名前
:天草四郎時貞
生年月日
:不明
出身地
:不明
身長
:六尺
血液型
:不明
武器銘
:ガダマーの宝珠
流派
:不明
特技
:聖書の暗唱
好みのタイプ
:
覇王丸
+
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その他 |
好きなもの
:
人間の邪悪な魂(『初代』・『真』)
美しい物(天草の美的センスにかなったもの)(『天』:善)
人間の、苦しみもがく姿 (『天』:悪)
嫌いなもの
:
影のない人間(『初代』・『真』)
醜い物(ただし天草の美的センスからはずれたもののみ)(『天』:善)
人々の幸せ(『天』:悪)
コンプレックス
:
己の奥底に、ほんの一握りの良心があること(『初代』・『真』)
己が生み出してしまった悪の心(『天』:善)
精神が二つに分かれたため、なくなった(『天』:悪)
尊敬する人
:
アンブロジア(『初代』)
いない(『天』:善)
自分(『天』:悪)
剣の道について
:
人間の持つ魔性を呼び起こすきっかけ(『初代』・『真』)
自らの過ちをつぐなうための手段(『天』:善)
……快……感……(『天』:悪)
趣向
:
人間の暗黒面を誘い、魔界に引きずり込むこと(『初代』・『真』・『天』:悪)
化粧(『天』:善)
宝物
:
昔、ただひとり愛した女性の頭骨(『初代』、『天草降臨』:善)
自分(『天草降臨』:悪)
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「汝のカルマ、救い難し」
+
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担当声優(Wikipediaより引用・改変) |
-
や乃えいじ(旧名・矢野栄路)
- 『初代』~『天』、『剣(六番勝負版)』『KOFオールスター』
-
大原崇
- 『零SPECIAL』
-
間島淳司
- 『天下一剣客伝』
-
真殿光昭
- 『武士道烈伝』
- 大輝ゆう
- アニメ『サムライスピリッツ 破天降魔の章』
-
塩沢兼人
- 電撃CD文庫『サムライスピリッツ』
-
白川周作
- 『SAMURAI SPIRITS(2019)』
速水氏は電撃CD文庫版では橘右京役を担当していた。
|
『
サムライスピリッツ』シリーズのキャラクター。初代の
ラスボスを務め、後にプレイアブルキャラとしても登場。
原典は同じだが、
ルーラーではない。
誰もが日本史で習うあの人からは単に名前を借りたというのではなく、その本人の怨念が邪神の力を借りて復活した、という設定のキャラクター。
この設定は1981年に放映された映画『魔界転生』で沢田研二氏が演じた天草四郎時貞のパロディで、服装も(『初代』では顔まで)似ている。
一方で『魔界転生』の主人公は柳生十兵衛である(
『サムスピ』の十兵衛とは違い、こちらも本人という設定)。
設定
島原の乱の後、天草の魂は幕府と自分を裏切った民衆への恨み、現世への未練によって冥府魔道を彷徨っていたが、
暗黒神・アンブロジァと契約を交わす事で使徒として復活。
服部半蔵の息子・服部真蔵の心の隙に付け入り、肉体を乗っ取って現世へと降り立った。
真蔵とは容姿が(顔つきから身長に至るまで)全く異なるが、これは魔界の力で肉体を変質させているかららしい。
この段階ではまだ復活は完全なものではなかったが、
タムタムの村・グリーンヘルに伝わる秘宝、パレンケストーンを奪い、
その力によって完全な復活と絶大な魔力を手にする。
武器の「ガダマーの宝珠」とはパレンケストーンそのもので、タムタムはこれを取り返すために戦っている。
秘宝・宝珠というだけあって、初代では唯一破壊不能の武器である。
*1
初代で現世での無念を晴らすべく、人間界を混沌に陥れようとしたが、
敗北した事によって魂が善と悪に分かれてしまい、以降は別キャラとして登場。
なお、時系列(初→斬→天→真)が発売順(初→真→斬→天)と違うのでその辺理解しないと混乱するかもしれない。
真サムに登場したのは善の方。人の心に目覚め、
羅将神ミヅキと戦おうとするが
デモであっさり返り討ち。
その際服部真蔵の姿に戻ってしまっており、時系列的に最後に来る事もあり
(厳密に言うと『ポリサム』がさらに未来の話にあるが、ここでも「服部真蔵」として登場)、
取り憑いていた天草の魂がどうなったのかは
その後の音沙汰が一切無いので不明。
話を遡って『斬紅郎無双剣』に登場したのは悪の方で、よりアンブロジァの使徒としての覚醒を深めており、
自らの肉体をさらなる聖域へと高めるため、「魂の解放」と称して下卑た人間を多数殺害している。
「
鬼」の無限の力を手に入れ、より強大な力を得るために斬紅郎を追う。
正史では
閑丸が斬紅郎を討った事になっているが、この時に斬紅郎の遺体を強奪する事に成功する。
天サムでは善の方がプレイヤーキャラ、悪の方が諸悪の元凶としてCPU専用キャラで登場。
悪の天草は再び現世の征服を目論んで島原の地に巨大な魔城を出現させ、世を混沌に陥れる。
しかし、前作で奪った斬紅郎の魂を魔界から呼び戻したはいいが、あまりにその力が強大だったため手に負えず、
風間蒼月・
火月の妹である葉月の「封魔」の力に目を付けて連れ去った。
しかし結局はプレイヤーの操作するキャラに敗れた後、
封印が解けた斬紅郎に背後から真っ二つにされるという
アレな演出で退場。
あまつさえ「
敗れてもなお強がるなど見苦しい」などと言われる。
見事なかませ犬ぶりで、流石にこれは死んだ…かな。辞世の句は
「コンナハズハナイノニー!」。
善の天草は悪の半身の暴走を止め、再び一つになって元の自分を取り戻すために悪の天草を追っていたが、
EDで羅将神ミヅキに捕えられ、封印されてしまう。
全キャラ共通でEDの最後に「ラキ、ラキキキ…(TO BE CONTINUED)」と出るのもサムスピの時系列が『天』→『真』となっているため。
つまり天草はこの天サムでミヅキにしてやられ、真サムで封印を破って復活したが、また返り討ちに遭ってしまった事になる。
RPGの件といい、女に振り回されがちなのは気のせいだろうか。
好みのタイプは覇王丸だが。
悪の半身が死んだ(たぶん)のは大丈夫なのかとかは
よう分からん(だからこそミヅキにあしらわれたのかもしれないが)。
『天下一剣客伝』にも登場し、EDでは世を暗黒に導く事で島原での汚辱を晴らし、天に召された。
RPG版『真説サムライスピリッツ 武士道烈伝』の初代をベースにした『邪天降臨之章』EDは、
「昔、ただひとり愛した女性」である生前の恋人・天姫の魂(天草の宝物である彼女の頭骨もちゃんと登場する)がお迎えに来て昇天するというもので、
本人的には最も報われた最期かもしれない(ただしバッドEDを迎えると天姫がお迎えに来なくなってしまい改心しない)。
しかも美人な恋人だけでなく、天草を慕ってやまないやたら可愛い部下が二人もいたりする。何だそのハーレムぶりは。一人は中の人が男だけど
なお『邪天降臨之章』EDの展開あと多分ネタバレ防止のためか、真をベースにした『妖花慟哭之章』には名前含めて一切登場しない。
クイズゲーム『クイズKOF』にもボスの一人として登場。
本作では展開によって、
暴走族のリーダー、
マフィアの首領、
格闘トーナメントのチャンピオンのいずれかを務める
(
ギース・ハワード、
ヴォルフガング・クラウザーを合わせた3名が上記いずれかのランダムの役割になる)。
特にチャンピオンになった場合は「正気を取り戻して黒幕の正体を暴く」という正義感に溢れた熱い展開を見る事も可能。
対戦モードで使用する事もでき、実はアーケード版で天草が使用出来たのはこのゲームが史上初である。
+
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ボイス参考動画(RPG『武士道烈伝』、『零SP』、『剣』、CD文庫) |
真殿光昭氏(『武士道烈伝』)
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大原崇氏(『零SP』)
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間島淳司氏(『天下一剣客伝』)
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塩沢兼人氏(CD文庫版)
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台詞も概ねキモく、そして
概ね何を言っているか分からないため、
空耳も多数生まれている。
悪天草になると声にエフェクトがかかってさらにキモくなる。
空耳の例:
「分を弁えぬ木偶めが!」→「
コーハンくらいのデブめが!」、「ローマ時代のデブめが!」
(天サムの悪天草の勝ち台詞)
「汝、暗転入滅せよ」には発動
ボイスから「小倉あん」という愛称が付いており、これに至っては
正式な台詞が全く分からない*2。
ちなみにニコニコでおなじみの
「フゥー」は、『天』の悪と『零SP』以降では「
どこを見ておる」となっているが、
例によって何を言っているのか分からない。
これはそもそも移動技の残像ワープでなく、空蝉系の喰らいキャンセルワープ(『初代』のみ使用)発動時の台詞だったため。
旧SNK時代はキリシタンなのに仏教用語などを多用していたが、『零SP』になって本来のキリシタンらしい台詞が見られるようになった。
「イケメンだが変人(善も悪も)」という貴重なキャラの持ち主で、ファンからはコアな支持を得ている人である。
+
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なめるな 私は魔人天草四郎だ! |
石川賢氏の漫画『SAMURAI SPIRITS 島原天草邪神城攻略編』にもラスボスとして登場。
原作とは異なり死亡した訳ではなく、島原の乱の中で邪神と契約している等の相違点が存在する。
後、外見が作者の過去作『魔界転生』に登場した天草四郎っぽい他、終盤で怪物化するなど、やりたい放題である。
まぁ ケン・イシカワだから仕方ない。
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性能
武器の性質上、一部の
通常技が
飛び道具に近く、リーチという点では圧倒的。
同時に攻撃の軌道が直線的で隙が大きいものが多く、全体的にクセがあるのでしっかり覚える必要がある。
代表的な
必殺技は炎を纏った頭蓋骨のような形状の飛び道具
「死霊刃」(「怨獄死霊刃」)、
全身を球状の炎で包んで空中に上昇後、急降下して攻撃する
「汝、暗転入滅せよ」(RPG版名称「煌輝霊滅陣」)、
天草の代名詞的な格ゲー史上初のワープ技
「逢魔刻(おうまがとき)」(『初代』では「踏み込みワープ」&「退き込みワープ」)、
宝珠を打ち出し、ヒットすると光の柱とともに相手を打ち上げる
「天照封凰拏(てんしょうふうおうじん)」、
ビンタで張り倒す
「戒烈掌(かいれつしょう)」など、こちらもスタンダードなようでややクセが強いものが多い。
基本的には中距離・遠距離をキープして相手の接近を阻止しながら戦う事になるが、何気に
連続技の爆発力も高い事が多い。
反面、防御力が低めでジャンプ力も
ティッシュな点、武器を落とした時の貧弱さ等が欠点か。
『初代』ではCPU専用(一部の家庭用版では使用可能。ネオジオCD版ではCPU戦にて特定の手順を踏むと使用可能になる)で、
地上・空中ともに機動力が高く、胡散臭い無敵がやたらと多く、通常投げが半蔵の強「
モズ落とし」に匹敵する威力を誇る。
怒り状態なら異常に判定が強いJKや投げで気絶→大斬りで即死、キャラ限定で弱斬(超高速ビンタ)が一発気絶技に化ける→大斬りで即死、
「汝、暗転入滅せよ」が空中でヒットすると即死など、流石のボス性能を誇った。
『斬サム』ではスマートなドットと美顔を手に入れて復活。
小足五連打で5割減って気絶(ネオジオROM版まで)、修羅・羅刹共通技の「瘴氣断」が当たれば一発で気絶確定と
壊れているのは確かだが、これでも上位キャラに比べると壊れっぷりが足りず中堅止まり。
というか、正直小足以外はロクな技がないので、その小足を奪われたネオジオCD版以降は弱キャラに転落する。
『天サム』ではタイトルに名前が出てる癖に最弱クラス。出るたびに真っ二つにされる。
リーチは全キャラ中最長であり、
骸羅に対してはそのリーチで圧倒できるのだが、
必殺技は共通技の「逢魔刻」、修羅の「死霊刃」、羅刹の「冥府魔障弾」、「戒烈掌」ぐらいしか使える技がなく、
それも移動技だったり削り専用だったり連続技専用だったりで、立ち回りでまとまったダメージを取るのが絶望的に難しい。
ただ、
防御崩しからの連続技は光るものがあり、特に羅刹は怒っていれば凄まじい爆発力を生み出す。
共通の
武器飛ばし技「凶冥十殺陣」も威力が非常に高く、安定して連続技に組み込める。
しゃがみ弱斬りや蹴りや「逢魔刻」などで粘り強く立ち回りながら何とか14連斬をねじ込み、防御崩しを決めるのが勝ちパターン。
通常技をガードさせて防御崩し。ダッシュから防御崩し。起き上がり防御崩し。とにかく防御崩しが決まらないとたいてい話にもならない。
したがって、
防御崩しを封じられたらほぼ終了。しかも怒り依存率が高いのに醒めるのが早い。
ストーリーといいゲーム中の性能といい、
天草降臨ならぬ
天草昇天させられる場面の方が目立つのは気のせいだろうか…。
まあ、
下には下がいるのだが。

『零SP』では完全中~遠距離キャラになり、中堅あたりに落ち着く。
各種遠距離通常技や必殺技がまともな性能になり、揺さぶりもそれなりに出来るようになった。
リーチのある小技や「逢魔刻」の逃げ、「死霊刃」の削りを中心に間合を取ってチクチクと相手の体力を減らしつつ、
隙を突いて
中段の遠立ち強斬りと
めくりになるダッシュ強斬りの崩しを狙うのが主戦法。
武器飛ばし技「凶冥十殺陣」が高威力をキープしており、対空に使えるのもポイントが高く、
例外的に怒り効率・境地ゲージ変換効率ともに高く設定されているので、怒り型・無の境地型のどちらでも戦える。
さすがに接近されると厳しいものがあり、切り返しは発生が速い「戒烈掌」への依存度が高い(ただし隙も大きい)。
また
体力が低いのも弱点で、いかに間合とペースを維持しながら最後まで戦えるかが重要になる。
絶命奥義「汝、懺悔せよ。我、滅罪せん。」は天サムの
断末奥義に近く、動きやセリフが非常に天草らしいと評判。
『剣サム』では近距離モード・遠距離モードを切り替えながら戦う事が可能に
(性能的には遠距離がかつての修羅、近距離がかつての羅刹に近い。それぞれ持っている宝珠の色が変わる)。
近距離・遠距離共に鬼のように性能が高く、特に近距離モードの「汝、暗転入滅せよ」は
バグってると思えるぐらいの性能の良さ。
J強斬りの判定の異常な強さ、起き攻めの多彩さ・見切りづらさもあり、最強候補筆頭と言っても過言ではない強さを誇る。
2種類ある秘奥義も両方使いやすく、
スピリッツはこれを狙っていける剣スピか真スピが好相性。
MUGENにおける天草四郎時貞
初代
+
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腐レ雅氏製作 |
原作とは異なり怒りゲージは無いが、代わりに火力が高い(ATK250)。
飛び道具である怨獄死霊刃の隙がほぼ皆無に近く、それとダークサンダーを組み合わせるだけで要塞と化す。
また初代にのみ存在した小パンであるビンタ連発の爽快感が半端ない。
また、 超必殺技にカットインが搭載されている。
2012年に公開停止されており、氏の復帰後も再公開されていない。
5%オフ氏による外部 AIが製作されていたが、本体に合わせて公開停止された。
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+
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Lord Sinistro氏製作 初代仕様+アレンジ |
- Lord Sinistro氏製作 初代仕様+アレンジ
腐レ雅氏の初代天草よりも前に製作された初代天草。
氏は2021年に引退されたが、サイト自体は「Brazil Mugen Team」にて補完されているのでそちらから入手可能。
『初代』仕様にしては技の威力は控えめだが、怒り時のみ使える強化版「汝、暗転入滅せよ」が初代サムスピを彷彿させる火力を誇っている。
ほうとう氏による外部AIが公開されている。
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+
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NRF氏製作 |
『初代』・『真』仕様再現系サムスピキャラや コンバット越前で有名な氏による天草。2016年6月公開。
鼓動音や1R敗北後の特殊演出までが再現されており、その関係上1R取られるまでBGMが専用の鼓動音となる。
また、敗北時の演出もしっかりと再現されているなど、最も原作に近い初代天草となっている。
AIはデフォルトで搭載されており、1R取られてから本気を出す原作思考のAIとなっている。
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斬紅郎無双剣
+
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はるを氏製作 斬サム仕様+アレンジ |
現在はリンク切れにより入手不可。
恐らくMUGENで一番最初に製作された天草で、ボイスは『魔界転生』で天草を演じた沢田研二氏のもの。
グロネコヤマト氏製作の魔人・天草も使用する「汝、暗転入滅せよ」のモーションで跳ね回る技は、この天草の「凶冥暗転入滅」を参考にしている。
他にも死霊刃を周りに飛ばす「死霊招来」や「冥府転生死霊陣」などトリッキーな技が多く搭載されている。
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天草降臨
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masquer氏製作 善天草+アレンジ |
ニコニコの大会動画などで見かける天草の多くはこれにJ・J氏のAIを入れたもの。
現在では、ほうとう氏のものを入れたバージョンも増えてきた。
時々間違われる事があるが、製作者はXGargoyle氏ではないので注意。氏のサイトはあくまで代理公開先である。
なお、XGargoyle氏のサイトからDLできなくなっているが、後述のほうとう氏がAIを本体と同梱する形で公開している。
羅刹、修羅の両方の技にほぼ隙の無いワープ、常時怒り状態の必殺技(ヒット数UP)、
加えて狂ったようなゲージ回収率と、かなりアッパー調整が加えられたキャラである。
ちなみに人操作の場合は二種類の飛び道具を交互に撃つだけで 永久コンボ出来るため、
天草なら仕方ないなと言われてしまう事も多い。
かなり原作とかけ離れた性能のため、「あれは天草の皮を被った別の何か」との声も。
その理不尽ぶりを動画で発揮した際には「 フゥーフゥー動画(魂)」などのタグが付く事がある(括弧内は様々)。
理不尽の一例: 「カノモニカノモノニカノモノニカノモノニカノモノニカノモノニザンゲセヨッ!!フゥーフゥーフゥーフゥーフゥーユクゾッ!!ナンジノタマシイヲスクワン!!ズギャーン!!オロカモノメorナンジノカルマスクイガタシ」
そんな彼を「Fooさん」と呼んで「天草」とは 別のキャラとして扱う人も(恐らく ニコニコのあの笛の人関連ネタ)。
だがJ・J氏のAIも全く付け入る隙が無いという訳ではないので、負ける時は結構負ける。
他にもほうとう氏がAI+αパッチを公開。こちらも7段階の レベルの他、「怒り爆発」の発動率「怒Lv」を設定可能。
レベルが高いと、凄まじいアッパーがかかった性能を自重する事無くフルに生かし、
もしコンボを喰らっても0.5ゲージ技の「怒り爆発」で即効で抜けるため、J.J氏のAI以上に凶悪なAIとなっている。
さらにレベル:Hellならば「汝、暗転入滅せよ」を使った10割コンボで masquer氏の他の狂キャラすら圧倒する。
が、AIレベルHeavenだと逢魔刻でFooFooしまくるAIと化す。
で、最新版の更新で更にはHell以上で「汝、暗転入滅せよ」をstatetype=A(空中状態)になったら即使用してくる 小倉餡スイッチが搭載された。
音声にすると 「オオオオオオオオオグラアン」と 悪魔城ばりの変態挙動を見せ付けてくれる。
特に強さが上がる訳ではないが、ネタ性の強化や相性の変化がある為、一言にネタとも言い切れない。
ちなみに、新たに追加されたAIレベルNormal(+)はNormalとHardの中間であり、こんな相手と戦える事も。
また、このAIパッチはバグ潰し・重複記述の削除&整理・色化け修正・トリガーのWIN版化などの修正が施されている他、
カラーパレットとボイスパッチもついている。いつものカラーや声に飽きたら好みで変えよう。
余談だが、製作者本人もこの天草を「Foooooo」呼ばわりしていた(ニコMUGENを見て知った模様)。
+
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カラーパレットについて |
この天草はDLした状態で使うと何故かactファイルが正常に読み込まれないため、
本来のカラーや2P以降のカラーを使うためにはsffファイルを修正する必要がある。
一度CharSffDtoWにsffファイルを通してみよう。
またデフォルトでの色化けを直すパッチもニコろだに上げられていたが、同所の閉鎖に伴い現在は入手不可。
現在はほうとう氏のAIを導入すると直るようになっている。
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+
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masquer氏製作 悪天草+アレンジ |
こちらはボスバージョン。性能は上記天草の上位互換で、火力・体力・防御力が高い。
また怒り爆発(コンボ離脱)がノーゲージで使用出来るようになっている。
今の所動画では見かけないが、善天草のJ.J氏のAIパッチを適用する事も出来る(最新版以前のAIでも可)。
ただし、善の天草専用の記述であるため、悪天草につける場合はCMDのファイル名を変える必要がある。
さらに必殺技の威力なども変わるので要注意。
テキストファイルを比較・置換するツール(WinMergeなど)を使って、
天草のAIパッチ側の数値・記述を悪天草のものと同じにしてやれば問題なく適応させられる。
この際、AI記述の怒り爆発の項からゲージ消費の記述(triggerall = power >= 500)を消しておくのを忘れないように。
こちらもほうとう氏によって専用のAI+αパッチも公開されている。
主な仕様は天草と同じ。しかしステータスが上がっている事もあり、こちらはNormal+の時点で狂クラスに突っ込む実力。
Hellだと様々な永久パターンを使ってくる。Infernoだと常に「汝、暗転入滅せよ」を多用し、避けキャンセルを自重しなくなる。
また、HELL以上で怒レベルを最大にすると ほぼずっと無敵状態になり、投げか 当身を使わないと撃破困難になるため注意。
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+
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腐レ雅氏製作 悪鬼天草四郎時貞 |
悪天草が「もし 斬紅郎の魂を吸収出来たら(原作の天サムでは無理でした)」というアレンジとなっている。
火力はかなり低めだが、怒り版の必殺技を使用可能であったり(ダウンはするので 永久は無理)、
通常技は『零SP』ベースでかなり長く、それでいて隙は少ない、
また斬紅郎の一部の技を使用可能(スタンド攻撃的なもの)と、結構強め&良いアレンジ。
が、中には 「ブルータルアンブロジァプロジェクト」なる技も。
更に自決コマンドが再現されており、何時でも死ねる。(「コンナハズハナイノニ~」と叫びながら縦真っ二つ、無駄に 原作再現)
そして、超必殺技発動、及び敗北時 JOJO風のカットイン演出、 ブリス、 妖怪KO等に対応、
演出面でのアレンジも凝っており愛を感じる。
AIは未搭載。不安定なのでタッグ戦は非推奨との事。
その後リメイク版「真-悪鬼天草四郎時貞」が公開されたが、それでもキャラは公開されていた。
しかし2012年に公開停止されており、氏の復帰後も再公開されていない。
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+
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グロネコヤマト氏製作 魔人天草 |
腐レ雅氏の悪鬼天草を改変したもの。現在は入手不可な模様。
斬紅郎の技が削除された代わりに動きがmasquer氏の天草並みに素早くなっており、
「汝、暗転入滅せよ」のモーションで 跳ね回る新技が追加されている。
AIは流れ者氏によるものがデフォルトで搭載済み。
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零SP
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操氏製作 |
判定や勝利デモ等、再現度は氏の他キャラ同様非常に高い。
AIもデフォルトで搭載されている。
2023年6月23日の更新により MUGEN1.0以降専用となったが、WinMUGENで使用可能な旧版も引き続き公開中。
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天下一剣客伝
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モンタナ氏製作 剣サム仕様+零SPアレンジ |
現在は氏のサイトが消失しているため、残念ながら入手不可。
水邪や 我旺も手掛けたモンタナ氏による天草。
『剣サム』のように「怒」「真」「斬」「天」「零」「剣」「魔」の各種 スピリッツの選択が可能で、素晴らしい完成度を誇る。
ボイスは上記全ての物と違い『零SP』の大原崇氏。
技性能は殆ど『零SP』に準拠しており、遠~中距離で力を発するキャラとなっている。
零スピリッツ限定で絶命奥義を使用可能、また真スピ限定でぬいぐるみになる事も出来る。
AIは簡易的な物がデフォルトで搭載されている模様。
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腐レ雅氏製作 真-悪鬼天草四郎時貞 |
同氏製作の悪鬼天草のリメイク版。2012年に公開停止されたが、2015年に再公開された。
今まで知識が無くて出来なかった思い通りの「ぼくのかんがえたさいきょうのあまくさ」を作る、というコンセプトで製作された。
こちらは剣サムのように遠距離モード・近距離モードに分けられ、遠距離モードでは 首斬り破沙羅、近距離モードでは 斬紅郎を召還出来る。
あと、破沙羅を使用した2ゲージ技がいかにも アレ。そして遠距離モードでの3ゲージ技はまたしても ソレ。
リメイク前からの演出などもそのままに、さらなるパワーアップを果たした天草と言える。
余談だが、コマンド表で 自害がやたら目立っている。
再公開版は1~6Pで善天草、7~12Pで悪天草となり、ストライカーの召還は悪天草のみが可能。
同氏の初代天草と同じく5%オフ氏による外部AIが製作されており、最新版に対応している。
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その他アレンジ
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製作者不明 アレンジ仕様 |
詳細は不明だが、身内公開物らしいので実質入手は不可能だろう。
ドットやポートレイトは『零SP』のもので、ボイスは『天サム』の悪天草のもの。
特徴としては持っている宝玉がぐるぐる動き、「汝、暗転入滅せよ」を多用し、技のエフェクトがとても派手。
声が悪天草なためフーフー言わないが、声にかかったエフェクトが天草自身の甲高い声との相乗効果で大変キモい。
また カオストーナメントにて「汝、闇にとらわれよ」を一試合に10回近くも乱発し、ことごとく外しまくった事があった。
これらの経緯から「キモボイス」 「闇にとらわれない方の天草」などと呼ばれている。
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Testament氏製作 PotS氏風アレンジ |
PotS氏風にアレンジされた天草。
ほうとう氏による外部AIが公開されている。
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Daniel Linhares氏(DL氏)製作 MVC風アレンジ |
- Daniel Linhares氏(DL氏)製作 MVC風アレンジ
『 MVC』風にアレンジされた、MUGEN1.0以降専用の天草。
AIはデフォルトで搭載されている。
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腐レ雅氏製作 ノスタルジック衣装風天草 |
『初代』~『令サム』の仕様を取り入れている天草。2022年公開。
衣装が初代風に描き変えられている等完成度が非常に高く、製作者の愛を感じられる。
T-K氏による外部AIが公開されている。
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凶悪改変
+
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Q氏製作 天草ズ |
たくさん増える天草その1。現在は入手不可。
2011年頃に製作されたと思しき、masquer氏の天草を改変した凶悪キャラ。
常時無敵であり、分身の数も相まって非常にやかましい。
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影縫氏製作 FooFoo意思 |
たくさん増える天草その2。現在ははいうぇい氏によって代理公開されている。
上記と同じくmasquer氏の天草を改変した凶悪キャラ(元も十分凶悪だが)。
分身の数・回復・ゲジマユ化・トムキラー・即死当身・時止め無視を設定する事ができ、設定次第で狂ないし狂以上にもなる。
当然ながら分身の数を増やせば非常にやかましい事になる。音量に注意しよう。
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SABA氏(旧ファンタズマ氏)製作 みなぎり天草 |
たくさん増える天草その3。
エイプリルフール記念という事で4月1 +3日に公開された、名前通り みなぎった天草。悪天草も同梱。
ベースがmasquer氏の天草なので基本性能の時点でぶっ飛んでいるが、みなぎっているため非常に うるさい強い。
デフォルトでプルプル震えている他、スイッチで分身したり、ステートを奪う技を使わないように設定する事が可能。
製作者引退に伴い公開停止されていたが、復帰に合わせて再公開された。
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+
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YamiYuki氏製作 レジェンド天草 |
masquer氏の天草を改変した凶悪キャラ。たくさん増える天草その4。
……天草というキャラには数を増やしてやかましくしたくなる何かがあるのだろうか?
このトナメや天草Vsレジェンドゴジータから着想を得ているとの事。
AIはほうとう氏によるものがデフォルトで搭載されている。
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+
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ルナ氏製作 Reincarnation |
はるを氏の天草を改変したキャラ。凶上位~狂最上位(耐神)の強さで調整できる。
「Reincarnation」は英語で「転生」を意味し、元ネタの一つである『魔界転生』から名前を取っているとの事。
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ニコニコMUGENでは特にmasquer氏の善天草がワープ技「逢魔刻」で絶大なインパクトを残し、
「フゥーの人」「キモイ人」として親しまれている。
+
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ニコMUGENにおける天草(動画ネタバレ注意) |
作品別ULTでは某HGの「フォーッ!」を彷彿とさせる掛け声のワープ技・逢魔刻と、
これを鬱陶しいほどにを多用してくるAI、そしてそんな色物全開な見た目とは裏腹の強さで大暴れし、
ボスハルクと並ぶ問題児となった。
その後AIが更新されワープはかなり自重するようになったものの、先述のトナメの印象に強いためか
彼が出て来る度に視聴者はそのキモさorやかましさを期待して多いに盛り上がる。
天草が暴れ回る動画には「 フゥーフゥー動画(魂)」のタグがつけられたりする。
(逆にサイレント天草とかフゥーフゥー出来ないとか書いてあると負けフラグ…?)
また、天草の台詞を一言一句逃さず赤字でコメントしてくれる「 赤字さん」も天草動画の名物。どんな高速戦闘だろうとみなぎっていようと、
天草の台詞を正確に拾いまくる赤字さんのコメントも動画に華を添えてくれる。
他にも この大会や この大会ではまさかの 時止め入門をしてみたり、
ゲージタンクとして この方とタッグ組んで酷い連携を披露したり
味方殺しの代名詞とのタッグが一部で定着し被虐ポジションになってみたり、
こいつとの汚い連携で10割コンかましたりと、何かとネタを提供してくれる、ニコニコMUGENの人気者である。
ちなみに、 恋するドラゴンとのタッグは固め性能が高く、ドラゴンが遠距離に特化するとえげつないコンボを繰り出す事も。
下記の動画では体力200%の相手に対して 633Hitという驚異的なコンボを叩き出している。
そして伝説はあらぬ方向へと昇華してしまうのであった。
まずは上記動画の時間を見て欲しい。次にトーナメント表を見てほしい。
一応言っておくが、この動画に結末はある。貴方は最後までシークバーを動かさず耐えられるだろうか。
そんな9条流での天草の文字通りの死闘の歴史は、ニコニコ大百科の
島原伝統芸能
の頁が詳しいので、そちらも参照の事。
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フゥーフゥー分に飢えた人のための動画
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声はキモいがマスコットはかわいい
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みなぎらせてみるとこうなる
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「痛みは福音、死は赦し……。
主よ、憐れみたまえ……。」
出場大会
+
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一覧 |
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
非表示
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出演ストーリー
*1
ガルフォードのエンディングでは彼によって真っ二つに破壊されているが、真侍魂修羅絵巻のインタビューによれば、
「斬ったのは邪悪な部分だけ」だったので問題ないらしい。
そして、邪神から解放された礼を述べ召されていく……という流れなのだが、後の話と繋がらない事を気にしてはいけない。
*2
オリジナルサウンドトラックにはボイス集が収録されており、それを聞く限りでは「焔あれ」と言っているようだ。
SNK公認の情報誌「ネオジオフリーク」の1998年12月号では「ソウコワガルナ」と記載されているのだが、こちらは悪天草の方の台詞。何故善天草の方の台詞じゃないのか…
(サウンドトラックのボイス集にも同じ台詞が収録されている)。
最終更新:2025年04月04日 01:10