていた。

能力は上記のデス・ファクターやカーボナディウム・コイルの他、肉体の超再生を可能とするヒーリングファクターを有しておりほぼ不死身に近い。
他のヒーリングファクター所有者らと同じく、脳を完全に破壊するか後述のムラマサブレイドによる攻撃以外では完全に殺すことが出来ないようで、
実際、核エネルギーのブラストを放射する能力という危険な能力を持つチェンバーというキャラクターにコナゴナにされた際にも
その場は退散したものの、死ぬ事なく他シリーズで元気に登場している。
さらには同じくヒーリングファクターを持つウルヴァリンと18時間に及ぶ泥仕合をしたことも。
並行世界でケーブルの彼女にあっさりぶっ殺された?いんだよ細けぇ事は。

また超人兵士として改造されたため、10tの質量を持ち上げる腕力やウルヴァリンに匹敵するスピード、
レッドアーマーと呼ばれる衝撃を吸収する鎧などミュータントとしての能力無しでもかなり強い。

90年代にはかなりの人気ヴィランで、IGNのコミックヴィランの人気投票では95位につけている。微妙に思われるかもしれないが
今まで登場したヴィランの数が100や200では聞かず、さらには上位はが占めてしまう事を考えればかなり健闘した方だろう。
事実、登場した前後ではデアデビルスパイダーマンアイアンマンと言った非Xタイトルの人気ヒーローらとも何度か衝突している。

ちなみに意外に思われるかもしれないが、対キャプテンアメリカを想定して誕生したキャラクターにも関わらず
キャプテンアメリカと関わった事はほとんど無い。
ソ連の超人兵士育成機関である「ソビエト・レッド・ルーム」はキャプテンアメリカ自体に何度も出てきており
オメガレッドもその機関出身という設定であるにも関わらず、である。
他にも作中でオメガレッドがウルヴァリンに執着していた理由として、カーボナディウムシンセサイザー周りの恨み以外に
旧ソ連製の超人兵士である自分が、決して西側の超人兵士であるウルヴァリンに劣っていなかった事を証明するためといった理由もあったため
それならばなおさら元祖西側超人兵士にしてアメリカの象徴たるキャップを狙うべきだったと思うのだが……

なお近年、宿敵であるウルヴァリンとの決闘の末、ヒーリングファクターを無効化する日本刀「ムラマサブレイド」によって心臓を突き刺され死亡した。

日本ではガンビットと同じく、アニメ、ゲームでの登場によって名前が知られるようになった。
最近ではマッドハウス製作のアニメ『ウルヴァリン』にも登場した。

るろうに剣心』で赤末有人というオメガレッドそっくりの鎖鎌使いが出てきたりする。
ただ、度重なるアメコミからのオマージュで読者から苦情が来たらしく「お遊びが過ぎた」と作者も発言しており、
以後、数年ほどはアメコミがモチーフの登場人物は登場しなくなった。
格闘ゲームでは『X-MEN Children of The Atom』より登場し、カーボナディウムコイルで相手を捕まえて投げ飛ばしたり、
そのまま生命エネルギーを吸い取ったりと原作同様の攻撃をする。

MARVEL vs CAPCOM 2』における性能

空中ダッシュや地上突進技で相手の背後に回り込みアシストを絡めた
ガード揺さぶり戦法が光るトリッキーな性能をしている
カーボナディウムコイルの体力吸収技は相手の防御力やコンボ補正を完全に無視する割合ダメージとなっている
作品中最高防御力のセンチネルでさえ安定したダメージソースとなる。
言い方を変えれば防御力が低いキャラにも同等のダメージとなってしまうのでお得感はなくなってしまう。
オメガストライク(突進技)やカーボナディウムコイル(捕縛技)は角度の打ち分けや急停止が可能であるが
瞬時の状況判断によるプレイヤースキルを要求される。

ハイパーコンボのオメガデストロイヤーはアシストを絡めない限りコンボに組み込む事は出来ない
この技は全画面とまではいかないがそれに近い程広範囲へと攻撃範囲が及ぶが
上空への攻撃が少し遅れてから判定が出るので発生直後は飛び込み攻撃に潰されてしまう。
シルバーサムライの雷鳴剣と比べると使い勝手が悪く下位互換となってしまっている感はある

+ EDネタバレ注意
そして、『マーヴルスーパーヒーローズ VS. ストリートファイター』のEDではパートナーに対し
「楽しみは最後まで取っておく」(=殺人宣言)と言い放ち、その後なんとリュウを殺害
更に怒りに燃えるケンを返り討ちにする、カプコン格ゲー屈指の鬱展開となっている。



MUGENにおけるオメガレッド

主に海外の製作者によって作られている。
  • Kong氏製作 MVC2仕様
3段階調整可能なAIが搭載されており、Hardはいつも通りの凶悪な性能なので取り扱い注意。

  • ZVitor氏製作
MVC2の技を基本にエフェクト等アレンジをしてある

  • cyanide氏製作
MSHvsSF仕様
新MUGEN専用なので注意

  • onslaughtx氏製作
COTA+MSHvsSF仕様
エンディン搭載
上記の鬱EDである

  • Iwakick氏製作 MVC2原作再現仕様
ヴァリアブルアシストにMSPの『S』と同じくMSPの『P』の高性能アシストを搭載。
また開幕のイントロではMARVEL SUPER HEROES VS. STREET FIGHTERの擬似的な原作再現イントロが見られる。
恒例の特殊イントロに対応しており対応記述を導入すればキャラクターセレクト画面にmugenキャラクターを表示させることも出来る。
AIレベルは無いが、その代わり3段階のモード設定によって強さが調節できる。
アシストなしのモード1、アシストありのモード2、デフォルトはモード2。アシスト+最大ダメージコンボをするモード3。
モード3は条件次第で10割コンボが可能となる。
プレイヤー操作なら試合開始前にもアシストの有無が選択可能。


出場大会

削除済み

出演ストーリー