プリニー

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プリニー - (2010/08/31 (火) 12:33:39) の編集履歴(バックアップ)


「プリニーッス!」



日本一ソフトウェアのシミュレーションRPG作品に登場するペンギンのような姿をした魔物。自称『万能型キャ』。
CVは『剣サム』のガルフォード風間蒼月天草四郎時貞を演じた間島淳司。
初出は『魔界戦記ディスガイア』。シリーズでは主にエトナの家来として登場。
一応プリニーというのはこの魔物の総称なのだが、「プリニー」として一つのキャラクター性を持っている。
作中では「死んだ魚の目」だの「なんのひねりもないペンギンまんまのデザイン」などと言われている。

ペンギン風のぬいぐるみの中には罪人の魂が入っており、罪を償うため魔界や天界で贖罪の日々を送っている。
なお自殺は重い罪になる為、自殺者の殆どはプリニーとなるらしい。罪を償いきった者は、また人間や他の魔物などに転生出来る。赤い月の話は感動物。
魔界のプリニーは悪魔に雇われ、薄給激務の仕事*1でお金を一定額ためることで転生を目指す。
魔界のプリニーと違い、天界のプリニーは天使の羽を生やし、お金の代わりに善行を積んでいるらしい。
善行は生活費で消費されないし、魔界よりははるかに待遇が良いようだ。きっと軽犯罪者が行くんだね。
しかし、自身も悪魔の部類として数えられるプリニー達も主人に見つからないようにサボったり、酒を飲んだりと中々うまく立ち回っているようだ。
公式のキャラクター紹介にも「見張りや監視役として役に立つのか甚だ疑わしい」と書かれている。

そのほとんどの者はテキトーな性格。その上不真面目でなかなかすぐに命令をきかない。主人に対しても不満たらたら。
MUGENでの超必の演出を見てもわかる通り、エトナの命令でさえ聞いていないことが多い(その際何匹かぶっ殺されて、慌てて取り掛かるのがお約束)。
故に、彼らをこき使うエトナとの関係は釣り合っているという。
ちなみにエトナの所の待遇は一日20時間労働で休み無し、年収は12ヘル(ヘルは魔界の貨幣。アイスキャンディーが60ヘル)で
エトナの気の向いた時にだけサンマで払われ、年一回のボーナスはイワシ一匹、等。
それでもコミックスでは「どうせこき使われるなら美少女のほうがいい」と言い彼らの間ではエトナの人気が高いらしい描写がある。このエロペンギンめ。
「まあ胸はないんスけどねー。アハハハh(ズドーン」
お金に目がないので買収されると簡単に主人を裏切ったり、他人の不幸は蜜の味といった態度なので、
悪魔たちのことを酷い酷いと言いつつどっこいどっこいの性格だったりする。そのうち「メシウマッスw」とか言い出しかねない。
時には普通の悪魔よりも悪どいことも。扱いが悲惨なのは確かだが、あまり同情する気になれない奴らである。

魔界の価値観がわかるディスガイア3のOP

nicovideo(sm2202958)


「投げるな危険」と言われる通り、強いショックを与えると爆発するので取り扱いには注意が必要。
原作だと投げられると周りを巻き込み爆発する。敵のプリニーも味方のプリニーも関係ない。これを利用したボーリングステージがあるほど。
語尾に「ッス」をつけるのが特徴。これは前記したプリニーそのもののキャラクター性と言える。
当たり前だが、生前のキャラクターが設定されている場合は、当然そのキャラの口調になる。
体につけている大きなポシェットの中には、爆弾やらナイフやら物騒なものがたくさん入っている。
アニメではナイフではなくサンマが入っていた。

万能型雑魚キャラというだけあって、基礎能力値は同じレベル帯の魔物と比べるとかなり低い傾向にある。特殊技も複数の状態以上を起こさせるプリニー踊り以外はあまり強力でないため、基本的にやられ役。魔界戦記ディスガイアにおいては最初に3匹貰えるがすぐにお払い箱にされることが多々。(治療費は1ヘルと非常に安いので、鉄砲玉として使えると思いきや、ゲームのシステム上味方が死ぬと出撃数が減るので進むにつれて利用価値がなくなる)ただし、そんな彼らの中にも強力な個体が存在しており、プリニー神としてプリニー界(プリニー達の次元)に君臨している。

余談だがどうやらPSPで彼が 主人公 のゲームができた。おめでとうプリニー。
どっかの主人公(予定は永遠の未定)が睨んでる気がするが気のせいだ。
また「クロスエッジ」でもエトナと共に日本一ソフトウェア代表として参戦している。
さらにはエトナとの合体技「真・プリニー落とし」もある。……まぁ技の内容は気にしてはいけないんだろう。

ちなみにプリニー達の体とも言えるこの「プリニースーツ」、原作でアイテムとして入手すると最強クラスの装備品である(防御性能だけなら文句無しで一位)。
しかし、普通のプリニーの性能は雑魚。どうやら非力な人間の魂は、プリニースーツを着てようやく悪魔たちの戦闘に参加できるらしい。……一般プリニーのスーツが粗悪品であるだけという可能性も、まあ、あるが。
人間と悪魔の戦闘力の差というのは作中でも言及されており、対抗できるのは魔界に住んでいる人間やRPGの主人公(勇者とはまた別)、勇者といった特別な人間のみ。
それでも魔王級の強さを持つ人間も少なくないので侮れないが。


MUGENでのプリニー

MUGENでは元になったゲームのドットを使ったものが存在。
stupa氏のサイト(現在サイト消失のため入手不可能)にはRPGのドット仕様(イワシver.)と、『プリニー』のドット仕様(メザシver.)が存在していた。
体力と防御力が高く設定されており、守りに徹した技との組み合わせはかなりやっかい。ウザい。ウザ可愛い。
遠くにいると「ハラハラする」で飛び道具をかわされ、近くにいると「あたふたする」で打撃と投げが避けられる。ウザい。ウザうっとおしい。
さらに小さいので、技が避けられたのか当たってないのかも判断がしにくい。
手間取っているとカンフーメンのように仲間を呼ぶ技「プリニー呼び」(技自体は1ゲージなのだが、2回呼ばないとこない=2ゲージ必要)で
ラッシュをかけてくる。ウザい。全員が声を出すので非常にウザい。しょちゅうフライングするのでなおウザい。ちなみにプリニー隊の火力は本体の1/4。
しかし、投げられると爆発するという特性がMUGENでも実装されているため、投げられると一発で死ぬ。南無。
このため、投げが無い相手には滅法強い。投げを狙う相手には滅法弱い。
また、爆発は敵味方問わず周りを巻き込み、プリニーの爆発時に残っていた体力の半分の威力がある。
3ゲージ技「プリニー落とし」は、発動後自分の体力が1まで減ってしまう
しかもプリニー隊を呼んでいる状態で3ゲージたまると、勝手に発動してしまう。まあ、プリニーじゃなくてエトナ様の技だしね。

更にメザシver.には『赤い月』違いのネタとして「アルクェイド・ブリュンスタッドを相手にすると勝手に転生してしまい、戦わずして負ける」という特殊イントロがある。
おまけにこのメザシver.の10Pは、プレイヤー操作の際にプリニー落しが任意で発動できない(ランダムで勝手に発動する)。
まあ「弱すぎる」「しゃべりすぎ」等と思うなら付属の注意書きを読んで自分で弄ろう。
10Pカラーはエトナ様(ご主人さま)付き。

CNSをいじったり、もしくは11Pカラーにすると投げられても爆発しなくなる(プリニー隊は爆発する)。
この状態でプリニー隊を呼ぶと凄まじいAI殺しパワーを発揮し、なおかつ怒涛の攻めと避けをするので
凶~狂くらいのすさまじいウザ…強さになる。さらに11Pカラーは「プリニー落とし」を使わないので自滅することがない。
プリニー隊を呼び出し「ピンチっす」としゃべりながら敵を集団で凹るペンギンの姿は恐ろしいものがある。
この「ピンチっす」が空耳「リンチっす」に聞こえる事もあるとかないとか…。

また、リドミに書いてある手順でCNSをいじくるとプリニー隊の攻撃力がプリニー本体と同等になり、
さらにAIが鬼畜化するのでエルクゥ級のキャラでもハメ殺せる強さになる…。
11P+AI&プリニー隊強化モードはプリニーの皮をかぶった悪魔(でもプリニー隊はやっぱり爆発する)。
凶悪なキャラを集団で凹っておいて「では、晴ればれとした気分でさらばッス!」とほざくペンギンをみると
悲しいけど…これってMUGENなのよね」という気持ちになること請け合い。

最近はいっしょにとれーにんぐにSサイズのターゲットとして出演。

そしてさらに、偽りの天才になるボイスパッチが公開された。
確かにいままで彼が行ってきた悪事ならばなっていそうだが…「プリニー落とし」を使われた彼の気持ちはわからなくもない。
声だけでなく、打撃音のみが秘孔音に変わっている。

原作の話に戻るが、「罪を償うため魔界や天界で贖罪の日々を送っている」のは前述の通り。
この「罪」というのは「魔王殺し」「神への反乱」などの罪も含まれ、それほど強力な力を持った存在は
プリニーになった後も、転生を目指さずにプリニーの姿のまま悪事を働いていることがある。
MUGEN界にも、そのようなプリニーの中でも最強最悪のプリニー「プリニーバール」(前世は超魔王)が紛れ込んでしまったらしい。
メタ的な話をすると12Pカラー。

他に、In0ueTaiki(Taiki08)氏製作のプリニーラハールも公開されている。
+ ...

「オレが主人公でイイんスか?」




*1他所では「給料は現金で日払い」などエトナの所より待遇がいい所もあるが、目先の事に釣られてコロッと寝返る事も。
悪魔は基本的に性格が悪く、魔界の常識では悪い者ほど尊敬される。
エトナ曰く「悪魔なんて金のために、簡単に親を殺すようなやつばっかり」らしい。
確かに自分勝手な連中ばかりなのだが、作中ではそういった悪魔ならではの愛情表現というものも示唆されていて、中々微笑ましい。


出場大会

ゲージMAXタッグトーナメント【ゲジマユ2】
ゲージMAXシングルトーナメント【Finalゲジマユ】
自重しない無調整トーナメント【強クラス】
凶強タッグトーナメント
はい、○人組作って運動会
はい、一人組作ってかわいいトーナメント
凶キャラ最強グランプリ (11Pカラー&プリニー隊はデフォの1/4火力)
凶悪タッグトーナメント(cv鳥海)
狂キャラ最麗グランプリ
真の凶キャラ最強グランプリ
【ゆっくり主催】お前ら動物園に来るなタッグトーナメント
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早擊勝負!!LIFE只有1的死鬥大會
作品別凶キャラチームトーナメント~エイプリルフール杯~(11P)
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僕の夢は魔物使いトーナメント
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出演ストーリー