「未来なんか要らないんだ その先は連合が好きにすればいい」
「こんなものも全て 要らない」
漫画『僕のヒーローアカデミア』に登場する
敵。
読みは「しがらき とむら」。アニメの担当声優は
内山昂輝
氏。
"個性"を悪用する犯罪者集団「敵連合」のリーダー格。
初期は顔面と後頭部に一つずつ・首に二つ・両肩に一ずつ・両腕に四つずつと、上半身の至る所に合計14個もの「手」を付けていた
(
本物の人間の手首ではない装飾品だが)。
主人公・
緑谷出久にとって最大の宿敵であり、作中では出久達がヒーローとして日々成長していくように、
それと並行して死柄木弔もまた様々な経験から多くの事を学び、悪の支配者として成長し、
そのため作劇的にはヴィラン側の主人公という立ち位置になっている。
個性の殺傷能力の高さだけでなく、用意周到な奇策を用いる頭脳明瞭な策略家としての側面も持ちながら、
「ゲームオーバー」「
コンテニュー」「
チート」という用語を多用する事からも分かるように、
犯罪行為をゲーム感覚で考えている精神的な幼稚さも言動の節々に見られる
(なお実際のビデオゲームも好んでプレイしているらしく、『LoL(League of Legends)』に言及するシーンなどもある)。
そうした部分も含めて社会から道を踏み外した犯罪者を惹きつける独特のカリスマ性を持ち、
彼の師にして黒幕である
オール・フォー・ワンからは、「次の自分になりうる歪みを持って生まれた男」と評されている。
当初は自分の感情の赴くままに犯罪を繰り返し、物事が思い通りに進まない事に強い苛立ちを見せるなど子供じみた振る舞いが目立っていたが、
ステインとの接触や、緑谷出久との対話を経て、
オールマイトを否定する事に己の信念を見出して行動するようになる。
「死柄木弔」という名は戸籍に無く、更に後述の個性は舞台の国において過去に確認されている、
どの個性登録届の個性とも類似せず、出自は謎に包まれていたが……。
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ネタバレ注意 |
本名は「志村転弧」。
オールマイトの師匠にして、7代目ワン・フォー・オール継承者こと 志村菜奈の孫である。
発端は菜奈が愛する息子にして後の転弧の父となる「志村弧太朗」をオール・フォー・ワンの手から守るため、
自分の元から里親に預けたことに遡る。
菜奈にとっても苦渋の選択だったのだが、これがきっかけで弧太朗は「他人を守るために家族を犠牲にする」ヒーローを忌み嫌う大人へと成長。
ヒーローを忌み嫌う弧太朗はヒーローに憧れる息子に辛く当たり、転弧はフラストレーションを蓄積していき、
後述の個性の発現をきっかけに半ば事故的なものではあったが家族全員を殺害。
これらのショックで転弧は記憶を失い、祖母の宿敵であったオール・フォー・ワンに拾われて後継者として育てられたのであった。
作者のデビュー作品『テンコ』の主人公テンコのセルフオマージュであり、名前だけでなく能力も酷似している。
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個性「崩壊」 |
手に触れたものが「崩れる」というシンプルながら強力な能力。
生物・機械等の無生物問わず発動し、生物なら触れられただけでアウトの 即死技。
ただし、「5本の指で触る」という条件があり、しかも条件を満たせば必ず崩壊が発動し、
能力者本人が意識的に発動のオンオフを切り換える事ができず、
弔が物に触れる際は日常的に指の1~2本を離して掴むスタイルが癖になっている。
また、砂や粉など、元から不定形なもの、粒子状に崩れているものには触れても無意味。
異能解放軍との戦闘において、指が一本でも触れれば、触れたものに接触する全ての物体に対して作用する、
「伝播する崩壊」に個性が覚醒。
より正確には、これまでの制約は本人が無意識でセーブしていたにすぎず「真のスペックを取り戻した」形である。
ひとたび個性を発動すれば、死柄木の手からそれに連なるあらゆる物体に崩壊が伝播してゆき、
死柄木を中心とした円形の範囲内に存在する全てのものを塵に変えてしまう。
その威力・効果範囲は自身の意思に比例するらしく、崩壊の伝播をフルパワーで発動すると町の一角すら巨大なクレーターに変える。
ただし、フルパワーを使った場合は反動が自身の腕にまで及び、自身の肉体もダメージを負ってしまうという弱点も生じた。
両親の個性は全く異なるものだったようで、壊理のように極めて稀な両親の遺伝に由来しない「突然変異」によって生じたものと言及されていたが……。
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最終章ネタバレ |
最終章で弔の精神世界にて、弔と出久はある男の記憶を垣間見る。
父である弧太朗と親しげに会話して家庭の悩みすら相談されるほど信頼されていたその男の正体はオール・フォー・ワンだった。
「転弧」が産まれるとお祝いをする振りをして、自身の能力で転弧に触れて生まれながら持っていた個性の因子を抜き取り、
そして全く別の「個性」を植え付けた。
それは死穢八斎會編のボスである崎廻の個性「オーバーホール」の劣化品。
オーバーホールは手で触れた対象物を一度分解し、瞬時に修復することができる破壊と創造の能力であったが、
転弧に植え付けられたのは再構築の要素を抜いた「崩壊」のみの複製品であった。
そしてオール・フォー・ワンは転弧には友人を利用してヒーローへの憧憬を持たせる一方で、
弧太朗にはアドバイスという形で息子を抑圧させるように仕向け不和の種を撒いていた。
即ち、志村転弧がこのような個性を獲得したのも一連の家族の悲劇も全てオール・フォー・ワンによって仕組まれたものであり、
その末に辿り着いた「ヴィラン達のヒーローになりたい」という想いですら彼に敷かれたレールの上を歩んでいただけだったという、
あまりにも残酷な真実が明らかになった。
オール・フォー・ワンの目的は志村菜奈や因縁のオールマイトへの嫌がらせもあったのだろうが、
もう1つ、彼を器として弟の忘れ形見となった個性「ワン・フォー・オール」を自分に宿すことにあった。
後にOFAを宿すことになる初代にしてオール・フォー・ワンの弟は長きに渡り兄の悪行に反発し続け、
自分に従わないオール・フォー・ワンは彼でも扱いやすい個性を与えて力に溺れさせて仲間にしようとした。
しかし弟はなおも堕落することなく、後に二代目所有者となるレジスタンスのリーダーの手引きで脱走し、逃走劇の末にオール・フォー・ワンに殺された。
しかし死骸に個性因子が無かった事を個性を確認する個性で解析したオール・フォー・ワンはOFAの特性を悟り、何が何でも手中に収めようとしたのだが、
その後も二度、歴代継承者から奪うチャンスがあったにもかかわらず奪うことが叶わなかった。
それはOFAの中に個性そのものと共に継承されていた歴代継承者の精神達の拒絶の意志が原因であった。
故にオール・フォー・ワンは死柄木弔の身体を乗っ取りつつ、彼に長年かけて抱かせた強い憎しみの感情によって、
その拒絶を上回る意志力を以って奪おうとしたのである。
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MUGENにおける死柄木弔
『
JUS』風キャラ製作者交流サイトにてDante TFL氏により製作された雛形のキャラを、
Yang2020 (MugenPod)氏、Jorge Diaz氏により共同で改変・調整して作られた
MUGEN1.0以降専用の
ちびキャラが公開中。
地面を崩壊させたり地盤を崩壊・隆起させる広範囲技や時間差で地面を崩壊させる
設置技を使う。
超必殺技は3
ゲージ技「Cataclysm(大変動)」。
AIもデフォルトで搭載されている。
「待ったよヒーロー 社会のゴミめ」
出場大会
最終更新:2025年12月22日 17:52