レオン・S・ケネディ






「なけるぜ・・・」*1


  • 年齢:21歳(1998年当時)
  • 身長:178cm
  • 体重:70.2kg
  • 血液型:A型

+ 担当声優
  • 原語版
Paul Haddad
『2』
Paul Mercier
『4』『ディジェネレーション』『ダークサイド・クロニクルズ』
Christian Lanz
『オペレーション・ラクーンシティ』
Matthew Mercer
『6』『ダムネーション』『リベレーションズ2』『ヴェンデッタ』『デスアイランド』
Nick Apostolides
『モンハンワールド』『インフィニットダークネス』『RE:2』『RE:4』
John Patneaude
『ステートオブサバイバル』

  • 日本語吹替声優
前田剛
『バイオハザード2』ドラマCD
山野井仁
『ディジェネレーション』
森川智之
『オペレーション・ラクーンシティ』『6』『ダムネーション』
『V リトリビューション』(テレビ朝日版)、『リベレーションズ2』『PXZ2』
『ヴェンデッタ』『RE:2』『RE:4』
『バイオ名作劇場 ふしぎの村のレオン』『デスアイランド』
宮内敦士
『V リトリビューション』(劇場公開・ソフト版)
梶裕貴
『ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』

+ ボイス
Haddad氏
Mercier氏
Mercer氏(『6』)
Apostolides氏
『RE:2』
『RE:4』
前田氏(5:26~)
森川氏

CAPCOMのゾンビゲーム『バイオハザード』シリーズの主人公の一人。
ミドルネームの「S」は「スコット」の略で、作中でも『4』の登場人物のサラザールに「スコット君」と呼ばれるなどしている。

正義感に溢れた青年で女性に対しても誠実だが、女性に対する運が非常に悪い。
『2』冒頭ではラクーン市警配属初日にも拘らず、前日にガールフレンドにフラれて深酒をしたため豪快に遅刻をしてくるという、だらしない面も見せた。
あまりにもカッコ悪いし軍が封鎖しているラクーンシティにどうやって入ったんだ?等のツッコミ所もあり、
リメイク版『RE2』では自宅待機を命じられていたものの、ラクーンシティに向かった事になっている。
加えて、後に僅かながら恋仲になったエイダには『4』で出し抜かれ、
そもそも『4』の任務も大統領の娘アシュリーの救出であり、ゲーム中では彼女を護衛しながら話を進める事になり、
『2』の裏シナリオで同じ境遇のクレアがかけた一方的な通信に「女って奴は!」と悪態をついた事も。
少なくとも、女性にかなり振り回される運命にあるのは確かなようだ。
それでも誠実さは損なわれないが、ページ上部のセリフを考えると半ば諦めているのかもしれない。
『4』ではラクーンシティ事件より6年が経ち、経験を性格も大分クールになっているが、心の中に秘めた熱さは変わらない。

愛車はジープだったが、ラクーンシティの事件で失っている。
マイナーな銃を愛用し、『2』ではH&K VP70という非常にマイナーな銃を使用している
(ただし、これは武器担当の趣味による所が大きかったとか)。
なお、この銃は『4』では「マチルダ」という名称で2周目以降から購入して使う事ができ、
『6』でも「ウィングシューター」という名称で初期装備として登場している。
『4』のリメイクである『RE4』では「H&K USP」をベースに、レオン用にカスタマイズされた「SG-09 R」が初期装備となっている。
またDLCで「センチネルナイン*2」を使用可能。
あと『4』では無名のナイフだったが、『RE4』では『RE2』で先輩のマービンから受け取った形見のサバイバルナイフを愛用している。
ただ『RE2』では壊れたナイフは破棄される仕様のため、「マービンのナイフまだ持ってたの!?」ってなったプレイヤーも多かったみたいだが
『RE4』?武器商人脅威の技術力で、ぽっきり折れても新品同様に修復してくれるよ

ラクーン市警に配属される予定の新人警官だったが、配属初日にバイオハザードに巻き込まれる。
この時、上記の理由で遅刻をした事が幸いしたためか警察署の惨劇には巻き込まれなかった。
天性のサバイバル能力を持っており、訓練も無しにショットガンやら、大口径のマグナムやら、ロケットランチャーを平気で使いこなしている
(このせいで「元SWAT隊員だったのでは?」などの憶測が当時はされていたが、結局は才能という事になったようだ)。
特に元々ラクーン市警に所属していたケビン・ラインとロケットランチャーを構える時間を比べると先輩の立場が無い。
というか単なる女子大生のクレアがスパークランチャーやグレネードランチャーをさらっと使いこなし、
一介のウェイトレスですらあらゆる武器を使いこなしていた事を考えると、
ラクーンシティで生き残った人々はやっぱり異常なサバイバル能力を誇っていたと言うべきか。
まあ『CODE:Veronica』に登場した、外伝のルシア(13歳)を除くシリーズ全般の操作キャラ中最年少のスティーブ・バーンサイドに至っては、
何処で覚えたのか大型輸送船の操縦の仕方を知っていたり、クレーンや掘削機さえも易々扱えるのを見ると、やはりこの世界ではそれが普通なんだろうか
(実際の最年少は10歳のシェリーだが、銃器を扱い戦闘が可能な中では17歳のスティーブが最年少)。
大統領令嬢のアシュリーでさえブルドーザーを運転できるし。

事件の発端である「Gウイルス」を巡る騒動の中で謎の女性エイダと出会い、お互い愛し合うようになる。
話が進むとエイダはウイルス奪取のために送り込まれたスパイであり、レオンを利用していた事が明らかになるが、
互いの想いは本物であり、最後にはエイダはレオンを救って命を落とした。
+ エイダアアアアアアア!!!※ネタバレ注意
『バイオハザード2』のクライマックスにおいてエイダは死亡する*3のだが
(表と裏のシナリオに差異はあるものの、レオンの目の前で死亡するのは変わらない)、
その際に発するレオンの叫び声の「エイダアアアアア!!」が独特の叫びなため、
シリアスなシーンなのにもかかわらず良くネタにされている。
※カオス注意

『4』でも仲間が死亡すると叫び声を上げるシーンがあるので、
ある意味、熱いものを秘めたレオンというキャラを象徴しているのだが…。

その後、協力者のクレアや保護した少女シェリーと共にラクーンシティより脱出し、
以降はサバイバル能力を見込まれアメリカのエージェントとして活動するようになる。

『ダークサイド・クロニクルズ』では、アンブレラの研究員を雇い実験を開始した南米の麻薬王ハヴィエの元へ突入。
ウイルスを投与され俺のこの手が真っ赤に燃えるようになった少女・マヌエラを無事保護したが、
その過程で同行していた軍人のジャック・クラウザーが道を踏み外してしまう。*4

『4』では大統領の娘アシュリーの護衛任務に就く予定だったが、就任前に彼女が誘拐され、
新たに彼女の救出任務を受けて『4』の舞台であるスペインの寒村に赴く事になる。
この任務の中で、寄生生物『プラーガ』を巡りロス・イルミナドス教団、さらに彼らに協力していたクラウザーとも相対。
自身もプラーガを植え付けられ、プラーガが成長し支配されてしまうまで時間がないという苦境に立たされるも、
その騒動の最中に再会したエイダによる影からの援護もあって無事アシュリーを救出し、
自身とアシュリーに植え付けられたプラーガの駆除にも成功。
最終的には教団を壊滅させてアシュリーと無事に帰還を果たした。
この時点では華麗なバク転による回避や、ガナードをまとめて吹っ飛ばすキック、さらにはプロレス技も習得している。
これは『4』が今までのシリーズから作風が一気に変わったためだが、あまりにも超人的な動きを連発するためファンからはよくネタにされる。
実写映画版においてサイコロステーキ死体の山を作った事で有名なレーザートラップも、
『4』におけるレオンの前ではすり抜けバグ二連続バク宙&壁走りという美技を見せるための小道具に過ぎない。
まあ、大抵のプレイヤーはレオンの屍の山を築くハメになるが
これはゾンビですか?いいえ、人間です

『RE4』ではゲームシステムの変更やバランス調整の都合で
(特に蹴り範囲の大幅縮小と、レーザーサイトが一部武器のみになった事での命中率低下)、
『4』に比べて弱体化というか超人度が下がった感が否めないのだが、
こっちはこっちでナイフ1本でガトリングやチェーソーまでパリィする超技術を習得している。

性格も敵ボスに痛烈な皮肉を返したり、
クリーチャーに変異したサラザールを「また化け物か。少々飽きたが付合うか」と評したりと、
新人だった『2』の頃と比べると貫禄のある様子を見せるシーンが多い。
あと高所から尻もち着地したアシュリーに、「君の尻なら大丈夫だ」とカッコよくセクハラ発言をしたりも。
『4VR』『RE4』ではルイスの「大統領の娘にしちゃおっぱいがでかいな」共々敢え無くカットとなりました
ただし、サラザールは即死攻撃持ち+弱点がフラフラ動いて当てにくいというかなり手強い相手なので、
慣れていないとこちらでも屍の山を築く事になるがなに、気にすることはない
また、レオン以外のキャラはその後の作品にも登場してグラフィックも徐々に良くなっていったのに対し、
レオンは『4』においてようやくプレイヤーキャラとして再度の出番を得たため、
プレイステーション中期のしょぼいグラフィックからゲームキューブ後期のグラフィックに一気にグレードアップされ、
ページトップにあるようなイケメンになった事で、レオンに対してややヘタレのイメージを持っていた一部のファンに衝撃を与えた。

『RE4』では軽口を叩く場面がないわけではないのだが、全体的に生真面目になっており、
また『4』ではラクーンでの事件を冒頭でかなり軽く語る程度だったのと、アンブレラの崩壊が突然語られてプレイヤーの方が啞然としたのだが、
『RE4』では「警官なのに助けられる人を助けられなかった」と未だに後悔し続けている。

+ あうううううううん
これは『4』においての彼の断末魔なのだが、
この微妙な伸ばしが笑いを誘うのかカルト的な人気がある。と通ずる所があるからだろうか。
※グロ注意

『2』以降も『3』の隠し要素「EPILOGUE FILES」でその姿が確認できる。
『5』では本編にこそ登場しないものの、
『4』で彼が戦ったプラーガの生体を纏めた「レオン・レポート」(字幕での表記。英語の台詞では「ケネディズレポート」と言っている)が、
対バイオテロの組織にて資料として用いられている事が触れられている。
他にも、『ガンサバイバー』の主人公アーク・トンプソンとは友人で、探偵の彼にシーア島のアンブレラ工場の調査を依頼している
(この時期のレオンは政府に取り込まれ自由に動けず、自分で調査に行けなかったらしい)。

また、クレアとは『2』以降も交流を続けており、『CODE:Veronica』において彼女がロックフォート島へと拉致された際には、
そのSOSメールを受け取り彼女の兄クリスへ連絡。
彼がクレア救出に向かうバックアップへと当たっていたおかげで、クレアの身を助ける一因となり、シリーズの土台を支える存在とも言える繋がりを見せている。
さらに、CGアニメ映画の『Degeneration』では、空港で発生したバイオハザード事件にエージェントとして派遣された際、
偶然居合わせた彼女と鉢合わせする事となり、再び彼女と協力して事件に立ち向かう事になった。
クレアを口説いて満更でもない反応を得ていたり、自身の給料を軽く自慢したりと、『4』からさらに自信が付いた様である。
TPSのガンシューティングサバイバルゲーム『オペレーションラクーンシティ』ではストーリー上レオンと戦えるのだが、
やたらと好戦的にバカスカ銃を撃ってきたり、倒すと命乞いをする情けない姿を晒すなど、シリーズのイメージとはちょっと違う珍しいレオンが拝める。
何?『GAIDEN』?知らんな*5

+ 『6』での彼の動向。ネタバレ要素含むため閲覧注意
群像劇である『6』にも、クリス、シェリー、ジェイク共々プレイヤーとして登場。
ラクーンシティでの事件から年月が過ぎて老けたものの、アクションは健在。バラエティに富んだ死にっぷりも健在であるが
だが、本作のレオンの最大の特徴は不運に磨きが掛かっている所だろう
もはや女運が悪いってレベルじゃない。不運に定評のあるコイツといい勝負である。向こうは悪運に恵まれている分、こっちの方が酷いとは言わない約束だ
+ 具体的には
誇張抜きに、レオンに僅かでも関わった人物はプレイヤーキャラクター(とオペレーターのハニガン)を除き全員死亡している
  • Chapter1
細菌兵器によるテロに巻き込まれ開幕からバイオハザード真っ只中。
それによってゾンビ化してしまった大統領を自らの手で射殺せざるを得ないという展開から始まり
(しかもこの人はレオンをエージェントとしてスカウトした元上官で、数年来の友人でもあった)、
同じくこの場に居合わせたエージェントであるヘレナ・ハーパーをパートナーに、二人は地獄と化した街からの脱出を目指す。
バイオテロによって街中大パニックになっていた事もあり、人間同士が交通事故を起こして死んでしまったり、
身勝手な行動によって事態を悪化させたりと散々な目に遭う。
数少ない協力者達も困難な状況に飲み込まれ犠牲になってしまう者が出てくる中で、レオン達を含む数名で脱出には成功した。
  • Chapter2
避難所となっていた教会へ向かう最中にゾンビの大群と出くわし、乗っていたバスは崖から転落・横転。
レオンとヘレナがギリギリ脱出した直後にバスが爆発し、せっかくここまで共に生き延びてきた生存者達は全員死亡してしまった。
そもそも教会を目指していたのは避難所になっていたからだけではなく、
ヘレナが「自分はバイオテロに関与し、その証拠は教会にある」と主張したからである。
で、いざ到着し調査をしてみれば、本作のバイオテロの元凶たる高濃度ウイルスを散布して周囲の人間を次々ゾンビ化させるクリーチャー*6が出現し、
大多数の避難者がゾンビ化。
教会の奥に隠された研究所にいたヘレナの妹も、やっぱりというか既にウイルスの実験台にされていたためクリーチャー化
ヘレナが涙ながらにとどめを刺す形で決着、永遠の別れとなった。
  • Chapter3
激闘によって研究所の一部が崩れ落ち、レオン達は教会の地下深くにあった謎の遺跡にたどり着く。
多数のゾンビや、超巨大な魚のようなクリーチャーとの戦いを潜り抜け、遺跡の水路を通じて街から脱出する事に成功したレオン達。
このChapterでは珍しく生存者が死亡しなかった…というわけもなく、黒幕が証拠隠滅(表向きにはバイオテロの沈静)のため街にミサイルを発射させ、
もしかしたら別の場所で生存していたかもしれない人達を含めて街が丸ごと消毒された
  • Chapter4
なんとも凄惨な事態を目の当たりにしつつも、これを利用して自分達を死んだ事にし黒幕を追い詰めるべく中国へ飛ぶが、
この動きは黒幕に見抜かれており、移動中の飛行機に教会のものとは別個体のウイルス散布クリーチャーが出現。
急いで飛行機から落とすも間に合わず乗客は全滅、パイロットを失った飛行機は墜落する
レオンが飛行機を手動操縦しなんとか胴体着陸を成功させたが、街中に落ちたので恐らく多数の死傷者が出ている。
加えて、(レオン編での描写は無いが)飛行機から落としたクリーチャーは落下の衝撃で死にはしたものの、
体から溢れ出るウイルスのせいで周辺の人々をゾンビ化させていた。
この大惨事の最中、レオン達とは違う理由で戦う仲間達や敵側の思惑がぶつかり合い、混沌極まる状況が続くも、
レオンは冷静さを失う事なく黒幕を追い詰め、遂にこれを倒す事に成功した…と思っているのか?
  • Chapter5
なんと、今度はウイルスが詰まったミサイルが中国都市部へ打ち込まれ、更なるバイオハザードが開幕。
この時の黒幕は別に無差別テロを目的としていたわけではないため、この予想外の攻撃には流石のレオンも動揺を隠せなかった
(何故このような事態が引き起こされてしまったのかは、別の主人公の視点で明らかになる)。
現地で作戦活動中だったBSAA隊員達と協力し事態の鎮圧に当たるも、如何せん突然の出来事かつ規模が大きすぎるため手の打ちようがなく、
人々は次々にゾンビ化し、レオン達を先に進ませるために幾多のBSAA隊員が犠牲になっていった…。
一方、倒したはずの小物黒幕もしぶとくレオンを追ってくる。おかげで本作ではラスボスとの戦闘が多い*7(次点はジェイク・ミューラー)。

…とまぁ、『6』ではレオンに関わったどころか無関係なはずの周囲の人々まで漏れなく死にまくっている。
当然意図してやった事ではないとはいえ、結果的にレオンの行動が被害を拡大させていたりするのもキツい。
ミサイルがあるから最終的な犠牲者の数は同じかもしれないが
以上の経緯から、プレイヤーからは死神レオン」と有り難くないあだ名を頂戴する事になった。最早歩く死兆星である。泣けるぜ…。
+ さらに
あるプレイヤーキャラクターも、激戦の末に死亡してしまっている。
レオンとは「あるシーンで偶然同じ場所にいた」程度にしか関わっておらず、顔は見たが会話すらしていない。
ちなみに、彼が死亡してしまう事となった最終決戦の場に向かったのは、「レオンが敵に捕らわれたジェイクの救助を依頼した」からである。
言うまでもなくレオンに全く非は無く、彼らがジェイクを助けなければ『6』におけるバイオハザード事件も完全に解決される事は無かったのだが…。

+ 『PROJECT X ZONE2』での活躍
2015年発売の『PROJECT X ZONE2』にソロニットとして出演。時系列的には『6』基準となる。
滅菌処理したはずのトールオークス教会が謎の金の鎖と共に現れたため、調査に赴き巻き込まれる事になった。
教会でエイダと再会し、さらにリべレーション時代のクリス達が転移してきた際、沙夜の嘘に惑わされて彼らを疑ってしまう。
ここでも女運が無いのはやはりレオンなのだろう。泣けるぜ…。
結局、沙夜達逢魔がウスタナクを復活させたのを見てどちらが敵か気付き、協力して撃退する事になる。
ちなみにジルとの共闘はこの作品が初だったりする。「二人ともそんなに若くない」などと言っているため設定的には顔見知りらしい。
戦闘では原作の武装の連射からロケットランチャーといかにもバイオといったラインナップだが、
いかんせんクリス&ジルがマブカプ仕様で殴る、蹴る、炎纏って体当たりなどと暴れ回っているため、
二人に比べるとかなり地味というか普通の人である。

シナリオ面ではクリス達とは違い、近未来や異世界に転移したりというトンデモな展開に度々「なけるぜ」と発言する事が多い。
ダンテと組んだ際には「悪魔は泣かないからな」と泣きネタで返されたり、レインストームを勧められるシーンも。
『オペレーションラクーンシティ』と同じく森川智之氏が演じており、声優ネタも多い。

「レオン、もっと格闘にも力を入れたらどうだ?」
波動拳昇龍拳!…ガラじゃないぜ」
「いや、驚いた…本当に使えるのかと思ったぞ」



「俺のギャラは、破格だ」


MUGENにおけるレオン・S・ケネディ

海外製のものが3体ほど確認されている。

+ wou氏製作
  • wou氏製作
海外製作者による、『KOFドット改変のレオン。
現在は海外サイト「Mugen Database」で代理公開されている。ただし、レオン本人のページに掲載されているリンクは切れているので、
同サイトのZombie ChaosヘイホーのページからOneDriveに飛ぶと良いだろう。
『4』の姿がベースになっており、原作で使用した格闘術や銃器、ロケットランチャーなどを使用する。
この他、専用ステージとして『4』の村のステージも同氏の手描きで作られ公開されている。

かつて斑鳩氏によってAIパッチが製作されていたが、現在は公開停止&動画使用禁止。
2018年4月1日にはホルン氏によって新たなAIが公開された。
こちらは恒例のコンボ立ち回り・ガード・反応レベルが設定可能で、想定ランクは強との事。

+ Shin Ken Master氏製作
  • Shin Ken Master氏製作
これも海外製のレオン。公開は2012年7月。海外サイト「Mugen Database」で代理公開されている。
こちらは『MVC』改変ドットで「オペレーションラクーンシティ」コスチュームとなっている。
銃火器と格闘メインで戦うが、『MVC』風にハイパーコンボを放ってくる事も。
Maxim氏の簡易AIがデフォルトで搭載されている。

+ armin_iuf氏製作
  • armin_iuf氏製作
こちらは『2』準拠の衣装である。
ストライカーとして味方の警官が援護射撃してくれる。
程度のAIがデフォルトで搭載されている。


これらの他にBrergrsart氏による「Real Police Dude」という改変キャラも存在し、Me and the Boys等に負けず劣らずカオスな出来である。
紹介動画(公開先へのリンクは古いものなので注意)

ニコニコ動画では出番が先輩に食われている。泣けるぜ…。


"We have to go. We don't have any time to waste."
(行こう 遊んでる時間はない)

"Go? Where?"
(行くって どこへ?)

"Hey, it's up to us to take out Umbrella!"
(アンブレラをブッ潰すのさ!)

出場大会

+ 一覧
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
非表示
  • 「[非表示大会] [レオン・S・ケネディ]」をタグに含むページは1つもありません。

出演ストーリー



*1
「なけるぜ…」は『4』における彼の口癖だが、これは台詞を字幕にする際の意訳であり、その英語台詞を聞いてみるとそれぞれ違う事を喋っている。
実際の台詞とその訳を上げると、
  • Geez who are these guys?(こいつら何様だ?)
  • Great(おいおい)
  • Woman…(女って奴は)
  • Very cute…(ワーカワイイナー)
  • Story of my life…(人生ままならないもんだ)
である。
初登場の『2』では「なけるぜ」と言う字幕自体は無かったが、6年の歳月で成長した彼だからこそ、こんな軽口も叩けるようになったのかもしれない。
一方、『2』をFPSにリメイクした『ダークサイドクロニクル』では、ラクーンシティのチャプターでしっかり「なけるぜ」という字幕が登場している。
なお日本語音声対応の作品では普通に「なけるぜ」と言ってくれる。
当然だが「泣かせるのう」のパクリではない

*2
このセンチネルナインは『6』の少し前のレオンが、ラクーン事件を含む数多のB.O.Wとの戦闘経験を買われ、
「スーパーアドバイザーとして設計に関わった対バイオ兵器用拳銃」というサムライエッジのような経歴を持つ銃。
例によって東京マルイとのコラボレーションモデルガンとして商品化もされた…のだが、肝心の『6』にはDLC含めて登場しなかったという逸話がある
(完成直前だったが、レオンの手に渡るより前に『バイオ6』の災害が起きてしまったためと説明されている)。

『6』以降の時系列であるCG映画『ヴェンデッタ』では、レオンの愛銃として渡っている。
クリスとの共闘であったとは言え、近接格闘も駆使してゾンビの集団を無傷で突破するなど、
ハンドガン一丁だけで大丈夫なのかと心配していた視聴者の度肝を抜いた。
ただ「レオンの愛銃はデザートイーグルだ」というファンからの声にも応えるためか、あるいはハンドガン故の火力不足を感じ取ったのか、
後半では、より高火力なデザートイーグルに持ち替えられてしまった。

その後はイーサンが主人公に抜擢された事でゲームでの出番が一切無く、
パラレルとはいえ、本来の開発時期より遥かに前の『RE4』でようやくプレイヤーの手で使えるようになった。
まぁ本人に使用してもらえる分、クリスのサムライエッジよりは恵まれている……はず
なおゲーム中の性能としては初期ハンドガンの「SG-09 R」の相互互換と言った所。
ちなみに「SG-09 R」はサムライエッジの制作者のジョウ・ケンドが手掛けた名銃なので、
開発時期に大分差がある銃ながら互角でもおかしくなかったりする。
似たような性能故に片方は資金に変えられる事もしばしば……

*3
実際には、その後のタイラント戦で彼女らしき影がロケットランチャーを投げ込んでおり、生存が示唆されていた。
『3』ではクリアボーナスのキャラクターエピソードで生存していた事が明らかにされ、
『アンブレラクロニクル』では彼女がレオン達と別れた後、どうやってラクーンシティを脱出したかが描かれている。

*4
任務中鋭い針を飛ばすクリーチャーによって左腕に後遺症が残るレベルの怪我を負った事が原因
(作戦遂行自体には支障が無かったが、敵拠点の奥地ですぐに治療できる状態ではなかった)。
また、大統領直々に任務を任される程の実力でありながら情に甘いレオンへの嫉妬や、
腕の傷によって軍人生命の終わりを悟った後にウイルスにより「進化」したハヴィエやマヌエラの力を見た事から、
ウイルスの力を求めるようになってしまった。
クラウザー視点でプレイできるステージでは、クリーチャーへの恐怖と冷静に対処するレオンへの羨望・嫉妬など、
様々な感情から精神的に道を踏み外していった事が窺えるが、
それらの感情を一切レオンには見せなかった(またレオン視点では堅物ながらも協力的に見えた)ため、
『4』で決着を付けた後も彼の変心を納得できず、「昔はいい奴だったが…」と嘆いていた。

*5
真面目に解説すると、この『GAIDEN』は海外メーカーが開発したものを日本へ逆輸入する形をとっている。
その影響か原作と大幅に変わった上に粗の多いシステムや似ても似つかぬキャラビジュアル、
主人公バリーとレオンの激しいキャラ崩壊と色々問題を抱えた作品と化してしまった。
レオンが「ついてないぜ。オレ、およげないんだよな!」なんて『4』をプレイ済みの人からすると失笑モノのセリフを吐いたり

本作は対BOW秘密組織の一員となったバリー・バートンが、新型BOWの追跡中に消息を絶ったレオンを救うべく、
ゾンビの巣窟と化した豪華客船スターライト号に単身潜入する……というストーリー。
そんな中でバリーは唯一の生存者ルシアを守りながらレオンと合流、脱出手段と新型BOWを求めて船内の探索を行う事になるのだが、
標的となる新型BOWは人間に擬態する能力を有しており、中盤ではレオンに擬態していた事が発覚。
バリーは擬態BOWを撃退して今度こそ本物のレオンと合流し、ルシアとともに豪華客船からの脱出を目指す……とストーリーが続くのだが、
無事に脱出して皆で喜び合っているEDで、なんとこのレオンもまた擬態したBOWであった事が明かされるという驚愕のオチを迎える。

……まあ『4』以降の活躍を鑑みると、レオンならその後颯爽と生還して擬態BOWをぶち殺して問題なくシリーズは続きそうなものだが、
対BOW地下組織などの存在も含めて現在の公式シリーズ展開からはかなり逸脱してしまっている事もあり、
このため公式でも時系列から存在を抹消されており、現在では知る人ぞ知る作品と化している。
せっかくの初主人公作品を消されたバリーは泣いていい。後に本当に主人公になれたけどな!

現行シリーズからはかけ離れてしまったものの、発売された2001年はまだラクーンシティ事件以後を描いた作品がほぼ存在しない時期だった事、
ゲームボーイカラーというハードでバイオハザードの雰囲気を再現するにあたっての様々な創意工夫が行われた事を鑑みると、
これはこれで味のある良い作品のため、興味のある方は手にとってみて頂きたい。
あとバリー主役の『リベレーションズ2』で幼い女の子を保護して一緒に行動するあたり、公式もGAIDENを意識してる気がする

*6
余談ながら、そのボスの名前はセルビア語で「美女」の意味。相対するレオンにとっては存在そのものが災難とも言える。
仕掛けてくる即死攻撃も濃厚なキスに見えるし。やはり女難か。
漫画「マルハワデザイア」によると口移しでガスを注入しているらしい(ガスで死亡すると某名倉氏の如き死に顔になる)。
なお、教会で出てくる方は速攻で倒すと避難者が2人だけ生き延びる。
逆に言うと、避難者を一切ゾンビ化させずに倒しても、シナリオ上この2人しか生き延びない。
それも結局は街に撃ち込まれたミサイルで死んだと思われる。泣けるぜ…。

*7
ちなみに『6』のラスボスとの決着方法もロケットランチャー・RPGであり、一発打ち込めば倒せる。バイオのお約束。
無論、エイダからの贈り物であり、エイダ印とプレイヤー層に称された。脱出用のヘリも用意してあり大盤振る舞い。
カプコン製なのに墜落しない?エンディング仕様です


最終更新:2025年03月24日 15:27