ロストグラウンドの武装警察の任務遂行部隊「HOLY」に所属するアルター使いの一人。
「速さ」と「文化」に異様なまでの執着を見せる。彼にとって速さは美であり、見事な早口で喋る。ただしトイレと食事では速さは必要ないらしい。
また「文化」への拘りからか作中よく本を読んでいる。
カズマに足で関節技をかけながら読んでいた事もある。
元々はインナー(ロストグラウンドの未開発地区)で生活しており、最強のネイティブアルターだと言われていたが、
マーティン・ジグマールとの「インナーの人達への介入を控える(漫画版ではインナーへの援助物資を五倍にする)」という契約の下、HOLYに入隊した。
インナーにいた頃はカズマの兄貴分のような存在であり、また、戦い方や生き様を教授する師匠のような存在であった。
また、様々な事情から本土やジグマールの内情、アルター能力や「向こう側」に関して詳しい。
本編でもトップクラスの強さのアルター使いだが、HOLY在籍し始めの頃に本人曰く「力の出し惜しみ」をしていたため、精製によるアルター強化を受けたが、
技術が未熟な初期段階の副作用で身体がボロボロになっている。
「向こう側」に対する知識を持っているのはこの時に
「向こう側」を垣間見たため。
漫画版では「弱い考えに『反逆』を続けていれば強くなれる」というカズマの信念の根幹を教えた人物でもある。
よく(わざと)人の名前を間違え、いつも
カズマの事を「
カズヤ」桐生水守の事を「
みのり」と間違えるが、いざという時は正しい名前を言う。
ちなみにカズマも水守も彼が名前を間違えた際にはどんな状況でも「カズマだ!」「みもりです!」と返している。
最終回でのカズマと劉鳳が喧嘩の最中に垣間見たそれぞれの「幸せな夢」では両方の夢に登場している。
なお、漫画版では退場が早い・出番少なめなのに加えて「カズマの兄貴分」としての描写の比重が大きく、
アニメ版では印象深い水守と絡む場面は全く無かったりする。
所持アルター能力は「ラディカル・グッドスピード」。
車や自分自身に再構成する事で超高速仕様にアルター化させる能力。
車をアルター化させた場合にはその速度に耐え切れずに能力を解除した途端に廃車になってしまう。
自身に使用した場合は脚部限定と全身をアルター化させる最終形態が登場した。
必殺技は「衝撃のファースト・ブリット」「壊滅のセカンド・ブリット」
(但しセカンドはアニメ本編では使われていない。セカンドは失敗フラグだと知っているからか?そんなにセカンドは駄目なのか!?)。
そして最終形態時の「瞬殺のファイナル・ブリット」。
*1
漫画版ではアニメ版のように足にのみ装着した「ストレイト・グッドスピード」と、
全身をロケットのような形状に変形させる「ハイパー・グッドスピード」を使用する。
その速さ(強さ)はアルター能力が進化したカズマを脚部限定のみで説教しながらあしらったり、
カズマと劉鳳をクーガーのみアルター装着状態(恐らく高速移動能力は使用していない)とはいえ叩きのめした所から、本編登場キャラでもトップクラス。
というか監督が「クーガーが最強」と言っちゃってる。
蛇野郎に思考読まれて負けた事には変わりないんだけどな!と言うより由詫かなみの心を読むアルターが極悪過ぎるんだけど
絶影最終形態(「影すら追いつかない速さ」と言われた第二形態より更に速い)と、
それ相手に攻防出来るシェルブリット最終形態よりも速いのかとかはよく言われる話。
少なくともHOLYに囚われた水守を助けた後にジグマールが「イーリャンに知覚されず動ける者が君以外いるのかね?」と詰問しているため、
絶影第二形態も含めてその時点で彼より速い存在はいないと思われる。
ちなみにこの水守を救出する際に、
ソニックブームで街に凄い被害が出ている。
いの氏による手描きのものが存在する。DEFは90と
紙気味。
原作通り高速移動技や豊富な蹴り技を持ち、始動技からの派生技等で相手を圧倒するタイプ。
超必殺技「ラディカルグッドスピード」の3
ゲージ版「砕け散る!」は
発動までが長いがその間画面外に出ており、
タイミングよく回避するしか無いため
AI殺しになる。
AIは入っていないが、ペパーミント氏(現在は公開停止)、GURI氏、DRM氏による外部AIが公開されている。
なお、クーガーのいくつかの
ボイスは
声真似の人によるものである
(事実、アニメにはないはずの「壊滅のセカンド・ブリット」が超必殺技としてあり、その技にボイスがある。
また、更新により「衝撃のファースト・ブリット」も声真似の人のものが採用されている)。
しばらくDL出来ない状態が続いていたが、氏のmugenキャラ製作復活の際に再公開された。
*1
カズマと技名がそっくりだが、それもそのはず。クーガー本人がカズマの技に同じ名を付けたのである(ドラマCD参照)。
カズマもそのまま使っているあたり、リスペクトしているようである。
自分の生き方のルールとそれを通すだけの強さを求めるカズマが兄貴分と認めている事の好例と言えよう。