ディージェイ

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ディージェイ - (2011/05/27 (金) 22:29:09) の編集履歴(バックアップ)



「とびっきりゴキゲンな Sounds
                      聞かせてやるぜ Ha-ha!」

     名前:ディージェイ(Dee Jay)
     初出作品:スーパーストリートファイターII
     出身地:ジャマイカ
     生年月日:1965年10月31日
     身長・体重:184cm / 92kg
     スリーサイズ:B130 W89 H94
     血液型:AB型
     好きなもの:叫ぶ、踊る、唄う
     嫌いなもの:静寂
     特技:バンブーダンス
     格闘スタイル:キックボクシング
     異名:あいつはファンキージャマイカン、超格闘音楽野郎(スーパーファイティングミュージシャン)(II)
     「キック&ミュージック」(ZERO) 陽気なマラカスファイター(IV)

ストリートファイターシリーズのキャラクターで、『スーパーストリートファイターII』から登場した。


キャラクター概要

スーパーストリートファイターII』(以下『スパII』と表記)で追加された4人のキャラクターの内の1人。
「南国の彗星」と謳われるジャマイカ代表のキックボクサーであると同時に、
出すCD全てがミリオンセラーという人気ミュージシャンでもあるという異色の格闘家。
その人気にもかかわらず、自分の音楽スタイルに満足できずにいたが、闘いの中で見つけた「攻撃のリズム」に新たな音楽のヒントを得て、
ストリートファイトで強敵たちと戦うことでそれを見いだそうとする。
エンディングでは、世界中を熱狂させる新曲を完成させ、コンサートホールでは大勢の観客が詰め掛け、ディージェイの名を叫んでいる。

褐色の肌に筋骨隆々とした肉体を持つ青年。性格は陽気を通り越して脳天気とさえ言える一面を見せるが、
常に笑顔を絶やさず、ニッと笑った口から覗く白い歯が特徴的である。
実は眠るときも常に笑顔であることが、カプコンファンクラブ公式本で明らかになっている。


ストリートファイターZERO3』(以下『ZERO3』と表記)では、ミュージシャンとしてデビューする前のディージェイが登場する。
既にキックボクサーとして名を馳せていたディージェイは、世界一強い男になるために闘いの旅に出る。
エンディングでは、そのリズム感とノリの良さがレコード会社の目に止まり、ミュージシャンとしての道を歩み始める。

なお、『ZERO3↑↑』のユンのストーリーでは、ディージェイとフェイロンはかつて一緒に仕事をした事で親友になった事実が判明する。
フェイロンが麻薬取引に絡んでいるという疑惑を耳にした時も、そのような事は有り得ないという主旨の発言をしている。

ハリウッド映画「ストリートファイター」及び実写格闘ゲーム「ストリートファイター リアルバトル・オン・フィルム」にも登場。
が、陽気なジャマイカンどころかシャドルー幹部の悪党という設定になっており、
ゲームでは一般キャラになったバルログバイソンに代わって四天王ポジションを占めていた。
「リアルバトル・オン・フィルム」上での性能そのものは、スパIIXのディージェイとほぼ同じである。

ちなみにストIVではサンダー・ホークと共に『スパII』追加キャラでは出場していないが、
理由は「アメリカのユーザーに投票を行ったところ、投票結果には影も形もなかったから」らしい。
あんまりだー!!と叫ぶ全国の極僅かのディージェイファンの願いが通じたのか「スーパーストリートファイターIV」でなんと参戦
……え?マジで?
まあ実際ストーリーにはほとんど絡んでこないし、親密になったのもストIVのルーファスくらいで……
いぶきの忍者テイストに感動するもガイにはそんな格好忍者じゃないとツッコんだり
本田の隈取や、ケンのダサ……イライザのペイントがほどこされたあのクルーザーをほめたり、
ザンギエフに音楽はボーダーレスと謡い、苦しいキャラには励ましを送り笑顔を勧め、
サガットにKing of Tigers!と太鼓判を押し、ベガには「あんたの出番もそろそろ終わりだ!See-yo!」と決める時は決める
まあ、いい奴だったよでも、その、スパIVの国内外プレイ人口も少ないし…
その、正直、なんというか……

「肩の力を抜けよBrother!!」


中の人はZERO3では誇り高き血統ジョセフや『機動武道伝Gガンダム』のチボデー・クロケット等を演じている大塚芳忠氏、
スパIVでは『炎神戦隊ゴーオンジャー』のガンパードやVOMIC版『スティール・ボール・ラン』のジャイロ、
『機動戦士ガンダム00』の炭酸パトリック・コーラサワーなどを演じる浜田賢二氏。

…そういえばスパIVでのクライマックスビートは両手パンチ連打になってたり
発動時の台詞が『ふるえるぜマイビート!』だったりするが。

+ ボンボン版『ストリートファイターII V』について
馬場康士(現・馬場康誌)氏によるテレビアニメ『ストリートファイターII V』のコミカライズ作品、「ストリートファイターII V烈伝」では、
シャドルーのファイターとして登場し、
ドナルド・ジャクソン曹長というアメリカ兵を装ってガイルとリュウを分断した。
キャミィに正体を見破られた後はリュウにエアスラッシャーを素手で潰され、
マシンガンアッパーは効かないばかりかパクられ、昇龍拳で止めを刺され、
ハイデルベルグに「シャドルーのファイターも底を尽いてきたようだ」とまで言われてしまう。
その後ハイデルベルグの蘇らせたティラノサウルスに踏まれ、恐らく死んだ。
以上、Wikipedia「ストリートファイターII V烈伝」より改変。

何故ストリートファイターなのにティラノサウルスが出てくるかって?
そこのところは、わしにも分からん・・・


原作性能

必殺技はタメコマンドで、性能面ではガイルに似た部分がある。
近距離立ち中パンチ、立ち強パンチ(近遠問わず)、遠距離立ち強キック、しゃがみ強パンチなど、
対空迎撃に使用できる通常技が多い(相手との間合いによる使い分けは必須)。
のだが、飛び道具である「エアスラッシャー」の隙が甚大なので、見てから飛び込まれても対空が間に合わないこともよくあった。

必殺技では無敵時間を有する「マシンガンアッパー」が対空手段として活用もできるが、コマンドの性質上、
とっさに出すことが難しい。それよりは、連続技で使ったほうが役立ったりする。
フルヒットさえ当てられるのならば、気絶→気絶の可能性もありうる程である。
そのせいで、スパIIでは、ガイルタイプというよりも、ザンギエフタイプに近かったと言えよう。

しかし、『スーパーストリートファイターIIX』(以下『スパIIX』と表記)にて、
長い無敵時間がある「ジャックナイフマキシマム」が追加されたことで、対空性能が向上しただけでなく、連続技の幅も広がった。
その他にも、「エアスラッシャー」の隙がこれでもか!というぐらい無くなり、まさにガイル並みに鉄壁の要塞と化すことが出来るようになった。
前作ではかなり見せかけだった、屈強キックのスライディングアッパーの、足を振り上げるところの攻撃判定が強くなり、
必殺技に頼らずとも対空に役立つようになったのも大きいだろう。
反面、攻めに回るには些か内容が薄く、下方向に強いジャンプ攻撃が少ないことからも、待ちディージェイとして猛威を振るうことが多かったようだ。

(以上。Wikipediaより引用・改変。)

『スーパーストリートファイターIV』においてはエアスラッシャーの発生が遅めになってしまった。
ダブルローリングソバットがアーマーブレイク属性になって少しは牽制に使えるようになったが、専らEX版がコンボ専用に。
ジャックナイフマキシマムはEX版になると長い無敵時間に高い威力を発揮するのでゲージはこれに注ぎ込んでも良いくらい。
ジャンプ中に出す特殊技のニードロップがジャンプ軌道を変えられる等で起き攻めに使える。
地上技の貧弱さは相変わらずで、ザンギエフ等の近距離で強力な確反を持つキャラにはソバットすら打てない。
結果として、II時代より肩身の狭いキャラになってしまった。

ウルコン1「ソバットフェスティバル」はコンボにも確反にも使いずらいが、削りダメージが高い。
前述の「クライマックスビート」は、対空にもコンボにも使える優秀なウルコン2。

(以上はスパIVWikiより引用・改変。)

ちなみに、ズボンに書いてある「MAXIMUM」という文字は、縦書きにすると線対称である。
振り向いたときに反転してもおかしくないようにするためだと思われる。
なお元々は「MANTIS」と書くつもりだったらしいのだが、当然これでは反転したらおかしくなるので変更になったのも無理からぬところだろう。

MUGENにおけるディージェイ

ここに紹介するものはすべて海外製で、おそらく日本製のディージェイは存在しない。まあ納得はいくが…。

  • N64Mario氏製作・ZERO3仕様
基本的にはほぼ原作再現になっているが、ismセレクトなどが無かったり、オリコンも搭載していないようだ。
ダッシュが使えるが基本的にZ-ism仕様のディージェイと思ってもらっていいようである。
その代わり、新しい必殺技が増えている。
「Super Air Slasher」はゲージ技ながら性能は真空波動というよりEXエアスラッシャーといったところで、燃費は悪い。
「Super Sobat Kick」は唯一のタメなしコマンド技で、敵を壁に蹴り飛ばし、
跳ね返ってきたところに追加入力で追撃する。追加入力しないと固まったままになるので反撃され放題になってしまう。
ジャックナイフマキシマムのコンボ補正がやたらゆるく、強3回連続で出してもほぼ確実にフルヒットする。
AIは最初からついているが、非常に簡易AIで最近のキャラと戦うには物足りない。

  • Scar氏製作・マブカプ風アレンジ
本来はタメ技主体のキャラだが、波動昇龍系コマンドに変更されているので操作性にはかなり違いがある。
また、マブカプ風の演出だけではなくオリジナル技も搭載されていたりする。
これも、簡易AIが搭載されている。

  • fido氏製作・MX仕様
氏の一連のMX仕様により演出が派手になっていて完成度は高い。
以前は、ジャストディフェンスやブロッキングなども搭載されていたようだが、現在は氏のMXキャラは一通り一新した模様で、全体的にスト4に近くなっている。
(セービングアタックやリベンジゲージが搭載されていて、ウルトラアーツとしてクライマックスビートが使用可能)
簡易AIが搭載されているが、本当に動くだけである為、大会での使用は厳しい。

  • bajanflash氏製作・CVS仕様
リードミーが入ってないので詳細は不明だが、グルーヴは悪咲3号氏のコピペで再現。許可をとっているかは不明。
ZERO3版のディージェイを元にしているようで、動きなどは、大体ZEROによく似ている。
テーマオブサンライズを真空コマンドで発動できる。
しかしクライマックスビートは未搭載で、LV2超必から必殺技キャンセルができない。
AIは、一応入っていることは入っているけど……というレベル。

  • Qkrtkf!氏製作・スパ2Xアレンジ仕様
これもリードミーが入ってないので細かい部分はわしにも分からん……。
原作再現というわけではなく、前後ダッシュや、空中ガードなどのシステムを取り入れ、
スパ2Xでは持っていない超必殺技などが追加されている、さりげなく良いアレンジキャラである。
cmdなどを確認してみても、AIが入っているようには見えないが、実際にはよく動く辺り謎でもある。

  • eken55氏製作・アレンジ仕様
名前はディージェイ・マキシマス。何かのゲームを基準にしたわけではない独自仕様。
前ダッシュ、バックステップ、地上チェーンがあるが、
一部の技が簡易コマンドになっている、6ボタン式のキャラなのに必殺技が強弱2種類しかない、
原作では2種類あったはずの投げ技が1種類しかない(原作のK投げをパンチボタンで行う)など、
まだまだ製作途中の様子。
しかし今の状態でも3段階に分かれたAIを用意している事から、今後の更新が楽しみなキャラクター。

どれも製作者の愛に溢れた、完成度の高いキャラなので、外部AIの製作が待ち望まれるところである。


ニコニコMUGENでは…

スト2vs餓狼SPトーナメント において、手頃なAIが搭載されたディージェイがいなかったため、
スト2側代表選手団から唯一落選の憂き目に遭ってしまった。
(スト2側は豪鬼を含めて17名、餓狼SP側は隠しボスのリョウ・サカザキを含めて16名なので、どうしても一人あぶれてしまう。
 とはいえ、ディージェイ対ダック・キングの音楽家対決という共通項があったのに……)

むしろニコニコでは大会での活躍よりリア充爆発するトーナメントでの進行役の方が印象に残ってる方も多いのでは。
でも設定的にディージェイってリア充じゃね?


「Today’s best bout! 震えちまったぜ My soul!!」


出場大会


出演ストーリー