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サターン


「ギギーッ」

横山光輝氏の漫画『鉄人28号』に登場するロボット。
名の由来はローマ神話の農耕の神で、ギリシャ神話のクロノスと同一視される。土星の名の由来でもある。
発音が似ているためキリスト教の悪魔サタンと混同される事もあるが、全く無関係。
創作キャラ等の名としても度々引用されており、『スターグラディエーター』や『ロックマン』シリーズスペースルーラーズ
セーラー戦士SEGA製ハード五老星の一人など多岐に渡る。

内戦に陥った砂漠の国のゴムラス司令官が、某国に発注して製作させた戦闘用ロボット。
鉄人よりも一回り大きいゴリラ型の体型が特徴で、口から火炎、指先から熱線を発射する他、
操縦器は大きなトランク程度の大きさで、地中探査やホーミング攻撃、自律行動を行える高性能な機体だが、
製作者や製作会社などの詳細は不明。
かなりハイスペックなロボットではあるものの、光線を除いた格闘戦闘力は鉄人よりやや下といった辺り。
ゴムラスの独裁に反抗する革命軍のロボット「ギド」に対抗する目的で購入されたが、
納入まで国王軍との戦線維持が難しかったため、正太郎と大塚署長を拉致同然に連行し、
言葉巧みに正太郎達を騙し、鉄人と革命軍を戦わせる事で時間を稼いだ。
正太郎はギドの襲撃で革命軍に拉致されてしまうが、
その時にはサターンの納入は完了しており、既に鉄人は用済みとなっていた。
サターンはその高性能を活かしてギドを全滅させ、革命軍本拠地への侵攻を開始する。

一方、革命軍の指導者・ギド(ややこしいが指導者とロボットは同名である)と対面した正太郎は、
ゴムラスの真の狙いを教えられるが、そこにサターンが現れ革命軍や市民への無差別殺戮を開始。
これを目の当たりにして見過ごせなくなった正太郎は鉄人で立ち向かう。
サターンは棘状熱線砲の斉射で鉄人を撃墜したものの破壊できたのは飛行ロケット部分のみで、
鉄人本体にダメージを与える事はできず地上戦闘に持ち込まれる。
格闘戦ではサターンは一転して終始鉄人に圧倒された挙句、投げ飛ばされた際に熱線砲である棘が折れ曲がった事で、
発射した熱線を自らが浴びてしまい自滅した。
この顛末を見た正太郎は「馬鹿だなぁ」と感想を漏らした。
その後、大塚署長の奪還作戦を経て革命は成功し、ゴムラスも敗走した。
余談になるが、司令官を自称していたゴラムスこそ砂漠の国の国王その人であったことも判明した。

+ 他媒体でのサターン
長谷川裕一氏の手による『皇帝の紋章』にも登場。
本作では英国諜報部が運用する"土星(サターン)"号として、皇帝の紋章争奪戦に参加。
パイプオルガン型の操縦機によって操られ、ドイツのバッカス号を相手取り、東京を舞台に激戦を繰り広げた。
陸戦に特化した重量級、パワー型の巨大ロボットであり、回転させた頭部で地面に潜航、地中から攻撃をする事も可能。
またミサイルを装備しており、空戦特化のスピード型バッカスと双方決め手に欠けながらも互角に戦った。
鉄人が参戦すると急遽バッカスと連携を取って2対1の形に持ち込むも、鉄人によって回転する頭部を抑え込まれ、
そのまま空中にいるバッカスへと投擲され激突、そこへハンマーパンチを食らってバッカス諸共大破、撃破された。

『鉄人28号FX』では第一話冒頭、新鉄人計画のコンテストの会場でかつての鉄人28号とサターンの戦いの映像が流された。
ただし何故か市街地で戦車と戦っている。
この番組は本当に原作の続編なのだろうか……後に開発経緯が変わってるロボも出てくるし。
第二期からはOPにも毎回登場(00:40頃)

今川泰宏監督による2004年アニメ版では、国際犯罪組織PX団のロボットとして登場。
世界経済を牛耳る財団の主ベラネードを羽田空港で襲撃するも、鉄人に迎撃されて失敗。
棘から電撃を出しながら鉄人にしがみ付いて自爆し、本体にダメージは与えられなかったもののロケット部分を破壊した。
しかし、実はベラネードこそがPX団の団長であり、この襲撃は日本制圧を優位に進める陰謀の一環(自作自演)だった。
登場シーンは1分程度でロクに戦闘もしておらず、本作に纏わる諸々の事情の犠牲になったロボットの一体とも言える。

同アニメのパラレルワールドにあたる『白昼の残月』でもベラネード財団のロボットとして登場。
全身から棘を出し、高速回転体当たりする能力を持っており、バッカスとの同時攻撃で鉄人を挟み撃ちにするも、
体当たりをいなされてバッカスにぶつけられた挙句、右ストレートパンチからアッパーのコンボで撃破された。
このとき鉄人は正太郎以外の何者かに操られていたのだが、前述のコンボは”ある人物”が鉄人を操った際に使ったものと同じであり、
正太郎がその人物の真意に気付くきっかけとなった。


ゲームにおけるサターン

サンドロットによる2004年のアクションゲーム『鉄人28号』においては、破壊と殺戮をプログラムされたロボットとして登場。
市街地で破壊の限りを尽くし、アナウンサーや群衆の声援からも緊迫感が伝わる。
ストーリーデモは無いがX団の差し金だったらしく、この敗戦でX団は壊滅寸前と次話で語られている。
完全クリア後の隠しステージでは7体のロボット軍団の第1隊として登場。
サターンが先頭を切って歩いてくる後ろから、バッカスとギルバートが空を飛んで並ぶところから始まる。

必殺技は全身から棘を生やして体当たりする「ニードルアタック」、指先から発射する「怪光線」、
胸部からエネルギー弾を発射する「破壊エネルギー砲」、全方向へ光線を放射する「必殺破壊光線」
怪光線はモーションが短く強力だが、プレイヤー操作時は必殺技ゲージが溜まるまでどうやり過ごすかが問題。
空は飛べず地上での機動力は鉄人28号より遅いので、地道に格闘攻撃でゲージを溜めながら戦うことになる。
一方、CPU操作時はゲージがほぼ無制限になっている為、怪光線や必殺破壊光線を容赦なく撃ってくる。
特に空を飛べないロボットで挑む場合はジャンプを駆使して地道に近づくほかなく、かなりの難敵と言える。


MUGENにおけるサターン

カーベィ氏の製作したキャラが公開中。
スプライトはGesura505氏製作のものをベースに作られており、モーションは「OPTPiX SpriteStudio」で作られている。

パンチやキックなどの近接攻撃に加えて「火炎」「怪光線」などの飛び道具を備え、
さらに移動技「地底潜行」で安全に距離を詰めたり離脱したりできる。
超必殺技はいずれも1ゲージ消費で、「必殺破壊光線」「回転攻撃」、高火力だが自身もダメージを受ける「自爆」の3つ。
また、7P以降はガード不可になる代わりにハイパーアーマーが付与される。
AIもデフォルトで搭載されている。
参考動画

出場大会

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最終更新:2026年07月05日 00:01