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「Sonic Boom!」
概要
ガイル及び
ナッシュが使う
必殺技の1つ。ソニック
ブーンでは無い。
前方に回転する刃状の
飛び道具を発生させる。
元々ソニックブームとは、飛行機が音速を超えて飛行する際に、機首および翼後縁付近で発生した衝撃波のエネルギーが地上に伝播し、
断続的な音波として観測される現象の事である。
その大きなエネルギーを持つ音波は、しばしば地上に窓ガラスが割れるなどの被害を与える場合がある。
ガイルがこの技を使うのも戦闘機を操る空軍少佐である事、
刃のような形なのもこの様な衝撃波だという事が影響していると思われる。
その割には弱で撃つと前進歩きと同じ速度になるぐらい異様に弾速が遅かったりするが、
何、気にすることは無い。
本当のソニックブームを発生させているなら強すぎるし、人間の体じゃどう考えても不可能なので、きっとただ技の名前として使っているだけなのだろう。
リュウの
波動拳に位置する飛び道具であり、「
サマーソルトキック」と共に代表的な
タメ技。
もちろん
待ちガイルには欠かせない技である。
またタメ技な事を考慮してか隙が少ない技であり、例えば波動拳との相打ちになった際は
ガイルの方が早く硬直が解け、次の攻撃を先に仕掛けることが出来たりする。
ちなみに初代『ストリートファイターII』では、この技とリバーススピンキックを組み合わせることにより、
禁断の
「真空投げ」(
餓狼キャラのアレではない)が出来てしまえた。
波動拳と同様、格闘ゲームでもこの技を基にした飛び道具が数多く存在しており
後ろから一気に前というレバーの動きもあってかソニックブームと同じ様な形な事が多い。
同じ『ストリートファイター』シリーズに登場する
ディージェイのエアスラッシャーや、最近では
アッシュのヴァントーズ等がある。
また
レミーや
NBCロバートの様に「←タメ→+パンチ」で上段・「←タメ→+キック」で下段の飛び道具を出したり、
ジャンヌの様に剣からオーラを出したりするパターンもある。
そしてこれらの飛び道具達も例に漏れず硬直が少なく、撃ってからの攻撃の先行がしやすい。
またゲームによっては、その硬直の短さ故、撃ってすぐにレバーを引きタメを作り、硬直が解けると同時に
再び飛び道具を撃ち出すという事も可能となり、俗に言われる
「連射状態」を作り出す事も出来る。
基本的に飛び道具を持つキャラは
波動拳等の
コマンド系、もしくはソニックブーム等のタメ系どちらかのみの場合がほとんどだが、
キャプテンキッドのようにパイレーツシップ・シャークナックルとコマンド・タメ両方の飛び道具を持つキャラもいたりする。
とっておきだぜ~
波動拳と共に飛び道具の礎を築いた技であり、その存在は大きい。
その為、この系統の飛び道具を使うキャラの場合(特に形状が似ていると)、技の正式名称を言うより
「
ソニック」「ソニブ」「強ソニ・弱ソニ」と置き換えられて呼ばれる場合もあるほどの浸透力も持っていたりする。
派生技
ソニックブレイク
ナッシュが使うスーパーコンボ。ソニックブームを連射する。ZEROシリーズではレベル毎に最大発射数が2~4発と決まっている。ZERO2以前では1発当たりの威力は非常に大きかったが、ZERO2α以降は威力が大幅に削減されてしまい
使い道がなくなってしまった。MvCシリーズでは画面いっぱいにこれでもかといわんぐらい弾幕の如くソニックブームを大量に撒き散らす。
ソニックブームタイフーン
ストEXシリーズのみ使うガイルのスーパーコンボ。こちらは1ゲージ版と3ゲージ(
メテオコンボ)版の2種類があり、
前者の1ゲージ版は真空波動拳同様、6つの「ソニックブーム」を1つに合わせて放つ強化版で、特筆点として技後の硬直が非常に短くガードされても反撃を受けることが無いため、EXシリーズ特有システムである
スーパーキャンセルを用いることでガードされると
反確となるサマソやダブルサマソでもこの技で安全にフォローができてしまえる攻防どちらでも使える非常に優秀な技となっており重宝された。後者の3ゲージ版は巨大な竜巻を起こして前方へ放つ飛び道具となっている。判定の大きさや威力の大きさは絶大である。
ただし初出のEX2のみ1ゲージ版でそれ以外では3ゲージ版となっており、純粋な上位互換技ではないため、前者のお気軽な使い方ができるのは実質EX2のみである。
ソニックハリケーン
ストEXシリーズ以外で使うガイルのスーパーコンボ。こちらは上記のタイフーンと異なり目の前に衝撃波を発生させる技でどちらかといえば
春麗の気功掌に形態が似ている。CvSシリーズやスパIVでは
LV3専用&&ウルトラコンボに格上げされている。
あとソニックと言えばこの実況が有名。
ソニックの数を数えろぉー!
(8:35~)
最近では
ストIV
の
ラスボスである
セスに
パクられたりした。
波動コマンドで出せるものの、発生も硬直もオリジナルより長く劣化している。
技のモーションが左手を内側から外側に振って衝撃波を出すというものであり、
どちらかと言えばソニックよりレミーのヴェルテュの残光に似ている。
+
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ポケモンにおけるソニックブーム |
効果は相手に「必ず20のダメージを与える」というもの。
物語序盤ではどのポケモンもHPは40~60程度のため、所持ポケモンは重宝される。タイプによるダメージの増減の影響を受けないのも大きい。
ポケモン不思議のダンジョンシリーズでは何故かダメージが55に固定されており、序盤所か後半に置いても使える技となっている。
特に、レベルが1になるダンジョンでは火力が低く、やつあたり(かしこさが低いとダメージが大きく、初期は45。レベル1のダンジョンのポケモンを大抵一撃で倒せる)より威力が高い上に遠距離からでも当てられるので原作以上に重宝されている
尚、同じ固定ダメージのりゅうのいかりは65と大差がない
ちなみに余談だが、「ハートゴールド・ソウルシルバー」のジムリーダー・マチスの服装がまんまガイルである。
しかもマチスはアメリカが元ネタと思われる国の元軍人であり、作中で少佐と呼ばれていた。
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MUGENでは
ガイルの生命線ともいえる技なので当然ながらガイルやナッシュには搭載されている。
なお超必版では製作者によって異なる場合があり、多数は「ソニックハリケーン」であるが、
TESTP氏やor2=3氏のガイルには「ソニックブレイク」が搭載されていたり、
dragoon316氏やKAZ氏のガイルには「ソニックブームタイフーン」が搭載されている。また前者はメテオコンボ版で後者はスーパーコンボ版となっている。
最近MUGEN入りした
コイルもこの技を使用する。