「だが、俺は何者だ? なぜ怪獣を操ることができる?
答えろ! ウルトラマン!!」
『
ウルトラマン』シリーズを原作とするデータカードダスアーケードゲーム『大怪獣バトル』及び、
映像作品『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』に登場するキャラクターで、同作の主人公。
『
デジタルモンスター』シリーズに居そうな名前だが無関係だし
謎の格闘家でもない。
声は
南翔太
氏が担当。
M78ワールドにおいて何万年にも渡って宇宙を支配していたとされている「レイブラッド星人」の因子を宿した
レイオニクスの1人にして、
地球人のレイオニクス
「レイ」のレイオニクスとしての力が覚醒した姿。
見た目はレイブラッド星人にこそ似ているものの、全体的な容姿はどことなくウルトラ戦士に近い。
レイオニクスが持つ怪獣召喚アイテム「バトルナイザー」によって
怪獣を召喚して戦わせることが可能。
『NEO』以降はレイモンの成長に応じてバトルナイザーが進化した「ネオバトルナイザー」を使うようになった。
元から地球人離れしていた身体能力も更に向上しており、怪獣を使わずとも同じ等身大ならば宇宙人と互角以上に戦うことも可能。
単独の
必殺技に胸から青白い必殺光線を放つ「サンレイオニクラッシュ」がある。
ただし覚醒して間もない頃は体力をかなり消耗するリスクがあったため、ここぞという場合にしかこの形態で戦うことはなかった。
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レイブラッド星人及びレイオニクスについての解説 |
レイブラッド星人は全知全能を自称するほど強大な力を持っており、
様々な次元や時代の怪獣をM78ワールドに召喚する「ギャラクシークライシス」という事件を起こした事もある。
最大の特徴と言えるのが怪獣の操作・強化能力で、レイブラッド星人はいかなる怪獣も自在に操ることができる他、
その能力を強化したり、本来は備えていない能力を付与したり、潜在能力を無理矢理引き出したり、
小さい怪獣をウルトラ戦士並みに巨大化させたり、異なる怪獣同士を融合させたり、死んだ怪獣を軽々と蘇生させたりと、
様々な現象を起こすことを可能にしている。
それだけ高度かつ強大な文明技術を持っていた宇宙支配種族の一強ながら、
『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』時点では既にレイブラッド星人全体が種として滅亡している。
何故、どのように滅びたか等は現在も公式からは明言されていない。
しかしその前に自分らの「レイブラッド因子」を宇宙各地にばら蒔いており、これによりM78ワールドの宇宙各地ではレイブラッド星人の因子を宿し、
本来の自分の種族が備えていない怪獣を操る力を持つ宇宙人が稀に誕生することがある。
それこそが「レイオニクス」と呼ばれる怪獣使い達であり、肉体が滅びてなお健在だったレイブラッド星人の精神体が、
レイオニクスバトルで競わせた末に選別した優れたレイオニクスを「後継者」にしようとしたのが『大怪獣バトル』の物語である。
例外的に 約一名、レイブラッド星人の精神体が直々に大量のレイブラッド因子を宿して後天的にレイオニクス化させた者もいる。
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ただし…… |
レイブラッド星人の真の目的は、優れたレイオニクスを自分の器にして蘇る事。よって後継者の話はただの方便である。
よってレイオニクスバトルは後継者争いではなく、レイブラッド星人復活のために用意された生贄同士の争いでしかない *1。
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レイオニクスが使役する怪獣は、レイブラッド因子が外付けエンジンのような役割を果たして強化されるため、
同じ種の野良怪獣よりも遥かに強い。
優れたレイオニクスは、単純な強化だけでなくレイブラッド星人と同様に後天的に能力を付与したり死んだ怪獣を蘇生できたりする
( リトラに火球攻撃能力を与えたレイやレイバトスが該当する)。
一定以上成長したレイオニクス同士が戦うと、怪獣とのシンクロ率が高まった結果、
怪獣が受けたダメージがそのままレイオニクスの体にフィードバックする現象が起き、
怪獣が殺害されると主人であるレイオニクスも死に至る「真のレイオニクスバトル」が発生する。
『 ジード』において、かつてレイブラッド星人が所持していたとされるギガバトルナイザーを製造したのはレイブラッド星人ではなく、
人工頭脳ギルバリスに対抗するためにクシア人という別の宇宙人が製造したものであることが判明している。
この情報を根拠に、製作当時は存命だったであろうレイブラッド星人が宇宙を支配していたというのは少なくとも宇宙警備隊が設立される遥かに前、
下手をしたら プラズマスパークが作られるよりもさらに過去だった可能性が示唆されている
(ギガバトルナイザーが作られたのは少なくともウルトラ大戦争よりさらに前なのは確実。
レイブラッド星人の肉体が滅んだのは『大怪獣バトル』より数百年前という資料もあるが、
ベリアルの乱時点で既に故人だったようなのでこれはミスの可能性が高い)。
おまけに宇宙全体を支配するレベルの大物であったにもかかわらず、判明している名はあくまで種族名であり、
一個体としての名称は明かされておらず、しかも「レイブラッド『星人』」でありながら資料ではその出身地は不明とされている、
いかなる経緯で宇宙を支配したのか、何故滅び去ったのかなど、レイブラッド星人はその存在感に反して色々と身の上に謎が多い宇宙人でもある。
どうもこのあたりは エンペラ星人(星人と名乗っているが一個体、その個体名は未詳、出身地は「エンペラ星」ではない)と似通っている。
レイオニクスという用語自体については、「光(レイ)」と「超能力(サイオニクス)」を複合した造語と考えられる。
ESPやサイコキネシスに比べると若干聴き覚えのない用語かも知れないが、過去に映画化もされたSF作品『幻魔大戦』において、
運命に選ばれし超能力者達を「サイオニクス戦士」と呼称している等、分かる人は分かる用語である。
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レイブラッド星人の精神体によって
ブルトンの元となる隕石に収容されて惑星ボリスに送り込まれ、
ブルトンが実態化し、運び込まれた先の研究所は壊滅してしまうが、
生き残った少女・御蔵カレン(後のゲーム主人公の祖母)にわずかな間だけ育てられ、その後で1ヶ月間で青年の姿にまで急成長。
レイの教育係にして実姉であるケイトの元、ブルトンが召喚する怪獣達により無法地帯と化した惑星ボリスで、
怪獣と戦い続けることで完全なレイオニクスとして覚醒するはずだった。
ところが、ボリスの地球人を救うために来襲した
ウルトラマンがレイブラッド星人に封印されながらもレイに干渉し、
レイオニクスとしての覚醒は大幅に遅れてしまう。
ウルトラマンの力を以てしてもレイオニクスとしての覚醒を遅らせることが精一杯で止めることは不可能だったが、純粋なレイオニクスとして「完成」する前に、
ボリスで出会った「ZAP SPACY」のクルー達と行動を共にする内に闘争本能以外の感情を芽生えさせ、
レイオニクスとしての強大な力はそのままに独自に人間らしい感情を獲得。
そして自身の身の上を知ってなお、強くなるためではなく仲間達を助けるために戦うことを自ら選択して、
ケイトとの命を賭けたレイオニクスバトルでレイオニクスとしての力を完全に発揮させた形態「レイモン」として覚醒し、
勝利した後クルーと共に無事惑星ボリスを脱出した。

『NEO』ではペンドラゴンクルーとの交流やウルトラマンの導きにより地球人として生きることを決意したが、
レイブラッド星人の暗躍により惑星ハマーで望まず後継者の座を掛けたレイオニクスバトルに巻き込まれてしまう。
レイオニクスバトルが本格化したせいでレイブラッド星人の闘争本能に支配された暴走形態「バーストモード」になったり、
最強のレイオニクスと名高いキール星人グランデの使役する
タイラントに敗れてパートナーの一体である
エレキングを死なせてしまい、
自らも命を落とし掛けるなど数々の危機に直面するも仲間達と乗り越え、レイオニクスバトルを終わらせるべく戦いに臨み、
アイスラッガーの導きでレイオニクスバトルを阻止しようとしてアーマードダークネスに囚われていた
ウルトラセブンも救出。
最後まで勝ち残ったレイオニクスとなり、レイブラッド星人に自身の後継者に指名されるも拒否し、
助け舟を出したグランデと共にレイブラッド星人の精神体が憑依したアーマードダークネスを打倒した。
アーケード版は時系列的にこれらのレイの戦いから未来を描いた物語であり、
なおもしぶとく復興を画策するレイブラッド星人が再びレイオニクスバトルを起こした物語である。
レイモンはこの時代も健在で、常時レイオニクス形態を維持できるようになっており、
最終的にケイトの精神体と共にレイブラッド星人の精神体を完全に消滅させ、レイオニクスバトルに完全に終止符を打った。
……と思われていたが、その後も
ウルトラマンベリアルの遺伝子が全宇宙にばら撒かれたり、
レイブラッドの遺伝子を受け継ぐ存在らしい亡霊魔導士レイバトスが登場したり、
アブソリューティアンのせいで倒されたベリアルやレイバトスの並行同位体が現れる等、なおもレイブラッドの脅威は収まっていない。
『ウルトラ銀河伝説』以降レイモンは映像作品に登場していないが、アーケード版のラストなどの描写から、
恐らく地球で過ごしながらこのようなレイブラッドの置き土産への対処に奔走し続けていると思われる。
MUGENにおけるレイモン
青春笨蛋少年&青春猪头少年氏の製作したキャラが公開中。
カンフーマンをベースにしたらしくファイル名に名残が見られるが、「サンレイオニクラッシュ」を放つ光線技や、
ゴモラやエレキングを呼び出す技があるなど、性能は差別化されている。
AIは未搭載。
出場大会
*1
レイブラッド星人は怪獣だけでなく宇宙人も蘇生可能で、さらにベリアルの件のようにその気になれば他者を無理矢理レイオニクスにできるので、
極論だが単に強い器が欲しいだけならその辺の強者を操った怪獣でぶっ殺してから自我抜いて蘇生させた上で後天的にレイオニクス化させたり、
自分に忠実かつ優秀なレイオニクスを器にして破壊されるたびに蘇生させ続けることも理論上は可能に見えるのだが、
メタ的に言うとそれではキリが無くなるので『大怪獣バトル』においてレイブラッド星人がそのような手段を取ることは無く、
あくまで自然発生した一度も死んでいないレイオニクスを器にしようとしていた。
これについて、後年『ウルトラマンレグロスファーストミッション』において、一度死んだレイオニクスを蘇生させて憑依することはできなくはないものの、
一度死んだレイオニクスではいかに能力が高かったとしても使用できる力に大きな制限が課されしまい本領を発揮できないことが示唆された。
この時は、極めて優れたレイオニクスであるレイバトス蘇らせた上で憑代にしたのだが、その時に使役できていたのは、
ガンダー、
ギエロン星獣、
ダリー(巨大化)、
ブラックキングと、バトルナイザー補助ありで使役は3体までの平均的なレイオニクスよりは優れているものの、
ブラックキング以外はそこそこ強力だがボス級程の強さではない怪獣ばかりであり、目に見えて大きく弱体化していた。
(参考までに生前のレイバトスのレイオニクスとしての力量はバトルナイザーの補助なしでラスボス級のジュダ・スペクターを蘇生させた上で支配できるレベル)。
それ故に自然発生した様々な種族のレイオニクスをじっくり育てさせた上で競い合わせるという、一見回りくどい手段を取らざるを得なかったと推測できる。
つまりレイブラッド星人は、怪獣ならともかくレイオニクスは蘇生で気軽に使い回せない制約を抱えているらしい。
最終更新:2026年08月12日 19:56