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カイリ(キングダム ハーツ)


スクウェア・エニックスとディズニーのコラボゲーム『KINGDOM HEARTS』(以下『KH』)シリーズの登場人物。
担当声優は 内田莉紗 女史。幼少期のみ 諸星すみれ 女史。

ソラリクと共に南国の島群デスティニーアイランドで暮らしていた赤髪の少女。
元々はデスティニーアイランドの出身ではなく、幼少期に1人で島に流れ着き、
村長に引き取られて育てられたという身の上の持ち主。
デスティニーアイランドに着く前の記憶は有しておらず、ソラ、リクと共に外の世界へ行く為のイカダを作っていたが、
デスティニーアイランドの世界がハートレスに嗅ぎつけられた日の夜、1人で秘密の場所にいたところをソラに見つけられ、
世界の扉から発した突風に吹き飛ばされ、文字通りソラの目の前で忽然と姿を消してしまう。
その後、ソラが流れ着いたトラヴァースタウンにもその姿は見えず、彼女とリクを探すことがソラの当面の目的となった。

しかし、以降も何度もソラの前に幻として現れており……?

+ 真相
実はカイリの心はソラに宿っていた。
彼女は世界の心「キングダムハーツ」を呼び出すのに必要な、心に一欠片の闇も持たない、
「セブンプリンセス」あるいは「セブンハート」と呼ばれる特別な7人の女性の1人であったのだ*1

カイリは元はレイディアントガーデン(ホロウバスティオン)出身の少女だったが、
その世界を訪れた王様ことミッキーマウスの話によってキーブレード使いの存在を知った後の闇の探求者アンセムが、
自らの野望の邪魔となる可能性を持つであろう彼らの居場所を探ろうとし、
幼いカイリがセブンプリンセスと関係がありキーブレードの勇者と共鳴して引き合うのではないかと推測、
まだこの時はカイリがプリンセスという確証が無かったため、それを確かめる&キーブレード使いを探索する実験の一つとして、
異空の海に送り出され、そうしてカイリが故郷の世界を離れた末に辿り着いた先が、
まさしくキーブレード使いの資質を備えたソラとリクがいるデスティニーアイランドであった。
そして島がハートレスに襲われた際、カイリはプリンセスとしての本能から無自覚なままソラの身体に心を隠し、
後に心を失った肉体はマレフィセントによって探し出され、リクを味方につける交渉材料にされた。

やがてホロウバスティオンでリクの身体を乗っ取った闇の探求者アンセムの言葉でその事実がソラ達の前で明るみになり、
アンセムを退けたものの、カイリ以外のプリンセス達の心で造られた人の心のキーブレードの出現で、闇の世界へ続く鍵穴から闇が溢れ出そうとしていた。
更に人の心のキーブレードはカイリの心が欠けた状態であったため(実際に先端が欠けたような形状になっている)、
出現した鍵穴も不完全でありキーブレードの力を以てしても閉めることができずにいた。
ソラは鍵穴を完全なものにするため、そしてカイリの心を解放するために自らを人の心のキーブレードで貫き心を解放。
カイリが目覚めると共に、身体と心を切り離したソラはハートレス化してしまったが、
エントランスまで逃げて来たカイリは、自分達を追って来た一匹のハートレスがソラであることに気付き、
強い心の繋がりによって奇跡的にハートレスと化していたソラを元に戻すことが出来た。

その後はトラヴァースタウンに保護され、カイリはソラ達について行こうとするが、
戦いに巻き込むわけにはいかないと考えたソラに断られたため、「約束のお守り」をソラに渡し彼らを見送った。
そしてソラ達がアンセムとの決着をつけた後、ソラと離れていてもずっとそばにいる事を約束し、
失われていた世界が再生される中で彼女もデスティニーアイランドに帰還。
その後はソラとリクの帰りを待ち続けるのであった。

+ 以降の作品ごとの活躍(ネタバレ注意)
  • 『II』
『COM』の出来事のせいでソラと関わりのある者達が全員ソラの事を忘れていた中、
カイリは記憶の鎖の修復が完了する前から漠然とソラの存在を覚えていた。

ソラが眠りから覚めたことで完全に記憶を取り戻し、ソラに会いたいという思いを募らせていく。
そんな中、デスティニーアイランドの海岸でXIII機関の一人、アクセルに遭遇。
ソラに会わせてやると誘われるもソラに不利な打算ありと見抜いたカイリは拒絶し、
リクの手引きでプルートとともに一時的にトワイライトタウンに辿り着き、そこでハイネ、ピンツ、オレットに匿われるが、
最終的にアクセルによって捕まってしまう。

途中でアクセルから逃げ出したらしいのだが、今度はサイクスに捕まり「存在しなかった世界」の牢獄に閉じ込められ、
ソラをいいように誘導する道具として利用されかかる。
だが、自身のノーバディであるナミネの手助けにより解放され、彼女と共に逃亡。
途中でサイクスに発見されてしまうが、そこにリクが現れ彼に助けられた。
城を進んでいく内にソラを発見し、迫り来るハートレスをリクから貸し与えられたキーブレード「デスティニープレイス」で撃退し、
駆けつけたソラ達とついに再会した。

ゼムナスが一度倒された後、ソラ達と共にもとの世界へ戻ろうとしたが、
復活したゼムナスの干渉で突然闇の回廊が閉じてしまい、回廊を通る前だったソラとリクとはぐれてしまう。
だが、ゼムナスとの決着をつけたソラとリクが光の扉を通って帰還したことで、ついに故郷で再会を果たした。

ちなみに、『COM』で登場して本作でもキーパーソンになったナミネはカイリのノーバディである。
通常、心に闇を持たず闇に染まる事もないセブンプリンセスからはノーバディは生まれることは無い、
より正確に言えばノーバディ誕生の条件である「ハートレス化」が起きる可能性が無いためノーバディが誕生する余地が無かったのだが、
『KH』で彼女の心が他者であるソラに同化し、そのソラがハートレス化するという例外に次ぐ例外が起きた事により、
ソラの肉体を媒介にしてナミネは誕生したのである。

  • 『BbS』
時系列的に『KH』より数年前の話のため、幼い姿で登場。
アンヴァースに襲われたところをアクアとミッキーに助けてもらい、
お礼としてアクアに積んでいた花をプレゼントし、祖母と共に去っていった。
実は助けられた際に意図せずアクアが使っていたキーブレードに触れ「継承の儀」を行ってしまい、
これが『II』でキーブレードを使えた原因であったらしい。
また、アクアは花を貰ったお礼としてカイリのペンダントに闇から守り光へと導く魔法をかけており、
この魔法の効果で、後にカイリがゼアノートによって異空間に流された際、ソラ達と巡り合ったらしい。

ミッキーもこの時の事は覚えていたが、いかんせん通りすがりの見知らぬ女の子を助けただけの認識であったため、
『III』でアクアから指摘されて初めて当時助けた少女がカイリだと気付いた。

  • 『3D』
シークレットエンディングでキーブレードの勇者の素質を持つ彼女が「7人の光の守護者」の候補としてイェン・シッドの許へと招かれた。

  • 『III』
アクセルもといリアと共にマーリンの計らいで送られた土地でキーブレードを使いこなす為に修行に身を投じる。
当初は過去の一件からリアに苦手意識もあったもののリアの人柄を知るにつれて打ち解けて行った。
やがてリアと共に修行を終え、仲間と共に最終決戦に挑むために再びイェン・シッドの元へと集結。
この際にアクアと再会するもののカイリ本人が幼かった為に彼女の事を覚えていなかった。

キーブレード墓場での最終決戦ではデビルズウェーブに呑まれて連れ去れてしまうが、
その中で強い思いによってソラの消滅を食い止めると同時にソラの体を終わりの世界へと繋ぎ止めていた。
ソラが起こした時間遡行後はリアと共にサイクス、シオンと交戦しており、
修行を終えたばかりの付け焼刃のキーブレード使いの身ながら奮戦していたがゼムナスによって連れ去られ、
最期はマスター・ゼアノートに斬り伏せられて消滅。
これに激昂したソラがマスター・ゼアノートに斬り掛かった事で光と闇の衝突が完遂されχブレードが再建、
全てがゼアノートの計画通りに進んでしまうことになる。
最終的にマスター・ゼアノートは倒され、戦いは終わったもののカイリは消滅したままで、
追加シナリオ「Re Mind」で目覚めの力によって過去に飛んだソラが守護者の心を辿りカイリの心の欠片を集め、ゲートを開いたことで復活するが、
目覚めの力は本来が心を介して閉ざされた心を目覚めさせるもので、しかしソラがこの力を使って行った「消え行く心を強引に元に戻す」ことは、
結果的だが「対象を目覚めさせる」という現象を超えて、事象の書き換え、あるいは時間を巻き戻して対象を救っているようなものであり、
本来の領域と違う手段に用いたソラは、程なく禁忌を犯した代償により『KH』の全ての世界の「外側」に弾かれて、カイリの前で消滅したのだった。

ちなみに、同作時点ではセブンプリンセスは代替えが起きている(ただし身元が判明しているのは同作では3人)が、
カイリだけはセブンプリンセスのままである。
『KH』で他の6人の心が人の心のキーブレード誕生に使われたための現象なのか、カイリが他のプリンセスに無い特別な何かを持つためなのかは不明。


MUGENにおけるカイリ(キングダム ハーツ)

Shimmering Brony氏(ShimDraws氏)の製作したMUGEN1.0以降専用キャラが公開中。
外見は『II』準拠。
キーブレードによる近接攻撃と魔法による飛び道具を備えたオールラウンダーな性能となっている。
切り札は3ゲージ消費でライフ300以下の時のみ発動できる全画面超必殺技「Light Shotlock」。
AIはデフォルトで搭載済み。

出場大会

  • 「[大会] [カイリ(キングダム_ハーツ)]」をタグに含むページは1つもありません。

*1
+ 「セブンプリンセス」あるいは「セブンハート」の詳細な解説
今でこそ異なる複数の世界がここに独立して暮らしている『KH』の世界であるが、
太古は本編時点と異なり世界は1つのみで、全て地続きであった。
ところが、ある時に大いなる心「真のキングダムハーツ」を巡る争いが発生し、世界は闇に呑まれてしまった。
だが、生き残っていた子供達の心に残っていた光を元に世界は現在のように異なる複数の世界の形に再編された、
という出来事があったと言い伝えられている。
セブンプリンセスはこの世界の再編を起こした中心であったと共に、
闇に飲まれた「真のキングダムハーツ」の代わりとして誕生した光の世界の根源に等しい「7つの闇無き純粋な心」の持ち主らしい。
「真のキングダムハーツ」が失われた際に、それと対であり本鍵に当たるχブレードが砕けたのだが、
そこから別れた光の数が7つと言い伝えられており、これがセブンプリンセスになったとも解釈できるものの、まだ確定ではない。

いずれにせよ、セブンプリンセスと「キングダムハーツ」は密接な関係にあり、
彼女達7人の心がそろった時、鍵穴「闇へと通じる鍵穴」と「人の心のキーブレード」が出現し、
「キングダムハーツ」へと続く扉が開かれるとされており、『KH』でその伝承は事実と証明された。
「かつての1つの世界」が再編後にバラバラになったのは、不完全な再生をしただけでなく、
太古の世界の滅亡の原因が「真のキングダムハーツ」を巡る争いであったことから、
容易に往来できない別々の世界にセブンプリンセス達がそれぞれ生まれる形にすることで、
彼女達が揃う事態=「キングダムハーツ」への扉が開かれることを防ぐための仕組みでもあった模様。


最終更新:2026年08月20日 19:59