「グ ワ ー ッ」
横山光輝氏の漫画『
鉄人28号』に登場するロボット。
開発者は金田正太郎のライバルの一人である狂気のマッドサイエンティスト・
不乱拳・酒多飲博士。
なお、このような名前だが特に酒豪というような描写は無い
「バギューム」というウラン以上の力を秘めた新元素をエネルギー源としており、
本来は某国諜報部隊が不乱拳博士に開発を要請した「知性を備え鉄人28号を凌駕するロボット」の試作機であったが、
逮捕された諜報員救出のために急遽戦闘用ロボットへと転用された。
この経緯からいくつかの兵装の搭載は断念せざるを得なかったようだが、対鉄人28号用に絞った装備が多数施されている他、
当初の思想通り不完全ながらも自立回路を搭載しており、プログラミングをすれば操作せずとも一定の任務を遂行する事が出来る。
頑健さ、パワーにおいても鉄人と互角以上であり、催涙ガスを噴出する他、
指先からは熱線を放つ。
しかし最大の特徴は内蔵された
電波妨害装置であり、これにより鉄人のリモコン電波を妨害してしまう
(劇中では他にも航空機や船舶の計器を狂わせたり、無線連絡を乱したりもしている)。
操縦は同じく不乱拳博士の製作による
バッカスでも見られた腕時計型の小型操縦器で行われるが、
本来なら自分宛の指令電波も自らの磁気で乱されてしまうはずなので、命令の伝達や操作には何らかの特殊な技術や手段を用いているか、
それらの特殊な遠隔操作と自立プログラムの合わせ技で何とかしていると推測される。
また、敵が近づくと感知して目が光り出す機能を有している節が見られ、
正太郎はレーダー装置と連動して光るのではないかとの推測を口にしている。
弱点としては鉄人28号と異なり
空が飛べないという点が挙げられる。
ただ、開発中「あれだけのバギュームじゃ半年ぐらいしか飛べんぞ」との台詞があり、
さらに不乱拳が作った他のロボットには飛行能力があるため、
開発時の路線変更のいざこざが無ければ飛行機能も搭載する予定だったという説が根強い。
作中では諜報員救出のために警視庁を襲撃。初戦で鉄人28号を相手にして完膚なきまでに圧勝した。
普段は冷静な正太郎もこの敗北には悪夢にうなされるほど狼狽し、
再戦ではオックスそのものの攻略を諦めて諜報部隊へ攻撃するという手段を取らざるを得なかったほど。
しかし、その再戦の最中に正太郎が操縦機を奪われてしまい、鉄人までもが敵に回るという最悪の状況になる。
やむなく正太郎と警察は
自衛隊に協力を依頼し、陸海空からの総攻撃を開始。熾烈な砲撃により不乱拳博士が死亡する。
それでも生き残った諜報団は鉄人とオックスを操って暴れ回るも、ちょうどその時、太陽のデリンジャー現象が発生。
これによって操縦電波が妨害されて両ロボットは暴走し、正太郎達は偶然に助けられる形で勝利したのだった。
その後、回収されたオックスは科学研究所に保管されていたのだが、
人類に反旗を翻した人工知能搭載ロボット「
ロビー」の操る
怪ロボットが鉄人を撃破して奪取した際に、
正太郎の提案で代理の戦力として出動する事になる。
電波妨害装置はロビーの怪ロボット群相手にも猛威を振るい、鉄人奪回直後には正太郎操るオックスと敷島博士操る鉄人という珍しい構図も見られた。
こうしてオックスは強敵から一転、正太郎と鉄人の心強い味方となり、ロビーロボット群との戦いで活躍していく事になる。
この最強タッグを破る為にロビーは天才科学者・
シズマ博士ドラグネット博士と取引を結び、最強ロボット「
ギルバート」を製造。
最終的にオックスはギルバートとの戦いで熱線の撃ち合いになり、装甲を溶かされつつも勝利したが、その後全く登場しなくなる。
一応、小破しながらも立っている姿が確認できるのだが、単行本によってはこの時破壊されてしまったという扱いになっているものもある。
シンプルながらも秀逸なデザイン、結局劇中では鉄人に負ける事は一度も無かったと程の強敵ぶり、
そしてかつての強敵が主役ロボとタッグを組んで共闘という熱い展開から、
鉄人28号最強のライバルという無二の地位を獲得しており、ファンからの人気も非常に高く、
後年の創作物において
様々なロボットのデザインに影響を与えている。
なんなら同作中でもドラグネットロボットとかファイア三世とかサターンとか似たロボットがいる
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続編やリメイク作での活躍 |
『鉄人28号』自体、何度かリメイク作が制作されており、いずれにおいても定番のライバルメカとして登場。
1980年の『太陽の使者 鉄人28号』ではほぼ原作に沿った設定だが、唇が存在する独特のデザインが特徴である。
不乱拳博士の頭脳データをコピーした自律ロボットだが、途中で作業を中断したため3歳児程度の知能となっている。
本作の不乱拳博士は原作のようなマッドサイエンティストでは無く、オックスを息子として大事に思っていたのだが、
研究の為にやむなく手を貸していた悪の組織X団がオックスと鉄人を戦わせていることを知り、止めようとするも殺害されてしまう。
父である不乱拳博士の死を悲しみ鉄人28号への友情を抱いて以後は、正太郎の味方となって共に戦うようになるも、
その友情が仇となってしまい、洗脳されて鉄人を中破に追い込んだことを悔やむあまり、敵の策略に乗って敵基地中枢に突貫。
基地の破壊と引き換えに自身も爆発に巻き込まれ、完全に大破してしまった。
その際に「顔」がまるで単なる部品のように飛散して墓標の如く地面に突き刺さるシーンは、本作でも印象的な場面の一つとされている。
原作の直接の未来が舞台の『超電動ロボ鉄人28号FX』においては、初代のブラックオックスに加えて、
不乱拳博士のクローン でありプロレスとは何ら関係無い「フランケン・シュタイナー」が開発した二代目が登場。
多数の武装と飛行形態への変形機構を持つハイテクマシンだが、実は本作の主役機と同じ「新鉄人計画」の技術で生まれた、
実質的な「新型鉄人29号機」であった事が後に判明する(首元に「XIM-29」の刻印あり)。
初代と違ってAIによる自律行動ではなく、鉄人と同じ無線操縦式のためジャミング機能は搭載されていない。
飛行形態の内部には人が乗るスペースが存在するという地味に珍しい特徴も持ち、フランケンが現場に乗りつけることも多かった。
また、当初は超電動システムが未搭載だったため、鉄人28号FXの超電動パワーの爆発力に後れをとる事もあったが、
何と途中で 鉄人と同じ超電動回路を強奪して最強最悪のライバル機にパワーアップしてしまい、鉄人達を幾度も苦しめた。
その後、改心しながらもネオブラック団のゾーン総統の制裁を受け亡くなったフランケンの遺志により、
本機は金田少年探偵団に譲渡され、正式に「鉄人29号OX」として味方に編入。
以降は主人公・金田正人と鉄人28号FXのリモコンを争ったライバルだった夏樹三郎の愛機となり、
戦いの中で散っていった先代達と異なり最後まで破壊される事無くレギュラー戦力として活躍した。
タキオン粒子だけ抽出すればタイムスリップ機能も発揮する分子破壊光線砲「ジェノサイドバスター」など、
もはや出る作品を間違っている過剰戦力だが、それ故に人が乗っている敵機相手など主役側で運用する上での制約にぶつかった事もある。
明らかに数千人の乗員が乗っている地上空母をヘリ部隊や戦車部隊もろとも爆破・消滅させた事もあるが
最大の必殺技は、同じ超電動チップを搭載した鉄人と有線接続する事で二体分のパワーを集約して放つ合体技、
「ダブルパワージェノサイドバスター」。その威力は凄まじく、地球に迫る彗星をも粉砕してしまったほど。
あらゆる面で鉄人を上回る性能に加え、この必殺技のおかげで終盤の鉄人は必殺技用のバッテリー扱いと揶揄された。 まあ平和利用を目的に建造された鉄人自体に固定武装を持たせるわけにはいかない以上やむを得ないものかと
とはいえ鉄人28号FXには超電動パワーを全開にした格闘しか必殺技がない事もあり、
ライバルと手を組んでの合体必殺技という意味で、FXが本編で活躍しなかったわけではない。
また『FX』第十四話では、不乱拳博士の執事スコットが初代ブラックオックスの思い出についても言及しており、
本作では不乱拳博士はAI搭載型ロボットの構想を危険視されて学会を追放されるも独力でブラックオックスを建造、
正太郎と鉄人に挑むも激闘の末に敗北し、不乱拳博士は投げ飛ばされたブラックオックスの下敷きとなって死亡したとのこと。
やっぱプロレスから採ってない?(プロレス技のフランケンシュタイナーはスコット・スタイナーが元祖) あとスコットの住所やブラックオックスに在籍記録を破壊された博士の出身大学は明言されていないが外国風だったり 公式のエピソード紹介文でフランケン博士と表記されていたり フランケン博士の細胞を持つことを根拠にフランケン・シュタイナー本人だと名乗っていたりと どうも本作では原作の不乱拳博士ではなく外国人のフランケン博士という設定に変更されている節がある
今川泰宏監督による2004年アニメ版でも不乱拳博士(不が姓で乱拳が名)が開発したものが登場。
本来は鉄人と同様、旧日本軍が戦時中に設計していたもので、担当者の不乱拳が「鉄人第二計画」へ異動になった事で未完成に終わっていたが、
戦後にその技術を欲した某国の資金提供を得て、極秘裏に完成していた。
しかし、鉄人が東京に飛来した騒ぎで都内地下に隠匿していた 第二計画の産物が発見されてしまい、
不乱拳にとってどうしても世に出してはならないそれを回収すべく、鉄人と対決する事になる。
やはり鉄人と同等のパワーを持っているが、リアル寄りの作風になったので熱線や電波妨害装置は無く、
指先から黒い煙幕のような電波攪乱剤を散布して鉄人の操縦電波を妨害しつつ闇夜に紛れて攻撃する設定になっている。
一度目の戦いではまだ正太郎が鉄人を手に入れたばかりで操縦に慣れていなかった事もあって完勝し、
二戦目でも善戦するが不乱拳が本来の目的を果たして死亡した事で、明確な決着は付かないまま終わった。
その後は敷島博士に回収されて正太郎の戦力になるも、 カニロボットの自爆で海底に沈んだり某国のスパイに利用されたりと酷使されまくり、
最終的には整備不良・エネルギー切れ寸前の状態でファイア三世に立ち向かうも、敗北して破壊されてしまった。
一方、物語後半で敷島重工がビッグファイア博士に乗っ取られた際には、黒部ダム工事用ロボットとして 量産されている。
『チェンゲ』のゲッターロボGの時といい、まるで反省していない……。まぁ鉄人も白黒アニメ版では量産されていたし
しかし、オリジナルのオックスが鉄人と戦った際の記憶が残っていた事、そして全機体をネットワークで繋いだ事で記憶が共有され、
全機体が暴走し、完成直前の黒部ダムを破壊すべく暴走を開始するという醜態を晒してしまった。
ついでに前述のファイア二世および三世はブラックオックスの設計をパクった劣化模造品と設定されている。
長谷川裕一氏の手掛けたリメイク漫画『皇帝の紋章』でも登場。
本作では亡命ドイツ人科学者フランケン博士の開発したアメリカ合衆国のスーパーロボットという扱いで、
熱線、電波撹乱装置に加えて人工知能が搭載されており、鉄人を操縦不能にして一方的に蹂躙した他、
飛行場に陣取って着陸する航空機の誘導を不可能にする形で人質に取り、キーアイテムである紋章を巡っての決闘を仕掛けてくる。
しかし人工知能は未だ未熟で、まだ5歳児程度の知能しかなく、判断に迷った時は電波攪乱を止めてフランケン博士に指示を仰ぐという弱点があった。
先に縦横無尽に空を飛べるバッカスを作っておきながら、フランケン博士はこの欠点ゆえにあえてブラックオックスに飛行能力を持たせなかったのだ。
そこで正太郎は電波妨害を防ぐために鉄人とリモコンを有線接続し、ロケット使用不能かつ自身も戦闘に巻き込まれるリスクを覚悟で戦闘を開始。
案の定戦闘による衝撃で多大な苦痛を強いられるが、自身の技量を低く見積もらせたうえで真の実力を見せる奇策も併用して戦い続ける。
予想外の事態に混乱したブラックオックスが指示を仰ぐため電波撹乱を停止した隙をついて無線操縦に切り替え、ロケットで急接近。
さらにフランケン博士がとっさに電磁撹乱を再開させると有線操縦に再接続することで攻撃を再開し、ついにブラックオックスを撃破した。
直後、ソ連のスーパーロボット・ ギャロンが漁夫の利狙いで襲撃を仕掛けてきたため、消耗した状態で正太郎と鉄人は出撃。
アメリカ側エージェントによる粛清で致命傷を負っていたフランケン博士は、正太郎と鉄人だけではギャロンには勝てないと判断し、
本作ヒロインのアリスを人質にとって脱走すると瀕死の状態で人工知能をスペアボディに移植し、ブラックオックスは復活。
その死に際にオックスへの音声認証をアリスに切り替えてブラックオックスを託すと、そのまま息を引き取った。
この戦いで電波撹乱装置は修復不可能なほどに破壊されてしまっていたものの、他の機能は健在であり、
鉄人28号との共闘でギャロンを撃破して以後は、正太郎の鉄人28号、アリスのブラックオックスのコンビで数々の難事件を解決していった。
一時はアリスが義兄である超人間ケリー操る ギルバートを援護するため、鉄人と敵対する形になるものの、
鉄人との対決に躊躇したり、兄の死を前にして泣き叫ぶアリスを庇うような仕草を見せて戦いを中断するなど既に情緒が育まれつつあり、
ギルバート戦後には国籍不明機として所属で揉めている事を心配するアリスからも「オックスはもう私のただ一人の家族だから」と思われていた。
しかし最終決戦となる「溶鉱炉(シュメルツ・オーフェン)」との戦いでは、その圧倒的性能差の前に完敗。
噴射される溶岩から正太郎とアリスを身を挺して庇い続けた事で、完全に大破してしまった。
だがその機体に内臓されていた電波増幅装置を流用し、地球を救うため大気圏外へ飛び立つ鉄人へ、
最後の瞬間まで正太郎のリモコンからの命令を届け続けた。
偶発的に完成した人工知能であるロビーからは自分の誕生を奇跡とした上で、それを人の手で成し遂げたフランケン博士を絶賛。
ブラックオックスもあと十年もすれば自分と同等の知能を持つだろう、良い機械だと評価している。
フランケン博士は今後の誘導兵器やミサイル、核兵器が進歩すれば容易に人類終末戦争が勃発する事をロビー同様に見越しており、
これを防ぐために強力な妨害電波と人工知能を搭載したブラックオックスを開発、人間の代わりにロボットに代理戦争させることで、
戦争の被害を最小限に抑えようという考えを持っていた人物であった。
結果的にブラックオックスの最後は、フランケン博士の望み通り、人類の滅亡を防ぐ、人類のために役立つものだったと言えよう。
「博士! 死んではいけません! あなたの頭脳をすべての人類のために!」
「ふ……子供の言うことは……くすぐったくて……かなわん……」
2005年の実写映画版では、高性能人工知能を搭載した自律型ロボットとして登場。
開発者は人工知能研究の世界的権威・宅見零児で、彼の亡き息子であるヒカルの遺伝子情報が組み込まれている。
本作のブラックオックスは背中の内蔵ジェットで空を飛び、また熱線兵器が未搭載のかわりにロケットパンチが搭載されている。
背中のジェットで飛べるのはドラグネットロボットの方じゃねえのか
妻子を亡くしたショックから世界を破壊して自身の理想郷を作ろうと目論む宅見の尖兵として送り込まれ鉄人と激闘を繰り広げ、
一度は鉄人を中破にまで追い込むも、復活した鉄人の前に敗北、内蔵された核爆弾による自爆を試みる。
しかし鉄人によって大気圏外まで運び去られたところで爆発したため、宅見の野望と共にブラックオックスは消滅したのだった。
これまでのシリーズの中で唯一最後まで徹頭徹尾、鉄人の敵のままだったブラックオックスとなっている。
というかこの実写映画版自体がまあ、その、ちょっと、ねえ……
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外部出演 |
OVA『ジャイアント ロボ THE ANIMATION 地球が静止する日』ではEP2およびEP3のOPにカメオ出演。
秘密結社BF団が所有する怪ロボットの1体として、原作漫画初登場をオマージュした、霧に沈む夜の大都市を歩く姿が描かれている。
ほぼデザインはそのままだが、原作との違いとしては額に棺型のガラスがはめ込まれており、内部の回路を視認できるという点がある。
他のいくつかのBF団ロボにもこの棺型のエンブレムやガラスが見られるので、BF団によって開発された機体の特徴なのかもしれない。
ノベライズ版では国際警察機構に「28号」の通称で呼ばれるロボットが所属している事も語られているため、
恐らくOPにのみ登場する他の鉄人28号出典ロボット共々、本編の裏で28号と激突しているものと思われる。
まあOVA本編に出演したモンスターとファイアII世は速攻でアンチシズマドライブ喰らって沈黙しちゃったけど
なお、このOPの作画は 何処からか話を聞きつけて現れゲスト参加した庵野秀明氏が担当しており、
ほんの数秒ながらもブラックオックスのベストアニメーションに名を挙げる人もいるほどのクオリティとなっている。
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ゲームにおけるブラックオックス
サンドロットが開発したプレイステーション2版『鉄人28号』では、不乱拳博士が開発したものの
即射殺され悪の秘密結社X団に奪われる。
初戦では磁気放射(電波妨害)で鉄人を無力化して完勝するも、二戦目では敷島博士が考案した
遠距離から建物を投げつける策に敗れる。
家だろうがビルだろうが国会議事堂だろうが投げられるので、もはやどちらが悪魔の手先だか分かったものではない
以降は敷島重工に回収され、
鉄人27号軍団やギルバート、ロビーの怪ロボット群といった強敵との戦闘で味方として活躍するも、
終盤でX団に再度奪取されてしまい、X団が山中に建設していたミサイル基地にて
ラスボスとして戦うことになってしまう。
なお、本作でも未完成品だったという設定であり、もし不乱拳の構想通り完成していれば鉄人も勝てなかったかもしれないと評されている。
性能的にはやはり飛行できないものの、歩行速度は鉄人28号より速めに設定されている。
必殺技の「磁気放射」で周囲に接近した敵ロボットを行動不能に出来るのが特徴だが、
ゲージ消費が重く上記の通り遠距離攻撃に弱いのが難点。
もう一つの技である「熱光線」は、他のロボットの
飛び道具が単発照射ビームなのに対し、無数の光弾を乱射するものになっている。
ゲージ消費が軽く撃ちやすい上に、広範囲にばら撒くように発射されるので命中性が他の飛び道具とは比べ物にならないほど高い。
武器強化を施すと光弾一発あたりの威力が上がり、1回の発射で敵ロボット数機を撃破可能なほどの総火力になる。
チャレンジモードではロビーの怪ロボット群と戦うミッションが多く、最高難易度でも強化した熱光線を使えば原作通り無双できる。
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『スパロボ』シリーズにおける活躍 |
『スパロボ』シリーズにおいては、『第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇』に『太陽の使者』版が初参戦。
本作ではX団が登場しないため、ロボット・マフィアがブラックオックスを利用するポジションになっている。
初登場ステージではロボット・マフィアのボス、ブランチの策略で敵として登場するも味方NPCとなり、
以降は調整のため一時的に敷島博士に預けられて一旦退場した後、正式に自軍へ参入する。
自軍参入後は正太郎が指示を出しているらしく、NPC扱いでプレイヤーが操作不可能という事は無いので、安心して使っていける。
ちなみに、キャラクター事典では次作の『第3次Z』から登場する宇宙魔王の一件に先んじて触れていたりする。
機体性能的には修理装置とVコンシステムの無い鉄人といった感じで、武器も2種類と少なく鉄人との合体攻撃も無いのが残念な所であるが、
どちらも必要気力無しで使えるため使い勝手は決して悪くない。
また、鉄人同様フル改造時のカスタムボーナスが秀逸なため、主力として使うのであればフル改造を目指したい。
『時獄篇』でも続投しており、知能も 5歳児程度にまで成長。
序盤にイヤイヤ期&反抗期によって一時的にNPCになるイベントこそあるものの、原作とは違い戦死して永久離脱という事も無いので安心して育てていける。
武装面では前作で最弱武器だった「ブラックオックス・アタック」が要気力の必殺武器に格上げされ、代わりに「格闘」が追加。
序盤ではありがたい高HPの援護防御役だが、精神コマンド「鉄壁」を持たず前作ほどの硬さは無いので注意。
また、自前で「熱血」を習得しないにも拘らず、カスタムボーナスはブラックオックス・アタックの強化と、やや勿体ない構成なのも難点。
とはいえ、空陸Aかつ加速の使えるユニットは主人公格以外では中々いないため、育てれば優秀なサブ要員になる。
続く『天獄篇』では『 フルメタル・パニック』のアル、『翠星のガルガンティア』のチェインバーとの対話型ロボット兵器同士の交流が描かれており、
戦争ばかりの本シリーズでも和やかな気持ちにさせてくれる。
機体性能は『時獄篇』と全く同じであり、移動適性に水があるので序盤の『ガルガンティア』関連シナリオでは活躍できる。
ただし素のままではユニットの地形適応が海Bなので、Aアダプターか適応養成でAにしておこう。
戦闘で使っていくなら「底力」「精神耐性」「援護攻撃」といった特殊技能も養成したい。
| 戦闘デモ |
『第2次Z再世篇』
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『第3次Z天獄篇』
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(以上、スーパーロボット大戦Wikiより引用・改変)
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ドラグネットロボット
後述するようにMUGENキャラのドラグネットロボットもこのページで扱うため、ドラグネットロボットについてもここで述べる。
先述のドラグネット博士が開発したロボット。外見はオックスに似ているが、特に参考にしたなどの描写は無い。
本国の研究所から急遽部品を取り寄せたらしく、作中で組み立てている描写がある。
背部に内蔵式のロケットがあるので飛行可能で、機体各所から睡眠薬を含んだガスを出す事が可能。
基礎性能も高く、鉄人と同等の飛行能力、格闘能力に加えて、高空から投げ落とされてもビクともしない頑強さを兼ね備えている。
完成後は正太郎らに包囲されたロビーを助けるために鉄人と対決。
高い空中戦闘能力で鉄人を翻弄し、地上へ投げ落とされつつも眠りガスで正太郎や警官隊を行動不能にした事で実質的に勝利を収める。
しかし、プライドの高いドラグネット博士にとっては間に合わせで用意した「安物」に過ぎなかったらしく、
あえて正太郎らにトドメを刺す事はせずに放置し、ロビーの脱出支援を果たして去っていった。
後に上位互換の性能を持つギルバートが完成したこともあり、お役御免になったのか二度と登場する事は無かった。
上記の通り、かなりの強豪ロボットなのだがぞんざいな扱いを受けており、正式名称すら存在しない
(「ドラグネットロボット」という名前はフィギュア化時に付けられた暫定的なもの)。
白黒アニメ版ではコウモリのような別デザインのロボットに置き換えられてしまっている。
原作ネタを細かく拾っている2004年アニメ版にすら登場出来なかった。
MUGENにおけるブラックオックス
カーベィ氏の製作したキャラが公開中。全体的に2004年アニメ版をベースとした演出が多い。
Gesura505氏及びWeasty_guyism氏提供の
スプライトを用いて製作されている。
パンチやキックなどの近接攻撃に加えて、射程は短いが多段ヒットして敵の動きを止める「電波攪乱剤」、
射程の長い「熱線」や地上の相手のみに当たり連発不可だが敵の動きを長時間止められる「怪電波」などの技で戦う。
超必殺技はいずれも1
ゲージ消費で、近くの敵を大きく吹き飛ばす「咆哮」と光弾を連射する「熱光線」、
一定時間自身が透明になり相手を前後不覚にしてしまう「錯乱攻撃」の3つ。
また、
7P以降はガード不可になる代りに
ハイパーアーマーが付与される。
AIもデフォルトで搭載されている。
また、スプライト改変で「ドラグネットロボット」も製作されている。
こちらは同氏作の鉄人28号とオックスの折衷のような性能で、飛行が可能になっている。
「電波攪乱剤」に相当する「眠りガス」、「怪電波」に相当する「フラッシュ」が使える一方、
「熱線」が削除され、鉄人と同じ「体当たり」に変更されている。
超必殺技も眠りガスの強化型である「超眠りガス」以外は、「突撃」や「拉致」といった鉄人と同じものになっている。
出場大会
最終更新:2026年08月16日 01:21